JP2001086637A - 車両の電源確保装置及び方法 - Google Patents

車両の電源確保装置及び方法

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JP2001086637A
JP2001086637A JP26171799A JP26171799A JP2001086637A JP 2001086637 A JP2001086637 A JP 2001086637A JP 26171799 A JP26171799 A JP 26171799A JP 26171799 A JP26171799 A JP 26171799A JP 2001086637 A JP2001086637 A JP 2001086637A
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power supply
starter
relay
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Nobutaka Hamanishi
信隆 浜西
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AutoNetworks Technologies Ltd
Sumitomo Electric Industries Ltd
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
AutoNetworks Technologies Ltd
Sumitomo Electric Industries Ltd
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H47/00Circuit arrangements not adapted to a particular application of the relay and designed to obtain desired operating characteristics or to provide energising current
    • H01H47/002Monitoring or fail-safe circuits

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 スタータリレー4に短絡が生じた場合に確実
に電源を確保すること。 【解決手段】 電源装置1からスタータ5への給電回路
C2を制御する制御回路C1に導入されたスタータリレ
ー4の短絡を検出する監視手段10、11、12を設け
た。そして、スタータリレー4での短絡が検出された際
に、給電回路C2と制御回路C1の何れかを遮断する遮
断器20を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は車両の電源確保装置
及び方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】車両に搭載されている電装品のうち、ス
タータは、電源装置やジャンクションブロックとともに
エンジンルームに配置されており、スタータの受電側端
子には、給電回路を介して電源装置の正端子と電気的に
接続されている。上記ジャンクションブロックにはリレ
ー及びスタータリレーが含まれており、スタータリレー
が接続されることにより、電源装置からスタータに給電
されるようになっている。上記スタータリレーを励磁す
るために、車室内にはスタータスイッチ(イグニション
スイッチ)が設けられている。スタータスイッチは、電
源装置とスタータリレーとの間に挿入されており、この
スタータスイッチがスタータリレーと電源装置とを接続
すると、スタータリレーが励磁され、スタータが給電さ
れる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述したスタータリレ
ーに何らかの異変(例えば車両の水没)が生じて短絡が
発生した場合、電源装置の正端子がスタータの受電側端
子に接続されていることから、電源装置からスタータへ
大電流が流れっぱなしの状態になる。その場合には、電
源装置の電圧が急激に下がってしまい、他の電装品への
給電ができなくなってしまうという不具合があった。
【0004】特に、スタータリレーの短絡が車両の水没
による場合には、適当な電源装置の保護手段がなく、上
述のような大電源の流出を避けることが困難であった。
【0005】本発明は上記不具合に鑑みてなされもので
あり、スタータリレーに短絡が生じた場合に確実に電源
を確保することのできる車両の電源確保装置及び方法を
提供することを課題としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、電源装置から
スタータへの給電回路を制御する制御回路に導入された
スタータリレーと、このスターターリレーを切り換えて
当該スタータへの給電を切り換えるスタータスイッチと
を備えた車両の電源確保装置において、上記スタータリ
レーの短絡を検出する短絡検出手段と、短絡が検出され
た際に、前記給電回路と制御回路の何れかを遮断する遮
断器とを設けたことを特徴とする車両の電源確保装置で
ある。
【0007】この発明によれば、短絡検出手段によって
スタータリレーの短絡が検出されると、遮断器が所定の
通電経路(給電回路または制御回路)を遮断するので、
短絡が発生しても、電源装置からスタータへ不必要な給
電がされることはない。
【0008】特に上記遮断器は、当該スタータリレーが
接続されている上記制御回路を遮断するものであること
が好ましい。
【0009】この発明では、スターターリレーの接点側
回路を遮断するだけでスタータへの給電を阻止すること
が可能になる。従って、給電回路を遮断する場合に比
べ、比較的コンパクトな遮断機構を用いて回路の遮断を
達成することができるので、装置のコンパクト化や低廉
化に寄与する。
【0010】また、上記遮断器は、制御回路と給電回路
との何れかに導入される接続導体と、この接続導体を火
薬の爆発力によって破断させる破断手段と、破断手段を
防水する防水手段とを備えていることが好ましい。
【0011】この発明では、スタータリレーの短絡が水
没によって生じた場合においても、確実に回路を遮断す
ることが可能になる。
【0012】上述した各態様において、上記短絡検出手
段は、スタータスイッチが開成しているか否かを監視す
るスイッチ監視手段と、スタータリレーが上記制御回路
を通電しているか否かを監視するリレー監視手段と、両
監視手段の出力に基づいて短絡判定(具体的にはスター
タスイッチが開成されているにも拘らず指令信号が出力
されている場合には、短絡と判定。)を行う判定手段と
を有していることが好ましい。
【0013】この発明の場合には、簡単な論理回路(M
PUによるデジタル回路を含む)によって短絡判定を行
うことが可能になる。すなわち、スタータリレーの短絡
の態様としては、制御回路とスタータリレーのスイッチ
側のソレノイドが短絡することにより、あたかも自己保
持回路が形成されてスタータリレーがスタータに通電す
る場合と、上記スタータリレーのa接点に短絡が生じ
て、スイッチ側のソレノイドが励磁されていないにも拘
らず、スタータに通電される場合の二態様が考えられる
が、上述のような監視手段の出力に基づいて論理的に短
絡判定する場合には、いずれの態様における短絡も検出
することが可能になる。
【0014】特にその場合において、上記スイッチ監視
手段は、判定手段にスタータスイッチの接続された回路
の電圧を出力する枝線であるとともに、上記リレー監視
手段は、判定手段にスタータリレーの接点が電圧を出力
する枝線であることが好ましい。
【0015】このようにすると、制御回路や給電回路に
漏電検出センサを設ける場合に比べ、水没の影響を受け
ることなく確実に短絡を検出することが可能になる。
【0016】本発明の別の態様は、スタータの給電回路
を制御する制御回路中の短絡を検出し、短絡発生時に前
記給電回路と制御回路の何れかを火薬の爆発力により遮
断することを特徴とする車両の電源確保方法である。
【0017】この発明では、短絡発生時に適切なタイミ
ングで回路を遮断することができるので、電源を確実に
確保することが可能になる。
【0018】
【発明の実施の形態】図1は本発明の概略構成を示すブ
ロック図である。
【0019】図1に示すように、車両の車室内には、電
源装置1が配置されている。この電源装置1にはジャン
クションブロック2に設けられた複数のヒューズ2a、
2bが並列に接続されており、その一つのヒューズ2a
を介して、イグニションスイッチを含むスタータスイッ
チ3が電源装置1に接続されている。スタータスイッチ
3の接点3aには、上記ジャンクションブロック2に内
蔵されたリレー4のソレノイド4aが接続されており、
スタータスイッチ3の接点3aが電源装置1と接続され
ることにより、ソレノイド4aを励磁することができる
ようになっている。このリレー4のa接点4bは、一端
側が上記ジャンクションブロック2の別のヒューズ2b
に接続されているとともに、a接点4bの他端側は、ス
タータ5のマグネットスイッチ5aに接続されている。
そして、これにより、電源装置1、ヒューズ2b、リレ
ー4のa接点4b、及びマグネットスイッチ5aを通る
制御回路C1が形成されている。
【0020】スタータ5は、上記マグネットスイッチ5
aと、マグネットスイッチ5aに電圧が印加されたとき
に閉成するスイッチ5bと、スイッチ5bが閉成するこ
とにより電源装置1から給電回路C2を介して給電され
るモータ5cとを有している。なお、図示の実施形態に
おいて、リレー4とスタータスイッチ3との間には、ニ
ュートラルスイッチ6が挿入されているとともに、この
ニュートラルスイッチ6とスタータスイッチ3との間に
はヒューズ7が挿入されている。
【0021】上述した各電装品の制御を行うために、車
両の車室内には制御ユニット10が設けられている。制
御ユニット10は、マイクロプロセッサやインターフェ
ースなどを備えたECU(ELECTRONIC CO
NTROL UNIT)により具体化されている。
【0022】ここで図示の実施形態では、上記スタータ
スイッチ3とリレー4との間にスプライスされることに
より、スタータスイッチ3の接点3aが閉じているか否
かを監視するための接続線11(スイッチ監視手段)が
上記制御ユニット10に接続されているとともに、リレ
ー4とスタータ5との間にスプライスされることによ
り、スタータリレー4が接続されているか否か否かを監
視するための接続線12(リレー監視手段)が制御ユニ
ット10に接続されている。そして、制御ユニット10
内に構成された論理回路により、制御ユニット10は、
スタータスイッチ3がOFFのとき(接続線11に通電
されていない状態のとき)にリレー4のa接点4bから
マグネットスイッチ5aに給電されているとき(接続線
12に通電されている状態のとき)に、短絡が生じてい
ると判別するように構成されている。
【0023】さらに図示の実施形態においては、上記ジ
ャンクションブロック2のヒューズ2bとリレー4との
間に遮断器20が挿入されている。遮断器20は、制御
ユニット10によって短絡が検出された場合に、上記制
御回路C1を強制的に遮断するためのものであり、上記
制御ユニット20とは、リード線14を介して電気的に
接続されている。
【0024】図2は、図1の実施形態に採用可能な遮断
器20の斜視図であり、図3及び図4は図2の遮断器2
0の断面平面図である。
【0025】これらの図を参照して、遮断器20は、絶
縁材料からなるケース22を備えている。ケース22
は、遮断器20の機能部品全体を液密性を維持した状態
で覆う防水手段の一部を構成するものである。ケース2
2の前部(図3の左側部分)には底壁内に内壁24が立
設されている。この内壁24で囲まれている部分の中央
には、スクイブ組付部26にスクイブ(破断手段)28
が組み付けられている。
【0026】このスクイブ28は、火薬を内蔵し、上記
制御ユニット20からリード線14(図1参照)を通じ
て制御信号を受けることにより、上記火薬を爆発させ、
その爆発力を前方(図3の左側部分)に出力するもので
ある。
【0027】スクイブ組付部26と上記リード線14と
を接続するために、ケース22の後壁部(図3の右側部
分)にはコネクタ部27が形成されている。コネクタ部
27は、略筒状のハウジング部27aと、ハウジング部
27a内に、いわゆるランス係止された端子27bと、
端子27bに接続された導線27cとを有しており、こ
の導線27cが上記スクイブ28に接続されている。さ
らに、図示の実施形態においては、ハウジング部27a
内に防水栓27dが嵌合しており、この防水栓27dに
よって、周知の防水コネクタと同様に、ハウジング部2
7aの内周壁と導線27cとの間が液密性を保持した状
態でシールされている。
【0028】他方、図3及び図4に示すように、上記リ
ード線14の端部には、防水コネクタ14aが設けられ
ており、この防水コネクタ14a内の端子(図示せず)
が、上記コネクタ部27の端子27bと嵌合して、液密
性を保持した状態での機械的、電気的な接続が図られて
いる。
【0029】上記スクイブ組付部26の周囲には、接続
導体であるバスバー30の中間部が固定されている。こ
のバスバー30の中間部は、当該スクイブ28の前方を
横切る横断部31と、この横断部31の両端からそれぞ
れスクイブ組付部26の側方を通る側部32と、側部3
2からスクイブ組付部26の側部外方に矩形に折り返さ
れた折り返し部33と、折り返し部33の端部に形成さ
れてフラットに延びる端子結合部36とを一体に有して
いる。各端子結合部36には、それぞれねじ軸部39が
立設されている。そして、一方のねじ軸部39には、上
記ヒューズ2b(図1参照)に接続されたリード線40
のリング状端子T1が嵌められ、ナットN1で締結され
ているとともに、他方のねじ軸部39に、上記リレー4
のa接点4b(図1参照)と接続されたリード線41の
リング状端子T2が嵌められ、同じくナットN2で締結
されている。これにより、上記バスバー30が、図1に
示す制御回路C1の一部を構成することになる。
【0030】上記バスバー30の具体的な材質は特に問
わないが、強度性及び導電性を考慮すると、黄銅等の銅
合金或いはアルミニウム合金等が好適である。
【0031】本実施形態においては、遮断器20が低電
圧電流の流れる制御回路C1内に導入されているので、
その回路を構成するバスバー30についても、比較的破
断しやすい薄手の構成に設定することが可能になる。
【0032】次に、上述した実施形態の作用について説
明する。
【0033】まず、図1を参照して、正常な使用状態に
おいては、スタータスイッチ3が操作されるまでは、リ
レー4によって制御回路C1が開成されているため、ス
タータ5と電源装置1との間に設けられた給電回路C2
も開成されている。その状態でスタータスイッチ3が接
続されると、リレー4のa接点4bが閉じるので、制御
回路C1が閉成され、スタータ5のマグネットスイッチ
5aが励磁される結果、スイッチ5bが閉じ、給電回路
C2が閉成される。これにより、スタータモータ5cが
電源装置1から給電され、エンジンが始動される。
【0034】他方、水没等の原因により、スタータリレ
ー4に短絡が生じた場合には、接続線11が通電されて
いない状態で接続線12の電圧が上がるので、制御ユニ
ット10がスタータリレー4の短絡を迅速に検出するこ
とができる。
【0035】スタータリレー4の短絡の態様としては、
制御回路C1とソレノイド4aが短絡することにより、
あたかも自己保持回路が形成されてa接点4bが閉成さ
れ続ける場合と、a接点4bとスタータ5との間に短絡
が生じて、ソレノイド4aが励磁されていないにも拘ら
ず、スタータ5のマグネットスイッチ5aに通電される
場合の二態様が考えられるが、図示の実施形態では、接
続線12をa接点4bとスタータ5との間に設け、さら
に接続線11によってスタータスイッチ3の接点3aの
接続状態を監視し、上述の通り論理的に短絡判定を行っ
ているので、いずれの態様における短絡も検出すること
が可能になる。
【0036】スタータリレー4の短絡が検出されると、
制御ユニット10は迅速にリード線14に通電し、制御
回路C1を遮断する。このリード線14への通電制御
は、制御ユニット10が水没によるダメージを受けない
ところに装備されていることから、仮に短絡が水没によ
って生じた場合においても、確実に行うことが可能にな
る。
【0037】図4を参照して、リード線14に通電され
ると、その制御信号は防水コネクタ14a内の端子から
遮断器20のコネクタ部27に設けた端子27bへ伝達
され、さらに、導線27cを通してスクイブ28に至
る。この結果、スクイブ28が作動して内部の火薬が爆
発させる。この爆発力は、バスバー30の横断部31に
対して後方から(図4において右側から左側へ)作用す
る。これにより図示の通り当該部分が破断され、バスバ
ー30を媒介とする制御回路C1(図1参照)がカット
される。したがって、図1に示すスタータ5のマグネッ
トスイッチ5aに電源が供給されることはなく、スイッ
チ5bも開いたままなので、給電回路C2も開成したま
まである。この結果、電源装置1からスタータ5へ不要
な電力が供給され続ける不具合を確実に防止することが
できる。
【0038】以上説明したように、本実施形態によれ
ば、スタータリレー4に何らかの異変(例えば車両の水
没)が生じて短絡が発生した場合、短絡検出手段(接続
線11、12)によってこの短絡を検出し、遮断器20
によって制御回路C1を遮断することができるので、ス
タータリレー4に短絡が生じた場合に確実に電源を確保
することができるという顕著な効果を奏する。
【0039】特に本実施形態では、上記遮断器20がス
タータリレー4の制御回路C1を遮断するので、給電回
路C2を遮断する場合に比べ、比較的破断しやすいバス
バー30を遮断するだけでスタータモータ5cへの給電
を阻止することが可能になる。従って、遮断器20をコ
ンパクトにまとめることができ、小型化や低廉化に寄与
することができるという利点がある。
【0040】さらに、上記実施形態において、遮断器2
0が制御回路C1の途中に導入される接続導体としての
バスバー30と、バスバー30を火薬の爆発力によって
破断させる破断手段としてのスクイブ28と、スクイブ
28を防水する防水手段(ケース22、防水栓27d)
とを備えているので、スタータリレー4の短絡が水没に
よって生じた場合においても、確実に制御回路C1を遮
断し、電源装置1からの不要な給電を阻止することが可
能になる。
【0041】上述した実施の形態は本発明の好ましい具
体例に過ぎず、本発明は上記実施形態に限定されない。
【0042】例えば、遮断器20の配置位置としては、
図5に示すように、リレー4とスタータ5の間を選択し
てもよい。さらに、図6に示すように、給電回路C2に
遮断器20を介設し、短絡発生時には給電回路C2を直
接遮断するようにしてもよい。この場合には、制御回路
C1を遮断する場合に比べて遮断器20が大型化するう
らみはあるが、給電回路C2を直接遮断するので、より
確実な遮断効果を得ることができる。
【0043】その他本発明の特許請求の範囲内で種々の
変更が可能であることはいうまでもない。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ス
タータリレーに何らかの異変(例えば車両の水没)が生
じて短絡が発生した場合、短絡検出手段によってこの短
絡を検出し、遮断器によって通電経路(給電回路または
制御回路)を遮断することができるので、スタータリレ
ーに短絡が生じた場合に確実に電源を確保することがで
きるという顕著な効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の概略構成を示すブロック図である。
【図2】図1の実施形態に採用可能な遮断器の斜視図で
ある。
【図3】図2の遮断器の断面平面図である。
【図4】図2の遮断器の断面平面図である。
【図5】本発明の別の実施形態の概略構成を示すブロッ
ク図である。
【図6】本発明のさらに別の実施形態の概略構成を示す
ブロック図である。
【符号の説明】
1 電源装置 3 スタータスイッチ 4 スタータリレー 5 スタータ 5c スタータモータ 10 制御ユニット 11 接続線 12 接続線 14a 防水コネクタ 20 遮断器 22 ケース 27d 防水栓 28 スクイブ 30 バスバー C1 制御回路 C2 給電回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 浜西 信隆 愛知県名古屋市南区菊住1丁目7番10号 株式会社ハーネス総合技術研究所内 Fターム(参考) 5G004 AA04 AB02 BA03 EA04

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電源装置からスタータへの給電回路を制
    御する制御回路に導入されたスタータリレーと、このス
    ターターリレーを切り換えて当該スタータへの給電を切
    り換えるスタータスイッチとを備えた車両の電源確保装
    置において、上記スタータリレーの短絡を検出する短絡
    検出手段と、短絡が検出された際に、前記給電回路と制
    御回路の何れかを遮断する遮断器とを設けたことを特徴
    とする車両の電源確保装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の車両の電源確保装置にお
    いて、上記遮断器は、当該スタータリレーが接続されて
    いる上記制御回路を遮断するものである車両の電源確保
    装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の車両の電源確保
    装置において、上記遮断器は、制御回路と給電回路との
    何れかに導入される接続導体と、この接続導体を火薬の
    爆発力によって破断させる破断手段と、破断手段を防水
    する防水手段とを備えていることを特徴とする車両の電
    源確保装置。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3記載の車両の電源確保装
    置において、上記短絡検出手段は、スタータスイッチが
    開成しているか否かを監視するスイッチ監視手段と、ス
    タータリレーが上記制御回路を通電しているか否かを監
    視するリレー監視手段と、両監視手段の出力に基づいて
    短絡判定を行う判定手段とを有していることを特徴とす
    る車両の電源確保装置。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の車両の電源確保装置にお
    いて、上記スイッチ監視手段は、判定手段にスタータス
    イッチの接続された回路の電圧を出力する枝線であると
    ともに、上記リレー監視手段は、判定手段にスタータリ
    レーの接点が電圧を出力する枝線であることを特徴とす
    る車両の電源確保装置。
  6. 【請求項6】 スタータの給電回路を制御する制御回路
    中の短絡を検出し、短絡発生時に前記給電回路と制御回
    路の何れかを火薬の爆発力により遮断することを特徴と
    する車両の電源確保方法。
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