JP3020850U - 塗装用テープ - Google Patents

塗装用テープ

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JP3020850U
JP3020850U JP1995008526U JP852695U JP3020850U JP 3020850 U JP3020850 U JP 3020850U JP 1995008526 U JP1995008526 U JP 1995008526U JP 852695 U JP852695 U JP 852695U JP 3020850 U JP3020850 U JP 3020850U
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JP
Japan
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tape
adhesive layer
masking
pressure
sensitive adhesive
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Application number
JP1995008526U
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English (en)
Inventor
宏 角田
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Nissho Corp
Original Assignee
Nissho Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 自動車などの塗装の際に吹き付けた塗料が他
の部分に付着しないようにする塗装用テープを得ること
を目的とするものである。 【構成】 テープ状フィルム２１の一方の面に、可撓性
テープ状基材２２の表面に粘着剤層２３を設けたマスキ
ングテープＢを該粘着剤層２３により貼着する。該テー
プ状フィルム２１の他方の面にも、可撓性テープ状基材
２５の表面に粘着剤層２６を設けたマスキングテープＣ
を該粘着剤層２６により貼着するとともに、この両マス
キングテープＢ、Ｃの対向する縁の間に前記フィルム２
１のみの部分を存在せしめる。更に該両マスキングテー
プＢ、Ｃの両側縁からは各マスキングテープの粘着剤層
２３、２６を露出せしめる。

Description

【考案の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】
この考案は自動車などの塗装の際に、吹き付けた霧状の塗料が他の部分に付着 しないようにする塗装用テープに関する。
【０００２】
【従来の技術】
図４に示すものは、従来のマスキングテープＡである。このマスキングテープ は可撓性テープ基材１の片面の両側に粘着剤層３、３を設け、この両粘着剤層の 間に非粘着性のフィルム４を貼着したものである。
【０００３】 この従来のマスキングテープＡは、例えば図５のように自動車の前ドアと後ド ア６の間に貼りつけ、外側となった粘着剤層３には新聞紙などの養生紙７を貼り 付ける。
【０００４】 この状態で塗料ミスト８を矢印のように吹き付けると前ドア５は塗装されるが 後ドア６や両ドア間の支柱９には塗装されない。
【０００５】 また、図６はぼかし塗装の場合を示すもので、図６（Ａ）のようにマスキング テープＡの片側を丸めたり、（Ｂ）のようにマスキングテープＡの片側を二つ折 りにしたりして（Ｃ）、（Ｄ）のように被塗装面１０に粘着剤層３により貼着し て丸めた部分１１や二つ折の部分１２を立てた状態とする。
【０００６】 そして、矢印のように塗料ミスト１３を吹き付けると部分１１や部分１２が風 圧により前後にゆれて塗料ミスト１３を分散するので、ぼかし塗装となる。
【０００７】
【考案が解決しようとする課題】
従来のマスキングテープＡは上記の図５のように後ドア６に貼りつける際、粘 着剤層３を外側にして二つ折にしながら後ドア６に貼りつけるとともに養生紙７ を貼りつけなければならないので極めて手数がかかるという欠点がある。
【０００８】 また、図６のぼかし塗装の場合も、マスキングテープＡの片側を丸めたり、二 つ折にしたりしなければならないので手数がかかるという欠点がある。
【０００９】 この考案の課題は上記のような従来のマスキンテープの問題点を解決して、簡 単に貼りつけて従来のマスキングテープと変わらない効果を得ることができる塗 装用テープを得ることである。
【００１０】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、この考案はテープ状フィルムの一方の面に、可 撓性テープ状基材の表面に粘着剤層を設けたマスキングテープを該粘着剤層によ り貼着し、該テープ状フィルムの他方の面に、同じく可撓性テープ状基材の表面 に粘着剤層を設けたマスキングテープを該粘着剤層により貼着するとともに、こ の両マスキングテープの対向する縁の間に前記フィルムのみの部分を存在せしめ 、更に該両マスキングテープの両側縁からは各マスキングテープの粘着剤層を露 出せしめた構成を採用したものである。
【００１１】
【実施例】
図１ないし図３に示すテープ状フィルム２１の一方の面に、可撓性テープ状基 材２２の表面に粘着剤層２３を設けたマスキングテープＢを該粘着剤層２３によ り貼着する。
【００１２】 また、同テープ状フィルム２１の他方の面に、同じく可撓性テープ状基材２５ の表面に粘着剤層２６を設けたマスキングテープＣを該粘着剤層２６により貼着 する。
【００１３】 そして、上記両マスキングテープＢ、Ｃの対向する縁の間に前記フィルム２１ のみの部分を存在せしめ、更に該両マスキングテープＢ、Ｃの両側縁からは各マ スキングテープＢ、Ｃの粘着剤層２３、２６を一定の幅で露出せしめる。
【００１４】 上記実施例の塗装用テープＤは図２のように粘着剤層２３、２６により自動車 の前ドア５と後ドア６の間に貼りつけ、外側となった粘着剤層２６には新聞紙な どの養生紙７を貼り付ける。
【００１５】 この状態で塗料ミスト８を矢印のように吹き付けると前ドア５は塗装されるが 後ドア６や両ドア間の支柱９には塗装されない。
【００１６】 また、図３はぼかし塗装の場合を示すもので、（Ａ）のように塗装用テープＤ を二つ折にして一方のマスキングテープＢの粘着剤層２３を他方のマスキングテ ープＣのテープ状基材２５の背面に貼りつける。
【００１７】 そして、この二つ折の塗装用テープＤをマスキングテープＢの粘着剤層２６を 利用して（Ｂ）のように被塗装面１０に貼りつける。
【００１８】 そして、矢印のように塗料ミスト１３を吹き付けると二つ折の部分が風圧によ り前後にゆれて塗料ミストを分散するので、ぼかし塗装となる。
【００１９】
【考案の効果】
この考案は上記のように、相反する側の粘着剤層をそのままの状態で目的の部 分に貼りつけるだけで目的の部分を効果的に覆うことができるので、従来のマス キングテープのように貼着時に二つ折や丸めるなどの面倒な作業が不要となり塗 装作業が極めて容易かつ迅速に行えるなどの効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図１】実施例の横断面図
【図２】同上の使用状態の横断面図
【図３】同じく他の使用状態の横断面図
【図４】従来例の横断面図
【図５】同上の使用状態の横断面図
【図６】同じく他の使用状態の横断面図
【符号の説明】
５ 前ドア ６ 後ドア ７ 養生紙 ８ 塗料ミスト １３ 塗料ミスト ２１ テープ状フィルム ２２ 可撓性テープ状基材 ２３ 粘着剤層 ２５ 可撓性テープ状基材 ２６ 粘着剤層 Ｂ マスキングテープ Ｃ マスキングテープ Ｄ 塗装用テープ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項１】 テープ状フィルムの一方の面に、可撓性
    テープ状基材の表面に粘着剤層を設けたマスキングテー
    プを該粘着剤層より貼着し、該テープ状フィルムの他方
    の面に、同じく可撓性テープ状基材の表面に粘着剤層を
    設けたマスキングテープを該粘着剤層により貼着すると
    ともに、この両マスキングテープの対向する縁の間に前
    記フィルムのみの部分を存在せしめ、更に該両マスキン
    グテープの両側縁からは各マスキングテープの粘着剤層
    を露出せしめたことを特徴とする塗装用テープ。
JP1995008526U 1995-07-21 1995-07-21 塗装用テープ Expired - Lifetime JP3020850U (ja)

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