JP2535223Y2 - 複合天井用バー材 - Google Patents
複合天井用バー材Info
- Publication number
- JP2535223Y2 JP2535223Y2 JP1993067786U JP6778693U JP2535223Y2 JP 2535223 Y2 JP2535223 Y2 JP 2535223Y2 JP 1993067786 U JP1993067786 U JP 1993067786U JP 6778693 U JP6778693 U JP 6778693U JP 2535223 Y2 JP2535223 Y2 JP 2535223Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- groove
- socket
- bar material
- leg
- ceiling
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Fastening Of Light Sources Or Lamp Holders (AREA)
- Connecting Device With Holders (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】この考案は、吊り下げ支持したバ
ー材により天井板を支える複合天井において、電灯取付
け用のバー材に関するものである。
ー材により天井板を支える複合天井において、電灯取付
け用のバー材に関するものである。
【０００２】
【従来の技術及びその課題】複合天井システムは、吊り
金具で支持した複数のバー材で天井板を支え、照明器具
等を一体に組込むことにより、室内天井の美観の向上を
図ったものである。
金具で支持した複数のバー材で天井板を支え、照明器具
等を一体に組込むことにより、室内天井の美観の向上を
図ったものである。
【０００３】この複合天井用バー材は、上端に吊り金具
を引掛けるための爪を設け、両側面に天井板を受ける腕
を備えており、吊り金具により所要の形状に組合せて天
井の骨組を形成し、そのバー材の間で天井板を支えるよ
うになっている。
を引掛けるための爪を設け、両側面に天井板を受ける腕
を備えており、吊り金具により所要の形状に組合せて天
井の骨組を形成し、そのバー材の間で天井板を支えるよ
うになっている。
【０００４】ところが、従来の複合天井では、電灯など
の照明器具を取付ける場合、予め電灯取付用のすき間を
あけてバー材を組み立て、そのすき間に電灯を装着する
方法や、組立てたバー材に孔加工や溝加工を施し、その
孔や溝に電灯のソケット装着や配線作業を行なうように
している。
の照明器具を取付ける場合、予め電灯取付用のすき間を
あけてバー材を組み立て、そのすき間に電灯を装着する
方法や、組立てたバー材に孔加工や溝加工を施し、その
孔や溝に電灯のソケット装着や配線作業を行なうように
している。
【０００５】このため、従来の天井の組立てにおいて
は、バー材や天井板の組立て作業と電灯取付け作業とを
別々に行なう必要があり、バー材等を組立てた後に別の
作業者が電灯の取付けを行なう必要があるため、作業に
手間がかかり、作業効率が悪い欠点があった。
は、バー材や天井板の組立て作業と電灯取付け作業とを
別々に行なう必要があり、バー材等を組立てた後に別の
作業者が電灯の取付けを行なう必要があるため、作業に
手間がかかり、作業効率が悪い欠点があった。
【０００６】このような欠点を解消するために、バー材
自体にソケット嵌合溝を設け、そのソケット嵌合溝にソ
ケットをスライド自在に嵌合させるようにしたものが提
案されている（実開昭６０−１７４１１６号公報参
照）。
自体にソケット嵌合溝を設け、そのソケット嵌合溝にソ
ケットをスライド自在に嵌合させるようにしたものが提
案されている（実開昭６０−１７４１１６号公報参
照）。
【０００７】しかし、この場合は、照明器具の反射板を
別途バー材に取付けなければならない不便がある。
別途バー材に取付けなければならない不便がある。
【０００８】そこで、この考案は以上のごとき問題点を
解消した複合天井用バー材を提供することを目的とす
る。
解消した複合天井用バー材を提供することを目的とす
る。
【０００９】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、この考案は吊り金具Ｂによって支持され、両側の
脚部５の下端から外方に突出した腕２により天井板Ａを
支える複合天井用バー材であって、上記各脚部５の内面
から内方に延びた各水平部１１相互間に両側溝壁１３と
溝底１４とからなる下向き開放のソケット嵌合溝３を設
け、上記ソケット嵌合溝３の両側内面にソケット１０の
両側面の溝１２に嵌合するリブ４を設け、上記各脚部５
の上部に吊り金具Ｂを引掛けるための爪６を設け、各脚
部５の水平部１１より低い位置で、かつ該脚部５の中間
部分と、前記ソケット嵌合溝３の両側の溝壁１３との間
に、該溝壁１３側が高い位置となる左右一対の傾斜壁状
の補強リブ９を設けた構成としたものである。
めに、この考案は吊り金具Ｂによって支持され、両側の
脚部５の下端から外方に突出した腕２により天井板Ａを
支える複合天井用バー材であって、上記各脚部５の内面
から内方に延びた各水平部１１相互間に両側溝壁１３と
溝底１４とからなる下向き開放のソケット嵌合溝３を設
け、上記ソケット嵌合溝３の両側内面にソケット１０の
両側面の溝１２に嵌合するリブ４を設け、上記各脚部５
の上部に吊り金具Ｂを引掛けるための爪６を設け、各脚
部５の水平部１１より低い位置で、かつ該脚部５の中間
部分と、前記ソケット嵌合溝３の両側の溝壁１３との間
に、該溝壁１３側が高い位置となる左右一対の傾斜壁状
の補強リブ９を設けた構成としたものである。
【００１０】
【作用】上記のバー材においては、バー材の上面に安定
器を取付け、そのバー材の爪６に吊り金具Ｂを引掛けて
吊下げ、ソケット嵌合溝３の溝底１４に、電灯装着に必
要なソケット間距離で貫通孔を形成する。次に、ソケッ
ト嵌合溝３に嵌合させたソケット１０を長さ方向にスラ
イドさせて貫通孔の位置にセットし、そのソケット１０
の配線を貫通孔からバー材の上面側に引き出して、安定
器に接続する。左右一対の傾斜壁状の補強リブ９は、補
強作用を行うと共に、反射板としての作用を行う。
器を取付け、そのバー材の爪６に吊り金具Ｂを引掛けて
吊下げ、ソケット嵌合溝３の溝底１４に、電灯装着に必
要なソケット間距離で貫通孔を形成する。次に、ソケッ
ト嵌合溝３に嵌合させたソケット１０を長さ方向にスラ
イドさせて貫通孔の位置にセットし、そのソケット１０
の配線を貫通孔からバー材の上面側に引き出して、安定
器に接続する。左右一対の傾斜壁状の補強リブ９は、補
強作用を行うと共に、反射板としての作用を行う。
【００１１】
【実施例】以下、添付図面に基づいてこの考案の実施例
を説明する。
を説明する。
【００１２】図１に示すように、実施例のバー材１は、
その断面形状でみると、両側に脚部５が形成され、その
脚部５の上部内側面にそれぞれ水平部１１を設け、その
水平部１１相互間に長さ方向全体にわたるソケット嵌合
溝３を設けている。
その断面形状でみると、両側に脚部５が形成され、その
脚部５の上部内側面にそれぞれ水平部１１を設け、その
水平部１１相互間に長さ方向全体にわたるソケット嵌合
溝３を設けている。
【００１３】脚部５の下端に天井板Ａを支えるための腕
２が外向きに突出している。また、脚部５の上端部には
吊り金具Ｂのクリップを引掛けるための爪６が長さ方向
全長にわたって形成されている。
２が外向きに突出している。また、脚部５の上端部には
吊り金具Ｂのクリップを引掛けるための爪６が長さ方向
全長にわたって形成されている。
【００１４】前記のソケット嵌合溝３は、両側の溝壁１
３と溝底１４とからなり、下方に開放されている。その
溝壁１３の内面の対向位置に長さ方向のリブ４が形成さ
れ、このリブ４がソケット１０の両側面に設けた溝１２
に嵌合し、ソケット１０の抜け落ちを防止するようにな
っている。
３と溝底１４とからなり、下方に開放されている。その
溝壁１３の内面の対向位置に長さ方向のリブ４が形成さ
れ、このリブ４がソケット１０の両側面に設けた溝１２
に嵌合し、ソケット１０の抜け落ちを防止するようにな
っている。
【００１５】更に、上記各脚部５内面の水平部１１と腕
２のほぼ中間部分と、各溝壁１３の外面間との間に溝壁
１３側が高い位置となる左右一対の傾斜壁状の補強リブ
９がそれぞれ設けられる。
２のほぼ中間部分と、各溝壁１３の外面間との間に溝壁
１３側が高い位置となる左右一対の傾斜壁状の補強リブ
９がそれぞれ設けられる。
【００１６】実施例のバー材は上記のような構造であ
り、組立て作業は、先ず、バー材１において電灯を装着
しようとする位置の上面の載置面７に安定器１５をセッ
トし、そのバー材１上端の爪６、６に吊り金具Ｂを引掛
け、バー材１を吊り下げ支持する。
り、組立て作業は、先ず、バー材１において電灯を装着
しようとする位置の上面の載置面７に安定器１５をセッ
トし、そのバー材１上端の爪６、６に吊り金具Ｂを引掛
け、バー材１を吊り下げ支持する。
【００１７】次に、バー材１のソケット嵌合溝３の溝底
１４に、電灯装着に必要なソケット間距離で貫通孔８を
形成し、ソケット嵌合溝３に嵌合させたソケット１０を
長さ方向にスライドさせて貫通孔８の位置にセットす
る。
１４に、電灯装着に必要なソケット間距離で貫通孔８を
形成し、ソケット嵌合溝３に嵌合させたソケット１０を
長さ方向にスライドさせて貫通孔８の位置にセットす
る。
【００１８】ついで、ソケット１０から出る配線を貫通
孔８からバー材１の上面に引き出し、それを安定器１５
に接続して作業を終了する。
孔８からバー材１の上面に引き出し、それを安定器１５
に接続して作業を終了する。
【００１９】このように実施例のバー材を使用すると、
バー材１の組立てと、ソケット取付けや安定器への配線
作業とを同時に行なえるので、同じ作業者が短時間で連
続して両方の作業を行なうことができる。
バー材１の組立てと、ソケット取付けや安定器への配線
作業とを同時に行なえるので、同じ作業者が短時間で連
続して両方の作業を行なうことができる。
【００２０】また、補強リブ９は、安定器具１５、ソケ
ット１０、電灯等の重量を脚部５で受ける作用をなすの
で、水平部１１にかかる荷重を軽減し、バー材１全体を
補強する作用を行う。また、この補強リブ９はその上端
が高い位置となる左右一対の傾斜壁状に形成され、かつ
電灯の両側に存在するので、電灯光の反射板としての作
用も行う。
ット１０、電灯等の重量を脚部５で受ける作用をなすの
で、水平部１１にかかる荷重を軽減し、バー材１全体を
補強する作用を行う。また、この補強リブ９はその上端
が高い位置となる左右一対の傾斜壁状に形成され、かつ
電灯の両側に存在するので、電灯光の反射板としての作
用も行う。
【００２１】
【効果】以上のように、この考案の複合天井用バー材
は、バー材の取付けと同時にソケット取付けや配線作業
を行なえるので、同じ作業者がバー材の組立てと電灯の
取付け作業とを連続して行なうことができ、複合天井組
立ての作業能率を大きく向上させることができる。
は、バー材の取付けと同時にソケット取付けや配線作業
を行なえるので、同じ作業者がバー材の組立てと電灯の
取付け作業とを連続して行なうことができ、複合天井組
立ての作業能率を大きく向上させることができる。
【００２２】また、左右一対の補強リブがソケット嵌合
溝の両側において傾斜壁状に設けられることにより、該
補強リブが反射板の作用を行う。このため別部材の反射
板は不要であり、その分だけコストを低減することがで
きると共に、反射板の取付け作業も不要になる利点があ
る。
溝の両側において傾斜壁状に設けられることにより、該
補強リブが反射板の作用を行う。このため別部材の反射
板は不要であり、その分だけコストを低減することがで
きると共に、反射板の取付け作業も不要になる利点があ
る。
【図１】実施例の使用状態の断面図
１ バー材 ２ 腕 ３ ソケット嵌合溝 ４ リブ ５ 脚部 ６ 爪 ７ 載置面 ８ 貫通孔 １０ ソケット １１ 水平部 １２ 溝 １３ 溝壁 １４ 溝底 １５ 安定器
Claims (1)
- 【請求項１】 吊り金具Ｂによって支持され、両側の脚
部５の下端から外方に突出した腕２により天井板Ａを支
える複合天井用バー材であって、上記各脚部５の内面か
ら内方に延びた各水平部１１相互間に両側溝壁１３と溝
底１４とからなる下向き開放のソケット嵌合溝３を設
け、上記ソケット嵌合溝３の両側内面にソケット１０の
両側面の溝１２に嵌合するリブ４を設け、上記各脚部５
の上部に吊り金具Ｂを引掛けるための爪６を設け、各脚
部５の水平部１１より低い位置で、かつ該脚部５の中間
部分と、前記ソケット嵌合溝３の両側の溝壁１３との間
に、該溝壁１３側が高い位置となる左右一対の傾斜壁状
の補強リブ９を設けたことを特徴とする複合天井用バー
材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993067786U JP2535223Y2 (ja) | 1993-12-20 | 1993-12-20 | 複合天井用バー材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993067786U JP2535223Y2 (ja) | 1993-12-20 | 1993-12-20 | 複合天井用バー材 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0741854U JPH0741854U (ja) | 1995-07-21 |
| JP2535223Y2 true JP2535223Y2 (ja) | 1997-05-07 |
Family
ID=13354994
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1993067786U Expired - Lifetime JP2535223Y2 (ja) | 1993-12-20 | 1993-12-20 | 複合天井用バー材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2535223Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101990476B1 (ko) * | 2017-02-15 | 2019-06-18 | 대림산업 주식회사 | 천정설비 집합형 모듈 바, 및 이를 이용한 건물 실내의 천정 마감구조 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60174116U (ja) * | 1984-04-25 | 1985-11-18 | 松下電工株式会社 | 天井組込照明器具 |
-
1993
- 1993-12-20 JP JP1993067786U patent/JP2535223Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0741854U (ja) | 1995-07-21 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US6293510B1 (en) | Luminaire mounting bracket | |
| US7080923B2 (en) | Surface mount fluorescent strip light fixture retrofit kit and method | |
| JP2535223Y2 (ja) | 複合天井用バー材 | |
| CN211313038U (zh) | 大型异型天花装配式吊顶装置 | |
| CN1668875B (zh) | 安装支架及其使用方法 | |
| CN210395816U (zh) | 一种应用于ffu的龙骨吊顶结构 | |
| KR200372953Y1 (ko) | 조명등 조립체 | |
| KR200214815Y1 (ko) | 천정매입형 형광등기구의 장착장치 | |
| JP2599019Y2 (ja) | 照明器具の取付け構造 | |
| JPH0589630U (ja) | システム天井 | |
| KR20050100527A (ko) | 조명용 등기구의 클립형 취부구조 | |
| JPS6114090Y2 (ja) | ||
| JPH0129929Y2 (ja) | ||
| JPH10188618A (ja) | 電灯取付具支持用支柱腕木組立体 | |
| JPH0648253Y2 (ja) | 吊り形空気調和機の据付装置 | |
| JP2000320061A (ja) | ライン型システム天井 | |
| JP3062580B2 (ja) | 天井の設備機器先付け工法 | |
| KR19980043001A (ko) | 슬림형 헹거식 조명등기구 | |
| JPH0732698Y2 (ja) | システム天井 | |
| JPH0112336Y2 (ja) | ||
| JPH0741768Y2 (ja) | 天井枠の吊り下げ構造 | |
| KR200285803Y1 (ko) | 형광등 고정장치 | |
| JPS5843133Y2 (ja) | 螢光灯器具 | |
| JP2531906Y2 (ja) | 天井用空気吹出口取付装置 | |
| JP2544948Y2 (ja) | 埋込型照明器具の取付構造 |