JP3019959B2 - 空気調和機の配線固定装置 - Google Patents

空気調和機の配線固定装置

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JP3019959B2 JP3137930A JP13793091A JP3019959B2 JP 3019959 B2 JP3019959 B2 JP 3019959B2 JP 3137930 A JP3137930 A JP 3137930A JP 13793091 A JP13793091 A JP 13793091A JP 3019959 B2 JP3019959 B2 JP 3019959B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は室内ユニットと室外ユニ
ットとを分離した空気調和機に好適な配線固定装置に係
り、特に、これら両ユニット同士を電気的に接続する渡
り線等の配線の一部を固定する配線押えを改良した空気
調和機の配線固定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、空気調和機としては室内ユニッ
トと室外ユニットとを分離するものがある。これは、室
内、外ユニット同士を渡り線により電気的に接続してお
り、渡り線の一部を各ユニットに図6〜図8に示すよう
に接続し固定している。
【0003】つまり、例えば室内ユニットの前面パネル
1を着脱自在に装着せしめる後板本体2の一側面下端部
内に電気部品ベースの取付部3を設け、この取付部3
に、渡り線4の先端部をほぼコ字状のコードクランプ5
により押付け固定している。
【0004】渡り線4はその裸芯線4aの先端部を、図
7、図8に示すように内部配線6を接続しているコネク
タ7の各接続孔8内にそれぞれ挿入して電気的に接続
し、コネクタ7を介してホルダ9を取付部3に取り付け
ることにより、コネクタ7を取付部3に固定している。
【0005】また、コードクランプ5の爪5aを渡り線
4の径方向外方から取付部3の差込み孔3a内に差し込
むと共に、コードクランプ5の下端部を締付ねじ10に
より取付部3のねじ孔3b内にねじ込むことにより、渡
り線4の先端部を取付部3に押付け固定している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の配線固定装置ではコードクランプ5、コネク
タ7、ホルダ9を取付部3にその外側方のみから取り付
けるので、これら取付作業を室内ユニットの側方で行な
うのは容易であるが、前面パネル1側の正面側からは殆
ど不可能である。
【0007】したがって、この室内ユニットの側方に十
分な作業空間がない場合は室内ユニットを取付壁に据え
付ける前に、コネクタ7の配線や取付作業をしなければ
ならず、これらの取付作業と室内ユニットの据付作業性
が著しく低下するという課題がある。また、室内ユニッ
トの据付後の修理や点検においても同様に作業性が著し
く低下するという問題がある。
【0008】そこで本発明はこのような事情を考慮して
なされたもので、その目的は配線の一部を取付部に押付
け固定する配線押えを、必要に応じて適宜、その取付部
に室内ユニットの側面と正面のいずれの側からも固定す
ることができる空気調和機の配線固定装置を提供するこ
とにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は前記課題を解決
するために次のように構成される。
【0010】つまり本発明は、後板本体に前面パネルを
着脱自在に装着してなる空調ユニット本体の一側面内方
の取付部に、コネクタに接続された配線の一部を押し付
けて固定する空気調和機の配線固定装置において、前記
空調ユニット本体の一側面に、前記取付部をその外側方
から臨む開口を開閉自在に形成し、この取付部に、前記
空調ユニットの一側面に対してほぼ平行をなす上下一対
の長孔をそれぞれ形成し、これら長孔に、その長手方向
の前記前面パネル側から配線押えの一端を挿脱自在に挿
入して開閉自在に支持させ、この配線押えは、その閉扉
時に、前記配線の一部を前記取付部に押付け固定する突
部を内面に突設すると共に、前記空調ユニット本体の側
面側と正面側とから締付ねじにより締付固定する締付構
造をそれぞれ構成したことを特徴とする。
【0011】
【作用】コネクタに接続された配線の一部は、閉じた配
線押えの内面突部により取付部に押付けられて固定され
る。
【0012】配線押えの一端部を取付部の上下一対の長
孔に、その長手方向、つまり空調ユニットの正面方向か
ら挿入することができ、しかも、この配線押えを、その
正面および側面の締付構造により正面側および側面側の
いずれの方向から締付ねじにより取付部に締付固定する
ことができる。
【0013】したがって、本発明は、必要に応じて配線
押えを空調ユニットの正面および側面のいずれからも締
付固定できるので、空調ユニットの側方で配線押えを側
面締付構造により取付部に締付固定できるのは勿論、側
方に十分な締付作業スペースがないときには正面締付構
造により配線押えを取付部に締付固定して配線を固定す
ることができる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1〜図5に基づ
いて説明する。なお、図1〜図5中、共通する部分には
同一符号を付している。
【0015】図2は本発明の要部分解斜視図であり、図
において、例えば室内ユニット11は後板本体12の前
面に、前面パネル13を着脱自在に装着し、後板本体1
2の下部一側面の開口部に、本体ブッシング14をその
外側方へ取り外せるように着脱自在に装着している。
【0016】この本体ブッシング14の内方には電気部
品箱の取付部である電気部品ベース15をその一側面が
本体ブッシング14の内面に対向するように垂設してお
り、電気部品ベース15の図中右端部には図1、図3〜
図5に示すように室内ユニット11の前後方向に長い上
下一対の長孔16a,16bを形成し、これら両長孔1
6a,16b間には図3で示す小円柱状の側面締付ボス
17を穿設し、その先端にはねじ孔17aを穿設してい
る。
【0017】また、電気部品ベース15の上端部には上
部長孔16aの前方にて角柱状の正面締付ボス18を突
設し、その先端面にねじ孔18aを穿設している。
【0018】さらに、電気部品ベース15の図中左端部
には、図2に示すようにコネクタホルダ19の上下一対
の係止爪19a,19bを係脱自在に弾性的に係止せし
める上下一対の係止受け部20a,20bを設け、コネ
クタ21を介してコネクタホルダ19を電気部品ベース
15に取り付けることにより、コネクタ21を電気部品
ベース15側に押付け固定するようになっている。
【0019】コネクタ21は例えば図7等で示す従来の
コネクタ7とほぼ同様に構成され、内部配線22をその
一端部内に電気的に接続する一方、渡り線23内の複数
のリード線23a,23bの図示しない裸芯線を接続孔
内に挿入せしめて、内部配線22と電気的に接続してい
る。渡り線23の先端部は後板本体12の背面下部より
外方へ延出して図示しない室外ユニットと電気的に接続
される。
【0020】そして、渡り線23の先端部を電気部品ベ
ース15に押し付けて固定する配線押えのコネクタカバ
ー24は図2、図5に示すように、その右端部に丸棒状
のシャフト25をその上下端が突出するように一体に突
設し、このシャフト25の上下端部を、図4に示すよう
に前後方向に斜めにして上下一対の長孔16a,16b
内に、その長手方向、つまり室内ユニット11の正面方
向から挿入し、しかる後にコネクタカバー24を直立さ
せ、電気部品ベース15に対しシャフト25周りに開閉
自在に取り付けるようになっている。
【0021】コネクタカバー24は図5に示すように、
その内面に渡り線23内のリード線23a,23bを電
気部品ベース15の外側面に押付け固定する上下一対の
突起26a,26bを突設し、その両者の間には板厚方
向に貫通する側面ねじ挿通孔27を、側面締付ボス17
のねじ孔17aに対応させて穿設している。
【0022】また、コネクタカバー24はその左端部に
コネクタ21の右端部の外側方膨出量に対応して外方へ
ほぼ矩形状に膨出する膨出部28を形成すると共に、図
5中左端面上端部には正面締付ボス18のねじ孔18a
に対応する正面ねじ挿通孔29を穿設している。
【0023】このために、締付ねじ30aまたは30b
により、室内ユニット18の正面(前面パネル13
側)、または側面のいずれの面からコネクタカバー24
を電気部品ベース15に締付固定できる。したがって、
室内ユニット11の側面の側方に、締付ねじ30bを側
面ねじ挿通孔27内に挿通して、側面締付ボス17にド
ライバー等で締め付けるのに十分なスペースがある場合
は、本体ブッシング14を後板本体12から外した後、
前面パネル側の正面から、コネクタカバー24のシャフ
ト25を前後方向に斜めにして上下一対の長孔16a,
16b内に挿入する。しかる後、シャフト25をほぼ垂
直に立て、コネクタカバー24を電気部品ベース15側
に閉じてから、再び側方から締付ねじ30bを側面締付
ボス17に締付固定する。
【0024】これによりコネクタカバー24を電気部品
ベース15に締付固定し、コネクタカバー24の突部2
6a,26bにより渡り線23の一部を電気部品ベース
15の外側面に押付け固定できる。しかも、この側面固
定は本体ブッシング14を後板本体12から外して側面
から行なうので、その締付固定作業が簡単である。
【0025】一方、室内ユニット11の側面の側方に、
締付ねじ30bを側面ねじ挿通孔27内に挿通して、側
面締付ボス17にドライバー等で締め付けるのに十分な
スペースがない場合は、前面パネル13を後板本体12
から外した後、前面パネル側の正面から、コネクタカバ
ー24のシャフト25を前後方向に斜めにして上下一対
の長孔16a,16b内に挿入する。しかる後、シャフ
ト25をほぼ垂直に立て、コネクタカバー24を電気部
品ベース15側に閉じてから、再び正面から締付ねじ3
0aを正面締付ボス18に締付固定する。
【0026】これによっても、コネクタカバー24を電
気部品ベース15に締付固定し、コネクタカバー24の
突部26a,26bにより渡り線23の一部を電気部品
ベース15の外側面に押付け固定できる。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、配線の一
部を取付部に押付け固定する配線押えを、取付部に空調
ユニットの正面と側面の両方向から固定できるので、仮
に空調ユニットの側面側方に十分な締付作業スペースが
ない場合には、その正面から配線押えを取付部に締付固
定して、配線の一部を固定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図2の要部斜視図。
【図2】本発明に係る空気調和機の配線固定装置の一実
施例の分解斜視図。
【図3】図2で示す要部分解斜視図。
【図4】図2で示す電気部品ベースにコネクタカバーを
取り付けた状態を示す要部斜視図。
【図5】図2で示すコネクタカバーの斜視図。
【図6】従来例の一部を背面から見た斜視図。
【図7】図6で示すコネクタの縦断面図。
【図8】図6で示す一部の分解斜視図。
【符号の説明】
11 室内ユニット 12 後板本体 13 前面パネル 15 電気部品ベース(取付部) 16a,16b 上下一対の長孔 17 側面締付ボス 18 正面締付ボス 19 コネクタホルダ 21 コネクタ 22 内部配線 23 渡り線(配線) 24 コネクタカバー
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F24F 1/00 401

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 後板本体に前面パネルを着脱自在に装着
    してなる空調ユニット本体の一側面内方の取付部に、コ
    ネクタに接続された配線の一部を押し付けて固定する空
    気調和機の配線固定装置において、前記空調ユニット本
    体の一側面に、前記取付部をその外側方から臨む開口を
    開閉自在に形成し、この取付部に、前記空調ユニットの
    一側面に対してほぼ平行をなす上下一対の長孔をそれぞ
    れ形成し、これら長孔に、その長手方向の前記前面パネ
    ル側から配線押えの一端を挿脱自在に挿入して開閉自在
    に支持させ、この配線押えは、その閉扉時に、前記配線
    の一部を前記取付部に押付け固定する突部を内面に突設
    すると共に、前記空調ユニット本体の側面側と正面側と
    から締付ねじにより締付固定する締付構造をそれぞれ設
    けたことを特徴とする空気調和機の配線固定装置。
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