JP3031661U - 単管バリケードの支持脚 - Google Patents

単管バリケードの支持脚

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JP3031661U
JP3031661U JP1996004620U JP462096U JP3031661U JP 3031661 U JP3031661 U JP 3031661U JP 1996004620 U JP1996004620 U JP 1996004620U JP 462096 U JP462096 U JP 462096U JP 3031661 U JP3031661 U JP 3031661U
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Japan
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support legs
barricade
leg
single pipe
support leg
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JP1996004620U
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English (en)
Inventor
治雄 横山
Original Assignee
寿屋株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の単管バリケードの支持脚では、保管時
あるいは輸送時等において、上下に積み重ねると該支持
脚が水平方向に位置ずれし易い。 【解決手段】 相対向する2つの支持脚1,1間に所定
長さの単管7を架設してバリケードを構成するようにし
た単管バリケードにおいて、支持脚1の厚さ方向の少な
くとも片面2,3に凸部10,11を設ける一方、支持
脚1における上記凸部10,11の裏面部分に別の支持
脚1の当該位置にある凸部10,11を嵌入し得る凹部
15,16を形成し、各支持脚1,1・・を積み重ねた
ときに、凸部と凹部との凹凸嵌合によって位置ずれしな
いようにした。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本願考案は、例えば道路工事現場等において立入禁止用のバリケードとして使 用する単管バリケードに関し、特にそのような単管バリケードに使用される支持 脚に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図5には、従来から使用されている単管バリケードの支持脚101を示してい るが、この支持脚101は、プラスチック製で2本の脚部4,4を有した略逆V 字状に成形されている。又、この従来の支持脚101では、厚さ方向の各側面2 ,3が側面視においてそれぞれ凹凸のない直線状の平坦面となっている。尚、こ の支持脚101には、単管7を連結するための上下2つのクランプ9,9を取付 けている。
【0003】 そして、この単管バリケードの支持脚101は、例えば道路工事現場等におい て立入禁止用のバリケードとして使用されるが、その際に、複数個の支持脚10 1を1本の単管7の長さ間隔をもって地面上に立設させた状態で、支持脚101 の上下のクランプ9,9にそれぞれ単管7,7の端部を固定させて、各支持脚1 01間に単管7,7を架設してバリケードを構築する。
【0004】 ところで、この種の単管バリケード用の支持脚101では、保管時や輸送時に おいて図6に示すように横向き姿勢で上下に積み重ねるとコンパクトになる。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、図5に示す従来の単管バリケードの支持脚101では、その厚さ方 向の両側面2,3が側面視においてそれぞれ凹凸のない平坦面となっているので 、保管時や輸送時に例えば図6に示すように多数個の支持脚101,101・・ を上下に積み重ねた場合に、上下の支持脚101,101間に水平方向の引っ掛 かりがない。従って、該支持脚101が水平方向に滑ってズレ易くなり(図6の 符号101′の状態)、保管時に支持脚101を高く積み重ね難くなってコンパ クト化がしにくくなるとともに、積み重ねた支持脚101が不安定となる(崩れ 落ち易くなる)。又、輸送時には、運搬車両が振動するので、積み重ねた支持脚 101,101・・を例えば紐で縛っておかないと整頓状態(積み重ね状態)に 維持させることができない。このように、図5及び図6に示す従来の支持脚10 1では、上下に積み重ねにくくなっているので、保管時に広いスペースが必要と なり且つ積み重ね姿勢が不安定となるとともに、輸送時に紐で縛る等の作業が必 要となって取り扱いが不便であるという問題があった。
【0006】 本願考案は、上記した従来の単管バリケードの支持脚の問題点に鑑み、支持脚 を安定姿勢で積み重ねることができるようにした単管バリケードの支持脚を提供 することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本願考案は、上記課題を解決するための手段として次の構成を有している。
【0008】 即ち、本願考案の単管バリケードの支持脚は、相対向する2つの支持脚間に所 定長さの単管を架設してバリケードを構成するようにした単管バリケードにおい て、上記支持脚の厚さ方向の少なくとも片面に凸部を設ける一方、上記支持脚に おける上記凸部の裏面部分に別の支持脚の当該位置にある凸部を嵌入し得る凹部 を形成したことを特徴としている。
【0009】 支持脚は、プラスチック材料で一体成型することができ、又、その形態は逆V 字状や逆T字状等の適宜のものが採用可能である。
【0010】 凸部は、適宜の形状・大きさ(例えば50mm×50mm程度の四角形で2〜3mm 程度の突出高さ)に形成できる。又、この凸部は、支持脚の厚さ方向の片面のみ に形成してもよいし両面に形成してもよい。凸部を片面のみに形成する場合には 、該凸部を複数箇所(例えば2箇所)に形成し、又、凸部を両面に形成する場合 には、その各側の凸部を支持脚の異なる場所に形成するとよい。
【0011】 凹部は、上記凸部の外形よりごく僅かに大きい面積を有し、2つの支持脚を積 み重ねたときに、一方の支持脚の凸部が他方の支持脚の同位置にある凹部内に嵌 入するようになっている。
【0012】 この支持脚は、同形のものを複数個使用されるが、保管時あるいは輸送時には 各支持脚を上下に積み重ねと、一方の支持脚の凸部が他方の支持脚の凹部内に嵌 入して、上下の支持脚同士が水平方向に位置決めされるようになっている。
【0013】
【考案の実施の形態】
以下、図1〜図4を参照して本願考案の好適な実施形態を説明すると、この実 施形態の支持脚1は、道路工事現場等において立入禁止用のバリケードを構築す る部材として使用されるものであり、その基本構成は図5に示す従来例のものと 同様である。即ち、この単管バリケードの支持脚1は、図1〜図4に示すように 、プラスチック製で2本の脚部4,4を有した略逆V字状に成形されている。各 脚部4,4は、厚みが2〜3mm程度で横断面がH型に形成されている。又、この 支持脚1には、各脚部4,4間の上下2箇所に補強片12,13が一体成形され ている。さらに、この支持脚1には、その上端部と下補強片13の上部の2箇所 にそれぞれ単管7を連結するためのクランプ9,9を取付けている。
【0014】 そして、この支持脚1は、次のようにして使用される。即ち、図1及び図2に 示すように、複数個の支持脚1,1・・を、順次1本の単管7の長さ間隔をもっ て地面上に立設させた状態で、支持脚1の上下のクランプ9,9にそれぞれ単管 7,7の端部を固定させ、各支持脚1,1間に上下2本の単管7,7を架設して バリケードを構築する。尚、各クランプ9,9は、それぞれ2本の単管7,7の 端部同士を突き合わせた状態で、該各突き合わせ端部を同時に固定するようにな っており、順次所望の長さのバリケードを構築することができるようになってい る。
【0015】 この実施形態の支持脚1には、図1〜図4に示すように、その厚さ方向の各側 面2,3に、積み重ね状態において2つの支持脚1,1の位置決め用となる凸部 10,10(11,11)と凹部15,15(16,16)とを形成している。 尚、以下の説明において、便宜上、支持脚1における符号2側の側面をA面とい い、符号3側の側面をB面という。この実施形態では、支持脚1のA面2に2つ の凸部10,10と2つの凹部15,15を形成するとともに、その裏側のB面 3に同じく2つの凸部11,11と2つの凹部16,16を形成している。A面 2側の凸部10,10は、一方の脚部4の先端寄り位置と他方の脚部4の基端寄 り位置にそれぞれ1箇所づつ形成されており、他方、A面2側の凹部15,15 は、一方の脚部4の基端寄り位置と他方の脚部4の先端寄り位置にそれぞれ1箇 所づつ形成されている。又、B面3側の凸部11,11は、A面2側の各凹部1 5,15の裏面位置に形成されており、他方、B面3側の凹部16,16は、A 面2側の各凸部10,10の裏面位置に形成されている。尚、この支持脚1では 、A面2とB面3を裏返せば凸部と凹部とが相互に同形・同位置にあるようにし ている。
【0016】 各凸部10,10,11,11は、例えば一辺が50mm程度の正方形状の面積 を有し且つ2〜3mm程度だけ外方に突出している。他方、各凹部15,15,1 6,16は、凸部10,11の外形よりごく僅かに大きい程度の正方形状で内方 に凹入する空間部となっている。尚、凸部10,11及び凹部15,16の形状 は、四角形以外の多角形、円形、楕円形等の適宜のものを採用できる。
【0017】 そして、この実施形態の支持脚1は、保管時あるいは輸送時において、図3及 び図4に示す如く、下側の支持脚1の上に別の支持脚1を積み重ねる。このとき 、上側支持脚1のB面3側(下面側)の各凸部11,11を下側支持脚1のA面 2側(上面側)の各凹部15,15内に嵌合させると、自動的に下側支持脚1の A面2側(上面側)の各凸部10,10が上側支持脚1のB面3側(下面側)の 各凹部16,16内に嵌合するようになる。そして、順次同様にして、支持脚1 を積み重ねていくと、図4に示すように所定個数の支持脚1,1・・を積層する ことができる。
【0018】 所定個数の支持脚1,1・・を積み重ねた状態では、図4に示すように、上下 2つの支持脚1,1の接合面が凸部と凹部によってそれぞれ合計4点で凹凸嵌合 しているので、例えば水平方向から力が加えられたり、あるいは運搬車両に振動 が発生した場合であっても、上下の支持脚1,1が水平方向に位置ずれしにくく なる。従って、この支持脚1を使用すると、多数個を積み重ねることができるの で保管時の省スペース化を達成できるとともに、その積み重ね姿勢が安定するの で輸送時でも積層状態が崩れにくくなる。
【0019】 尚、この実施形態では、支持脚1の両面2,3にそれぞれ2個づつの凸部10 ,10(11,11)と凹部15,15(16,16)をそれぞれ2個づつ形成 しているが、他の実施形態では支持脚1の一面(A面)2に凸部と凹部を1個づ つ形成し、他面(B面)3の対応位置にそれぞれ凹部と凸部とを1個づつ形成す るようにしてもよい。又、他の実施形態では、支持脚1の一面(A面)2に凸部 10,10のみを形成し、他面(B面)3側の凸部裏側部分に凹部15,15の みを形成するようにしてもよい。
【0020】
【考案の効果】
本願考案の単管バリケードの支持脚によれば、支持脚1の少なくとも片面2に 凸部10,10(11,11)を形成し、その裏面部分3に凹部15,15(1 6,16)を形成して、各支持脚1,1・・を積み重ねたときに、上下の支持脚 1,1が凹凸嵌合するようにしているので、各支持脚1,1・・の積み重ね状態 で、該支持脚1が水平方向に位置ずれしにくくなる。従って、多数個の支持脚1 ,1・・を高く積み重ねることができて、保管時の省スペース化を達成し得ると ともに、その積み重ね状態が安定するという効果がある。又、本願考案の支持脚 1では、かなりの個数(例えば10〜20個程度)を積み重ねた状態でも、その 積み重ね姿勢が安定しているので、人手によって持ち運ぶ際に、その運搬作業が 容易に行えるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願考案の実施形態に係る単管バリケードの支
持脚の斜視図である。
【図2】図2の側面図である。
【図3】図1の支持脚の積み重ね時の説明図である。
【図4】図3のIV−IV断面相当図である。
【図5】従来の単管バリケードの支持脚の斜視図であ
る。
【図6】図5の支持脚の積み重ね状態の斜視図である。
【符号の説明】
1は支持脚、2,3は側面、10,11は凸部、15,
16は凹部である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 相対向する2つの支持脚(1,1)間に
    所定長さの単管(7,7)を架設してバリケードを構成
    するようにした単管バリケードにおいて、上記支持脚
    (1)の厚さ方向の少なくとも片面(2,3)に凸部
    (10,11)を設ける一方、上記支持脚(1)におけ
    る上記凸部(10,11)の裏面部分に別の支持脚
    (1)の当該位置にある凸部(10,11)を嵌入し得
    る凹部(15,16)を形成したことを特徴とする単管
    バリケードの支持脚。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016003529A (ja) * 2014-06-19 2016-01-12 株式会社八木熊 バリケード構築用フェンス

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06185023A (ja) * 1992-12-15 1994-07-05 Mitsui Constr Co Ltd バリケード用柵及び柵部品

Patent Citations (1)

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