JP3828710B2 - 車両におけるデッキ昇降格納装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両におけるデッキ昇降格納装置、特に車体に固設した基台と、この基台に昇降案内機構を介して支持されて所定の下降位置及び上昇位置間を同一姿勢で昇降可能な昇降支持枠と、この昇降支持枠を昇降駆動する昇降駆動装置と、昇降支持枠に設けられ、それが上昇位置にあるときに該支持枠より外側に張り出した張出位置と車体内方側に後退した格納位置との間を水平移動し得るデッキとを備え、昇降支持枠が下降位置にあるときに張出位置のデッキと地面との間で被運搬体を積み卸しできるようにしたデッキ昇降格納装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、バス等の車両に装備されて車椅子等の積み卸しに利用される上記デッキ昇降格納装置においては、デッキの格納に当たって、昇降支持枠を張出位置のデッキと共に上昇位置まで上昇させた後、そのデッキを水平駆動装置により、車体床面上の所定の格納位置まで車体内方側に水平移動させるようにしている(例えば特開平3−295728号公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来装置では、昇降支持枠及びデッキの昇降動作中にデッキが昇降支持枠より妄りにずれ動かないように、張出位置のデッキを昇降支持枠にロックするロック機構を備えていたが、このロック機構のロック操作及びロック解除操作は何れも使用者が手動で行うようにしていたので、作業が煩雑となり、作業能率の低下を招く等の問題があった。
【0004】
本発明は、斯かる事情に鑑みてなされたものであり、従来装置の上記問題を解決することができる、車両におけるデッキ昇降格納装置を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために請求項1の発明は、車体に固設した基台と、この基台に昇降案内機構を介して支持されて所定の下降位置及び上昇位置間を同一姿勢で昇降可能な昇降支持枠と、この昇降支持枠を昇降駆動する昇降駆動装置と、昇降支持枠に設けられ、それが上昇位置にあるときに該支持枠より外側に張り出した張出位置と車体内方側に後退した格納位置との間を水平移動し得るデッキとを備え、昇降支持枠が下降位置にあるときに張出位置のデッキと地面との間で被運搬体を積み卸しできるようにした車両におけるデッキ昇降格納装置において、張出位置のデッキを昇降支持枠にロックする第1ロック機構を、昇降支持枠の昇降過程で昇降支持枠が上昇位置まで最上昇するのに機械的に連動して該第1ロック機構がロック解除され且つ昇降支持枠が上昇位置より降下開始するのに機械的に連動して該第1ロック機構が再ロックされるように、デッキと昇降支持枠との間に設け、昇降支持枠が上昇位置にあるときにデッキに前記水平移動のための駆動力を付与する水平駆動装置を車体側に設け、この水平駆動装置とデッキとの間には、昇降支持枠が上昇位置にあり且つデッキが張出位置にあるときにデッキを水平駆動装置から解放すると共にその解放状態から水平駆動装置がデッキを格納位置側に駆動開始するのに機械的に連動してデッキを水平駆動装置にロックする第2ロック機構を設けたことを特徴とする。
【0006】
この特徴によれば、昇降支持枠がデッキと共に上昇位置まで最上昇すると、これに連動してデッキと昇降支持枠間に設けた第1ロック機構のロックが自動的に解除され、また昇降支持枠が上昇位置より降下開始すると、これに連動して第1ロック機構がデッキを昇降支持枠に自動的にロックするため、昇降支持枠の昇降の都度、第1ロック機構をロック操作又はロック解除操作する必要がなくなってそれだけ作業が簡便となり、またロック忘れ等の心配がなくなり、しかも上記第1ロック機構のロック・ロック解除は、昇降支持枠の昇降動作に機械的に連動しているため、専用のアクチュエータは不要である。また水平駆動装置とデッキとの間に設けた第2ロック機構は、昇降支持枠がデッキと共に上昇位置まで最上昇した状態で、張出位置にあるデッキを車体内方側の格納位置に引き込むべく水平駆動装置の作動を開始するのに連動して該水平駆動装置にデッキを自動的にロックすることができ、またデッキを水平駆動装置により張出位置まで押し出すのに連動して該水平駆動装置よりデッキを自動的にロック解除することができるため、デッキの水平移動の都度、該デッキに水平駆動装置をロック操作又はロック解除操作する必要がなくなってそれだけ作業が簡便となり、またロック忘れ等の心配がなくなり、しかも上記ロック・ロック解除は、水平駆動装置の作動に機械的に連動しているため、専用のアクチュエータも不要である。
【0007】
また請求項2の発明は、請求項1の発明の前記特徴に加えて、前記第1ロック機構は、デッキに設けた被係合部と、この被係合部に係止するロック位置とその係止を解除するアンロック位置との間を移動し得るように昇降支持枠に設けられたロック部材と、このロック部材をロック位置に付勢するロックばねと、昇降支持枠にその外面より一部が突き出すように設けられ昇降支持枠が上昇位置まで上昇したときに車体に押されてロック部材をロックばねに抗してアンロック位置に強制移動させる感知部材とを含むことを特徴とし、この特徴によれば、上記第1ロック機構を特設したことに伴うデッキ側の重量増加を最小限に抑えることができるため、昇降支持枠が上昇位置にあるときのデッキの水平駆動力軽減が図られる。
【0008】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を、添付図面に例示した本発明の実施例に基づいて以下に具体的に説明する。
【0009】
添付図面において、図1〜図12は、本発明の一実施例を示すもので、図1は本発明のデッキ昇降装置を装備したバスの要部横断面図、図2は図1の2矢視図、図3は図1の3矢視図、図4はデッキのスライド支持部を示す一部切欠拡大側面図(図1の4矢視部拡大断面図)、図5は図4の5−5線拡大断面図、図6は図2の6−6線拡大断面図であって、(a)はロック状態を、(b)はアンロック状態をそれぞれ示す。また図7は図6の7−7線断面図、図8は昇降支持枠が上昇位置にあるときを示す図1対応図、図9は図8の9矢視拡大平面図、図10は図9の10−10線断面図、図11は図9の11−11線拡大断面図、図12は、デッキの水平移動態様を示す説明平面図であって、(a)は引込み途中、(b)は押込み途中、(c)は押込み終了直前をそれぞれ示している。
【0010】
先ず、図1〜3において、車両としてのバスの車体Bの側面には出入口Oが開設されており、その出入口Oは、車体Bの側部に設けた図示しない開閉扉により任意に開閉可能である。この出入口Oに対応して車体Bの側部には、車椅子Wその他の被運搬体の乗降又は積卸しに利用される略水平のデッキ3と、これを昇降及び水平駆動するデッキ昇降格納装置Aとが設置される。そのデッキ3は、方形の平板状に形成され、その平坦な上面が被運搬体の載置面となる。
【0011】
次に図4〜11も併せて参照して、デッキ昇降格納装置Aの構造を具体的に説明する。この装置Aは、車体Bの一側部に固設した基台1と、この基台1に昇降案内機構としての平行リンク機構Gを介して支持されて所定の下降位置2D(図1実線)及び上昇位置2U(図1鎖線、図8実線)間を同一姿勢で昇降可能な昇降支持枠2と、この昇降支持枠2を昇降駆動する昇降駆動装置Dvとを備えている。昇降支持枠2には、それが上昇位置2Uにあるときにデッキ3が該支持枠2より外側に張り出した張出位置3F(図1、図8実線)と車体内方側に後退した格納位置3R(図1、図10鎖線)との間を水平移動し得るように設けられる。そして図1実線から明らかなように、昇降支持枠2が下降位置2Dにあるときには張出位置3Fのデッキ3と地面Eとの間で車椅子Wを随時積み卸しできるようになっている。
【0012】
前記昇降支持枠2は、各々鉛直に延びる前後一対の起立枠部2aと、それら起立枠部2aの下端相互を一体に結合すべく水平に延びる中間枠部2bとよりコ字状に形成される。
【0013】
車体Bの側部内壁には、前記出入口Oの下側の開口縁部を構成する段付きの取付面Osが、後述するデッキ支持面11の前端より下がって形成される。この取付面Osの上側の段部両側には、一対の前記基台1が固着される。その各々の基台1には、上下一対のリンク4u,4lの基端が上下回動可能に枢支連結され、その両リンク4u,4lの先端には、前記昇降支持枠2の一対の起立枠部2aがそれぞれ上下回動可能に枢支連結され、それら両リンク4u,4l及び昇降支持枠2により前記平行リンク機構Gが構成される。
【0014】
基台1と昇降支持枠2(又は一方のリンク4u,4l)との間には、昇降駆動装置Dvを構成する伸縮可能な油圧シリンダの両端がそれぞれ回動可能に枢支連結される。この油圧シリンダが伸長作動すれば昇降支持枠2が上昇し、また収縮作動すれば昇降支持枠2が下降する。
【0015】
デッキ3上面には、その前側の左右隅部において、車椅子Wの搭乗者が掴まるための手摺りSが立設される。そのデッキ3の先端部上面には前下りの傾斜誘導面3fが、またその先端部下面には、地面Eに緩衝的に当接可能な弾性体3cがそれぞれ設けられる。また昇降支持枠2が下降位置2Dにあるときにデッキ3の上面と地面Eとの間には多少の高低差が存在するが、この高低差があっても車椅子W等の乗降を無理なく行わせるためにデッキ3の前端縁部と左右両側縁部には、使用位置でデッキ3の上面と地面Eとの間を斜めに接続する歩み板Pが、該使用位置と、上方に起立した起立位置との間を随時選択的に移動操作可能に設けられる。尚、各歩み板Pを起立位置に随時保持する機構は従来周知であるので、図示及び説明を省略する。
【0016】
デッキ3は、それと昇降支持枠2との間に設けたスライド支持機構Gsにより昇降支持枠2に水平移動可能に支持される。即ちデッキ3の両側端部には、その外側に開放し該デッキ3の長手方向に延びるガイド溝3aがそれぞれ形成されており、一方、そのガイド溝3aに対応して昇降支持枠2の各起立枠部2aの下部内面には、複数のローラ5が該溝3aの長手方向に間隔をおいて回転自在に軸支され、それらローラ5がガイド溝3aにそれぞれ転動可能に嵌合することにより、デッキ3の水平移動が案内される。
【0017】
ガイド溝3aの車体B寄りの端部は、第1ストッパ壁3eiにより閉じられており、この第1ストッパ壁3eiに内側のローラ5が当接することによりデッキ3の外側への移動限界が規定され、即ちデッキ3が張出位置3Fよりも更に外側に前進して昇降支持枠2より外れることが規制される。またガイド溝3aの車体Bより遠ざかる側の端部は、第2ストッパ壁3eoにより閉じられており、この第2ストッパ壁3eoに外側のローラ5が当接することによりデッキ3の内側への移動限界が規定され、即ちデッキ3が格納位置3Rよりも更に内側に後退することが規制される。
【0018】
昇降支持枠2とデッキ3との間には、昇降支持枠2の少なくとも昇降動作中に張出位置3Fのデッキ3を該支持枠2にロックするための第1ロック機構L1が設けられる。
【0019】
この第1ロック機構L1は図示例では、張出位置3Fにあるデッキ3の、昇降支持枠2に対する車体内方側への水平移動を規制するようにロック作動するものであって、デッキ3の張出方向への水平移動を規制する前記第1ストッパ壁3ei及びローラ5と協働して張出位置3Fのデッキ3を昇降支持枠2にロックする。そしてその昇降支持枠2が上昇位置2Uまで上昇するのに機械的に連動して前記ロックを解除(即ちデッキ3の昇降支持枠2に対する車体内方側への移動を許容)する。
【0020】
而して第1ロック機構L1は、図示例ではデッキ3の下面に設けた被係合部として係合段部3sと、この係合段部3sに係止してデッキ3の車体内方側への移動を規制するロック位置6L(図6の(a)参照)とその係止を解除するアンロック位置6UL(図6の(b)参照)との間を移動し得るように昇降支持枠2に回動自在に枢支連結6pされたロック部材6と、このロック部材6をロック位置6Lに付勢するロックばね7と、昇降支持枠2にその外面より一部(先部8a)が突き出すように設けられ昇降支持枠2が上昇位置2Uまで上昇したときに車体Bに押されてロック部材6をロックばね7に抗してアンロック位置6ULに強制移動させる感知部材8とを備える。
【0021】
その感知部材8は、昇降支持枠2の中空の中間枠部2b内を横切るように延びていて、両端部が該中間枠部2bの両側端壁に摺動可能に貫通支持される。この感知部材8の中間部には、相互に間隔をおいて平行する一対の側板8sよりなる膨大部が形成され、その両側板8s間には連結ピン9が横架連結される。この感知部材8の先端部8aは、中間枠部2bの車体側の側端壁を貫通してその外方へ延びており、また前記膨大部と中間枠部2b間には、感知部材8を車体側へ付勢するように前記ロックばね7が圧縮状態で介装される。
【0022】
またロック部材6は、先部6aが上方に屈曲した鉤形に形成されており、その基部側の大部分が両側板8s間の空間に受容される。その先部6aは、ロック部材6がロック位置Uにあるときに中間枠部2b上壁の開口2bhを通して該中間枠部2bの上方に突出する。そのロック部材6の基端部は、中間枠部2bの内壁に突設したブラケット2bbに回動可能に枢支連結6pされ、またそのロック部材6の中間部には、前記連結ピン9に摺動可能に嵌合する傾斜した長孔6hが形成される。
【0023】
而してロックばね7により車体側に付勢された感知部材8は、通常は前記長孔6hの下側端末に連結ピン9を係合させてロック部材6をロック位置Uに保持することができ、これにより、ロック部材6の先部6aがデッキ3の係合段部3sに係合して同デッキ3の車体内方側への移動を規制する。また斯かる状態より昇降支持枠2が上昇位置2Uまで上昇すると、感知部材8はその先部8aが車体Bの前記段付き取付面Osの起立壁部Osvに押されてロックばね7に抗して後退し、その後退動作に応じて前記連結ピン9が長孔6h内を他方の端末側に相対摺動するため、その摺動に伴う該ピン9と長孔6h相互のカム作用により、ロック部材6をアンロック位置6ULまで下方回動させることができ、かくして、該ロック部材6の先部6aをデッキ3の係合段部3sより離脱させることができて、同デッキ3の車体内方側への移動が許容される。
【0024】
車体Bの床面fには、デッキ3より若干短めの切欠き部faが出入口Oに対応して形成されており、その切欠き部faの周縁部には、デッキ3と床面f間での車椅子Wの移動をスムーズに行わせるためのスロープ10が設けられる。その切欠き部fa直下の車体Bには、床面fより低いデッキ支持面11が、前記段付き取付面Osの起立壁部Osv上縁に連ねて形成される。そのデッキ支持面11には複数の開口11aが相互に間隔をおいて形成され、これら開口11aには、張出位置3Fと格納位置3R間を水平移動するデッキ3の下面をスムーズに案内すべく車体Bに軸支した複数の案内ローラ12の上部をそれぞれ臨ませている。尚、デッキ支持面11と床板との間には、デッキ3の後端部が進入可能な間隙20が形成される。
【0025】
デッキ3の後端部には、側面を開放したボックス状の被係合部材3bが固着されており、この被係合部材3bを避けるように前記デッキ支持面11には、デッキ3の水平移動方向に沿って溝11bが形成される。
【0026】
前記床面f及びデッキ支持面11の下方で車体Bには、昇降支持枠2が上昇位置2Uにあるときにデッキ3に水平駆動力を付与するための水平駆動装置Dhが昇降支持枠2及び昇降案内機構Gから独立して配設される。この水平駆動装置Dhとデッキ3との間には、昇降支持枠2が上昇位置2Uにあり且つデッキ3が張出位置3Fにあるときにデッキ3を水平駆動装置Dhから解放し、その解放状態から水平駆動装置Dhがデッキ3を格納位置3R側に駆動開始するのに機械的に連動してデッキ3を水平駆動装置Dhにロックする第2ロック機構L2が設けられる。
【0027】
水平駆動装置Dhは、前記溝11bに沿って延びるネジ棒slと、このネジ棒slを車体Bに回転自在に支持させる複数の軸受部材13と、ネジ棒slを回転駆動すべく車体Bに固定されるモータ14と、ネジ棒slの中間部に螺合されて該ネジ棒slの回転に連動して前後進するブロック15aを一体に有する可動体15とを備える。その可動体15は、溝11bの両側でデッキ支持面11直下に設けたガイドレール11gに転動可能に嵌合するローラ15rを軸支しており、そのローラ15rがガイドレール11gを転動することで可動体15の、ネジ棒slに沿う移動が案内され且つネジ棒sl回りの回転が阻止される。
【0028】
第2ロック機構L2は、前記可動体15に軸支16pされて前記被係合部材3bに対し係止可能なロック位置16Lと係止不能なアンロック位置16ULとの間を回動し得るフック状のロック部材16と、このロック部材16をロック位置16Lに偏倚させるロックばね17とを備える。ロック部材16の一側にはカムピン16aが固着されており、このカムピン16aは、デッキ3が張出位置3Fの近くまで前進したときに、デッキ支持面11の溝11gに臨むように固設されたストッパカム19の斜面19sに摺動可能に係合することで、ロック部材16を可動体15の更なる前進に応じて徐々にアンロック位置16UL側に強制回動させることができる。また可動体15には、これが前進するときに被係合部材3bの外面と係合してデッキ3を張出位置3F側に押し込むためのストッパ壁15sが固着される。
【0029】
次に前記実施例の作用を説明する。バスの停車時において、昇降支持枠2を下降位置2Dに下げて張出位置3Fのデッキ3を地面Eまで降ろし、乗り入れようとする側の歩み板Pを地面Eまで伏倒させるようにすれば、図1に示すようにデッキ3上への車椅子Wの乗降が可能となる。尚、このとき第1ロック機構L1は図6の(a)に示すロック作動状態にあって、、デッキ3の張出方向への水平移動を規制する第1ストッパ壁3ei及びローラ5と協働して、張出位置3Fのデッキ3を昇降支持枠2にロックしている。
【0030】
この状態において車椅子Wがデッキ3上に乗り入れた後、昇降駆動装置Dvとしての油圧シリンダを伸長作動させると、昇降支持枠2を同一姿勢のまま上昇させることができる。この上昇に伴い、張出位置3Fにあるデッキ3もその水平姿勢のまま上昇して車椅子Wをデッキ支持面11と略同じ高さまで持ち上げることができる。
【0031】
図8に示すように昇降支持枠2が上昇位置2Uまで上昇するのに応じて、感知部材8はその先部8aが車体B(取付面Osの起立壁部Osv)に押されてロックばね7に抗して後退する。この感知部材8の後退に伴う連結ピン9と長孔6h相互のカム作用により、ロック部材6がアンロック位置6ULまで下方回動して、その先部6aをデッキ3の係合段部3sより離脱させ、これにより、図6の(b)に示すように第1ロック機構L1がロック解除されて、デッキ3の昇降支持ワーク2に対する車体内方側への移動がフリー状態となる。
【0032】
この状態より水平駆動装置Dhのモータ14を正転作動させると、ネジ棒slを介して可動体15従ってロック部材16が最前進位置(図9参照)より後退を開始する。その後退に応じてカムピン16aがストッパカム19の斜面19sを摺動するため、ロックばね17に付勢されたロック部材16がそれまでのアンロック位置16ULからロック位置16Lまで徐々に回動し、遂にはロック部材16がデッキ3後端の被係合部材3bに係合するようになり、その係合により、デッキ3の格納位置3Rへ向けての後退が始まる(図12の(a)参照)。
【0033】
この後退により、デッキ3がデッキ支持面11上(即ち案内ローラ12上)に乗り上げて、図10鎖線に示す格納位置3Rに到達すると、車椅子Wをデッキ3上より車体床面f上に乗り移らせ、次の車椅子Wが乗り込めるようにする。
【0034】
次にデッキ支持面11上にある車椅子Wを地面Eに降ろす場合を説明する。この場合は、先ず、水平駆動装置Dhのモータ14を逆転作動させる。これにより可動体15従ってロック部材16が最後退位置より前進を開始し、その前進に伴い可動体15のストッパ壁15sがデッキ3の被係合部材3bに当接した後は、格納位置3Rのデッキ3の前進が開始される(図12の(b)参照)。
【0035】
その前進によりデッキ3が張出位置3Fの近くまで達したのに応じてカムピン16aがストッパカム19の斜面19sに係合し始め(図12の(c)参照)、そのカム作用によりロック部材16がロックばね17の付勢力に抗してそれまでのロック位置16Lからアンロック位置16ULまで回動する。これにより、ロック部材16とデッキ3後端の被係合部材3bとの係合が図9に示すように解除状態となる。
【0036】
このようにしてデッキ3が張出位置3Fに到達すると、次に昇降駆動装置Dvの油圧シリンダを収縮作動させることにより、昇降支持枠2を同一姿勢のまま下降位置2Dまで下降させて、張出位置3Fにあるデッキ3をその水平姿勢のまま地面Eまで降ろす。次いで降りようとする側の歩み板Pを伏倒させることにより、デッキ3上から地面Eへ車椅子Wを降ろすことが可能となる。尚、昇降支持枠2が上昇位置2Uより下降開始するのに応じて、感知部材8はその先部8aが車体B(取付面Osの起立壁部Osv)より離れるため、ロックばね7の付勢力により前進し、これによりロック部材6がロック位置6Lまで上方回動して、その先部6aをデッキ3の係合段部3sに係合するので、第1ロック機構L1が自動的にロック状態となる。
【0037】
而して昇降支持枠2の昇降過程では、張出位置3Fのデッキ3を第1ロック機構L1により昇降支持枠2にロック可能であるため、その昇降動作中にデッキ3が昇降支持枠2より妄りにずれ動くことを確実に防止できる。しかもその昇降過程で昇降支持枠2がデッキ3と共に上昇位置2Uまで最上昇するのに連動して第1ロック機構L1が自動的にロック解除され、また昇降支持枠2が上昇位置2Uより降下開始するのに連動して第1ロック機構L1が自動的にロックされるため、昇降支持枠2の昇降の都度、第1ロック機構L1をロック操作又はロック解除操作する必要はなく、それだけ作業が簡便であり、またロック忘れの心配がなくなる。
【0038】
また第1ロック機構L1は、その大部分の構成要素(ロック部材6、ロックばね7、感知部材8等)が昇降支持枠2側に設けられるため、該ロック機構L1を特設したことに伴うデッキ3側の重量増加を最小限に抑えることができ、それだけデッキ3の水平駆動に要する駆動力が軽減される。
【0039】
一方、デッキ3の水平移動過程では、張出位置3Fにあるデッキ3を車体内方側の格納位置3Rに引き込むべく水平駆動装置Dhの作動を開始するのに連動して、第2ロック機構L2が水平駆動装置Dhにデッキ3を自動的にロックする。またそのロック状態は、デッキ3を水平駆動装置Dhにより張出位置3Fまで押し出すのに連動して自動的に解除されるため、デッキ3の水平移動の都度、該デッキ3に水平駆動装置Dhをロック操作又はロック解除操作する必要はなく、それだけ作業が簡便となり、またロック忘れ等の心配がなくなる。
【0040】
また上記水平駆動装置Dh及び第2ロック機構L2は、これらを昇降支持枠2及び平行リンク機構Gから独立して車体Bに支持されるため、それら水平駆動装置Dh及び第2ロック機構L2の重量を、昇降支持枠2及び平行リンク機構Gを介さずに車体B側に直接負担させることができ、それだけ昇降駆動装置Dvの昇降負荷が軽減されるから、その昇降駆動装置Dvの小型化及び動力節減が図られる。その上、この水平駆動装置Dhは、車体床面fよりも下方に配設され、その水平駆動装置Dhを係脱させる被係合部材3bがデッキ3の後端部に配設されるため、デッキ3を水平駆動するための一連の機構・部材がデッキ3上に大きく張出すことはなくなり、従ってその一連の機構・部材に邪魔されずにデッキ3へはその三方から車椅子W等の被運搬体を無理なく乗降又は積み卸しすることができる。
【0041】
以上、本発明の実施例について説明したが、本発明はこれら実施例に限定されることなく、本発明の範囲内で種々の実施例が可能である。例えば、前記実施例では、デッキ昇降格納装置Aをバスの側部の出入口Oに設けたものを示したが、本発明のデッキ昇降格納装置Aは、バスの後部の出入口や、バス以外の車両の側部又は後部の出入口、或いはトラックの荷台の側部又は後部等にも設置可能である。
【0042】
また前記実施例では、デッキ3により昇降される被運搬体として車椅子Wを例示しているが、本発明では、車椅子以外の種々の被運搬体、例えば人間以外の荷物や、人間自体をデッキ3に載せるようにしてもよい。
【0043】
また前記実施例では、昇降支持枠2の昇降案内機構として、該支持枠2と基台1間に設けた平行リンク機構Gを示したが、本発明では、出入口Oの左右両側で基台上に立設した固定支柱に沿って昇降支持枠2を鉛直に昇降案内する鉛直案内機構を使用してもよい。
【0044】
また前記実施例では、第1ロック機構L1は、デッキ3の格納方向への水平移動を規制するように構成されていて、デッキ3の張出方向への水平移動を規制する第1ストッパ壁3ei及びローラ5と協働して、張出位置3Fのデッキ3を昇降支持枠2にロックするようにしているが、本発明では、デッキ3側の被係合部として係合段部3sに代えて、ロック部材6の先部6aが嵌入し得る係合穴、係合凹所又は係合溝を用いることにより、第1ロック機構L1がデッキ3の張出方向及び格納方向の何れの移動も規制出来るようにしてデッキ3を昇降支持枠2に単独でロックできるようにしてもよい。
【0045】
更に前記実施例では、第1ロック機構L1のロック部材16と、デッキ3後端の被係合部材3bとの係合状態(ロック状態)でその係合部に遊びを設けるようにしており、これは、ロック解除時に円弧軌跡をとるロック部材16の先部16aが被係合部材3bを無理なく逃げられるようにするためであり、従ってロック部材16及び被係合部材3bの形状によっては、上記遊びをゼロないしは僅少にすることも可能である。
【0046】
更に昇降支持枠2にデッキ3を水平移動可能に支持するスライド支持機構Gsは、前記実施例の構造に限定されず、直線運動を摺動案内する種々の直線運動案内機構の使用が考えられる。また前記実施例では、デッキ3に水平駆動力を付与する水平駆動機構Dhを車体側に設けたものを示したが、本発明(請求項1,2)では、水平駆動機構を昇降支持枠2側に設けるようにしてもよい。
【0047】
更に前記実施例では、車椅子等の被運搬体Wがデッキ3にその三方(前方、左方、右方)から乗り入れ可能としたものを示したが、本発明では、その少なくとも一方からの乗り入れが不能な構造であってもよい。
【0048】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、張出位置のデッキを昇降支持枠にロックする第1ロック機構を、昇降支持枠の昇降過程で昇降支持枠が上昇位置まで最上昇するのに機械的に連動して該ロック機構がロック解除され且つ昇降支持枠が上昇位置より降下開始するのに機械的に連動して該ロック機構が再ロックされるように、デッキと昇降支持枠との間に設けたので、昇降支持枠がデッキと共に上昇位置まで最上昇すると、これに連動してデッキと昇降支持枠間のロックが自動的に解除され、また昇降支持枠が上昇位置より降下開始すると、これに連動してデッキが昇降支持枠に自動的にロックされるようになり、その結果、昇降支持枠の昇降の都度、第1ロック機構をロック操作又はロック解除操作する必要がなくなり、それだけ作業が簡便となって作業能率の向上が図られ、またロック忘れ等の心配がなくなり、しかも上記第1ロック機構のロック・ロック解除は、昇降支持枠の昇降動作に機械的に連動しているため、専用のアクチュエータも不要であり、コスト節減が図られる。また水平駆動装置とデッキとの間に設けた第2ロック機構は、昇降支持枠がデッキと共に上昇位置まで最上昇した状態で、張出位置にあるデッキを車体内方側の格納位置に引き 込むべく水平駆動装置の作動を開始するのに機械的に連動して該水平駆動装置にデッキを自動的にロックし、またデッキを水平駆動装置により張出位置まで押し出すのに機械的に連動して該水平駆動装置よりデッキを自動的にロック解除するので、デッキの水平移動の都度、該デッキに水平駆動装置をロック操作又はロック解除操作する必要がなくなり、それだけ作業が簡便となって作業能率の向上が図られ、またロック忘れ等の心配がなくなり、しかも上記ロック・ロック解除は、水平駆動装置の作動に機械的に連動しているため、専用のアクチュエータも不要であり、コスト節減が図られる。
【0049】
また特に請求項2の発明によれば、上記第1ロック機構を特設したことに伴うデッキ側の重量増加を極力少なくすることができるため、それだけデッキの水平駆動力軽減が図られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のデッキ昇降格納装置を装備したバスの一実施例を示す要部横断面図
【図2】 図1の2矢視図
【図3】 図1の3矢視図
【図4】 デッキのスライド支持部を示す一部切欠拡大側面図(図1の4矢視部拡大断面図)
【図5】 図4の5−5線拡大断面図
【図6】 図2の6−6線拡大断面図であって、(a)はロック状態を、(b)はアンロック状態をそれぞれ示す
【図7】 図6の7−7線断面図
【図8】 昇降支持枠が上昇位置にあるときを示す図1対応図
【図9】 図8の9矢視拡大平面図
【図10】 図9の10−10線断面図
【図11】 図9の11−11線拡大断面図
【図12】 デッキの水平移動態様を示す説明平面図であって、(a)は引込み途中、(b)は押込み途中、(c)は押込み終了直前をそれぞれ示す
【符号の説明】
1・・・・基台
2・・・・昇降支持枠
2D・・・下降位置
2U・・・上昇位置
3・・・・デッキ
3F・・・張出位置
3R・・・格納位置
3s・・・係合段部(被係合部)
6・・・・ロック部材
6L・・・ロック位置
6UL・・アンロック位置
7・・・・ロックばね
8・・・・感知部材
A・・・・デッキ昇降格納装置
B・・・・車体
Dh・・・水平駆動装置
Dv・・・昇降駆動装置
f・・・・床面
G・・・・平行リンク機構(昇降案内機構)
L1・・・第1ロック機構
L2・・・第2ロック機構
W・・・・車椅子(被運搬体)
Claims (2)
- 車体(B)に固設した基台(1)と、この基台(1)に昇降案内機構(G)を介して支持されて所定の下降位置(2D)及び上昇位置(2U)間を同一姿勢で昇降可能な昇降支持枠(2)と、この昇降支持枠(2)を昇降駆動する昇降駆動装置(Dv)と、昇降支持枠(2)に設けられ、それが上昇位置(2U)にあるときに該支持枠(2)より外側に張り出した張出位置(3F)と車体内方側に後退した格納位置(3R)との間を水平移動し得るデッキ(3)とを備え、昇降支持枠(2)が下降位置(2D)にあるときに張出位置(3F)のデッキ(3)と地面(E)との間で被運搬体(W)を積み卸しできるようにした車両におけるデッキ昇降格納装置において、
張出位置(3F)のデッキ(3)を昇降支持枠(2)にロックする第1ロック機構(L1)を、昇降支持枠(2)の昇降過程で昇降支持枠(2)が上昇位置(2U)まで最上昇するのに機械的に連動して該第1ロック機構(L1)がロック解除され且つ昇降支持枠(2)が上昇位置(2U)より降下開始するのに機械的に連動して該第1ロック機構(L1)が再ロックされるように、デッキ(3)と昇降支持枠(2)との間に設け、昇降支持枠(2)が上昇位置(2U)にあるときにデッキ(3)に前記水平移動のための駆動力を付与する水平駆動装置(Dh)を車体側に設け、この水平駆動装置(Dh)とデッキ(3)との間には、昇降支持枠(2)が上昇位置(2U)にあり且つデッキ(3)が張出位置(3F)にあるときにデッキ(3)を水平駆動装置(Dh)から解放すると共にその解放状態から水平駆動装置(Dh)がデッキ(3)を格納位置(3R)側に駆動開始するのに機械的に連動してデッキ(3)を水平駆動装置(Dh)にロックする第2ロック機構(L2)を設けたことを特徴とする、車両におけるデッキ昇降格納装置。 - 前記第1ロック機構(L1)は、デッキ(3)に設けた被係合部(3s)と、この被係合部(3s)に係止するロック位置(6L)とその係止を解除するアンロック位置(6UL)との間を移動し得るように昇降支持枠(2)に設けられたロック部材(6)と、このロック部材(6)をロック位置(6L)に付勢するロックばね(7)と、昇降支持枠(2)にその外面より一部が突き出すように設けられ昇降支持枠(2)が上昇位置(2U)まで上昇したときに車体(B)に押されてロック部材(6)をロックばね(7)に抗してアンロック位置(6UL)に強制移動させる感知部材(8)とを含むことを特徴とする、請求項1に記載の車両におけるデッキ昇降格納装置。
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