JPH079232Y2 - カセットテープレコーダのカセットエジェクト装置 - Google Patents

カセットテープレコーダのカセットエジェクト装置

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JPH079232Y2
JPH079232Y2 JP6796890U JP6796890U JPH079232Y2 JP H079232 Y2 JPH079232 Y2 JP H079232Y2 JP 6796890 U JP6796890 U JP 6796890U JP 6796890 U JP6796890 U JP 6796890U JP H079232 Y2 JPH079232 Y2 JP H079232Y2
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JP
Japan
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cassette
lever
front angle
joint bar
tip
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP6796890U
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English (en)
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JPH0426434U (ja
Inventor
研治 曽我部
登 山口
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Onkyo Corp
Original Assignee
Onkyo Corp
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、カセットテープレコーダのカセットエジェク
タ装置に関するものである。
〈従来の技術〉 従来この種のカセットテープレコーダのカセットエジェ
クタ装置は、バネやダンパによって常に開き方向に付勢
された扉体がフック爪に係合されて閉じ姿勢が保持され
ており、押しボタン等でフックを外すと扉体が傾斜姿勢
に開き、同時に扉体に組み込んだカセットホルダ内のカ
セットがバネの働きで取り出し位置に持ち上がるように
なっている。そして、第3図及び第4図に示すように、
フロントアングル(05)の後方からクランク状に曲がっ
たジョイントバー(01a)を挿入し、押しボタン(01)
と接合して、フロントアングル(05)から抜け落ちない
ようにするとともに、爪(04a)を先端に形成したフッ
ク金具(04)を前方より押圧するようにしてあるのが一
般的な構造である。
〈考案が解決しようとする課題〉 従って、従来のこの種のカセットエジェクト装置のショ
イントバー(01a)は、押圧する押しボタン(01)の作
用点と、力の働く力点とが大きく食い違って、滑り摩擦
を起こして動きがスムースでなく、また、ジョイントバ
ー(01a)と押しボタン(01)の軸の位置を合致させる
ことが困難であるという問題があった。
そこで、本考案はかかる従来の課題を解決するために、
押しボタン(01)の作用点と、力の働く力点とが食い違
っても、押しボタン(01)の押圧力の方向を変換させる
ことにより、力の掛かり具合のロスを無くして、小さい
力で大きなストロークを生ずるカセットエジェクト装置
を提供することを目的とする。
〈課題を解決するための手段〉 該目的を達成するための本考案のカセットエジェクタ装
置の構成を、実施例に対応する第1図及び第2図を用い
て説明すると、本考案は、略三角形状のレバー(2)の
下端に設けた回動穴(2e)をフロントアングル(3)に
取り付けた回動軸(2b)に嵌入し、上辺の両端に設けた
突起(2a,2a)をフロントアングル(3)の溝穴(3a,3
a)内で摺動するように挿入する。
フロントアングル(3)の、押しボタン(1)の先端の
ジョイントバー(1a)に対する部分に、ジョイントバー
(1a)の当接する当接部(2d)を折り曲げ成形し、当該
当接部(2d)を補強するリブ(2c)を成形する。さら
に、レバー(2)の先端を、カセットホルダ(6)の側
面に設けた係止部(6a)に係止するフック爪(4a)のフ
ック金具(4)を押して動作させるようにした構造であ
る。なお、カセットホルダ(6)は、バネまたはダンパ
によって常に開き方向に付勢されている。
〈作用〉 本考案は、このような構造としたものであるから、押し
ボタン(1)を押すと、先端のジョイントバー(1a)
が、レバー(2)の当接部(2d)を押し、レバー(2)
は突起(2a)を溝穴(3a)内を摺動させながらフロント
アングル(3)の回動軸(2b)を中心として回動し、当
該レバー(2)の先端がフック金具(4)を押して、フ
ック爪(4a)を係止から解放し、カセットホルダ(6)
は係止から解放されて、カセットは前傾姿勢で保持され
る。
〈実施例〉 以下本考案の実施例について図面に基づいて説明する。
図中第1図及び第2図は、本考案の1実施例を示す図
で、該実施例は、略三角形状のレバー(2)の下端に設
けた回動穴(2e)をフロントアングル(3)に取り付け
た回動軸(2b)に嵌入し、上辺の両端に設けた突起(2
a,2a)をフロントアングル(3)の溝穴(3a,3a)内で
摺動するように挿入してある。
フロントアングル(3)の押しボタン(1)の先端のジ
ョイントバー(1a)に対する部分に、ジョイントバー
(1a)の当接する当接部(2d)を折り曲げ成形し、当該
当接部(2d)を補強するリブ(2c)を成形する。さら
に、レバー(2)の先端を、カセットホルダ(6)の側
面に設けた係止部(6a)に係止するフック爪(4a)のフ
ック金具(4)を押して解除動作させるようにしてあ
る。
なお、カセットホルダ(6)は、バネまたはダンパによ
って常に開き方向に付勢されている。
以上本考案の代表的と思われる実施例について説明した
が、本考案は必ずしもこれらの実施例構造のみに限定さ
れるものではなく、本考案にいう構成要件を備え、かつ
本考案にいう目的を達成し、以下にいう効果を有する範
囲内において適宜改変して実施することができるもので
ある。
〈考案の効果〉 以上の説明から既に明らかなように本考案は、押しボタ
ンを押すと、先端のジョイントバーが、フロントアング
ルの当接部を押し、フロントアングルを回動し、フロン
トアングルの先端が、フック金具を押すとき、押しボタ
ンの押圧距離が小さくても、レバーのてこの原理によっ
て、拡大されるので、小さな押圧力、大きなストローク
でフック爪を係止から解放することができ、カセットホ
ルダは係止から解放されて、カセットは前傾姿勢で保持
される。
レバー(2)は合成樹脂材料製であるので、当接部が、
大きな面積を確保でき、ジョイントバーの動作点が広く
とれて、しかもジョイントバーの水平運動に対してレバ
ーが独自に回動して、押圧力の方向と作用点の位置とを
スムースに変換するので、従来の屈曲したジョイントバ
ーのように、本考案のジョイントバーやレバーにはスト
レスが加わることもなく、押しボタンとレバーとの相対
位置が自由に選択できる利便がある。また、レバーのフ
ック金具の当接位置あるいは、回転軸の位置を自由に変
更できるので、ストロークの大きさを容易に変えること
ができるという実用上の顕著な効果を期待することがで
きるに至ったのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の要部の縦断面図、第2図は同横断面
図、第3図は従来例の要部の縦断面図、第4図は同横断
面図である。 図中、(1)は押しボタン、(1a)はジョイントバー、
(2)はレバー、(2a)は突起、(2b)は回動軸、(2
c)はリブ、(2d)は当接部、(2e)は回動穴、(3)
はフロントアングル、(3a)は溝穴、(4)はフック金
具、(4a)はフック爪、(6)はカセットホルダ、(6
a)は係止部である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】略三角形状のレバー(2)の下端に設けた
    回動穴(2e)をフロントアングル(3)に取り付けた回
    動軸(2b)に嵌入し、上辺の両端に設けた突起(2a,2
    a)をフロントアングル(3)の溝穴(3a,3a)内で摺動
    するように挿入するとともに、フロントアングル(3)
    の押しボタン(1)の先端のジョイントバー(1a)に対
    する部分に、ジョイントバー(1a)の当接する当接部
    (2d)を折り曲げ成形し、当該当接部(2d)を補強する
    リブ(2c)を成形し、さらに、レバー(2)の先端を、
    カセットホルダ(6)の側面に設けた係止部(6a)に係
    止するフック爪(4a)のフック金具(4)を押して解除
    動作させるようにしたカセットテープレコーダのカセッ
    トエジェクタ装置。
JP6796890U 1990-06-27 1990-06-27 カセットテープレコーダのカセットエジェクト装置 Expired - Lifetime JPH079232Y2 (ja)

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JPH0426434U JPH0426434U (ja) 1992-03-03
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