JP6316058B2 - 画像加熱装置 - Google Patents
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Description
捕集部材は、温度管理が必要なことから、自身で熱源を持つことが好ましい。しかし、コストやスペースの観点から現実的ではない。このため、加熱回転体(定着フィルムもしくは熱ローラ)の熱を利用して自身を昇温させる構成を採ることが現実的であり、特許文献1で提案された構成も同様な構成を採用している。
(画像形成装置)
先ず、本発明の実施形態に係る画像加熱装置としての定着装置を搭載する画像形成装置について、図2を用い、記録材であるシートSの流れに沿って説明する。図2は、本発明の実施形態に係る画像加熱装置を搭載した画像形成装置(転写式電子写真プロセス利用のレーザービームプリンタ)の概略断面図である。画像形成装置1は、電子写真方式によって画像を形成するものであり、給送搬送手段によってシートSを画像形成手段4へ搬送してトナー像を転写し、そのシートSを定着装置100へ搬送してトナー定着した後、排出部である排出トレイ8へと排出するものである。
次に、本発明の実施形態に係る画像加熱装置としての定着装置100について説明する。図1で、無端ベルトとしての定着フィルム105および定着フィルム内面側に接触配置された加熱源としてのセラミックヒータ等とによって構成される加熱ユニット101と、これと圧接する加圧ローラ102とによって、定着ニップ部Nが形成される。シートSは、この定着ニップ部Nで挟持搬送され、この定着ニップ部Nを通過することで、担持される未定着トナー画像が定着されることとなる。
定着ニップ部Nは、離型ワックスを含有するトナーを用いて形成されたトナー像を担持するシートSを挟持搬送しつつ加熱することで、トナー画像をシートSに定着させる。
本発明の実施形態に係る離型ワックス捕集部としての捕集部材109は、以下の第1の位置と、第2の位置と、に移動するものである。ここで、第1の位置は、記録材の搬送路が開放された状態で、トナー画像の加熱によって生ずる離型ワックスから気化した成分を捕集する位置である。また、第2の位置は、記録材の搬送路を遮蔽する位置である。
ここで、離型ワックス捕集部としての捕集部材109は、PBTやPET等の樹脂材料(離型ワックス成分と親和性が高い)で形成され、気化した離型ワックス成分を捕集する。
捕集部材109は、図4に示すように、捕集部材109の円弧リブ109bが定着フレーム107の円弧溝107bに係合することで、摺動自在(回転可能)とされている。ここで、捕集部材109は、加熱ユニット101が加熱された際に、自身の温度が離型ワックス成分が液相状態となる温度に昇温されるよう、定着フィルム105に対して外周側で一定の距離t離れた位置に配設される部分を有する(図1(a1))。本実施形態では、捕集部材109は、全ての部分が外周側で一定の距離t離れた位置に配設されている。
上述したように、本実施形態に係る離型ワックス捕集部としての捕集部材109は、加熱ユニット101の外周側を回動可能である。そして、記録材の搬送路が開放された状態で離型ワックスを捕集する第1の位置(図1(a1))では、離型ワックスを捕集する捕集部として機能する。一方、ニップ圧解除状態で先端109cが記録材の搬送路を遮蔽して定着フィルムを保護する第2の位置(図1(a2))では、定着シャッタとして機能する。
以上説明したように、本実施形態によれば、捕集部材を、記録材搬送中に自身を昇温させる熱源である定着フィルムに対して比較的簡易に所定距離tに位置決めでき、かつ、定着シャッタとしても使用することができる。
次に、本発明の第2の実施形態を図5乃至図7を用いて説明する。
図5(a)は本実施形態における画像加熱装置としての定着装置200の構成を示す斜視図で、図6、図7は定着装置200における定着フィルムと捕集部材兼定着シャッタの関係を示した図である。第1の実施形態と異なる点は、定着器200の構成のうち捕集部材209はギア部209aを有し、定着フレーム207に回転自在に支持された回転軸113に固定され、ギア214と連動して回転する点である。第1の実施形態と同じ構成及び機能を成す部品に関しては、第1の実施形態と同じ番号を付すことで、再度の説明は割愛する。
次に、本発明の第3の実施形態に関して、図8乃至図10を用いて説明する。第1、第2の実施形態では、捕集部材が第1の位置と第2の位置に移動する構成であった。本実施形態では、離型ワックスから気化した成分を定着器内に滞留させる滞留部材を定着シャッタとしても用いるものである。滞留部材は気化成分を定着器内に滞留させ搬送ローラ等への付着を抑えるものである。なお、本実施形態において、第1、第2の実施形態と同じ構成及び機能を成す部品に関しては、第1、第2の実施形態と同じ番号を付すことで、説明は割愛する。
上述した第1及び第2実施形態では、捕集部材をニップ部の記録材入口側に移動させる構成を示したが、出口側に移動する構成としても良い。
Claims (10)
- 加熱回転体と、
前記加熱回転体と共に、ワックスを含有するトナーを用いて形成されたトナー画像を担持した記録材を挟持搬送して前記トナー画像を加熱するニップ部を形成する対向体と、
前記ニップ部で加熱されることにより前記ワックスから気化した成分を捕集する捕集部材であって、前記加熱回転体からの輻射熱により加熱されることで、前記成分が液相状態となる温度に昇温する捕集部材と、
を有する画像加熱装置において、
前記捕集部材は、前記記録材の搬送路を開放する第1の位置と、前記記録材の搬送路を遮蔽する第2の位置と、に移動可能であることを特徴とする画像加熱装置。 - 前記捕集部材の前記第1の位置から前記第2の位置における移動は、前記加熱回転体を前記対向体から離間させる際に使用する圧解除機構と同期することを特徴とする請求項1に記載の画像加熱装置。
- 前記第1の位置における前記捕集部材は、前記加熱回転体からの輻射熱により前記ワックスから気化した成分が液相状態となる温度に保たれる部分を有することを特徴とする請求項1または2に記載の画像加熱装置。
- 前記第1の位置における前記捕集部材は、前記加熱回転体との間の距離が一定に保たれる部分を有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画像加熱装置。
- 前記捕集部材は、記録材の搬送方向に直交する方向が長手方向となる形状を備えることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の画像加熱装置。
- 前記第1の位置と前記第2の位置との間の前記捕集部材の移動軌跡が、円弧状もしくは直線状であることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の画像加熱装置。
- 前記加熱回転体を支持する支持部材と、
前記支持部材を加圧方向に移動可能に支持する筐体と、
前記加熱回転体の内周面と接触するバックアップ部材と、
を有することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の画像加熱装置。 - 前記捕集部材は、前記筐体もしくは前記支持部材に対し位置決めされることを特徴とする請求項7に記載の画像加熱装置。
- 前記加熱回転体は、加熱源によって加熱される無端ベルトであることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の画像加熱装置。
- 前記対向体は加圧ローラであることを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載の画像加熱装置。
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