JP3027181B2 - エンジン用燃料噴射弁への燃料および空気供給装置 - Google Patents

エンジン用燃料噴射弁への燃料および空気供給装置

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JP3027181B2
JP3027181B2 JP2331104A JP33110490A JP3027181B2 JP 3027181 B2 JP3027181 B2 JP 3027181B2 JP 2331104 A JP2331104 A JP 2331104A JP 33110490 A JP33110490 A JP 33110490A JP 3027181 B2 JP3027181 B2 JP 3027181B2
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義治 井坂
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、エンジン用燃料噴射弁への燃料および空
気供給装置に関する。
(従来の技術) 上記燃料および空気供給装置には、従来、特開平2−
238169号公報で示されたものがある。
上記公報のものによれば、上記装置は、加圧燃料を圧
縮空気と共に燃焼室に噴射可能とする燃料噴射弁と、こ
の燃料噴射弁に加圧燃料通路を通し上記加圧燃料を供給
する燃料ポンプと、上記燃料噴射弁に圧縮空気通路を通
し上記圧縮空気を供給する空気ポンプと、この空気ポン
プから燃料噴射弁に至る上記圧縮空気通路に介設される
空気室と、上記燃料噴射弁に供給される加圧燃料および
圧縮空気のそれぞれの圧力を所定圧力に調圧するレギュ
レータとを備え、このレギュレータは上記加圧燃料と圧
縮空気の各調圧のためにそれぞれ個別に設けられてい
る。
(発明が解決しようとする問題点) ところで、上記したように従来の技術では、加圧燃料
と、圧縮空気とをそれぞれ調圧するレギュレータが個別
に設けられているため、それぞれに調圧のための操作が
必要となって、燃料噴射弁による所望の燃料噴射を得よ
うとする上で、操作が煩雑になるおそれがある。
そこで、上記両レギュレータを一体に組み付け、所定
圧力に調圧された圧縮空気の圧力に基づいて、上記加圧
燃料を所定圧力に調圧させるようにすることが考えら
れ、つまり、差圧レギュレータにさせることが考えられ
る。このようにすれば、加圧燃料と圧縮空気の互いの相
対的な圧力は自動的に調圧されることから、その分、燃
料噴射弁による所望の燃料噴射を得ようとする上での操
作が容易になる。
しかし、上記のようにすると、加圧燃料の圧力を圧縮
空気の圧力に対し自動的に調圧可能とさせる必要上、ケ
ーシング内で、加圧燃料が通る加圧燃料通路と圧縮空気
が通る圧縮空気通路とを互いに関連させることが要求さ
れ、このため、加圧燃料通路の道筋が複雑となって、こ
の通路からの燃料洩れが生じ易くなるおそれがある。
一方、上記レギュレータのケーシングには、加圧燃料
通路と圧縮空気通路とが、互いに関連し合うように複雑
に形成されるため、上記ケーシングの加工が煩雑にな
り、つまり、レギュレータの成形が煩雑になるおそれが
ある。
(発明の目的) この発明は、上記のような事情に注目してなされたも
ので、燃料噴射弁による所望の燃料噴射を得ようとする
ためのレギュレータに対する操作が容易にできるように
し、かつ、このようにした場合でも、レギュレータ内で
の燃料洩れが生じ難いようにすることを目的とする。
また、上記レギュレータの成形が容易にできるように
することを目的とする。
(発明の構成) 上記目的を達成するためのこの発明の特徴とするとこ
ろは、加圧燃料を圧縮空気と共に燃焼室37に噴射可能と
する高圧燃料噴射弁(燃料噴射弁)48と、この高圧燃料
噴射弁(燃料噴射弁)48に高圧パイプ(加圧燃料通路)
60を通し上記加圧燃料を供給する燃料ポンプ56と、上記
高圧燃料噴射弁(燃料噴射弁)48に第2加圧パイプ(圧
縮空気通路)70を通し上記圧縮空気を供給する空気ポン
プ67と、この空気ポンプ67から高圧燃料噴射弁(燃料噴
射弁)48に至る上記第1加圧パイプ(圧縮空気通路)69
に介設される空気室71と、上記高圧燃料噴射弁(燃料噴
射弁)48に供給される加圧燃料および圧縮空気のそれぞ
れの圧力を所定圧力に調圧するレギュレータ62とを備え
たエンジン用燃料噴射弁への燃料および空気供給装置に
おいて、 上記レギュレータ62が、ケーシング72と、このケーシ
ング72内に形成され上記空気室71から延びてきた第2加
圧パイプ(圧縮空気通路)70を連通させて上記ケーシン
グ72内で複数に分岐されて延びる分岐通路70a,70bと、
上記ケーシング72内に設けられ、上記両分岐通路70a,70
bのうち一方の分岐通路70aを通し導入された圧縮空気を
所定圧力に調圧する第1調圧部62aと、上記ケーシング7
2内に設けられ、他方の分岐通路70bを通し導入された圧
縮空気の上記所定圧力に基づいて、上記ケーシング72内
に上記高圧パイプ(加圧燃料通路)60側から他の加圧燃
料通路61aを通し導入された上記加圧燃料を所定圧力に
調圧する第2調圧部62bとを備え、 上記ケーシング72が、上記両分岐通路70a,70bの分岐
部が形成されたケーシング本体72aと、このケーシング
本体72aの一端面に取り付けられる第1ケーシングカバ
ー72bと、上記ケーシング本体72aの他端面に取り付けら
れる第2ケーシングカバー72cとを備え、上記第1調圧
部62aが、上記ケーシング本体72aと上記第1ケーシング
カバー72bとの間に介設される第1ダイアフラム73と、
この第1ダイアフラム73に面するようケーシング本体72
aに形成されて上記一方の分岐通路70aを連通させる上部
空気室(空気室)74とを備え、一方、上記第2調圧部62
bが、上記ケーシング本体72aと上記第2ケーシングカバ
ー72cとの間に介設される第2ダイアフラム83と、この
第2ダイアフラム83に面するよう第2ケーシングカバー
72cに形成されて上記他方の分岐通路70bを連通させる他
の空気室84とを備えた点にある。
(作 用) 上記構成による作用は次の如くである。
空気ポンプ67から高圧燃料噴射弁(燃料噴射弁)48に
至る第1加圧パイプ(圧縮空気通路)69に空気室71が介
設されている。
このため、空気ポンプ67から吐出された圧縮空気は上
記空気室71に一旦溜められ、つまり、この空気室71は蓄
圧器として機能する。
よって、空気ポンプ67からの圧縮空気に脈動があると
しても、この脈動は上記空気室71において吸収され、こ
の空気室71から高圧燃料噴射弁(燃料噴射弁)48に供給
される圧縮空気は安定したものとなる。
また、高圧燃料噴射弁(燃料噴射弁)48に供給される
加圧燃料および圧縮空気のそれぞれの圧力を所定圧力に
調圧するレギュレータ62が、ケーシング72と、このケー
シング72内に形成され上記空気室71から延びてきた第2
加圧パイプ(圧縮空気通路)70を連通させて上記ケーシ
ング72内で複数に分岐されて延びる分岐通路70a,70b
と、上記ケーシング72内に設けられ、上記両分岐通路70
a,70bのうち一方の分岐通路70aを通し導入された圧縮空
気を所定圧力に調圧する第1調圧部62aと、上記ケーシ
ング72内に設けられ、他方の分岐通路70bを通し導入さ
れた圧縮空気の上記所定圧力に基づいて、上記ケーシン
グ72内に上記高圧パイプ(加圧燃料通路)60側から他の
加圧燃料通路61aを通し導入された上記加圧燃料を所定
圧力に調圧する第2調圧部62bとを備えており、つま
り、上記レギュレータ62を差圧レギュレータとしてあ
る。
このため、上記加圧燃料と圧縮空気の互いの相対的な
圧力は自動的に調圧されることから、加圧燃料と圧縮空
気の調圧に個別にレギュレータが設けられていて、燃料
噴射弁による所望の燃料噴射を得ようとする上で、上記
各レギュレータにそれぞれ操作が必要であった従来の技
術に比べて、上記レギュレータ62への操作はより容易と
なる。
また、上記の場合、加圧燃料の圧力を圧縮空気の圧力
に対し自動的に調圧可能とさせる必要上、ケーシング72
内で加圧燃料が通る加圧燃料通路と圧縮空気が通る圧縮
空気通路とを互いに関連させることが要求されるが、本
発明では、上記したように、空気室71から延びてきた第
2加圧パイプ(圧縮空気通路)70をケーシング72内で複
数の分岐通路70a,70bに分岐させて延ばし、上記した他
方の分岐通路70bを通る圧縮空気の圧力で上記加圧燃料
の所定圧力を定めるようにしたのであり、このようにケ
ーシング72内で圧縮空気通路を延ばした分、加圧燃料通
路の道筋をより簡単にさせることができる。
また、上記ケーシング72が、上記両分岐通路70a,70b
の分岐部が形成されたケーシング本体72aと、このケー
シング本体72aの一端面に取り付けられる第1ケーシン
グカバー72bと、上記ケーシング本体72aの他端面に取り
付けられる第2ケーシングカバー72cとを備え、上記第
1調圧部62aが、上記ケーシング本体72aと上記第1ケー
シングカバー72bとの間に介設される第1ダイアフラム7
3と、この第1ダイアフラム73に面するようケーシング
本体72aに形成されて上記一方の分岐通路70aを連通させ
る上部空気室(空気室)74とを備え、一方、上記第2調
圧部62bが、上記ケーシング本体72aと上記第2ケーシン
グカバー72cとの間に介設される第2ダイアフラム83
と、この第2ダイアフラム83に面するよう第2ケーシン
グカバー72cに形成されて上記他方の分岐通路70bを連通
させる他の空気室84とを備えている。
ここで、前記したように、第1調圧部62aにより圧縮
空気を所定圧力に調圧可能とさせるためには、この調圧
時に上記上部空気室(空気室)74で余剰となった空気を
ケーシング72の外部に排出させる空気逃し通路78が必要
とされる。そして、この場合、上記上部空気室(空気
室)74がケーシング本体72aに形成されていることに伴
い、上記上部空気室(空気室)74に連通する上記空気逃
し通路78も上記ケーシング本体72aに形成されることと
なる。
また、前記したように、第2調圧部62bにより上記圧
縮空気の上記所定圧力に基づいて上記加圧燃料を所定圧
力に調圧可能とさせるためには、上記ケーシング本体72
aに形成され上記第2ダイアフラム83を介し上記空気室8
4に対面しかつ上記他の加圧燃料通路61aを連通させる燃
料室85と、この調圧時にこの燃料室85で余剰となった燃
料をケーシング72の外部に排出させる燃料逃し通路86と
が必要とされる。そして、この場合、上記したように燃
料室85がケーシング本体72aに形成されることに伴い、
上記燃料室85に連通する上記他の加圧燃料通路61aと燃
料逃し通路86も上記ケーシング本体72aに形成されるこ
ととなる。
即ち、上記したように、ケーシング本体72aには、両
分岐通路70a,70bの分岐部、上部空気室(空気室)74、
空気逃し通路78、燃料室85、他の加圧燃料通路61a、お
よび燃料逃し通路86が集中的に形成されることとなる。
よって、上記ケーシング72を成形する場合には、複雑
な形状のものを高精度に成形できるNCなど特殊工作機械
に対し、上記ケーシング72を構成するケーシング本体72
a、第1ケーシングカバー72b、および第2ケーシングカ
バー72cのうち、ケーシング本体72aだけを高精度にセッ
トして、加工させればよく、このため、ケーシング72の
構成部品のそれぞれを特殊工作機械に対し高精度にセッ
トして、加工させるということに比べて、上記ケーシン
グ72の加工はより容易にできる。
(実施例) 以下、この発明の実施例を図面により説明する。
第2図において、図中符号1は自動二輪車、2は車体
フレームで、この車体フレーム2はその前端にヘッドパ
イプ3を有し、このヘッドパイプ3から後下方に向って
一本のタンクレール4が延び、このタンクレール4の後
端から後下方に向って左右一対のシートピラーチューブ
5が延びている。
また、上記ヘッドパイプ3とシートピラーチューブ5
の各下端を結ぶダウンチューブ6が設けられ、このダウ
ンチューブ6はヘッドパイプ3から下方に向って延びる
一本の前部チューブ6aと、この前部チューブ6aの下端と
前記シートピラーチューブ5の下端とを結ぶ左右一対の
後部チューブ6b,6bとで構成されている。更に、上記タ
ンクレール4の前後中途部と、ダウンチューブ6の前部
とにステー7が架設されている。
上記ヘッドパイプ3にはフロントフォーク8が操向自
在に支承され、このフロントフォーク8には前輪9やハ
ンドル10が取り付けられている。一方、上記シートピラ
ーチューブ5の下端に取り付けられたリヤアームブラケ
ット5aに枢支軸11によりリヤアーム12が上下揺動自在に
枢支され、このリヤアーム12の前後中途部は車幅方向中
央に一本の緩衝器(図示せず)を介しタンクレール4の
後部に支持されている。そして、上記リヤアーム12の揺
動端に後輪14が支承されている。
16は2サイクルエンジンで、このエンジン16には動力
伝達装置17が連設され、これらエンジン16と動力伝達装
置17とは前記枢支軸11やボルト18により前記車体フレー
ム2に支持されている。そして、動力伝達装置17の出力
がチェーン伝動手段19を介して後輪14に伝えられ、自動
二輪車1が走行できるようになっている。また、21は燃
料タンクで、この燃料タンク21はタンクレール4を跨ぐ
ようにしてこのタンクレール4に支持されている。22は
シートである。
第1図と第2図において、上記エンジン16のクランク
ケース23内にはクランク軸24が支承されている。同上ク
ランクケース23から前上方に向ってシリンダ25が突出
し、このシリンダ25にはピストン26が上記シリンダ25の
軸心27に沿って摺動自在に嵌入されている。そして、こ
のピストン26は上記クランク軸24に連接棒28によって連
動連結されている。また、上記シリンダ25の突出端には
シリンダヘッド30がボルト31によりねじ止めされてい
る。
上記クランクケース23には吸気ポート33が形成されて
いる。この吸気ポート33にはリード弁34、吸気管35、お
よびエアクリーナ36が連設され、上記吸気管35にはスロ
ットル弁35aが設けられている。また、シリンダ25、ピ
ストン26、およびシリンダヘッド30で囲まれた空間が燃
焼室37となっており、クランクケース23内から上記燃焼
室37に通じる掃気ポート38が上記シリンダ25に形成され
ている。更に、上記シリンダ25には排気ポート40が形成
されている。この排気ポート40には排気管41、マフラー
42、およびサイレンサー43が連設されている。
上記燃焼室37に燃料を噴射供給する燃料噴射装置46が
設けられている。この燃料噴射装置46は電磁開閉式の高
圧燃料噴射弁48を有し、この高圧燃料噴射弁48の燃料噴
射口が燃焼室37に向って開口している。また、前記吸気
管35には電磁開閉式の低圧燃料噴射弁54が取り付けら
れ、この低圧燃料噴射弁54の燃料噴射口は吸気管35の内
部に向って開口している。
上記各噴射弁48,54に加圧された燃料を供給する燃料
ポンプ56が設けられる。この燃料ポンプ56は前記エンジ
ン16により動力伝達装置17を介して駆動されるようにな
っており、前記燃料タンク21における燃料は第1燃料フ
ィルター(図示せず)と供給パイプ57を通して上記燃料
ポンプ56に吸入される。一方、上記燃料ポンプ56から吐
出された加圧燃料は第2燃料フィルター59と加圧燃料通
路である高圧パイプ60を通して高圧燃料噴射弁48に供給
される。
上記高圧パイプ60から分岐する加圧燃料通路である分
岐パイプ61が設けられ、この分岐パイプ61は差圧レギュ
レータ62に連結され、この差圧レギュレータ62は低圧パ
イプ63により前記低圧燃料噴射弁54に連結されている。
また、上記低圧パイプ63はレギュレータ64と戻りパイプ
65とを介して前記燃料タンク21に連結されている。
上記高圧燃料噴射弁48と差圧レギュレータ62とに圧縮
空気を供給する空気ポンプ67が設けられる。この空気ポ
ンプ67は前記エンジン16により動力伝達装置17を介して
駆動されるようになっており、この空気ポンプ67には前
記エアクリーナ36と空気パイプ68とを介して外気が吸入
される。上記空気ポンプ67の吐出口は高圧燃料噴射弁48
に圧縮空気通路である第1加圧パイプ69により連結され
ており、また、この第1加圧パイプ69は前記差圧レギュ
レータ62に圧縮空気通路である第2加圧パイプ70により
連結されている。更に、上記第1加圧パイプ69の中途部
には空気室71が介設されている。
第1図において、上記エンジン16が作動するときに
は、これに伴って燃料ポンプ56が作動し、燃料タンク21
の燃料が供給パイプ57を通し、上記燃料ポンプ56に吸入
される(第1図中矢印A)。そして、同上燃料ポンプ56
から吐出される加圧燃料は第2燃料フィルター59と高圧
パイプ60を通り高圧燃料噴射弁48に送り込まれ(同上第
1図中矢印B)、同時に分岐パイプ61を通り差圧レギュ
レータ62にも送り込まれる(同上第1図中矢印C)。こ
の場合、上記高圧燃料噴射弁48に送り込まれる加圧燃料
の圧力は差圧レギュレータ62により所定圧力である高圧
となるよう調圧される。
また、上記差圧レギュレータ62から排出される加圧燃
料は低圧パイプ63を通り低圧燃料噴射弁54に送り込まれ
(同上第1図中矢印D)、同時にレギュレータ64にも送
り込まれる。この場合、上記低圧燃料噴射弁54に送り込
まれる加圧燃料の圧力はレギュレータ64により低圧とな
るよう調圧される。更に、上記レギュレータ64から排出
される燃料は戻りパイプ65を通し燃料タンク21に戻され
る(同上第1図中矢印E)。
一方、同上エンジン16の作動に伴って、空気ポンプ67
も作動し、外気がエアクリーナ36と空気パイプ68とを通
って、上記空気ポンプ67に吸入される(同上第1図中矢
印F)。そして、同上空気ポンプ67から吐出される圧縮
空気は第1加圧パイプ69を通って高圧燃料噴射弁48に送
り込まれ(同上第1図中矢印G)、同時に第2加圧パイ
プ70を通して差圧レギュレータ62に送り込まれる(同上
第1図中矢印H)。この場合、上記高圧燃料噴射弁48に
送り込まれる圧縮空気の圧力は差圧レギュレータ62によ
り所定圧力である高圧となるよう調圧され、差圧レギュ
レータ62からは空気は大気に排出される(同上第1図中
矢印I)。
そして、エンジン16の始動時と、中速高負荷時と、高
速時とには低圧燃料噴射弁54が作動して、前記したよう
にこの低圧燃料噴射弁54に送り込まれた加圧燃料により
適宜噴射が可能とされる。一方、エンジン16の中速通常
負荷時には、高圧燃料噴射弁48が作動して、前記したよ
うにこの高圧燃料噴射弁48に送り込まれた加圧燃料と圧
縮空気とにより混合噴射が可能とされる。
第3図により、前記差圧レギュレータ62について詳し
く説明する。
この差圧レギュレータ62は、ケーシング72と、このケ
ーシング72内に形成され上記空気室71から延びてきた圧
縮空気通路を連通させて上記ケーシング72内で複数に分
岐されて延びる分岐通路70a,70bと、上記ケーシング72
内に設けられ上記両分岐通路70a,70bのうち一方(下
側)の分岐通路70aを通し導入された圧縮空気を所定圧
力に調圧する第1調圧部62aと、上記ケーシング72内に
設けられ、他方(上側)の分岐通路70bを通し導入され
た圧縮空気の上記所定圧力に基づいて、上記ケーシング
72内に上記高圧パイプ60側である分岐パイプ61から他の
加圧燃料通路61aを通し導入された上記加圧燃料を所定
圧力に調圧する第2調圧部62bとを備えている。
上記ケーシング72は、上記両分岐通路70a,70bの分岐
部が形成されたケーシング本体72aと、このケーシング
本体72aの一端面(下端面)に取り付けられる第1ケー
シングカバー72bと、上記ケーシング本体72aの他端面
(上端面)に取り付けられる第2ケーシングカバー72c
とを備えている。
上記第1調圧部62aは、上記ケーシング本体72aの一端
面とこの一端面に対面する上記第1ケーシングカバー72
bの端面(上端面)との間に介設される第1ダイアフラ
ム73と、上記ケーシング本体72aの一端面に開口して上
記第1ダイアフラム73の一方の面に面するようこのケー
シング本体72aに形成されて上記一方の分岐通路70aを連
通させる上部空気室74と、上記第1ケーシングカバー72
bの端面に開口して上記第1ダイアフラム73の他方の面
に面するようこの第1ケーシングカバー72bに形成され
る下部空気室75とを備え、上記上部空気室74と下部空気
室75の各開口は上記第1ダイアフラム73を介して互いに
対面させられている。そして、上記上部空気室74には、
空気ポンプ67からの圧縮空気が上記第2加圧パイプ70
と、上記した一方の分岐通路70aとを通して導入される
(第1図と第3図中矢印H)。
上記上部空気室74を前記排気管41内に連通させる空気
逃し通路78が形成され、この空気逃し通路78は上記上部
空気室74に対し上記第1ダイアフラム73に取り付けられ
た弁体79で開閉される。また、上記弁体79が空気逃し通
路78を閉じるよう上記第1ダイアフラム73を上方に向っ
て弾性的に付勢するばね80が上記下部空気室75に設けら
れている。
そして、上部空気室74に送り込まれた上記圧縮空気の
圧力が、上記ばね80の弾性力を越えると、つまり、所定
圧力を越えると、上記圧縮空気の圧力がばね80の弾性力
に抗し第1ダイアフラム73を下方に撓ませる。すると、
弁体79が空気逃し通路78を開き、上記圧縮空気の一部が
空気逃し通路78から排気管41内に排出される(第1図と
第3図中矢印I)。そして、これにより、第2加圧パイ
プ70における圧縮空気が上記所定圧力に保たれるよう調
圧されて、これが上記高圧燃料噴射弁48に供給されて噴
射される。
一方、前記第2調圧部62bは、上記ケーシング本体72a
の他端面とこの他端面に対面する上記第2ケーシングカ
バー72cの端面(下面)との間に介設される第2ダイア
フラム83と、上記第2ケーシングカバー72cの端面に開
口して上記第2ダイアフラム83の一方の面に面するよう
この第2ケーシングカバー72cに形成されて上記他方の
分岐通路70bを連通させる他の空気室84と、上記ケーシ
ング本体72aの他端面に開口して上記第2ダイアフラム8
3の他方の面に面するようこのケーシング本体72aに形成
される燃料室85とを備え、上記他の空気室84と燃料室85
の各開口は上記第2ダイアフラム83を介して互いに対面
させられている。
そして、上記空気室84には、上記第2加圧パイプ70か
らの圧縮空気が上記他方の分岐通路70bを通り導入され
る(第3図中矢印H′)。この場合、この圧縮空気は上
記のように第1ダイアフラム73やばね80により所定圧力
となるよう調圧されたものである。また、上記燃料室85
には第1図で示した前記高圧パイプ60、分岐パイプ61、
および他の加圧燃料通路61aを介し燃料ポンプ56から加
圧燃料が送り込まれる(第1図と第3図中矢印C)。
上記燃料室85を第1図で示した前記低圧パイプ63に連
通させる燃料逃し通路86が形成され、この燃料逃し通路
86は上記燃料室85に対し上記第2ダイアフラム83に取り
付けられた弁体87で開閉される。上記弁体87が燃料逃し
通路86を閉じるよう上記第2ダイアフラム83を付勢する
ばね88が上記空気室84に設けられ、この空気室84におけ
る圧縮空気の所定圧力と、ばね88の弾性力との合力で弁
体87が燃料逃し通路86を閉じている。
そして、上記燃料室85に送り込まれた加圧燃料の圧力
が、上記空気室84における圧縮空気の所定圧力と加圧燃
料の弾性力の合力を越えると、つまり、所定圧力を越え
ると、上記加圧燃料の圧力が上記合力に抗し第2ダイア
フラム83を上方に撓ませる。すると、弁体87が燃料逃し
通路86を開き、上記燃料室85内の燃料の一部が燃料逃し
通路86を通り低圧パイプ63に流れる(第1図と第3図中
矢印D)。そして、これにより、高圧パイプ60における
燃料が上記所定圧力に保たれるよう調圧されて、これが
上記高圧燃料噴射弁48に供給されて噴射される。
第4図により、前記空気室71について詳しく説明す
る。
この空気室71はケーシング90の内部に形成されてい
る。このケーシング90には入口部91と出口部92とが形成
され、入口部91には前記第1加圧パイプ69の上流側パイ
プ69aが連結され、出口部92には同上第1加圧パイプ69
の下流側パイプ69bが連結されている。また、上記入口
部91には、上流側パイプ69aから空気室71に向ってのみ
圧縮空気の流動を許容する一方向弁93が設けられ、この
一方向弁93は上記上流側パイプ69aを開閉する弁体94
と、上記上流側パイプ69aを閉じさせる方向に弁体94を
付勢するばね95とで構成されている。
そして、上記したように空気ポンプ67から高圧燃料噴
射弁48に至る圧縮空気通路に空気室71が介設されて、こ
の空気室71が蓄圧器として機能するため、空気ポンプ67
からの吐出空気に脈動があるとしても、この脈動は上記
空気室71において吸収され、この空気室71から高圧燃料
噴射弁48に供給される圧縮空気は安定したものとされ
る。
また、高圧燃料噴射弁48における燃料の圧力が上記脈
動に影響されて変動することも防止される。
また、上記高圧燃料噴射弁48は電磁弁式で、その開閉
動作は瞬間的に行われ、このため、これに供給される圧
縮空気の圧力が変動するが、これも上記空気室71におい
て吸収される、よって、この点でも、高圧燃料噴射弁48
における燃料や圧縮空気の噴射量が適正となる。
更に、上記分岐パイプ61を停止させた場合、空気室71
には圧縮空気が溜められていて、かつ、一方向弁93によ
り、この空気室71からの洩れが防止される。このため、
エンジン16の再始動時には、上記圧縮空気により前記差
圧レギュレータ62が直ちに調圧されて所定圧の燃料と、
所定圧の圧縮空気とが高圧燃料噴射弁48から直ちに噴射
され、よって、短いクランキング時間で上記始動ができ
ることとなる。
なお、以上は図示の例によるが、エンジン16は多気筒
であってもよく、4サイクルであってもよい。
(発明の効果) この発明によれば、加圧燃料を圧縮空気と共に燃焼室
に噴射可能とする燃料噴射弁と、この燃料噴射弁に加圧
燃料通路を通し上記加圧燃料を供給する燃料ポンプと、
上記燃料噴射弁に圧縮空気通路を通し上記圧縮空気を供
給する空気ポンプと、この空気ポンプから燃料噴射弁に
至る上記圧縮空気通路に介設される空気室と、上記燃料
噴射弁に供給される加圧燃料および圧縮空気のそれぞれ
の圧力を所定圧力に調圧するレギュレータとを備えてい
る。
このため、上記空気ポンプから吐出された圧縮空気は
上記空気室に一旦溜められ、つまり、この空気室は蓄圧
器として機能する。
よって、空気ポンプからの圧縮空気に脈動があるとし
ても、この脈動は上記空気室において吸収され、この空
気室から燃料噴射弁に供給される圧縮空気は安定したも
のとなる。この結果、圧縮空気の噴射量が適正となっ
て、安定したエンジンの作動が得られることとなる。
上記構成において、燃料噴射弁に供給される加圧燃料
および圧縮空気のそれぞれの圧力を所定圧力に調圧する
レギュレータが、ケーシングと、このケーシング内に形
成され上記空気室から延びてきた圧縮空気通路を連通さ
せて上記ケーシング内で複数に分岐されて延びる分岐通
路と、上記ケーシング内に設けられ、上記両分岐通路の
うち一方の分岐通路を通し導入された圧縮空気を所定圧
力に調圧する第1調圧部と、上記ケーシング内に設けら
れ、他方の分岐通路を通し導入された圧縮空気の上記所
定圧力に基づいて、上記ケーシング内に上記加圧燃料通
路側から他の加圧燃料通路を通し導入された上記加圧燃
料を所定圧力に調圧する第2調圧部とを備えており、つ
まり、上記レギュレータを差圧レギュレータとしてあ
る。
このため、上記加圧燃料と圧縮空気の互いの相対的な
圧力は自動的に調圧されることから、加圧燃料と圧縮空
気の調圧に個別にレギュレータが設けられていて、燃料
噴射弁による所望の燃料噴射を得ようとする上で、上記
各レギュレータにそれぞれ操作が必要であった従来の技
術に比べて、上記レギュレータへの操作はより容易とな
る。
また、上記の場合、加圧燃料の圧力を圧縮空気の圧力
に対し自動的に調圧可能とさせる必要上、ケーシング内
で加圧燃料が通る加圧燃料通路と圧縮空気が通る圧縮空
気通路とを互いに関連させることが要求されるが、本発
明では、上記したように、空気室から延びてきた圧縮空
気通路をケーシング内で複数の分岐通路に分岐させて延
ばし、上記した他方の分岐通路を通る圧縮空気の圧力で
上記加圧燃料の所定圧力を定めるようにしたのであり、
このようにケーシング内で圧縮空気通路を延ばした分、
加圧燃料通路の道筋をより簡単にさせることができる。
よって、ケーシング内での加圧燃料通路の道筋を簡単
にできる分、燃料漏れを防止できる。なお、上記ケーシ
ング内での圧縮空気通路は上記したように分岐させて延
ばすと、これによって多少の空気洩れのおそれは生じる
が、この空気洩れは何ら支障がない。
また、上記ケーシングが、上記両分岐通路の分岐部が
形成されたケーシング本体と、このケーシング本体の一
端面に取り付けられる第1ケーシングカバーと、上記ケ
ーシング本体の他端面に取り付けられる第2ケーシング
カバーとを備え、上記第1調圧部が、上記ケーシング本
体と上記第1ケーシングカバーとの間に介設される第1
ダイアフラムと、この第1ダイアフラムに面するように
ケーシング本体に形成されて上記一方の分岐通路を連通
させる空気室とを備え、一方、上記第2調圧部が、上記
ケーシング本体と上記第2ケーシングカバーとの間に介
設される第2ダイアフラムと、この第2ダイアフラムに
面するよう第2ケーシングカバーに形成されて上記他方
の分岐通路を連通させる他の空気室とを備えている。
ここで、前記したように、第1調圧部により圧縮空気
を所定圧力に調圧可能とさせるためには、この調圧時に
上記空気室で余剰となった空気をケーシングの外部に排
出させる空気逃し通路が必要とされる。そして、この場
合、上記空気室がケーシング本体に形成されていること
に伴い、上記空気室に連通する上記空気逃し通路も上記
ケーシング本体に形成されることとなる。
また、前記したように、第2調圧部により上記圧縮空
気の上記所定圧力に基づいて上記加圧燃料を所定圧力に
調圧可能とさせるためには、上記ケーシング本体に形成
され上記第2ダイアフラムを介し上記空気室に対面しか
つ上記他の加圧燃料通路を連通させる燃料室と、この調
圧時にこの燃料室で余剰となった燃料をケーシングの外
部に排出させる燃料逃し通路とが必要とされる。そし
て、この場合、上記したように燃料室がケーシング本体
に形成されることに伴い、上記燃料室に連通する上記他
の加圧燃料通路と燃料逃し通路も上記ケーシング本体に
形成されることとなる。
即ち、上記したように、ケーシング本体には、両分岐
通路の分岐部、空気室、空気逃し通路、燃料室、他の加
圧燃料通路、および燃料逃し通路が集中的に形成される
こととなる。
よって、上記ケーシングを成形する場合には、複雑な
形状のものを高精度に成形できるNCなど特殊工作機械に
対し、上記ケーシングを構成するケーシング本体、第1
ケーシングカバー、および第2ケーシングカバーのう
ち、ケーシング本体だけを高精度にセットして、加工さ
せればよく、このため、ケーシングの構成部品のそれぞ
れを特殊工作機械に対し高精度にセットして加工させ
る、ということに比べて、上記ケーシングの加工はより
容易にでき、つまり、レギュレータの成形が容易にでき
ることとなる。
【図面の簡単な説明】
図はこの発明の実施例を示し、第1図は第2図の部分拡
大部分断面図、第2図は自動二輪車の左側面図、第3図
は差圧レギュレータの側面断面図、第4図は空気室と一
方向弁の側面断面図である。 1……自動二輪車、16……エンジン、37……燃焼室、48
……高圧燃料噴射弁(燃料噴射弁)、56……燃料ポン
プ、60……高圧パイプ(加圧燃料通路)、61a……他の
加圧燃料通路、62……差圧レギュレータ(レギュレー
タ)、62a……第1調圧部、62b……第2調圧部、67……
空気ポンプ、69……第1加圧パイプ(圧縮空気通路)、
70……第2加圧パイプ(圧縮空気通路)、70a,70b……
分岐通路(圧縮空気通路)、71……空気室、72……ケー
シング、72a……ケーシング本体、72b……第1ケーシン
グカバー、72c……第2ケーシングカバー、73……第1
ダイアフラム、74……上部空気室、75……下部空気室、
78……空気逃し通路、83……第2ダイアフラム、84……
空気室、85……燃料室、86……燃料逃し通路。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−271070(JP,A) 特開 昭61−112772(JP,A) 特開 昭62−3168(JP,A) 特開 平2−238169(JP,A) 実開 平1−166268(JP,U) 実開 平1−159173(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F02M 67/00 - 67/12 F02M 55/02 350 F02M 69/00 340

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】加圧燃料を圧縮空気と共に燃焼室に噴射可
    能とする燃料噴射弁と、この燃料噴射弁に加圧燃料通路
    を通し上記加圧燃料を供給する燃料ポンプと、上記燃料
    噴射弁に圧縮空気通路を通し上記圧縮空気を供給する空
    気ポンプと、この空気ポンプから燃料噴射弁に至る上記
    圧縮空気通路に介設される空気室と、上記燃料噴射弁に
    供給される加圧燃料および圧縮空気のそれぞれの圧力を
    所定圧力に調圧するレギュレータとを備えたエンジン用
    燃料噴射弁への燃料および空気供給装置において、 上記レギュレータが、ケーシングと、このケーシング内
    に形成され上記空気室から延びてきた圧縮空気通路を連
    通させて上記ケーシング内で複数に分岐されて延びる分
    岐通路と、上記ケーシング内に設けられ、上記両分岐通
    路のうち一方の分岐通路を通し導入された圧縮空気を所
    定圧力に調圧する第1調圧部と、上記ケーシング内に設
    けられ、他方の分岐通路を通し導入された圧縮空気の上
    記所定圧力に基づいて、上記ケーシング内に上記加圧燃
    料通路側から他の加圧燃料通路を通し導入された上記加
    圧燃料を所定圧力に調圧する第2調圧部とを備え、 上記ケーシングが、上記両分岐通路の分岐部が形成され
    たケーシング本体と、このケーシング本体の一端面に取
    り付けられる第1ケーシングカバーと、上記ケーシング
    本体の他端面に取り付けられる第2ケーシングカバーと
    を備え、上記第1調圧部が、上記ケーシング本体と上記
    第1ケーシングカバーとの間に介設される第1ダイアフ
    ラムと、この第1ダイアフラムに面するようケーシング
    本体に形成されて上記一方の分岐通路を連通させる空気
    室とを備え、一方、上記第2調圧部が、上記ケーシング
    本体と上記第2ケーシングカバーとの間に介設される第
    2ダイアフラムと、この第2ダイアフラムに面するよう
    第2ケーシングカバーに形成されて上記他方の分岐通路
    を連通させる他の空気室とを備えたエンジン用燃料噴射
    弁への燃料および空気供給装置。
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