JP2017008647A - 太陽電池モジュール取付構造及び太陽電池モジュールへの外付け部材取付用具 - Google Patents

太陽電池モジュール取付構造及び太陽電池モジュールへの外付け部材取付用具 Download PDF

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【目的】屋根上に固定された各太陽電池モジュール外枠への隙間カバー、雪止め部又はその他の外付け部材の取付け施工の作業性を向上させることができる、太陽電池モジュール取付構造及び取付用具を提供する。【構成】屋根に設置される複数の太陽電池モジュール間の各隙間を覆う隙間カバー等の外付け部材を、取付用具により、各太陽電池モジュール外枠に取り付けることができる取付構造及び取付用具であって、前記取付用具が前記隙間内に挿入され下方に移動されるように屋根材方向に押されることにより、前記取付用具の下端部側が前記隙間の内側方向に湾曲するように弾性変形しながら移動し、その後、元の形状に弾性復帰する過程で、前記取付用具の係止部が前記各外枠の下面側に当接され係止されるものである。【選択図】 図1

Description

本発明は、各太陽電池モジュール間の隙間に隙間カバー、雪止め部又はその他の外付け部材を容易に取り付けることができる、太陽電池モジュール取付構造及び太陽電池モジュールへの外付け部材取付用具に関する。
従来より、傾斜屋根上に配置された複数の各太陽電池モジュール間に隙間があるために屋根上の雪が滑らかに落下しなくなることを防止すること、及び太陽電池モジュールを含む屋根全体の美感を向上させることなどの目的から、各太陽電池モジュール間の隙間をカバーで覆うことが行われている。他方、豪雪地方の建造物において特に屋根直下の近傍に道路や建造物などが存在する場合などにおいては、屋根上に堆積した雪が一気に滑落してしまうことを防止又は抑制するために、雪止め部を各太陽電池モジュール間の隙間に配置することも行われている。
例えば、特許文献1は、屋根材に固定された架台フレーム13に各太陽電池モジュールを取り付けた後、前記各太陽電池モジュールの各外枠12間の隙間に、前述のような雪止め部が着脱可能に備えられたカバー11を取り付けるようにした太陽電池モジュール取付構造を、開示している。
特開2014−190019号公報
しかしながら、前記特許文献1に示すような従来の太陽電池モジュール取付構造においては、前記カバー11を前記各外枠12間の隙間に取り付けるために、前記各外枠12間に上側固定部材16及び下側固定部材17を配置して前記カバー11と上側固定部材16及び下側固定部材17とを固定ネジ14で締結する必要があるが、このような煩雑な作業を屋根上で作業者に強いることは、太陽電池モジュール取付施工の全体の効率性を大きく損なうものであった。
本発明はこのような従来技術の問題点に着目して為されたものであって、屋根上に固定された各太陽電池モジュール間の隙間に配置する隙間カバー、雪止め部又はその他の外付け部材の取付け施工の作業性を向上させることができる、太陽電池モジュール取付構造及び太陽電池モジュールへの外付け部材取付用具を提供することを目的とするものである。
以上のような課題を解決するための本発明による太陽電池モジュール取付構造は、屋根材に固定される架台フレームと、前記架台フレームに、互いに所定の隙間を介して並ぶように取り付けられる複数の太陽電池モジュールと、前記各太陽電池モジュール間の隙間を覆う隙間カバーと、前記隙間カバーを互いに隣接する各太陽電池モジュール外枠に取り付けるための取付用具とを備え、前記取付用具は、前記隙間カバーが配置される平坦部と、前記平坦部の各太陽電池モジュール外枠側の両端と連続的に形成され、前記隙間の長手方向と直交する方向の断面が略円形又は略多角形状である胴体部と、前記胴体部の各太陽電池モジュール外枠側の両端からそれぞれ屋根材方向に延びる板バネにより構成され、その下端部又はその近傍部分に前記各太陽電池モジュール外枠側に突出する係止部が形成されている板バネ部であって、前記取付用具が屋根材方向に押されたとき、前記取付用具が、前記各太陽電池モジュール外枠と接触し且つ前記板バネ部又は係止部の下端部側が前記隙間の内側方向に湾曲するように弾性変形しながら、前記各太陽電池モジュール外枠間の隙間内を屋根材方向に移動可能であり、前記板バネ部中の係止部が前記各太陽電池モジュール外枠の下面より屋根材方向に移動したとき、前記板バネ部が元の形状に弾性復帰することにより前記係止部が前記各太陽電池モジュール外枠の下面側に当接する板バネ部と、を備えたものである。
また、本発明による太陽電池モジュール取付構造においては、前記取付用具中の胴体部及び板バネ部の少なくとも一部と前記太陽電池モジュール外枠との間に、両者間の位置ズレを防止するズレ防止シートが備えられていてもよい。
また、本発明による太陽電池モジュール取付構造においては、前記各取付用具は前記隙間カバー中の任意の複数箇所にそれぞれ配置され、前記隙間カバーと前記各取付用具の平坦部とはそれぞれドリルネジで固定されていてもよい。
また、本発明による太陽電池モジュール取付構造においては、前記隙間カバーに、屋根上に堆積した雪の滑落を防止又は抑制する雪止め部が備えられていてもよい。
さらに、本発明による太陽電池モジュールへの外付け部材取付用具は、屋根材に固定される架台フレームに複数の太陽電池モジュールが取り付けられる太陽電池モジュール取付構造において、互いに所定の隙間を介して並ぶように配置された各太陽電池モジュール間の各隙間から、前記各太陽電池モジュール外枠に対して隙間カバー又は雪止め部などの外付け部材を取り付けるための取付用具であって、前記外付け部材が配置される平坦部と、前記平坦部の各太陽電池モジュール側の両端と連続的に形成され、前記隙間の長手方向と直交する方向の断面が略円形又は略多角形状である胴体部と、前記胴体部の各太陽電池モジュール外枠側の両端からそれぞれ屋根材方向に延びる板バネにより構成され、その下端部又はその近傍部分に前記各太陽電池モジュール外枠側に突出する係止部が形成されている板バネ部であって、前記取付用具が屋根材方向に押されたとき、前記取付用具が、前記各太陽電池モジュール外枠と接触し且つ前記板バネ部又は係止部の下端部側が前記隙間の内側方向に湾曲するように弾性変形しながら、前記各太陽電池モジュール外枠間の隙間内を屋根材方向に移動可能であり、前記板バネ部中の係止部が前記各太陽電池モジュール外枠の下面より屋根材方向に移動したとき、前記板バネ部が元の形状に弾性復帰することにより前記係止部が前記各太陽電池モジュール外枠の下面側に当接する板バネ部とを備えたものである。
本発明において、隙間カバー又は雪止め部などの外付け部材を前記各太陽電池モジュール外枠に取り付けるときは、前記取付用具を、前記各太陽電池モジュール外枠間の隙間から屋根側方向に挿入し押し込む動作を行うだけで、前記取付用具が、前記板バネ部又は係止部の下端部側が前記隙間の内側方向に湾曲するように弾性変形しながら、前記各太陽電池モジュール外枠間の隙間内を屋根材方向に移動し、前記取付用具の板バネ部の係止部が前記各外枠よりも屋根材側(下方)に移動した後は、前記板バネ部が元の形状に弾性復帰する(前記板バネ部中の係止部が前記隙間の外側方向に移動する)過程で、前記係止部が前記各外枠の下面側に当接し係止される。したがって、本発明によるときは、作業者が前記取付用具を前記隙間から屋根側方向へ挿入し押し込む動作を行うだけで(いわば、そのようなワンタッチ的な動作を行なうだけで)、前記取付用具の太陽電池モジュール外枠(外枠中の任意の複数の場所)への取付けを行うことができる(その後は、前記外付け部材を前記取付用具の平坦部にドリルネジなどを使用して取り付けることができる)。よって、本発明によれば、屋根上に固定された各太陽電池モジュール外枠間の隙間への隙間カバー又は雪止め部などの外付け部材の取付け施工の作業性(効率性)を大幅に向上させることができる。
また、本発明において、前記取付用具中の胴体部及び板バネ部の少なくとも一部と前記太陽電池モジュール外枠との間に、両者間の位置ズレを防止するズレ防止シートを備えるようにしたときは、前記取付用具と前記太陽電池モジュール外枠との位置ズレを防止し、前記隙間カバーの前記太陽電池モジュール外枠への固定をより安定的なものにすることができる。
また、本発明において、前記各取付用具が前記隙間カバー中の任意の複数箇所にそれぞれ配置され、前記隙間カバーと前記各取付用具の平坦部とがそれぞれドリルネジで固定されるようにしたときは、前記各取付用具を、任意の個数だけ、前記隙間カバー中の任意の複数の場所に容易に固定できるようになるので、前記隙間カバーと前記各取付用具との固定作業を含む前記隙間カバーの太陽電池モジュールへの取付け施工の全体の作業性を、より大きく向上させることができる。
また、本発明において、前記隙間カバーに雪止め部を備えるようにしたときは、屋根又は太陽電池モジュールの位置及び周囲の状況に応じて、ある場所においては前記隙間カバーにより屋根上の雪の落下を促進し、他の場所においては前記雪止め部により屋根上の雪が一気に落下することを抑制するなどのきめ細かい施工が可能になる。
(a)は本発明の一実施形態に係る太陽電池モジュール取付構造における隙間カバーの太陽電池モジュール外枠への取付け作業を説明するための図、(b)は前記隙間カバーを太陽電池モジュール外枠に取り付けた後の状態を示す図である。 本実施形態1における隙間カバーと取付用具と太陽電池モジュール外枠との関係を示す概略図である。 本実施形態1において使用される取付用具を説明するための図で、(a)は正面図、(b)は平面図、(c)は側面図、(d)は底面図、及び(e)は斜視図である。 本実施形態1の構成及び動作を説明するための概略模式図である。 本実施形態1の構成及び動作を説明するための斜視図である。 本実施形態1の構成及び動作を説明するための斜視図である。 本発明の実施形態2の構成を説明するための概略図である。 従来の太陽電池モジュール取付構造の一例を示す図である。
〔第1の実施形態〕
以下、本発明の実施の形態を図面を用いて説明する。図1(a)は本発明の実施形態1に係る太陽電池モジュール取付構造における隙間カバーの太陽電池モジュール外枠への取付け作業を説明するための図、同(b)は前記隙間カバーを太陽電池モジュール外枠に取り付けた後の状態を示す図、図2は本実施形態1における隙間カバーと取付用具と太陽電池モジュール外枠との関係を示す概略図である。
図1,2において、1は、屋根材に固定される架台フレーム(図8の符号13参照)上に互いに平面長帯状の隙間Aを介して並ぶように複数個が取り付けられる太陽電池モジュールである。また、1aは太陽電池モジュールの外枠(例えばアルミ製の外枠)、2は前記各太陽電池モジュール外枠1a間の隙間Aを塞ぐためのカバーであって前記隙間Aに対応する平面長帯状に形成された例えばアルミ製の隙間カバー、3は前記隙間カバー2を前記各太陽電池モジュール外枠1aに取付け固定するための例えばアルミ製の取付用具、4は前記隙間カバー2を前記取付用具3に取付け固定するためのドリルネジである。
特に図1に示すように、本実施形態1では、任意の個数の取付用具3と、前記隙間カバー2中の任意の複数の場所(箇所)とが、ドリルネジ4(図6も参照)により締結・固定される。このように、本実施形態1では、前記隙間カバー2と前記各取付用具3とが、ドリルネジ4により、一気に、隙間カバー2と各取付用具3とに一緒に穴を開けられて雌ネジ加工され締結されるようになっているので、任意の個数の取付用具3を前記隙間カバー2中の任意の複数の場所へ取付ける工程が、極めて作業性良く行われるようになっている。
次に、図3は、本実施形態1において使用される取付用具を説明するための図で、(a)は正面図、(b)は平面図、(c)は側面図、(d)は底面図、及び(e)は斜視図である。
図3において、3aは前記隙間カバー2の下面が載置・当接される平坦部、3bは前記平坦部3aの図示左右両端部(各太陽電池モジュール外枠1a側)から連続するように且つ正面側断面が略多角形又は略円形状となるように形成された胴体部、3cは前記胴体部3bの図示左右両下端部からそれぞれ下方向(屋根材に近づく方向)に延びるように形成された板バネ部、3dは前記板バネ部3cの下端部から外側(各太陽電池モジュール外枠1a側)斜め上方向に延びる鉤部である。前記鉤部3dも板バネにより形成されている。なお前記取付用具3の全体のサイズとしては、例えば、前記平坦部3aの長手方向が約5cm、前記平坦部3aから前記板バネ部3cの下端部までの長さが約3cmである。
次に本実施形態1における隙間カバー2の各太陽電池モジュール外枠1aへの取り付け作業を図4〜6を参照して説明する。作業者が隙間カバー2を前記隙間Aの両側の各太陽電池モジュール外枠1aに取り付けるときは、まず、前記取付用具3を、前記各太陽電池モジュール外枠1a間の隙間Aの上方から屋根側方向(下方向)に挿入し(図4(a)参照)、さらに前記各太陽電池モジュール外枠1a間に押し込む(図4(b)参照)。この押し込む過程で、前記取付用具3中の板バネ部3c及び鉤部3dは、前記隙間Aの両側にある前記各外枠1aの下端に形成された各突起(前記各外枠1aの下端から隙間Aの内側方向に突出する各突起)1aaの間を、これらと接触しながら下方に通過する。その際、前記板バネ部3c及び鉤部3dは、図4(b)に示すように、その下方部分が隙間Aの内側方向に向かって湾曲するように弾性変形する。
そして前記取付用具3の板バネ部3c及び鉤部3dが前記各外枠1aの各突起1aaの間を下方向に通過し終わると、前記板バネ部3c及び鉤部3dが元の形状に弾性復帰する(前記各鉤部3dが前記各外枠1a方向に移動する)結果、前記各鉤部3dの上端部が前記各突起1aaの下面に当接し係止される(図4(c))。なお、前記作業においては、前記取付用具3中の胴体部3b及び板バネ部3cと前記各太陽電池モジュール外枠1aとの間に、ズレ防止シート(図示省略。例えば、日東電工株式会社(大阪市北区大深町4−20)製の商品名を「エプトシーラー」とするゴム発泡体シート)が配置され、これにより、前記取付用具3と前記各外枠1aとの位置ズレが防止されるようになっている。
その後、前記取付用具3の平坦部3a上に隙間カバー2を載置しドリルネジ4で固定する(図4(c)参照)。以上の動作により、前記隙間カバー2が前記各太陽電池モジュール外枠1aへ取り付けられる。
なお、図5は、図4(c)に関して前述した、隙間カバー2が取付用具3の平坦部3a上に載置され固定された状態を示す斜視図である。また、図6(a)及び(b)は、図4(c)に関して前述した、隙間カバー2が取付用具3により各太陽電池モジュール外枠1aに取り付けられ固定された状態(前記取付用具3の鉤部3dが前記外枠1aの下端の突起1aaの下面に当接し係止された状態)を示す斜視図である(図6では、太陽電池モジュール外枠1aなどは長手方向の一部を切り取って示している)。
以上のように、本実施形態1において、隙間カバー2を前記各太陽電池モジュール外枠1aに取り付けるときは、作業者は、取付用具3を、前記各太陽電池モジュール外枠1a間の隙間Aの上方から屋根側方向(下方向)に挿入し、さらに前記各太陽電池モジュール外枠1a間に押し込む動作を行うだけで(いわば、そのようなワンタッチ的な動作を行うだけで)、取付用具3の前記各太陽電池モジュール外枠1a(外枠中の任意の複数の場所)への取付けを行うことができる(その後、隙間カバー2を取付用具3にドリルネジ4などで固定するだけで隙間カバー2の太陽電池モジュール外枠1aへの取付けが終了する)。よって、本実施形態1によれば、屋根上に固定された各太陽電池モジュール1の外枠1a間の隙間Aへの隙間カバー2の取付け施工の作業性を、大幅に向上させることができる。
また、本実施形態1においては、前述のように、前記取付用具3の胴体部3b及び板バネ部3cと前記各太陽電池モジュール外枠1aとの間に、ズレ防止シート(図示省略)を配置するようにしたので、前記取付用具3と前記各外枠1aとの位置ズレを防止し、前記隙間カバー等の前記太陽電池モジュール外枠への固定をより安定的なものにすることができる。
また、本実施形態1においては、前述のように、前記各取付用具3を、任意の個数だけ、前記隙間カバー2中の任意の複数の場所にそれぞれドリルネジ4により固定することができるようにしたので、前記隙間カバー2と前記取付用具3との固定作業を含む前記隙間カバー2の太陽電池モジュール外枠1aへの取付け施工の全体の作業性を、より大きく向上させることができる。
〔第2の実施形態〕
次に図7は本発明の実施形態2に係る太陽電池モジュール取付構造を説明するための図である。本実施形態2においては、その基本的構成は前記実施形態1と同様であるので、以下では前記実施形態1と異なる部分についてのみ説明し、共通する部分については説明を省略する。本実施形態2では、前記実施形態1の各隙間カバー2の上面側に、前記隙間カバー2の長手方向に延びる長尺の雪止め突片5が1つ又は複数個、溶接により固定され又は一体成形されている。よって、本実施形態2によれば、前記隙間カバー2に前述のような雪止め突片5を備えるようにしたので、屋根又は太陽電池モジュール1の位置及び周囲の状況に応じて、ある場所においては前記隙間カバー2により屋根上の雪の落下を促進し、他の場所においては前記雪止め突片5により屋根上の雪が一気に落下することを抑制するなどの、きめ細かい施工が可能になる。
以上、本発明の実施形態1,2について説明したが、本発明は前記の実施形態1,2として述べたものに限定されるものではなく、様々な修正及び変更が可能である。例えば、前記実施形態1においては、取付用具の板バネ部中の各太陽電池モジュール外枠側に突出する係止部を、前記取付用具3の板バネ部3cの下方に形成された鉤部(前記板バネ部3cの下端部から前記外枠1a側の斜め上方向に延びる鉤部)3dとしたが、本発明においては、このような形状のものに限られるものではなく、例えば、前記取付用具3の板バネ部3cの下方に形成された突起(前記板バネ部3cの下端部から前記外枠1a側の横方向に延びる突起)などとしてもよい。また、前記実施形態1においては、隙間カバー2及び取付用具3をアルミ製としたが、本発明においてはこれに限られるものではなく、他の種類の金属製、プラスチック製などとしてもよい。さらに、前記実施形態1,2では、前記取付用具3により各太陽電池モジュール外枠1aに取り付ける部材を隙間カバー2又は雪止め突出片5付きの隙間カバー2としたが、本発明においてはこれらに限られるものではなく、前記取付用具を、他の様々な外付け部材を各太陽電池モジュール外枠に取り付けるために、使用することができる。
1 太陽電池モジュール
1a 太陽電池モジュール外枠
1aa 突起
2 隙間カバー
3 取付用具
3a 平坦部
3b 胴体部
3c 板バネ部
3d 鉤部
4 ドリルネジ
5 雪止め突片

Claims (5)

  1. 屋根材に固定される架台フレームと、
    前記架台フレームに、互いに所定の隙間を介して並ぶように取り付けられる複数の太陽電池モジュールと、
    前記各太陽電池モジュール間の隙間を覆う隙間カバーと、
    前記隙間カバーを互いに隣接する各太陽電池モジュール外枠に取り付けるための取付用具とを備え、
    前記取付用具は、
    前記隙間カバーが配置される平坦部と、
    前記平坦部の各太陽電池モジュール外枠側の両端と連続的に形成され、前記隙間の長手方向と直交する方向の断面が略円形又は略多角形状である胴体部と、
    前記胴体部の各太陽電池モジュール外枠側の両端からそれぞれ屋根材方向に延びる板バネにより構成され、その下端部又はその近傍部分に前記各太陽電池モジュール外枠側に突出する係止部が形成されている板バネ部であって、前記取付用具が屋根材方向に押されたとき、前記取付用具が、前記各太陽電池モジュール外枠と接触し且つ前記板バネ部又は係止部の下端部側が前記隙間の内側方向に湾曲するように弾性変形しながら、前記各太陽電池モジュール外枠間の隙間内を屋根材方向に移動可能であり、前記板バネ部中の係止部が前記各太陽電池モジュール外枠の下面より屋根材方向に移動したとき、前記板バネ部が元の形状に弾性復帰することにより前記係止部が前記各太陽電池モジュール外枠の下面側に当接する板バネ部と、を備えたものである、太陽電池モジュール取付構造。
  2. 前記取付用具中の胴体部及び板バネ部の少なくとも一部と前記太陽電池モジュール外枠との間に、両者間の位置ズレを防止するズレ防止シートが備えられている、請求項1に記載の太陽電池モジュール取付構造。
  3. 前記各取付用具は前記隙間カバー中の任意の複数箇所にそれぞれ配置され、前記隙間カバーと前記各取付用具の平坦部とはそれぞれドリルネジで固定されている、請求項1又は2に記載の太陽電池モジュール取付構造。
  4. 前記隙間カバーには、屋根上に堆積した雪の滑落を抑制する雪止め部が備えられている、請求項1,2又は3に記載の太陽電池モジュール取付構造。
  5. 屋根材に固定される架台フレームに複数の太陽電池モジュールが取り付けられる太陽電池モジュール取付構造において、互いに所定の隙間を介して並ぶように配置された各太陽電池モジュール間の各隙間から、前記各太陽電池モジュール外枠に対して隙間カバー又は雪止め部などの外付け部材を取り付けるための太陽電池モジュールへの外付け部材取付用具であって、
    前記外付け部材が配置される平坦部と、
    前記平坦部の各太陽電池モジュール側の両端と連続的に形成され、前記隙間の長手方向と直交する方向の断面が略円形又は略多角形状である胴体部と、
    前記胴体部の各太陽電池モジュール外枠側の両端からそれぞれ屋根材方向に延びる板バネにより構成され、その下端部又はその近傍部分に前記各太陽電池モジュール外枠側に突出する係止部が形成されている板バネ部であって、前記取付用具が屋根材方向に押されたとき、前記取付用具が、前記各太陽電池モジュール外枠と接触し且つ前記板バネ部又は係止部の下端部側が前記隙間の内側方向に湾曲するように弾性変形しながら、前記各太陽電池モジュール外枠間の隙間内を屋根材方向に移動可能であり、前記板バネ部中の係止部が前記各太陽電池モジュール外枠の下面より屋根材方向に移動したとき、前記板バネ部が元の形状に弾性復帰することにより前記係止部が前記各太陽電池モジュール外枠の下面側に当接する板バネ部と、
    を備えた、太陽電池モジュールへの外付け部材取付用具。
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