JP3019357U - ケーブルラック用ボックス固定金具 - Google Patents
ケーブルラック用ボックス固定金具Info
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- JP3019357U JP3019357U JP1995006826U JP682695U JP3019357U JP 3019357 U JP3019357 U JP 3019357U JP 1995006826 U JP1995006826 U JP 1995006826U JP 682695 U JP682695 U JP 682695U JP 3019357 U JP3019357 U JP 3019357U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- box
- reinforcing rib
- fixing
- bent
- cable rack
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Abstract
(57)【要約】
【構成】上部補強リブQ1の外側に当接し、ケーブルラ
ックPの内側方向へ屈曲した係止片1Aから立設する支
持片1BにボックスBを支持固定する長孔1Cを設けた
支持体1を設ける。親桁Q上部の断面略U字状に屈曲さ
れた上部補強リブQ1の内側に当接し、上部補強リブQ
1の上方に屈曲延長される固定体2を設ける。固定体2
と支持体1とは、親桁Qの外側面方向からネジ止めする
止着ネジ3にて連結する。 【効果】高所での取り付け作業が容易になる。各照明器
具に最適な位置での取り付けが可能である。取り付け後
の見栄えが良好になる。
ックPの内側方向へ屈曲した係止片1Aから立設する支
持片1BにボックスBを支持固定する長孔1Cを設けた
支持体1を設ける。親桁Q上部の断面略U字状に屈曲さ
れた上部補強リブQ1の内側に当接し、上部補強リブQ
1の上方に屈曲延長される固定体2を設ける。固定体2
と支持体1とは、親桁Qの外側面方向からネジ止めする
止着ネジ3にて連結する。 【効果】高所での取り付け作業が容易になる。各照明器
具に最適な位置での取り付けが可能である。取り付け後
の見栄えが良好になる。
Description
【0001】
この考案は、主にケーブルラックの親桁にボックスを直接取り付けることができ るケーブルラック用ボックス固定金具に関する。
【0002】
駅のホーム等で、ケーブルラックの子桁に照明器具を直接吊り下げるケースが 増えている。この場合、一台の照明器具に対して1個ずつのボックスが必要にな る。そこで、従来では、ケーブルラックを吊り下げる吊りボルトの吊り金具を利 用してボックスを装着していた。
【0003】
ところが、ケーブルラックを吊り下げる吊り金具を利用する場合は、吊りボル トの位置をケーブルラックに合わせて設定してあるから、個々の照明器具に利用 するには不適当であった。また、ボックスの開口部がケーブルラックの親桁内側 面に向けて装着されるので、ボックス取付後の配線位置は、ケーブルラックの内 側で行う必要があり配線し難いものであった。更に、ボックスを固定するネジ類 がケーブルラックの下から見えてしまうので、取り付け状態の見栄えが悪くなる 不都合もある。
【0004】 そこでこの考案は、上述の課題を解消すべく案出されたもので、高所での取り 付け作業が容易になり、各照明器具に最適な位置での取り付けが可能で、しかも 、取り付け後の見栄えも良好なケーブルラック用ボックス固定金具の提供を目的 とする。
【0005】
上述の目的を達成すべくこの考案の第1の手段は、ケーブルラックPの親桁Q 上部にボックスBを連結する固定金具であって、親桁Q上部の断面略U字状に屈 曲された上部補強リブQ1の内側に当接し、上部補強リブQ1の上方に屈曲延長 される固定体2と、上部補強リブQ1の外側に当接し、ケーブルラックPの内側 方向へ屈曲した係止片1Aから立設する支持片1BにボックスBを支持固定する 長孔1Cを設けた支持体1とから成り、固定体2と支持体1とは、親桁Qの外側 面方向からネジ止めする止着ネジ3にて連結されることにある。
【0006】 また、第2の手段は、ケーブルラックPの親桁Q上部にボックスを連結する固 定金具であって、親桁上部の断面略U字状に屈曲された上部補強リブBの内側に 当接し、上部補強リブQ1の上方に屈曲延長される固定体2と、上部補強リブQ 1の外側に重合し、ケーブルラックPの内側方向へ屈曲した係止片1Aから立設 する支持片1BにボックスBを支持固定する長孔1Cを設けた支持体1とから成 り、固定体2と支持体1とは帯状板にて一体に形成され、親桁Qの外側面方向か ら係止片1Aと上部補強リブQ1との重合部分にネジ止めする止着ネジ3にて固 定体2と上部補強リブQ1とを圧着固定したことにある。
【0007】 更に第3の手段は、ケーブルラックPの親桁Q上部にボックスBを連結する固 定金具であって、親桁Q下部の断面略U字状に屈曲された下部補強リブQ2に係 止する係止部2Aから親桁Qの内側上方に延長される固定体2と、上部補強リブ Q1の外側に係止し、ケーブルラックPの内側方向へ屈曲した係止片1Aから立 設する支持片1BにボックスBを支持固定する長孔1Cを設けた支持体1とから 成り、固定体2と支持体1とは親桁Q外側面方向に傾斜した係止片1Aの下部か らネジ止めする止着ネジ3にて連結されることを課題解消のための手段とする。
【0008】
すなわちこの考案の第1の手段によると、固定体2が親桁Qの上部補強リブQ 1内側に当接した状態で、この上部補強リブQ1外側に係止片1Aを当接した支 持体1と固定体2とが止着ネジ3で連結される。そして、ケーブルラックPの内 側上方において、支持片1Bの長孔1CにボックスBが装着される。
【0009】 また、第2の手段は、一体に形成された固定体2と支持体1とにより、親桁Q の上部補強リブQ1に係止し、支持体1の係止片1Aに親桁Q外側面方向から止 着ネジ3をねじ込むことで、上部補強リブQ1の内側に固定体2が圧着されて支 持体1と固定体2とが上部補強リブQ1に固定される。そして、ケーブルラック Pの内側上方において、支持片1Bの長孔1CにボックスBが装着される。
【0010】 更に、第3の手段は、親桁Qの下部補強リブQ2に係止した固定体2と、親桁 Qの上部補強リブQ1に係止した支持体1とが止着ネジ3にて連結される。この とき、止着ネジ3は、親桁Q外側面方向に傾斜した係止片1Aの上部からネジ止 めされる。そして、ケーブルラックPの内側上方において、支持片1Bの長孔1 CにボックスBが装着されるものである。
【0011】
以下、図面を参照して、この考案の実施例を詳細に説明する。
【0012】 この考案固定金具は、ケーブルラックPの親桁Q上部にボックスBを固定する ものである。そこで、親桁Q上部の断面略U字状に屈曲された上部補強リブQ1 にネジ止めする支持体1と固定体2とを設ける。
【0013】 図示の支持体1は、屈曲された帯板状を成している。すなわち支持体1は、上 部補強リブQ1の外側に当接し、ケーブルラックPの内側方向へ屈曲した係止片 1Aと、この係止片1Aから立設する支持片1Bとから成る。そして、この支持 片1Bの長手方向に沿ってボックスBを支持固定する長孔1Cを設ている。
【0014】 固定体2は、親桁Qの内側に配され、親桁Qの外側に当接する支持体1の係止 片1Aと、この固定体2とで親桁Qを挟着するものである。
【0015】 図1に示す固定体2は、親桁Q上部の断面略U字状に屈曲された上部補強リブ Q1の内側に当接する。そのため、上部補強リブQ1の内側に当接する略L字状 の係止部2Aの端部から、親桁Q上方に略U字状に屈曲して上部補強リブQ1の 上面に接する固定片2Bを設けてある。そして、上部補強リブQ1の上部におい て、係止片1Aと固定片2Bとを止着ネジ3でネジ止めしている。
【0016】 図2に示す固定体2は、帯状板にて支持体1と一体に形成されている。更に、 上部補強リブBの内側に当接する係止部2Aから、上部補強リブQ1の上方に屈 曲延長される固定片2Bの上端部が支持体1の係止片1Aと一体になるように形 成されている。そして、上部補強リブQ1の外側面に係止した係止片1Aにネジ 止めする止着ネジ3にて固定体2と上部補強リブQ1とを圧着固定する。
【0017】 図3に示す固定体2は、親桁Q下部の断面略U字状に屈曲された下部補強リブ Q2に係止する係止部2Aを形成している。そして、この係止部2Aから親桁の 内側上方に延長される固定片2Bの上端部を係止片1Aの下面に重合し、これら 重合した係止片1Aと固定片2Bとを止着ネジ3にて連結している。このとき、 重合した係止片1Aと固定片2Bとは、親桁Q外側面方向に傾斜しており、親桁 Q外側面からのネジ止め作業を容易ならしめている。
【0018】 ボックスBは、支持体1によって、ケーブルラックPの内側に位置するもので 、このボックスBに配線したケーブルが下から見えないようにしている。また、 ボックスBの開口面が親桁Qの外側面方向を向くように設置される。
【0019】
この考案は、上述の如く構成したことにより、当初の目的を達成する。
【0020】 すなわち、支持体1と固定体2とを一本の止着ネジ3にて連結できるから、高 所での作業性が良好になる。また、固定体2は、親桁Qの内側に位置するので、 ケーブルラックP内部に配線したケーブルを痛める虞がない。更に、支持体1の 長孔1CにボックスBを支持するので、多くのタイプのボックスBに適用する。
【0021】 請求項1、2によると、この考案固定金具を親桁Qの上部補強リブQ1に装着 できるから、ケーブルラックP内部のケーブルに全く影響を与えずにボックスB を装着できる。しかも、ケーブルラックPの外側面からネジ込む1本の止着ネジ 3にて固定できるから、高所での作業性が極めて良好であり、各照明器具Sに最 適な任意の位置に装着することもできる。更に、ボックスBは、ケーブルラック Pの内側に配設されるので、取り付け後の見栄えも良好である。
【0022】 また、請求項1によると、上部補強リブQ1の内側に装着した固定体2と、上 部補強リブQ1の外側に係止した係止片1Aとで上部補強リブQ1を強固に挟み 付ける構成を成すから、極めて強固な固定力が得られる。
【0023】 請求項2は、支持体1と固定体2とが一体に形成されているので、コンパクト な持ち運びができ、高所での作業性能を更に高めることができる。
【0024】 請求項3は、この考案固定金具を親桁Qの上部補強リブQ1と下部補強リブQ 2とを利用した強固な装着ができる。更に、止着ネジ3にて連結する支持体1と 固定体2との連結部分が、親桁Qの外側に向けて傾斜しているから、止着ネジ3 による固定作業も容易に行える。
【0025】 このようにこの考案によると、高所での取り付け作業が容易になり、各照明器 具に最適な位置での取り付けが可能で、しかも、取り付け後の見栄えも良好にな るなどといった実用上有益な種々の効果を奏する。
【図1】この考案の一実施例を示す分解斜視図。
【図2】この考案の他の実施例を示す斜視図。
【図3】この考案の他の実施例を示す分解斜視図。
B ボックス P ケーブルラック Q 親桁 Q1 上部補強リブ Q2 下部補強リブ S 照明器具 1 支持体 1A 係止片 1B 支持片 1C 長孔 2 固定体 2A 係止部 2B 固定片 3 止着ネジ
Claims (3)
- 【請求項1】 ケーブルラックの親桁上部にボックスを
連結する固定金具であって、親桁上部の断面略U字状に
屈曲された上部補強リブの内側に当接し、補強リブの上
方に屈曲延長される固定体と、上部補強リブの外側に当
接し、ケーブルラックの内側方向へ屈曲した係止片から
立設する支持片にボックスを支持固定する長孔を設けた
支持体とから成り、固定体と支持体とは、親桁の外側面
方向からネジ止めする止着ネジにて連結されることを特
徴とするケーブルラック用ボックス固定金具。 - 【請求項2】 ケーブルラックの親桁上部にボックスを
連結する固定金具であって、親桁上部の断面略U字状に
屈曲された上部補強リブの内側に当接し、補強リブの上
方に屈曲延長される固定体と、上部補強リブの外側に重
合し、ケーブルラックの内側方向へ屈曲した係止片から
立設する支持片にボックスを支持固定する長孔を設けた
支持体とから成り、固定体と支持体とは帯状板にて一体
に形成され、親桁の外側面方向から係止片と上部補強リ
ブとの重合部分にネジ止めする止着ネジにて固定体と上
部補強リブとを圧着固定したことを特徴とするケーブル
ラック用ボックス固定金具。 - 【請求項3】 ケーブルラックの親桁上部にボックスを
連結する固定金具であって、親桁下部の断面略U字状に
屈曲された下部補強リブに係止する係止部から親桁の内
側上方に延長される固定体と、上部補強リブの外側に係
止し、ケーブルラックの内側方向へ屈曲した係止片から
立設する支持片にボックスを支持固定する長孔を設けた
支持体とから成り、固定体と支持体とは親桁外側面方向
に傾斜した係止片の上部からネジ止めする止着ネジにて
連結されることを特徴とするケーブルラック用ボックス
固定金具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1995006826U JP3019357U (ja) | 1995-06-13 | 1995-06-13 | ケーブルラック用ボックス固定金具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1995006826U JP3019357U (ja) | 1995-06-13 | 1995-06-13 | ケーブルラック用ボックス固定金具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3019357U true JP3019357U (ja) | 1995-12-12 |
Family
ID=43154773
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1995006826U Expired - Lifetime JP3019357U (ja) | 1995-06-13 | 1995-06-13 | ケーブルラック用ボックス固定金具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3019357U (ja) |
-
1995
- 1995-06-13 JP JP1995006826U patent/JP3019357U/ja not_active Expired - Lifetime
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