JP3019633B2 - 自動販売機の表示装置 - Google Patents
自動販売機の表示装置Info
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- JP3019633B2 JP3019633B2 JP4310915A JP31091592A JP3019633B2 JP 3019633 B2 JP3019633 B2 JP 3019633B2 JP 4310915 A JP4310915 A JP 4310915A JP 31091592 A JP31091592 A JP 31091592A JP 3019633 B2 JP3019633 B2 JP 3019633B2
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- Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、カップ式飲料自動販
売機や食品調理自動販売機のように、販売の都度、原料
から商品を調製して搬出する自動販売機に関し、詳しく
は商品の調製を開始してから搬出に至るまでの販売動作
の進捗状況を表示する表示装置に関する。
売機や食品調理自動販売機のように、販売の都度、原料
から商品を調製して搬出する自動販売機に関し、詳しく
は商品の調製を開始してから搬出に至るまでの販売動作
の進捗状況を表示する表示装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】販売の度に商品を調製する上記自動販売
機においては、利用者が商品選択押ボタンを押してから
商品取出口に商品が搬出されるまでに、例えば２０〜３
０秒の時間がかかる。そこで、この種の自動販売機では
待ち時間の間、販売機構が動作中であることを販売動作
の各工程に分けて、あるいは単一の表示で利用者に示す
ようにしている。例えば、焙煎されたコーヒー豆を自動
販売機内のミルで販売の都度粉砕し、この挽き豆を用い
てコーヒーを抽出するレギュラーコーヒー自動販売機で
は、表示を "スタート”, "豆挽き中", "ドリップ中"
,"出来上り" の４工程に分け、各工程を表示するラン
プの点灯を工程別に予測した時間、あるいはセンサから
の検出信号によって切り換えている。
機においては、利用者が商品選択押ボタンを押してから
商品取出口に商品が搬出されるまでに、例えば２０〜３
０秒の時間がかかる。そこで、この種の自動販売機では
待ち時間の間、販売機構が動作中であることを販売動作
の各工程に分けて、あるいは単一の表示で利用者に示す
ようにしている。例えば、焙煎されたコーヒー豆を自動
販売機内のミルで販売の都度粉砕し、この挽き豆を用い
てコーヒーを抽出するレギュラーコーヒー自動販売機で
は、表示を "スタート”, "豆挽き中", "ドリップ中"
,"出来上り" の４工程に分け、各工程を表示するラン
プの点灯を工程別に予測した時間、あるいはセンサから
の検出信号によって切り換えている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記コーヒ
ー自動販売機におけるように、販売動作に則して工程別
に進捗状況を表示する従来構成には、次のような問題が
あった。 (1) 各工程に要する時間が不揃いとなるため表示のバラ
ンスが悪い。例えば、上記コーヒー自動販売機では "ド
リップ中" の表示が異常に長く、全時間の２／３程度を
占める。 (2) 販売動作に要する実時間にばらつきがあり、工程表
示数が多くなると実際の販売動作の終了と表示とが合わ
なくなる。また、その辻褄を無理に合わせようとする
と、最終工程の表示時間が極端に長くなったり短くなっ
たりする。 一方、このような問題を避けるために単一表示とする
と、商品がいつ利用者の手元に届くのか分からないとい
う不都合が生じる。そこで、この発明は、商品選択押ボ
タンを押した後の自動販売機の販売動作の進捗状況が円
滑にかつ精度よく利用者に伝わる自動販売機の表示装置
を提供することを目的とするものである。
ー自動販売機におけるように、販売動作に則して工程別
に進捗状況を表示する従来構成には、次のような問題が
あった。 (1) 各工程に要する時間が不揃いとなるため表示のバラ
ンスが悪い。例えば、上記コーヒー自動販売機では "ド
リップ中" の表示が異常に長く、全時間の２／３程度を
占める。 (2) 販売動作に要する実時間にばらつきがあり、工程表
示数が多くなると実際の販売動作の終了と表示とが合わ
なくなる。また、その辻褄を無理に合わせようとする
と、最終工程の表示時間が極端に長くなったり短くなっ
たりする。 一方、このような問題を避けるために単一表示とする
と、商品がいつ利用者の手元に届くのか分からないとい
う不都合が生じる。そこで、この発明は、商品選択押ボ
タンを押した後の自動販売機の販売動作の進捗状況が円
滑にかつ精度よく利用者に伝わる自動販売機の表示装置
を提供することを目的とするものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】図１の機能ブロック図に
示す通り、この発明は、商品選択押ボタンが押されてか
ら商品が調製されて搬出されるまでに要する販売時間を
販売ごとに計測する計測手段と、この計測手段で計測さ
れた前記販売時間を記憶する記憶手段と、前記販売時間
の経過を段階的に表示する表示手段と、前記商品選択押
ボタンが押されたら前記表示手段を起動するとともに、
その各段階の表示を前記記憶手段に記憶された前回の販
売の前記販売時間を均等割りした時間で切り換える表示
制御手段とを設けることにより、上記目的を達成するも
のである。
示す通り、この発明は、商品選択押ボタンが押されてか
ら商品が調製されて搬出されるまでに要する販売時間を
販売ごとに計測する計測手段と、この計測手段で計測さ
れた前記販売時間を記憶する記憶手段と、前記販売時間
の経過を段階的に表示する表示手段と、前記商品選択押
ボタンが押されたら前記表示手段を起動するとともに、
その各段階の表示を前記記憶手段に記憶された前回の販
売の前記販売時間を均等割りした時間で切り換える表示
制御手段とを設けることにより、上記目的を達成するも
のである。
【０００５】
【作用】表示手段を時間経過を段階的に示すものとする
一方、実際の販売時間を販売ごとに計測して記憶し、次
回の販売の際にはこの販売時間を表示手段の段階数で均
等割りした時間で各段階の表示を切り換える。このよう
な構成によれば、各段階の表示時間は均等であるため表
示の進行が円滑となるとともに、直前の販売時間を用い
るため表示精度が高くなる。
一方、実際の販売時間を販売ごとに計測して記憶し、次
回の販売の際にはこの販売時間を表示手段の段階数で均
等割りした時間で各段階の表示を切り換える。このよう
な構成によれば、各段階の表示時間は均等であるため表
示の進行が円滑となるとともに、直前の販売時間を用い
るため表示精度が高くなる。
【０００６】
【実施例】図２はこの発明の実施例を示す制御ブロック
図、図３はその動作フローチャートである。図２におい
て、自動販売機全体を制御するＣＰＵ１は、ＲＯＭ２に
書き込まれたプログラムを順次読み出し、ＲＡＭ３に記
憶させたデータとタイマ４からの時間情報により各種の
制御を行う。ＣＰＵ１には販売用Ｉ／Ｏ５を介して販売
機構や搬出機構を駆動する販売リレー６、利用者からの
商品選択信号を入力する商品選択押ボタン７、投入され
たコインの選別・計数を行うコインメック８などが接続
され、また表示用Ｉ／Ｏ９を介して一列に配列された複
数個（ｎ個）のＬＥＤランプ１０ａからなる表示機構１
０が接続されている。
図、図３はその動作フローチャートである。図２におい
て、自動販売機全体を制御するＣＰＵ１は、ＲＯＭ２に
書き込まれたプログラムを順次読み出し、ＲＡＭ３に記
憶させたデータとタイマ４からの時間情報により各種の
制御を行う。ＣＰＵ１には販売用Ｉ／Ｏ５を介して販売
機構や搬出機構を駆動する販売リレー６、利用者からの
商品選択信号を入力する商品選択押ボタン７、投入され
たコインの選別・計数を行うコインメック８などが接続
され、また表示用Ｉ／Ｏ９を介して一列に配列された複
数個（ｎ個）のＬＥＤランプ１０ａからなる表示機構１
０が接続されている。
【０００７】そこで、図３において、販売待機状態でＣ
ＰＵ１はステップＳ１で商品価格を満たすコインがコイ
ンメック８に投入されるのを待ち、投入されたらステッ
プＳ２で商品選択押ボタン７が押されるのを待つ。そし
て、商品選択押ボタン７が押されたら、ステップＳ３で
販売リレー６を駆動して選択された商品の調製を開始さ
せる一方、ステップＳ４でタイマ４に時間のカウントを
開始させ、同時にステップＳ５で表示機構１０を起動し
てランプ１０ａを順次点灯させる。その際、後述するよ
うにして、ＲＡＭ３に記憶された前回販売の販売動作時
間（Ｔ）をランプ１０ａの個数（ｎ）で均等割した時間
（Ｔ／ｎ）ごとに点灯するランプ１０ａの数を順次増や
していく。
ＰＵ１はステップＳ１で商品価格を満たすコインがコイ
ンメック８に投入されるのを待ち、投入されたらステッ
プＳ２で商品選択押ボタン７が押されるのを待つ。そし
て、商品選択押ボタン７が押されたら、ステップＳ３で
販売リレー６を駆動して選択された商品の調製を開始さ
せる一方、ステップＳ４でタイマ４に時間のカウントを
開始させ、同時にステップＳ５で表示機構１０を起動し
てランプ１０ａを順次点灯させる。その際、後述するよ
うにして、ＲＡＭ３に記憶された前回販売の販売動作時
間（Ｔ）をランプ１０ａの個数（ｎ）で均等割した時間
（Ｔ／ｎ）ごとに点灯するランプ１０ａの数を順次増や
していく。
【０００８】次いで、ステップＳ６で図示しない検知ス
イッチにより商品が商品取出口に搬出されたかをチェッ
クし、搬出されたらステップＳ７でタイマ４による時間
カウントを停止させ、ステップＳ８でカウントされた販
売時間をＲＡＭ３に記憶させて前回販売の販売時間を更
新する。その間、ランプ１０ａはｎ個目まで全部点灯し
て商品が出来上がったことを表示するので、利用者は商
品を取り出すことができる。ランプ１０ａが全部点灯し
たら、一定時間、例えば３秒間その状態を維持した後、
ステップＳ９でランプ１０ａを全部消灯させる。最後
に、ステップＳ１０でタイマ４をリセットして待機状態
に戻る。
イッチにより商品が商品取出口に搬出されたかをチェッ
クし、搬出されたらステップＳ７でタイマ４による時間
カウントを停止させ、ステップＳ８でカウントされた販
売時間をＲＡＭ３に記憶させて前回販売の販売時間を更
新する。その間、ランプ１０ａはｎ個目まで全部点灯し
て商品が出来上がったことを表示するので、利用者は商
品を取り出すことができる。ランプ１０ａが全部点灯し
たら、一定時間、例えば３秒間その状態を維持した後、
ステップＳ９でランプ１０ａを全部消灯させる。最後
に、ステップＳ１０でタイマ４をリセットして待機状態
に戻る。
【０００９】図示構成においては、ランプ１０ａの点灯
が均等な時間ごとに増えて行き、販売動作終了と同時に
全部点灯するので、販売動作の進捗状況が一定のペース
でスムーズに把握できる。また、前回の販売時間を把握
してランプ１０ａの点灯制御を行うので、実際の販売動
作終了と表示とのずれが最小限に抑えられる。なお、図
示実施例ではランプ１０ａの点灯が増えて行く例を示し
たが、点滅するランプを販売開始から終了に向かって順
次移動させたり、液晶ディスプレイを用いて棒グラフ状
の表示を段階的に伸ばすなど種々の表示方法の採用が可
能である。
が均等な時間ごとに増えて行き、販売動作終了と同時に
全部点灯するので、販売動作の進捗状況が一定のペース
でスムーズに把握できる。また、前回の販売時間を把握
してランプ１０ａの点灯制御を行うので、実際の販売動
作終了と表示とのずれが最小限に抑えられる。なお、図
示実施例ではランプ１０ａの点灯が増えて行く例を示し
たが、点滅するランプを販売開始から終了に向かって順
次移動させたり、液晶ディスプレイを用いて棒グラフ状
の表示を段階的に伸ばすなど種々の表示方法の採用が可
能である。
【００１０】
【発明の効果】以上述べた通り、この発明によれば、前
回販売の販売時間を計測し、これを均等割りした時間で
販売時間の経過を段階的に表示することにより、販売動
作における各工程間の時間の不揃いに関係なく一定のペ
ースで表示が変化して見るものに安心感を与えるととも
に、直前の販売時間をベースにして制御を行うので表示
精度が高く、実際の販売動作の終了と表示との一致性が
高くなる。
回販売の販売時間を計測し、これを均等割りした時間で
販売時間の経過を段階的に表示することにより、販売動
作における各工程間の時間の不揃いに関係なく一定のペ
ースで表示が変化して見るものに安心感を与えるととも
に、直前の販売時間をベースにして制御を行うので表示
精度が高く、実際の販売動作の終了と表示との一致性が
高くなる。
【図１】この発明の構成を示す機能ブロック図である。
【図２】この発明の実施例を示す制御ブロック図であ
る。
る。
【図３】図２の装置の制御動作を示すフローチャートで
ある。
ある。
【符号の説明】 １ ＣＰＵ ２ ＲＯＭ ３ ＲＡＭ ４ タイマ ５ 販売用Ｉ／Ｏ ６ 販売リレー ７ 商品選択押ボタン ８ コインメック ９ 表示用Ｉ／Ｏ １０ 表示機構 １０ａ ＬＥＤランプ
Claims (1)
- 【請求項１】商品選択押ボタンが押されると指定された
商品を調製して商品取出口に搬出する自動販売機におい
て、 商品選択押ボタンが押されてから商品が調製されて搬出
されるまでに要する販売時間を販売ごとに計測する計測
手段と、 この計測手段で計測された前記販売時間を記憶する記憶
手段と、 前記販売時間の経過を段階的に表示する表示手段と、 前記商品選択押ボタンが押されたら前記表示手段を起動
するとともに、その各段階の表示を前記記憶手段に記憶
された前回販売の前記販売時間を均等割りした時間で切
り換える表示制御手段とを設けたことを特徴とする自動
販売機の表示装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4310915A JP3019633B2 (ja) | 1992-10-26 | 1992-10-26 | 自動販売機の表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4310915A JP3019633B2 (ja) | 1992-10-26 | 1992-10-26 | 自動販売機の表示装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06139444A JPH06139444A (ja) | 1994-05-20 |
| JP3019633B2 true JP3019633B2 (ja) | 2000-03-13 |
Family
ID=18010917
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4310915A Expired - Fee Related JP3019633B2 (ja) | 1992-10-26 | 1992-10-26 | 自動販売機の表示装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3019633B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| AU2003237250A1 (en) * | 2002-05-24 | 2003-12-12 | Baxter Healthcare S.A. | Electrical systems, methods and apparatuses for an automated dialysis machine |
| JP2006277480A (ja) * | 2005-03-30 | 2006-10-12 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 自動販売機の制御装置 |
| JP2008269200A (ja) * | 2007-04-19 | 2008-11-06 | Fuji Electric Retail Systems Co Ltd | カップ式飲料自動販売機 |
| JP2013101723A (ja) * | 2013-03-08 | 2013-05-23 | Fuji Electric Co Ltd | カップ式飲料自動販売機 |
-
1992
- 1992-10-26 JP JP4310915A patent/JP3019633B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH06139444A (ja) | 1994-05-20 |
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