JPH018296Y2 - - Google Patents

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JPH018296Y2
JPH018296Y2 JP1983030105U JP3010583U JPH018296Y2 JP H018296 Y2 JPH018296 Y2 JP H018296Y2 JP 1983030105 U JP1983030105 U JP 1983030105U JP 3010583 U JP3010583 U JP 3010583U JP H018296 Y2 JPH018296 Y2 JP H018296Y2
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JP
Japan
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handle
elastic member
cap
nut
screw
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JP1983030105U
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JPS59136275U (ja
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  • Details Of Spanners, Wrenches, And Screw Drivers And Accessories (AREA)
  • Cleaning Implements For Floors, Carpets, Furniture, Walls, And The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は柄のキヤツプに係り、さらに詳しくは
接着作業や、溶着作業を必要とせず、きわめて容
易に柄に固定することができる柄のキヤツプに関
するものである。
金属管などから成るモツプ、その他の各種装置
の柄の一端には一般に外観を整える装飾効果を持
つと共に、金属等のパイプから成る柄の端部の鋭
いエツジから利用者の手、指等を守る機能を有す
るキヤツプが嵌められている。
この種のキヤツプは一般に合成樹脂等から形成
され、接着剤等により柄の先端に固定したり、あ
るいは柄が合成樹脂である場合には溶着等の手段
によつてキヤツプを柄に固定している。いずれに
しても接着作業や溶着作業が必要であるから作業
工数も多く、交換も困難で、コスト高となるとい
う欠点があつた。
本考案は以上のような従来の欠点を除去するた
めに考案されたもので、ねじを回すだけで確実に
キヤツプを柄に固定することができるようにする
と共に、必要に応じキヤツプを取外し、交換し得
るように構成した柄のキヤツプを提供することを
その目的としている。
以下、図面に示す実施例に基いて本考案の詳細
を説明する。
第1図〜第3図は本考案の一実施例を示すもの
で、本考案になる柄のキヤツプは軟質又は半硬質
の合成樹脂、或は合成ゴムなどから一体に成形さ
れたキヤツプ本体1と、その先端に円筒部2、後
端には円筒部2と一体の対向して形成された連結
板3,3を介して一体的に連続して形成された端
板4を有する。
この端板4の中央部には透孔5が形成されてい
る。端板4と円筒部2の底板2aとの間で、連結
板3,3で囲まれた空間6は壁面の釘や、フツク
等にモツプを吊り下げるための空間となつてい
る。
一方、円筒部2の内径は中空のパイプとして形
成された柄7の外径とほぼ等しく、この円筒部2
内には底板2aから一体的に円柱状の弾性部材8
を円筒部2と同心状に形成されており、この弾性
部材8は、外径は柄7の内径よりわずかに小さ
く、その長さは円筒部2の長さよりも長く形成を
し、中心には軸線方向に沿つて透孔8aが穿設さ
れている。
他方、底板2aにはその中心部に透孔2bが形
成されており、この透孔2bを通つてねじ10が
嵌合されている。ねじ10はその頭部10aは前
記端板4側に向つて嵌合される。
ねじ10の山径は弾性部材8の透孔8aの内径
よりわずかに小さい。
従つて、ねじ10を透孔8a中に嵌合させる
と、自由に嵌合できる。
ねじ10の先端には弾性部材8の外側において
比較的大きなナツト11が嵌合されている。
従つて、ナツト11を締めて、その側面を弾性
部材8の外側面に押圧させ、ナツト11と弾性部
材8の端縁との間の摩擦力を増大させると、ねじ
10を回した場合、弾性部材8は底板2aと一体
であるから回らず、ナツト11だけが進退して弾
性部材8側に引きつけられることになるので、第
3図に示すようにナツト11は弾性部材8の先端
に食い込んだ状態とになる。
本実施例は以上のように構成されているため、
まずナツト11の締着力を調節して、弾性部材8
の外径が柄7の内径よりもわずかに小さい程度に
保たれるように調整しておく。
この状態でキヤツプの円筒部2と弾性部材8と
の間に柄7の端部を嵌合させ、第2図に示すよう
に柄7の先端を底板2aに接触させる。
この状態で端板4の透孔5を通して図示を省略
したドライバを挿入し、ねじ10をねじ込む方向
に回転させる。
すると、弾性部材8の一端面は底板2aに固定
されており、ナツト11は摩擦力により弾性部材
8に対して仮固定された状態にあるため、ねじ1
0だけが回転する。この結果、ナツト11は弾性
部材8側に引き寄せられ、弾性部材8を強く押圧
する。
弾性部材8が強く押圧されると、弾性部材8は
圧縮されるが、底板2aに押しつけられて逃げ場
を失ないその外径が大となる方向へと変形する。
この変形に伴い、弾性部材8の外周面は柄7の
内周面に押圧され、両者間に大きな摩擦力が生じ
る。
この摩擦力は極めて大きく、キヤツプ1に対し
引き抜く方向へ余程大きな力を加えなければキヤ
ツプは抜けない。
このようにして接着や溶着を必要とせず、ねじ
10を回すだけでキヤツプ1を完全に柄の外側に
固定することができる。
ところで、第4図、および第5図は本考案の他
の実施例を説明するもので、本実施例にあつては
弾性部材8の先端側の端縁にナツト11が嵌合で
きるナツトと同一断面形状の凹部8bが形成され
ている。凹部8bの深さは図示の例の場合、ナツ
ト11の厚みのほぼ1/2であるが、少なくともそ
の一部が嵌合できる程度の深さでもよく、又全体
が嵌合する程度の深さでもよい。
このような構造を採用すれば、ナツト11は摩
擦力によらず弾性部材8に対して回転しないで係
止された状態となり、前述した実施例のようにあ
らかじめナツトを締め付けて仮固定する必要はな
い。
このような構造を採用しても前述した実施例と
同様の効果が得られる。
ところで、第6図、および第7図に示すものは
本考案の更に他の実施例を説明するもので、本実
施例にあつてはねじ10の先端に遊嵌されるワツ
シヤ9を介してナツト11が螺合されている。
本実施例の場合には第1図〜第3図に示した実
施例と同様にナツト11を締めつけてワツシヤ9
と弾性部材8との間、及びナツト11とワツシヤ
9との間に摩擦力を生じさせナツト11及びワツ
シヤ9を仮固定しておかなければならない。
このような構造を採用しても前述したのと同様
な効果が得られる他に、ワツシヤ9が大直径であ
るため弾性部材8に対する押圧力を均一に加える
ことができ、弾性部材8の変形を部分的ではな
く、全体的に生じさせ確実に柄に対して固定する
ことができる。
以上の説明から明らかなように本考案によれ
ば、キヤツプ本体を軟質性の合成樹脂、或は合成
ゴムなどの資材をもつて形成すると共に柄に挿入
される弾性部材を一体的に形成をしたので、従来
のキヤツプ本体と弾性部材を別体に形成をしたも
のと比較をし、部品点数が削減されて製産性を著
しく向上させることができ、しかもねじを回す簡
単な操作で柄に対してキヤツプを完全に固定を
し、或はキヤツプの交換も容易にでき、接着作業
や溶着作業を全く必要としない柄のキヤツプを得
ることができる。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の一実施例を説明するもので、第1
図はキヤツプの斜視図、第2図、及び第3図は柄
に対する固定前、及び固定後の縦断側面図、第4
図、及び第5図は本考案の他の実施例を示す固定
前、および固定後の縦断側面図、第6図、および
第7図は本考案のさらに他の実施例を示す固定
前、および固定後の縦断側面図である。 1……キヤツプ本体、2……円筒部、3……連
結片、4……端板、5……透孔、6……空間、7
……柄、8……弾性部材、9……ワツシヤ、10
……ねじ、11……ナツト。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 中空の柄の一端内に嵌挿される弾性部材と、
    その柄端に被着されるキヤツプ本体とをねじを
    もつて緊締をし、該ねじに螺合したナツトによ
    つて弾性部材を圧縮するようにした柄のキヤツ
    プにおいて、前記キヤツプ本体1は、軟質又は
    半硬質の合成樹脂、或は合成ゴムなどの資材を
    もつて中空の柄7の外径とほぼ等しい内径の円
    筒部2に形成をすると共に該円筒部2の底板2
    aから、柄7の内径よりもわずかに小さい外径
    の円柱状の弾性部材8を円筒部2と同芯状に一
    体的に形成をし、底板2a及び弾性部材8の中
    央部に軸線方向に沿つて前記ねじ10が挿通さ
    れるねじ径よりわずかに大きい透孔2b,8a
    を貫穿をし、ねじ先端に螺合したナツト11を
    弾性部材8の端縁に接するように螺合されてい
    ることを特徴とする柄のキヤツプ。 2 弾性部材8の先端に形成されたナツト11
    は、このナツトと同一の形状を有する凹部中に
    嵌合させた状態で螺合されていることを特徴と
    する実用新案登録請求の範囲第1項記載の柄の
    キヤツプ。 3 ナツト11はねじ10の先端に遊嵌され、弾
    性部材8の先端に接して配置されたワツシヤ9
    の外側に螺合されていることを特徴とする実用
    新案登録請求の範囲第1項記載の柄のキヤツ
    プ。
JP3010583U 1983-03-02 1983-03-02 柄のキヤツプ Granted JPS59136275U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3010583U JPS59136275U (ja) 1983-03-02 1983-03-02 柄のキヤツプ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3010583U JPS59136275U (ja) 1983-03-02 1983-03-02 柄のキヤツプ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59136275U JPS59136275U (ja) 1984-09-11
JPH018296Y2 true JPH018296Y2 (ja) 1989-03-06

Family

ID=30160976

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3010583U Granted JPS59136275U (ja) 1983-03-02 1983-03-02 柄のキヤツプ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS59136275U (ja)

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5143883Y2 (ja) * 1972-02-10 1976-10-25
JPS5589740U (ja) * 1978-12-18 1980-06-20
JPS5817748Y2 (ja) * 1980-01-30 1983-04-11 幸一 楊川 ハンマ−のグリツプ

Also Published As

Publication number Publication date
JPS59136275U (ja) 1984-09-11

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