JP3024147U - 傘の下ろくろ被覆部材及び下ろくろ構造 - Google Patents

傘の下ろくろ被覆部材及び下ろくろ構造

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JP3024147U
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勝奎 郭
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美河 祥介
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 製造効率を著しく劣化させることのない簡単
な手段を用いて、抱き針の結合端部が使用者の手指また
は傘布などに接触することを防止する。 【解決手段】 頭部22と胴部23とからなる下ろくろ
21には、略円筒状の側壁32と略円盤状の底部33と
を備えた下ろくろ被覆部材31が、前記頭部22を被覆
するように取付けられる。下ろくろ被覆部材31の上端
部には、下ろくろ21の切り溝25に対応して切り溝3
5が設けられており、該切り溝35間の突片38の上端
には、前記頭部22上面に係止される係止爪37が設け
られる。ただし、前記結合端部26Aに対応する位置に
ある突片38Aには係止爪37は設けられておらず、且
つこの突片38Aは結合端部26A上端よりも高くなる
ような長さに形成される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、傘の下ろくろを被覆する部材及び下ろくろ構造に関するものである 。
【0002】
【従来の技術】
一般に、傘は、中棒(柄杆、管軸ともいう)と、その上端部に固着した上ろく ろと、軸方向に移動可能に外嵌した下ろくろと、複数本の親骨及び支骨と、中棒 の下端に固着された手元(ハンドル或いは握りともいう)と、傘布とにより主構 成される。
【0003】 親骨の各一端は上ろくろに設けられた抱き針に枢支連結されており、支骨は該 親骨に一端が枢支され、支骨の他端は下ろくろに設けられた抱き針に枢支連結さ れている。 図13は、この下ろくろ付近の典型的な従来技術を示す略図である。下ろくろ 1は、硬質合成樹脂からなり、中棒が挿通される筒状体であって、頭部2と胴部 3とから主構成される。頭部2は、厚み方向中央付近に外周部の周方向に沿って 設けられる周溝4を備える。更に、該周溝4に交差し、かつ上端及び外周側に開 口するように、複数個(通常8または6個であり、図中では8個)の切り溝5が 放射方向に定角度間隔をおいて設けられる。
【0004】 該周溝4内には、針金からなる抱き針6が設けられる。抱き針6は、その両端 部を捩じり合わせることによって結合されて、輪状とされる。捩じり合わされた 結合端部6Aは、上方に折り曲げられて、頭部2に設けられた結合端部収納溝7 に収納される。 しかし、このような状態では、抱き針の結合端部6Aの上端部は針金切り口が 突出したままの状態であるため、この切り口が使用者の手指などに接触して怪我 をするおそれがある。また、結合端部6Aが傘布に引っ掛かって傘布を損傷する おそれもある。特に、傘の開閉動作につれて結合端部6Aが上方から放射方向へ 傾いてきた場合には、そのおそれは更に大きくなる。
【0005】 そこで、結合端部6Aを被覆材によって被覆するという手段が提案されている 。例えば、図14に示すように、ゴム材料等からなるキャップ8を結合端部6A に被せるという手段である。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、このような被覆作業は細かい手作業となるため、作業性が悪く 、製造効率が著しく劣化するという問題がある。 本考案の課題は、製造効率を著しく劣化することのない手段を用いて、抱き針 の結合端部が使用者の手指、または傘布などに接触しないようにして傘の安全性 及び耐久性を向上させることである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案は、前述の課題を解決するために、次の技術的手段を講じた。 即ち、本考案の下ろくろ被覆部材は、頭部22と胴部23とを備え、該頭部2 2には放射方向に等間隔をおいて設けられた複数の切り溝25と外周面の周方向 に沿って設けられた周溝24とが設けられ、該周溝24内には複数の支骨17の 端部が取り付けられた針金状の抱き針26が設けられており、該抱き針26の両 端部は捩じり結合した結合端部26Aとされて上方に折り曲げられて収納空間2 7内に収納されている傘の下ろくろ21を被覆するための、下ろくろ被覆部材で あって、 該下ろくろ21の頭部22側面部を被覆する略円筒状の側壁32と、前記胴部 23が挿通する挿通孔29を中心に有する略円盤状の底部33とを備え、側壁3 2の上部には下ろくろ21を被覆した状態において前記切り溝25に対応する位 置にそれぞれ切り溝35が設けられ、且つ、該側壁32の2つの隣り合う切り溝 35,35間の部分である突片38のうち少なくとも1つの突片の上端には前記 頭部22の上面に係止される係止爪37が設けられており、しかも、下ろくろ2 1を被覆した状態において前記結合端部26Aに対応する位置にある突片38A は結合端部26Aよりも高く形成されるとともに、該突片38Aには前記係止爪 37が設けられていないことを特徴とする。
【0008】 この本考案に従えば、下ろくろ被覆部材31は、切り溝25と切り溝35とが それぞれ重なるように、下ろくろ21に取り付けられる。したがって、支骨17 の回動が妨げられることはない。また、係止爪37が下ろくろ21の上面に係止 されることによって、被覆部材31は下ろくろ21に安定的に支持される。更に 、結合端部26Aの外周側には側壁32の突片38が設けられるので、結合端部 26Aが傾いて降下してくることがない。
【0009】 また、係止爪37は、前記結合端部26Aの外周側に位置する突片38Aには 設けられていないので、下ろくろ被覆部材31と下ろくろ21との取付けの際に 邪魔になることがない。取付けた状態においては、該突片38Aが結合端部26 Aよりも高くなるように形成されるため、外部の物(例えば使用者の手指や傘布 )が結合端部26Aの上端に接触する危険が防止される。
【0010】 また、前記切り溝35は、下ろくろ21を被覆した状態において、その下端( 35Aが、周溝24よりも上方に位置するような長さに設けられることが好まし い。この場合、抱き針26は下ろくろ被覆部材31によって被覆されて露出しな いので、見栄えがよい。 なお、前記係止爪37は、前記突片38のうち、下ろくろ21を被覆した状態 において前記結合端部26Aに対応する一つの突片38Aを除く全片に設けられ てもよい。また、前記突片38に一つおきに設けられてもよく、対角線上に位置 する一対の突片38,38にのみ設けられてもよい。
【0011】
【考案の実施の形態】
図1は本考案の実施の第1の形態を示し、下ろくろ構造14(抱き針の取り付 けられた下ろくろ及びそれを被覆する下ろくろ被覆部材からなる構造をいう)を 示す分解斜視図である。図2はその斜視図である。図3は下ろくろ(抱き針が取 り付けられた状態)の平面図、図4は下ろくろ被覆部材の平面図、図5は下ろく ろ構造を示す平面図、図6は図3のA−A線断面図、図7は図4のB−B線断面 図、図8は図5のC−C線断面図、図9は図5のD−D線端面図である。図10 は本考案の下ろくろ構造を用いた傘の全体を示す略図である。
【0012】 傘10は、金属製中空棒または木製中実丸棒(管)から成る中棒12と、中棒 12の上端部に固着された上ろくろ13と、中棒12に摺動可能に外嵌された下 ろくろ21と、中棒12の下端に固着された手元15と、傘骨を構成する複数本 の親骨16及び支骨17と、傘布(図示していない)とから主構成されている。 親骨16の各一端は上ろくろ13に設けられた抱き針18に枢支連結されてお り、該親骨16の中途部には支骨17の一端が枢支され、支骨17の他端は下ろ くろ21に設けられた抱き針26に枢支連結されている。
【0013】 下ろくろ21は、硬質合成樹脂または金属材料からなり、中棒12が挿通され る挿通孔19を有する略筒状体であって、頭部22と胴部23とから主構成され る。頭部22は胴、厚み方向中央付近に外周面の周方向に沿って設けられる周溝 24を備える。更に、該周溝24に交差し、かつ上端及び外周側に開口するよう に、複数個(通常8または6個であり、図中では8個)の切り溝25が放射方向 に定角度間隔(図中では45度間隔)に設けられる。
【0014】 頭部22の上部の、隣り合う切り溝25,25間に挟まれる部分を、突片28 と称する。該突片28のうちの任意の一つ28Aはその外方側が切除されており 、この切除によって形成される空間が、後述する結合端部を収納する収納空間2 7とされる。 前記周溝24内には、針金からなる抱き針26が設けられる。抱き針26は、 その両端部を捩じり合わせることによって連結されて、輪状とされる。捩じり合 わされた結合端部26Aは、使用者の手指に接触しにくいように、また支骨17 の回動を妨げないように、上方に折り曲げられて前記収納空間27に収納される 。
【0015】 下ろくろ21の頭部22は、被覆部材31によって被覆される。この被覆部材 31は、弾性を有する硬質合成樹脂又は金属材料で形成されており、好ましくは 合成樹脂により一体成形される。被覆部材31は、略円筒形の側壁32と、前記 胴部23を挿通する挿通孔29を有する略円盤状の底部33とから成る。側壁3 2は、その内径d2が、前記下ろくろ21の胴部23の外径d1とほぼ同じかま たは外径d1よりもやや大きい程度に形成されることが望ましい。
【0016】 側壁32の上部には、上端が開口するような切り溝35が複数個設けられてい る。この切り溝35は、後述するように被覆部材31が下ろくろ21に取り付け られた状態において、前記切り溝25にそれぞれ対応して重なる位置に設けられ る。したがって、支骨17の回動が妨げられることはない。 被覆部材31の上部の、隣り合う切り溝35,35間に挟まれる部分を突片3 8と称する。下ろくろ21への取付け状態において結合端部26Aに対応する位 置にある一つの突片38Aを除き、残りの全部の突片38の上端部には、径方向 内方に屈曲する鉤状に形成された係止爪37が設けられる。
【0017】 以下、被覆部材31を下ろくろ21に取り付ける動作について説明する。下ろ くろ21が中棒に取り付けられ、更に抱き針26が下ろくろ21に、支骨17が 抱き針26に取り付けられた状態において、被覆部材31の挿通孔29に中棒1 2を挿通して被覆部材31を下ろくろに近づけ、更に前記胴部23を挿通する。 図11に示すように、被覆部材31を頭部22に強く押圧すると、弾性によって 係止爪37は外方へ拡開される。被覆部材31が頭部22に嵌合されると、係止 爪37は原形に復帰して、突片28の上面外周部に係止される。
【0018】 したがって、下ろくろ被覆部材31は下ろくろ21に容易に取り付けられ、し かもこの係止爪37によって安定的に支持される。 なお、頭部22と側壁32との単なる嵌合作用、あるいは接着剤などを用いた 固着方法に拠る場合には、前記内径d2と前記外径d1とがほぼ同寸になるよう に精密に部品を成形することが必須条件となるが、本実施の形態においては、前 述のように、外径d1が内径d2よりもやや大きく形成されていても、十分に係 止可能である。また、下ろくろ21の頭部22の高さをh1、下ろくろ被覆部材 31の底部内面から係止爪37端部までの高さをh2とすると、高さh1は、高 さh2とほぼ等しく形成されることが望ましいが、多少の高低差は係止爪37の 弾性によって許容され、下ろくろ被覆部材31は下ろくろ21に確実に係止され る。
【0019】 係止爪37が設けられていない突片38Aは、図9に示すように、下ろくろ被 覆部材31を下ろくろ21に取り付けた状態において、この上端が結合端部26 Aの上端よりも高くなるような高さに形成される。したがって、使用時に使用者 の手指、傘布などが結合端部26Aの上端部(針金の切り口)に接触することが 防止される。
【0020】 また、結合端部26Aの外方側には突片38Aがあるので、結合端部26Aが 外方側へ傾いてくることがなく、これにより更に使用者の手指や傘布などに接触 する危険が減少される。 更に、頭部22の底面から周溝24上端までの高さをh3とし、下ろくろ被覆 部材底部内面から切り溝35下端までの高さをh4とすると、高さh4は、高さ h3よりも高く形成されることが望ましい。これにより、周溝24が側壁32に よって被覆されるので、抱き針26が露出することがなく、見栄えが良い。
【0021】 図12は、本考案の他の好ましい実施の形態を示す図である。前述の実施の形 態に対応する部分には、同じ参照符号を付す。(A)に示すのは第2の形態であ って、下ろくろ被覆部材31の係止爪37は、突片38のうち隣り合う2片を除 いて設けられている。また、(B)に示すのは第3の形態であり、係止爪37は 隣り合う3片を除いて全ての突片38に設けられる。(C)に示すのは第4の形 態であり、係止爪37は周状に並ぶ突片38に一つおきに設けられる。(D)に 示すのは第5の形態であり、係止爪37は対角線上の一対の突片38,38にの み設けられる。
【0022】 なお、実施の形態は上記のものに限られず、下ろくろ被覆部材31に設けられ る突片38のうち少なくとも1つの突片に係止爪37が設けられていればよい。 ただし、いずれの形態においても、結合端部26Aに対応する位置にある突片3 8Aには係止爪37が設けられていない。これにより、結合端部26Aが被覆部 材31の取付けの邪魔になることがなく、結合端部26Aがかなり長い場合であ っても、支障無く取付けを行うことができる。
【0023】 また、係止爪37の形状や下ろくろ21の形状などの詳細は、上記の形態に限 定されるものではない。更に、本考案の下ろくろ被覆部材及び下ろくろ構造はジ ャンプ傘、折り畳み傘等あらゆる形態の傘に利用される。
【0024】
【考案の効果】
請求項1に記載の本考案によれば、係合端部に対応する位置にある突片は結合 端部よりも高く形成されているので、使用者の手指などや傘布などが結合端部に 接触することが防止される。したがって、使用者の怪我や傘布の損傷などの危険 が防止される。また、結合端部の外周側に突片が設けられているので、結合端部 が外周側に倒れてくることがなく、結合端部によって使用者が手指などに怪我を したり、傘布が損傷する危険が更に減少される。
【0025】 また、下ろくろと下ろくろ被覆部材とは、下ろくろ被覆部材に設けられる係止 爪によって係止されるので、部品製造時に高度な精度を要求されることなく、か つ、取付け作業が容易で、しかも安定的に取付けられる。また、係止爪は抱き針 の結合端部に対応する位置にある突片には設けられていないので、取付けの際結 合端部と係止爪とが引っ掛かるなどの支障がなく、取付け作業が更に容易である 。
【0026】 請求項2の本考案によれば、抱き針が露出しないので、見栄えがよく、商品価 値が向上される。 請求項3〜5に記載の本考案によれば、上述の効果と同様の効果を期待可能で ある。 請求項6に記載の本考案によれば、係合端部に対応する位置にある突片は結合 端部よりも高く形成されているので、使用者の手指などや傘布などが結合端部に 接触することが防止される。したがって、使用者の怪我や傘布の損傷などの危険 が防止される。また、結合端部の外周側に突片が設けられているので、結合端部 が外周側に倒れてくることがなく、結合端部によって使用者が手指などに怪我を したり、傘布が損傷する危険が更に減少される。
【0027】 また、下ろくろと下ろくろ被覆部材とは、下ろくろ被覆部材に設けられる係止 爪によって係止されるので、部品製造時に高度な精度を要求されることなく、か つ、取付け作業が容易で、しかも安定的に取付けられる。また、係止爪は抱き針 の結合端部に対応する位置にある突片には設けられていないので、取付けの際結 合端部と係止爪とが引っ掛かるなどの支障がなく、取付け作業が更に容易である 。
【0028】 請求項7の本考案によれば、抱き針が露出しないので、見栄えがよく、商品価 値が向上される。 請求項8〜10に記載の本考案によれば、上述の効果と同様の効果を期待可能 である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施の第1の形態である下ろくろ構造
14を示す分解斜視図である。
【図2】下ろくろ構造14の斜視図である。
【図3】下ろくろ21の平面図である。
【図4】下ろくろ被覆部材31の平面図である。
【図5】下ろくろ構造14を示す平面図である。
【図6】図3のA−A線断面図である。
【図7】図4のB−B線断面図である。
【図8】図5のC−C線断面図である。
【図9】図5のD−D線端面図である。
【図10】本考案の下ろくろ構造14を用いた傘の全体
を示す略図である。
【図11】下ろくろ被覆部材31の下ろくろ21への取
付け作業を示す図である。
【図12】本考案の他の実施の形態を示す図である。
【図13】典型的な従来技術を示す図である。
【図14】従来技術を示す図である。
【符号の説明】
21 下ろくろ 22 頭部 23 胴部 24 周溝 25 (下ろくろ)切り溝 26 抱き針 26A 結合端部 27 収納空間 28 (下ろくろ)突片 29 挿通孔 31 下ろくろ被覆部材 32 側壁 33 底部 35 (被覆部材)切り溝 35A 切り溝下端 37 係止爪 38 (被覆部材)突片 38A 係合端部に対応する位置にある突片

Claims (10)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 頭部(22)と胴部(23)とを備え、
    該頭部(22)には放射方向に等間隔をおいて設けられ
    た複数の切り溝(25)と外周面の周方向に沿って設け
    られた周溝(24)とが設けられ、該周溝(24)内に
    は複数の支骨(17)の端部が取り付けられた針金状の
    抱き針(26)が設けられており、該抱き針(26)の
    両端部は捩じり結合した結合端部(26A)とされて上
    方に折り曲げられて収納空間(27)内に収納されてい
    る傘の下ろくろ(21)を被覆するための、下ろくろ被
    覆部材であって、 該下ろくろ(21)の頭部(22)側面部を被覆する略
    円筒状の側壁(32)と、前記胴部(23)が挿通する
    挿通孔(29)を中心に有する略円盤状の底部(33)
    とを備え、側壁(32)の上部には下ろくろ(21)を
    被覆した状態において前記切り溝(25)に対応する位
    置にそれぞれ切り溝(35)が設けられ、且つ、該側壁
    (32)の2つの隣り合う切り溝(35,35)間の部
    分である突片(38)のうち少なくとも1つの突片の上
    端には前記頭部(22)の上面に係止される係止爪(3
    7)が設けられており、しかも、下ろくろ(21)を被
    覆した状態において前記結合端部(26A)に対応する
    位置にある突片(38A)は結合端部(26A)よりも
    高く形成されるとともに、該突片(38A)には前記係
    止爪(37)が設けられていないことを特徴とする傘の
    下ろくろ被覆部材。
  2. 【請求項2】 前記切り溝(35)は、下ろくろ(2
    1)を被覆した状態において、その下端(35A)が、
    周溝(24)よりも上方に位置するような長さに設けら
    れることを特徴とする請求項1に記載の傘の下ろくろ被
    覆部材。
  3. 【請求項3】 前記係止爪(37)は、前記突片(3
    8)のうち、下ろくろ(21)を被覆した状態において
    前記結合端部(26A)に対応する位置にある一つの突
    片(38A)を除く全片に設けられることを特徴とする
    請求項1又は2に記載の傘の下ろくろ被覆部材。
  4. 【請求項4】 前記係止爪(37)は、前記突片(3
    8)に一つおきに設けられていることを特徴とする請求
    項1又は2に記載の傘の下ろくろ被覆部材。
  5. 【請求項5】 前記係止爪(37)は、前記突片(3
    8)のうち、対角線上に位置する一対の突片(38,3
    8)にのみ設けられていることを特徴とする請求項1又
    は2に記載の傘の下ろくろ被覆部材。
  6. 【請求項6】 抱き針(26)が取り付けられた下ろく
    ろ(21)と、該下ろくろを被覆する下ろくろ被覆部材
    (31)とを備える傘の下ろくろ構造であって、 前記下ろくろ(21)は、頭部(22)と胴部(23)
    とを備え、該頭部(22)には放射方向に等間隔をおい
    て設けられた複数の切り溝(25)と外周面の周方向に
    沿って設けられた周溝(24)とが設けられ、該周溝
    (24)内に複数の支骨(17)の端部が取り付けられ
    た針金状の抱き針(26)が設けられており、該抱き針
    (26)の両端部は捩じり結合した結合端部(26A)
    とされて上方に折り曲げられて収納空間(27)内に収
    納されており、 下ろくろ被覆部材(31)は、前記頭部(22)側面部
    を被覆する略円筒状の側壁(32)と前記胴部(23)
    が挿通する挿通孔(29)を中心に有する略円盤状の底
    部(33)とを備え、該側壁(32)の上部には前記切
    り溝(25)に対応する位置にそれぞれ切り溝(35)
    が設けられており、且つ、該側壁(32)の2つの隣り
    合う切り溝(35,35)間の部分である突片(38)
    のうち少なくとも1つの突片の上端には前記頭部(2
    2)の上面に係止される係止爪(37)が設けられてお
    り、しかも、前記結合端部(26A)に対応して位置す
    る突片(38A)は結合端部(26A)よりも高く形成
    されるとともに、該突片(38A)には前記係止爪(3
    7)が設けられていないことを特徴とする傘の下ろくろ
    構造。
  7. 【請求項7】 前記切り溝(35)は、その下端(35
    A)が、周溝(24)よりも上方に位置することを特徴
    とする請求項6に記載の傘の下ろくろ構造。
  8. 【請求項8】 前記係止爪(37)は、前記突片(3
    8)のうち、結合端部(26A)に対応して位置する一
    つの突片(38A)を除く全片に設けられることを特徴
    とする請求項6又は7に記載の傘の下ろくろ構造。
  9. 【請求項9】 前記係止爪(37)は、前記突片(3
    8)に一つおきに設けられていることを特徴とする請求
    項6又は7に記載の傘の下ろくろ構造。
  10. 【請求項10】 前記係止爪(37)は、前記突片(3
    8)のうち、対角線上に位置する一対の突片にのみ設け
    られていることを特徴とする請求項6又は7に記載の傘
    の下ろくろ構造。
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