JP2571495Y2 - 中間加工食品 - Google Patents

中間加工食品

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JP2571495Y2
JP2571495Y2 JP1992014252U JP1425292U JP2571495Y2 JP 2571495 Y2 JP2571495 Y2 JP 2571495Y2 JP 1992014252 U JP1992014252 U JP 1992014252U JP 1425292 U JP1425292 U JP 1425292U JP 2571495 Y2 JP2571495 Y2 JP 2571495Y2
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JP
Japan
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rice
processed food
oil
impregnated
intermediate processed
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JP1992014252U
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利明 中井
好一 辻
敦子 山本
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Osaka Gas Co Ltd
Original Assignee
Osaka Gas Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、御飯あるいは御飯を主
材とした加工物を中心食材として用いた中間加工食品に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の中間加工食品としては、
中心食材であるおにぎり状に成形した御飯あるいは御飯
を主材とした加工物にバッタと呼ばれる、例えば、溶き
卵や水と小麦粉の混合物の様な食用可能な液状物をつな
ぎとしてパン粉を付着させただけのものが知られてい
た。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】上記従来の中間加工食
品においては、調理に際して油で揚げなければ成らなか
ったので、予め、油を加熱するのに時間がかかり、たと
え少量の物を揚げる場合でも一定量の油を加熱・使用し
なければならなかった。また、油の温度を揚げるための
適温にまで上昇させたのちに、調理をしている間その温
度を保つのは難しい。さらに、加熱された油は危険であ
り、揚げ油が飛び散って周囲を汚したり、使用後の油の
処理が面倒である等の欠点があった。
【0004】そして、油で揚げたものは、その衣に油を
多く含むことになるので、カロリーが高くなり、ダイエ
ットには不向きであった。
【0005】本考案の目的は、オーブントースターや電
子レンジで加熱するだけで調理でき、しかも、低カロリ
ーで、かつ、加熱後に揚げ物の風味を有する中間加工食
品を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本考案による特徴構成は
御飯あるいは御飯を主材とした加工物を塊状に成形した
中心食材を設け、その中心食材の表面に食用可能な液状
物から成るつなぎ層を介して食用油を含浸するパン粉を
付着させた被覆層を形成してあることにあり、その作用
・効果は次の通りである。
【0007】
【作用】つまり、例えば、冷凍保存された中間加工食品
をオーブントースターあるいは電子レンジで加熱する
と、予めパン粉に含浸させた油が溶け出し、それが加熱
されて表面のパン粉を加熱加工することになる。また、
中心食材である御飯および御飯を主材とした加工物を成
形したおにぎり様物に熱が伝わり加熱される。
【0008】
【考案の効果】従って、予めパン粉に油を含浸させてあ
るので、調理に際して油で揚げる必要がない。
【0009】また、予め油をパン粉に含浸させる時点で
油の量を調節することができるので、低カロリーでかつ
油で揚げた香ばしい風味を有する食品を提供することが
できる。
【0010】また、表面に被覆させたパン粉のみが油で
加熱加工され、中心食材部分はオーブントースターや電
子レンジでの加熱による熱が伝わり、油がしみること無
く再加熱されるだけなので、御飯あるいは御飯を主材と
した加工物本来の、独特の風味を損なうことがない。ま
た、外側の油で揚げた物の独特の香ばしい風味及びカリ
ッとした舌ざわりと中心食材である御飯独特の風味と水
分を含んだ舌ざわりとを同時に味わうことができる。
【0011】
【実施例】以下、本考案の実施例を、ライスコロッケを
例にして示す。
【0012】米飯を炊き、その米飯を梅干しやかつおぶ
し等を中心の具として用いて、適当な大きさの塊状のお
にぎり状態に成形する。
【0013】前記おにぎり状態に成形された米飯1の表
面に、予め小麦粉と溶き卵と水を混合させて作っておい
たバッタ2を被覆させ、次に、予め食用油としてのサラ
ダ油を含浸させたパン粉3を、先に被覆させたバッタ2
を介して、おにぎり状態に成形された米飯1の表面全体
に付着させ、中間加工食品である未加熱加工のライスコ
ロッケに成形する。そして、それを保存する場合には、
冷凍あるいは冷蔵しておく。
【0014】調理に際しては、冷凍あるいは冷蔵保存さ
れたライスコロッケをオーブントースターあるいは電子
レンジを用いて適宜時間加熱する(ここでパン粉が生の
場合は、電子レンジでの調理は不可で、オーブントース
ターでおこなうほうが香ばしい食感が出やすく、好まし
い)。
【0015】中心食材となる米飯については、水のみを
用いて炊いた、いわゆる普通の米飯を用いたものだけで
無く、山菜や魚貝類等を入れて炊いたものや、予め調味
料を用いて味を付けたピラフ状のもの等でも良く、何ら
限定されるものでは無い。また、おにぎり状態に成形す
る際に中にいれる具についても何ら限定されない。
【0016】また、米飯についても、用いられる米につ
いては、うるち米以外に、玄米等ほかのもの、あるい
は、それらの混合物を用いてもよく、また、米飯以外に
麦飯を用いても構わない。
【0017】パン粉を付着させるために用いるバッタに
ついては、食用可能な液状のものであれば前記の混合物
に限定されるものでは無い。
【0018】パン粉に予め含浸させる油については、サ
ラダ油に限定されることは無い。また、低カロリーの油
を使用することによってカロリーを低く抑えたり、バタ
ーやマーガリン等と混合させて含浸させる事によって風
味を調節することも可能である。
【0019】パン粉は、予めフライパンでいためたりす
ることによって油で加熱加工してあるものを用いても良
い。則ち、パン粉としては、加熱済のもの、未加熱のも
の、いづれをも採用可能である。
【0020】尚、実用新案登録請求の範囲の項に図面と
の対照を便利にするために符号を記すが、該記入により
本考案は添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】中間加工食品の断面図
【符号の説明】
1 中心食材 2 つなぎ層 3 被覆層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A23L 1/10

Claims (5)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 御飯あるいは御飯を主材とした加工物を
    塊状に成形した中心食材(1)を設け、その中心食材
    (1)の表面に食用可能な液状物から成るつなぎ層
    (2)を介して食用油を含浸するパン粉を付着させた被
    覆層(3)を形成してある中間加工食品。
  2. 【請求項2】 前記御飯は、米飯を主材とするものであ
    る請求項1に記載の中間加工食品。
  3. 【請求項3】 前記液状物は、小麦粉と卵と水の混合物
    である請求項1または2に記載の中間加工食品。
  4. 【請求項4】 前記食用油を含浸するパン粉は、未加熱
    のパン粉に食用油を含浸させたものである請求項1〜3
    のいずれかに記載の中間加工食品。
  5. 【請求項5】 前記食用油を含浸するパン粉は、食用油
    を含浸させた状態で加熱処理してあるものである請求項
    1〜3のいずれかに記載の中間加工食品。
JP1992014252U 1992-03-18 1992-03-18 中間加工食品 Expired - Lifetime JP2571495Y2 (ja)

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JPH0574290U JPH0574290U (ja) 1993-10-12
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