JP3023975U - 車両用移動・昇降装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 プラットホームが車室と路面を昇降する手
動型の車両用昇降装置において、プラットホームを昇降
または格納に備えるセッテングの前後移動で、その中間
に移動停止ロックができる装置の提供。 【構成】 車両の車室の乗降口の内側に、基端に関連す
る油圧シリンダーに嵌挿したピストンロッドにより起伏
回動する前後に一対の昇降リンクを左右に配置し、その
各先端にゲートフレームを連結し、昇降リンクの起伏回
動にしたがってゲートフレームに支架したプラットホー
ムを車室内で前後に移動自在であると共に、乗降口から
外側に昇降する車両用移動・昇降装置において、プラッ
トホームは、ゲートフレームに対して、その前後移動巾
の前方位置と後方位置およびその中間位置で、プラット
ホームと車両の室内の床面に配置したロック台枠を係合
し、固定可能に設ける。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

この考案は車両用移動・昇降装置に関する。詳しくは、車外において、プラッ トホームに乗り、プラットホームが上昇して車室に入り、さらに前方に移動して 乗車する。そして停車した車両からプラットホームを後方に迫り出し、そのプラ ットホームを車外に下降し、路上に降りることができる車両用移動・昇降装置に 関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来、車椅子を利用している人が自動車に乗車する時、その車椅子のままプラ ットホームに載り、そのプラットホームが上昇移動して車内に乗り、またプラッ トホームの下降移動で車外に降りることができるプラットホーム式の昇降装置が 、一般に広く提案されている。

【０００３】

【考案が解決ようとする課題】

プラットホームが車室と路面を昇降する型の車両用昇降装置は、車外にプラッ トホームが出るため、車室に車両用昇降装置を起立して格納している。そのため 、その乗降口を塞ぐ欠点がある。そこでプラットホームを車室床面と平行な水平 に格納するために、水平移動している。この水平移動を自動化したものは、全て 原動装置によるため、どの場所でも停止するものである。

【０００４】 しかし、手動型では、前方のロックを外し、プラットホームの支持に傾斜があ ると、重力作用で動き出し、特に後方に下がっている場合は、突然、後方へ移動 することがある。このためプラットホームの取扱になれていないと、不安を感じ ることがある。

【０００５】 この考案の車両用移動・昇降装置は、かかる従来の欠点を解消することを目的 としてなされたものである。

【０００６】

【課題を解決するための手段】

車両の車室の乗降口の内側に、基端に関連する油圧シリンダーに嵌挿したピス トンロッドにより起伏回動する前後に一対の昇降リンクを左右に配置し、その各 先端にゲートフレームを連結し、昇降リンクの起伏回動にしたがってゲートフレ ームに支架したプラットホームを車室内で前後に移動自在であると共に、乗降口 から外側に昇降する車両用移動・昇降装置において、プラットホームは、ゲート フレームに対して、その前後移動巾の前方位置と後方位置およびその中間位置で 、プラットホームと車両の室内の床面に配置したロック台枠を係合し、固定可能 に設けていることを特徴とする車両用移動・昇降装置にある。

【０００７】 車両の車室の乗降口の内側の床面に支承板を配置し、この支承板に支承される 支軸に昇降リンクの基端を軸支し、各昇降リンクの先端をゲートフレームの上部 に支軸により軸着連結して左右に所要の間隔でゲートフレームを配し、左右の各 昇降リンクの基端にレバーを延設し、この先端を、基端が支承板に取付けられる 油圧シリンダーに嵌挿したピストンロッドの先端に支軸により連結し、左右の各 ゲートフレームの下部内側にサイドフレームを一体に取付け、その各サイドフレ ームの下縁間に定位枠を差渡し、左右の各サイドフレームの下半内側面に前後に 離隔して支軸を内側に突出し、この支軸に支承コロを回転自在に支承し、この左 右に対応した支承コロに、プラットホームの両側外縁に設けた軌条枠を装嵌し、 プラットホームをゲートフレームに対して前後に移動自在に支架し、プラットホ ームを乗降口の内側と外側に移動し、かつ乗降口から外側に昇降することを特徴 とする車両用移動・昇降装置において、プラットホームは、ゲートフレームに対 して、その前後移動巾の前方位置と後方位置およびその中間位置で、プラットホ ームと車両の室内の床面に配置したロック台枠を係合し、固定可能に設けている ことを特徴とする車両用移動・昇降装置にある。

【０００８】 プラットホームにハンドルを取付け、このハンドルを握ってプラットホームを ゲートフレームに対して前後に移動が可能にしてもよいものである。

【０００９】 プラットホームの所要位置にロック用係合部を設け、このロック用係合部と、 プラットホームに設けたハンドルに対設されたレバーにより操作される連係材と を連結し、レバーを握ったとき、連係材が操作されてロック用係合部を、ゲート フレームのロック部に係合し、プラットホームを車外に迫り出した後方位置にロ ックするようにしてもよいものである。

【００１０】 車両の室内の床面にロック台枠を配置し、そのロック台枠に室内ロック部を設 け、ゲートフレームを上昇してプラットホームを室内に入れ、プラットホームを ゲートフレームからロックを解除し、プラットホームを室内の前方の所要位置に 移動し、前記床面に配置されたロック台枠の室内ロック部にプラットホームのロ ック用係合部を係合し、前方位置にプラットホームを固定すると共に、ロック台 枠には室内ロック部から後方へ中間ロック部を設け、中間位置で自在にプラット ホームを停止可能とするようにしてもよいものである。

【００１１】 プラットホームの所要位置に軸支部を設けて、Ｌ形連杆を軸支し、軸支部の下 方に設けた軸受筒にばねにより常時下方に付勢して係合ピンを嵌挿し、前記Ｌ形 連杆の先端と前記係合ピンの上端を支軸により軸着連結し、プラットホームに設 けたハンドルに対設されたレバーにより操作される連杆を前記Ｌ形連杆の後端に 連結し、レバーを握ったとき、連杆が引かれて係合ピンをばねに抗して上方に引 上げ可能に設けると共に、ゲートフレームに差し渡される定位枠に、プラットホ ームを車外に迫り出すことが可能な後方位置に固定するロック孔を開孔し、その ロック孔に前記係合ピンを嵌合してゲートフレームに乗用座席取付フレームを固 定可能に設けてもよいものである。

【００１２】 車両の室内の床面にロック台枠を配置し、そのロック台枠に室内ロック孔を設 け、ゲートフレームを上昇してプラットホームを室内に入れ、プラットホームを ゲートフレームからロックを解除し、プラットホームを室内の前方の所要位置に 移動し、車両の室内の床面に配置されたロック台枠の室内ロック孔に係合ピンを 再び嵌合し、前方位置にプラットホームを固定すると共に、ロック台枠には室内 ロック孔から後方へ所要の間隔で中間ロック孔を開口してもよいものである。

【００１３】 プラットホームの前半部に、互いに所要の間隔を存して側面に連接する支承コ ロを左右に軸支し、上面に連接する支承コロを軸支し、車両の室内の床面に支承 軌条を設け、プラットホームの前方移動ロック位置において、支承軌条の両側面 と上面に連接し、プラットホームの前半部を車両に支承固定してもよいものであ る。

【００１４】 車両の室内の床面に配置するロック台枠は、ゲートフレームを設置する支承板 に連結して配置してもよいものである。

【００１５】 車両の室内の床面に配置する支承軌条は、ゲートフレームを設置する支承板に 連結して配置してもよいものである。

【００１６】

【作用】

この考案の車両用移動・昇降装置は、前述のように構成されるものであるから 、手動型で、車両が傾斜することがあってプラットホームが後方へ移動すること があってもレバーを放すことによって動き出し時点または僅かに移動したところ でロックをすることができ、取扱になれていない者でも、全く不安を感じること がなく操作することができるものである。

【００１７】 車両の室内の床面にロック台枠を配置し、そのロック台枠に室内ロック孔を設 け、ゲートフレーム上のプラットホームをロックするものであるから、車室内に 固定され、走行振動によりプラットホームが振動することがない。

【００１８】 ゲートフレームに対して移動するプラットホームの前半部を床面のロック台枠 に設けた支承軌条の両側面と上面に連接する支承コロを配置しているので、乗用 座席取付けフレームは、しっかりと支承され、走行対策が万全である。

【００１９】 車両の室内の床面に配置するロック台枠および支承軌条をゲートフレームを設 置する支承板に連結して配置するときには、その位置決めが極めて容易である。

【００２０】

【実施例】

以下、この考案を実施の一例である図面により説明すると、車両１の車室の乗 降口２の内側の床面３に支承台板４を配置し、この支承台板４に架設される支軸 ５ａ、５ｂに昇降リンク６ａ、６ｂの基端を軸支し、各昇降リンク６ａ、６ｂの 先端をゲートフレーム７の上部に支軸８ａ、８ｂにより軸着連結して左右に所要 の間隔でゲートフレーム７を配し、昇降リンク６ａ、６ｂの基端にレバー９を延 設し、この先端を、基端が支承台板４に架設される油圧シリンダー１０に嵌挿し たピストンロッド１１の先端に支軸１２により連結している。

【００２１】 ゲートフレーム７の下部内側にサイドフレーム１３を一体に取付け、その各サ イドフレーム１３の下縁間に定位枠１４、１５を差し渡している。

【００２２】 サイドフレーム１３の下半内側面に前後に離隔して支軸１６、１６を内側に突 出し、この支軸１６、１６に支承コロ１７、１７を回転自在に支承し、この支承 コロ１７、１７にプラットホーム１８の両側外縁に設けた軌条枠１９に装嵌し、 前記プラットホーム１８の後部両側にハンドル２０を取付け、このハンドル２０ を握ってプラットホーム１８を前後に移動自在に支承している。

【００２３】 プラットホーム１８の前半部における両側の軌条枠１９の上面に軸支部２１を 設け、この軸支部２１にＬ形連杆２２を軸支し、軌条枠１９の内側に支板２３を 取付け、この支板２３に軸受筒２４を設け、この軸受筒２４にばね２５により常 時下方に付勢して係合ピン２６を嵌挿し、この係合ピン２６の上端を前記Ｌ形連 杆２２の先端と支軸２７により軸着連結し、前記ハンドル２０に対設されたレバ ー２８により操作される連杆２９を前記Ｌ形連杆２２の後端に連結し、レバー２ ８を握ったとき、連杆２９が引かれて係合ピン２６をばね２５に抗して上方に引 上げることができるように設けている。

【００２４】 前記ゲートフレーム７の下部内側にサイドフレーム１３間に差し渡される定位 枠１４、１５における前記係合ピン２６と対応する所要位置、すなわち、ゲート フレーム７を昇降させるときにプラットホーム１８を車外に迫り出すことが可能 な後方位置に固定するロック孔３０を開孔し、そのロック孔３０に係合ピン２６ を嵌合してゲートフレーム７にプラットホーム１８を固定可能に設けている。

【００２５】 車両１の室内の床面３にロック枠３１に配置し、そのロック枠３１に室内ロッ ク孔３２を開孔し、前記ゲートフレーム７を上昇移動してプラットホーム１８を 室内に入れ、前記ゲートフレーム７とプラットホーム１８とのロックをレバー２ ８を握って解除し、そのままハンドル２０を持ってプラットホーム１８を室内の 前方の所要位置に移動し、その位置でレバー２８を放して、室内ロック孔３２に 前記係合ピン２６を係合し、その位置にプラットホーム１８を固定するものであ る。

【００２６】 前記ロック枠３１において、室内ロック孔３２から後方へ所要の間隔で中間ロ ック孔３３、３３を開口するものである。

【００２７】 前記プラットホーム１８の前半部に、その前方側に互いに所要の間隔を存して 側面に連接する支承コロ３４を左右に軸支し、反対の後方上面に連接する支承コ ロ３５を軸支している。

【００２８】 車両１の室内の床面３に支承軌条３６を設け、前記プラットホーム１８の前方 移動ロック位置において、前方の支承コロ３４を支承軌条３６の両側面に連接し 、後方の支承コロ３５を同じくその上面に連接し、プラットホーム１８の前半部 を車両１に係合支承している。

【００２９】 前記ロック枠３１および支承軌条３６は、前記支承台板４に一端を連結して配 設してもよいものである。

【００３０】

【考案の効果】

この考案の車両用移動・昇降装置は、以上のようになるものであるから、手動 型で、車両が傾斜することがあってプラットホームが後方へ移動することがあっ てもレバーを放すことによって動き出した時点または僅かに移動したところでロ ックをすることができ、取扱になれていない者でも、全く不安を感じることがな く操作することができるものである。

【００３１】 車両の室内の床面にロック台枠を配置し、そのロック台枠に室内ロック孔を設 け、ゲートフレーム上のプラットホームをロックするものであるから、車室内に 固定され、走行振動によりプラットホームが振動することがない。

【００３２】 ゲートフレームに対して移動するプラットホームの前半部を床面にロック台枠 に設けた支承軌条の両側面と上面に連接する支承コロを配置しているので、乗用 座席取付けフレームは、しっかりと支承され、走行対策が万全である。

【００３３】 車両の室内の床面に配置するロック台枠および支承軌条をゲートフレームを設 置する支承板に連結して配置するときには、その位置決めが極めて容易である。

【図面の簡単な説明】

【図１】この考案の車両用移動・昇降装置の全体側面図
である。

【図２】同じく、その車両用移動・昇降装置のゲートフ
レームに対してプラットホームフレームの平面図であ
る。

【図３】同じく、そのプラットホームを前後にスライド
させるスライド支承レール部と、車内収容時と、車外へ
迫り出す移動中途時と、車外へ迫り出し昇降時のロック
レール部を示す拡大平面図である。

【図４】そのプラットホームに架装されるロックピン部
の拡大側面図である。

【図５】同じくそのロックピン部を操作するレバー部と
ハンドル部の拡大側面図である。

【符号の説明】

１ 車両 ２ 乗降口 ３ 床面 ４ 支承台板 ５ａ 支軸 ５ｂ 支軸 ６ａ 昇降リンク ６ｂ 昇降リンク ７ ゲートフレーム ８ａ 支軸 ８ｂ 支軸 ９ レバー １０ 油圧シリンダー １１ ピストンロッド １２ 支軸 １３ サイドフレーム １４ 定位枠 １５ 定位枠 １６ 支軸 １７ 支承コロ １８ プラットホーム １９ 軌条枠 ２０ ハンドル ２１ 軸支部 ２２ Ｌ形連杆 ２３ 支板 ２４ 軸受筒 ２５ ばね ２６ 係合ピン ２７ 支軸 ２８ レバー ２９ 連杆 ３０ ロック孔 ３１ ロック枠 ３２ 室内ロック孔 ３３ 中間ロック孔 ３４ 支承コロ ３５ 支承コロ ３６ 支承軌条

Claims (10)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 車両の車室の乗降口の内側に、基端に関
   連する油圧シリンダーに嵌挿したピストンロッドにより
   起伏回動する前後に一対の昇降リンクを左右に配置し、
   その各先端にゲートフレームを連結し、昇降リンクの起
   伏回動にしたがってゲートフレームに支架したプラット
   ホームを車室内で前後に移動自在であると共に、乗降口
   から外側に昇降する車両用移動・昇降装置において、プ
   ラットホームは、ゲートフレームに対して、その前後移
   動巾の前方位置と後方位置およびその中間位置で、プラ
   ットホームと車両の室内の床面に配置したロック台枠を
   係合し、固定可能に設けていることを特徴とする車両用
   移動・昇降装置。
2. 【請求項２】 車両の車室の乗降口の内側の床面に支承
   板を配置し、この支承板に支承される支軸に昇降リンク
   の基端を軸支し、各昇降リンクの先端をゲートフレーム
   の上部に支軸により軸着連結して左右に所要の間隔でゲ
   ートフレームを配し、左右の各昇降リンクの基端にレバ
   ーを延設し、この先端を、基端が支承板に取付けられる
   油圧シリンダーに嵌挿したピストンロッドの先端に支軸
   により連結し、左右の各ゲートフレームの下部内側にサ
   イドフレームを一体に取付け、その各サイドフレームの
   下縁間に定位枠を差渡し、左右の各サイドフレームの下
   半内側面に前後に離隔して支軸を内側に突出し、この支
   軸に支承コロを回転自在に支承し、この左右に対応した
   支承コロに、プラットホームの両側外縁に設けた軌条枠
   を装嵌し、プラットホームをゲートフレームに対して前
   後に移動自在に支架し、プラットホームを乗降口の内側
   と外側に移動し、かつ乗降口から外側に昇降することを
   特徴とする車両用移動・昇降装置において、プラットホ
   ームは、ゲートフレームに対して、その前後移動巾の前
   方位置と後方位置およびその中間位置で、プラットホー
   ムと車両の室内の床面に配置したロック台枠を係合し、
   固定可能に設けていることを特徴とする車両用移動・昇
   降装置。
3. 【請求項３】 プラットホームにハンドルを取付け、こ
   のハンドルを握ってプラットホームをゲートフレームに
   対して前後に移動が可能なることを特徴とする請求項１
   または請求項２記載の車両用移動・昇降装置。
4. 【請求項４】 プラットホームの所要位置にロック用係
   合部を設け、このロック用係合部と、プラットホームに
   設けたハンドルに対設されたレバーにより操作される連
   係材とを連結し、レバーを握ったとき、連係材が操作さ
   れてロック用係合部を、ゲートフレームのロック部に係
   合し、プラットホームを車外に迫り出した後方位置にロ
   ックすることを特徴とする請求項１、請求項２、又は請
   求項３記載の車両用移動・昇降装置。
5. 【請求項５】 車両の室内の床面にロック台枠を配置
   し、そのロック台枠に室内ロック部を設け、ゲートフレ
   ームを上昇してプラットホームを室内に入れ、プラット
   ホームをゲートフレームからロックを解除し、プラット
   ホームを室内の前方の所要位置に移動し、前記床面に配
   置されたロック台枠の室内ロック部にプラットホームの
   ロック用係合部を係合し、前方位置にプラットホームを
   固定すると共に、ロック台枠には室内ロック部から後方
   へ中間ロック部を設け、中間位置で自在にプラットホー
   ムを停止可能とすることを特徴とする請求項１、請求項
   ２、請求項３又は請求項４記載の車両用移動・昇降装
   置。
6. 【請求項６】 プラットホームの所要位置に軸支部を設
   けて、Ｌ形連杆を軸支し、軸支部の下方に設けた軸受筒
   にばねにより常時下方に付勢して係合ピンを嵌挿し、前
   記Ｌ形連杆の先端と前記係合ピンの上端を支軸により軸
   着連結し、プラットホームに設けたハンドルに対設され
   たレバーにより操作される連杆を前記Ｌ形連杆の後端に
   連結し、レバーを握ったとき、連杆が引かれて係合ピン
   をばねに抗して上方に引上げ可能に設けると共に、ゲー
   トフレームに差し渡される定位枠に、プラットホームを
   車外に迫り出すことが可能な後方位置に固定するロック
   孔を開孔し、そのロック孔に前記係合ピンを嵌合してゲ
   ートフレームに乗用座席取付フレームを固定可能に設け
   てなることを特徴とする請求項１、請求項２、請求項３
   又は請求項４記載の車両用移動・昇降装置。
7. 【請求項７】 車両の室内の床面にロック台枠を配置
   し、そのロック台枠に室内ロック孔を設け、ゲートフレ
   ームを上昇してプラットホームを室内に入れ、プラット
   ホームをゲートフレームからロックを解除し、プラット
   ホームを室内の前方の所要位置に移動し、車両の室内の
   床面に配置されたロック台枠の室内ロック孔に係合ピン
   を再び嵌合し、前方位置にプラットホームを固定すると
   共に、ロック台枠には室内ロック孔から後方へ所要の間
   隔で中間ロック孔を開口してなることを特徴とする請求
   項１、請求項２、請求項３又は請求項４記載の車両用移
   動・昇降装置。
8. 【請求項８】 プラットホームの前半部に、互いに所要
   の間隔を存して側面に連接する支承コロを左右に軸支
   し、上面に連接する支承コロを軸支し、車両の室内の床
   面に支承軌条を設け、プラットホームの前方移動ロック
   位置において、支承軌条の両側面と上面に連接し、プラ
   ットホームの前半部を車両に支承固定していることを特
   徴とする請求項１、請求項２、請求項３、請求項４又は
   請求項５記載の車両用移動・昇降装置。
9. 【請求項９】 車両の室内の床面に配置するロック台枠
   は、ゲートフレームを設置する支承板に連結して配置さ
   れることを特徴とする請求項１、請求項２、請求項３、
   請求項４又は請求項５記載の車両用移動・昇降装置。
10. 【請求項１０】 車両の室内の床面に配置する支承軌条
    は、ゲートフレームを設置する支承板に連結して配置さ
    れることを特徴とする請求項１、請求項２、請求項３、
    請求項４、請求項５、請求項６又は請求項７記載の車両
    用移動・昇降装置。