JP2004203091A - 車両用給電装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】高電圧バッテリー及び低電圧バッテリーのアース接続部材を共通化して配線の簡素化を図りながら、その断線時に給電対象である車載負荷を過電圧から保護する。
【解決手段】高電圧バッテリー12と低電圧バッテリー14とを併有する車両用給電装置。高電圧バッテリー12の正極側とボディアースとの間に高電圧用負荷が介在し、低電圧用バッテリー14の正極側とボディアースとの間に低電圧用負荷が介在し、両バッテリー12,14の負極同士が直結部材40に直結されかつアース用電線48によりボディアースに接続される。電圧監視装置50がアース用電線48の断線等による前記負極間電位の異常を検出し、その異常が検出されたときにリレースイッチ56を作動させて回路を遮断する等の緊急処置を実行する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動車などの車両において各種電装品などの電気的負荷に給電を行うための装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、車両装備の電子化は目覚ましく、車両に搭載される電気負荷も多様化している。例えばステアリング装置やブレーキ装置をはじめとするアクチュエータ類の電動化も検討が進められている。しかし、かかる車載アクチュエータは使用電圧が高いため、現行の低電圧電源では対応が困難である。
【0003】
そこで、特許文献1には、従来の低電圧バッテリー(例えば12Vバッテリー)に加えてそれよりも出力電圧の高い高電圧バッテリー(例えば36Vバッテリー)を車両に搭載し、負荷の使用電圧に応じて適当なバッテリーから電力供給ができるようにした回路が開示されている。
【0004】
この回路では、前記低電圧バッテリー及び高電圧バッテリーの負極端子がそれぞれボディアースに接続される一方、低電圧バッテリーの正極端子とボディアースとの間に低電圧用負荷が介在し、また高電圧バッテリーの正極端子とボディアースとの間に高電圧用負荷が介在するように、車両内の配線が行われる。
【0005】
【特許文献1】
特開2001−145333号公報(第2頁,図3)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
前記給電回路では、高電圧バッテリーの負極及び低電圧バッテリーの負極がともにボディアースに接続されるため、例えば図4に示すように、高電圧バッテリーBH及び低電圧バッテリーBLを共通のケース内に収容して両バッテリーの負極同士を直結し、両負極を共通のアース用電線ELを用いてボディアースに接続するようにすれば、設置スペースの削減及び配線の簡素化を進めることができる。
【0007】
ところが、このような配線を行った場合、前記アース用電線ELが断線すると、高電圧バッテリーBHに接続されている高電圧用負荷RHと低電圧用バッテリーBLに接続されている低電圧用負荷RLとの間で短絡回路が形成されてしまい(図の破線矢印)、これにより低電圧用負荷に過度の電圧(具体的には高電圧バッテリーBHの電圧と低電圧バッテリーBLの電圧との差に相当する電圧)が生じてしまう不都合がある。
【0008】
本発明は、このような課題を解決するための手段を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するための手段として、本発明は、高電圧バッテリーと低電圧バッテリーとを併有し、前記高電圧バッテリーの正極側とボディアースとの間に高電圧用負荷が介在し、前記低電圧用バッテリーの正極側とボディアースとの間に低電圧用負荷が介在し、両バッテリーの負極側がそれぞれボディアースに直接接続される車両用給電装置において、前記両バッテリーの負極同士を接続するとともに両負極をボディアースに接続するアース接続部材と、前記両バッテリーの負極間の電位の異常を検出する異常検出手段と、当該電位の異常が検出されたときに緊急処置を実行する緊急処置手段とを備えたものである。
【0010】
この構成によれば、高電圧バッテリー及び低電圧バッテリーの負極が共通のアース接続部材によってボディアースに接続されることにより、配線の簡素化が実現される。
【0011】
一方、前記アース接続部材の断線等によって両バッテリーの負極がボディアースから切り離されると、当該アース接続部材が両負極のブリッジとなって、両バッテリーの電圧差に相当する電圧をもった電源が高電圧用負荷と低電圧用負荷との間に介在する回路が形成されることになるが、このとき異常検出手段が前記両バッテリーの負極間の電位の異常を検出し、これに応じて緊急処置手段が緊急処置を実行することにより、当該異常状態が放置されることが防止され、各負荷が過電圧等から保護される。
【0012】
ここで、前記アース接続部材は、前記両バッテリーの負極同士を直結する直結部材と、この直結部材とボディアースとを接続するアース用電線とを含み、前記異常検出手段は前記直結部材に接続されているものが、好適である。この構成によれば、前記アース用電線がいずれの箇所で断線しても当該断線による異常が異常検出手段により検出されることになる。
【0013】
このように両バッテリーの負極同士を直結する構造では、両バッテリーが近接して配置されるため、これらのバッテリーを共通のケース内に収納し、かつ、当該ケースに前記異常検出手段及び緊急処置手段を設けることによって、全体をよりコンパクトにまとめることができるとともに、前記アース接続及び緊急処置機能をもった単一のユニットを構築することができ、車両への搭載作業がより容易となる。
【0014】
前記異常検出手段としては、前記両バッテリーの負極間の電位と前記ボディアースとの電位差を検出する電位差検出手段と、その電位差が一定以上の場合に異常と判定する異常判定手段とを含むものが、好適である。前記のようにアース接続部材の断線によって両バッテリーの負極がボディアースから切り離された場合、当該負極同士の間にはボディアースよりも高い電位が発生するので、その差を前記電位差検出手段が検出することにより、適正な異常判定が実行される。
【0015】
また、前記緊急処置手段としては、例えば、前記高電圧用負荷と低電圧用負荷との間に形成される回路の途中に設けられた回路遮断器と、前記異常検出手段により異常が検出されたときに前記回路遮断器を作動させて前記回路を強制遮断する遮断指令手段とを含むものが好適である。この構成によれば、前記電位異常が発生した時点で回路遮断器が作動し、高電圧用回路と低電圧用回路との間に形成される回路をその途中で遮断するため、各負荷における異常な通電状態を速やかに解消することができる。
【0016】
その他、前記緊急処置手段としては、例えば、前記異常検出手段により異常が検出されたときに車両内の警告器に警告指令信号を出力して警告を行わせる警告指令手段を含むものでもよい。
【0017】
【発明の実施の形態】
本発明の好ましい実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0018】
図1に示す車両の給電装置は、高電圧(例えば36V)バッテリー12と低電圧(例えば12V)バッテリー14とを併有し、両バッテリー12,14は共通のケース10内に収納されている。
【0019】
図2に示すように、高電圧バッテリー12の上面には正極端子12p及び負極端子12nが突設され、負極端子12nが後述のアース接続部材を介してボディアースに接続されている。一方、正極端子12pは、図1に示すインバータ18を介してオルタネータ16や図略のスタータモータに接続されるとともに、ヒュージブルリンク20や高負荷用ヒューズボックス24に設けられたヒューズ、負荷スイッチ26等を適宜介してモータ28等の高電圧用負荷の正極端子に接続されており、これら高電圧用負荷の負極端子はボディアースに接続されている。すなわち、前記正極端子12pとボディアースとの間に各高電圧用負荷が介在している。
【0020】
低電圧バッテリー14の上面にも図2に示す正極端子14p及び負極端子14nが突設され、その負極端子14nが後述のアース接続部材を介してボディアースに接続される一方、正極端子14pが図1に示すヒュージブルリンク32や低負荷用ヒューズボックス34に設けられたヒューズ、負荷スイッチ35等を適宜介してランプ36等の低電圧用負荷の正極端子や5V電源38に接続されており、前記低電圧用負荷の負極端子がボディアースに接続されている。すなわち、前記正極端子14pとボディアースとの間に各低電圧用負荷が介在している。
【0021】
また、当該低電圧バッテリー14の正極端子14pと前記高電圧バッテリー12pの正極端子及びオルタネータ16との間には降圧用DC/DCコンバータ30が介在し、当該オルタネータ16で生成された電力が前記DC/DCコンバータ12で降圧されて低電圧バッテリー14にも充電されるようになっている。
【0022】
次に、前記両バッテリー12,14の負極端子をボディアースに接続するためのアース接続部材について説明する。
【0023】
この実施の形態において、アース接続部材は、図2に示す端子直結用バスバー(直結部材)40と、アース用電線48とで構成されている。
【0024】
具体的に、前記ケース10内においては、前記両バッテリー12,14が互いに近接する位置に配設されており、その負極端子12n,14n同士が前記端子直結用バスバー40によって直結されている。
【0025】
この端子直結用バスバー40は、全体が導体材料で形成され、前記負極端子12n,14nにそれぞれ嵌合される筒状の端子結合部42,44と、両端子結合部42,44同士をつなぐ連結部46とを一体に有している。そして、前記端子結合部42,44が各負極端子12n,14nに嵌合され、ボルト等で固定されることにより、当該端子直結用バスバー40を介して負極端子12n,14n同士が直接、電気的に接続されるようになっている。
【0026】
なお、本発明では直結部材の具体的な形状や構造を問わず、例えば負極端子12n,14n同士をケーブルで直結するようにしてもよい。
【0027】
前記端子直結用バスバー40は、図1に示すアース用電線48を介し、アースされた車両ボディの適所に接続されている。すなわち、前記アース用電線48によって両負極端子12n,14nとボディアースとが接続されている。
【0028】
さらに、この給電装置は、前記両バッテリーの負極間の電位の異常を検出する異常検出手段と、当該電位の異常が検出されたときに緊急処置を実行する緊急処置手段とを含んでおり、その具体的態様として、図1及び図3に示す電圧監視装置50及びリレースイッチ56を備えている。
【0029】
リレースイッチ56は、リレーコイル56cと、当該リレーコイル56cの通電時にのみ開かれるリレー接点56sとを有している。当該リレー接点56sは前記高電圧バッテリー12の正極端子12pとヒュージブルリンク20との間に介在し、リレーコイル56cは前記電圧監視装置50に接続されている。このリレースイッチ56は、前記リレー接点56sが開くことにより回路を強制遮断する回路遮断器として機能するものである。
【0030】
なお、本発明にかかる回路遮断器は当該リレースイッチ56に限らず、緊急時に回路を強制遮断できるものであれば具体的な構成を問わない。例えば火薬の爆発等を利用して回路構成導体を強制破断させるものも適用が可能である(特開2000−26973号公報等)。
【0031】
電圧監視装置50は、図3に示すような比較器52及び制御部54を備えている。
【0032】
比較器52は、その一方の入力端子が図略の電線によって前記端子直結用バスバー40に接続され、他方の入力端子が図略のアース線を介してボディアースに接続されたもので、両入力端子同士の電位差に相当する信号を制御部54に出力するように構成されている。すなわち、この比較器52は、前記両負極端子12n,14nの間の電位と前記ボディアースとの電位差を検出する電位差検出手段として機能するのである。
【0033】
ここで、前記比較器52の他方の入力端子はボディアースに接続されていなくてもよく、例えば図3においてカッコ内に示される定電圧回路に接続されていてもよい。要は、前記端子直結用バスバー40とボディアースとの電位差またはそれに相当する値を検出できるものであればよい。
【0034】
一方、制御部54は、マイクロコンピュータ等で構成されており、次の機能を有している。
【0035】
▲1▼前記比較器52により検出される電位差が一定以上の場合に異常と判定する(異常判定手段)。
【0036】
▲2▼通常時は前記リレーコイル56cを非通電にしてリレー接点56sを閉じる一方、前記電位差が異常と判定したときに前記リレーコイル56cを通電させてリレー接点56sを開かせることにより回路を遮断する(遮断指令手段)。
【0037】
次に、この装置の作用を説明する。
【0038】
通常運転時は、リレーコイル56sが非通電でリレー接点56sが閉じているため、オルタネータ16の生成した電力が高電圧バッテリー12に蓄えられ、また、これらオルタネータ16や高電圧バッテリー12から各高電圧用負荷に給電が行われる。さらに、当該オルタネータ16や高電圧バッテリー12からDC/DCコンバータ30を通じて、あるいは低電圧バッテリー14から直接、各低電圧用負荷にも給電が行われる。
【0039】
このとき、何らかの原因でアース用電線48が断線すると、端子直結用バスバー40を介して両バッテリー12,14の負極端子12n,14n同士が直結された状態のまま当該端子直結用バスバー40がボディアースから切り離されるため、両バッテリー12,14はいわば逆直列状態となり、高電圧用負荷と低電圧用負荷との間に両バッテリー12,14の電圧差に相当する電圧をもった短絡回路が形成されることになる。従って、特に低電圧用負荷に対して過電圧が生じ易く、このような異常状態が続くと、各負荷の故障や破損を招くおそれがある。
【0040】
ところが、この装置では、前記アース用電線48の断線時に、それまで接地されていた端子直結用バスバー40の電位の変化が比較器52により検出され、これを受けた制御部56がリレーコイル56cを通電してリレー接点56sを開くことにより、前記低電圧用負荷と高電圧用負荷とを結ぶ回路が強制遮断され、各負荷の通電が止められる。すなわち、前記アース用電線48の断線等に起因する回路異常が迅速に検知され、緊急処置が実行されるため、前記異常状態の継続による各負荷の故障等が防がれる。
【0041】
なお、本発明にいう「緊急処置」はこのような回路の強制遮断に限られない。例えば異常検出時に制御部54が車室内の警告灯やブザー等の警告器に警告指令信号を出力して警告を行わせる警告指令手段として機能するようにしてもよい。その場合、前記リレースイッチ56に代えて手動で回路の切り離しが可能なサービスプラグを回路中に介在させるようにすれば、前記警告を受けた運転者等が素早く回路の遮断作業をすることができる。
【0042】
また、本発明において回路を遮断する位置は図1に示す位置に限らず、高電圧用負荷から両バッテリー12,14を経由して低電圧用負荷に至る回路中で適宜設定すればよい。ただし、図示のようにバッテリー12,14を共通のケース10内に収納した上で、当該ケース10にリレースイッチ56や電圧監視装置50を組み込む(すなわち異常検出手段及び緊急処置手段を組み込む)ようにすれば、当該緊急処置機能をもった単一のバッテリーユニットを構築することができ、車両への搭載作業はより容易になる。
【0043】
【発明の効果】
以上のように本発明は、アース接続部材により高電圧バッテリー及び低電圧バッテリーの負極同士を接続して両負極をボディアースに接続するとともに、前記両負極間の電位の異常を検出する異常検出手段と、当該電位の異常が検出されたときに緊急処置を実行する緊急処置手段とを備えたものであるので、高電圧バッテリー及び低電圧バッテリーのアース接続部材を共通化して配線の簡素化を図りながら、その断線による回路異常状態を速やかに解消して給電対象である車載負荷等を保護することができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態にかかる車両の給電装置を示す回路図である。
【図2】前記給電装置における高電圧バッテリー及び低電圧バッテリーの配置例を示す斜視図である。
【図3】前記給電装置に設けられる電圧監視装置の回路図である。
【図4】高電圧バッテリーと低電圧バッテリーの負極をボディアースに接続するアース用電線が断線したときの電流の流れを示す回路図である。
【符号の説明】
10 ケース
12 高電圧バッテリー
12p 高電圧バッテリーの正極端子
12n 高電圧バッテリーの負極端子
14 低電圧バッテリー
14p 低電圧バッテリーの正極端子
14n 低電圧バッテリーの負極端子
28 モータ(高電圧用負荷)
36 ランプ(低電圧用負荷)
40 端子直結用バスバー(直結部材)
48 アース用電線
50 電圧監視装置
52 比較器(電位差検出手段)
54 制御部(異常判定手段及び遮断指令手段または警告指令手段)
56 リレースイッチ(遮断器)

Claims (6)

  1. 高電圧バッテリーと低電圧バッテリーとを併有し、前記高電圧バッテリーの正極側とボディアースとの間に高電圧用負荷が介在し、前記低電圧用バッテリーの正極側とボディアースとの間に低電圧用負荷が介在し、両バッテリーの負極側がそれぞれボディアースに直接接続される車両用給電装置において、前記両バッテリーの負極同士を接続するとともに両負極をボディアースに接続するアース接続部材と、前記両バッテリーの負極間の電位の異常を検出する異常検出手段と、当該電位の異常が検出されたときに緊急処置を実行する緊急処置手段とを備えたことを特徴とする車両用給電装置。
  2. 請求項1記載の車両用給電装置において、前記アース接続部材は、前記両バッテリーの負極同士を直結する直結部材と、この直結部材とボディアースとを接続するアース用電線とを含み、前記異常検出手段は前記直結部材に接続されていることを特徴とする車両用給電装置。
  3. 請求項2記載の車両用給電装置において、前記両バッテリーが共通のケース内に収納され、当該ケースに前記異常検出手段及び緊急処置手段が設けられていることを特徴とする車両用給電装置。
  4. 請求項1〜3のいずれかに記載の車両用給電装置において、前記異常検出手段は、前記両バッテリーの負極間の電位と前記ボディアースとの電位差を検出する電位差検出手段と、その電位差が一定以上の場合に異常と判定する異常判定手段とを含むことを特徴とする車両用給電装置。
  5. 請求項1〜4のいずれかに記載の車両用給電装置において、前記緊急処置手段は、前記高電圧用負荷と低電圧用負荷との間に形成される回路の途中に設けられた回路遮断器と、前記異常検出手段により異常が検出されたときに前記回路遮断器を作動させて前記回路を強制遮断する遮断指令手段とを含むことを特徴とする車両用給電装置。
  6. 請求項1〜4のいずれかに記載の車両用給電装置において、前記緊急処置手段は、前記異常検出手段により異常が検出されたときに車両内の警告器に警告指令信号を出力して警告を行わせる警告指令手段を含むことを特徴とする車両用給電装置。
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