JP3026152B2 - ディスクカートリッジ - Google Patents

ディスクカートリッジ

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JP3026152B2
JP3026152B2 JP7257478A JP25747895A JP3026152B2 JP 3026152 B2 JP3026152 B2 JP 3026152B2 JP 7257478 A JP7257478 A JP 7257478A JP 25747895 A JP25747895 A JP 25747895A JP 3026152 B2 JP3026152 B2 JP 3026152B2
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秋山  登
克巳 亀田
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Dai Nippon Printing Co Ltd
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  • Feeding And Guiding Record Carriers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はディスク状記録媒体
を収納したディスクカートリッジ、特に3.5インチ用
のディスクカートリッジに関する。
【0002】
【従来の技術】記録再生装置に使用されるディスク状記
録媒体は、不使用時に破損したり、塵埃が付着したりす
るのを防止するために、ディスクカートリッジ内にこの
ディスク状記録媒体を収納することによって保護してい
る。このようなディスクカートリッジとして、例えば図
8ないし図10に示すようなものがあ。図8において、
符号101は上半片101aおよび下半片101bから
なるケースであり、このケース101にはディスク状記
録媒体(図示せず)が収納されている。ケース101に
はこのディスクカートリッジが記録再生装置に装着され
たときに、ディスク状記録媒体を回転させるための回転
穴(図示せず)や情報の読み書きを行うために、ヘッド
を接近可能なヘッド挿入穴(図示せず)が形成されてい
る。
【0003】ここで、前記回転穴やヘッド挿入穴からケ
ース101内部に塵埃が侵入するのを防止するために、
このケース101にはシャッタ102が取り付けられて
いる。また、シャッタ102はケースは101内に収装
されたねじりコイルばね104によって常時付勢され
て、前記回転穴やヘッド挿入穴を閉止している。
【0004】ところで、記録再生装置にこのディスクカ
ートリッジの表裏を誤って逆に装着すると、記録再生装
置の開閉ピンPはケース101の反対側(図8中右下方
側)に位置してしまうことになる。このようにケース1
01の右下方側へ開閉ピンPが位置すると、この開閉ピ
ンPはシャッタ102を開放しようとして左上方へ誤っ
て動作してしまう。そうすると、開閉ピンPによってシ
ャッタ102やケース101が損壊してしまう虞が生じ
る。そこで、開閉ピンPが誤動作してしまうのを防止す
るために、図9および図10に示すように上・下半片1
01a,101bにはこの開閉ピンPが嵌入可能なノッ
チ106a,106bを形成するとともに、これに隣接
して一対の誤動作防止壁105a,105bを突出形成
している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のディスクカートリッジにあっては、開閉ピン
Pの誤動作を防止するためにノッチ106a,106b
から一対の誤動作防止壁105a,105bを突出形成
していたが、ねじりコイルばね104の一先端104a
はシャッタへの取付けの為直角に折り曲げられているの
で、この一先端104aが一方の誤動作防止壁105b
に当接しないように、この誤動作防止壁105bの高さ
をノッチ106a,106bに嵌入された開閉ピンPよ
り十分高い所定高さ(すなわち、他方の誤動作防止壁1
05aの高さ)より低く設定している。このように一方
の誤動作防止壁105bの高さが前記所定高さより低く
設定されていると、ノッチ106a,106bに嵌入さ
れた開閉ピンPはこの誤動作防止壁105bを乗り越え
て誤動作してしまう虞が生じる。したがって、開閉ピン
Pの誤動作によってシャッタ102やケース101等が
破損してしまい、このディスクカートリッジが使用でき
なくなるという問題があった。
【0006】
【課題を解決するための手段】このような問題を解決す
るために、本発明にあってはディスク状記録媒体が収納
されたケースと、このケースに取り付けられ開閉ピンに
よって開閉されるシャッタと、該シャッタに取り付けら
れ前記ケースに摺接するスライダーと、該スライダーを
常時シャッタ閉止方向に付勢するねじりコイルばねと、
前記ケースに前記開閉ピンが前記シャッタの開放時に落
込むための逃げ凹み、および、前記開閉ピンが嵌入可能
なノッチを形成するように突出形成される前記開閉ピン
の誤動作を防止するための一対の誤動作防止壁とを備え
たディスクカートリッジにおいて、前記スライダーに前
記ねじりコイルばねの一端が収納される第1ばね受部が
形成され、かつ、前記一対の誤動作防止壁を前記逃げ凹
みの深さと略同じ寸法かこれより高い寸法に設定したこ
とを特徴とするディスクカートリッジ。
【0007】記録再生装置にこのディスクカートリッジ
の表裏を誤って逆に装着すると、記録再生装置の開閉ピ
ンはケースの所定位置の反対側に位置して、ノッチに嵌
入される。開閉ピンがノッチに嵌入されると、この開閉
ピンはシャッタを開放しようとして誤って移動しようと
する。しかし、一対の誤動作防止壁が略同じ高さで十分
高い所定高さに形成されているので、この一対の誤動作
防止壁を乗り越えることができず、この開閉ピンの移動
は完全に阻止される。
【0008】
【本発明の実施の形態】以下、本発明を図面に基づいて
説明する。図1ないし図7は本発明に係るディスクカー
トリッジの一実施例を示す図である。
【0009】図1および図2において符号1はディスク
カートリッジのケースであり、このケース1は合成樹脂
製であって全体が矩形の平板状筐体の上半片1aと下半
片1bとからなっている。ケース1内には光学的情報を
記録した3.5インチの光ディスク2(ディスク状記録
媒体)が収納されている。ケース1の下半片1bの中央
には、光ディスク2が記録再生装置に装着されたとき
に、ケース1内の光ディスク2をスピンドルモータ(図
示せず)によって回転させるための回転穴4が形成さ
れ、この回転穴4から光ディスク2の中心部に設けられ
たハブ部2aが露出している。またケース1の上・下半
片1a,1bには光ディスク2に記録された情報を読み
取るための光ヘッド(図示せず)が接近可能なようにヘ
ッド挿入穴3が形成されている。
【0010】光ディスク2を使用しない場合には、前記
回転穴4やヘッド挿入穴から塵埃がケース1内に侵入す
るのを防止するために、このケース1にはシャッタ5が
取付けられている。シャッタ5はステンレス鋼等の金属
薄板を略中央から断面略コの字形に折り曲げて形成さ
れ、前記回転穴4及びヘッド挿入穴3を開閉するための
開閉板部6と、この開閉板部6よりも折り曲げ長さが短
い補助開閉板部7とを有している。
【0011】ケース1の記録再生装置挿入先端部分に形
成されたガイド部Gは、図3に示すように、図上左側に
形成されケース1の上端面から落込んだ位置に水平方向
に伸びるガイド表面8を有している。ガイド表面8の同
図中右側には、シャッタ5を開閉するための開閉ピンP
がこのシャッタ5を開放したときに落込むための逃げ凹
み9が形成されている。前記開閉ピンPは図3中シャッ
タ5を右側に移動せしめ、ヘッド挿入穴3を開放する。
【0012】ところで、記録再生装置にディスクカート
リッジの表裏を誤って逆に装着すると、前記したように
開閉ピンPは誤動作してしまう。この開閉ピンPの誤動
作を防止するために、上半片1aおよび下半片1bの前
記挿入先端部分であってガイド表面8に対して反対側
に、図4に示すように開閉ピンPが嵌入可能なノッチ1
0a,10bが形成され、このノッチ10a,10bに
は図3中左側に隣接して一対の誤動作防止壁11a,1
1bが上方へ突出形成されている。また、一対の誤動作
防止壁11a,11bは図4に示すようにノッチ10
a,10bに嵌入された開閉ピンPより十分高い所定高
さに、かつ略同じ高さに設定されている。
【0013】断面略コの字形シャッタ5の折曲部分5a
の内面側にはガイド部Gに摺接するポリアセタール等の
合成樹脂製のスライダー12が取り付けられており、こ
のスライダー12は図5中略右半分が前記折曲部分5a
の内面側にタッピングねじ13によって固着されてい
る。ここで、スライダー12が摺接するケース1のガイ
ド部Gもスライダー12と同様に合成樹脂製であるの
で、スライダー12はガイド部Gに対して滑性を有して
いる。
【0014】また、図4および図6に示すようにスライ
ダー12の摺動方向一方端(図6中右方端)には嵌合突
起部13が形成され、この嵌合突起部13の両側には一
対の突起部分13a,13b形成され、この一対の突起
部分13a,13bは上・下半片1a,1bの内壁面に
形成された一対の嵌入溝1c,1dに嵌入している。嵌
合突起部13にはねじりコイルばね14の一端14aが
係合される第1ばね受部15が形成され、この第1ばね
受部15には引掛り部15aが形成されている。このた
め、ねじりコイルばね14の一端14aの折り曲げ長さ
が短くとも引掛り部15aによって係合状態が保持され
ている。ケース1の図6中右上方端部にはねじりコイル
ばね14の他端14bが係合される第2ばね受部16が
形成され、ねじりコイルばね14の付勢力によってスラ
イダー12を図6中左方へ付勢している。また、嵌合突
起部13にはねじりコイルばね14が嵌入可能な割り溝
13cが形成されている。一方、スライダー12の摺動
方向他方端(図3中左方端)にも同様の嵌合突起部16
が形成され、この突起部分(図示せず)も上・下半片1
a,1bの嵌入溝(図示せず)に嵌入している。
【0015】ところで、記録再生装置にこのディスクカ
ートリッジの表裏を誤って逆に装着すると、図7に示す
ように記録再生装置の開閉ピンPはケース1の所定位置
の反対側(すなわち、同図中右下方端側)に位置し、ノ
ッチ10a,10bに嵌入される。開閉ピンPがノッチ
10a,10bに嵌入されると、この開閉ピンPはシャ
ッタ5を開放しようとして誤って同図中左上方側に向け
て移動しようとする。しかし、開閉ピンPが移動しよう
としても、前記したように一対の誤動作防止壁11a,
11bが十分高い所定高さに形成され、かつこの一対の
誤動作防止壁11a,11bは略同じ高さに設定されて
いるので、開閉ピンPはこの一対の誤動作防止壁11
a,11bを乗り越えることができず、この開閉ピンP
の移動は完全に阻止される。したがって、開閉ピンPの
誤動作によってシャッタ5やケース1等が損壊されるの
が防止され、今後もディスクカートリッジは使用可能と
なる。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、一
対の誤動作防止壁の高さをノッチに嵌入された開閉ピン
より十分高い略同じ所定高さに設定したので、開閉ピン
はこの一対の誤動作防止壁を乗り越えることができず、
開閉ピンの移動は完全に阻止される。したがって、開閉
ピンの誤動作によってこのディスクカートリッジのシャ
ッタやケース等が損壊されるのが阻止され、その後もデ
ィスクカートリッジは使用可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 ディスクカートリッジの表側の斜視図
【図2】 ディスクカートリッジの裏側の斜視図
【図3】 ディスクカートリッジの正面図
【図4】 部分拡大断面図(図7におけるIV−IV線断面
図)
【図5】 ディスクカートリッジの平面図
【図6】 図4におけるVI−VI線断面図
【図7】 ディスクカートリッジの部分拡大斜視図
【図8】 従来のディスクカートリッジの裏側の斜視図
【図9】 従来のディスクカートリッジの部分拡大斜視
【図10】 図9におけるIX−IX線断面図
【符号の説明】
1・・・ケース 5・・・シャッタ 10a,10b・・・ノッチ 11a,11b・・・誤動作防止壁 P・・・開閉ピン

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスク状記録媒体が収納されたケース
    と、このケースに取り付けられ開閉ピンによって開閉さ
    れるシャッタと、該シャッタに取り付けられ前記ケース
    に摺接するスライダーと、該スライダーを常時シャッタ
    閉止方向に付勢するねじりコイルばねと、前記ケースに
    前記開閉ピンが前記シャッタの開放時に落込むための逃
    げ凹み、および、前記開閉ピンが嵌入可能なノッチを形
    成するように突出形成される前記開閉ピンの誤動作を防
    止するための一対の誤動作防止壁とを備えたディスクカ
    ートリッジにおいて、前記スライダーに前記ねじりコイ
    ルばねの一端が収納される第1ばね受部が形成され、か
    つ、前記一対の誤動作防止壁を前記逃げ凹みの深さと略
    同じ寸法かこれより高い寸法に設定したことを特徴とす
    るディスクカートリッジ。
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