JP2844414B2 - エンジン停止装置 - Google Patents

エンジン停止装置

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JP2844414B2
JP2844414B2 JP22473893A JP22473893A JP2844414B2 JP 2844414 B2 JP2844414 B2 JP 2844414B2 JP 22473893 A JP22473893 A JP 22473893A JP 22473893 A JP22473893 A JP 22473893A JP 2844414 B2 JP2844414 B2 JP 2844414B2
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清 細川
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Hino Jidosha Kogyo KK
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  • High-Pressure Fuel Injection Pump Control (AREA)
  • Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ディーゼル機関の運転
を停止させるために利用する。本発明は大型自動車用に
開発された装置であるが、ディーゼル機関の停止装置と
して広く利用することができる。
【0002】
【従来の技術】ディーゼル機関はスパーク・プラグのあ
るガソリン・エンジンとは違い、キースイッチによりエ
ンジン電気系への電源供給を遮断しても直ちにエンジン
が停止しない。このためキースイッチの操作だけでエン
ジンが停止するように、従来からキースイッチの操作に
連動して、エンジンに供給する燃料を遮断する、あるい
はシリンダ内の気圧を低下させるなどの装置が広く知ら
れている。
【0003】このためのエンジン停止装置として図2に
その一例を示すが、この例の場合、キースイッチがOF
Fになると、自動的にストップリレー2が解放されて、
これによりストップモータ3が起動回転して、噴射ポン
プストップレバー11を移動させエンジンへの燃料供給
を遮断する技術が広く知られている。この装置について
は特開平3−57829号公報に詳しい記述がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記の装置は便利な装
置であるが、キースイッチ1がON状態にありストップ
リレー2が付勢されているとき、つまり自動車の運転中
に、キースイッチ1に直列に挿入されている第一のヒュ
ーズ4が切れると、エンジン停止装置にとっては電源電
圧が遮断されたことになり、これはキースイッチ1がO
FFに操作されたことと同等の状態になる。
【0005】現実にヒューズが切れるということはめっ
たにない現象ではある。一方、回路に過大電流を生じる
異常がある場合には、異常によるトラブル防止のために
確実にヒューズが溶断することは必要なことである。こ
のような場合に、ただちにエンジン停止装置が順次ステ
ップを実行してエンジンを停止させることは必ずしも適
当ではない。ヒューズが切れたときには、これを運転者
に知らせるとともに、ヒューズを交換することができる
位置まで自動車の運転を継続させることが望ましい。
【0006】本発明はこのような背景に行われたもので
あって、ストップリレーに直列に挿入されているヒュー
ズが切れたときに、それを運転者に表示し、過大電流を
生じる異常が発生した場合には確実にヒューズが溶断さ
れ、過大電流を生じる異常がない場合にはヒューズを交
換することができる場所まで運転を継続することができ
るエンジン停止装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、ディーゼル機
関のエンジン停止に関するもので、キースイッチが遮断
状態になったときに電源電圧が消滅する回路に挿入され
たストップリレーと、このストップリレーのブレーク側
接点を介して電流が供給されるストップモータとを備え
たエンジン停止装置において、前記キースイッチは第一
の接点と第二の接点とが連動する構成であり、前記第一
の接点と第一のヒューズの直列回路と、前記第二の接点
と第二のヒューズの直列回路とが設けられ、この二つの
直列回路が逆流防止ダイオードを介して前記ストップリ
レーに接続され、前記第二のヒューズを介して流れる電
流により付勢される補助リレーを設け、この補助リレー
のメーク接点が前記ストップモータの駆動電流供給回路
に挿入されたことを特徴とする。
【0008】前記第二のヒューズは前記第一のヒューズ
以上の電流量で溶断するように設定されることが望まし
い。
【0009】
【作用】キースイッチには二つの連動する接点が設けら
れているから、一つの接点に直列に接続されているヒュ
ーズが何らかの原因で切れても、ストップリレーに流れ
る電流がただちになくなることはない。したがって、第
一のヒューズが切れても第二のヒューズが切れるまでは
運転を継続することができる。第二のヒューズが(二つ
のヒューズが)切れると補助リレーの動作によりストッ
プ回路は動作しなくなるから、走行中に突然にヒューズ
が切れて、ストップモータが駆動されてエンジン停止の
手順が実行されるようなことはない。回路に異常があっ
て過大電流が生じている場合には双方のヒューズが順次
溶断するから安全が確保される。
【0010】
【実施例】次に、本発明実施例を図面に基づいて説明す
る。図1は本発明実施例の要部の構成を示すブロック図
である。
【0011】本発明実施例は、キースイッチ1が遮断状
態になったときに電源電圧が消滅する回路に挿入された
ストップリレー2と、このストップリレー2のブレーク
側接点を介して電流が供給されるストップモータ3と、
バッテリスイッチ4と、バッテリリレー5とを備え、さ
らに、本発明の特徴として、キースイッチ1は第一の接
点1aと第二の接点1bとが連動する構成であり、第一
の接点1aと第一のヒューズ6の直列回路と、第二の接
点1bと第二のヒューズ7の直列回路とが設けられ、こ
の二つの直列回路が逆流防止ダイオードを介してストッ
プリレー2に接続され、第二のヒューズ7を介して流れ
る電流により付勢される補助リレー8を設け、この補助
リレー8のメーク接点9がストップモータ3の駆動電流
供給回路に挿入され第二のヒューズ7は第一のヒューズ
6以上の電流量で溶断するように設定される。
【0012】ストップモータ3にはアーム12が機械的
に連結され、アーム12はスプリング13およびケーブ
ル14を介して図外の噴射ポンプに備えられた噴射ポン
プストップレバー11に連結される。
【0013】また、ストップリレー2は、リレーコイル
2aと、このリレーコイル2aによりメーク側接点Aと
ブレーク側接点Bとを切り換える切換スイッチ2bとに
より構成され、ストップモータ3は、モータ3aと、接
点Cおよび接点Dとを切り換える切換スイッチ3bとに
より構成され、バッテリリレー5は、リレーコイル5a
と、このリレーコイル5aにより開閉するリレースイッ
チ5bとにより構成される。
【0014】次に、このように構成された本発明実施例
の動作について説明する。
【0015】通常時におけるエンジン停止動作は、キー
スイッチ1が操作され第一の接点1aおよび第二の接点
1bが連動して開状態になると、ストップリレー2のリ
レーコイル2aへの電流が遮断され、切換スイッチ2b
が図1の破線で示すようにメーク側接点Aからブレーク
側接点Bに切り換わる。このとき、ストップモータ3の
切換スイッチ3bが実線で示す接点C側に接続されてい
る。
【0016】このとき、バッテリスイッチ4はまだ閉状
態になっていて、電源15からはバッテリリレー5のリ
レーコイル5aには電流が供給された状態にあって、リ
レースイッチ5bは閉状態になっているが、このリレー
スイッチ5bに直列に接続されているキースイッチ1は
すでに開状態になっているため、ストップリレー2のリ
レーコイル2aには電源15からの電流は供給されず、
切換スイッチ2bはブレーク側接点Bに接続された状態
で保持されている。また、補助リレー8には電源15か
ら直接電流が供給されているのでメーク接点9は閉状態
で保持されている。
【0017】バッテリスイッチ4が操作されて開状態と
なり、リレーコイル5aへの電流供給が遮断されてリレ
ースイッチ5bが開状態になるか、あるいはバッテリス
イッチ4が操作されずにバッテリリレー5のリレースイ
ッチ5bが閉状態にあっても、このバッテリスイッチ4
の操作には全く無関係にストップリレー2の切換スイッ
チ2bはブレーク側接点Bに切り換えられたままの状態
にある。
【0018】一方、電源15からの電流は、図1の実線
矢印で示すように、バッテリリレー5側とは分岐した回
路16を通って接点Cから切換スイッチ3bを通ってモ
ータ3aに供給され、モータ3aは燃料噴射を停止させ
る方向に駆動し、アーム12を回動させてスプリング1
3およびケーブル14を介して図外の噴射ポンプに設け
られた噴射ポンプストップレバー11を回動させてエン
ジンへの燃料供給を停止する。これによりバッテリスイ
ッチ4の開閉には関係なくエンジンは完全停止状態とな
る。
【0019】モータ3aがアーム12を回動させ燃料停
止位置に達すると、ストップモータ3内の切換スイッチ
3bは特開平3−57829号公報に開示されたカム、
ロッド、スプリング(図示せず)などにより破線で示す
接点D側に切り換わり、電源15からの電流供給が遮断
されたモータ3aは駆動を停止する。
【0020】次に、エンジン停止状態からの始動動作に
ついて説明する。
【0021】バッテリスイッチ4が操作されて閉状態に
なると、バッテリリレー5のリレーコイル5aに電源1
5から電流が供給され、リレーコイル5aはリレースイ
ッチ5bを閉状態にする。ここでキースイッチ1が操作
され第一の接点1aおよび第二の接点1bが閉状態にな
ると、電源15からの電流はリレースイッチ5bおよび
キースイッチ1の第一の接点1aおよび第二の接点1
b、逆流防止ダイオードを経てストップリレー2のリレ
ーコイル2aに供給される。
【0022】リレーコイル2aはブレーク側接点Bに接
続していた切換スイッチ2bを図1の実線で示すように
メーク側接点Aに切り換え接続する。この切り換え接続
により、電源15からの電流は回路16を経由して破線
矢印で示すように、メーク側接点Aおよび切換スイッチ
2bを通りモータ3aに供給される。
【0023】モータ3aはエンジン停止時とは逆方向に
駆動し、アーム12を破線矢印で示す燃料噴射方向に回
動させ、スプリング13およびケーブル14を介して噴
射ポンプストップレバー11を燃料供給位置に戻す。ス
トップモータ3内の切換スイッチ3bは前述のカム、ロ
ッド、スプリングなどにより実線で示す接点C側に切り
換わり電源15からの電流が遮断されてモータ3aの駆
動は停止する。これにより燃料噴射が可能な状態とな
り、キースイッチ1の操作によりエンジン始動を行うこ
とができる。
【0024】ここで、本発明の特徴とするヒューズが切
れた場合の動作について説明する。
【0025】キースイッチ1が操作され第一の接点1a
および第二の接点1bが閉状態にあるときに、第一の接
点1aに直列に接続されている第一のヒューズ6が何ら
かの原因で切れたとすると、ストップリレー2のリレー
コイル2aへは第二の接点1bおよび逆流防止ダイオー
ドの一方を通って電源15からの電流が供給される。そ
のためストップリレー2は直ちに作動することはなく、
切換スイッチ2bはメーク側接点Aに接続されたままの
状態にあり、かつストップモータ3の切換スイッチ3b
は接点C側に接続されたままの状態にあって、第一のヒ
ューズ6が切れたことによるエンジン停止は回避され、
第二のヒューズ7が切れるまではヒューズを交換するこ
とができる場所まで運転を継続することができる。
【0026】このような状況の中で第二のヒューズ7が
切れた場合には、電源15から補助リレー8への電流供
給は遮断され、補助リレー8の動作が解除されるので、
メーク接点9は開状態となり、ストップモータ3のモー
タ3aには電流が供給されず、したがってエンジン停止
動作は行われない。
【0027】このように、走行中に突然第一のヒューズ
6が切れるか、第一のヒューズ6と第二のヒューズ7が
切れても、ストップモータ3が駆動してエンジン停止が
行われることは回避され、ヒューズを交換することがで
きる場所まで運転を継続させられるとともに、過大電流
が生じている場合には第一のヒューズ6および第二のヒ
ューズ7が順次溶断するので安全を確保することができ
る。
【0028】上記例ではバッテリスイッチ4のある場合
について説明したが、バッテリスイッチ4がない場合に
は、バッテリリレー5はなく、キースイッチ1と電源1
5とが直接接続された回路構成となるが、その場合にも
動作は前述同様に行われる。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ス
トップリレーに直列に挿入されているヒューズが切れた
ときには、その切れたことを直ちに通知するとともに、
過大電流を生じるような異常が発生したときには確実に
ヒューズを溶断し、過大電流が生じるような異常がない
ときにはヒューズを交換することができる場所まで運転
を継続することができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例の要部の構成を示す図。
【図2】従来例の要部の構成を示す図。
【符号の説明】
1 キースイッチ 1a 第一の接点 1b 第二の接点 2 ストップリレー 2a、5a リレーコイル 2b、3b 切換スイッチ 3 ストップモータ 3a モータ 4 バッテリスイッチ 5 バッテリリレー 5b リレースイッチ 6 第一のヒューズ 7 第二のヒューズ 8 補助リレー 9 メーク接点 10 バッテリリレー 11 噴射ポンプストップレバー 12 アーム 13 スプリング 14 ケーブル 15 電源 16 回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F02D 1/00 - 1/18 F02D 17/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キースイッチが遮断状態になったときに
    電源電圧が消滅する回路に挿入されたストップリレー
    と、このストップリレーのブレーク側接点を介して電流
    が供給されるストップモータとを備えたエンジン停止装
    置において、 前記キースイッチは第一の接点と第二の接点とが連動す
    る構成であり、 前記第一の接点と第一のヒューズの直列回路と、前記第
    二の接点と第二のヒューズの直列回路とが設けられ、こ
    の二つの直列回路が逆流防止ダイオードを介して前記ス
    トップリレーに接続され、 前記第二のヒューズを介して流れる電流により付勢され
    る補助リレーを設け、この補助リレーのメーク接点が前
    記ストップモータの駆動電流供給回路に挿入されたこと
    を特徴とするエンジン停止装置。
  2. 【請求項2】 前記第二のヒューズは前記第一のヒュー
    ズ以上の電流量で溶断するように設定された請求項1記
    載のエンジン停止装置。
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