JP4305762B2 - エンジン始動装置 - Google Patents

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本発明は、車両のエンジンを始動させるエンジン始動装置に関する。
例えば2輪自動車(オートバイ)のエンジン始動装置では、キースイッチをIG位置に操作した状態でスタートボタンをオンすると、リレーがオンして始動モータ(スタータモータ)が始動する。オートバイは野外に放置されることが多く、またスタートボタンはカバー等で十分に覆われないことが多い。雨水等の導電性物質がスタートボタンにかかると、スタートボタンの絶縁抵抗が下がって導通し、運転者の意に反してスタータモータが始動することがあり、危険である。
従来、エンジン始動装置を構成するスイッチで漏電が発生しても、エンジンを始動させるスタータモータの誤作動を防止することができるエンジン始動装置として、例えば、特開2000−186655号公報に開示されているスタータモータの駆動回路がある。このスタータモータの駆動回路は、第1スイッチと、第2スイッチと、リレーとから構成されている。第1スイッチは、第1可動接片と第2可動接片とを有する2連スイッチである。第2スイッチは、オフ状態のときに可動接片が接触する第2固定接点を有するスイッチである。リレーは、リレーコイルと、リレー接点とから構成されている。
第1スイッチを構成する第1可動接片からなるスイッチの一端はバッテリに、他端は第2スイッチの一端にそれぞれ接続されている。また、第2スイッチの他端はリレーコイルの一端に接続され、リレーコイルの他端は接地されている。さらに、第2スイッチの第2固定接点は接地されている。これに対し、第1スイッチを構成する第2可動接片からなるスイッチの一端はバッテリに、他端はリレー接点の一端にそれぞれ接続され、リレー接点の他端はスタータモータに付設されたマグネットスイッチに接続されている。
そして、第1スイッチがオンすると、第1可動接片を介して第2スイッチの一端にバッテリの電圧が印加される。また、第2可動接片を介してリレー接点の一端にもバッテリの電圧が印加される。ここで、第2スイッチで漏電が発生すると、第2スイッチがオフ状態であるにもかかわらず漏電電流が流れる。しかし、第2スイッチを流れる漏電電流は、可動接片から第2固定接点を介して接地側へと流れ、リレーコイルに流れることはない。そのため、リレー接点はオンせず、マグネットスイッチがオンしてスタータモータが起動されることはない。
特開2000−186655号公報
上記実施例には以下の点で適用の際に問題がある。
スタータスイッチのオン、オフの判定にてスタータモータを任意のタイミングにて動作させたい場合、または前記スタータモータ以外の装置をスタータスイッチの状態に基づいて動作させたい場合、上記実施例ではスタータモータをスタータスイッチに連動させることのみであり、実現できない。
また前述したスタータモータの駆動回路の第2スイッチに相当するスタータスイッチがキースイッチと別体、さらには、ハンドル周辺に設置されている二輪車であった場合、オフ状態のときに可動接片が接触するスタータスイッチの固定接点を車体に接地するための比較的長いワイヤーハーネスが必要となる。ワイヤーハーネスが長くなるとコスト増、重量増に加え抵抗が増加し、スタータスイッチからワイヤーハーネスを介して車体に流れる漏電電流による電力損失も増加する。電力損失の増加に伴いバッテリの電圧が低下して、バッテリに接続されるスタータ以外の電気負荷の動作に影響を与える恐れがある。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、スタート部材で漏電が発生しても、スタータモータ、スタータモータ以外の装置の誤動作を確実に防止し、漏電電流による電力損失を抑えることができるエンジン始動装置を提供することを目的とする。
そこで、本発明者は、スタート部材の入出力端子間の電圧の、漏電時、非漏電時の電圧の大きさに着目し、スタート部材の漏電を判定することとした。
すなわち、請求項1に記載のエンジン始動装置は、バッテリと、スタータモータと、接点の一端が前記バッテリに、接点の他端が前記スタータモータにそれぞれ接続されるスタータリレーと、入力端子が前記バッテリに接続されるスタート部材と、接点の一端が前記スタート部材の出力端子に、接点の他端が前記スタータリレーのコイルにそれぞれ接続されるとともに、コイルの一端が前記バッテリに接続されるスタータコントールリレーと、前記スタート部材の出力端子及び前記スタータコントールリレーのコイルの他端にそれぞれ接続され、前記スタート部材の出力端子の電圧に基づいて前記スタート部材のオン/オフ状態を判定し、前記スタート部材がオン状態のとき、前記スタータコントールリレーのコイルに通電して前記スタータコントールリレーの接点をオンさせることで、前記スタータリレーのコイルに通電して前記スタータリレーの接点をオンさせ、前記バッテリから前記スタータモータに電力を供給して前記スタータモータを起動させる制御手段とを備えたエンジン始動装置において、前記制御手段は、前記スタート部材の入力端子に接続され、前記スタート部材の入出力端子間の電圧に基づいて前記スタート部材での漏電の有無を判定し、前記スタート部材で漏電が発生しているときには、前記スタータコントロールリレーのコイルへの通電を遮断して前記スタータリレーの接点をオフさせ、前記スタータモータを停止させることを特徴とする。
請求項2に記載のエンジン始動装置は、請求項1に記載のエンジン始動装置において、さらに、前記制御手段は、前記スタート部材の入出力端子間の電圧を増幅して出力する
増幅手段と、前記増幅手段の出力する電圧の大きさに基づいて前記スタート部材での漏電の有無を判定し、前記スタート部材で漏電が発生しているときには、前記スタータコントロールリレーのコイルへの通電を遮断して前記スタータリレーの接点をオフさせ、前記スタータモータを停止させるスタータ制御手段とを有することを特徴とする。
請求項3に記載のエンジン始動装置は、請求項2に記載のエンジン始動装置において、さらに、前記スタータ制御手段は、前記増幅手段の出力する電圧の大きさが所定の漏電電圧上限閾値以下、かつ、所定の漏電電圧下限閾値以上であるとき、前記スタート部材で漏電が発生していると判定することを特徴とする。
請求項4に記載のエンジン始動装置は、請求項2に記載のエンジン始動装置において、さらに、前記スタート部材は、キースイッチの操作後運転者が操作するスタートボタンであることを特徴とする。
請求項1に記載のエンジン始動装置によれば、制御手段で、スタート部材の入出力端子間の電圧に基づいて、スタート部材への導電性物質の付着を判定することができる。そのため、スタート部材で漏電が発生しても、スタータモータ、スタータモータ以外の装置の誤動作を確実に防止し、漏電電流による電力損失を抑えることができる。
請求項2に記載のエンジン始動装置によれば、増幅手段で、スタート部材の入出力端子間の電圧を増幅することができる。さらに、スタータ制御手段で、増幅手段の出力する電圧の大きさに基づいてスタート部材の漏電を判定し、スタート部材が漏電しているときはスタータモータを停止させることができる。そのため、漏電電流による電力損失を抑えて、スタータの誤作動を確実に防止することができる。
ところで、スタート部材の漏電は、例えば、スタート部材が被水して入出力端子間の絶縁抵抗が低下することで発生する。そのため、スタート部材で漏電が発生しているときの入出力端子間の電圧は、スタート部材がオン又はオフ状態にあるときの入出力端子間の電圧と異なる。従って、スタート部材の入出力端子間の電圧の大きさに基づいて漏電の有無を判定することができる。
請求項3に記載のエンジン始動装置によれば、スタータ制御手段で、増幅手段の出力する電圧の大きさが所定の漏電電圧上限閾値以下、かつ、所定の漏電電圧下限閾値以上であるとき、スタート部材が漏電していると判定することができる。そのため、スタート部材の漏電を確実に判定でき、スタータモータの誤作動をより確実に防止することができる。
ところで、スタート部材で漏電が発生すると、スタート部材の入出力端子間の電圧は、スタート部材の絶縁抵抗と漏電電流とで決まる所定の範囲内の電圧となる。従って、スタート部材の入出力端子間の電圧を漏電電圧上下限閾値と比較することで、漏電の有無を確実に判定することができる。
請求項4に記載のエンジン始動装置によれば、スタートボタンで漏電が発生しても、スタータモータ、スタータモータ以外の装置の誤動作を確実に防止し、エンジンの誤始動を防ぐことができる。
本実施形態は、本発明に係るエンジン始動装置を自動二輪車に適用した例を示す。本実施形態におけるエンジン始動装置の回路図を図1に示す。そして、図1を参照して構成、動作、効果の順で具体的に説明する。
まず、具体的構成について説明する。図1に示すように、エンジン始動装置1は、キルスイッチ10と、スタータスイッチ11(スタート部材)と、電子制御装置(制御手段、以下ECUという)12と、スタータコントロールリレー13とから構成されている。エンジン始動装置1には、バッテリ2と、スタータリレー3と、スタータモータ4とが接続されている。
キルスイッチ10はスタータコントロールリレー13に駆動源となる、例えば、12Vのバッテリ2を接続するためのスイッチである。キルスイッチ10の入力端子はバッテリ2の正極端子に、出力端子はECU12のKILL端子とスタータスイッチ11とスタータコントロールリレー13とにそれぞれ接続されている。
スタータスイッチ11は、キースイッチの操作後に操作することで、スタータモータ4を起動してエンジン(図略)を始動させるための始動信号を出力するスイッチボタンである。スタータスイッチ11の入力端子はキルスイッチ10の出力端子に、出力端子はECU12のSTA端子とスタータコントロールリレー13とにそれぞれ接続されている。
ECU12は、キルスイッチ10とスタータスイッチ11のオン/オフ状態と、スタータスイッチ11における漏電の発生状態に基づいて、スタータコントロールリレー13を制御する装置である。ECU12は、キルスイッチ状態検出回路12aと、スタータスイッチ状態検出回路12bと、差動増幅回路12c(増幅手段)と、マイクロコンピュータ12d(スタータ制御手段)と、リレー駆動回路12eとから構成されている。
キルスイッチ状態検出回路12aは、キルスイッチ10の出力端子の電圧の大きさに基づいてキルスイッチ10のオン/オフ状態を判定して、オン/オフ状態に応じた信号をマイクロコンピュータ12d出力する回路である。キルスイッチ状態検出回路12aの入力端子はKILL端子を介してキルスイッチ10の出力端子に、出力端子はマイクロコンピュータ12dにそれぞれ接続されている。
スタータスイッチ状態検出回路12bは、スタータスイッチ11の出力端子の電圧の大きさに基づいてスタータスイッチ11のオン/オフ状態を判定して、オン/オフ状態に応じた信号をマイクロコンピュータ12dに出力する回路である。スタータスイッチ状態検出回路12bの入力端子はSTA端子を介してスタータスイッチ11の出力端子に、出力端子はマイクロコンピュータ12dにそれぞれ接続されている。
差動増幅回路12cはスタータスイッチ11の入出力端子間の電圧を増幅してマイクロコンピュータ12dに出力する回路である。差動増幅回路12cの一方の入力端子はKILL端子を介してスタータスイッチ11の入力端子に、他方の入力端子はSTA端子を介してスタータスイッチ11の出力端子に、出力端子はマイクロコンピュータ12dのA/D入力端子にそれぞれ接続されている。
マイクロコンピュータ12dは、キルスイッチ状態検出回路12aとスタータスイッチ状態検出回路12bの出力に基づいてキルスイッチ10とスタータスイッチ11のオン/オフ状態を判定するとともに、差動増幅回路12cの出力に基づいてスタータスイッチ11の漏電の発生有無を判定し、リレー駆動回路12eを制御する素子である。マイクロコンピュータ12dの一方の入力端子はキルスイッチ状態検出回路12aの出力端子に、他方の入力端子はスタータスイッチ状態検出回路12bの出力端子に、A/D入力端子は差動増幅回路12cの出力端子にそれぞれ接続されている。さらに、マイクロコンピュータ12dの出力端子はリレー駆動回路12eに接続されている。
リレー駆動回路12eはマイクロコンピュータ12dの出力に基づいてスタータコントロールリレー13を駆動するための回路である。リレー駆動回路12eの入力端子はマイクロコンピュータ12dの出力端子に、出力端子はSTR端子を介してスタータコントロールリレー13にそれぞれ接続されている。
スタータコントロールリレー13はスタータリレー3を駆動するためのリレーである。スタータコントロールリレー13のコイル13aの一端はキルスイッチ10を介してバッテリの正極端子に、他端はSTR端子を介してリレー駆動回路12eの出力端子にそれぞれ接続されている。スタータコントロールリレー13の接点13bの一端はスタータスイッチ11とキルスイッチ10とを介してバッテリの正極端子に、他端はスタータリレー3にそれぞれ接続されている。
スタータリレー3はスタータモータ4に電力を供給してスタータモータ4を駆動するためのリレーである。スタータリレー3のコイル3aの一端はスタータコントロールリレー13の接点13bとスタータスイッチ11とキルスイッチ10とを介してバッテリの正極端子に接続され、他端は車体に接地されている。スタータリレー3の接点3bの一端はバッテリの正極端子に、他端はスタータモータ4の一端にそれぞれ接続されている。
スタータモータ4はエンジンを始動するためのモータである。スタータモータ4の一端はスタータリレー3の接点3bを介してバッテリの正極端子に、他端は車体に接地されている。
次に、具体的動作について説明する。まず、スタータスイッチ11で漏電が発生しているときの動作について説明する。キルスイッチ10がオンすると、スタータスイッチ11の入力端子にバッテリ2の12Vが印加される。スタータスイッチ11の入力端子に12Vが印加されることでスタータスイッチ11に漏電電流が流れ、スタータスイッチ11の入出力端子間にはスタータスイッチ11の絶縁抵抗と漏電電流とで決まる漏電電圧が発生する。スタータスイッチ11の入出力端子間の漏電電圧は、差動増幅回路12cで増幅され、マイクロコンピュータ12dのA/D入力端子に入力される。
マイクロコンピュータ12dはA/D変換された差動増幅回路12cの出力電圧値を予め設定されている漏電電圧上下限閾値と比較する。ここで、漏電電圧上限閾値は、スタータスイッチ11の絶縁抵抗が漏電と判定できる上限の抵抗値、例えば、2kΩに低下したときの漏電電圧に対応した値に設定されている。漏電電圧下限閾値は、スタータスイッチ11の絶縁抵抗が漏電と判定できる下限の抵抗値、例えば、30Ωに低下したときの漏電電圧に対応した値に設定されている。そのため、差動増幅回路12cの出力電圧値は漏電電圧上下限閾値の範囲内となり、マイクロコンピュータ12dはスタータスイッチ11で漏電が発生していると判定する。
スタータスイッチ11で漏電が発生していると判定されると、マイクロコンピュータ12dは、リレー駆動回路12eを介してスタータコントロールリレー13のコイル13aの電流を遮断し接点13bをオフする。スタータコントロールリレー13の接点13bがオフすることでスタータリレー3がオフしスタータモータ4は起動せず停止状態となる。
次に、スタータスイッチ11で漏電が発生していないときの動作について説明する。キルスイッチ10がオンすると、スタータスイッチ11の入力端子とスタータコントロールリレー13のコイル13aの一端にバッテリ2の12Vが印加される。また、KILL端子を介してキルスイッチ状態検出回路12aの入力端子にもバッテリ2の12Vが印加される。キルスイッチ状態検出回路12aは、入力端子に12Vが印加されたことでキルスイッチ10がオン状態にあることを検出し、マイクロコンピュータ12dにハイレベルの信号を出力する。
スタータスイッチ11がオンすると、スタータコントロールリレー13の接点13bの一端にキルスイッチ10とスタータスイッチ11を介してバッテリ2の12Vが印加される。また、STA端子を介してスタータスイッチ状態検出回路12bの入力端子にもバッテリ2の12Vが印加される。スタータスイッチ状態検出回路12bは、入力端子に12Vが印加されたことでスタータスイッチ11がオン状態にあることを検出し、マイクロコンピュータ12dにハイレベルの信号を出力する。差動増幅回路12cは、KILL端子を介して入力されるスタータスイッチ11の入力端子の電圧と、STA端子を介して入力されるスタータスイッチ11の出力端子の電圧とを差動増幅する。スタータスイッチ11はオン状態にあり、スタータスイッチ11の入出力端子の電圧は等しいため、差動増幅回路12cは0Vを出力する。
マイクロコンピュータ12dは、キルスイッチ状態検出回路12aとスタータスイッチ状態検出回路12bの出力するハイレベルの信号に基づいて、キルスイッチとスタータスイッチとがともにオン状態であると判定する。さらに、マイクロコンピュータ12dは差動増幅回路12cの出力電圧を漏電電圧上下限閾値と比較する。差動増幅回路12cの出力電圧は0Vであり、当然漏電電圧下限閾値より小さいため、マイクロコンピュータ12dはスタータスイッチ11で漏電が発生していないと判定する。マイクロコンピュータ12dは、キルスイッチ10とスタータスイッチ11がともにオン状態であり、スタータスイッチ11で漏電が発生していないことが確認できると、リレー駆動回路12eを介してスタータコントロールリレー13のコイル13aに電流を流し接点13bをオンする。スタータコントロールリレー13の接点13bがオンすることでスタータリレー3がオンしてスタータモータ4が起動する。
最後に具体的効果について説明する。本実施形態によれば、 エンジン始動装置1は、マイクロコンピュータ12dで、差動増幅回路12cの出力する電圧の大きさが所定の漏電電圧上限閾値以下、かつ、所定の漏電電圧下限閾値以上であるとき、スタータスイッチ11が漏電していると判定することができる。そのため、漏電電流による電力損失を抑えてスタータスイッチ11の漏電を確実に判定でき、スタータモータ4の誤作動を確実に防止することができる。
本実施形態におけるエンジン始動装置の回路図を示す。
符号の説明
1・・・エンジン始動装置、10・・・キルスイッチ、11・・・スタータスイッチ(スタート部材)、12・・・電子制御装置(制御手段、ECU)、12a・・・キルスイッチ状態検出回路、12b・・・スタータスイッチ状態検出回路、12c・・・差動増幅回路(増幅手段)、12d・・・マイクロコンピュータ(スタータ制御手段)、12e・・・リレー駆動回路、13・・・スタータコントロールリレー、13a・・・コイル、13b・・・接点、2・・・バッテリ、3・・・スタータリレー、3a・・・コイル、3b・・・接点、4・・・スタータモータ

Claims (4)

  1. バッテリと、スタータモータと、接点の一端が前記バッテリに、接点の他端が前記スタータモータにそれぞれ接続されるスタータリレーと、入力端子が前記バッテリに接続されるスタート部材と、接点の一端が前記スタート部材の出力端子に、接点の他端が前記スタータリレーのコイルにそれぞれ接続されるとともに、コイルの一端が前記バッテリに接続されるスタータコントールリレーと、前記スタート部材の出力端子及び前記スタータコントールリレーのコイルの他端にそれぞれ接続され、前記スタート部材の出力端子の電圧に基づいて前記スタート部材のオン/オフ状態を判定し、前記スタート部材がオン状態のとき、前記スタータコントールリレーのコイルに通電して前記スタータコントールリレーの接点をオンさせることで、前記スタータリレーのコイルに通電して前記スタータリレーの接点をオンさせ、前記バッテリから前記スタータモータに電力を供給して前記スタータモータを起動させる制御手段とを備えたエンジン始動装置において、
    前記制御手段は、前記スタート部材の入力端子に接続され、前記スタート部材の入出力端子間の電圧に基づいて前記スタート部材での漏電の有無を判定し、前記スタート部材で漏電が発生しているときには、前記スタータコントロールリレーのコイルへの通電を遮断して前記スタータリレーの接点をオフさせ、前記スタータモータを停止させることを特徴とするエンジン始動装置。
  2. 前記制御手段は、前記スタート部材の入出力端子間の電圧を増幅して出力する増幅手段と、前記増幅手段の出力する電圧の大きさに基づいて前記スタート部材での漏電の有無を判定し、前記スタート部材で漏電が発生しているときには、前記スタータコントロールリレーのコイルへの通電を遮断して前記スタータリレーの接点をオフさせ、前記スタータモータを停止させるスタータ制御手段とを有することを特徴とする請求項1記載のエンジン始動装置。
  3. 前記スタータ制御手段は、前記増幅手段の出力する電圧の大きさが所定の漏電電圧上限閾値以下、かつ、所定の漏電電圧下限閾値以上であるとき、前記スタート部材で漏電が発生していると判定することを特徴とする請求項2記載のエンジン始動装置。
  4. 前記スタート部材は、キースイッチの操作後運転者が操作するスタートボタンであることを特徴とする請求項2に記載のエンジン始動装置。
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