JP3026260B1 - スタ―タモ―タの駆動回路 - Google Patents

スタ―タモ―タの駆動回路

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JP3026260B1
JP3026260B1 JP10366413A JP36641398A JP3026260B1 JP 3026260 B1 JP3026260 B1 JP 3026260B1 JP 10366413 A JP10366413 A JP 10366413A JP 36641398 A JP36641398 A JP 36641398A JP 3026260 B1 JP3026260 B1 JP 3026260B1
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Abstract

【要約】 【課題】車両の内燃機関を始動させるスタータモータM
の駆動回路を、第1スイッチ1と、操作時にのみオンす
る第2スイッチ2と、スタータモータMに付設したマグ
ネットスイッチ3を制御する制御回路4に介入した常開
型のリレー接点5aと、第2スイッチ2に直列のリレー
コイル5bとから成るリレー5とで構成し、リレー接点
5aの膠着やリークに対するフェイルセーフ性を向上さ
せる。 【解決手段】第1スイッチ1を、点火回路6をバッテリ
ー7に接続する第1可動接片1aと、制御回路4をバッ
テリー7に接続する第2可動接片1bとの2連スイッチ
とし、第2スイッチ2にオフ時に接地する第2固定接点
2cを備える。リレー接点5aに膠着が生じても第2可
動接片1bを開放して制御回路4の通電を遮断する。各
スイッチにリークが生じても、リーク電流を接地側に逃
がし、仮にリーク電流が制御回路4に流れてもマグネッ
トスイッチ3を閉成できない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両の内燃機関を
始動させるスタータモータの駆動回路に関する。
【0002】
【従来の技術】一般の自動車では、オフ位置とアクセサ
リー位置と点火位置とスタート位置とに切換自在なキー
スイッチを設け、キースイッチをスタート位置に切換え
たときスタータモータが駆動されるようにしているが、
スポーツ車の中には、スポーツ車としての個性を強調す
るため、キースイッチとは別のスイッチを設け、該スイ
ッチの操作でスタータモータを駆動するようにしたもの
がある。
【0003】図2は、このようなスタータモータの駆動
回路を示しており、このものでは、オフ位置(OFF)
とアクセサリー位置(ACC)と点火位置(IG)とに
切換自在なキースイッチから成る第1スイッチaと、操
作時にのみオンする第2スイッチbと、スタータモータ
cへの通電を制御する制御回路dに介入した常開型のリ
レー接点e1と、第2スイッチbに直列のリレーコイル
2とから成るリレーeとを備え、第1スイッチaを点
火位置に切換えて内燃機関の点火回路fを電源gに接続
すると共に第2スイッチbをオンしたとき、電源gから
第1スイッチaと第2スイッチbとを介してリレーコイ
ルe2に通電され、リレー接点e1の閉成により電源gか
ら制御回路dに通電されて、スタータモータcが駆動さ
れるようにしている。
【0004】尚、制御回路dは、スタータモータcに付
設したマグネットスイッチhを制御するものであり、従
来は、電源gと第1スイッチaとを接続する回路から制
御回路dを分岐している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来例のもので
は、リレー接点e1が膠着した場合、制御回路dに通電
され続けてスタータモータcのオーバーランを生ずる不
具合があり、また、車両室内への水の侵入や結露により
第1スイッチaや第2スイッチbの絶縁抵抗が低下する
と、これらスイッチ内でのリークによりリレーコイルe
2にリーク電流が流れてリレー接点e1が閉成され、制御
回路dへの通電でスタータモータcが駆動され、スター
タモータcでの電力消費により電源電圧低下して、電源
gを必要とする各種システムの機能不全を引き起こす不
具合がある。
【0006】本発明は、以上の点に鑑み、リレー接点の
膠着やリークに対するフェイルセーフ性を向上させたス
タータモータの駆動回路を提供することを課題としてい
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決すべく、
本発明では、車両の内燃機関を始動させるスタータモー
タの駆動回路であって、内燃機関の点火回路を電源に接
続する点火位置に切換保持可能な第1スイッチと、操作
時にのみオンする第2スイッチと、スタータモータへの
通電を制御する制御回路に介入した常開型のリレー接点
と、第2スイッチに直列のリレーコイルとから成るリレ
ーとを備え、第1スイッチを点火位置に切換えると共に
第2スイッチをオンしたとき、電源から第1スイッチと
第2スイッチとを介してリレーコイルに通電され、リレ
ー接点の閉成により電源から制御回路に通電されて、ス
タータモータが駆動されるようにしたものにおいて、制
御回路を、第1スイッチと第2スイッチとを接続する回
路から分岐し、第1スイッチを点火位置に切換えたとき
にのみ制御回路が電源に接続されるようにしている。
【0008】これによれば、リレー接点が膠着した場合
でも、第1スイッチを点火位置から切換えれば、制御回
路に通電されなくなり、スタータモータのオーバーラン
を防止できる。 また、第1スイッチ及び第2スイッチ
でのリークによりリーク電流がリレーコイルに流れてリ
レー接点が閉成しても、制御回路に流れるのは第1スイ
ッチでリークしたリーク電流であって、スタータモータ
を駆動状態に切換える程の電流は流れず、リークによる
スタータモータの駆動は生じない。
【0009】特に、第2スイッチとリレーコイルとを接
続する回路が第2スイッチのオフ時に接地されるように
第2スイッチを構成すれば、第1スイッチ及び第2スイ
ッチにおいてリークしても、リーク電流はリレーコイル
に流れないためリレー接点は閉成せず、リークによるス
タータモータの駆動をより確実に防止できる。
【0010】
【発明の実施の形態】図1は車両の内燃機関を始動させ
るスタータモータMの駆動回路を示しており、この駆動
回路は、オフ位置(OFF)とアクセサリー位置(AC
C)と点火位置(IG)とに切換自在なキースイッチか
ら成る第1スイッチ1と、操作時にのみオンする第2ス
イッチ2と、スタータモータMに付設したマグネットス
イッチ3を制御する制御回路4に介入した常開型のリレ
ー接点5aと、第2スイッチ2に直列のリレーコイル5
bとから成るリレー5とを備えている。
【0011】この第1スイッチ1は、第1と第2の2つ
の可動接片1a、1bを有する2連スイッチで構成され
ており、点火位置において、内燃機関の点火回路6が第
1可動接片1aを介して電源たる車載バッテリー7に接
続され、制御回路4が第2可動接片1bを介してバッテ
リー7に接続されるようにしている。
【0012】前記第2スイッチ2は、リレーコイル5b
常時接続される可動接片2aと、点火回路6に分岐接続
される第1固定接点2bと、接地される第2固定接点2
cとを備えており、第2スイッチ2のオン時に可動接片
2aが第1固定接点2bに接触し、オフ時に可動接片2
aが第2固定接点2cに接触するようにしている。図中
8は、バッテリー7と第1スイッチ1との間に介入した
ヒューズである。
【0013】以上の構成によれば、第1スイッチ1をキ
ーにより回動操作して点火位置に切換えると共に第2ス
イッチ2をオンしたとき、バッテリー7から第1スイッ
チ1の第1可動接片1aと第2スイッチ2とを介してリ
レーコイル5bに通電されてリレー接点5aが閉成さ
れ、その結果、バッテリー7から第1スイッチ1の第2
可動接片1bとリレー接点5aとを介してマグネットス
イッチ3に通電されて、該スイッチ3が閉成され、スタ
ータモータMにバッテリー7から通電されて、スタータ
モータMが駆動される。 尚、マグネットスイッチ3を
閉成するには制御回路4に或る程度以上の電流を通電す
る必要があり、制御回路4を点火回路6に分岐接続した
場合には、第1可動接片1aに過度の電流が流れるた
め、本実施形態では制御回路4専用の第2可動接片1b
を第1スイッチ1に設けている。
【0014】内燃機関の始動後は、第2スイッチ2の操
作を解いて第2スイッチ2をオフする。 ここで、リレ
ー接点5aの膠着故障を生じると、第2スイッチ2をオ
フしても制御回路4に通電され続けるが第1スイッチ1
を点火位置からアクセサリー位置やオフ位置に切換えて
第2可動接片1bを開放すれば、制御回路4への通電が
停止され、スタータモータMのオーバーランを防止でき
る。
【0015】また、第1スイッチ1をオフ位置やアクセ
サリー位置に切換えた状態で車両室内への水の侵入や結
露により第1スイッチ1でのリークを生じると、第2ス
イッチ2側にリーク電流が流れるが、第2スイッチ2と
リレーコイル5bとを接続する回路は第2スイッチ2の
オフ時に第2スイッチ2の可動接片2aと第2固定接点
とを介して接地されているため、リーク電流はリレ
ーコイル5bには殆ど流れず、リレー接点5aが閉成さ
れることはない。 仮に、リレー接点5aが閉成されて
も、制御回路4に流れるのは開放位置に存する第1スイ
ッチの第2可動接片1bからリークしたリーク電流のみ
となり、この程度の電流ではマグネットスイッチ3閉成
されないため、スタータモータMが駆動されることはな
い。
【0016】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、リレー接点の膠着、更には、第1スイッチや
第2スイッチのリークによるスタータモータの駆動を防
止して、フェイルセーフ性を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明によるスタータモータの駆動回路の配
線図
【図2】 従来のスタータモータの駆動回路の配線図
【符号の説明】
1 第1スイッチ 2 第2スイッチ 4 制御回路 5 リレー 5a リレ
ー接点 5b リレーコイル 電源(バッテリー) M スタータモータ

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両の内燃機関を始動させるスタータモ
    ータの駆動回路であって、内燃機関の点火回路を電源に
    接続する点火位置に切換保持可能な第1スイッチと、操
    作時にのみオンする第2スイッチと、スタータモータへ
    の通電を制御する制御回路に介入した常開型のリレー接
    点と、第2スイッチに直列のリレーコイルとから成るリ
    レーとを備え、第1スイッチを点火位置に切換えると共
    に第2スイッチをオンしたとき、電源から第1スイッチ
    と第2スイッチとを介してリレーコイルに通電され、リ
    レー接点の閉成により電源から制御回路に通電されて、
    スタータモータが駆動されるようにしたものにおいて、
    制御回路を、第1スイッチと第2スイッチとを接続する
    回路から分岐し、第1スイッチを点火位置に切換えたと
    きにのみ制御回路が電源に接続されるようにした、こと
    を特徴とするスタータモータの駆動回路。
  2. 【請求項2】 第2スイッチとリレーコイルとを接続す
    る回路が第2スイッチのオフ時に接地されるように第2
    スイッチを構成することを特徴とする請求項1記載のス
    タータモータの駆動回路。
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