JPH04123864U - パーキングブレーキ操作装置用の操作ノブの取付構造 - Google Patents
パーキングブレーキ操作装置用の操作ノブの取付構造Info
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- JPH04123864U JPH04123864U JP3793091U JP3793091U JPH04123864U JP H04123864 U JPH04123864 U JP H04123864U JP 3793091 U JP3793091 U JP 3793091U JP 3793091 U JP3793091 U JP 3793091U JP H04123864 U JPH04123864 U JP H04123864U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 異形の操作ノブであっても、所定の姿勢を確
保した状態で容易に取付けることができる車両用のパー
キングブレーキ操作装置における操作ノブの取付構造を
提供する。 【構成】 ノブ部材10は異形のノブであり、内部には
中空部12を有する。この中空部12の内周壁部にはめ
ねじ部12aが設けられているが、中空部12の基端側
上方には凸状の係合部14が設けられている。ロッド部
材20の基端部22にはめねじ部12aと螺合するおね
じ部22aが設けられている。おねじ部22aの一部に
は、係合部14と係合可能な凹状の被係合部24が設け
られている。この係合部14と被係合部24とが係合す
る状態でノブ部材10とロッド部材20とが連結され
る。
保した状態で容易に取付けることができる車両用のパー
キングブレーキ操作装置における操作ノブの取付構造を
提供する。 【構成】 ノブ部材10は異形のノブであり、内部には
中空部12を有する。この中空部12の内周壁部にはめ
ねじ部12aが設けられているが、中空部12の基端側
上方には凸状の係合部14が設けられている。ロッド部
材20の基端部22にはめねじ部12aと螺合するおね
じ部22aが設けられている。おねじ部22aの一部に
は、係合部14と係合可能な凹状の被係合部24が設け
られている。この係合部14と被係合部24とが係合す
る状態でノブ部材10とロッド部材20とが連結され
る。
Description
【0001】
本考案は、車両用のパーキングブレーキ操作装置における操作ノブの取付構造
に関する。
【0002】
図5に、従来のパーキングブレーキ操作装置用の操作ノブの取付構造の一例を
示す。この従来例においては、レリーズロッド1と操作ノブ2との連結をねじ止
めにより達成している。すなわち、レリーズロッド1の基端部におねじ部1aを
形成し、一方操作ノブ2の内部にめねじ部2aを形成し、このめねじ部2aにレ
リーズロッド1のおねじ部1aを螺合させることにより両者を連結している。
【0003】
そして、前記操作ノブ2は、この操作ノブ2と操作レバー3のスプリング係止
部3aとの間に張設したコイルスプリング4により、常時その突出方向に付勢さ
れた状態で装着され、また、操作ノブ2の先端部は操作レバー3の先端に装着さ
れたグリップ5の先端部より突出した状態にある。
【0004】
しかしながら、このような従来の操作ノブをねじ止めによってレリーズロッド
に固定する取付構造においては、操作ノブの着脱が容易であることから、組立て
性がよいこと、部品の交換が可能なこと等の利点を有するが、異形の操作ノブに
ついては適用できないという課題があった。
【0005】
すなわち、図6に示すように、操作ノブ2の先端に傾斜した押圧面2bが形成
され、中心軸gに対して非対称形をなす操作ノブ2においては、親指等による押
圧操作を操作性よく行うために、前記押圧面2bが上方を向く状態でレリーズロ
ッドに装着される必要がある。
【0006】
しかしながら、操作ノブ2を所定の姿勢で組立てることが困難であり、例えば
押圧面2bが横方向や下方向に向いてしまう等の課題があった。
【0007】
そのため、異形ノブを用いる場合には、従来は操作ノブをモールド一体成形ま
たは接着によってレリーズロッドに固定することが行われており、製造効率の点
で不利なだけでなく、操作ノブを単品で部品交換することができないという不都
合があった。
【0008】
本考案は、このような従来技術の課題に鑑みてなされたものであり、その目的
とするところは、軸線に対して対称的な形状を有する操作ノブのみならず軸線に
対して非対称形をなす異形の操作ノブであっても、所定の姿勢を確保した状態で
容易に取付けることができる操作ノブの取付構造を提供することにある。
【0009】
前記課題を解決するため、本考案のパーキングブレーキ操作装置用の操作ノブ
の取付構造は、ノブ部材にパーキングブレーキ作動用のロッド部材を連結して構
成されるパーキングブレーキ操作装置用の操作ノブの取付構造において、
前記ノブ部材は、その内部にめねじ部と係合部とを有し、
この係合部は、ノブ部材の長手方向に沿って形成された複数のスリットにより
たわみ変形が可能に構成され、
前記ロッド部材は、その基端部におねじ部と被係合部とを有し、
前記めねじ部とおねじとが螺合するとともに、前記係合部と被係合部とが係合
することによりノブ部材とロッド部材とが連結されていることを特徴とする。
【0010】
本考案においては、ノブ部材の内部に係合部を設け、かつ、ロッド部材の基端
部に前記係合部を係合する被係合部を設け、この両者が係合する状態においてノ
ブ部材とロッド部材とが連結する状態とした。したがって、この両者の位置関係
を調整することにより、異形のノブ部材であっても、所定の姿勢を確保した状態
で取付けることができる。また、前記係合部と被係合部との係合により、ノブ部
材の回転防止も図られる。
【0011】
以下、本考案の一実施例を、図面を参照して詳細に説明する。
【0012】
図1は、本考案の一実施例にかかるノブ部材とロッド部材とを示す一部断面図
である。同図において、ノブ部材10は全体形状がほぼ筒状をなすが、前述した
異形のノブであり、その内部には中空部12を有する。そして、この中空部12
の内周壁部にはめねじ部12aが設けられている。そして、この中空部12の基
端側上方は凸状の係合部14が形成され、この係合部14の内周にはめねじ部は
設けられていない。
【0013】
図2は、図1のノブ部材10とロッド部材20とを上方よりみた状態で示す平
面図である。同図において、前記係合部14の両サイドには、ノブ部材10の長
手方向に延在するスリット16,16が形成され、これらストット16,16に
より係合部14の自由端は上下方向にたわむことができる。
【0014】
一方、図1において、ほぼ棒状をなすロッド部材20の基端部22には前記め
ねじ部12aと螺合するおねじ部22aが設けられている。そして、このおねじ
部22aの後方側には、前記係合部14と係合可能な凹状の被係合部24が設け
られている。なお、この被係合部24にはおねじ部は設けられていない。
【0015】
次に、前記ノブ部材10とロッド部材20との連結について説明する。
【0016】
図3は、ノブ部材10とロッド部材20とを連結する際の工程を示す一部断面
図である。同図において、まずロッド部材20の基端部22をノブ部材10の中
空部12の入口12bに当接させる。次いで、ロッド部材20を、前記おねじ部
22aとめねじ部12aとを螺合させながら矢印Aの方向に前進させる。この際
、前記ノブ部材10の係合部14は、前記スリット16,16の作用により上方
に撓み、これにより、ロッド部材20のノブ部材10への進入が可能となってい
る。
【0017】
そして、前述のようにロッド部材20をさらに矢印Aの方向に所定位置まで前
進させると、前記のように撓んだ係合部14がその弾性により元の形状に復元し
、ロッド部材20に設けた被係合部24と係合し、ノブ部材10とロッド部材2
0との連結が完了する(図4参照)。
【0018】
次に、本実施例の作用について説明する。
【0019】
本実施例においては、ノブ部材10の内部に設けためねじ部12aの一部に凸
状の係合部14を設け、かつ、ロッド部材20に設けたおねじ部22aの一部に
凹状の被係合部24を設け、これら両者が係合する状態でノブ部材10とロッド
部材20とを連結させることとした。
【0020】
したがって、前記係合部14と被係合部24との位置関係を調整することによ
って、ノブ部材10に所定の姿勢を容易に付与でき、この結果、前述した異形の
ノブであっても所定の姿勢を確保した状態で取付けることが可能となる。
【0021】
以上、本考案の一実施例について説明したが、本考案はこれに限定されるもの
ではなく本考案の要旨の範囲内で種々の変形実施が可能である。例えば、前記係
合部14はノブ部材10の基端側に設ければ十分であり、必ずしも上方のみなら
ず下方または横方向に設けてもよい。また、係合部14と被係合部24とが係合
できれば十分であり、係合部14が凹状で被係合部24が凸状であってもよい。
【0022】
以上、説明したように、本考案によれば、ノブ部材の内部に係合部を設け、か
つ、ロッド部材の基端部に被係合部を設け、この両者が係合する状態においてノ
ブ部材とロッド部材とが連結する状態としたため、異形のノブであっても所定の
姿勢を確保した状態で簡単に取付けることが可能な操作ノブの取付構造を提供す
ることができる。
【図1】本考案の一実施例にかかるノブ部材とロッド部
材とを示す一部断面図である。
材とを示す一部断面図である。
【図2】図1のノブ部材とロッド部材とを示す平面図で
ある。
ある。
【図3】ノブ部材とロッド部材とを連結する際の工程を
示す断面図である。
示す断面図である。
【図4】ノブ部材とロッド部材との連結状態を示す断面
図である。
図である。
【図5】従来の操作ノブの取付構造の一例を示す断面図
である。
である。
【図6】異形操作ノブを示す説明図である。
10 ノブ部材
12a めねじ部
14 係合部
16 スリット
20 ロッド部材
22a おねじ部
24 被係合部
HB009202
HB009202
Claims (1)
- 【請求項1】 ノブ部材にパーキングブレーキ作動用の
ロッド部材を連結して構成されるパーキングブレーキ操
作装置用の操作ノブの取付構造において、前記ノブ部材
は、その内部にめねじ部と係合部とを有し、この係合部
は、ノブ部材の長手方向に沿って形成された複数のスリ
ットによりたわみ変形が可能に構成され、前記ロッド部
材は、その基端部におねじ部と被係合部とを有し、前記
めねじ部とおねじとが螺合するとともに、前記係合部と
被係合部とが係合することによりノブ部材とロッド部材
とが連結されていることを特徴とするパーキングブレー
キ操作装置用の操作ノブの取付構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3793091U JPH04123864U (ja) | 1991-04-23 | 1991-04-23 | パーキングブレーキ操作装置用の操作ノブの取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3793091U JPH04123864U (ja) | 1991-04-23 | 1991-04-23 | パーキングブレーキ操作装置用の操作ノブの取付構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04123864U true JPH04123864U (ja) | 1992-11-10 |
Family
ID=31919558
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3793091U Withdrawn JPH04123864U (ja) | 1991-04-23 | 1991-04-23 | パーキングブレーキ操作装置用の操作ノブの取付構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04123864U (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002046763A (ja) * | 2000-08-07 | 2002-02-12 | Toppan Printing Co Ltd | イージーピール蓋材 |
WO2018070068A1 (ja) * | 2016-10-13 | 2018-04-19 | 豊田鉄工株式会社 | パーキングブレーキレバー装置 |
JP2019026125A (ja) * | 2017-07-31 | 2019-02-21 | ダイハツ工業株式会社 | ノブ装着構造 |
-
1991
- 1991-04-23 JP JP3793091U patent/JPH04123864U/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002046763A (ja) * | 2000-08-07 | 2002-02-12 | Toppan Printing Co Ltd | イージーピール蓋材 |
WO2018070068A1 (ja) * | 2016-10-13 | 2018-04-19 | 豊田鉄工株式会社 | パーキングブレーキレバー装置 |
TWI655126B (zh) * | 2016-10-13 | 2019-04-01 | 日商豊田鐵工股份有限公司 | 手煞車拉桿裝置 |
JP2019026125A (ja) * | 2017-07-31 | 2019-02-21 | ダイハツ工業株式会社 | ノブ装着構造 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19950713 |