JP3027545U - おにぎり - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 （修正有） 【課題】天ぷらにすることにより、味がよい上に、さま
ざまな食べ方を楽しむことができるおにぎりを提供する
ことをその目的とするものである。 【解決手段】おにぎりに小麦粉の衣をつけて油で揚げた
ものであり、好みに応じて、野菜、魚介類などから適宜
に選択した具を、小麦粉の衣に加えて揚げるようにして
もよい。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

この考案は、おにぎりに関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

日本人に人気のあるおにぎりであるが、従前から中に入れる具については、種 々工夫がなされているが、それ以外についてはほとんど変化がなかったものであ る。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

上記のような実状に鑑み、この考案は、天ぷらにすることにより、味がよい上 に、さまざまな食べ方を楽しむことができるおにぎりを提供することをその目的 とするものである。

【０００４】

【問題を解決するための手段】

上記の目的を達成するために、この考案に係るおにぎりは、小麦粉の衣をつけ て油で揚げたものである。 そして、上記のおにぎりは、野菜、魚介類などから適宜に選択した具を小麦粉 の衣に加えて揚げるようにしてもよい。

【０００５】

【作用】

以下、本考案に係るおにぎりについて説明する。 本考案によれば、おにぎりは、小麦粉の衣をつけて揚げたり、あるいは、野菜、 魚介類などから適宜に選択した具を小麦粉の衣に加えて揚げるだけで、そのまま 熱いうちに食べてもよいし、急速冷凍させて保存してもよい。

【０００６】

【実施例】

以下、本考案に係るおにぎりについて、添付図面に示した実施の一例に基づき 説明する。 図１において、１はおにぎり、２はおにぎり１の中の具、３は衣、４は衣３に 加えられた具である。 おにぎりの調理法は以下の通りである。 １．といだお米を１時間以上おいてから炊飯する。 ２．炊き上げたご飯を、しゃもじでご飯を切るようにしてさっくり混ぜ、おひつ に移す。 ３．おにぎりを作る。大きさは直径３cm〜４cmが望ましい。おにぎりの中に入れ る具については、梅干し、シャケ、メンタイコ、オカカなどから任意に選べばよ い。 ４．天ぷらを揚げる油の温度は170度〜180度が望ましい。 ５．衣に加える具は、野菜や魚介類などから任意に選べばよい。 ６．衣はねばりがでないように、冷水に卵をよくといてから小麦粉を入れる。そ の際、小麦粉にその１割程度の片栗粉を加えると、味も見栄えも増す。 ７．上記３のおにぎりに上記小麦粉をまぶす。 ８．上記５の具を衣に入れ、それをおにぎりにつけ、しかる後、油で揚げる。お にぎりが中央に位置するように揚げることが望ましく、適当な道具を使ってもよ い。 おにぎりの食べ方は、揚げたての熱いうちに食べれば最高であるが、急速冷凍 処理して保存すれば、流通ルートにのせることができ、大量生産、大量販売が可 能となる。そして、冷凍処理した場合は、食べる際には、自然解凍で、あるいは 電子レンジやオーブンで約３分〜５分で解凍し、温めればよい。また、食べ方と しては、例えば、次のような方法がある。 （ア）おにぎり風の食べ方。 （イ）丼などの食器に入れた、天丼風の食べ方。 （ウ）軽食、夜食などに重宝な、天ぷら茶漬けとしての食べ方。 さらに、おにぎりを一度に大量に揚げる道具として、例えば、図２〜図３に示 すような穴５の開いた半球の容器６を用い、これにおにぎりを入れて揚げてもよ い。 尚、おにぎりを天ぷらにする要領は、上記に示した例に限らないことは勿論で あり、また、おにぎりの中に入れる具や衣に入れる具についても、種類を問わな い。

【０００５】

【考案の効果】

以上述べたように、本考案に係るおにぎりによれば、おにぎりを天ぷらにした ことにより、味がよい上に、さまざまな食べ方を楽しむことができる顕著な効果 が得られ、食生活にすぐれた新しい食品を提供できるものである。

【図面の簡単な説明】

【図１】おにぎりの実施例を示す概略図である。

【図２】おにぎりを揚げる容器の平面図である。

【図３】おにぎりを揚げる容器の側面図である。

【符号の説明】

１ おにぎり ２ おにぎりの中の具 ３ 衣 ４ 衣に加えられる具 ５ 穴 ６ 容器 ７ 把手軸

Claims (2)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 小麦粉の衣をつけて油で揚げたおにぎ
   り。
2. 【請求項２】 野菜、魚介類などから適宜に選択した具
   を小麦粉の衣に加えて揚げてなる請求項１記載のおにぎ
   り。