JP3020087B2 - ケーブル付きカメラ - Google Patents
ケーブル付きカメラInfo
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Description
けられたカメラヘッドの先端部に交換可能なレンズ部が
取り付けられたケーブル付きカメラに関し、特に防水ケ
ースを後付けする技術に関する。
の先端部にレンズ部が取り付けられたケーブル付きカメ
ラが知られている。かかるケーブル付きカメラでは、で
きるだけカメラヘッドを小型・軽量化するため、必要最
小限のCCD等だけを内蔵し、ケーブルを介して映像信
号等の入出力を行うようにしている。
るだけ簡易な構成で行えるように、レンズ部がネジによ
ってカメラヘッドの先端部に着脱自在に取り付けられて
いる。そして、ピント調整、あるいは、広角レンズ、赤
外レンズ等のレンズ交換を行うときは、レンズ部を手動
で回わすようになっている。
ブル付きカメラでは、レンズ部にピント調整用の可動部
分があるため、この部分の防水が困難であり、また、カ
メラヘッドが防水構造となっていても、雨中、水中で使
用することができない。かかるケーブル付きカメラを防
水するには、ケーブル側にケーブルと防水ケース間にア
ダプタを予め通しておき、雨中、水中で使用するときに
このアダプタに防水ケースを取り付ける方法が考えられ
るが、このような防水ケースでは、ケーブルをカメラヘ
ッドに半田付け等で取り付ける前にアダプタを取り付け
ておく必要があり、アダプタを後付けすることができな
い。
され、小型・軽量の小型カメラの特徴が損なわれ、通常
使用には不向きである。本発明はこのような従来の課題
に鑑みてなされたもので、防水ケースを後づけできるよ
うにして、雨中、水中でも使用できるようなケーブル付
きカメラを提供することを目的とする。
明にかかるケーブル付きカメラは、信号入出力用のケー
ブルが防水されて基端部に取り付けられたカメラヘッド
と、該カメラヘッドの先端部に取り付けられた交換可能
なレンズ部と、を備えて構成されたケーブル付きカメラ
において、前記カメラヘッドの周壁に、外側凸の段差を
設ける一方、前記レンズ部に対応する位置で光を透過す
る防水構造の窓を備え、レンズ部、及びカメラヘッドの
少なくとも一部を収納する防水ケースと、弾性を有する
防水部材によって形成され、前記防水ケースの基端部及
びカメラヘッドの段差の間に介装された防水リングと、
前記防水ケース基端部を前記段差に押し付けて防水ケー
スをカメラヘッドに固定する固定手段と、を備えた。
において使用するときは、防水リングを防水ケースの基
端部及びカメラヘッドの段差の間に介装されるように、
防水ケースにレンズ部及びカメラヘッドを収納し、固定
手段によって防水ケース基板部を段差に押し付けるよう
に防水ケースをカメラヘッドに固定する。これにより防
水リングが押圧されて防水ケース基端部とカメラヘッド
外周とに密着し、レンズ部が防水されると共に、防水ケ
ースがカメラヘッドに固定される。このようにして防水
ケースは後付けされ、しかも防水ケースがカメラヘッド
に固定されて位置決めされるので、光は、防水ケースの
窓を介して一定の状態でレンズ部に届くようになる。
ラでは、前記段差は、カメラヘッドの外周に形成された
溝に係合するクランプの端壁により形成される。かかる
構成によれば、前記クランプがカメラヘッドに設けられ
た溝に係止され、段差が形成される。
ラでは、前記カメラヘッドの溝は、カメラヘッド基端部
に設けられたケーブル保護部材取り付け用溝である。か
かる構成によれば、既存のケーブル保護部材取り付け用
の溝を利用してクランプが係止される。請求項4の発明
にかかるケーブル付きカメラでは、前記固定手段は、前
記防水ケースの基端部外周に形成されたネジと、前記ク
ランプに係合し、内径がカメラヘッドの外径よりも大き
く、内周が前記防水ケースのネジに噛合するようにネジ
切りされたナットと、によって構成されている。
ドを挿通し、カメラヘッドの溝にクランプを係止して防
水ケース基端部のネジとナットのネジとを歯合させてナ
ットを締め付けることにより、防水リングは押圧されて
カメラヘッドと防水ケースとに密着してレンズ部が防水
されると共に、防水ケースがカメラヘッドに固定され
る。
ラでは、前記固定手段は、前記防水ケースの基端部内周
に形成されたネジと、前記クランプに前記防水ケースの
ネジに噛合するように外周に形成されたネジと、によっ
て構成されている。かかる構成によれば、防水ケース基
端部のネジをクランプのネジに歯合させて締め付けるこ
とにより、防水リングが押圧されてレンズ部が防水され
ると共に、防水ケースがカメラヘッドに固定される。
ラでは、前記段差は、カメラヘッドの外周に一体に形成
されたフランジによって形成されている。かかる構成に
よれば、カメラヘッドと一体に形成されたフランジによ
って段差が形成される。請求項7の発明にかかるケーブ
ル付きカメラでは、前記固定手段は、前記防水ケースの
基端部内周に形成されたネジと、カメラヘッドの外周に
形成されたネジと、によって構成されている。
ネジに防水ケースの基端部内周のネジを歯合させて防水
ケースを締め付けることにより、防水リングがフランジ
により押圧されて防水され、防水ケースがカメラヘッド
に固定される。請求項8の発明にかかるケーブル付きカ
メラでは、前記固定手段は、前記防水ケースの基端部内
周に形成されたネジと、前記カメラヘッドの外周に一体
に形成されたフランジに係止されたクランプの外周に、
前記防水ケースのネジに噛合するように形成されたネジ
と、によって構成されている。
に防水ケースの基端部内周のネジを歯合させて防水ケー
スをフランジに締め付けることにより、防水リングが押
圧されて防水されると共に、防水ケースがカメラヘッド
に固定される。
〜図12に基づいて説明する。まず、第1の実施の形態に
ついて説明する。本実施の形態を示す図1において、カ
メラ1は、信号入出力用のケーブル2が基端部に取り付
けられたカメラヘッド3と、該カメラヘッド3の先端部
に取り付けられた交換可能なレンズ部4と、を備えて構
成されたケーブル付き小型カメラである。
ズ部4の内周はネジ切りされ、レンズ部4がカメラヘッ
ド3の先端部にネジ込まれる。ピント調節等は、手動で
レンズ部4を回転させることにより行われる。また、レ
ンズ部4は、例えば、広角レンズ、赤外レンズ等に交換
可能となっている。このようにレンズ部4が着脱自在
で、しかもレンズ部4でピント調節等が行われるので、
既存のカメラ1では、この部分から水が侵入する。
内蔵している。このカメラヘッド3の基端部には、溝3
aが形成されている。尚、図2に示すように、カメラヘ
ッド3の基端部には、Oリング6が介装され、締結部材
7をカメラヘッド3の基端部にネジ止めすることによ
り、カメラヘッド3とケーブル2との間の防水がなされ
ている。
4を防水するケースであり、防水ケース11の本体である
ボディ12と、該ボディ12の先端部に着脱自在に取り付け
られたフロントカバー13と、を備えて構成されている。
そして、防水ケース11の内径は、レンズ部4及びカメラ
ヘッド3を収納できるようにレンズ部4とカメラヘッド
3の外径よりも大きく形成されている。
ネジ切りされている。フロントカバー13は、防水ケース
11を付けたまま、レンズ交換ができるように備えられた
ものであり、その先端部には、Oリング14、ガラス15が
セットされ、ガラス15が押さえリング16によってネジ止
めされた防水構造の窓が備えられている。
され、これらの溝12a,12bにOリング17a,17bがセ
ットされ、Oリング17a,17bが押圧されてボディ12と
フロントカバー13とに密着している。尚、ボディ12の先
端に溝を2つ形成したのは、2重にして防水を確実にす
るためであるが、ボディ12の先端の溝とOリングとを1
つにしても水が漏れることはないので、溝を1つにして
もよい。
18bを組み合わせたものであり、クランプ部材18a,18
bがカメラヘッド3基端部の溝3aに係止され、互いに
ネジ止めされてカメラヘッド3に動かないようにしっか
りと固定される。また、クランプ18の基端部には、カメ
ラヘッド3の溝3aと同一の形状を有した溝18cが形成
され、この溝18cにブーツ5が嵌め込まれている。
たケーブル保護部材であり、防水ケース11の非装着時
は、カメラヘッド3の溝3aに嵌め込まれている。この
クランプ18には、フランジ18dが形成され、その外径は
カメラヘッド3の外径よりも大きくなっている。従っ
て、このクランプ18をカメラヘッド3基端部の溝3aに
係止することにより、外側に凸の段差がカメラヘッド3
に設けられたことになる。また、フランジ18dの端面
は、カメラヘッド3の中心軸に対して略垂直となるよう
に形成されている。
固定するものであり、その内周には、フランジ18dに係
合する段差が形成され、ボディ12基端部はネジ切りされ
ている。また、防水ケース11を使用しないときはナット
19を外せるように、ナット19の内径は、最も小さいとこ
ろでもカメラヘッド3の外径よりは大きくなるようにな
っている。
ス11をカメラヘッド3に固定する固定手段に相当する。
防水リングとしてのOリング20は、カメラヘッド3の外
周、ボディ12の基端部、及びクランプ18の間に介装され
ている。そして、このOリング20は、ボディ12の基端部
でクランプ18の端面に押し付けられてカメラヘッド3の
外周とボディ12とに密着している。
b,20は、夫々、弾性を有する防水部材によって形成さ
れている。次に、この防水ケース11のカメラヘッド3へ
の取り付け方について説明する。まず、図3に示すよう
に、フロントカバー13の前面に、Oリング14、ガラス15
を順次セットし、押さえリング16でネジ止めする。
a,12bに、夫々、Oリング17a,17bをセットしてフ
ロントカバー13をボディ12に締め付ける。これによりO
リング17a,17bが押圧されてフロントカバー13とボデ
ィ12とに密着し、防水される。ブーツ5はカメラヘッド
3の基端部の溝3aに嵌め込まれているが、図4に示す
ように、このブーツ5をこの溝3aから外してカメラ1
にナット19を通す。ナット19の内径は、最も小さいとこ
ろでも、レンズ部4、カメラヘッド3の外径よりも大き
く形成されているので、カメラ1はナット19に自由に挿
通することができる。ナット19を挿通したら、ケーブル
2側の方にセットする。そして、クランプ部材18a,18
bを組み合わせてカメラヘッド3基端部の溝3aに係止
し、ネジ止めする。そして、ブーツ5をクランプ18の溝
18cに嵌める。
ラヘッド3の基端部へと差し込み、クランプ18の端面の
位置にセットする。尚、Oリング14,17a,17b,20を
セットするときは、防水性を高めるため、これらのOリ
ングの接触面にゴミが付着していないことを確認してO
リング用のグリースを少量塗布しておく。
メラヘッド3を収納し、ナット19内周のネジをボディ12
基端部のネジに歯合させ、ナット19で締め付ける。防水
ケース11はクランプ18側に引き寄せられ、Oリング20が
ボディ12、クランプ18、及びカメラヘッド4外周の間に
介装される。このOリング20はクランプ18の端面で押し
付けられてボディ12とカメラヘッド3とに密着し、レン
ズ部4が防水されて防水ケース11がカメラヘッド3に固
定される。
入経路としては、図2に示すように、ケーブル2とブー
ツ5との間からケーブル2に沿って水が侵入する経路
(1) 、クランプ18とナット19との間からクランプ18の外
壁に沿って水が侵入する経路(2) 、ボディ12とナット19
との間からボディ12に沿って水が侵入する経路(3) 、及
び図示しないがクランプ部材18a,18bの割れ目から水
が進入する経路(4) の合計4つが考えられる。
リング6によって遮られる。経路(2) 〜(4) では、侵入
してきた水はOリング20によって遮られる。かかる構成
によれば、Oリング20が押圧されて防水ケース11のホデ
ィ12とカメラヘッド3とに密着するので、防水ケース11
とカメラヘッド3間を防水することができる。
カメラ1を改造することなく、防水ケース11を後付けす
ることができ、構造も簡易となる。さらに、防水構造の
フロントカバー13が簡単にボディ12から取り外しできる
ようになっているので、ボディ12を取り付けたまま、容
易にレンズ交換、ピント調整等を行うことができる。
る。このものは、カメラヘッドの中間部外周に溝を形成
し、この溝にクランプを係止して段差を形成するように
したものである。第2の実施の形態では、図5に示すよ
うに、溝31aをカメラヘッド31の中間部外周に設ける。
そして、図6に示すような2つのクランプ部材32a,32
bを組み合わせてこの溝31aに係止する。
設けられ、夫々、Oリング20押圧用の段差、防水ケース
33の位置決め用の段差となる。クランプ32の小径部の外
周と防水ケース33の基端部の内周とには、ネジ切りがさ
れ、両ネジが互いに歯合するようになっている。防水ケ
ース33の内周にも段差が形成され、Oリング20は、防水
ケース33の内周の段差、クランプ32の段差、及びカメラ
ヘッド31の外周の間に介装される。
の前面には、Oリング14、ガラス15がセットされ、押さ
えリング16によってネジ止めされている。防水ケース33
をクランプ32にネジ止めしたとき、Oリング20は防水ケ
ース33内周の段差とクランプ32の段差とによって押圧さ
れ、防水ケース33内周とカメラヘッド31外周とに密着し
てレンズ部4が防水される。
すように防水ケース33の締め付け方向に対して角度をつ
けておくことにより、Oリング20の接触圧が、カメラヘ
ッド31の外周方向とクランプ32の段差方向とに分かれ、
効果的に防水することができる。かかる構成によれば、
既存のカメラヘッド31の中間部に溝31aを形成し、この
溝31aにクランプ32を係止することにより段差を形成す
ることができる。そして、このクランプ32を用いて防水
ケース33をカメラヘッド31に固定し、レンズ部4を防水
することができる。
る。このものは、フランジをカメラヘッド基端部にカメ
ラヘッドと一体に形成して段差をつけ、このフランジを
利用して防水ケースをカメラヘッドに固定するようにし
たものである。第3の実施の形態では、図8に示すよう
に、カメラヘッド41の基端部には、防水ケース固定用の
フランジ41aがカメラヘッド41と一体に形成されてい
る。
取り付けられる。フランジ41aの近傍のカメラヘッド41
外周、及び防水ケース42の基端部の内周には、互いに歯
合するネジがネジ切りされている。また、防水ケース42
の基端部の端面には、溝42aが形成され、Oリング20は
この溝42aにセットされる。
水ケース42をフランジ41aの端面に押し付けるようにカ
メラヘッド41にネジ止めする。これによって、Oリング
20が押圧されて防水ケース42とフランジ41aの端面とに
密着し、レンズ部4が防水される。かかる構成によれ
ば、段差としてフランジ41aがカメラヘッド41に一体に
形成されているので、このフランジ41aを利用して防水
ケース42をカメラヘッド41に固定し、レンズ部4を防水
することができる。
このものは、カメラヘッドの中間部にカメラヘッドと一
体にフランジを形成し、このフランジを利用して防水ケ
ースを固定するようにしたものである。第4の実施の形
態では、図9に示すようにカメラヘッド51の中間部にフ
ランジ51aを設けている。
とには、ネジ切りがされている。また、防水ケース52の
内周にも段差が設けられ、この段差に溝52aが設けられ
ている。Oリング20はこの溝52aにセットされる。この
防水ケース52をフランジ51aにネジ止めすると、Oリン
グ20が押圧されて防水ケース52とカメラヘッド51の段差
とに密着し、レンズ部4が防水される。
たフランジ51aにより、防水ケース53をカメラヘッド51
に固定し、レンズ部4を防水することができる。次に第
5の実施の形態について説明する。このものは、フラン
ジをカメラヘッドの中間部にカメラヘッドと一体に形成
し、クランプを用いて防水ケースをこのフランジに固定
するようにしたものである。
に、カメラヘッド61の中間部にフランジ61aがカメラヘ
ッド61と一体に形成されている。クランプ62は、2つの
クランプ部材62a,62bを組み合わせてこのフランジ61
aに係止される。また、このクランプ62の小径部の外周
及び防水ケース63の基端部の内周には、ネジ切りがされ
ている。
さらにこの段差に溝63aが設けられている。Oリング20
はこの溝63aにセットされる。この防水ケース63をクラ
ンプ62にネジ止めすると、Oリング20がフランジ61aと
防水ケース63とに押圧されて防水ケース62とフランジ61
aとに密着し、レンズ部4が防水される。
ンプ62を用いて防水ケース63をカメラヘッド61に固定
し、レンズ部4を防水することができる。尚、クランプ
をフランジ61aに係止するには、図11に示すように、ク
ランプ部材64a,64bの内周に溝を設け、このクランプ
部材64a,64bを組み合わせたクランプ64をフランジ61
aに係止するようにしてもよい。
ンジ61aによって押圧して防水しているが、図11のよう
な構成では、Oリング20がクランプ64によって押圧さ
れ、フランジ61aはクランプ64の位置決め用としてのみ
用いられる。このように構成することにより、Oリング
20をフランジ61aで押圧しなくてもよくなるので、フラ
ンジ径を小さくすることができ、防水ケース63を使用し
ないとき、このフランジ61aの影響をほとんど無視する
ことができる。
壁に傾斜を設けることにより、図7のような構造の場合
と同様に、Oリング20の接触圧がカメラヘッド61の外周
方向とクランプ64の段差方向とに分かれ、効果的に防水
される。
かかる装置によれば、防水ケースを後付けして、レンズ
部を防水することができる。また、防水ケースが位置決
めされてカメラヘッドに固定されるので、防水ケースの
窓を介して一定の状態で光を透過させることができる。
数の部材を組み合わせたクランプによって段差を形成す
ることができる。請求項3の発明にかかる装置によれ
ば、クランプ及び既存のケーブル保護部材取り付け用の
溝を利用して、既存のカメラを改造することなく防水ケ
ースを取り付けることができる。
ットを用いて防水ケースをカメラヘッドに固定し、レン
ズ部を防水することができる。請求項5の発明にかかる
装置によれば、段差を形成しているクランプを用いて防
水ケースのカメラヘッドへの固定及びレンズ部の防水を
行うことができる。請求項6の発明にかかる装置によれ
ば、カメラヘッドと一体に形成されたフランジによって
段差を形成することができる。
メラヘッドとフランジにより防水ケースをカメラヘッド
に固定し、防水リングを押圧してレンズ部を防水するこ
とができる。請求項8の発明にかかる装置によれば、フ
ランジとクランプにより防水ケースをカメラヘッドに固
定し、レンズ部を防水することができる。
明図。
Claims (8)
- 【請求項1】信号入出力用のケーブルが防水されて基端
部に取り付けられたカメラヘッドと、該カメラヘッドの
先端部に取り付けられた交換可能なレンズ部と、を備え
て構成されたケーブル付きカメラにおいて、 前記カメラヘッドの周壁に、外側凸の段差を設ける一
方、 前記レンズ部に対応する位置で光を透過する防水構造の
窓を備え、レンズ部、及びカメラヘッドの少なくとも一
部を収納する防水ケースと、 弾性を有する防水部材によって形成され、前記防水ケー
スの基端部及びカメラヘッドの段差の間に介装された防
水リングと、 前記防水ケース基端部を前記段差に押し付けて防水ケー
スをカメラヘッドに固定する固定手段と、を備えたこと
を特徴とするケーブル付きカメラ。 - 【請求項2】前記段差は、カメラヘッドの外周に形成さ
れた溝に係合するクランプの端壁により形成されること
を特徴とする請求項1に記載のケーブル付きカメラ。 - 【請求項3】前記カメラヘッドの溝は、カメラヘッド基
端部に設けられたケーブル保護部材取り付け用溝である
ことを特徴とする請求項2に記載のケーブル付きカメ
ラ。 - 【請求項4】前記固定手段は、前記防水ケースの基端部
外周に形成されたネジと、前記クランプに係合し、内径
がカメラヘッドの外径よりも大きく、内周が前記防水ケ
ースのネジに噛合するようにネジ切りされたナットと、
によって構成されたことを特徴とする請求項2又は請求
項3に記載のケーブル付きカメラ。 - 【請求項5】前記固定手段は、前記防水ケースの基端部
内周に形成されたネジと、前記クランプに前記防水ケー
スのネジに噛合するように外周に形成されたネジと、に
よって構成されたことを特徴とする請求項2に記載のケ
ーブル付きカメラ。 - 【請求項6】前記段差は、カメラヘッドの外周に一体に
形成されたフランジによって形成されたことを特徴とす
る請求項1に記載のケーブル付きカメラ。 - 【請求項7】前記固定手段は、前記防水ケースの基端部
内周に形成されたネジと、カメラヘッドの外周に形成さ
れたネジと、によって構成されたことを特徴とする請求
項1又は請求項6に記載のケーブル付きカメラ。 - 【請求項8】前記固定手段は、前記防水ケースの基端部
内周に形成されたネジと、前記カメラヘッドの外周に一
体に形成されたフランジに係止されたクランプの外周
に、前記防水ケースのネジに噛合するように形成された
ネジと、によって構成されたことを特徴とする請求項1
に記載のケーブル付きカメラ。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP8209490A JP3020087B2 (ja) | 1996-08-08 | 1996-08-08 | ケーブル付きカメラ |
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---|---|---|---|
JP8209490A JP3020087B2 (ja) | 1996-08-08 | 1996-08-08 | ケーブル付きカメラ |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1048536A JPH1048536A (ja) | 1998-02-20 |
JP3020087B2 true JP3020087B2 (ja) | 2000-03-15 |
Family
ID=16573687
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8209490A Expired - Lifetime JP3020087B2 (ja) | 1996-08-08 | 1996-08-08 | ケーブル付きカメラ |
Country Status (1)
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JP5373647B2 (ja) * | 2010-01-18 | 2013-12-18 | 日立アロカメディカル株式会社 | 超音波探触子 |
JP6156928B2 (ja) * | 2013-09-27 | 2017-07-05 | Necエンベデッドプロダクツ株式会社 | カメラケースおよびその防水構造 |
-
1996
- 1996-08-08 JP JP8209490A patent/JP3020087B2/ja not_active Expired - Lifetime
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