JP2018072857A - 定着装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】外部加熱方式の定着装置において、定着ローラへの巻き付きジャムを容易に処理できる定着装置を提供する。
【解決手段】定着装置30は、定着ローラ31と、定着ローラ31と共に定着ニップ部(第1のニップ部)N1を形成する加圧ユニット(加圧部材)と、板状のヒータ32hとヒータの周りを回転するフィルム32を有し、定着ローラ31の表面に接触し定着ローラ31を加熱する加熱ユニット(加熱部材)と、第1のニップ部N1への記録材Sの入口を開閉可能なシャッタ部材36bと、加熱ユニットを収容するカバー部材35eと、を有する。そして、シャッタ部材36bとカバー部材35eとの間には、定着ローラ31と加熱ユニットの接触領域である第2のニップ部N2における接線方向であって、定着ローラ31表面の移動方向下流側に、ジャムしてアコーティオン状態となり、定着ローラ31に巻き付いた記録材S’を排出する空間SPが形成されている。
【選択図】図4

Description

本発明は、記録材に形成した未定着トナー画像を記録材に定着する定着装置、及びこの定着装置を有する画像形成装置に関する。
電子写真プロセスや静電記録プロセス等の記録技術を用いた画像形成装置には、未定着トナー画像を記録材に定着する定着装置が搭載されている。その一形態として、定着ローラの表面に加熱部材を接触させて、定着ローラの外部から定着ローラを加熱し、加熱された定着ローラで未定着トナー画像を加熱する外部加熱方式がある。
特開2004−253177号公報
定着装置の形態に拘らず、記録材が搬送路内でスムーズに搬送されずに止まってしまうと、記録材がジャムしてしまう。定着ニップ部を通過した後の記録材の先端が何らかの要因で止まってしまった状態で定着ローラが回転を続けると、記録材はアコーディオン状にジャムしてしまう。更に、定着ローラが回転を続けると、記録材が途中から折れ曲がり、定着ローラに巻き付いてしまうこともある(以下、この状態を巻き付きジャムと称する)。定着ローラに記録材が巻き付いてしまうと、取り除くのが非常に困難になってしまう。外部加熱方式の定着装置においても巻き付きジャムを考慮する必要がある。しかしながら、定着ローラに分離爪を接触させると定着ローラを傷つけてしまうし、定着ローラとの間に微小なギャップを設けて分離爪を配置すると、このギャップから記録材がすり抜け、巻き付きジャムが発生する可能性が残る。上述のように、巻き付きジャムした記録材の除去は難しい。
本発明の目的は、ジャムした記録材の除去を容易に行うことができる定着装置及びこれを備えた画像形成装置を提供するものである。
上述の課題を解決するための本発明は、定着ローラと、前記定着ローラと共に定着ニップ部を形成する加圧部材と、前記定着ローラの表面に接触し前記定着ローラを加熱する加熱部材と、装置カバーと、を有し、前記定着ニップ部で未定着トナー画像を担持する記録材を挟持搬送しつつ未定着トナー画像を記録材に定着する定着装置において、前記定着ローラの前記加熱部材が接触する接触位置における接線方向であって、前記接触位置における前記定着ローラ表面の移動方向の下流側の前記装置カバーに、前記定着ローラに巻き付いた記録材を前記装置カバーの外に排出するための空間が形成されていることを特徴とする。
本発明によれば、ジャムした記録材の除去を容易に行うことができる。
画像形成装置の概略構成を示す断面図 実施例1の定着装置近傍の断面図 実施例2の定着装置近傍の断面図 実施例3の定着装置近傍の断面図 実施例4の定着装置近傍の断面図
(実施例1)
図1を用いて、本実施例の画像形成装置の構成について説明する。画像形成装置100は、ドラム状の電子写真感光体(以下、感光ドラムという)1a、1b、1c、1dを備える。この感光ドラム1a、1b、1c、1dは所定の周速度(プロセススピード)で回転駆動される。感光ドラム1a、1b、1c、1dは回転過程で、帯電ローラ2a、2b、2c、2dにより所定の極性・電位に一様に帯電処理される。次いでレーザスキャナ3により走査され、各々の感光ドラムには各色成分に対応した静電潜像が形成される。次いで、その静電潜像は現像位置において各色の現像器4a、4b、4c、4dにより現像され、トナー画像として可視化される。
中間転写ベルト10は、張架部材(駆動ローラ11、対向ローラ12、テンションローラ13、補助ローラ18)で張架されており、感光ドラムと略同一の周速度で回転駆動される。感光ドラム上に形成されたトナー画像は、感光ドラムと中間転写ベルト10との当接部を通過する過程で、一次転写ローラ14a、14b、14c、14dに印加した一次転写電圧によって、中間転写ベルト10の上に転写される。感光ドラム1a、1b、1c、1d表面に残留したトナーは、クリーニング装置5a、5b、5c、5dにより除去される。
このようにして、中間転写ベルト10上には複数色のトナー画像が重畳され、目的のカラー画像に対応したフルカラー画像が得られる。
中間転写ベルト10上に形成されたフルカラー画像は、中間転写ベルト10と二次転写ローラ20との二次転写ニップを通過する過程で、二次転写ローラ20に印加した二次転写電圧によって記録材S上に転写される。50は記録材を給紙するピックアップローラである。記録材に未定着トナー画像を形成する二次転写工程まで行う部分を画像形成部と称する。未定着のフルカラー画像を担持した記録材Sは定着器30に導入され、加熱および加圧されることにより記録材Sに定着される。定着後の記録材は排紙ローラ34により機外に排出される。中間転写ベルト10の表面に残留したトナーは、転写ベルトクリーニング装置16により除去される。
次に定着装置(定着部)30の構成について、図2(a)〜(d)を参照して具体的に説明する。本例の定着装置は外部加熱方式の定着装置である。なお、図2(a)、(c)が本例の定着装置であり、図2(d)は比較例である。図2(b)は図2(a)におけるジャムした記録材の拡大図である。
定着装置30は、定着ローラ31と、定着ローラ31と共に定着ニップ部(第1のニップ部)N1を形成する加圧ユニット(加圧部材)33Uと、定着ローラの表面に接触し定着ローラを加熱する加熱ユニット(加熱部材)32Uを有している。
定着ローラ31は軸部31aを不図示のモータで駆動されている。定着ローラは断熱性が高いスポンジ状の第1のシリコーンゴム層と、その周りに設けた蓄熱性が高い第2のシリコーンゴム層と、フッ素樹脂の表面を有するローラである。
加熱ユニット32Uは、板状のヒータ32hと、ヒータの周りを回転する筒状のフィルム32を有し、ヒータ32hはフィルム32を介して不図示のバネで定着ローラ31に押し付けられている。N2は加熱ユニットと定着ローラの接触領域である第2のニップ部を示している。ヒータ32hはセラミック基板上に発熱抵抗体が形成されたセラミックヒータである。フィルム32は材質がPI(ポリイミド)であるベース層とフッ素樹脂の表面層を有する。
加圧ユニット33Uは、板状のパッド33Pと、パッド33Pの周りを回転する筒状のフィルム33を有し、パッド33Pはフィルム33を介して不図示のバネで定着ローラ31に押し付けられている。パッド33Pはアルミ板である。フィルム33は材質がPEEK(ポリエーテル・エーテル・ケトン)であるベース層とフッ素樹脂の表面層を有する。
定着ローラ31がモータにより矢印R1方向に駆動されると、フィルム32とフィルム33が夫々従動回転する。矢印D1方向に搬送される未定着トナー画像を担持する記録材Sは、定着ニップ部N1で挟持搬送されつつ加熱される。これによりトナー画像は記録材Sに定着される。
定着ニップ部N1の下流には、記録材の通過を検知するセンサであるフラグFが設けられている。記録材がフラグFを押し倒すことで、記録材が通過中であることが判別できる。なお、35a及び35pは加熱ユニットや加圧ユニットを収容する装置カバーである。
図2(a)〜(d)は、排紙ローラ34から排出しようとしている記録材が何らかの原因でジャムし、記録材がアコーディオン状態になった場合(ジャムした記録材をS’と表示する)を示している。記録材が正常に搬送されている場合、記録材の先端がフラグFを押し倒し、その後、記録材の後端がフラグFを通過するとフラグFがホームポジションに戻ることで定着ローラの回転が停止する。しかしながら、記録材がジャムしてしまうと、記録材がフラグFを倒し続ける状態が続くため、しばらくの間、定着ローラは回転し続ける。その際、記録材S’は搬送方向の途中から折れ曲がり定着ローラ31に巻き付く可能性がある。
図2(a)に示すように、記録材の途中から折れ曲がり、定着ローラ31に巻き付いた記録材S’は定着ローラの回転により第2のニップ部N2に進入する。外部加熱方式の定着装置の場合、記録材がトナーの粘着力により定着ローラに張り付き、そして巻き付いた際も、加熱部材が第2のニップ部N2を形成しているため、第2のニップ部N2を通過する際にトナーが再度溶かされる。そのため第2のニップ部を通過した記録材は定着ローラ31から分離しやすくなる。特に、本例のように板状のヒータを定着ローラに押し付けて第2のニップ部を形成する装置の場合、第2のニップ部がフラットな形状なので、記録材は、定着ローラ31のヒータ32hが接触する接触位置における接線方向に排出される。図2(b)は図2(a)における第2のニップ部N2を通過した折れ曲がった記録材の拡大図である。記録材S’上のトナー画像tがフィルム32と定着ローラ31に夫々接触する状態で記録材は折れ曲がっている。
比較例である図2(d)のように、カバー部材35cが第2のニップ部の接線方向を塞いでいると、巻き付いた記録材S’が詰まり、ジャム処理困難となる。
これに対して、図2(a)に示すように、装置カバー35aに、定着ローラに巻き付いた記録材を装置カバーの外に排出するための空間SPを設ければ、第2のニップ部N2で分離された記録材S’は矢印J1方向から容易にジャム処理することができる。空間SPの位置は、定着ローラの加熱部材が接触する接触位置における接線方向であって、接触位置における定着ローラ表面の移動方向下流側である。ジャム処理時にニップ部(N1、N2)に掛る圧力を解除するとより容易にジャム処理が可能となる。
図2(c)は図2(a)の変形例であるが、図2(c)に示すように、カバー部材35bに穴をあけて空間SPを設けても同様の効果を得られる。
(実施例2)
実施例2の定着装置を図3を参照して説明する。なお、本例の装置の基本構成は実施例1と同一であるため重複する説明は省略し、ここでは本例の特徴となる構成について説明する。また、実施例と同一機能を有する部材には同一符号を付す。
図3(a)は記録材が正常に搬送されている状態を示した定着器の断面図である。図3(b)は排紙ローラ34から排出しようとしている記録材が何らかの原因でジャムし、記録材がアコーディオン状態になった場合を示した定着器の断面図である。図3(c)はシャッタとリアカバー(開閉部材)の連動を示す斜視図である。図3(d)は本体内のジャム処理するために画像形成装置のカバー部材を開いた状態を示した画像形成装置本体の部分断面図である。尚、図3(c)は図3(d)における紙面奥側から見た時の斜視図である。
図3(a)に示すように、定着器30には、装置カバーの一部であり、第1のニップ部N1への記録材Sの入口を開閉可能なシャッタ部材36aが軸36jを中心に回動可能に設けられている。シャッタ部材36aは、不図示のバネにより第1のニップ部N1への記録材Sの入口を閉じる方向(図3(c)の矢印X2方向)に付勢されている。
図3(c)、(d)に示す画像形成装置本体に設けたリアカバー101が閉じられた状態(即ち、リアカバーが矢印Y1方向の所定位置まで移動している状態)では、図3(c)に示すように、リアカバーに設けたリブ101aがシャッタ部材36aと係合する。この状態で、シャッタ部材36aは、シャッタ部材を付勢するバネの付勢力に抗して矢印X1方向へ回動している。即ち、定着ニップ部N1への記録材進入が可能な状態である(図3(a))。リアカバー101を開く(矢印Y2方向)と、リブ101aがシャッタ部材26aから離れ、シャッタ部材36aはバネの力で矢印X2方向に移動する。即ち、定着ニップ部の入口を閉じる。リアカバー101が開いた状態では、図3(d)のようにシャッタ部材36aが閉じられているので、記録材搬送路から記録材S’’を矢印J2方向にジャム処理する際にユーザが定着器内部に接触できないようになっている。
シャッタ部材36aは、開放状態(図3(a)の状態)において、定着ローラ31のヒータ32hが接触する接触位置における接線方向であって、定着ローラ31表面の移動方向下流側に記録材S’を排出する空間SPが形成されるように設けられている。即ち、装置カバーの一部は、定着ニップ部への記録材の入口を開閉可能なシャッタとなっており、入口を開放するようにシャッタが移動すると空間SPが形成される。
次に図3(b)に示すように、排紙ローラ34から排出しようとしている記録材が何らかの原因でジャムし、記録材S’がアコーディオン状態になり、定着ローラに巻き付いた場合を説明する。巻き付きジャムが発生する時、シャッタ部材36aは開いた状態なので、空間SPが形成されている。そのため、第2のニップ部N2で分離された記録材S’は矢印J1方向に出てきている。ジャムした記録材を取り除くためにはリアカバー101を開く必要があるが、リアカバーを開くとシャッタ部材36aが閉じられてしまう。しかしながら、シャッタ部材が閉じられても記録材S’の一部が定着器の外に顔を出しているので容易に除去可能である。
(実施例3)
図4は実施例3の定着装置の断面図である。本例の定着装置は、図4(b)に示すように、第1のニップ部N1への記録材の入口を開閉可能なシャッタ部材36bが第1のニップ部N1と第2のニップ部N2の間にある。そして、シャッタ部材36bとカバー部材35eとの間に、空間SPを設けている。本例のシャッタ部材36bも、実施例2と同様に画像形成装置本体のリアカバーの開閉に連動して開閉する。即ち、リアカバー101が閉じられた状態では、シャッタ部材36bは、定着ニップ部N1への記録材進入が可能なように開放される。リアカバー101を開くと、シャッタ部材は定着ニップ部の入口を閉じる。リアカバー101が開いた状態では、シャッタ部材36bが閉じられているので、記録材をジャム処理する際にユーザが定着器内部に接触できないようになっている。
本例の空間SPは、シャッタ部材の開閉状態に拘らず形成されている。したがって、実施例2のように、リアカバー101を開くことでシャッタ部材36bが閉じても(矢印X方向に移動しても)、ニップ部N2を通過した記録材は確実に定着器の外に顔を出している(図4(b))。更に、本例では、装置カバー35eの一部であって空間SPが形成される位置にガイド部35gが設けられているので、ニップ部N2を通過した記録材の進行方向を安定させることができ、ジャム処理をより容易に行うことができる。
(実施例4)
次に実施例4について図5を参照して説明する。図5(a)は記録材が正常に搬送されている状態を示した定着器の断面図である。図5(b)は記録材が何らかの原因でジャムし、記録材がアコーディオン状態になった場合を示した定着器の断面図である。図5(c)巻き付きジャムが発生していない状態で画像形成装置本体のリアカバーが開けられ、シャッタ部材が閉じた状態を示した定着器の断面図である。
本例の定着器は、第1のニップ部N1への記録材の入口を開閉可能な第1シャッタ部材36cと、定着ローラ31のヒータ32hが接触する接触位置における接線方向を開閉可能な第2シャッタ部材36dを有する。図5(c)は図3(d)で示したリアカバー101を開いた状態における定着器30であり、二つのシャッタ部材36cと36dとの両方が閉じられた状態(矢印X21及びX22方向へ移動)を示している。本例は、シャッタ部材36dが開くと空間SPが形成される。図5(a)のように、記録材が正常に搬送されている時は二つのシャッタ部材が不図示のバネにより両方とも開いている。そして、シャッタ部材36dが開くことで空間SPが形成されるだけでなく、シャッタ部材36dがニップ部N2の接線方向における記録材のガイドとなっている。
次に図5(a)の状態で巻き付きジャムが発生し、ジャム処理のためにリアカバー101を開くと、二つのシャッタ部材は図5(b)に示す状態になる。即ち、シャッタ部材36cはニップ部N1の入口を塞ぐように閉じるが、シャッタ部材36dは、空間SPから顔を出した記録材によってX22方向への移動を規制される。したがって、記録材S’の一部が定着器の外に顔を出しているので容易にジャム処理することができる。
30 定着装置
31 定着ローラ
32 フィルム
32h ヒータ
34 排紙ローラ
35a、b、c、d、e カバー部材
36a、36b シャッタ部材
36c 第1シャッタ部材
36d 第2シャッタ部材
101 リアカバー
上述の課題を解決するための本発明は、記録材に未定着トナー画像を形成する画像形成部と、定着ローラと、前記定着ローラと共に定着ニップ部を形成する加圧部材と、前記定着ローラの表面に接触し前記定着ローラを加熱する加熱部材と、定着部のカバーと、を有し、前記定着ニップ部で未定着トナー画像が形成された記録材を挟持搬送しつつ未定着トナー画像を記録材に定着する定着部と、画像形成装置の外装カバーと、を有する画像形成装置において、前記定着ローラの前記加熱部材が接触する接触位置における接線のうち前記接触位置における前記定着ローラ表面の移動方向の下流側に延びる部分と、前記定着ユニットのカバーと、が交差する位置の前記定着ユニットのカバーの部分に、ジャムした記録材を前記定着ユニットの外に排出するための空間が形成されており、前記画像形成部と前記定着部の間の記録材移動空間が前記画像形成装置の外部に露出するように、前記外装カバーの一部には開閉部材が設けられており、前記開閉部材を開放すると、前記定着部の前記空間から一部が排出されている記録材を前記画像形成装置の外部に取り出せるようになっていることを特徴とする

Claims (8)

  1. 定着ローラと、
    前記定着ローラと共に定着ニップ部を形成する加圧部材と、
    前記定着ローラの表面に接触し前記定着ローラを加熱する加熱部材と、
    装置カバーと、
    を有し、前記定着ニップ部で未定着トナー画像を担持する記録材を挟持搬送しつつ未定着トナー画像を記録材に定着する定着装置において、
    前記定着ローラの前記加熱部材が接触する接触位置における接線方向であって、前記接触位置における前記定着ローラ表面の移動方向の下流側の前記装置カバーに、前記定着ローラに巻き付いた記録材を前記装置カバーの外に排出するための空間が形成されていることを特徴とする定着装置。
  2. 前記装置カバーの一部は、前記定着ニップ部への記録材の入口を開閉可能なシャッタとなっており、前記入口を開放するように前記シャッタが移動すると前記空間が形成されることを特徴とする請求項1に記載の定着装置。
  3. 前記装置カバーの一部は、前記定着ニップ部への記録材の入口を開閉可能なシャッタとなっており、前記シャッタの移動に拘らず前記空間が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の定着装置。
  4. 前記装置カバーの一部は、前記定着ニップ部への記録材の入口を開閉可能な第1シャッタと、前記定着ローラの前記加熱部材が接触する接触位置における接線方向であって、前記接触位置における前記定着ローラ表面の移動方向の下流側を開閉可能な第2シャッタと、を有し、前記第2シャッタの開放により前記空間が形成されることを特徴とする請求項1に記載の定着装置。
  5. 前記加熱部材は板状のヒータを有し、前記板状のヒータを前記定着ローラに押し付けていることを特徴とする請求項1〜4いずれか一項に記載の定着装置。
  6. 前記加熱部材は前記ヒータの周りを回転する筒状のフィルムを有し、前記ヒータは前記フィルムを介して前記定着ローラに押し付けられていることを特徴とする請求項5に記載の定着装置。
  7. 記録材に未定着トナー画像を形成する画像形成部と、
    未定着トナー画像を記録材に定着する定着部と、
    前記画像形成部と前記定着部を収容する画像形成装置の本体と、
    を有する画像形成装置において、
    前記定着部が請求項1〜6いずれか一項に記載の定着装置であることを特徴とする画像形成装置。
  8. 前記画像形成装置の本体は、前記画像形成部と前記定着部の間の記録材の搬送路を開放するように、開閉可能な開閉部材を有し、
    前記開閉部材を開くと、前記空間を通過した記録材を除去可能となっていることを特徴とする請求項7に記載の画像形成装置。
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