JP3025518B2 - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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JP3025518B2 JP2185204A JP18520490A JP3025518B2 JP 3025518 B2 JP3025518 B2 JP 3025518B2 JP 2185204 A JP2185204 A JP 2185204A JP 18520490 A JP18520490 A JP 18520490A JP 3025518 B2 JP3025518 B2 JP 3025518B2
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【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、画像受信の際に送信側で設定された識別コ
ードを受信する機能と、受信画像を蓄積する機能とを備
えたファクシミリ装置に関する。
[従来の技術] ファクシミリ装置の1つの機能として、送信側からID
(識別)コードと共に画像送信する一方、受信側は、受
信した画像を一旦蓄積して、受信したIDコードと同一コ
ードが入力されたときのみ画像記録するという親展送信
機能がよく知られている。
ところで、ファクシミリ装置は、通常、事務所などの
一定の場所に設置される。このため、いつも一定の場所
に文書が送信されても、その文書の受取人が不在のとき
がある。例えば、通常の就業時間帯の事務所に会社に海
外から文書が送信されるような場合、時差のためにこの
ようなケースがよく起こる。また、個人ユーザを相手と
する営業マンは、土・日曜日にファクシミリ装置で文書
が送信されることが多いが、このとき、本人は出社して
ないというケースがある。
[発明が解決しようとする課題] このように、従来は、せっかくファクシミリ装置が文
書を受信しても、その受取人が不在のために文書を受け
取ることができず、文書の送達が遅れるという問題があ
った。
本発明は、上記の問題を改善し、文書の送達を迅速に
行なうことができるファクシミリ装置を提供することを
目的とする。
[課題を解決するための手段] このために本発明は、予め各種IDコードごとにそれぞ
れ別のファクシミリ装置の電話番号を記憶しておき、送
信された画像は受信して一旦蓄積した後、予め記憶する
転送時間帯に該当する場合は、その画像受信の際に受信
した識別コードに対応して記憶している電話番号に発信
して、その相手先に蓄積した画像を転送するようにした
ことを特徴とするものである。
[作用] 受信側は受取人が居る場所のファクシミリ装置の電話
番号を予め登録し、送信側は、文書送信の際に受取人の
IDコードを送信することにより、送信文書が受取人が居
る場所に自動転送され、文書の送達を迅速に行なうこと
ができるようになる。
[実施例] 以下、添付図面を参照しながら、本発明の実施例を詳
細に説明する。
第1図は、本発明の一実施例に係るファクシミリ装置
のブロック構成図を示したものである。図において、ス
キャナ1は原稿画像を読み取って画情報を取り出すもの
で、プロッタ2は画情報を記録紙に記録するものであ
る。符号化復号化部3は、送信する画情報の符号化およ
び受信した画情報の復号化を行なうものである。画像メ
モリ4は、送受信する画情報を必要に応じて一旦蓄積す
るものである。
網制御装置5は、発着信のための回線制御を行なうも
のである。この網制御装置5には、プッシュホンから送
信されるDTMF(Dual Tone Multi−Frequensy)信号検出
回路5aが配設されている。
モデム6は、既知の伝送制御手順で画情報を伝送する
ものである。操作表示部7は、装置が動作状態を表示す
ると共に、オペレータが各種操作を行なうものである。
時計8は、現在の日付、曜日、時刻を示すものである。
CPU9は、上記各部を制御して所定のファクシミリ装置
の動作を実行するものである。ROM10は、CPU9の制御プ
ログラムや各種データを固定的に格納するもので、RAM1
1は、装置動作時に各種データを一時格納するほか、予
め登録される情報を格納するものである。
信号バス12は、上記各部の間で各種データを転送する
信号ラインである。なお、上記時計8とRAM11は、装置
電源のオフ時にも作動可能なように、バッテリ13により
電源がバックアップされている。
以上の構成で、いま、例えば、本実施例のファクシミ
リ装置がある1つの事務所に設置されているものとす
る。また、このファクシミリ装置を利用する各所員は、
自宅にもそれぞれ別にファクシミリ装置を設置している
ものとする。
本実施例のファクシミリ装置を使用する場合、各所員
は、予め所定の操作により、第2図に示すように、IDコ
ードと転送先電話番号および各曜日ごとの転送時間帯を
それぞれ登録する。上記IDコードは、各自が任意に設定
する識別番号である。転送先電話番号は、自宅のファク
シミリ装置の電話番号である。転送時間帯は、本実施例
のファクシミリ装置の受信画像を転送させる時間帯であ
り、例えば、通常の退社時刻から出社時刻までの時間帯
を登録しておく。
このようにして各人により登録情報T1〜Tnは、転送指
定情報としてRAM11内で記憶される。
次に、本実施例のファクシミリ装置の着信時の動作を
説明する。
ファクシミリ装置は、第3図に示すように、着信する
と(処理101)、NSF信号など既知のファクシミリ信号を
送出したあと、相手先からの応答によりファクシミリ通
信であるかどうか判別する(処理102)。
ここで、NSS信号を受信するとファクシミリ通信であ
ると判別し(処理102のY)、次に、そのNSS信号にIDコ
ードがセットされているかどうか判別する(処理10
3)。
ところで、本実施例では、送信側オペレータは、画像
送信の際に、キー操作などの既知の方法で、その送信文
書の受取人のIDコードを入力する。送信側ファクシミリ
装置は、入力されたIDコードをNSS信号にセットして送
信する。
受信側ファクシミリ装置は、上記NSS信号にIDコード
がセットされていたとすると(処理103のY)、次に画
像メモリ4に受信画像を蓄積するに十分な空き容量があ
るかどうか判別する(処理104)。その空き容量がある
場合(処理104のY)、いま受信したIDコードが、RAM11
内のいずれかの転送指定情報に登録されているかどうか
チェックする(処理105)。
そのIDコードが登録されている場合(処理105の
Y)、その日の曜日および現在時刻が、対応する転送指
定情報において転送時間帯に指定されているかどうか判
別する(処理106)。ここで、転送時間帯に該当する場
合(処理106のY)、所定の手順で画像受信して、受信
画像を画像メモリ4に蓄積すると共にその画像に対応し
てIDコードを記憶する(処理107)。
その画像受信動作を終えると一旦回線切断する。その
後、再度回線接続し、上記転送指定情報において指定さ
れている転送先電話番号に発呼する(処理108)。そし
て、相手先ファクシミリ装置が応答すると(処理109の
Y)、蓄積した画像を送信する(処理110)。なお、蓄
積画像は画像送信後も消去しないで保持しておく。
そして、上記送信動作が正常終了した場合(処理111
のY)、以上の一連の着信動作を終了する。
また、上記において、相手先が応答しなかった場合
(処理109のN)、あるいは通信エラー等で送信を中断
した場合(処理111のN)、一定回数再発呼しているか
どうか判別し(処理112)、まだの場合(処理112の
N)、同様の発信動作を繰り返す(処理108へ)。
一方、一定回数再発呼しても送信が成功しない場合に
は(処理112のY)、発信を中止してその受信画像をプ
ロッタ2で記録出力する(処理113)。
また、IDコードが受信されなかった場合(処理103の
N)、または画像メモリ4の空き容量が少なかった場合
(処理104のN)、またはIDコードが登録されていなか
った場合(処理105のN)、さらには転送時間帯でなか
った場合(処理106のN)、通常どおりそれぞれ画像受
信して直ちに画像記録する(処理114)。
以上のように、本実施例では、送信側は、画像送信の
際に受取人のIDコードを送信する一方、受信側は、予め
各人のIDコードと転送先および転送時間帯を登録してお
き、画像受信した場合、IDコードにより転送先と転送時
間帯とを判別して、必要に応じて受信画像を転送するよ
うにしている。
これにより、受信文書をより迅速に受取人に送達する
ことができるようになる。
また、設定した転送時間以外には、そのまま記録出力
するので、オペレータがいちいち記録操作する必要がな
い。
ところで、本実施例における所員は、外出先などから
ファクシミリ装置に登録している転送時間帯を更新する
ことができる。
この場合、まずプッシュホンでこのファクシミリ装置
に発呼する。そして、ファクシミリ装置が応答すると、
予め設定された一定の手順でプッシュボタンを押し、ID
コードと所望の転送開始時刻、終了時刻を入力する。こ
の操作により各数字ボタンに対応したDTMF信号が送出さ
れる。
ファクシミリ装置は、着信した後、所定のファクシミ
リ信号の応答がない場合(処理102のN)、既知技術に
より、DTMF信号を受信して入力されたIDコードと上記各
時刻を識別する(処理115)。そして、対応する転送指
定情報の内のその日の曜日の転送時間帯を更新する(処
理116)。
これにより、所員は、例えば、予定より早く帰宅した
ときなど、受信文書を転送するようにファクシミリ装置
を遠隔操作することができる。
一方、画像メモリ4に蓄積した画像ファイルは、任意
に記録あるいは消去することができる。
この場合、第4図に示すように、所定の操作により
「記録」あるいは「消去」を指定すると共に、IDコード
を入力する(処理201)。
ファクシミリ装置は、入力されたIDコードに対応する
蓄積画像の有無を判別する(処理202)。そして、そのI
Dコードに対応する蓄積画像がある場合(処理202の
Y)、指定の処理を判別し(処理203)、蓄積画像を記
録出力(処理203の「記録」より処理204)、あるいは消
去する(処理203の「消去」より処理205)。一方、入力
されたIDコードに該当する蓄積画像がない場合(処理20
2のN)、何も処理しない。
これにより、所員は、自宅で受け取った文書を再度事
務所で出力させることもできる。また、IDコードを入力
しないと、上記のように受信画像を操作できないので、
その画像を従来の親展送信と同様に扱うことができる。
なお、以上の実施例では、各曜日ごとに転送時間を変
えるようにしたが、任意の周期で設定できることは当然
である。また、プッシュホンからの遠隔操作では、転送
時間帯のみ変更するようにしたが、転送先も同様に変更
してもよいことはいうまでもない。また、各IDコードに
おいて、転送先は1つに固定したが、日にちや時間帯ご
とに転送先を変えることも考えられる。
[発明の効果] 以上のように、本発明によれば、予め各種IDコードご
とに別のファクシミリ装置の電話番号を記憶しておき、
送信された画像は受信して一旦蓄積した後、予め記憶す
る転送時間帯に該当する場合は、その画像受信の際に受
信したIDコードに対応する電話番号に発信して、その相
手先に蓄積した画像を転送するようにしたので、送信文
書が受取人が居る場所に自動転送され、文書の送達をよ
り迅速に行なうことができるようになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係ファクシミリ装置のブロ
ック構成図、第2図は登録する転送指定情報の情報構成
図、第3図は上記ファクシミリ装置の着信時の動作フロ
ーチャート、第4図は蓄積画像の処理を示す動作フロー
チャートである。 1……スキャナ、2……プロッタ、3……符号化復号化
部、4……画像メモリ、5……網制御装置、6……モデ
ム、7……操作表示部、8……時計、9……CPU、10…
…ROM、11……RAM。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 1/32 - 1/34 H04N 1/00 - 1/00 108 H04N 1/21 H04M 11/00 - 11/10 H04M 1/26 - 1/57 H04M 1/64 - 1/65

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画像受信の際に画像と共に送信側で設定さ
    れた識別コードを受信する機能を有するファクシミリ装
    置において、予め各種識別コードごとにそれぞれ別のフ
    ァクシミリ装置の電話番号を記憶する電話番号記憶手段
    と、送信された画像を受信して一旦蓄積する蓄積手段
    と、その画像受信の際に受信した識別コードに対応して
    記憶している電話番号に発信する発信手段と、発信した
    相手先に蓄積した上記画像を転送する転送手段と、予め
    各種識別コードことに転送時間帯を記憶する時間帯記憶
    手段と、画像受信したときの時刻が上記転送時間帯に該
    当する場合には上記発信手段と転送手段の動作を実行さ
    せる転送実行手段と、上記時刻が上記転送時間帯に該当
    しない場合には蓄積した受信画像を記録出力する記録手
    段とを備えていることを特徴とするファクシミリ装置。
  2. 【請求項2】上記時間帯記憶手段には、各曜日別に上記
    転送時間帯をそれぞれ記憶する手段を備えていることを
    特徴とする請求項1記載のファクシミリ装置。
  3. 【請求項3】電話機からの発呼に応答してその電話機か
    ら送出される指令情報を受信する指令受信手段と、受信
    した上記指令情報に従って上記時間帯記憶手段の記憶内
    容を更新する記憶更新手段とを備えていることを特徴と
    する請求項1記載のファクシミリ装置。
  4. 【請求項4】発信した相手先に蓄積した画像を送信した
    後もその画像を保持する保持手段と、その画像と共に受
    信した識別コードが入力された場合にその画像を記録出
    力する記録手段とを備えていることを特徴とする請求項
    1記載のファクシミリ装置。
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