JP2003140480A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2003140480A
JP2003140480A JP2001336191A JP2001336191A JP2003140480A JP 2003140480 A JP2003140480 A JP 2003140480A JP 2001336191 A JP2001336191 A JP 2001336191A JP 2001336191 A JP2001336191 A JP 2001336191A JP 2003140480 A JP2003140480 A JP 2003140480A
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Hideto Chino
英人 千野
Hideki Miyazaki
秀樹 宮崎
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 装置の大型化を招くことなく設計自由度の向
上を図りつつ、定着手段の定着処理時に定着手段への記
録材導入のための定着カバー開口部の開度を確保すると
共に、ジャム処理時等の開閉カバー開状態時には操作者
及び定着手段の保護を図ることができる画像形成装置を
提供する。 【解決手段】 定着入口カバー6eは、定着装置6への
記録材導入のための開口部の開度を所定量以下とする第
一位置と、該第一位置よりも大きい開度とする第二位置
とのいずれかに切り換えて移動可能とし、連動部材14
は、定着入口カバー6eを開閉カバー13の開閉動作に
連動させて、開閉カバー13の開状態時に第一位置、開
閉カバー13の閉状態時に第二位置にせしめるよう構成
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、未定着像を担持す
る記録材を加熱することによりが該未定着像を該記録材
に定着させる定着手段を備える画像形成装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、電子写真方式を採用する複写機、
プリンタ、普通紙ファクシミリ装置等の画像形成装置に
あっては、未定着像たるトナー画像を担持する記録材た
る用紙を加熱することにより上記トナー画像を上記用紙
に定着させる定着手段と、筐体たる画像形成装置本体の
内部のメンテナンスや異常発生時にトナーカートリッジ
等の交換作業が行えるよう開閉自在な開閉体たる開閉カ
バーとを備える画像形成装置が知られている。
【0003】かかる画像形成装置においては、開閉カバ
ーが開かれることによって、画像形成装置本体の内部を
開放することができるようになっており、又、定着手段
であるローラ等は高温となるためこれを画像形成装置の
操作者が誤って触れることができないように、若しく
は、ローラ等を破損させないように、操作者及び定着装
置の保護が図られている。
【0004】かかる画像形成装置の一例について図7又
は図6に基づき説明する。尚、図7は、かかる画像形成
装置の定着手段及びその近傍の概略構成を示す模式的断
面図である。図6は、かかる画像形成装置の概略構成を
示す模式的断面図であって、(a)は開閉カバーの閉状
態を説明するための図であり、(b)は開閉カバーの開
状態を説明するための図である。
【0005】かかる画像形成装置では、図6(a)に示
すように、開閉体たる開閉カバー213が閉じた状態で
は、筐体たる画像形成装置本体の内部にある定着手段た
る定着装置6及び定着カバー206dに操作者が触れる
ことはできない。
【0006】しかし、図6(b)に示すように、開閉カ
バー213が開いた状態でトナーカートリッジ9等の交
換、着脱を行う際は、直接定着カバー206dに操作者
が触れることができるようになる。
【0007】ここで、定着カバー206dは、画像定着
動作時において定着装置6の定着加圧ローラ6bや定着
ローラ6aが非常に高温になるので、定着動作直後に開
閉カバー213を開けて、操作者が直接定着手段たる定
着装置6内部に触れて火傷を負わないように、耐熱材質
で構成されており、定着加圧ローラ6b、定着ローラ6
aの周囲に配設されている。又、定着カバー206d自
体も、ある程度高温になるので、通常、警告表示ラベル
等で定着カバー自体の高温注意も操作者に促している。
【0008】仮に、図7(b)に示すように、定着装置
6内にて定着加圧ローラ6bと定着ローラ6aの接触部
分であるニップ部6cに記録材たる用紙が挟まれたまま
の用紙搬送異常(所謂、ジャム)が発生した場合、ニッ
プ部6cにジャム紙が挟まれているため、操作者はジャ
ムの処理を定着装置及び画像形成装置の排出口から排出
されたジャム紙の一部を引き出すか、装置内部に残った
ジャム紙を引き出すかのいずれかの方法がある。
【0009】ここで操作者が開閉カバー213を開けて
ジャム紙を装置内部から引き出して取り除こうとしたと
き、ジャム紙が取れにくかったり、破れてジャム紙の残
片が定着装置内及び画像形成装置内に残ってしまうとい
ったようなことが発生すると、操作者が定着装置の用紙
入口から指を入れて残片を取り除こうとして、定着加圧
ローラ6b、定着ローラ6aを誤って破損させてしまっ
たり、接触して火傷を負うといった虞れがあった。
【0010】これら問題を回避するため、従来例におけ
る画像形成装置では、操作者の指先が定着装置に触れる
ことができないように、図7(a)に示す定着カバーの
用紙導入のための開口部の開度Sの寸法が、指先が定着
装置内部まで入らないように設定されている。
【0011】又、別の方法では、図7(b)に示すよう
に、定着カバー306dの用紙導入のための開口部の記
録剤搬送方向での長さLが、定着装置内部まで操作者の
指が到達しないように長く採られている。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】定着前の用紙表面上に
転写されているトナー画像は、他部品への接触やこすれ
等によって容易に乱されてしまう。そのため、転写され
た用紙がニップ部6cに突入する際は、定着カバー20
6dの用紙導入のための開口部付近にトナー画像面が接
触する危険性を避け、用紙の進入を容易にするために
は、上記開口部の開度Sは大きくするのが有利である。
【0013】しかし、図7(a)に示す従来の画像形成
装置の定着装置のように、上記開口部の開度Sの寸法の
設定を、操作者の指先が定着装置内部に入らないように
設定しなければならないため、設計自由度が低かった。
【0014】又、図7(b)に示す従来の画像形成装置
の定着装置のように、定着カバー306dの用紙導入の
ための開口部の記録剤搬送方向での長さLを、定着装置
内部まで操作者の指が到達しないように長くすること
で、ニップ部6cへの用紙の進入が困難になってしまっ
たり、定着カバーが大型化するといった問題があった。
【0015】更に、定着カバーの用紙導入のための開口
部の開度を狭くすると、定着装置内に熱がこもって異常
に昇温したり、用紙に含まれている水分が定着され蒸発
した後、定着カバー内側に結露して雫となって定着装置
内に落下した場合、画像の劣化を招くといった虞れもあ
った。
【0016】従って、上述した問題によれば、開閉カバ
ーが閉じている状態のときは、定着カバーの用紙導入の
ための開口部が十分な開度を保ち、開閉カバーが開いて
いる状態の時は、上記開口部の開度が、操作者の指先が
定着装置内部に届かないようになっていることが望まし
い。
【0017】そこで、本発明は、装置の大型化を招くこ
となく設計自由度の向上を図りつつ、定着手段の定着処
理時に定着手段への記録材導入のための定着カバー開口
部の開度を確保すると共に、ジャム処理時等の開閉カバ
ー開状態時には操作者及び定着手段の保護を図ることが
できる画像形成装置の提供を目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】本出願によれば、上記目
的は、一連の画像形成プロセスによって画像を記録材に
記録する画像形成装置であって、所定方向に搬送され未
定着像を担持する記録材を加熱することにより該未定着
像を該記録材に定着させる定着手段と、該定着手段の周
囲を覆う定着カバーと、該定着カバーが内部に配設され
る筐体の一部を開閉自在な開閉体とを備え、上記定着カ
バーは、記録材搬送方向で上記定着手段に対して上流側
に上記定着手段への記録材導入のための開口部が形成さ
れている画像形成装置において、定着カバーの開口部若
しくはその近傍で該開口部の開度を可変とする開度可変
部材と、該開度可変部材と開閉体とに接続され該開度可
変部材の開度と開閉体の開閉動作とを連動させる連動部
材とを備え、上記開度可変部材は、開口部の開度を所定
量以下とする第一位置と、該第一位置よりも大きい開度
とする第二位置とのいずれかに切り換えて移動可能とな
っており、上記連動部材は、上記開度可変部材を開閉体
の開閉動作に連動させて、開閉体の開状態時に第一位
置、開閉体の閉状態時に第二位置にせしめるようになっ
ているという第一の発明によって達成される。
【0019】又、本出願によれば、上記目的は、第一の
発明において、連動部材及び開度可変部材は、定着カバ
ーに取り付けられているという第二の発明によっても達
成される。
【0020】更に、本出願によれば、上記目的は、第一
の発明において、開度可変部材は、筐体に取り付けられ
ているという第三の発明によっても達成される。
【0021】又、本出願によれば、上記目的は、第一の
発明乃至第三の発明のいずれかにおいて、開度可変部材
が第一位置にあるときにおける記録材面に対して直角方
向での開度が10mm以下であるという第四の発明によ
っても達成される。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態に関し
て、添付図面に基づき説明する。
【0023】(第一の実施形態)先ず、本発明の第一の
実施形態について図1乃至図3に基づき説明する。
【0024】図1は、本実施形態にかかる画像形成装置
の概略構成を示す模式的断面図である。
【0025】始めに、かかる画像形成装置の一連の画像
形成プロセスについて簡単に説明する。
【0026】本実施形態の画像形成装置は、電子写真方
式を採用するレーザ走査方式のレーザプリンタである。
【0027】かかる画像形成装置にあっては、表面に感
光層を有する潜像担持体としての感光ドラム9aの表面
が帯電ローラに9bよって一様に帯電され、レーザスキ
ャナ11から画像情報に応じたレーザ光がレーザ光路1
2を経て反射ミラー11aに反射して感光ドラム9a表
面に照射露光され静電潜像を形成する。そして、該静電
潜像は現像器9cによって現像され、トナー像として顕
像化される。
【0028】一方、図1に示すように、給紙トレイ1に
積載された記録材たるシート材Pが、給紙ローラ2及び
これに圧接する分離パッド3によって一枚ずつ分離給送
される。この分離されたシート材Pは、搬送ローラ対4
により搬送路中に設けられた画像形成手段に供給され、
ここで形成された画像情報に応じたトナー像が転写ロー
ラ5によってシート材Pに未定着状態で転写される。ト
ナー像転写後の感光ドラム9a表面上に残留したトナー
はクリーナ9dで除去される。
【0029】その後、上記トナー像の転写を受けたシー
ト材Pは、定着手段たる定着装置6へ搬送される。定着
装置6までシート材Pが搬送されると、入口ガイド10
aによって定着ローラ6aと定着加圧ローラ6bとの間
のニップ部6cに案内される。定着ローラ6aは、熱ヒ
ータ(図示せず)が内蔵されており、時計方向に回転す
ると、定着ローラ6aの熱と、定着加圧ローラ6bの加
圧力によってシート材Pがニップ部6cを通過する際
に、シート材Pは加熱加圧され上記トナー像がシート材
Pに定着される。その後シート材Pは、排出ローラ対7
a,7bによって排出トレイ8へ排出される。
【0030】かかる画像形成装置は、感光ドラム9a、
帯電ローラ9b、現像器9c、クリーナ9d等がプロセ
スカートリッジ9内に一体的に組み込まれており、装置
本体10に対して着脱可能に構成されている。
【0031】かかる画像形成装置は、図1に示すよう
に、開閉体たる開閉カバー13が開閉カバー軸13aを
中心に回動可能に筐体たる装置本体10に取り付けられ
ており、開閉カバー13を開いて装置本体10内部を開
放することによって、プロセスカートリッジ9の着脱や
シート材Pのジャム処理等を行うことができるようにな
っている。
【0032】ここで、図2に基づき、本発明に関する開
度可変部材たる定着入口カバー6eの作動及び構成につ
いて説明する。図2の画像形成装置は、開閉カバー13
が閉じた状態であり、通常の画像形成待機状態にある。
図2は、かかる画像形成装置の定着手段及びその近傍の
概略構成を示す図であって開閉カバーの閉状態時を示す
図であり、図3は、かかる画像形成装置の定着手段及び
その近傍の概略構成を示す図であって開閉カバーの開状
態時を示す図である。
【0033】連動部材14は、支軸14aを備えてお
り、支軸14aを中心に回動可能となっている。定着入
口カバー6eは、定着カバー6dに取り付けられ、連動
部材14と連結部14cで連結されており、連動部材1
4の動きに対して連動するようになっている。
【0034】ここで、開閉カバー13が閉じた状態で
は、開閉カバー押し部13bが連動部材14の受け部1
4bを押している状態にあり、連動部材14は左回転動
作を行う。このとき、定着入口カバー6eは、連動部材
14の回転動作に連動し、上方向に移動して、定着装置
へのシート材導入のための開口部の開度S2を形成す
る、開度が大きい第一位置まで移動する。
【0035】開度S2は、定着装置内にシート材Pが進
入する充分な開度を保つ一方、排熱やシート材Pから発
生する水蒸気の排出も妨げることがない開度である。
【0036】このように、定着入口カバーが第一位置に
あるときは、シート材Pの給送を妨げることがなく、定
着装置内に熱がこもったり、定着カバーに結露して、そ
の雫が画像を乱したりすることを防止することができ
る。
【0037】次に、図3に基づき、定着入口カバー6e
の作動及び構成について説明する。図3の画像形成装置
は、開閉カバー13が開いた状態であり、画像形成装置
は作動を一時停止している状態にある。
【0038】図3では、開閉カバー押し部13bが連動
部材14の受け部14bから離れている状態にあり、連
動部材14は右回転動作を行う。このとき、定着入口カ
バー6eは、連動部材14の回転動作に連動し、下方向
に移動して、定着装置へのシート材導入のための開口部
の開度S1を形成する、開度が小さい第二位置まで移動
する。
【0039】開度S1は、S1<S2の関係である。同
時に従来例で述べた定着カバーのシート材導入のための
開口部の開度SとS1≦Sの関係にあり、操作者が定着
装置内部に誤って指先を入れることができない開度であ
る。
【0040】このように、定着入口カバー6eが第二位
置にあるときは、シート材導入のための開口部の開度を
狭くして、操作者がジャム処理のときなどに、定着装置
内部に誤って指先を入れてしまう危険を防止することが
できる。
【0041】(第二の実施形態)次に、本発明の第二の
実施形態について図4又は図5に基づき説明する。尚、
上述の第一の実施形態と同様の構成に関しては、同一符
号を付し、その説明を省略する。
【0042】図4は、かかる画像形成装置の定着手段及
びその近傍の概略構成を示す図であって開閉カバーの閉
状態時を示す図であり、図5は、かかる画像形成装置の
定着手段及びその近傍の概略構成を示す図であって開閉
カバーの開状態時を示す図である。
【0043】始めに、図4に基づき、本実施形態に関す
る開度可変部材たる定着入口カバー106eの作動及び
構成について説明する。図4の画像形成装置は、開閉カ
バー113が閉じた状態であり、通常の画像形成待機状
態にある。
【0044】連動部材114は、支軸114aを備えて
おり、支軸114aを中心に回転動作することができる
ようになっている。定着入口カバー106eは、画像形
成装置本体10に取り付けられ、連動部材114と連結
部114cで連結されており、連動部材114の動きに
対して第一の実施形態と同様に連動するようになってい
る。
【0045】ここで、開閉カバー113が閉じた状態で
は、開閉カバー押し部113bが連動部材114の受け
部114bを押している状態にあり、連動部材114は
右回転動作を行う。このとき、定着入口カバー106e
は、連動部材114の回転動作に連動し、下方向に移動
して、定着入口の開度S2を形成する、開度が大きい第
一位置まで移動する。
【0046】次に、図5基づき、定着入口カバー106
eの作動及び構成について説明する。図5の画像形成装
置は、開閉カバー113が開いた状態であり、画像形成
装置は作動を一時停止している状態にある。
【0047】図5では、開閉カバー押し部113bが連
動部材14の受け部114bから離れている状態にあ
り、連動部材114は左回転動作を行う。このとき、定
着入口カバー106eは、連動部材14の回転動作に連
動し、上方向側に移動して、シート部材導入のための開
口部の開度S1を形成する、開度が小さい第二位置まで
移動する。
【0048】従って、本実施形態においても、定着入口
カバー106eは、第一の実施形態と同様に、開閉カバ
ー113が閉じているときには、定着入口カバー106
eは、定着装置内に用紙が進入する充分な開度を保ち、
シート材の給送を妨げることがなく、排熱やシート材か
ら発生する水蒸気の排出も妨げることがない上に、ジャ
ム処理時といった開閉カバー113が開いている際は、
定着入口カバー106eはシート材導入のための開口部
の開度を狭くして、操作者が定着装置内部に誤って指先
を入れてしまう危険を防止することができる。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように、本出願にかかる第
一の発明によれば、開度可変部材は、開口部の開度を所
定量以下とする第一位置と、該第一位置よりも大きい開
度とする第二位置とのいずれかに切り換えて移動可能と
なっており、上記連動部材は、上記開度可変部材を開閉
体の開閉動作に連動させて、開閉体の開状態時に第一位
置、開閉体の閉状態時に第二位置にせしめるようになっ
ているので、装置の大型化を招くことなく設計自由度の
向上を図りつつ、定着手段の定着処理時に定着手段への
記録材導入のための定着カバー開口部の開度を確保する
と共に、ジャム処理時等の開閉カバー開状態時には操作
者及び定着手段の保護を図ることができる。
【0050】又、本出願にかかる第二の発明によれば、
開度可変部材は、開口部の開度を所定量以下とする第一
位置と、該第一位置よりも大きい開度とする第二位置と
のいずれかに切り換えて移動可能となっており、上記連
動部材は、上記開度可変部材を開閉体の開閉動作に連動
させて、開閉体の開状態時に第一位置、開閉体の閉状態
時に第二位置にせしめるようになっているので、装置の
大型化を招くことなく設計自由度の向上を図りつつ、定
着手段の定着処理時に定着手段への記録材導入のための
定着カバー開口部の開度を確保すると共に、ジャム処理
時等の開閉カバー開状態時には操作者及び定着手段の保
護を図ることができる。
【0051】更に、本出願にかかる第三の発明によれ
ば、開度可変部材は、開口部の開度を所定量以下とする
第一位置と、該第一位置よりも大きい開度とする第二位
置とのいずれかに切り換えて移動可能となっており、上
記連動部材は、上記開度可変部材を開閉体の開閉動作に
連動させて、開閉体の開状態時に第一位置、開閉体の閉
状態時に第二位置にせしめるようになっているので、装
置の大型化を招くことなく設計自由度の向上を図りつ
つ、定着手段の定着処理時に定着手段への記録材導入の
ための定着カバー開口部の開度を確保すると共に、ジャ
ム処理時等の開閉カバー開状態時には操作者及び定着手
段の保護を図ることができる。
【0052】又、本出願にかかる第四の発明によれば、
開度可変部材は、開口部の開度を所定量以下とする第一
位置と、該第一位置よりも大きい開度とする第二位置と
のいずれかに切り換えて移動可能となっており、上記連
動部材は、上記開度可変部材を開閉体の開閉動作に連動
させて、開閉体の開状態時に第一位置、開閉体の閉状態
時に第二位置にせしめるようになっているので、装置の
大型化を招くことなく設計自由度の向上を図りつつ、定
着手段の定着処理時に定着手段への記録材導入のための
定着カバー開口部の開度を確保すると共に、ジャム処理
時等の開閉カバー開状態時には操作者及び定着手段の保
護を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施形態にかかる画像形成装置
の概略構成を示す模式的断面図である。
【図2】本発明の第一の実施形態における画像形成装置
の定着手段及びその近傍の概略構成を示す図であって開
閉体の閉状態時を示す図である。
【図3】本発明の第一の実施形態における画像形成装置
の定着手段及びその近傍の概略構成を示す図であって開
閉体の開状態時を示す図である。
【図4】本発明の第二の実施形態における画像形成装置
の定着手段及びその近傍の概略構成を示す図であって開
閉体の閉状態時を示す図である。
【図5】本発明の第二の実施形態における画像形成装置
の定着手段及びその近傍の概略構成を示す図であって開
閉体の開状態時を示す図である。
【図6】従来の画像形成装置の概略構成を示す模式的断
面図であって、(a)は開閉体の閉状態時を示す図であ
り、(b)は開閉体の開状態時を示す図である。
【図7】(a)は、従来の画像形成装置の定着手段及び
その近傍の概略構成の一例を示す図であり、(b)は、
従来の画像形成装置の定着手段及びその近傍の概略構成
の他の一例を示す図である。
【符号の説明】
6 定着装置(定着手段) 6d 定着カバー 6e 定着入口カバー(開度可変部材) 10 画像形成装置本体(筐体) 13 開閉カバー(開閉体) 14 連動部材 106e 定着入口カバー(開度可変部材) 113 開閉カバー(開閉体) 114 連動部材 P シート材(記録材)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一連の画像形成プロセスによって画像を
    記録材に記録する画像形成装置であって、所定方向に搬
    送され未定着像を担持する記録材を加熱することにより
    該未定着像を該記録材に定着させる定着手段と、該定着
    手段の周囲を覆う定着カバーと、該定着カバーが内部に
    配設される筐体の一部を開閉自在な開閉体とを備え、上
    記定着カバーは、記録材搬送方向で上記定着手段に対し
    て上流側に上記定着手段への記録材導入のための開口部
    が形成されている画像形成装置において、定着カバーの
    開口部若しくはその近傍で該開口部の開度を可変とする
    開度可変部材と、該開度可変部材と開閉体とに接続され
    該開度可変部材の開度と開閉体の開閉動作とを連動させ
    る連動部材とを備え、上記開度可変部材は、開口部の開
    度を所定量以下とする第一位置と、該第一位置よりも大
    きい開度とする第二位置とのいずれかに切り換えて移動
    可能となっており、上記連動部材は、上記開度可変部材
    を開閉体の開閉動作に連動させて、開閉体の開状態時に
    第一位置、開閉体の閉状態時に第二位置にせしめるよう
    になっていることを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 連動部材及び開度可変部材は、定着カバ
    ーに取り付けられていることとする請求項1に記載の画
    像形成装置。
  3. 【請求項3】 開度可変部材は、筐体に取り付けられて
    いることとする請求項1に記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 開度可変部材が第一位置にあるときにお
    ける記録材面に対して直角方向での開度が10mm以下
    であることとする請求項1乃至請求項3のいずれか一項
    に記載の画像形成装置。
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