JP3023978B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP3023978B2
JP3023978B2 JP2298413A JP29841390A JP3023978B2 JP 3023978 B2 JP3023978 B2 JP 3023978B2 JP 2298413 A JP2298413 A JP 2298413A JP 29841390 A JP29841390 A JP 29841390A JP 3023978 B2 JP3023978 B2 JP 3023978B2
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【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、記録材上に顕画像を形成する画像形成手段
と、前記顕画像を加熱定着する定着手段とを備えた画像
形成装置に関するものである。
[従来の技術] 従来、複写機や電子写真プリンタ等の画像形成装置に
用いられる定着装置としては、加熱ローラと加圧ローラ
を用いた熱ローラ定着方式、米国特許第3578797号明細
書に記載されているようなベルト定着方式、または温度
立ち上り性を改善した特開昭63−313182号公報に記載さ
れているような固定加熱ヘッドと薄膜フィルムを用いた
定着方式が知られている。
このような定着方式を用いた画像形成装置では、定着
部の記録材のジャム処理をしやすくするため、画像形成
装置本体を上本体と下本体に開閉可能に2分割し、上本
体を開けることによって定着部のユニットが露出される
構成としたり、さらに、定着部を上移動体部と下移動体
部の2体として、開閉可能な構成としたものがある。
また本体外側から排紙部の記録材ジャムを容易に処理
できるように、本体枠カバーの排紙部に開閉自在なカバ
ーを設けたり、記録材を容易に引き抜けるように定着の
一対の移動体の加圧を解除できる機構を設けたものもあ
る。
さらに、特開昭63−313182号公報に記載されているよ
うに、薄膜の定着フィルムを介して記録材上の未定着画
像を加熱定着させる装置では、薄膜のフィルムは損傷し
やすく、使用者の不注意により、皺や破れ等が生じ、定
着動作が行なえなくなるため、これら定着手段を露出さ
せない構成にしたものもある。
第6図は薄膜フィルムを有する定着手段を備えた従来
の画像形成装置の一例を示した断面図である。
第6図において、1は給紙部、2は画像形成部、3は
搬送部、4は低熱容量加熱体、5は薄膜フィルム、6は
加圧ローラ、7は対の排紙部ローラ、8はトレイ、9は
外装カバー、10は矢印bの方向に回転する感光ドラム、
11は矢印aの方向に往復動する原稿台、16は下枠フレー
ムである。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、前述のように、ジャム処理のために、
定着部を露出させる構成では、定着のために常時高温に
加熱されている加熱ローラあるいはこれにより高温にな
っている周囲の板金類の付近でジャム紙を取り除く処理
をするため、これらの高温部に触れやすく、火傷になる
心配があり、さらに、定着部が上下の2体に分かれ、各
移動体が露出または取り出せる構成では、なお一そう、
加熱部に直接手で触れることになるため、前記危険性が
増加する。このように高温になっていて、手に触れやす
い板金は植毛したり、モールドの保護カバーを付けたり
して安全対策を実施しているが、いまだに充分とはいえ
ない状況であり、またこれらの構成では、ジャム処理時
に定着部を露出させるため、紙片、クリップ、ピン等の
異物をその装置内に落しやすく、内部に入り込むなどし
て放置されると、作動時に巻き込み、傷や破損になった
り、加熱されて発火になるという問題点がある。
特に第6図に示す定着装置において、定着手段で記録
材のジャム等が生じた場合、定着手段を露出して記録材
を取り除くことが必要ですが、この時作業者がフィルム
に触れた場合、フィルムは損傷し易く、皺や破れ等が生
じ、定着動作が行えなくなるという問題がある。
本発明の目的は、定着手段でジャムが発生しても、フ
ィルムを損傷することなく記録材を取り除くことができ
る画像形成装置を提供しようとするものである。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために、本発明は、記録材上に未
定着像を形成する未定着像形成手段と、未定着像を記録
材上に定着する定着手段と、を有し、前記定着手段はフ
ィルムと、このフィルムと接するローラと、を備え、前
記未定着像形成手段により形成された未定着像を担持し
た記録材を前記フィルムと前記ローラの接触部で挟持搬
送し前記フィルム側からの熱により未定着像を記録材上
に定着する画像形成装置において、前記定着手段を露出
するための開放機構を有し、前記開放機構により前記ロ
ーラは露出し、前記フィルムは露出しないことを特徴と
する。
[作用] 本発明によれば、定着手段でジャムが発生しても、フ
ィルムを損傷することなく記録材を取り除くことができ
る。
[実 施 例] 第1図は本発明の第1実施例の画像形成装置を示した
断面図であり、第2図は第1図の画像形成装置にてジャ
ム処理のために、開いた状態を示した断面図である。
第1図および第2図において、符号1から11までと、
16は第6図と同様である。そして、12は定着上カバー、
13は排紙ガイド、14は入口ガイド、15は扉である。
まず、第1図について説明する。
給紙部1から搬送される記録材は、画像形成部2にお
いて未定着のトナー画像が形成され、搬送部3により定
着装置へ導かれる。
なお画像形成部は、矢印bの方向に回転する感光ドラ
ム10を用いた公知の電子写真方式であり、その詳細な説
明は省略する。
定着装置は、固定支持された低熱容量加熱体4と、こ
の加熱体4に対向圧接しながら矢印cの方向に駆動され
る薄膜フィルム5を介して、記録材を該加熱体4に密着
させる加圧ローラ6とを有する。
未定着トナー像を支持した記録材は、定着フィルムで
ある薄膜フィルム5と加圧ローラ6に挟持搬送され、こ
の際、該加熱体4からの熱による加熱および加圧ローラ
6からの圧力により定着される。
定着後の記録材は対の排紙部ローラ7により装置外部
へ排出され、トレイ8上に積載される。また外装カバー
9には、記録材排出可能な開口部が形成されている。
つぎに、第2図において、原稿台11を左方(定着装置
側)にずらし、その移動をロックしたのち、給紙部1、
搬送部3、定着部、転写帯電器を残して、画像形成部分
を上方に開放でき、転写部と搬送部3でのジャム処理お
よび画像形成部でのメンテナンスを可能にしている。そ
して、定着手段の一方の移動体である加圧ローラ6は、
画像形成装置の下枠フレーム16に設けられた開閉自在な
扉15を開くことによって露出される。また定着手段の他
方の移動体である薄膜フィルム5および高温になってい
る低熱容量加熱体4は、断熱処理された定着上カバー1
2、定着部へ記録材を送り込むガイド部材の入口ガイド1
4、対の排紙部ローラ7へ記録材をガイドする排紙ガイ
ド13等により囲まれていて、露出させる機構は有してお
らず、ビス等を外して装置を分解しない限り、定着部の
移動体および加熱体は露出しない。
ここで、ジャム処理あるいはメンテナンス時に扉15を
開けた場合、高温になっている低熱容量加熱体4および
他方の移動体である薄膜フィルム5は、一方の移動体で
ある加圧ローラ6と、入口ガイド14、排紙ガイド13とに
よって露出されていない構成になっており、さらに、安
全のため、扉15を開くことによって手に触れる入口ガイ
ド14、排紙ガイド13の表面には、植毛したり、図示され
ていない保護カバーを設けたりして、直接触れることが
ないようにしてもよい。
この第1実施例では、高温となっている低熱容量加熱
体4、ジャム処理時に傷付けやすい薄膜フィルム5は使
用者が直接触れることができない構成になっており、し
たがって、誤って触れて火傷になったり、他方の移動体
である薄膜フィルム5を破く心配もない。また記録材が
移動体に巻き付くようなジャムが発生した場合は、扉15
を開くことによって、一方の移動体である加圧ローラ6
が露出され、容易に処理可能となる。
なお上記定着部構成のように、他方の移動体に薄膜フ
ィルム5を用いた場合、移動体に巻き付くようなジャム
は、スタート直後で、一方の移動体である加圧ローラ6
が冷えた時に、しかも、このローラ側への巻き付きとい
う状態で発生するため、加圧ローラ側のジャム処理で十
分対応可能である。
第3図は本発明の第2実施例の画像形成装置を示した
断面図である。
この第2実施例では、定着手段の一方の移動体である
加圧ローラ6を露出させるため、下枠フレーム16にスラ
イド扉17を設けたものである。このスライド扉17を開く
と、電源がOFFされるとともにロックされ、ジャム処理
に該扉17が邪魔にならないようにしている。
第4図は本発明の第3実施例の画像形成装置を示した
断面図である。
この第3実施例では、開閉扉を大きくして、搬送部3
をも構成した開閉扉18を設けたものである。すなわち、
搬送部3から定着部までの記録材のジャムを、開閉扉18
を開けることによって処理でき、画像形成装置内部で発
生したジャムの場合のように、一度本体の上枠フレーム
を開けてジャムの所在を確かめる必要もなく、この開閉
扉18を開けるだけで、ジャム処理が可能となる。
第5図は本発明の第4実施例の画像形成装置を示して
いる。
この第4実施例では、定着手段の両移動体および入口
ガイド14、排紙ガイド13を画像形成装置の上枠フレーム
に取り付けたものである。ここで上枠フレームは、感光
ドラム10、現像装置、クリーナの各装置補充交換および
メンテナンスする場合のため、本体に対して開閉できる
構成になっており、この機構に定着手段の一方の移動体
を露出させるための機構を兼ねるようにしたため、別に
何の機構も使わずに、移動体露出が可能になり、信頼性
の構造、製造コストの低減ができる。さらに、定着上カ
バーも定着部全体を覆うものでなくてもすみ、フィルム
補護板19のように小さく、簡単なものでよい。また第3
実施例と同様に、ジャム処理が一回の開閉で可能で、本
体を立てることもなく、簡単にできる効果がある。
なお本発明は、さきの実施例のような薄膜フィルム5
を用いた定着フィルム方式に限定されるものではなく、
熱ローラやその他のベルト定着方式においても、有効な
手段で、様々な画像形成装置に対しても適用可能であ
る。さらには、画像形成部としても、前述した電子写真
方式に限らず、マグネスタイラス等の静電記録方式等も
使用できるものである。
[発明の効果] 本発明によれば、定着手段でジャムが発生しても、フ
ィルムを損傷することなく記録材を取り除くことができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例を示した断面図、第2図は
第1図の装置のジャム処理時に開いた状態を示した断面
図、第3図は本発明の第2実施例を示した断面図、第4
図は同じく第3実施例を示した断面図、第5図は同じく
第4実施例を示した断面図、第6図は従来の技術の一例
を示した断面図である。 1……給紙部、2……画像形成部 3……搬送部、4……低熱容量加熱体 5……薄膜フィルム、6……加圧ローラ 10……感光ドラム、12……定着上カバー 15……扉、16……下枠フレーム 17……スライド扉、18……開閉扉 19……フィルム保護板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 15/20 G03G 15/00 550 G03G 21/16 - 21/18

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】記録材上に未定着像を形成する未定着像形
    成手段と、未定着像を記録材上に定着する定着手段と、
    を有し、前記定着手段はフィルムと、このフィルムと接
    するローラと、を備え、前記未定着像形成手段により形
    成された未定着像を担持した記録材を前記フィルムと前
    記ローラの接触部で挟持搬送し前記フィルム側からの熱
    により未定着像を記録材上に定着する画像形成装置にお
    いて、 前記定着手段を露出するための開放機構を有し、前記開
    放機構により前記ローラは露出し、前記フィルムは露出
    しないことを特徴とする画像形成装置。
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