JP3022731U - テンションレバー駆動装置 - Google Patents

テンションレバー駆動装置

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JP3022731U
JP3022731U JP1995010784U JP1078495U JP3022731U JP 3022731 U JP3022731 U JP 3022731U JP 1995010784 U JP1995010784 U JP 1995010784U JP 1078495 U JP1078495 U JP 1078495U JP 3022731 U JP3022731 U JP 3022731U
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ring gear
tension lever
upper ring
convex portion
tension
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JP1995010784U
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English (en)
Inventor
井 国 男 沢
橋 正 明 三
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Funai Electric Co Ltd
Original Assignee
Funai Electric Co Ltd
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  • Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 回転ヘッドシリンダを有する磁気記録再生装
置において、部品が少なく簡単な構造で、且つ、信頼性
の高いテンションレバー駆動装置を提供する。 【構成】 回転ヘッドシリンダの外周に配設された上リ
ングギヤーと下リングギヤーとを回動させ、これらのリ
ングギヤーに連設されたそれぞれのテープガイドアセン
ブリを駆動するようにした磁気記録再生装置において、
前記上リングギヤー71の外周部には凸状部71aを設
けると共に、前記凸状部71aで制御される回動可能に
した略くの字状のテンションレバー10を設け、前記テ
ンションレバー10の一方の端部にテンションポスト1
0aを設けると共に他端には前記上リングギヤー71の
凸状部71aに摺接せしめる摺接部11aを設けたこと
を特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、回転ヘッドシリンダが使用されている磁気記録再生装置のテンショ ンレバー駆動装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のビデオカメラ等に用いられる小型の磁気記録再生装置のテープローディ ングは、図4に示されているように構成されており、回転ヘッドシリンダ2の両 側にスライド可能に設けられたテープガイドアセンブリ75,69がテープを回 転ヘッドシリンダ2を巻回するように動き、ローディング後は、テンションレバ ー50がテープに所定のテンションを付与するように構成していた。 なお、同図において、51は消去ヘッド、52はオーディオ・コントロールヘ ッド、75a,69aはテープガイドアセンブリ75,69にそれぞれ設けられ た傾斜ポスト、78,79はテープローディング時、テープガイドアセンブリ7 5,69を位置決めするガイドストッパである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかるに、上記した従来のものは、テープをアンロードする際、テープガイド アセンブリ75がガイドストッパ79から離れ、図示の状態に戻る際、テンショ ンレバー50とテープガイドアセンブリ75とがぶつかり、カセットの出し入れ が出来なくなるという欠点を有していた。 本考案は上記した点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、 小型の磁気記録再生装置に好適で、且つ、信頼性の高い磁気記録再生装置を提供 することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は、回転ヘッドシリンダの外周に配設された上リングギヤーと下リング ギヤーとを回動させ、これらのリングギヤーに連設されたそれぞれのテープガイ ドアセンブリを駆動するようにした磁気記録再生装置において、前記上リングギ ヤーの外周部には凸状部を設けると共に、前記凸状部で制御される回動可能にし た略くの字状のテンションレバーを設け、前記テンションレバーの一方の端部に テンションポストを設けると共に他端には前記上リングギヤーの凸状部に摺接せ しめる摺接部を設けたことを特徴とする。
【0005】 また、本考案は、前記凸状部の外周部を上リングギヤーと同心円状の円弧に形 成したことを特徴とする。
【0006】 また、本考案は、前記テンションレバーの摺接部は、前記凸状部の円弧と、前 記上リングギヤーと前記円弧を結ぶ辺に摺接することを特徴とする。
【0007】 また、本考案は、前記テンションレバーの基端は引張りスプリングで付勢され ていることを特徴とする。
【0008】
【作用】
テープをアンローディング時、上リングギヤーが反時計回りに回動すると、上 リングギヤーに設けた凸状部の側面の辺がテンションレバーから延出されたアー ムの先端の突起に当接する。 更に、上リングギヤーが回動すると、凸状部の回動にともないテンションレバ ーは装置内方へ回動し、続いて、凸状部の先端部の円弧部分に乗り上った状態で 上リングギヤーが静止し、又、イジェクト状態となる。 この際、テープガイドアセンブリもガイドストッパから離れ、カセット側に移 動するが、テンションレバーは上リングギヤーにより、強制的に駆動されるので 、テンションレバーがテープガイドアセンブリとぶつかることがなく、従って、 信頼性が向上する。
【0009】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図1乃至図3に基づいて説明する。 本考案の磁気記録装置は、図に示すようにヘリカル式の回転ヘッドシリンダ2 をかこむように2つのリングギヤーを重ねて配置し、この2つのリングギヤーで テープガイドアセンブリ75,69を駆動し、このテープガイドアセンブリ75 ,69がテープを回転ヘッドシリンダ2に巻回するようにしたものである。 そして、キャプスタンとピンチローラとでテープを所定の速度で走行させるよ うにしている。
【0010】 図において、1はシャーシ、2はシャーシ1上の回転ヘッドシリンダ、71は 上リングギヤーで、上リングギヤー71の下には下リングギヤーが配設されてい る。 図示しないローディングモーターの駆動力はウォーム263を回転させ、これ より上スライド板83のウォームホイール85を回動させ、これに伴って同軸の ウォーム84が回動するので、これに噛合している下リンクギヤーがローディン グ時には反時計回りに、アンローディング時には時計回りに回転し、これに枢着 されたテープガイドアセンブリ69をスライドさせるようになっている。
【0011】 そして、上スライド板83の下方には下スライド板82が配設され、これに取 り付けられた歯車装置82aを介して下リングギヤーの回転が上リングギヤー7 1に伝達され、上リングギヤー71は下リングギヤーと反対方向に回動し、これ に枢着されたテープガイドアセンブリ75をテープガイドアセンブリ69と反対 方向にスライドさせるように構成されている。
【0012】 さて、下スライド板82の端部に構成した歯車装置82aは、下リングギヤー に噛合する第1のギヤー264と、これと噛合する第2のギヤー265と、これ と同軸で一体に形成された上リングギヤー71と噛合する第3のギヤー266と から構成され、ウォームギヤー84に噛合して反時計回りに回転する下リングギ ヤーの回転により前記ギヤー264が回転し、これに伴ってギヤー266が回転 させられるので、上リングギヤー71が時計回りに回転するようになっている。 なお、ギヤー265はギヤー264より減速するように歯車比が定められてい る。
【0013】 従って、ローディング時にはテープガイドアセンブリ69,75がそれぞれ反 対方向にスライドしてガイドストッパ78,79のガイド溝で停止し、この時テ ープを回転ヘッドシリンダ2にU字形に巻回するようになっている。
【0014】 さて、図1は本考案のテンションレバー駆動装置の要部の平面図であるが、上 リングギヤー71の外周には所定の位置に凸状部71aが形成されている。 この凸状部71aは、上リングギヤー71の外周に立設された2辺71b,7 1cと、その先端を上リングギヤー71の歯面と同心円状に形成した円弧部分7 1dとで形成している。
【0015】 10は略くの字状に形成し一端にテンションポスト10aを固設したテンショ ンレバー(バックテンションレバー)で、所定の角度をもち一体にアーム11が 延設され、その先端には突起11aが形成されている。そして、この突起11a は上リングギヤー71の回動にともにい辺71bと円弧部分71dに摺接する摺 接部にもなっている。 なお、テンションレバー10はピン12を枢軸として回動可能に取り付けられ ており、ピン12の近傍の基端を引張りスプリングであるコイルスプリング20 で装置内方へ付勢している。
【0016】 このように構成したテンションレバー駆動装置において、テープのローディン グ時には、テンションレバー10のアーム11と、上リングギヤー71の凸状部 71aとは離れているので、コイルスプリング20でテープに所定のテンション を付与することが出来る。 一方、アンローディング時、上リングギヤー71が反時計回りに回動すると、 上リングギヤー71に設けた凸状部71aの辺71bがテンションレバー10か ら延出されたアーム11の先端の突起11aに当接する。 更に、上リングギヤー71が回動すると、凸状部71aの回動にともないテン ションレバー10は装置内方へ回動し、続いて、突起11aは凸状部71aの先 端部の円弧部分71dに乗り上った状態で上リングギヤー71が静止し、又、巻 き戻し状態、早送り状態、又は、イジェクト状態となる。
【0017】 この際、テープガイドアセンブリ75もガイドストッパ79から離れ、カセッ ト側に移動するが、テンションレバー10は上リングギヤー71により、強制的 に駆動制御されるので、テープガイドアセンブリ75とぶつかることがなく、テ ープのアンローディングが完了する。
【0018】
【考案の効果】
本考案は、以下のような効果を奏する。 (1)本考案は、回転ヘッドシリンダの外周に配設された上リングギヤーと下 リングギヤーとを回動させ、これらのリングギヤーに連設されたそれぞれのテー プガイドアセンブリを駆動するようにした磁気記録再生装置において、前記上リ ングギヤーの外周部には凸状部を設けると共に、前記凸状部で制御される回動可 能にした略くの字状のテンションレバーを設け、前記テンションレバーの一方の 端部にテンションポストを設けると共に他端には前記上リングギヤーの凸状部に 摺接せしめる摺接部を設けているので、テンションレバーはテープガイドアセン ブリと当接することがなく、従って、信頼性が向上する。
【0019】 (2)又、本考案は、前記凸状部の外周部は上リングギヤーと同心円状の円弧 に形成されているから、早送りモード、巻き戻しモード、イジェクト状態等、簡 単な構造で多くの動作モードに対応出来る。
【0020】 (3)又、前記テンションレバーの摺接部は、前記凸状部の円弧と、前記上リ ングギヤーと前記円弧を結ぶ辺に摺接するように構成したから、テンションレバ ーの動きを適確に制御することが出来る。
【0021】 (4)又、前記テンションレバーの基端は引張りスプリングで付勢されている ので、ローディング時、テープには所定のテンションが付与され、安定した録画 、再生が行われる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示すテンションレバー駆動
装置の平面図で、(a)はアンローディング終点直前の
状態を示す図、(b)は終点での状態を示す図である。
【図2】本考案の上リングギヤーを駆動を説明する図で
あり、(c)は上スライド板の平面図、(b)は下スラ
イド板の平面図である。
【図3】本考案の磁気記録再生装置の平面図である。
【図4】従来図を示す図である。
【符号の説明】
10 テンションレバー 11 アーム 11a 突起 20 コイルスプリング(引張スプリング) 71 上リングギヤー 71a 凸状部 69,75 テープガイドアセンブリ

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転ヘッドシリンダの外周に配設された
    上リングギヤーと下リングギヤーとを回動させ、これら
    のリングギヤーに連設されたそれぞれのテープガイドア
    センブリを駆動するようにした磁気記録再生装置におい
    て、前記上リングギヤーの外周部には凸状部を設けると
    共に、前記凸状部で制御される回動可能にした略くの字
    状のテンションレバーを設け、前記テンションレバーの
    一方の端部にテンションポストを設けると共に他端には
    前記上リングギヤーの凸状部に摺接せしめる摺接部を設
    けたことを特徴とするテンションレバー駆動装置。
  2. 【請求項2】 前記凸状部の外周部は上リングギヤーと
    同心円状の円弧に形成したことを特徴とする請求項1記
    載のテンションレバー駆動装置。
  3. 【請求項3】 前記テンションレバーの摺接部は、前記
    凸状部の円弧と、前記上リングギヤーと前記円弧を結ぶ
    辺に摺接することを特徴とする請求項1又は2記載のテ
    ンションレバー駆動装置。
  4. 【請求項4】 前記テンションレバーの基端は引張りス
    プリングで付勢されていることを特徴とする請求項1又
    は2記載のテンションレバー駆動装置。
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