JP3020204U - 履物の中敷及び中敷を備えた履物 - Google Patents
履物の中敷及び中敷を備えた履物Info
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- JP3020204U JP3020204U JP1995008288U JP828895U JP3020204U JP 3020204 U JP3020204 U JP 3020204U JP 1995008288 U JP1995008288 U JP 1995008288U JP 828895 U JP828895 U JP 828895U JP 3020204 U JP3020204 U JP 3020204U
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- Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】その刺激場所や刺激の強さを、各個人の体調や
好み等に応じて変えることができる履物の中敷及びその
中敷を備えた履物を提供する。 【解決手段】靴やサンダル或いはスリッパ等の履物の中
敷を、第1層と第1層の上部に重ねられる第2層の少な
くとも2つ以上の層から成る構成とし、足の裏の所望の
部分を所望の強さで刺激するための突起物を自分の好み
によって選択し、例えば前記中敷の第1層と第2層との
間にはさみ込める構造とした。また前記第1層(或いは
第2層)の面積は、必ずしも第2層(或いは第1層)の
中敷の全面に渡る必要はなく、所望の部分を所望の広さ
でかつ所望の個所数に分割して覆い、さらに中敷の第1
層或いは第2層の上面に、突起物を配置すべき候補場所
やその候補場所の説明等を表示して、刺激すべき場所を
容易に推定し選択できるようにする。また突起物として
磁石を用いることもできる。
好み等に応じて変えることができる履物の中敷及びその
中敷を備えた履物を提供する。 【解決手段】靴やサンダル或いはスリッパ等の履物の中
敷を、第1層と第1層の上部に重ねられる第2層の少な
くとも2つ以上の層から成る構成とし、足の裏の所望の
部分を所望の強さで刺激するための突起物を自分の好み
によって選択し、例えば前記中敷の第1層と第2層との
間にはさみ込める構造とした。また前記第1層(或いは
第2層)の面積は、必ずしも第2層(或いは第1層)の
中敷の全面に渡る必要はなく、所望の部分を所望の広さ
でかつ所望の個所数に分割して覆い、さらに中敷の第1
層或いは第2層の上面に、突起物を配置すべき候補場所
やその候補場所の説明等を表示して、刺激すべき場所を
容易に推定し選択できるようにする。また突起物として
磁石を用いることもできる。
Description
【0001】
本考案は靴やサンダル或いはスリッパ等の履物の中敷に関し、特に通常の歩行 等の動作によって足の裏の所望の位置及び範囲を所望の強度で刺激できる履物の 中敷及びその中敷を備えた履物に関する。
【0002】
足の裏の所定の部分に刺激を与えて足及び身体の健康を保つことが行われてい る。例えば青竹踏みや、素足で砂利道を歩く等である。履物についても例えば土 踏まずの部分を高く形成して足の形にフィットさせたり、足の裏が接触する部分 全体や或いは特定の部分に小さな突起を多数個形成する等の手段によって、足の 裏の所定の部分に、青竹踏みや素足で砂利道を歩いた場合と同じような刺激を与 えるための工夫が行われている。
【0003】
上記、従来の履物に関する工夫では、足の裏の所定の場所に所定の強さで刺激 を与えることはできるが、与える場所や刺激の強さに変化を持たせることはでき なかった。足の裏に与えるべき適正な刺激は、各個人によって場所や強さが異な り、また同一人でもその日の体調等の諸条件によって、刺激を与えるべき場所や 強さの適正値が異なると考えられる。実際、青竹踏み等のように刺激を与える場 所や強さが自分で変えられる場合には、その日の体調等によって青竹を踏みつけ る足の位置や踏みつける強さ等を自然に変えている。また、足の裏に刺激を与え るべく構成されている従来の履物では、その刺激を自由に取り除くことはできな かった。
【0004】
本考案では、靴やサンダル或いはスリッパ等の履物の中敷を、例えば第1層の 中敷と第1層の上部に重ねられる第2層の中敷の少なくとも2層以上から成る構 成とし、足の裏の所望の部分を所望の強さで刺激するための突起物を自分の好み によって選択して、前記中敷の例えば第1層と第2層との間にはさみ込める構造 とした。この中敷は3層或いは4層等の多層構造にして、各層間に適当に好みの 刺激用突起物を配置することもできるが、その効果は基本的には2層構造の場合 とほとんど同じであるので、以下説明を簡略化するために第1層と第2層の2層 構造から成る履物の中敷について説明する。また、前記第1層(或いは第2層) の中敷は必ずしも第2層(或いは第1層)の中敷の全面に渡って設けられる必要 はなく、第2層(或いは第1層)の中敷の所望の部分を所望の広さでかつ、所望 の個所数に分割して覆う構成とすることもできる。
【0005】 さらに前記中敷の第1層或いは第2層の上面等に、突起物を配置すべき候補場 所を表示し、またその候補場所の名称やその候補場所に突起物を配置して足の裏 を刺激することによって期待できる可能性のある効果すなわち経験的に知られて いる効果等を合わせて表示すれば、いわゆる東洋医学やツボ刺激健康法等に通じ ていない素人にも、その時の体調によって刺激するにふさわしい場所を容易に推 定し、選択することができる。
【0006】 また、上記中敷の特に下部に配置される第1層の中敷の少なくとも一部分が、 靴やサンダル或いはスリッパ等と一体に構成された、中敷一体型の履物を構成す ることもできる。
【0007】
本考案を実施することにより、各人各様であり、またその時の体調等の諸条件 によって異なることがある、足の裏の刺激すべき場所或いは刺激したい場所等に 合わせて、かつ自分の好みに合わせて好ましい強さの刺激が得られる突起物を選 択して配置することができる。従って歩行等の通常の動作によって、自分の好み に合った的確な刺激が足の裏に容易に得られ、かつその刺激の場所や強さは容易 に変えることができる。
【0008】
本考案の第1の実施例を図1に示し、以下説明する。図1において1は本考案 による履物の中敷の上面図であり、2は破線3で示した部分の断面図である。こ の中敷は靴やサンダル或いはスリッパ等の履物に適用できる。図1において4は 中敷の第1層、5は第2層であり、この中敷は主に2つの層からなっている場合 について図示し、説明する。なお、第1層及び第2層の中敷共に後に述べるよう に、それぞれの層内で必要に応じて更に細かな層構造を成すことがある。6−1 、6−2、6−3は足の裏の所望の部分を所望の強さで刺激するために選択され 、配置された足の裏刺激用突起物である。7−1、7−2、7−3、7−4は上 記突起物6−1等によって中敷の第2層5の上面に生じた突起部、或いはこの中 敷を足の下に配置して体重を掛けたときに足の裏に刺激が得られる部分であり、 足の裏は通常の歩行等の動作によってこの突起部7−1等によって刺激される。 足の裏刺激用突起物6−1等は、その配置場所や大きさ、形状等が各個人の好み に従って自由に変えられるので、その時の体調等の諸条件に合わせて希望通りに 選択することができる。
【0009】 図2は、中敷の第1層4と第2層5とが滑り等によって互いの相対位置がずれ ないようにし、また突起物6−1等の位置がずれないようにするための、中敷の 第1の具体的な構成例を示す図である。図2では中敷の第1層4の上面には例え ば数十マイクロメートルから数ミリメートル程度の太さであって先が鉤状に曲が った合成繊維11が多数植毛されている。また第2層5の下面には前記鉤状の合 成繊維11と同程度か或いはより細いループ形状を成した繊維12が密集して配 置されている。すなわち繊維11及び12は、例えばゴルフのグラブを手に装着 した後に固定したり、或いは電車等の座席のヘッドカバーを固定する等の用途に よく用いられる固定手段である。この固定手段は滑り方向のずれに対しては強固 に固定され、かつ引きはがし動作に対しては比較的簡単に引きはがすことができ て、さらに多数回の繰返し固定動作に耐えられる優れた固定手段である。繊維1 1と繊維12が絡みつくことによって、中敷の第1層4と第2層5との相対位置 を固定することができ、それらの間に突起物6−1等を配置すれば、突起物6− 1等の配置位置も固定することができる。
【0010】 なお、図2では中敷の第1層4に繊維11を、第2層5に繊維12を設けた場 合を示したが、第1層4に繊維12を、第2層5に繊維11を設けても良いこと は言うまでもない。また、繊維11及び12はそれぞれの所定の面内全域に設け ても良いが、面内の複数の主要な個所にのみ設けるようにしても良く、また例え ば井桁等の模様状に設けること等によって必要な繊維の量が少なくてすむように 構成しても良い。また、中敷の第1層4及び第2層5は、それぞれ靴やサンダル 或いはスリッパとの間に適当な摩擦を持たせたり、或いは吸湿や脱臭の効果を持 たせたり等の機能を行わせるためにそれぞれの層内で必要に応じてさらに細かな 層構造を持たせることも当然可能である。
【0011】 図3は中敷の第1層4と第2層5との相対位置を固定するための第2の具体的 な構成例を示す図であり、第1層4の上面図と、第1層4及び第2層5の断面図 が示されている。13は中敷の第1層4の上面に形成された筋状のへこみであり 、14は第2層5の下面に形成された筋状の突起である。筋状のへこみ13と筋 状の突起14とが噛み合わされることによって、中敷の第1層4と第2層5及び それらの間に配置される足の裏刺激用突起物6−1等の配置位置も固定すること ができる。さらに図が煩雑になって見難くなるため、図3の中では示さないが後 に示す図5の21のように、図3の中敷の第1層4と第2層5の対向する周辺部 分のそれぞれにチャックやボタン等の固定手段を設け、補強固定しても良い。
【0012】 中敷の第1層4と第2層5の全面や足の裏刺激用突起物6−1等を固定する方 法について、図2や図3では繊維の絡みを利用したり、突起とへこみの勘合を利 用する方法、またそれぞれの場合に中敷の周囲部分に補強固定手段を設ける方法 等について示したが、第1層4と第2層5の中敷の固定方法は上記の方法に限ら れることはなく、図示はしないが例えば、繰返し使用の可能な粘着剤の塗布され たシート等を用いる方法であっても良く、また筋状のへこみと突起の代わりに点 状に多数配置されたへこみと突起、すなわち複数のボタンやホック等を用いて固 定しても良い。これらを含む一般的な固定方法はすべて本考案を実施する上で有 効に利用することができる。
【0013】 図4に足の裏刺激用突起物の形状の例を示す。6−a1、6−b1、6−c1 はそれぞれ刺激用突起物の側面図であり、半球型、半卵型、角錐型の例を示した 。6−a2、6−b2、6−c2はそれぞれ底面図である。刺激用突起物の形状 は上記の例に限られることはなく、例えばパチンコ玉等のように完全な球形であ っても良く、またいわゆるボタン型の扁平な形状等であっても良い。また、突起 物の高さや面積にも多彩な変化を持たせることができる。図4では、突起物6− aはその底面には特別な細工は施されていないが、突起物6−bではその底面に 、図2に示した中敷の第1層4の上面の繊維11とよく絡むように繊維12が設 けられている。また突起物6−cではその底面に、中敷の第1層に設けられるへ こみと勘合する固定用突起15が設けられている。底面に特別な細工が施されて いない突起物6−aでも、例えば第1層の中敷4と第2層の中敷5にそれぞれ繊 維11及び12や、へこみ13と突起14を設けること等によって突起物の位置 が固定でき、また突起物6−bや6−cのように突起物自体にも位置を固定する ための手段が設けられているとさらに好ましい。
【0014】 図1の実施例では、第1層4と第2層5の中敷が完全に分離できる場合につい て示したが、本考案による履物の中敷は第1層4と第2層5とが完全に分離でき ない場合も含む。その実施例を図5に示し、以下説明する。図5において中敷の 第1層4と第2層5とは接続部20で縫合等の手段により蝶番的に強固に接続さ れ、接続部20は通常の使用状態では剥がれないように形成されている。図5の 実施例で、中敷の第1層4及び第2層5の相対する面上に、例えば図2に示した ように繊維11及び12等が配置されていれば、それらの固定手段の効果によっ て、図1の実施例と同じように第1層4及び第2層5の中敷の相対位置を決め、 かつ突起物6−1等を所望の位置に固定することができる。さらに図5の実施例 の構成では第1層4と第2層5の中敷とが常にペアで存在するので、一方をなく したりすることがない。また接続部20が設けられていることにより、足の裏刺 激用突起物6−1等を層間にはさみ込んだ後に、第1層4と第2層5の中敷の相 対位置を所定の位置関係から大きくずらして組み合わせたりする恐れがなく、正 しい位置に速やかに組み合わせることができる。なお図5の21は坂磁気の第1 層4と第2層5とのそれぞれ対向する周辺部分に設けられたチャックやボタン等 の固定手段を示し、この固定手段を併用すれば第1層4と第2層5との固定をよ り完全なものとすることができる。
【0015】 第1層4と第2層5の周辺部分の固定手段21を備えた図5の実施例の中敷で は、例えば第1層4の上面にだけ繊維11を配置し、第2層5の下面には繊維1 2を配置しない構成であっても、当初の目的を十分に達成することができる。す なわち例えば図4の6−b1に示すように下面に繊維12を備えている足の裏刺 激用突起物を用いれば、突起物6−b1は第1層の中敷4の繊維11との絡みに よって、横の滑り方向に対しては十分に固定されるので、第2層5の下面には必 ずしも繊維12を配置する必要はない。この時第1層4と第2層5の外周部21 にチャックやボタン等の固定手段が設けられていれば、第1層4と第2層5との 横方向の位置関係も十分に固定することができ、本考案による中敷として十分に 効果を得ることができる。なお、例えば第1層4の上面に繊維12が配置されて いる場合には、刺激用突起物の下面には繊維11が備えられていれば良いことは 言うまでもない。また第1層4の上面の所定部分にへこみが設けられている場合 は、そのへこみと勘合する固定用突起15等を備えた足の裏刺激用突起物を用い ることができる。この周辺部分の固定手段21を備えている場合には、例えば上 記のように第1層4の上面にだけ繊維11を配置し、第2層5の下面には繊維1 2を配置しない構成等であっても当初の目的を達成できることは、図1等の他の 実施例にも当てはめることができる。
【0016】 図6に本考案による靴等に一体に形成された履物の中敷、及び本考案による中 敷を備えた靴等の履物の実施例を示し、以下説明する。同図において、他の図と 同じ内容を示す部分には同じ番号をつけてある。22は靴底であり、23は足の 甲部の覆い部、24はかかと部である。図6の実施例では、中敷の第1層4は少 なくともその底面の一部がこの靴底22の上面に接着や縫合等の手段によって固 定されている。すなわち第2層5は靴本体から自由にはがすことができるが、少 なくとも中敷の第1層4の一部は靴の本体と一体に形成されており、固定されて いる。また、第2層5についても例えばその爪先部分等が靴本体に固定されてい ても良い。この時図5の実施例のように第1層と第2層とに接続部20を設ける 場合は、図5に示した足裏の側面部に設けるより、爪先部に設ける方がより扱い やすくなる。なお本実施例の内容、すなわち履物と一体に形成された中敷や、中 敷が一体に形成された履物の、履物とは靴だけでなくサンダルやスリッパ等の他 の履物にも同様に適用できることは言うまでもない。
【0017】 図1の実施例を基にして、さらに使い勝手を向上した本考案の実施例を図7に 示す。図7は中敷の第1層4の上面部に足の裏刺激用突起物を配置すべきいくつ かの候補場所31を印刷等の手段によって表示し、またその候補場所31の名称 やその候補場所31に突起物を配置して足の裏を刺激することによって期待でき る可能性のある効果等の説明32も合わせて候補場所31の近傍に印刷等の手段 によって表示したものである。図7では、候補場所31や、それと合わせて表示 されることが望ましい候補場所31の名称や効果の説明32は、第1層4の中敷 の上面に表示される場合について示したが、第2層5の上面やその下面等に表示 しても良い。この実施例によって、例えば東洋医学やツボ刺激健康法等に通じて いない素人にも、その時の体調によって刺激するのに適した場所が容易に推定で き、選択できる。候補場所31の表示等を含むこの実施例は、図1の実施例だけ でなく、本考案による他の全ての実施例に適用しても同様の効果を得ることがで きる。
【0018】 図1や図5或いは図6の実施例等では、中敷の第1層4と第2層5はほぼ同じ 大きさである場合について示されているが、図8に示すように、例えば第1層は 必要な部分をカバーできるだけの大きさ、すなわち小片であっても良い。図8の 実施例において1−2は第2層の中敷の下面図、2−2は破線33での断面図で ある。また4−2及び4−3は刺激を与えるべき部分にのみ配置された第1層の 中敷の部分すなわち小片であり、6−4及び6−5は足の裏刺激用突起物、7− 4及び7−5は前記突起物によって生じた突起部である。図8では突起物6−4 等によって生じた突起部7−4等は下面側に生じているように表示されているが 、この中敷に体重をかけて歩行等の通常の動作を行えば第2層5の中敷が変形し 、従って突起物6−4及び6−5等によって足の裏の所定の場所に所定の強さの 刺激を受けることができる。図8の実施例では第1層4の面積を小さくすること ができ、中敷の材料コストを低減できる等の効果がある。
【0019】 なお同様の考えにより、第1層4は図1の実施例と同じ大きさを確保して、逆 に第2層5を必要な部分だけカバーできる構成とすることによって材料コストの 低減を図ることもできる。これを実施した時の状態は図8の断面図2−2の上下 を反転させたものであり、その様子は容易に推定できるので改めて図示はしない が、本考案の有力な実施例のひとつである。
【0020】 以上に説明した実施例で用いる足の裏刺激用突起物6は、そのごく一例を図4 に示し、説明した。その材質は例えば硬質の合成樹脂や金属等から形成されるこ とが一般的であるが、特に緩やかな刺激を得たい場合にはゴムやスポンジ等或い はその他の弾力性のある柔らかい材質で形成し、或いはその柔らかい材質を硬質 の合成樹脂や金属等と組み合わせて形成した突起物を用いても良い。また上記突 起物として、或いは複数個が同時に用いられる突起物のうちの一部の突起物とし て、磁石を用いることによって押圧刺激だけでなく同時に磁力による刺激が得ら れるようにしても良い。磁力による刺激を加えれば、押圧刺激だけの時に比べて 著しく体調改善効果が向上することが期待できることもある。この突起物として 磁石を用いることも、本考案の他の全ての実施例に適用しても同様の効果を期待 することができる。
【0021】
本考案によって歩行等の通常の動作を行いながら足の裏に刺激を与えることが でき、かつ刺激を与えるべき場所や刺激の強さは、その時の体調や好み等に合わ せて変えることができる。またこれによって体調を維持したり体調改善効果を期 待することもできる。さらに押圧刺激だけでなく磁石による刺激を行うことによ って、体調の維持や体調改善効果をより一層向上することも期待できる。すなわ ち、各個人や時期によって異なる適正な刺激位置及び刺激の強さ等をを常に満足 させることができる。
【図1】本考案の第1の実施例を示す中敷の上面図及び
断面図。
断面図。
【図2】中敷の第1層と第2層を固定するための具体的
構成例を示す図。
構成例を示す図。
【図3】中敷の第1層と第2層を固定するための他の具
体的構成例を示す図。
体的構成例を示す図。
【図4】足の裏刺激用突起物の形状や構造の例を示す
図。
図。
【図5】中敷の第1層と第2層とが部分的に接合されて
いる実施例を示す図。
いる実施例を示す図。
【図6】履物と一体に形成された中敷及び中敷が一体に
形成された履物の実施例を示す断面図。
形成された履物の実施例を示す断面図。
【図7】足の裏の刺激候補場所の表示とそれに合わせて
刺激候補場所の説明が表示されている中敷の実施例を示
す図。
刺激候補場所の説明が表示されている中敷の実施例を示
す図。
【図8】第1層或いは第2層の中敷のいずれかが必要な
部分の面積だけの小片で構成されている実施例を示す
図。
部分の面積だけの小片で構成されている実施例を示す
図。
1:中敷の上面図、2:中敷の断面図、4:中敷の第1
層、5:中敷の第2層、6:刺激用突起物、7:突起物
6によって生じる突起部、11、12:第1層と第2層
の固定手段としての繊維、20:第1層と第2層の接合
部、22:靴底、31:刺激候補場所、32:刺激候補
場所の説明
層、5:中敷の第2層、6:刺激用突起物、7:突起物
6によって生じる突起部、11、12:第1層と第2層
の固定手段としての繊維、20:第1層と第2層の接合
部、22:靴底、31:刺激候補場所、32:刺激候補
場所の説明
Claims (9)
- 【請求項1】足の裏を刺激するための突起物と、互いに
着脱容易に構成された第1層の中敷と該第1層の上部に
重ねられる第2層の中敷との少なくとも2つ以上の層か
ら構成される履物の中敷であって、例えば前記第1層と
第2層の中敷の間に前記突起物をはさむ構造とし、かつ
刺激を与えるべき足の裏の所望の位置に対応して前記突
起物の設置位置が変更できることを特徴とする履物の中
敷。 - 【請求項2】足の裏を刺激するための突起物と、互いに
着脱容易に構成された第1層の中敷と該第1層の上部に
重ねられる第2層の中敷との少なくとも2つ以上の層か
ら構成される履物の中敷であって、例えば前記第1層と
第2層の中敷の間に前記突起物をはさむ構造とし、かつ
刺激を与えるべき足の裏の所望の位置に対応して前記突
起物の設置位置が変更できると共に該所望の位置に前記
突起物を固定するための手段が備えられていることを特
徴とする履物の中敷。 - 【請求項3】足の裏を刺激するための突起物と、互いに
着脱容易に構成された第1層の中敷と該第1層の上部に
重ねられる第2層の中敷との少なくとも2つ以上の層か
ら構成される履物の中敷であって、例えば前記第1層と
第2層の中敷の間に前記突起物をはさむ構造とし、前記
第1層の中敷と第2層の中敷のうちの少なくとも一方の
中敷の、他方の中敷に対向する内面に、先端が略鉤状に
曲げられた合成繊維が所定の間隔及び形状で多数並べら
れ、前記他方の中敷の一部を構成する繊維が前記一方の
中敷に配置された合成繊維の略鉤状部に絡まることによ
って、第1層の中敷と第2層の中敷の相対位置が固定で
きかつ前記突起物の設置位置も所望の位置に固定でき、
さらにこの第1層の中敷と第2層の中敷は通常の強さの
力で容易にはがすことができることを特徴とする履物の
中敷。 - 【請求項4】足の裏を刺激するための突起物と、互いに
着脱容易に構成された第1層の中敷と該第1層の上部に
重ねられる第2層の中敷との少なくとも2つ以上の層か
ら構成される履物の中敷であって、例えば前記第1層と
第2層の中敷の間に前記突起物をはさむ構造とし、かつ
刺激を与えるべき足の裏の所望の位置に対応して前記突
起物の設置位置が変更できると共に該所望の位置に前記
突起物を固定するための手段が備えられ、かつ前記第1
層の中敷と第2層の中敷の互いに対向する周辺部のうち
の一部分のみが強固に接合されていることを特徴とする
履物の中敷。 - 【請求項5】足の裏を刺激するための突起物と、少なく
とも1層の中敷と、該1層の中敷に対して着脱容易に構
成されかつ該中敷の所定の個所を部分的にカバーする小
片の中敷とから構成される履物の中敷であって、前記1
層の中敷と前記小片の中敷との間に前記突起物をはさむ
構造とし、かつ刺激を与えるべき足の裏の所望の位置に
対応して前記突起物の設置位置が変更できると共に該所
望の位置に前記突起物を固定するための手段が備えられ
ていることを特徴とする履物の中敷。 - 【請求項6】足の裏を刺激するための突起物と、互いに
着脱容易に構成された第1層の中敷と該第1層の上部に
重ねられる第2層の中敷との少なくとも2つ以上の層か
ら構成される履物の中敷であって、例えば前記第1層と
第2層の中敷の間に前記突起物をはさむ構造とし、かつ
刺激を与えるべき足の裏の所望の位置に対応して前記突
起物の設置位置が変更できると共に該所望の位置に前記
突起物を固定するための手段が備えられ、また刺激に適
していることが経験的に知られている足の裏の刺激候補
場所等の情報が前記第1層又は第2層等の中敷に表示さ
れていることを特徴とする履物の中敷。 - 【請求項7】足の裏を刺激するための突起物と、互いに
着脱容易に構成された第1層の中敷と該第1層の上部に
重ねられる第2層の中敷との少なくとも2つ以上の層か
ら構成される履物の中敷であって、例えば前記第1層と
第2層の中敷の間に前記突起物をはさむ構造とし、かつ
刺激を与えるべき足の裏の所望の位置に対応して前記突
起物の設置位置が変更できると共に該所望の位置に前記
突起物を固定するための手段が備えられ、また前記突起
物が磁石であることを特徴とする履物の中敷。 - 【請求項8】足の裏を刺激するための突起物と、互いに
着脱容易に構成された第1層の中敷と該第1層の上部に
重ねられる第2層の中敷との少なくとも2つ以上の層か
ら構成される履物の中敷であって、例えば前記第1層と
第2層の中敷の間に前記突起物をはさむ構造とし、かつ
刺激を与えるべき足の裏の所望の位置に対応して前記突
起物の設置位置が変更できると共に該所望の位置に前記
突起物を固定するための手段が備えられ、また前記第1
層の中敷のうちの少なくとも一部分が靴やサンダル或い
はスリッパ等の履物と一体に形成されていることを特徴
とする履物の中敷。 - 【請求項9】中敷を備えた靴やサンダル或いはスリッパ
等の履物であって、前記中敷は、足の裏を刺激するため
の突起物と、互いに着脱容易に構成された第1層の中敷
と該第1層の上部に重ねられる第2層の中敷との少なく
とも2つ以上の層から構成され、例えば前記第1層と第
2層の中敷の間に前記突起物をはさむ構造とし、かつ刺
激を与えるべき足の裏の所望の位置に対応して前記突起
物の設置位置が変更できると共に該所望の位置に前記突
起物を固定するための手段が備えられた中敷であり、ま
た前記第1層の中敷のうちの少なくとも一部分が、履物
の対応する部分と一体に形成されていることを特徴とす
る中敷を備えた履物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1995008288U JP3020204U (ja) | 1995-07-05 | 1995-07-05 | 履物の中敷及び中敷を備えた履物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1995008288U JP3020204U (ja) | 1995-07-05 | 1995-07-05 | 履物の中敷及び中敷を備えた履物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3020204U true JP3020204U (ja) | 1996-01-23 |
Family
ID=43155586
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1995008288U Expired - Lifetime JP3020204U (ja) | 1995-07-05 | 1995-07-05 | 履物の中敷及び中敷を備えた履物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3020204U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9369805B2 (en) | 2009-02-07 | 2016-06-14 | Wilson, Leena Rose | Acoustic absorber, acoustic transducer, and method for producing an acoustic absorber or an acoustic transducer |
-
1995
- 1995-07-05 JP JP1995008288U patent/JP3020204U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9369805B2 (en) | 2009-02-07 | 2016-06-14 | Wilson, Leena Rose | Acoustic absorber, acoustic transducer, and method for producing an acoustic absorber or an acoustic transducer |
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