JP3025662U - ハンドバッグの蓋片掛け止め装置 - Google Patents

ハンドバッグの蓋片掛け止め装置

Info

Publication number
JP3025662U
JP3025662U JP1995014011U JP1401195U JP3025662U JP 3025662 U JP3025662 U JP 3025662U JP 1995014011 U JP1995014011 U JP 1995014011U JP 1401195 U JP1401195 U JP 1401195U JP 3025662 U JP3025662 U JP 3025662U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
locking
slide member
handbag
piece
lid
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1995014011U
Other languages
English (en)
Inventor
常雄 小杉山
Original Assignee
有限会社小杉山
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 有限会社小杉山 filed Critical 有限会社小杉山
Priority to JP1995014011U priority Critical patent/JP3025662U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3025662U publication Critical patent/JP3025662U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Purses, Travelling Bags, Baskets, Or Suitcases (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 バッグ蓋片が被さらない装飾ピースを取り外
し可能に備え、服装を質素にする必要があるときには装
飾ピースを取り外して使用できるハンドバッグの蓋片掛
け止め装置。 【構成】 バッグ本体B1 の前面部に取着する本体側掛
け止め具10の下端部に係止機構12を備えて、該係止
機構12に係止される装飾ピース30を備えたハンドバ
ッグの蓋片掛け止め装置。係止機構12は、スライド部
材12bを水平ガイド12aの内方へ押動するとスライ
ド部材12bに付設した針状係止部12b’が差し込み
口12a’の中央を横切った状態から離れる。差し込み
口12a’より装飾ピース30の一側に突設された係止
用突起31を差し込んでからスライド部材12bの押し
込み力を解除するとバネ12eの弾発力によりスライド
部材12bが復帰移動して針状係止部12b’が係止用
突起31に形成された係止孔32を挿通して係止する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案が属する技術分野】
本考案は、結婚式や各種のパーティのときなど服装を華やかにするときや平常 時にはバッグ蓋片が被さらないように装飾ピースを備え、葬式や法事のときなど 服装を質素にして慎みを表す必要があるときには装飾ピースを取り外すことがで きるハンドバッグの蓋片掛け止め装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
蓋片掛け止め装置の金メッキ部分をバッグ蓋片が被さらないように大きく露出 したハンドバッグは、結婚式や各種のパーティのときなど服装を華やかにすると きや平常時の身だしなみとして良いものであるが、葬式や法事のときなど服装を 質素にして慎みを表す必要があるときの身だしなみとしてはマッチしない。従っ て、服装を慎む必要があるときには蓋片掛け止め装置の金メッキ部分がバッグ蓋 片が被さって見えないハンドバッグと取り替えることが行われていることが結構 多い。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、上述した点に鑑み案出したもので、結婚式や各種のパーティのとき など服装を華やかにするときや平常時にはバッグ蓋片が被さらないように装飾ピ ースを備え、葬式や法事のときなど服装を質素にして慎みを表す必要があるとき には装飾ピースを取り外すことができるを提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は、上記の課題を解決するための手段として、バッグ本体B1 の前面部 に取着する本体側掛け止め具10の下端部に係止機構12を備えて、該係止機構 12に係止される装飾ピース30を備えたハンドバッグの蓋片掛け止め装置であ って、前記係止機構12は、水平ガイド12aの下端面中央部に差し込み口12 a’が開口されスライド部材12bの水平ガイド12aより突出した一端を水平 ガイド12aの内方へ押動すると前記スライド部材12bに付設した針状係止部 12b’が前記差し込み口12a’の中央を横切った状態から離れて前記差し込 み口12a’を開放するようになっているとともに、前記差し込み口12a’よ り前記装飾ピース30の一側に突設された係止用突起31を差し込んでから前記 スライド部材12bの押し込み力を解除すると水平ガイド12aの内部に備えた バネ12eの弾発力によりスライド部材12bが復帰移動して前記針状係止部1 2b’が係止用突起31に形成された係止孔32を挿通して係止するように構成 されていることを特徴とするハンドバッグの蓋片掛け止め装置を提供するもので ある。
【0005】
【考案の実施の形態】
図1は本考案の蓋片掛け止め装置を取り付けたハンドバッグBを示す。該ハン ドバッグBは、結婚式や各種のパーティのときなど服装を華やかにするときや平 常時には、図1(a),(b) に示すように、本体側掛け止め具10に装飾ピース30 を取り付け、該装飾ピース30がバッグ蓋片で被されず露出した状態で使用し、 また、葬式や法事のときなど服装を質素にして慎みを表す必要があるときには、 図1(c) に示すように、装飾ピースを取り外して使用する。
【0006】 本考案のハンドバッグの蓋片掛け止め装置は、図1(a),(b) に示すように、バ ッグ本体B1 の前面部に取着する本体側掛け止め具10と、バッグ蓋片B2 の内 面部に取着する蓋片側掛け止め具20と、本体側掛け止め具10の下端部に係止 機構12を備えて、該係止機構12に係止される装飾ピース30を備えてなる。
【0007】 図1(d) に示すように、 本体側掛け止め具10は、裏面に左右に二つの固定爪11b,11bを有する 下敷き金具11と、該下敷き金具11の下端に備えた係止機構12と、有底円形 容器13aの裏面中央に位置合わせ用突起13bをロウ付けしかつ左右に二つの 固定爪13c,13cをロウ付けして金メッキされ有底円形容器13aに円環形 磁石板13dを嵌着してなる磁力吸引ホック13と裏当て14とからなり、 下敷き金具11の二つの固定爪11b,11bをバッグ本体B1 の前面部に形 成した裂け目に突き通して直角に折り曲げて該下敷き金具11の前面部に取り付 けた後、磁力吸引ホック13の二つの固定爪13c,13cを下敷き金具11に 穿設した二つの矩形孔に通し位置合わせ用突起13bを位置合わせ用円孔11a ”に嵌合させ固定爪13c,13cをバッグ本体B1 の前面部に形成した裂け目 に突き通して裏当て14の二つのスリットに通してから直角に折り曲げて前記下 敷き金具11の前面部に重ねて取り付ける。 また蓋片側掛け止め具20は、円形鉄板21の表面中央に位置合わせ用突起2 2をロウ付けしかつ裏面に左右に二つの固定爪23をロウ付けして金メッキして なり、二つの固定爪23をバッグ蓋片B2 に形成した二つの裂け目に突き通して 裏当て24の二つのスリットに通してから直角に折り曲げて取り付ける。
【0008】 図2は、下敷き金具11と係止機構12と装飾ピース30の詳細を示す。 下敷き金具11は、上端が半丸で下端が方形でかつ左右に二つの縦長な矩形孔 11a’,11a’を有し矩形孔11a’,11a’間に位置合わせ用円孔11 a”を有するようにプレス打ち抜き形成された鉄製下敷き板11aの裏面の下部 左右に二つの固定爪11b,11bをロウ付けされてなる。 係止機構12は、縦断面が「コ」字形(または「口」字形)で上端縁を下敷き 金具11の下端にロウ付けされかつ下端面中央部に差し込み口12a’が開口さ れた水平ガイド12aと、水平ガイド12aの溝内に摺嵌され一端を水平ガイド 12aより突出し他端をフック状に折り曲げ形成して折り曲げた先端を針状係止 部12b’として前記差し込み口12a’の中央を横切った状態に重ねたスライ ド部材12bと、水平ガイド12aの上面に穿設した長孔12a”を通してスラ イド部材12bの上面に設けた雌ねじに半部を螺合して残り半部が長孔12a” 内に位置規制される止めねじ12cと、水平ガイド12aの溝内のスライド部材 12bと反対側に収容され一端を突出して水平ガイド12aとロウ付けされた左 右対称形状用の飾り部材12dと、水平ガイド12aの溝内にスライド部材12 bに対して弾発状態に収容されたコイル状のバネ12eとからなり、 そうして、スライド部材12bの水平ガイド12aより突出した一端を水平ガ イド12aの内方へ押動すると前記スライド部材12bに備えた針状係止部12 b’が前記差し込み口12a’の中央を横切った状態から離れて前記差し込み口 12a’を開放するようになっているとともに、前記差し込み口12a’より前 記装飾ピース30の一側に突設された係止用突起31を差し込んでから前記スラ イド部材12bの押し込み力を開放するとバネ12eの弾発力によりスライド部 材12bが復帰移動して前記針状係止部12b’が前記係止用突起31に形成さ れた係止孔32に挿通して前記係止用突起31を係止するように構成されている 。なお、係止機構12は、スライド部材12bとバネ12eを除いた構成要素( 下敷き金具11と一体の構成要素)が下敷き金具11と金メッキされ、スライド 部材12bも別途金メッキされる。
【0009】 装飾ピース30は、表面に無数の装飾用の凹凸が形成された円環形状に形成さ れ金メッキされてなる。なお、装飾ピース30は、どのような形状であってもよ い。
【0010】 本考案のハンドバッグの蓋片掛け止め装置は、磁石吸引式のホックタイプの構 造に限定されるものではなく、例えば、錠前にも適用される。また、本考案のハ ンドバッグの蓋片掛け止め装置は、装飾ピース30を着脱自在に係止する係止機 構12が本体側掛け止め具10に対して備えていれば良く、係止機構12が下敷 き金具11に対して備えていなければならないものではない。
【0011】
【考案の効果】
以上説明してきた本考案のハンドバッグの蓋片掛け止め装置は、バッグ本体B 1 の前面部に取着する本体側掛け止め具10の下端部に係止機構12を備えて、 スライド部材12bを押し込むと差し込み口12a’より装飾ピース30の係止 用突起31を差し込むことができ、スライド部材12bの押し込み力を解除する とバネ12eの弾発力によりスライド部材12bが復帰移動して針状係止部12 b’が係止用突起31に形成された係止孔32を挿通して係止するように構成さ れており、バッグ蓋片B2 が装飾ピース30に被さらないので、 結婚式や各種のパーティのときなど服装を華やかにするときや平常時にハンド バッグを使用するときには、装飾ピース30を取付けて使用し、葬式や法事のと きなど服装を質素にして慎みを表す必要があるときにハンドバッグを使用すると きには、装飾ピース30を取外して使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る装飾ピースを取り付け・取り外し
できる蓋片掛け止め装置を備えたハンドバッグを示すも
ので、(a) は装飾ピースを取り付けた状態を示すハンド
バッグの正面図、(b) は右側面図、(c) は装飾ピースを
取り外した状態を示すハンドバッグ正面図、(d) は蓋片
掛け止め装置の中心より縦断面した要部拡大図。
【図2】本考案に係るハンドバッグの蓋片掛け止め装置
の要部を示すもので、(a) は要部の正面図、(b) は右側
面図、(c) は背面図、(d) は係止機構を断面した正面
図、(e) は係止機構を断面しかつ装飾ピースを取付け・
取外しするところを示す正面図。
【符号の説明】
B1 ・・・バッグ本体 10 ・・・本体側掛け止め具 12 ・・・係止機構 12a ・・・水平ガイド 12a’ ・・・差し込み口 12b ・・・スライド部材 12b’ ・・・針状係止部 12e ・・・バネ 30 ・・・装飾ピース 31 ・・・係止用突起 32 ・・・係止孔

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バッグ本体の前面部に取着する本体側掛
    け止め具の下端部に係止機構を備えて、該係止機構に係
    止される装飾ピースを備えたハンドバッグの蓋片掛け止
    め装置であって、前記係止機構は、水平ガイドの下端面
    中央部に差し込み口が開口されスライド部材の水平ガイ
    ドより突出した一端を水平ガイドの内方へ押動すると前
    記スライド部材に付設した針状係止部が前記差し込み口
    の中央を横切った状態から離れて前記差し込み口を開放
    するようになっているとともに、前記差し込み口より前
    記装飾ピースの一側に突設された係止用突起を差し込ん
    でから前記スライド部材の押し込み力を解除すると水平
    ガイドの内部に備えたバネの弾発力によりスライド部材
    が復帰移動して前記針状係止部が係止用突起に形成され
    た係止孔を挿通して係止するように構成されていること
    を特徴とするハンドバッグの蓋片掛け止め装置。
JP1995014011U 1995-12-08 1995-12-08 ハンドバッグの蓋片掛け止め装置 Expired - Lifetime JP3025662U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1995014011U JP3025662U (ja) 1995-12-08 1995-12-08 ハンドバッグの蓋片掛け止め装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1995014011U JP3025662U (ja) 1995-12-08 1995-12-08 ハンドバッグの蓋片掛け止め装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3025662U true JP3025662U (ja) 1996-06-21

Family

ID=43160852

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1995014011U Expired - Lifetime JP3025662U (ja) 1995-12-08 1995-12-08 ハンドバッグの蓋片掛け止め装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3025662U (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6578745B1 (en) Removable belt clip
JP3025662U (ja) ハンドバッグの蓋片掛け止め装置
JP3030196U (ja) 鞄等袋物用の留め具
JP3057149U (ja) 袋物用止金具
JP3021419U (ja) 鞄用止め金
JP3070213U (ja) ファスナのスライダ
JP3997465B2 (ja) 鞄の係止金具
JP3032673U (ja) 付属品の交換可能なハンドバッグ
JPH0352419Y2 (ja)
JP4194412B2 (ja) ボックス掛け具
US2214839A (en) Single and double clip-pin attachment
JP3039982U (ja) 引出しストッパ
JPH0727860Y2 (ja) 装飾具のホルダー
TW200809105A (en) Hidden type hanging rack
JPH0525444Y2 (ja)
JP3062437U (ja) バッグ等の飾り金具
JP2000050937A (ja) 鞄の蓋体係止具
JP3035105U (ja) 筆箱その他の小物入れにおける磁石保持機構
JPS598680Y2 (ja) かみそり
JPH0233580Y2 (ja)
JP3065863U (ja) カフスボタンおよびその保持具
JP3071400U (ja) 取手装置
JP3052282U (ja) 携帯電話用収納ケース
JP2004254911A (ja) 取り外し式部分入れ歯の着脱構造
JP3069801U (ja) プッシュ式留め具