JP3027873U - ドライバー - Google Patents
ドライバーInfo
- Publication number
- JP3027873U JP3027873U JP1996000043U JP4396U JP3027873U JP 3027873 U JP3027873 U JP 3027873U JP 1996000043 U JP1996000043 U JP 1996000043U JP 4396 U JP4396 U JP 4396U JP 3027873 U JP3027873 U JP 3027873U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shaft
- driver
- joint
- grip handle
- cutting edge
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Details Of Spanners, Wrenches, And Screw Drivers And Accessories (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 本考案は、少なくとも一端側に刃先の形成さ
れた軸が握り柄に装着脱可能なドライバーに関し、当該
ドライバーを従来のものに比して簡易に製造することを
課題とするものである。 【解決手段】 少なくとも一端6b側に刃先が形成された
軸6 を握り柄1 に装着脱可能とすべく、該握り柄1 に接
合部5 が設けられてなるドライバーに於いて、前記握り
柄1 と接合部5 とが、合成樹脂にて一体成型されている
ことを特徴とするものである。
れた軸が握り柄に装着脱可能なドライバーに関し、当該
ドライバーを従来のものに比して簡易に製造することを
課題とするものである。 【解決手段】 少なくとも一端6b側に刃先が形成された
軸6 を握り柄1 に装着脱可能とすべく、該握り柄1 に接
合部5 が設けられてなるドライバーに於いて、前記握り
柄1 と接合部5 とが、合成樹脂にて一体成型されている
ことを特徴とするものである。
Description
【0001】
本考案は、少なくとも一端側に刃先が形成された軸が握り柄に装着脱可能なド ライバーに関する。
【0002】
従来、少なくとも一端側に刃先が形成された軸が握り柄に装着脱可能なドライ バー(以下、単にドライバーという)の一例としては、図4に示すように、断面 視六角形状の胴部10の両端11,12 に異形状の刃先、例えば、プラス型刃先11とマ イナス型刃先12とが形成された軸14と、内部が軸14の胴部10を嵌合保持すべく断 面視六角形状に形成され、且つ外部に長手方向の溝が複数条形成された金属製の 接合部材15と、孔16a が穿設された合成樹脂製の握り柄16とからなり、該握り柄 16の孔16a に前記接合部材15を圧入する(矢印に示す)ことにより握り柄16に接 合部17が設けられた構成からなる。
【0003】 かかるドライバーは、一端側から接合部17に軸14を嵌入すればその胴部10が接 合部17に嵌合保持されて軸14が装着され、他端側のマイナス型刃先12を使用でき 、該軸14を引き抜き他端側から装着すれば一端側のプラス型刃先11を使用するこ とができるものである。
【0004】
しかしながら、上記従来のドライバーは、握り柄16と接合部17とが、別体で構 成されているので、製造に際して接合部17を構成する接合部材15を握り柄16に圧 入する工程が必要であるという問題点があった。
【0005】 本考案は、上記の如き従来の問題点に鑑みてなされたもので、従来のものに比 べて簡易に製造できるドライバーを提供することを課題とするものである。
【0006】
本考案は、このような課題を解決するためになされたもので、その課題を解決 するための手段は、少なくとも一端6b側に刃先が形成された軸6 を握り柄1 に装 着脱可能とすべく、該握り柄1 に接合部5 が設けられてなるドライバーに於いて 、前記握り柄1 と接合部5 とが、合成樹脂にて一体成型されてなることにある。
【0007】 かかる手段からなるドライバーは、握り柄1 に接合部5 が、一体的に樹脂成型 されているので、握り柄1 を成型すると、同時に接合部5 が形成されることとな る。 従って、従来のドライバーのように、接合部材を握り柄に圧入する作業を行な う必要がない。
【0008】
以下、本考案のドライバーの一実施形態を図面に従って説明する。 図1及び図2に於いて、1 は、複数の滑り止め用の溝2 が形成された合成樹脂 製の握り柄を示し、手で把持可能な程度の長樽形状に形成されている。
【0009】 さらに、前記握り柄1 の一端面1aから内部に向かって断面視六角形状の嵌入穴 3 が設けられ、且つ該一端面1aには、嵌入穴3 に連通する筒状突部4 が突設され ている。 前記嵌入穴3 と筒状部4 とは、握り柄1 と共に一体的に樹脂成型されることに よって設けられており、かかる嵌入穴3 と筒状部4 とから接合部5 が構成されて いる。
【0010】 6 は、断面視六角形状の胴部6aの両端6b,6c にプラス型刃先6bとマイナス型刃 先6cとが形成された軸を示し、一端6b側又は他端6c側から接合部5 に嵌入脱自在 であり、該軸6 が嵌入された際には、その胴部6aが接合部5 に嵌合保持されるこ とにより握り柄1 に軸6 が装着される。 尚、かかる軸6 は、対向する二面間の距離が6.35mmに設計されている。
【0011】 7 は、軸6 の胴部6aを押圧して嵌入された軸6 を極めて確実に接合部5 にて嵌 合保持すべく筒状突部4 の内部に僅かに突出させたボールを示す。 8 は、前記ボール7 が筒状突部4 から離脱することを防止し、且つ該ボール7 を筒状突起4 の内部方向に付勢するためのリングを示す。
【0012】 上記構成からなるドライバーは、握り柄1 に接合部5 が、一体的に樹脂成型さ れている、即ち、握り柄1 を成型すると同時に接合部5 が形成されることとなる ので、従来のドライバーのように、接合部を握り柄に圧入する作業を行なう必要 がない。 従って、ドライバーの製造工程の一工程を削除でき、従来のものに比して簡易 に製造することができるのである。
【0013】 そして、本考案に係るドライバーは、一端6b側から接合部5 に軸14を嵌入すれ ば接合部17に嵌合保持されて握り柄1 に装着され、他端6c側のマイナス型刃先を 以てマイナスねじの締付等を行なうことができ、一方、軸6 を引き抜き反転させ て他端6c側から装着すれば一端6b側のプラス型刃先11でねじの締付等を行なうこ とができるものである。
【0014】 尚、上記実施形態に於いて、軸6 の両端6b,6c には、プラス型及びマイナス型 の異形状の刃先が形成されているが、必ずしも軸6 の刃先はかかる形状に限定さ れるものではなく、例えば、一端6b側がマイナス型の刃先で、且つ他端6cが尖っ た錐形状の刃先であってもよく、又、一端6bがプラス型の刃先で、且つ他端6cが それより小さいプラス型の刃先等であってもよく、その形状は任意である。 また、必ずしも軸6 の両端6b,6c に刃先が形成されていなければならないわけ ではなく、一端6b側のみに所定の刃先が形成され、且つ他端6c側から握り柄1 の 接合部5 に装着脱自在な軸6 であってもよい。 さらに、上記実施形態に於いて、軸6 の対向する二面間の距離は、6.35mmに設 計されているが、勿論軸6 の幅は6.35mmに限定されるものではない。
【0015】 さらに、上記実施形態に於いて、接合部5 は、嵌入穴3 と筒状部4 とから構成 されているが、必ずしも接合部5 は、嵌入穴3 と筒状部4 とから構成されていな ければならないわけではない。 つまり、嵌入穴3 のみでも軸6 を嵌合保持可能であり、又、筒状部4 を長くす れば嵌入穴3 を設けずとも軸6 を保持できるからである。 加えて、上記実施形態に於いては、軸6 の胴部6aが断面視六角形状に形成され 、且つ接合部5 の内部も断面視六角形状に形成されているが、必ずしも軸6 又は 接合部5 の内部はかかる形状に限定されず、例えば、図3の(イ)に示すように 、六角形状の軸6 に対して、接合部5 の内部を軸6 の三面に当接しうる三角形状 に形成してもよく、又、図3の(ロ)に示すように、円形状の軸6 に凸状部6dを 設け、接合部5 の内部に該凸状部6dに嵌合しうる凹状部5aを設けててもよい。 要は、軸6 が嵌入された際に、接合部5 にて該軸6 を長手方向に不用意に抜脱 しないように嵌合保持できればよいのである。
【0016】
叙上のように、本考案に係るドライバーは、握り柄と接合部とが、一体的に樹 脂成型されているので、従来のドライバーのように、接合部を握り柄に圧入する 作業を行なう必要がない。 従って、ドライバーの製造工程の一工程を削除でき、従来のものに比して簡易 に製造することができ、製造原価を下げることができるのである。
【図1】本考案に於けるドライバーの一実施形態を示す
斜視図。
斜視図。
【図2】図1に於けるドライバーの長手方向の断面図。
【図3】(イ)及び(ロ)共に、本考案に於けるドライ
バーの他実施形態を示す正面図。
バーの他実施形態を示す正面図。
【図4】従来のドライバーを示す一部切欠斜視図。
1 …握り柄、5 …接合部、6 …軸、6a…胴部、6b…一
端、6c…他端
端、6c…他端
Claims (3)
- 【請求項1】 少なくとも一端(6b)側に刃先が形成され
た軸(6) を握り柄(1)に装着脱可能とすべく、該握り柄
(1) に接合部(5) が設けられてなるドライバーに於い
て、前記握り柄(1) と接合部(5) とが、合成樹脂にて一
体成型されてなることを特徴とするドライバー。 - 【請求項2】 両端(6b),(6c) に異形状の刃先が形成さ
れた軸(6) と、該軸(6) の両端(6b),(6c) の何れからで
も嵌入脱可能で、且つ該軸(6) の胴部(6a)を嵌合保持し
うる接合部(5) が設けられた握り柄(1) とから構成され
てなるドライバーに於いて、前記握り柄(1) と接合部
(5) とが、合成樹脂にて一体成型されてなることを特徴
とするドライバー。 - 【請求項3】 前記軸(6) に形成された刃先の形状が、
一端(6b)側がプラス型で、且つ他端(6c)側がマイナス型
である請求項2記載のドライバー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1996000043U JP3027873U (ja) | 1996-01-11 | 1996-01-11 | ドライバー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1996000043U JP3027873U (ja) | 1996-01-11 | 1996-01-11 | ドライバー |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3027873U true JP3027873U (ja) | 1996-08-20 |
Family
ID=43162966
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1996000043U Expired - Lifetime JP3027873U (ja) | 1996-01-11 | 1996-01-11 | ドライバー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3027873U (ja) |
-
1996
- 1996-01-11 JP JP1996000043U patent/JP3027873U/ja not_active Expired - Lifetime
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
TWI273951B (en) | Retaining device | |
US6082229A (en) | Retaining device of socket spanner | |
JP2008512279A (ja) | 筆記用具 | |
JP3027873U (ja) | ドライバー | |
US20020166176A1 (en) | Bottle opener | |
JP3071682U (ja) | 筆記具 | |
JPH0352418U (ja) | ||
JP2020066091A (ja) | ドライバー | |
JPH04123864U (ja) | パーキングブレーキ操作装置用の操作ノブの取付構造 | |
JP3582107B2 (ja) | 筆記具用キャップ | |
JPH0238850Y2 (ja) | ||
JPH0314748Y2 (ja) | ||
JP3089927U (ja) | ねじおよびねじ回し工具 | |
JP3049187U (ja) | ネジ頭保持具付きドライバービット及びネジ頭保持具 | |
JP2005081743A (ja) | クリップ取付構造 | |
JP2573824Y2 (ja) | アンカ−ボルト打込棒 | |
JPH0730280Y2 (ja) | 差し替え式ドライバー | |
JPH0423035Y2 (ja) | ||
JPS595598Y2 (ja) | シヤ−プペンシル | |
JPH01137201U (ja) | ||
JPS63154168U (ja) | ||
JPH0454676U (ja) | ||
JPH03123314A (ja) | 部材の結合方法 | |
JPH0129009Y2 (ja) | ||
JPH1035936A (ja) | 給紙用ローラ |