JPH116262A - パネル構造体の固定装置 - Google Patents

パネル構造体の固定装置

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JPH116262A
JPH116262A JP9156477A JP15647797A JPH116262A JP H116262 A JPH116262 A JP H116262A JP 9156477 A JP9156477 A JP 9156477A JP 15647797 A JP15647797 A JP 15647797A JP H116262 A JPH116262 A JP H116262A
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昭彦 小林
Yukio Shinoda
幸雄 篠田
Masayuki Nakamura
真之 中村
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    • F24S25/30Arrangement of stationary mountings or supports for solar heat collector modules using elongate rigid mounting elements extending substantially along the supporting surface, e.g. for covering buildings with solar heat collectors
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 内部に電気配線を収めることができる利点を
持つ端面形状がC型の架台と固定金具を使ったパネル構
造体の固定装置の固定金具の誤挿入を回避し作業性の良
いものに改善する。 【解決手段】 上面の中央が開放した断面形状がC型の
架台2の上面である受け面5の背面に近接する位置に受
け面5に対向し、受け面5の背面との間に固定金具3の
フランジ14の挿通を許容する案内部10を形成する一
連の張出し11を形成し、その架台2の開放した長手方
向の端面には固定金具3の各フランジ14が案内部10
以外の位置に挿通されることを妨害する誤挿入防止構造
16を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、太陽光発電に使う
ソーラーモジュール等の平板態のパネル構造体を固定す
るための固定装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】平板態のパネル構造体である例えば太陽
光発電に使うソーラーモジュールを、例えば屋根上に設
置する場合、従来から屋根上に架台を設置し、この架台
上に複数枚のソーラーモジュールを並べて固定手段によ
り固定し、ソーラーモジュールの集合体を構成してい
る。架台は、その殆どがアルミの押出し成形材により構
成され、垂木状の瓦棒が屋根の傾斜に沿って平行に並ん
だ金属瓦棒葺き等の屋根構造の場合には、実開昭60―
54048号公報に示されているような構造のものが、
石綿瓦葺き等の屋根構造の場合には、特開平7―202
242号公報や特開平8―296796号公報に示され
ているような構造のものが用いられてきた。
【0003】特開平7―202242号公報に示されて
いる構造の架台は、図17に示すような構造であり、金
属瓦棒葺き等の屋根構造にも、石綿瓦葺き等の屋根構造
にも取付けることができる。この架台30は、端面形状
が上面の中央に開放部31を持つC型の角筒形状をした
長尺の桟材で構成され、その開放部31の両側にソーラ
ーモジュール32の枠部を受ける受け面33が形成され
ている。架台30自体は、図17に示すように架台30
の下面に貫通孔34を開け、この貫通孔34を使って屋
根構造の瓦棒や垂木等の下地にボルト・ナット35等に
より締結するか、木ねじを直接架台30の下面から下地
にねじ込んで固定するかしている。
【0004】固定された架台30へのソーラーモジュー
ル32の固定は、押え部材36と固定金具37とボルト
38とからなる固定手段により行なわれる。即ち、押え
部材36にボルト38を通し、ボルト38の先側に架台
30に対する固定機能を果たす固定金具37をねじ嵌め
して、架台30の開放部31から固定金具37を架台3
0の内部に挿入し、押え部材36をソーラーモジュール
32の側部の掛止部に被着させてボルト38を締込むこ
とにより固定する。ボルト38の締め増しとともに架台
30の内壁に端が当接し、回転の規制された固定金具3
7は、ボルト38の軸上を上方に移動していき、受け面
33の背面に当接して受け面33上にソーラーモジュー
ル32が固定される。
【0005】このようなC型断面の架台30には、上面
の開放部31がソーラーモジュール32の固定に使う押
え部材36により閉止され、実開昭60―54048号
公報や、特開平8―296796号公報に示されている
架台と異なり架台30内部に電気配線を収めることがで
きる利点があるが、ボルト38の締め込み時には押え部
材36により覆われボルト38の先側の固定金具37の
様子が見えない。このため、架台30の内部に電気配線
がされているような場合には、固定金具37が配線を引
っ掛けていても分らず、配線を引っ掛けたまま固定さ
れ、配線を損傷してしまうようなことも起きる。
【0006】そこで、図18に示すようにC型断面の架
台30に、その開放した端面から二面の対向する脚の一
端側が固定面で結合し、その両脚の自由端側に外方へ張
出すフランジ39を有する固定金具37を、その各フラ
ンジ39が架台30の両受け面33の背面に対向し、そ
の固定面と各脚の大半が架台30の開放部31から突出
するように挿通し、この固定金具37の固定面に押え部
材36側からボルト38をねじ嵌めするパネル構造体の
固定装置が開発されている。架台30の各受け面33の
背面に近接する位置には、各受け面33に対向し、受け
面33の背面との間に固定金具37の各フランジ39の
挿通を許容する案内部40を形成する一連の張出し41
が形成されている。この改良型の固定装置は固定金具3
7を架台30の端面からフランジ39を案内部40に通
して所定位置に移動させて使用するものであり、架台3
0内を固定金具37が上下方向に動かないため、電気配
線が架台30の内部に配線されていても固定金具37に
引っ掛かったりすることはない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記した断面C型の架
台30による従来の改良型のパネル構造体の固定装置に
おいては、図19に示すように固定金具37のフランジ
39の片方のみが案内部40に係合し、他方のフランジ
39は張出し41の下に外れているような正規でない誤
った挿入状態になることがあり、一つでも誤った挿入状
態のものがあれば、それより端面側に位置する全ての固
定金具37を外し、固定金具37の挿入作業をやり直さ
なければならず、作業性が著しく損なわれるといった問
題点がある。上述のような固定金具37の誤挿入は、フ
ランジ39を挿通する案内部40である隙間を極めて狭
くすれば回避できるものの、案内部40が狭いとフラン
ジ39を挿通し辛くなるばかりでなく、押出し成形によ
り案内部40を形出する際の金型の当該部が細くなり、
十分な金型強度が得られないので得策ではない。
【0008】また、このパネル構造体の固定装置では、
固定金具37にボルト38を挿通して締め込むが、押え
部材36で固定金具37が隠れるため、ボルト38の挿
通がし難いといった問題点や、架台30の上面の中央が
開放しているため、積雪等による大きな荷重に対して十
分な強度が得がたいといった問題点もある。
【0009】本発明は上記した従来の問題点を解消する
ためになされたものであり、その課題とするところは、
請求項1から請求項7までに記載の各発明にあっては、
内部に電気配線を収めることができる利点を持つ端面形
状がC型の架台と固定金具を使ったパネル構造体の固定
装置の固定金具の誤挿入を回避し作業性の良いものに改
善することであり、請求項8の発明にあっては、端面形
状がC型の架台と固定金具を使ったパネル構造体の固定
装置の強度アップを推進することであり、請求項9に記
載の発明にあっては、端面形状がC型の架台と固定金具
を使ったパネル構造体の固定装置における固定金具の強
度と操作性を改善することであり、請求項10に記載の
発明にあっては、端面形状がC型の架台と固定金具を使
ったパネル構造体の固定装置の固定作業の平易化を推進
することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記課題を達成するため
に請求項1の発明は、上面の中央に開放部を持ち、開放
部の両側に平板態のパネル構造体における底面の外縁を
受ける受け面を備えた長手方向の端面が開放した断面形
状が略C型の架台に、その開放した端面から二面の対向
する脚の一端側が固定面で結合し、その両脚の自由端側
に外方へ張出すフランジを有する固定金具を、各フラン
ジが架台の両受け面の背面に対向し、その固定面と各脚
の大半が架台の開放部から突出するように挿通し、固定
金具の固定面に対向する押え部材を設けて両者間をねじ
締結して、架台の受け面と押え部材とによりパネル構造
体を挟持状態に固定するパネル構造体の固定装置に対し
て、その架台の各受け面の背面に近接する位置に各受け
面に対向し、受け面の背面との間に固定金具の各フラン
ジの挿通を許容する案内部を形成する一連の張出しを形
成するとともに、架台の開放した端面には固定金具の各
フランジが案内部以外の位置に挿通されることを妨害す
る誤挿入防止構造を設ける手段を採用する。
【0011】前記課題を達成するために請求項2の発明
は、請求項1に係る前記手段における誤挿入防止構造
を、張出しの張り出し長さと、案内部の高さとの関係に
より片側のフランジのみが案内部に係合する傾いた固定
金具の姿勢では他方のフランジが他方の張出しの端面に
当り、案内部へは挿入できない構成とする手段を採用す
る。
【0012】前記課題を達成するために請求項3の発明
は、請求項1に係る前記手段における誤挿入防止構造
を、開放した端面側の各張出しの端部をそれぞれ案内部
の端が端面に向って拡開するように折曲げて構成する手
段を採用する。
【0013】前記課題を達成するために請求項4の発明
は、請求項1に係る前記手段における誤挿入防止構造
を、各張出しの内側の自由端側をそれぞれの案内部の内
側部分が内側に向って拡開するように曲げ成形して構成
する手段を採用する。
【0014】前記課題を達成するために請求項5の発明
は、請求項1に係る前記手段における誤挿入防止構造
を、開放した端面の各張出しと架台の下面とに差渡し固
定された封止板で構成する手段を採用する。
【0015】前記課題を達成するために請求項6の発明
は、上面の中央に開放部を持ち、開放部の両側に平板態
のパネル構造体における底面の外縁を受ける受け面を備
えた長手方向の端面が開放した断面形状が略C型の架台
に、開放した端面から二面の対向する脚の一端側が固定
面で結合し、両脚の自由端側に外方へ張出すフランジを
有する固定金具を、各フランジが架台の両受け面の背面
に対向し、固定面と各脚の大半が架台の開放部から突出
するように挿通し、固定金具の固定面に対向する押え部
材を設けて両者間をねじ締結して、架台の受け面と押え
部材とによりパネル構造体を挟持状態に固定するパネル
構造体の固定装置に対して、その架台の受け面の片方の
背面に近接する位置に受け面に対向し、受け面の背面と
の間に固定金具の片方のフランジの挿通を許容する案内
部を形成する一連の張出しを形成する手段を採用する。
【0016】前記課題を達成するために請求項7の発明
は、上面の中央に開放部を持ち、開放部の両側に平板態
のパネル構造体における底面の外縁を受ける受け面を備
えた長手方向の端面が開放した断面形状が略C型の架台
に、開放した端面から二面の対向する脚の一端側が固定
面で結合し、両脚の自由端側に外方へ張出すフランジを
有する固定金具を、各フランジが架台の両受け面の背面
に対向し、固定面と各脚の大半が架台の開放部から突出
するように挿通し、固定金具の固定面に対向する押え部
材を設けて両者間をねじ締結して、架台の受け面と押え
部材とによりパネル構造体を挟持状態に固定するパネル
構造体の固定装置に対して、その固定金具の各フランジ
の自由端側を下側に曲げて各フランジの端面形状をそれ
ぞれアングル状に構成し、架台の各受け面の背面側に各
受け面に対向し、受け面の背面との間に固定金具の各フ
ランジの挿通を許容するアングル状の案内部を形成する
一連の張出しを形成する手段を採用する。
【0017】前記課題を達成するために請求項8の発明
は、上面の中央に開放部を持ち、開放部の両側に平板態
のパネル構造体における底面の外縁を受ける受け面を備
えた長手方向の端面が開放した断面形状が略C型の架台
に、開放した端面から二面の対向する脚の一端側が固定
面で結合し、両脚の自由端側に外方へ張出すフランジを
有する固定金具を、各フランジが架台の両受け面の背面
に対向し、固定面と各脚の大半が架台の開放部から突出
するように挿通し、固定金具の固定面に対向する押え部
材を設けて両者間をねじ締結して、架台の受け面と押え
部材とによりパネル構造体を挟持状態に固定するパネル
構造体の固定装置に対して、その架台の各受け面の背面
側に各受け面に対向し、受け面の背面との間に固定金具
の各フランジの挿通を許容する案内部を形成する一連の
張出しを形成し、この張出し上に張出しを跨ぐように補
強板を挿入する手段を採用する。
【0018】前記課題を達成するために請求項9の発明
は、上面の中央に開放部を持ち、開放部の両側に平板態
のパネル構造体における底面の外縁を受ける受け面を備
えた長手方向の端面が開放した断面形状が略C型の架台
に、開放した端面から二面の対向する脚の一端側が固定
面で結合し、両脚の自由端側に外方へ張出すフランジを
有する固定金具を、各フランジが架台の両受け面の背面
に対向し、固定面と各脚の大半が架台の開放部から突出
するように挿通し、固定金具の固定面に対向する押え部
材を設けて両者間をねじ締結して、架台の受け面と押え
部材とによりパネル構造体を挟持状態に固定するパネル
構造体の固定装置に対して、その固定金具にフランジ間
にわたり背面に突出するリブを形成し、架台の各受け面
の背面側にその各受け面に対向し、受け面の背面との間
に固定金具の各フランジの挿通を許容する案内部を形成
する一連の張出しを形成する手段を採用する。
【0019】前記課題を達成するために請求項10の発
明は、上面の中央に開放部を持ち、開放部の両側に平板
態のパネル構造体における底面の外縁を受ける受け面を
備えた長手方向の端面が開放した断面形状が略C型の架
台に、開放した端面から二面の対向する脚の一端側が固
定面で結合し、両脚の自由端側に外方へ張出すフランジ
を有する固定金具を、各フランジが架台の両受け面の背
面に対向し、固定面と各脚の大半が架台の開放部から突
出するように挿通し、固定金具の固定面に対向する押え
部材を設けて両者間をねじ締結して、架台の受け面と押
え部材とによりパネル構造体を挟持状態に固定するパネ
ル構造体の固定装置に対して、その固定金具の固定面に
ねじ締結するためのねじ棒を立設し、このねじ棒端から
のナット締めにより、押え部材を締結するように構成
し、架台の各受け面の背面側にその各受け面に対向し、
受け面の背面との間に固定金具の各フランジの挿通を許
容する案内部を形成する一連の張出しを形成する手段を
採用する。
【0020】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態を図面に
基づいて説明する。 実施の形態1.図1〜図13はこの実施の形態1のパネ
ル構造体の固定装置を示したものである。この固定装置
は、太陽光発電に使用するソーラーモジュール等の平板
態のパネル構造体1を屋根上等に設置する際に適用する
ものであり、固定ベースとなる架台2と、この架台2に
パネル構造体1を固定するための固定金具3とを中核と
して構成されている。架台2は、図2に示すように断面
形状(端面形状でもある)が上面の中央に開放部4を持
つC型の角筒形状をした長尺のアルミの押出し成形材よ
り構成され、両端面は開放している。架台2の開放部4
により分断された上面は、パネル構造体1における外枠
の底面を受ける二面の受け面5として構成され、これら
の受け面5の開放部4側端にはパネル構造体1の側面に
当接してこれを支持する立上り6が形成されている。こ
の各受け面5を支持する対向する二面の高さ面7は平坦
な下面8によって連結している。この両高さ面7の下端
にはそれぞれ長手方向に連続する取付構造としてのフラ
ンジ9が一体に成形されている。各フランジ9は下面8
を外方へ延長する形態に形成され、その肉厚は下面8の
中央部分とともに他の部分より厚肉になっている。
【0021】架台2の各受け面5の背面に近接する位置
には、その各受け面5に対向し、受け面5の背面との間
に固定金具3を装着するための溝状の案内部10を形成
する一連の張出し11が高さ面7の内面から内向きに張
り出している。固定金具3は、二面の対向する脚12の
一端側が上面となる固定面13で結合し、その両脚12
の自由端側に外方へ張出すフランジ14を有する凸型形
状の金具であり、その各フランジ14を架台2の開放し
た端面から各案内部10に挿通し、その固定面13と各
脚12の大半が架台2の開放部4から突出するように架
台2に装着される。固定金具3の固定面13の背面中央
には上側からのねじ込みが可能にナット15が固着され
ている。固定金具3の各フランジ14を挿通する案内部
10である隙間の間隔は、フランジ14を挿通し易くす
るためと、押出し成形の金型の当該部の金型強度を保持
するためにフランジ14の肉厚より大きく設定されてい
る。
【0022】固定金具3は架台2の開放した端部から必
要個数を順次挿入して、それぞれ所定の箇所においてパ
ネル構造体1の固定に供されるが、固定金具3のフラン
ジ14の片方のみが片側の案内部10に係合し、他方の
フランジ14は張出し11の下に外れてしまっているよ
うな正規でない誤った挿入状態になることがあり、この
実施の形態の架台2はこれを防ぐべく、その開放した端
面に固定金具3の各フランジ14が案内部10以外の位
置に挿通されることを妨害する誤挿入防止構造16が設
けられている。
【0023】誤挿入防止構造16は、構成が簡単で誤挿
入を防止する効果があがればよく、種々の形態を採るこ
とができる。その中で有効性の高い誤挿入防止構造16
としては、図2に示すように、張出し11の張り出し長
さを長くして、案内部10の高さとの関係により固定金
具3の片側のフランジ14のみが案内部10に係合する
ような傾いた固定金具3の姿勢では、他方のフランジ1
4が他方の張出し11の端面に当り、案内部10へは挿
入できない構成とすることである(図3参照)。この誤
挿入防止構造16は、端的には両張出し11を結合させ
隔壁とした構成と同様の誤挿入防止機能を果たす。ただ
し、架台2の内部に電気配線をすることが可能であるこ
とを前提としているため、隔壁で上下を離隔してしまう
と、上面の開放部4を使って手際よく電気配線をするこ
とができなくなるので、隔壁によるものは誤挿入防止構
造16としては除外する。
【0024】誤挿入防止構造16は、この他にも図4に
示すように架台2の開放した端面側の各張出し11の端
部をそれぞれ案内部10の端が端面に向って拡開するよ
うに折曲げ、曲部17を設けた構成とすることもでき
る。曲部17自体は押出し成形では成形できないので後
加工により形成することになるが、曲部17の形成は困
難な加工ではなく現場において加工することもできる。
この誤挿入防止構造16は、固定金具3のフランジ14
が案内部10以外の箇所に挿入されることを妨害すると
いうより、固定金具3のフランジ14を正規の位置であ
る案内部10に曲部17により案内して誤挿入を防止す
る機能を果たすものである。従って、固定金具3の誤挿
入防止機能とともにその架台2への挿入をし易くする効
果も奏する。
【0025】誤挿入防止構造16は、この他にも図5に
示すように架台2の各張出し11の内側の自由端18側
をそれぞれの案内部10の内側部分が内側に向って拡開
するように曲げ成形した構成とすることもできる。固定
金具3を傾いた姿勢で架台2の端面から挿通しようとし
ても、張出し11の曲げられた自由端18側の端面に固
定金具3のフランジ14が当ることになり、固定金具3
の挿入は妨害され、誤挿入を防止する機能を果たすこと
になる。この誤挿入防止構造16には、押出し成形が可
能であることの他に、金型の両案内部10を形出する部
分の基部が必然的に厚肉になるため十分な金型強度が得
られ、生産性も向上する利点がある。
【0026】誤挿入防止構造16は、さらにこの他にも
図6に示すように架台2の開放した端面の各張出し11
と架台2の下面8とに差渡し固定する封止板19により
構成することもできる。この誤挿入防止構造16では、
封止板19により張出し11の下側の空間が固定金具3
のフランジ14間の寸法より狭くなるので、固定金具3
の挿入可能箇所は案内部10のみとなり、固定金具3の
誤挿入を防止する機能を果たすことになる。封止板19
は金属板でも簡易なプラスチック板でもよく、架台2に
対する固定も簡易な手段で十分である。
【0027】上述した封止板19による誤挿入防止構造
16の誤挿入を防止する機能は、架台2の断面形状に工
夫を講じることによっても得ることができる。即ち、図
7,8に示すように案内部10に対応する箇所と下面8
の幅が広く、高さ面7の中間部が固定金具3のフランジ
14間の寸法より小寸法に凹状20に凹んだ断面形状の
架台2とすれば、封止板19による誤挿入防止構造16
と同様の誤挿入を防止する機能が得られる。
【0028】また、さらに他の誤挿入防止構造16とし
ては、図9,10に示すような構成のものも適用するこ
とができる。即ち、架台2をその張出し11が片方だけ
の構成とするものである。この構成によれば片方の案内
部10にしっかりと固定金具3のフランジ14を挿入し
ないと、スライド移動させる際に固定金具3は架台2の
内部の空間に落下してしまうため、誤挿入の防止が可能
となる。張出し11の内側の自由端18を曲げた図10
のものは、案内部10にしっかりと固定金具3のフラン
ジ14を挿入させる機能と、金型強度を高くできる利点
がある。
【0029】これらの他にも、固定金具3の構造と架台
2の構造とによって固定金具3の誤挿入を防止すること
もできる。例えば、図11,12に示す固定装置は、固
定金具3の各フランジ14の自由端側を下側に曲げて立
上り21を付けて各フランジ14の端面形状をそれぞれ
アングル状に構成し、架台2の各受け面5の背面側に各
受け面5に対向し、受け面5の背面との間に固定金具3
の各フランジ14の挿通を許容するアングル状の案内部
10を形成したものである。これにより、固定金具3の
挿入の可能な姿勢は一意的に決定されることになるため
固定金具3が誤挿入されることは回避される。また、図
13に示すように固定金具3のフランジ14の両端を曲
げて立上り21を付けても上述した固定装置と同様の機
能が得られる。
【0030】パネル構造体1の固定は、図1に示すよう
に架台2を取付相手(屋根構造の瓦棒や垂木等)22に
上面を上にして瓦棒や垂木等に交差する横方向に取付金
具23や木ねじを使って複数列取付け、これらの架台2
上に隣接する架台2同士を跨ぐように複数枚のパネル構
造体1を敷き並べてパネル集合体として固定することに
より行なわれる。個々のパネル構造体1は、何箇所かに
おいて架台2の開放部4を覆う押え部材24と架台2に
挿通された固定金具3のフランジ14により、ボルト2
5の締めつけにより受け面5に締め固定される。ボルト
25は押え部材24から固定金具3の固定面13のナッ
ト15にねじ嵌めされ締め増しされる。これにより、パ
ネル構造体1は架台2上に固定され、架台2の開放部4
は押え部材24により閉止され、内部の空間に配索され
た電気配線も風雨から保護される。
【0031】実施の形態2.この実施の形態2は、上記
した実施の形態1で示した固定装置に強度アップを図る
工夫を講じたものであり、基本的な構成は実施の形態1
のものと同じである。従って、実施の形態1のものと同
じ部分については実施の形態1のものと同じ符号を用
い、それらについての説明は省略する。
【0032】この固定装置は、図14,15に示すよう
に固定金具3の各フランジ14の挿通を許容する案内部
10を利用して、架台2の固定金具3間の張出し11上
に張出し11を跨ぐように案内部10間の寸法の幅の補
強板26を挿入した構成である。補強板26はアルミ板
やその他の剛性のある板材により形成され、固定金具3
の挿通に併行して行なわれる。C型断面の架台2は上面
を分断する開放部4があるため、上部側の曲げ剛性は高
くなく、降雪地域などでは積雪による荷重により撓みを
生じたり、曲ったりすることもある。この固定装置の架
台2は、簡単な構成で、装着操作も簡単な補強板26に
より開放部4側が補強されるので、積雪等の荷重により
撓みを生じたり、曲ったりすることはなくなる。また、
固定金具3についても、そのフランジ14間にわたり背
面に突出する二条の連続したリブ27を設けている。こ
のリブ27により固定金具3の座屈強度が増すうえ、架
台2への挿入時にはリブ27が架台2の張出し11上を
摺動することになるため、固定金具3の移動操作は円滑
で容易なものとなり、固定作業の作業性が向上する。
【0033】実施の形態3.この実施の形態3は、上記
した実施の形態1,2で示した固定装置に固定作業の平
易化を図る工夫を講じたものであり、基本的な構成は実
施の形態1,2のものと同じである。従って、実施の形
態1,2のものと同じ部分については実施の形態1,2
のものと同じ符号を用い、それらについての説明は省略
する。
【0034】図16に示すこの固定装置は、固定金具3
の固定面13にねじ締結するためのねじ棒28を垂立さ
せて設け、このねじ棒28端からのナット29締めによ
り、押え部材24を締結するように構成したものであ
る。押え部材24側から固定金具3の固定面13のナッ
ト15にボルト25を嵌め合わせることは、押え部材2
4で固定金具3が見えないため、結構面倒な作業とな
る。この固定金具3のようにねじ棒28が突出していれ
ば、押え部材24の孔にねじ棒28を挿通し、その上か
らナット29を締めれば済むため、パネル構造体1の固
定作業は至って容易になり作業性も改善される。
【0035】
【発明の効果】以上説明したとおり、請求項1から請求
項7までの各発明によれば、内部に電気配線を収めるこ
とができる利点を持つ端面形状がC型の架台と固定金具
を使ったパネル構造体の固定装置の固定金具の誤挿入を
回避し、作業性の良いものに改善することができる。
【0036】請求項8の発明によれば、端面形状がC型
の架台と固定金具を使ったパネル構造体の固定装置の強
度アップを推進することができる。
【0037】請求項9の発明によれば、端面形状がC型
の架台と固定金具を使ったパネル構造体の固定装置にお
ける固定金具の強度と操作性を改善することができる。
【0038】請求項10の発明によれば、端面形状がC
型の架台と固定金具を使ったパネル構造体の固定装置の
固定作業の平易化を推進することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施の形態1のパネル構造体の固定装置を示
す斜視図である。
【図2】 実施の形態1のパネル構造体の固定装置を固
定状態で示す端面図である。
【図3】 実施の形態1のパネル構造体の固定装置の機
能を示す端面図である。
【図4】 実施の形態1のパネル構造体の固定装置にお
ける誤挿入防止構造の一例を示す斜視図である。
【図5】 実施の形態1のパネル構造体の固定装置にお
ける誤挿入防止構造の一例を示す斜視図である。
【図6】 実施の形態1のパネル構造体の固定装置にお
ける誤挿入防止構造の一例を示す端面図である。
【図7】 実施の形態1のパネル構造体の固定装置にお
ける誤挿入防止構造の一例を示す架台の端面図である。
【図8】 実施の形態1のパネル構造体の固定装置にお
ける誤挿入防止構造の一例を示す架台の端面図である。
【図9】 実施の形態1のパネル構造体の固定装置にお
ける誤挿入防止構造の一例を示す端面図である。
【図10】 実施の形態1のパネル構造体の固定装置に
おける誤挿入防止構造の一例を示す端面図である。
【図11】 実施の形態1のパネル構造体の固定装置に
おける誤挿入防止構造の一例を示す固定金具の端面図で
ある。
【図12】 図11の固定金具に対する架台の構成を示
す端面図である。
【図13】 実施の形態1のパネル構造体の固定装置に
おける誤挿入防止構造の一例を示す斜視図である。
【図14】 実施の形態2のパネル構造体の固定装置を
示す端面図である。
【図15】 実施の形態2のパネル構造体の固定装置を
示す斜視図である。
【図16】 実施の形態3のパネル構造体の固定装置を
示す端面図である。
【図17】 従来のソーラーモジュールの固定装置を固
定状態で示す断面図である。
【図18】 従来のパネル構造体の固定装置を固定状態
で示す端面図である。
【図19】 従来のパネル構造体の固定装置における固
定金具の誤挿入状態を示す端面図である。
【符号の説明】 1 パネル構造体、 2 架台、 3 固定金具、 4
開放部、 5 受け面、 10 案内部、 11 張
出し、 12 脚、 13 固定面、 14フランジ、
16 誤挿入防止構造、 24 押え部材、 25
ボルト、 26 補強板、 27 リブ、 28 ねじ
棒、 29 ナット。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上面の中央に開放部を持ち、その開放部
    の両側に平板態のパネル構造体における底面の外縁を受
    ける受け面を備えた長手方向の端面が開放した断面形状
    が略C型の架台に、その開放した端面から二面の対向す
    る脚の一端側が固定面で結合し、その両脚の自由端側に
    外方へ張出すフランジを有する固定金具を、その各フラ
    ンジが前記架台の両受け面の背面に対向し、その固定面
    と各脚の大半が前記架台の開放部から突出するように挿
    通し、この固定金具の固定面に対向する押え部材を設け
    て両者間をねじ締結して、前記架台の受け面と前記押え
    部材とにより前記パネル構造体を挟持状態に固定するパ
    ネル構造体の固定装置にして、 その架台の前記各受け面の背面に近接する位置にその各
    受け面に対向し、受け面の背面との間に前記固定金具の
    前記各フランジの挿通を許容する案内部を形成する一連
    の張出しを形成するとともに、その架台の開放した端面
    には前記固定金具の前記各フランジが前記案内部以外の
    位置に挿通されることを妨害する誤挿入防止構造を設け
    たパネル構造体の固定装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のパネル構造体の固定装
    置であって、誤挿入防止構造が、張出しの張り出し長さ
    と、案内部の高さとの関係により片側のフランジのみが
    案内部に係合する傾いた固定金具の姿勢では他方のフラ
    ンジが他方の張出しの端面に当り、案内部へは挿入でき
    ない構成であるパネル構造体の固定装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載のパネル構造体の固定装
    置であって、誤挿入防止構造が、開放した端面側の各張
    出しの端部をそれぞれ案内部の端が端面に向って拡開す
    るように折曲げた構成であるパネル構造体の固定装置。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載のパネル構造体の固定装
    置であって、誤挿入防止構造が、各張出しの内側の自由
    端側をそれぞれの案内部の内側部分が内側に向って拡開
    するように曲げ成形された構成であるパネル構造体の固
    定装置。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載のパネル構造体の固定装
    置であって、誤挿入防止構造が、開放した端面の各張出
    しと架台の下面とに差渡し固定された封止板であるパネ
    ル構造体の固定装置。
  6. 【請求項6】 上面の中央に開放部を持ち、その開放部
    の両側に平板態のパネル構造体における底面の外縁を受
    ける受け面を備えた長手方向の端面が開放した断面形状
    が略C型の架台に、その開放した端面から二面の対向す
    る脚の一端側が固定面で結合し、その両脚の自由端側に
    外方へ張出すフランジを有する固定金具を、その各フラ
    ンジが前記架台の両受け面の背面に対向し、その固定面
    と各脚の大半が前記架台の開放部から突出するように挿
    通し、この固定金具の固定面に対向する押え部材を設け
    て両者間をねじ締結して、前記架台の受け面と前記押え
    部材とにより前記パネル構造体を挟持状態に固定するパ
    ネル構造体の固定装置にして、 その架台の前記受け面の片方の背面に近接する位置にそ
    の受け面に対向し、受け面の背面との間に前記固定金具
    の前記片方のフランジの挿通を許容する案内部を形成す
    る一連の張出しを形成したパネル構造体の固定装置。
  7. 【請求項7】 上面の中央に開放部を持ち、その開放部
    の両側に平板態のパネル構造体における底面の外縁を受
    ける受け面を備えた長手方向の端面が開放した断面形状
    が略C型の架台に、その開放した端面から二面の対向す
    る脚の一端側が固定面で結合し、その両脚の自由端側に
    外方へ張出すフランジを有する固定金具を、その各フラ
    ンジが前記架台の両受け面の背面に対向し、その固定面
    と各脚の大半が前記架台の開放部から突出するように挿
    通し、この固定金具の固定面に対向する押え部材を設け
    て両者間をねじ締結して、前記架台の受け面と前記押え
    部材とにより前記パネル構造体を挟持状態に固定するパ
    ネル構造体の固定装置にして、 その固定金具の各フランジの自由端側を下側に曲げて各
    フランジの端面形状をそれぞれアングル状に構成し、前
    記架台の前記各受け面の背面側にその各受け面に対向
    し、受け面の背面との間に前記固定金具の前記各フラン
    ジの挿通を許容するアングル状の案内部を形成する一連
    の張出しを形成したパネル構造体の固定装置。
  8. 【請求項8】 上面の中央に開放部を持ち、その開放部
    の両側に平板態のパネル構造体における底面の外縁を受
    ける受け面を備えた長手方向の端面が開放した断面形状
    が略C型の架台に、その開放した端面から二面の対向す
    る脚の一端側が固定面で結合し、その両脚の自由端側に
    外方へ張出すフランジを有する固定金具を、その各フラ
    ンジが前記架台の両受け面の背面に対向し、その固定面
    と各脚の大半が前記架台の開放部から突出するように挿
    通し、この固定金具の固定面に対向する押え部材を設け
    て両者間をねじ締結して、前記架台の受け面と前記押え
    部材とにより前記パネル構造体を挟持状態に固定するパ
    ネル構造体の固定装置にして、 その架台の前記各受け面の背面側にその各受け面に対向
    し、受け面の背面との間に前記固定金具の前記各フラン
    ジの挿通を許容する案内部を形成する一連の張出しを形
    成するとともに、この張出し上に張出しを跨ぐように補
    強板を挿入したパネル構造体の固定装置。
  9. 【請求項9】 上面の中央に開放部を持ち、その開放部
    の両側に平板態のパネル構造体における底面の外縁を受
    ける受け面を備えた長手方向の端面が開放した断面形状
    が略C型の架台に、その開放した端面から二面の対向す
    る脚の一端側が固定面で結合し、その両脚の自由端側に
    外方へ張出すフランジを有する固定金具を、その各フラ
    ンジが前記架台の両受け面の背面に対向し、その固定面
    と各脚の大半が前記架台の開放部から突出するように挿
    通し、この固定金具の固定面に対向する押え部材を設け
    て両者間をねじ締結して、前記架台の受け面と前記押え
    部材とにより前記パネル構造体を挟持状態に固定するパ
    ネル構造体の固定装置にして、 その固定金具にフランジ間にわたり背面に突出するリブ
    を形成し、前記架台の前記各受け面の背面側にその各受
    け面に対向し、受け面の背面との間に前記固定金具の前
    記各フランジの挿通を許容する案内部を形成する一連の
    張出しを形成したパネル構造体の固定装置。
  10. 【請求項10】 上面の中央に開放部を持ち、その開放
    部の両側に平板態のパネル構造体における底面の外縁を
    受ける受け面を備えた長手方向の端面が開放した断面形
    状が略C型の架台に、その開放した端面から二面の対向
    する脚の一端側が固定面で結合し、その両脚の自由端側
    に外方へ張出すフランジを有する固定金具を、その各フ
    ランジが前記架台の両受け面の背面に対向し、その固定
    面と各脚の大半が前記架台の開放部から突出するように
    挿通し、この固定金具の固定面に対向する押え部材を設
    けて両者間をねじ締結して、前記架台の受け面と前記押
    え部材とにより前記パネル構造体を挟持状態に固定する
    パネル構造体の固定装置にして、 その固定金具の固定面にねじ締結するためのねじ棒を立
    設し、このねじ棒端からのナット締めにより、前記押え
    部材を締結するように構成し、前記架台の前記各受け面
    の背面側にその各受け面に対向し、受け面の背面との間
    に前記固定金具の前記各フランジの挿通を許容する案内
    部を形成する一連の張出しを形成したパネル構造体の固
    定装置。
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