JP2932025B2 - 公衆電話システム - Google Patents

公衆電話システム

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JP2932025B2
JP2932025B2 JP12210393A JP12210393A JP2932025B2 JP 2932025 B2 JP2932025 B2 JP 2932025B2 JP 12210393 A JP12210393 A JP 12210393A JP 12210393 A JP12210393 A JP 12210393A JP 2932025 B2 JP2932025 B2 JP 2932025B2
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順夫 鈴木
重一 坂田
英之 及川
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カードによる通話が可
能な公衆電話機(以下、電話機)とセンター装置とから
構成され、不正に書換えられた失効カードの使用による
通話を阻止する公衆電話システムに関する。
【0002】
【従来の技術】テレホンカード等のカードを利用して通
話を行う電話機において、不正に書換えられたいわゆる
失効カードによる通話を防止するために、従来は、次の
ような失効カードの管理が行われている。即ち、不正使
用が予測される全ての電話機の全ての失効カードの番号
を各電話機毎にセンター装置側でメモリに登録すると共
に、各電話機ではメモリ容量の関係から全ての失効カー
ド番号を登録できないため、各電話機で不正使用が予測
される失効カードの番号をセンター装置から各電話機へ
送信し各電話機のメモリへ登録させるようにしている。
そして、発信のために電話機にカードが挿入された場
合、電話機側ではこのカード番号を読み取ってメモリに
登録されている失効カード番号と照合し、双方の番号が
一致すると発信を禁止するようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の公衆電
話システムは、各電話機に対して失効カード番号を設定
する場合、各電話機で使用が予測される失効カード番号
を逐一各電話機毎に送信して設定すると共に、各電話機
に設定された失効番号を確認する場合も各電話機から逐
一失効カード番号が返送されるため、センター装置及び
電話機における失効カード番号の送信時間やセンター装
置における失効カード番号の照合時間が増大し、この間
電話機は本来の通話の目的で使用することができないと
いう問題があった。
【0004】したがって、本発明は、失効カード番号の
送信時間や照合時間を少なくし、電話機が本来の通話目
的で使用できる時間を確保することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】このような課題を解決す
るために、本発明は、各公衆電話機に対応する連続する
失効カード番号の上限値と下限値とこれら両値に対応し
たリスト番号とからなる失効カードリストを記憶する第
1の記憶手段と、前記第1の記憶手段に記憶された前記
失効カードリストのうち前記公衆電話機と対応するもの
を送信する送信手段とをセンター装置に設けると共に、
前記センター装置から送信された前記失効カードリスト
を受信し、前記失効カード番号の上限値と下限値とこれ
らに対応したリスト番号を記憶する第2の記憶手段と、
前記センター装置からの問い合わせに応じ前記第2の記
憶手段に記憶した前記リスト番号を返送する返送手段と
を公衆電話機に設けたものである。 また、本発明のうち
請求項2に記載された公衆電話システムは、前記記憶手
段が、前記連続する失効カード番号の上限値と下限値、
およびこれら両値に対応した失効カードリスト番号とか
らなる失効カードリストを記憶する第1の記憶領域と、
各公衆電話機ごとに前記公衆電話機の管理情報と前記リ
スト番号とを対応づける管理テーブルを記憶する第2の
記憶領域とを有し、前記送信手段が、前記第2の記憶領
域に記憶された前記管理テーブルを参照し、前記管理情
報によって特定される公衆電話機に前記リスト番号で特
定される前記失効カードリストを送信することを特徴と
する。 また、請求項3に記載された発明は、前記センタ
ー装置から送信されてきた前記連続する失効カード番号
の上限値と下限値を受信記憶し、これらの値に基づいて
失効カードの使用に基づく通話を阻止する公衆電話機を
有することを特徴とする。
【0006】
【作用】連続する複数の失効カードの番号のうち上限及
び下限の番号が指定され、リストとして作成されると共
に、作成されたリストが電話機に送信される。また、上
限値および下限値、すなわちリストに対応するリスト番
号が各電話機の各管理番号と関連づけてメモリに登録さ
れると共に、管理番号に基づいて電話機に発信されて対
応のリスト番号が送信される。そして、失効カードリス
ト番号はセンター装置からの問い合わせに応じて電話機
から返送されセンター装置において確認される。この結
果、失効カードの照合に費やされる時間を少なくでき、
さらにセンター装置のメモリ容量を少なくでき、また同
装置においては管理テーブルに基づいてメモリ検索及び
失効カード番号の送信が行われるため、メモリ検索及び
失効カードの伝達を効率良く行うことができる。
【0007】
【実施例】図1は、本発明に係る公衆電話システムの一
実施例を示す図であり、このシステムを構成する電話機
10のブロック図である。同図において、11は電話回
線(以下、回線)Lに到来する着信を検出する着信検出
回路、12は着信信号により着信鳴動を行うリンガ回
路、13は相手応答等による回線Lの転極を検知する転
極検出回路、14は課金信号を検出する課金信号検出回
路、15は回線Lに到来するDTMF信号を受信するD
TMF受信回路、16は回線Lのループを強制切断する
と共に回線Lに対しダイヤルパルス(DP)信号を出力
する強切・DP送出回路、17は通話回路である。ま
た、18は回線LへDTMF信号を送出するDTMF送
出回路、19は通話料金が無くなったときに催促音を出
力する催促音送出回路、20は挿入されたテレホンカー
ド等に対し各種の処理を行うカードユニット部、21は
表示部、22はダイヤルキー等のキーボード、23はリ
レー駆動回路、24は電話機の各部に電源を供給する電
源部、25は図示省略したメモリを備えると共に以上の
各部を制御する制御部である。なお、HS1,HS2は
フックスイッチ、gsはリレーである。
【0008】ここで、電話機10は、後述するセンター
装置から着信が到来した場合、これに応答すると共に、
センター装置から送信され、失効カードを表す後述の失
効カードリスト、すなわち該リスト番号に対応した連続
した失効カード番号の上限値と下限値を受信して記憶す
る。そして、カードがカードユニット部20に挿入され
た場合、このカード番号を検出して上記上限値と下限値
と照合し、失効カードと判定すれば通話を阻止するよう
に制御するものとなっている。
【0009】また図2は、上記公衆電話システムを構成
するセンター装置30のブロック図である。同図におい
て、32は回線群31に対する発信制御及び着信制御を
行う回線制御部、33は表示部、34はキーボード等の
入力部、35はプリント出力を行うプリンタ部、36は
記憶部、37は以上の各部を制御する制御部である。
【0010】上記センター装置30は、上記した失効カ
ードによる電話機10の不正通話を防止するために、失
効カードリストを作成すると共に、この失効カードリス
トを各電話機毎に管理する失効カードリスト管理テーブ
ル(以下、管理テーブル)を作成する。そして作成され
た管理テーブルにしたがって各電話機に対し失効カード
リストを送信する。
【0011】次に、図5(a)及び図5(b)は、セン
ター装置30において作成される失効カードリスト及び
管理テーブルの概要を示す説明図である。図5(a)に
示すように、失効カードリストは連続した失効カード番
号の上限値と下限値、およびこれら両値に対応したリス
ト番号(失効カードリスト番号)からなるリストであ
り、失効カードリスト上における失効カードリスト番号
(失効カードリストNO)1,2,3,・・・を設定す
る場合は、カードNO,つまり或る複数の連続した失効
カード番号の上限と下限の値が1つのリスト番号と対応
づけられて記憶部36に設定される。また、管理テーブ
ルの内容を設定する場合は、図5(b)に示すように、
各電話機の番号(シリーズNO)1,2,3,・・・に
応じてこの電話機の管理番号,電話番号及び該電話機に
対応する失効カードリスト番号が記憶部36に設定され
る。
【0012】次に、図3は、失効カードの管理を行うセ
ンター装置30の動作を示すフローチャートである。こ
のフローチャートに基づいてセンタ装置30の制御部3
7の動作を詳細に説明する。センター装置30がパワー
オンされ、制御部37が起動されると、制御部37はス
テップ100の「通信モード?」及びステップ101の
「設定モード?」の何れかを判断する。そして、入力部
34において、失効カードの設定操作が行われ、ステッ
プ101の「設定モード?」及びステップ102の「失
効カードリスト作成?」が「Y」となると、続いて入力
部34の操作により指定される失効カードリスト番号を
ステップ103で入力する。その後、この指定された失
効カードリスト番号に対応する失効カード番号(上限値
と下限値)の設定を行うか或いはプリントアウトするか
をステップ104で入力部34の操作情報を入力して判
断する。
【0013】ここで、失効カードリストの設定と判断さ
れた場合は、既に発行され失効と認識されたカードのシ
リーズ番号の上限値と下限値とをステップ105で入力
し、これを指定された失効カードリスト番号と共に、図
5(a)に示すようなリストに作成し、記憶部36に記
憶しステップ107へ移行する。なお、1枚の失効カー
ドを設定する場合は上限値と下限値とが同一であるカー
ド番号を指定することになる。このようにして複数の失
効カード番号が1つの失効カードリストとして設定され
るため、記憶部36の記憶容量を少なくすることができ
る。
【0014】また、入力部34の操作情報から指定され
失効カードリスト番号のプリントアウトと判断される
場合は、指定された失効カードリスト番号及びこの番号
に対応するカード番号(上限値と下限値)をステップ1
06で記憶部36から読み出し、プリンタ部35を駆動
してプリントアウトを行いステップ107へ移行する。
ステップ107では失効カード番号の設定或いはそのプ
リントアウトの終了を判断し、これらを続行する場合は
ステップ103へ戻り、次に指定される失効カードリス
ト番号を入力すると共に、このリスト番号に対応するカ
ード番号(上限値と下限値)の設定或いはプリントアウ
トを行う。
【0015】こうして失効カードリストの作成が終了す
ると、次には失効カードリスト番号を電話機毎に管理す
る管理テーブルの作成が行われる。即ち、入力部34に
おいて所定操作が行われ、ステップ108の「失効カー
ドリスト管理テーブルの作成?」が「Y」と判定される
と、続いて入力部34の操作により指定されるシリーズ
番号である管理テーブル番号をステップ110で入力す
る。その後、この指定された管理テーブルにその内容を
設定するか或いはこの管理テーブルの内容をプリントア
ウトするかをステップ111で入力部34の操作情報を
入力し判断する。
【0016】ここで、管理テーブルの設定と判断された
場合は、指定された管理テーブル番号に対応して電話機
の番号(シリーズNO),電話機管理番号,電話機の電
話番号及びこの電話機に用いられる失効カードリスト番
号を指定管理テーブル番号と共に図5(b)に示すよう
な管理テーブルに作成して記憶部36に記憶しステップ
114へ移行する。このような各電話機毎に失効カード
リスト番号が設定された管理テーブルを作成することに
より、センター装置のメモリが節約できると共に、各電
話機に設定される失効カード番号を容易に登録すること
ができる。また、後述するように各電話機に設定された
失効カードの内容を確認する場合に管理テーブルに基づ
いて容易にその内容を確認することもできる。
【0017】また、入力部34の操作情報から管理テー
ブルの内容のプリントアウトと判断され、ステップ11
1で「N」と判定される場合は、指定された管理テーブ
ル番号及びこの番号に対応する電話機の番号(シリーズ
NO),管理番号,電話番号及び失効カードリスト番号
をステップ113で記憶部36から読み出しプリンタ部
35を駆動してプリントアウトを行い、ステップ114
へ移行する。ステップ114では管理テーブルの設定或
いはそのプリントアウトの終了を判断し、これらを続行
する場合はステップ110へ戻り、次に指定される管理
テーブル番号を入力すると共に、このテーブル番号に対
応する電話機の番号(シリーズNO),電話機番号,失
効カードリスト番号等の設定或いはプリントアウトを行
う。
【0018】こうして、失効カードリスト及び管理テー
ブルの作成が終了し、各電話機に対しこれらの情報を伝
達するために入力部34の所定操作が行われると、ステ
ップ100の「通信モード?」が「Y」と判定される。
この場合、各電話機に伝達すべき失効カードリストが存
在しステップ120の「失効カードリストの認定?」が
「Y」と判定されると、ステップ121で各電話機に送
信すべき失効カードリストの失効カードリスト番号を指
定すると共に、ステップ122で管理テーブルに基づい
てこの失効カードリスト番号を設定する電話機を指定
し、続いてステップ123で各指定電話機に対し失効カ
ードリストを送信して遠隔設定を開始する。また、この
遠隔設定の際に、一旦はこの失効カードリストの上限値
と下限値が示す全ての失効カード番号を電話機に送信し
設定しておく。
【0019】このように失効カードリストの示す全失効
カード番号を一旦は該当の各電話機に対し送信しておく
ことにより、各電話機の保持している失効カード番号を
定期的に各電話機に問い合わせる場合に、各電話機側で
は全ての失効カード番号を返送せずに失効カードリスト
番号のみを返送すれば良く、したがって電話機側の送信
時間が大幅に短縮できると共に、センター装置20側で
はこれの照合時間を短縮できる一方、該当電話機の管理
テーブルに登録された失効カードリスト番号から該当の
失効カードリストを検索し、検索された失効カードリス
ト上の失効カード番号を容易に確認することができる。
【0020】図4(a)は、各電話機に対する失効カー
ドリストの遠隔設定動作の詳細を示すフローチャートで
ある。即ち、制御部37は回線制御部32を制御して、
ステップ200で回線群31の何れかの回線を捕捉して
その直流ループを形成すると共に、ステップ201で
隔設定すべき電話機の電話番号を上記管理テーブルから
読み出して捕捉回線に送信して電話機への発信を行い、
このとき所定時間のタイマーを起動する。この場合、相
手の電話機が応答してステップ202で「Y」と判定さ
れると、ステップ204で失効カードリスト、すなわち
失効カードリスト番号および該失効カードリスト番号に
対応した失効カード番号の上限値と下限値を回線制御部
32からDTMF信号として応答電話機へ送信する。そ
してステップ205で送信の正常終了を判断し、送信が
正常に終了すると、ステップ206で失効カードリスト
に送信完了のリスト番号を登録し、ステップ207で直
流ループの開放を行った後、ステップ208でプリンタ
35を駆動して失効カードリスト送信の正常終了の旨を
プリントアウトする。このようにして或電話機に対して
失効カードリストの送信が終了すると、次の電話機が指
定されて該当する失効カードリストが送信される。
【0021】また、電話機への発信後、電話機が不応答
のためステップ203のタイマーのタイムアップが
「Y」となる場合、或いは失効カードリストの送信が正
常終了せず、ステップ205の判定が「N」となる場合
は、ステップ209で直流ループの開放を行った後、ス
テップ210でプリンタ35を駆動して送信失敗の旨を
プリントアウトする。
【0022】次に、図4(b)は、センター装置30か
ら送信される失効カードリストを受信する電話機10内
の制御部25の動作を示すフローチャートである。即
ち、センター装置30から着信が到来すると、ステップ
250でリレーgsを駆動して回線Lを捕捉し直流ルー
プを形成する。その後、センター装置30から送信され
る失効カードリストを示すDTMF信号をステップ25
1でDTMF受信回路14を介して受信する。そして受
信した失効カードリストをステップ252で制御部25
内の図示省略したメモリに蓄積すると共に、ステップ2
53でリレーgsを開放して回線Lの直流ループを開放
する。そして以降、この電話機にカードが挿入された場
合には、制御部25はこのカードの番号を読み取って
メモリに記憶された失効カード番号の上限値と下限値
をもとに照合し、発信の可否を判定する。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、複
数の失効カードの番号のうち上限及び下限の番号を指定
して1つのリスト番号として作成すると共に、作成され
たリスト番号を電話機へ送信し、センター装置からの問
い合わせがあると電話機はこのリスト番号を返送するよ
うにしたので、失効カード番号の送信や照合に費やされ
る時間を大幅に短縮でき、電話機の本来の通話目的で使
用できる時間を十分確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る公衆電話システムを構成する公衆
電話機の一実施例を示すブロック図である。
【図2】上記公衆電話システムを構成するセンター装置
のブロック図である。
【図3】上記センター装置の動作を示すフローチャート
である。
【図4】上記センター装置の発信動作及び上記公衆電話
機の受信動作を示すフローチャートである。
【図5】上記センター装置で作成される失効カードリス
ト及び管理テーブルの説明図である。
【符号の説明】
10 公衆電話機 11 着信検出回路 15 DTMF受信回路 20 カードユニット部 23 リレー駆動回路 25,37 制御部 30 センター装置 31 回線群 32 回線制御部 34 入力部 35 プリンタ部 36 記憶部 L 回線 gs リレー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鈴木 順夫 東京都目黒区下目黒二丁目2番3号 株 式会社田村電機製作所内 (72)発明者 坂田 重一 東京都新宿区西新宿二丁目3番2号 国 際電信電話株式会社内 (72)発明者 及川 英之 東京都新宿区西新宿二丁目3番2号 国 際電信電話株式会社内 (56)参考文献 特開 平6−268778(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04M 17/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カードによる通話が可能な公衆電話機
    と、前記公衆電話機と対応する失効カードの番号を記録
    管理するセンター装置とから構成され、前記センター装
    置から送信された前記失効カードの番号に基づき前記失
    効カードの使用に基づく通話を阻止する公衆電話システ
    ムにおいて、 前記センター装置は、 各公衆電話機に対応する連続する失効カード番号の上限
    値と下限値とこれら両値に対応したリスト番号とからな
    る失効カードリストを記憶する第1の記億手段と、 前記第1の記憶手段に記憶された前記失効カードリスト
    のうち前記公衆電話機と対応するものを送信する送信手
    段とを備え、 前記公衆電話機は、 前記センター装置から送信された前記失効カードリスト
    を受信し、前記失効カード番号の上限値と下限値とにれ
    らに対応したリスト番号を記憶する第2の記憶手段と、 前記センター装置からの問い合わせに応じ前記第2の記
    憶手段に記憶した前記リスト番号を返送する返送手段と
    を備えたことを特徴とする公衆電話システム。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載された公衆電話システム
    において、 前記第1の記憶手段は、 前記連続する失効カード番号の上限値と下限値、および
    これら両値に対応した失効カードリスト番号とからなる
    失効カードリストを記憶する第1の記憶領域と、 各公衆電話機ごとに前記公衆電話機の管理情報と前記リ
    スト番号とを対応づける管理テーブルを記憶する第2の
    記憶領域とを有し、 前記送信手段は、 前記第2の記憶領域に記憶された前記管理テーブルを参
    照し、前記管理情報によって特定される公衆電話機に前
    記リスト番号で特定される前記失効カードリストを送信
    することを特徴とする公衆電話システム。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載された
    公衆電話システムに おいて、 前記公衆電話機は、 前記センター装置から送信されてきた前記連続する失効
    カード番号の上限値と下限値を受信記憶し、これらの値
    に基づいて失効カードの使用に基づく通話を阻止するこ
    とを特徴とする公衆電話システム。
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