JP3027507U - 平面ハンドル装置 - Google Patents

平面ハンドル装置

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Publication number
JP3027507U
JP3027507U JP1996001134U JP113496U JP3027507U JP 3027507 U JP3027507 U JP 3027507U JP 1996001134 U JP1996001134 U JP 1996001134U JP 113496 U JP113496 U JP 113496U JP 3027507 U JP3027507 U JP 3027507U
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JP
Japan
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handle
case
lip piece
leaf spring
pivot
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1996001134U
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English (en)
Inventor
健一 山田
孝信 江崎
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Takigen Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Takigen Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ケースからのハンドルの出没操作が繰り返さ
れても板バネの脱落がなく、長期にわたって安定に作動
する平面ハンドル装置を提供する。 【解決手段】 ケース1に収納したハンドル2を枢軸3
によってケース側壁13に枢着し、ハンドル2の突出回
転によって解錠方向に回転させられるラッチ板4を枢軸
14によってケース背壁15の後面に枢着し、ハンドル
2の後面とケース背壁15の前面間に装着した板バネ9
によってハンドル2の収納保持と突出回転付勢を行うよ
うにした平面ハンドル装置において、板バネ9の一方の
端部10の中央部に第1リップ片5を突設し、板バネ9
の他方の端部11の中央部に第2リップ片6を突設し、
ケース背壁15の前面側に第1リップ片5が深く嵌め込
まれる透孔状の第1バネ受部16を設け、ハンドル2の
後面側に第2リップ片6が深く嵌め込まれる透孔状の第
2バネ受部17を設ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】 本考案は、不使用時にはケ−ス内に没入保持さ れているハンドルが、所定の起動操作によって握持可能位置に突出回転する平面 ハンドル装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】 ハンドルの収納状態の保持と突出方向への回転付勢を、ハ ンドルの後面とケース背壁の前面間に装着した湾曲状の単一の板バネによって行 なう平面ハンドル装置は、実公昭50−11102号公報によって既に知られて いる。
【0003】 しかしながら、この従来装置では、ケース背壁の前面側に設けた第1バネ受け 部とハンドルの後面側に設けた第2バネ受部はいずれも浅い溝状に形成されてお り、これらのバネ受部に板バネの主体部分と同幅の各端部が挿入されているだけ であるため、ケースへのハンドルの没入操作と突出作動が繰返される間に、板バ ネの挿入端部がバネ受部より一部迫り出し、最悪時にはバネが完全に脱落してし まうことがあった。
【0004】 実公平2−7148号公報に開示されたように板バネの各端部に尖鋭突起を設 けることも行われているが、コスト削減ののためにケース側壁の内側寸法に比べ て幅の狭い板バネを使用したときには、ハンドルの出没が繰り返されている間に 次第に移動して何らかの衝撃で対角線方向にずれて脱落してしまうことがあり、 また、尖鋭突起の食い付きによってバネ受部の表面被覆が損傷されてしまう問題 もあった。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】 従って本考案の目的は、ケースからのハ ンドルの出没操作が繰り返されても板バネの脱落がなく、長期にわたって安定に 作動する平面ハンドル装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】 以下、添付図面中の参照符号を用いて説明 すると本考案の平面ハンドル装置は、ケース1に収納したハンドル2を枢軸3に よってケース側壁13に枢着し、ハンドル2の突出回転によって解錠方向に回転 させられるラッチ板4を枢軸14によってケース背壁15の後面に枢着し、ハン ドル2の後面とケース背壁15の前面間に装着した板バネ9によってハンドル2 の収納保持と突出回転付勢を行うようにしたものである。
【0007】 板バネ9の一方の端部10の中央部に第1リップ片5を突設し、板バネ9の他 方の端部11の中央部に第2リップ片6を突設し、ケース背壁15の前面側に第 1リップ片5が深く嵌め込まれる透孔状の第1バネ受部16を設け、ハンドル2 の後面側に第2リップ片6が深く嵌め込まれる透孔状の第2バネ受部17を設け る。
【0008】 図4に示したようにハンドル2がケース1に収納された時には、板バネ9の第 2リップ片6が、板バネ9の第1リップ片5とハンドル2の枢軸3を通る直線よ りもケース背壁15の側すなわち後方に位置しているため、板バネ9の弾発力は 、図4においてハンドル2を時計回り方向に回転させようとする力として作用す る。そのため、ハンドル2は当初の収納位置に保持される。
【0009】 所定の起動操作によってハンドル2を板バネ9の前記回転付勢に抗して反時計 回り方向に回転させると、板バネ9の第2リップ片6が前方に移動する。第2リ ップ片6が第1リップ片5と枢軸3を通る直線を前方側に越えたとき、板バネ9 の弾発力はハンドルを反時計回り方向に回転させようとする力として作用するこ とになる。
【0010】
【考案の実施の形態】 図1から図6に示した実施形態では、第1リップ片 5と第2リップ片6は矩形状に形成されている。第1バネ受部16と第2バネ受 部17は透孔状に形成されている。ハンドル2は上端側において枢軸3でケース 側壁13に枢着され、枢軸3より上側前面部が斜めに突出形成され、押しボタン 部2aを形成している。ハンドル2の起動操作は、該押しボタン部2aをケース 1の前面位置まで押し込むことによって行われる。
【0011】 板バネ9の突出回転付勢によって握持可能位置まで突出したハンドル2は、操 作者の手によってケース1から更に引き出され、ハンドルの後面側の操作突子1 2に受動孔22の孔縁部を押されたラッチ板4は、ビス形の枢軸14を中心に図 2において時計回り方向に回転し、筐体側に受金(図示していない)から離脱す る。そのため、ケース1の装着された扉(図示していない)は筐体との掛止世情 を解除され、ハンドル2を引くことによって開放される。
【0012】 ケース背壁15の後面上部には、背壁15の一部をなす補強板7が溶接されて いる。ラッチ板4の回転案内となるビス23と枢軸14は、該補強板7にねじ込 まれている。補強板7には操作突子12の遊動用開口部8を設けてある。
【0013】 図6に示した実施形態では、ハンドル2から分離独立した押しボタン18を備 えており、復帰バネ19の付勢に抗して押しボタン18を押圧すると、押しボタ ン18の駆動突起20がハンドル2の受動突起21を押すため、ハンドル2には 所定の起動操作が加えられたことになる。これ以降の作動は上記実施例と同様で ある。
【0014】
【考案の効果】 以上のように本考案では、板バネ9の一方の端部10の中 央部に第1リップ片5を突設し、板バネ9の他方の端部11の中央部に第2リッ プ片6を突設し、ケース背壁15の前面側に第1リップ片5が深く嵌め込まれる 透孔状の第1バネ受部16を設け、ハンドル2の後面側に第2リップ片6が深く 嵌め込まれる透孔状の第2バネ受部17を設けたので、ハンドル2の出没操作が 繰り返されても板バネ9の脱落がなく、長期にわたって安定に作動する平面ハン ドル装置が得られる。
【0015】 また、本考案では第1リップ片5と第1バネ受け部16および第2リップ片6 と第2バネ受部17との食い付きは起こらないので、表面被覆の損傷の問題が発 生しない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の一実施例に係る平面ハンドル装置の
ハンドルの収納時における正面図である。
【図2】 該平面ハンドル装置の背面図である。
【図3】 該平面ハンドル装置の左側面図である。
【図4】 図1のA−A線に沿った一部切欠き左側面図
である。
【図5】 該平面ハンドル装置に使用した板バネの斜視
図である。
【図6】 本発明の別の実施例に係る平面ハンドル装置
の一部切欠き左側面図である。
【符号の説明】
1 ケ−ス 2 ハンドル 3 ハンドルの枢軸 4 ラッチ板 5 第1リップ片 6 第2リップ片 7 補強板 8 開口部 9 板バネ 10 板バネの一方の端部 11 板バネの他方の端部 12 ハンドルの操作突子 13 ケース側壁 14 ラッチ板の枢軸 15 ケース背壁 16 第1バネ受部 17 第2バネ受部 18 押しボタン

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケース1に収納したハンドル2を枢軸3
    によってケース側壁13に枢着し、ハンドル2の突出回
    転によって解錠方向に回転させられるラッチ板4を枢軸
    14によってケース背壁15の後面に枢着し、ハンドル
    2の後面とケース背壁15の前面間に装着した板バネ9
    によってハンドル2の収納保持と突出回転付勢を行うよ
    うにした平面ハンドル装置において、板バネ9の一方の
    端部10の中央部に第1リップ片5を突設し、板バネ9
    の他方の端部11の中央部に第2リップ片6を突設し、
    ケース背壁15の前面側に第1リップ片5が深く嵌め込
    まれる透孔状の第1バネ受部16を設け、ハンドル2の
    後面側に第2リップ片6が深く嵌め込まれる透孔状の第
    2バネ受部17を設けた平面ハンドル装置。
JP1996001134U 1996-02-02 1996-02-02 平面ハンドル装置 Expired - Lifetime JP3027507U (ja)

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JP1996001134U JP3027507U (ja) 1996-02-02 1996-02-02 平面ハンドル装置

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JP3027507U true JP3027507U (ja) 1996-08-13

Family

ID=43162622

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1996001134U Expired - Lifetime JP3027507U (ja) 1996-02-02 1996-02-02 平面ハンドル装置

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