JP3023548B2 - 輪 木 - Google Patents

輪 木

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JP3023548B2
JP3023548B2 JP9316268A JP31626897A JP3023548B2 JP 3023548 B2 JP3023548 B2 JP 3023548B2 JP 9316268 A JP9316268 A JP 9316268A JP 31626897 A JP31626897 A JP 31626897A JP 3023548 B2 JP3023548 B2 JP 3023548B2
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章一 西田
敏嗣 小河原
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Gold Industries Co Ltd
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  • Conveying And Assembling Of Building Elements In Situ (AREA)
  • Buffer Packaging (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建築工事現場等に
おける各種木材や壁材、或いは工場等における梱包物品
を仮置きや積載保管するときに、仮置物品等と地面また
は床面との間に隙間を形成させるための台枠として使用
される輪木に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、建築工事現場等における各種木材
や壁材、或いは工場等における梱包物品を仮置きや積載
保管するときに、木製または軽量コンクリート製の柱状
物からなる輪木が広く使用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような輪木は積載
せられる物品の重量に耐えるように頑丈に形成する必要
があり、そのため重量が嵩み取り扱いが面倒であった。
殊に、木製の輪木にあっては強度と寸法の関係から廃材
や端材の使用に限界があって低価格での提供が困難であ
り、また、軽量コンクリート製輪木にあっては重量があ
って作業性が悪く、しかも使用中に破損や割れが発生し
易く取り扱いに注意を要する等の問題点があった。
【0004】そこで本発明は、軽量で取り扱い易く、持
ち運びに便利で、しかも丈夫で安価な輪木を提供するこ
とを主たる目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】該目的を達成するために
本発明では次のような手段を講じた。即ち本発明に係る
輪木Aにあっては、合成樹脂製帯状板材1の両端部を互
いに反対方向に鈍角状に折り曲げて左右一対の折曲片
2,2を形成し、帯状板材1の中央部の上下幅方向一側
縁に別の帯状板材を上下幅方向に嵌め込むことの可能な
挿入溝3を板材の上下幅方向に沿って形成してある構造
とした。
【0006】このように帯状板材1の両端を互いに反対
方向に折り曲げて折曲片2,2を形成することにより、
輪木Aの幅方向一側縁を地面又は床面に向けた状態で安
定よく立設させることができる。また、帯状板材1の中
央部の幅方向一側縁に別の帯状板材を上下幅方向に嵌め
込むことのできる挿入溝3を板材の上下幅方向に沿って
形成したので、二個の輪木A,Aを用意して夫々の挿入
溝3,3を互いに噛み合わせてX状に組み合わせること
により強度が倍増すると共に安定性が増して重量のある
積載物品に対処することができるようにした。
【0007】本発明の輪木Aにおいて、帯状板材1の長
さ方向に沿った軸線に対して前記挿入溝3の交差角度α
を60度〜80度の範囲内で形成するのが好ましい。こ
うすることにより、二個の輪木をX状に組み合わせた時
に、直角状にクロスさせた場合に比べて左右幅を小さく
且つ全長を長く設定することができる。尚、前記交差角
度αは70度からその前後2〜3度が理想的である。
【0008】
【発明の実施の形態】図1乃至図4は本発明に係る輪木
Aの一実施例を示した図であって、合成樹脂材によって
一体成形された帯状板材1の両端部が互いに反対方向に
折り曲げられて左右一対の折曲片2,2が形成されてい
る。前記折曲片2,2を含む帯状板材1には多数の補強
リブ4…が設けられ、これにより全体として軽量化を図
りながらその強度を確保している。更に、帯状板材1の
中央部の幅方向一側縁に別の輪木を上下幅方向に嵌め込
むことの可能な挿入溝3が板材の上下幅方向に沿って形
成されている。本実施例では、帯状板材1の長さ方向に
沿った軸線に対する前記挿入溝3の交差角度αは70度
に形成されている。
【0009】本発明の輪木Aの実施寸法として、例えば
全長が480mm、厚みが12mm、上下幅が100mm、折
曲片2,2の長さが100mmとしてある。しかしなが
ら、載置される物品の面積や荷重に応じてそのサイズが
変更され得ることは勿論である。
【0010】上記のように構成された輪木Aにあって
は、図3で示すように、輪木の幅方向一側縁を地面又は
床面に向けた状態で上下幅方向に立設させて2個の輪木
を間隔をあけて平行に配置し、この上に直接或いは台板
を介して仮置きまたは積載すべき物品Bを載せて使用す
る。この場合、帯状板材1の両端を互いに反対方向に折
り曲げて折曲片2,2を形成しているので、安定した状
態で輪木を自立させることができる。
【0011】また、重量のある物品を載せる場合は、図
4に示すように、二個の輪木を用意して夫々の挿入溝
3,3を互いに噛み合わせてX状に組み合わせて使用す
る。これにより強度が倍増すると共に安定性が増して重
量のある物品に十分対処することができる。またこの場
合、挿入溝3が、帯状板材1の長さ方向に沿った軸線に
対して約70度の交差角度で形成されているので、二個
の輪木をX状に組み合わせた時に、直角にクロスさせた
場合に比べて左右幅Lを小さくでき且つ全長を長く設定
することができる。
【0012】尚、実施例図面で示すように、前記折曲片
2,2を、帯状板材1の長さ方向に沿った軸線に対して
その内角βが90度より少し大きな角度となる鈍角状に
形成することにより、直角状または鈍角状に折り曲げた
場合に比べ輪木全長を長く設定することができる。しか
しながら安定性を考慮すれば、前記内角βは105度〜
110度が好ましい。このようにすることによって、図
5にみられるように、輪木どうしを厚さ方向に密着させ
た状態にして保管や運搬に便利な形にすることができ
る。また、前記挿入溝3の交差方向は折曲片2,2の折
り曲げ方向に沿って形成するとよい。
【0013】以上本発明の代表的と思われる実施例につ
いて説明したが、本発明は必ずしもこれらの実施例の構
造のみに限定されるものではない。例えば、帯状板材1
の長さ方向に沿った軸線に対しての前記挿入溝3の交差
角度αは必ずにも70度に特定されるものではない。そ
の他本発明では前記の構成要件を備え、本発明にいう目
的を達成し、以下にいう効果を有する範囲内において適
宜改変して実施することができるものである。
【0014】
【発明の効果】本発明に係る輪木は上記の如く合成樹脂
材による一体成型品で形成したものであるから軽量で且
つ安価に製作できると共に、帯状板材の両端を互いに反
対方向に鈍角状に折り曲げて折曲片を形成することによ
り、輪木の幅方向一側縁を地面又は床面に向けた状態で
自立させることができ仮置き物品や積載物品を安定良く
支持することができ、また、運搬時や保管時に厚さ方向
に略密着させた状態に嵩低くさせておくことができる。
殊に、帯状板材の中央部の幅方向一側縁に別の輪木の帯
状板材を上下幅方向に嵌め込むことのできる挿入溝を板
材の上下幅方向に沿って形成したので、二個の輪木を用
意して夫々の挿入溝を互いに噛み合わせてX状に組み合
わせることにより強度を倍増させることができると共に
安定性を増加させて重量のある物品に対処することがで
きる。
【0015】また請求項2に記載のように、前記挿入溝
の交差角度αを60度〜80度の範囲内で形成すること
により、二個の輪木をX状に組み合わせた時に、直角に
クロスさせた場合に比べて左右幅を小さく且つ全長を長
く設定することができ、これにより、X状に組み合わせ
た輪木の形態をコンパクトに形成できて取り扱いが容易
であると共に、X状輪木とX状輪木との間のスペースを
広くとることができるといった顕著な効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る輪木の一実施例を示す斜視図。
【図2】輪木の略中央横断面図。
【図3】輪木の使用例を示す斜視図。
【図4】輪木の他の使用例を示す斜視図。
【図5】輪木を密接状態にした例を示す斜視図。
【符号の説明】
1 帯状板材 2 折曲片 3 挿入溝 α 挿入溝の交差角度 A 輪木
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭55−143254(JP,U) 実開 昭58−107362(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E04G 21/16 B65D 57/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 合成樹脂製帯状板材(1)の両端部が互い
    に反対方向に鈍角状に折り曲げられて左右一対の折曲片
    (2),(2)が形成され、帯状板材(1)の中央部の上下幅方
    向一側縁に別の帯状板材を上下幅方向に嵌め込むことの
    可能な挿入溝(3)が板材の上下幅方向に沿って形成され
    ている輪木。
  2. 【請求項2】 前記挿入溝(3)が、帯状板材(1)の長さ
    方向に沿った軸線に対してその交差角度αが60度〜8
    0度の範囲で形成されている請求項1に記載の輪木。
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