JP2544948Y2 - 埋込型照明器具の取付構造 - Google Patents
埋込型照明器具の取付構造Info
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- JP2544948Y2 JP2544948Y2 JP1991087785U JP8778591U JP2544948Y2 JP 2544948 Y2 JP2544948 Y2 JP 2544948Y2 JP 1991087785 U JP1991087785 U JP 1991087785U JP 8778591 U JP8778591 U JP 8778591U JP 2544948 Y2 JP2544948 Y2 JP 2544948Y2
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Links
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 claims description 20
- 239000000725 suspension Substances 0.000 claims description 16
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 3
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 2
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 239000003381 stabilizer Substances 0.000 description 1
- 239000002699 waste material Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、建築物の天井板に埋
込型照明器具を埋設する埋込型照明器具の取付構造に関
するものである。
込型照明器具を埋設する埋込型照明器具の取付構造に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】図4に示すように、従来例の埋込型照明
器具の取付構造は、器具本体101を2本の吊ボルト1
13で吊持したものである。器具本体101と吊ボルト
113との連結については、器具本体101の上面に設
けた一対のボルト挿通孔101aに各吊ボルト113を
挿通し、スプリングワッシャ114と共にナット115
を締付けていた。器具本体101は、一対の取付台10
5を幅方向の両側に突出し、下面に反射板106をねじ
止めするとともに、内部に安定器108、電源端子台1
09およびグローランプ112を保持するグローソケッ
ト111を各々取付けている。器具本体101の両端下
部には、反射板106の反射面より突出して反射板10
6の下方に蛍光ランプ107を挟持する一対のソケット
104を2組設けている。
器具の取付構造は、器具本体101を2本の吊ボルト1
13で吊持したものである。器具本体101と吊ボルト
113との連結については、器具本体101の上面に設
けた一対のボルト挿通孔101aに各吊ボルト113を
挿通し、スプリングワッシャ114と共にナット115
を締付けていた。器具本体101は、一対の取付台10
5を幅方向の両側に突出し、下面に反射板106をねじ
止めするとともに、内部に安定器108、電源端子台1
09およびグローランプ112を保持するグローソケッ
ト111を各々取付けている。器具本体101の両端下
部には、反射板106の反射面より突出して反射板10
6の下方に蛍光ランプ107を挟持する一対のソケット
104を2組設けている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】従来例の埋込型照明器
具の取付構造では、器具本体101を複数個連設する場
合でも、1個の器具本体101に対して2本の吊ボルト
113が必要となるため、資源の浪費および手間の増大
が避けられなかった。すなわち、1個の器具本体101
を吊持するのに必要な強度に比して、2本の吊ボルトに
よる吊持は強度が過剰になり無駄である。しかも、吊ボ
ルト113の本数の増大に伴って、スプリングワッシャ
114と共にナット115を吊ボルト113締付ける工
程も増大することになる。また、ナット115を締付け
る際、器具本体101を手で支持しなければならず施工
が煩雑であった。
具の取付構造では、器具本体101を複数個連設する場
合でも、1個の器具本体101に対して2本の吊ボルト
113が必要となるため、資源の浪費および手間の増大
が避けられなかった。すなわち、1個の器具本体101
を吊持するのに必要な強度に比して、2本の吊ボルトに
よる吊持は強度が過剰になり無駄である。しかも、吊ボ
ルト113の本数の増大に伴って、スプリングワッシャ
114と共にナット115を吊ボルト113締付ける工
程も増大することになる。また、ナット115を締付け
る際、器具本体101を手で支持しなければならず施工
が煩雑であった。
【0004】この考案の目的は、器具本体の連設が容易
で吊ボルトの本数を節約できる埋込型照明器具の取付構
造を提供することである。
で吊ボルトの本数を節約できる埋込型照明器具の取付構
造を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この考案の埋込型照明器
具の取付構造は、器具本体の端板と天板との角部に切欠
き開口を設ける。切欠き開口の天板の開口縁の近傍に係
止孔を設け吊ボルトに引掛具を昇降自在に取付ける。引
掛具の先端に上向係止爪を設け、この上向係止爪を前記
天板の前記係止孔に係合することにより器具本体を取付
ける。
具の取付構造は、器具本体の端板と天板との角部に切欠
き開口を設ける。切欠き開口の天板の開口縁の近傍に係
止孔を設け吊ボルトに引掛具を昇降自在に取付ける。引
掛具の先端に上向係止爪を設け、この上向係止爪を前記
天板の前記係止孔に係合することにより器具本体を取付
ける。
【0006】
【作用】この考案の埋込型照明器具の取付構造は、器具
本体の端板と天板との角部に切欠き開口を設け、吊ボル
トに昇降自在に取付けた引掛具の先端に上向係止爪設
け、この上向係止爪を切欠き開口の天板の開口縁の近傍
に設けた係止孔に係合するため、開口から上向係止爪を
挿入することよって器具本体を吊ボルトに容易に取付け
ることができる。
本体の端板と天板との角部に切欠き開口を設け、吊ボル
トに昇降自在に取付けた引掛具の先端に上向係止爪設
け、この上向係止爪を切欠き開口の天板の開口縁の近傍
に設けた係止孔に係合するため、開口から上向係止爪を
挿入することよって器具本体を吊ボルトに容易に取付け
ることができる。
【0007】
【実施例】この考案の一実施例の埋込型照明器具の取付
構造を図1ないし図3に基づいて説明する。図1に示す
ように、埋込型照明器具の取付構造は、器具本体1の端
板2と天板5との角部に切欠き開口6を設け、切欠き開
口6の天板5の開口縁5aの近傍に係止孔7を設け、吊
ボルト3に引掛具8を昇降自在に取付け、引掛具8の先
端に上向係止爪9a,9bを設け、上向係止爪8aを天
板5の係止孔7に係合することにより器具本体1を取付
けたものである。
構造を図1ないし図3に基づいて説明する。図1に示す
ように、埋込型照明器具の取付構造は、器具本体1の端
板2と天板5との角部に切欠き開口6を設け、切欠き開
口6の天板5の開口縁5aの近傍に係止孔7を設け、吊
ボルト3に引掛具8を昇降自在に取付け、引掛具8の先
端に上向係止爪9a,9bを設け、上向係止爪8aを天
板5の係止孔7に係合することにより器具本体1を取付
けたものである。
【0008】器具本体1は、下部に開口した長尺の箱体
で一対の取付台12を幅方向の両側に突設し、内部に安
定器(図示せず)等を取付けている。器具本体1の両端
下部には、蛍光ランプ14を挟持する一対のソケット4
を2組設けている。吊ボルト3は、上端を建築物の梁等
に固定したねじ棒である。切欠き開口6は、端板2と天
板5との角部を端板2の高さ方向の中央付近から器具本
体1の内方に向けて上方に傾斜した側面形状にて器具本
体1の端部を切除し形成したものである。係止孔7は、
器具本体1の幅方向に延びた略長方形の長穴である。引
掛具8は、水平片8aの両端に上向係止爪9a,9bを
突設し、中央に吊ボルトの挿通孔8bを穿設している。
挿通孔8bの上部には、吊ボルト3が挿通可能な口径を
有するガイドパイプ8cを設けている。上向係止爪9
a,9bは、それぞれ係止孔7に嵌入可能な板状の突起
である。
で一対の取付台12を幅方向の両側に突設し、内部に安
定器(図示せず)等を取付けている。器具本体1の両端
下部には、蛍光ランプ14を挟持する一対のソケット4
を2組設けている。吊ボルト3は、上端を建築物の梁等
に固定したねじ棒である。切欠き開口6は、端板2と天
板5との角部を端板2の高さ方向の中央付近から器具本
体1の内方に向けて上方に傾斜した側面形状にて器具本
体1の端部を切除し形成したものである。係止孔7は、
器具本体1の幅方向に延びた略長方形の長穴である。引
掛具8は、水平片8aの両端に上向係止爪9a,9bを
突設し、中央に吊ボルトの挿通孔8bを穿設している。
挿通孔8bの上部には、吊ボルト3が挿通可能な口径を
有するガイドパイプ8cを設けている。上向係止爪9
a,9bは、それぞれ係止孔7に嵌入可能な板状の突起
である。
【0009】図2に示すように施工の際には、吊ボルト
3に引掛具8を挿通し、引掛具8の長手方向を器具本体
1の長手方向と一致させる。吊ボルト3にナット11を
ねじ込み、引掛具8を適宜な高さ位置に固定する。ロッ
クナット(図示せず)によりナット11を固定する。上
向係止爪9aを一の器具本体1の開口6を経て係止孔7
に嵌入し、次いで上向係止爪9bを他の器具本体1の開
口6を経て係止孔7に嵌入する。開口6を利用して、隣
接する器具本体1同士の間に電源線13を挿通する。
3に引掛具8を挿通し、引掛具8の長手方向を器具本体
1の長手方向と一致させる。吊ボルト3にナット11を
ねじ込み、引掛具8を適宜な高さ位置に固定する。ロッ
クナット(図示せず)によりナット11を固定する。上
向係止爪9aを一の器具本体1の開口6を経て係止孔7
に嵌入し、次いで上向係止爪9bを他の器具本体1の開
口6を経て係止孔7に嵌入する。開口6を利用して、隣
接する器具本体1同士の間に電源線13を挿通する。
【0010】これらの工程を繰り返すことにより隣接す
る2個の器具本体1を1本の吊ボルト3にて吊持できる
ので、複数個の器具本体1を連設するに当たって、吊ボ
ルト3の本数を最小限に押えて資源の節約を図り、しか
もナット11の締付け回数を減らして施工の簡略化も図
れる。また、引掛具8を吊ボルト3に固定する工程およ
び上向係止爪9a,9bを各係止孔7に嵌入する工程を
順次行えるため、作業員が単独で容易に施工できる。
る2個の器具本体1を1本の吊ボルト3にて吊持できる
ので、複数個の器具本体1を連設するに当たって、吊ボ
ルト3の本数を最小限に押えて資源の節約を図り、しか
もナット11の締付け回数を減らして施工の簡略化も図
れる。また、引掛具8を吊ボルト3に固定する工程およ
び上向係止爪9a,9bを各係止孔7に嵌入する工程を
順次行えるため、作業員が単独で容易に施工できる。
【0011】なお、引掛具8に係止爪9a,9bを長手
方向の両端に設けたが、図3に示すように係止爪9d,
9eを増設しても良い。
方向の両端に設けたが、図3に示すように係止爪9d,
9eを増設しても良い。
【0012】
【考案の効果】この考案の埋込型照明器具の取付構造
は、器具本体の端板と天板との角部に切欠き開口を設
け、吊ボルトに昇降自在に取付けた引掛具の先端に上向
係止爪設け、この上向係止爪を切欠き開口の天板の開口
縁の近傍に設けた係止孔に係合するため、開口から上向
係止爪を挿入することより吊ボルトに器具本体を容易に
取付けることができる。したがって、複数個の器具本体
を連設する場合、隣接する2個の器具本体を1本の吊ボ
ルトにて吊持できるので、吊ボルトの本数を最小限に押
えて資源の節約を図り、しかも吊ボルトに螺合して引掛
具を固定するナットの締付けを減らして施工の簡略化も
図れる。また、引掛具を吊ボルトに固定する工程および
上向係止爪を各係止孔に嵌入する工程を順次行えるた
め、作業員が単独で容易に施工できる。
は、器具本体の端板と天板との角部に切欠き開口を設
け、吊ボルトに昇降自在に取付けた引掛具の先端に上向
係止爪設け、この上向係止爪を切欠き開口の天板の開口
縁の近傍に設けた係止孔に係合するため、開口から上向
係止爪を挿入することより吊ボルトに器具本体を容易に
取付けることができる。したがって、複数個の器具本体
を連設する場合、隣接する2個の器具本体を1本の吊ボ
ルトにて吊持できるので、吊ボルトの本数を最小限に押
えて資源の節約を図り、しかも吊ボルトに螺合して引掛
具を固定するナットの締付けを減らして施工の簡略化も
図れる。また、引掛具を吊ボルトに固定する工程および
上向係止爪を各係止孔に嵌入する工程を順次行えるた
め、作業員が単独で容易に施工できる。
【図1】この考案の一実施例の埋込型照明器具の取付構
造を示す分解斜視図。
造を示す分解斜視図。
【図2】器具本体の取付手順を示す側面図。
【図3】引掛具の変形例を示す平面図。
【図4】従来例の埋込型照明器具の取付構造を示す分解
斜視図。
斜視図。
1 器具本体 2 端板 3 吊ボルト 5 天板 5a 開口縁 6 切欠き開口 7 係止孔 8 引掛具 9a 上向係止爪 9b 上向係止爪
Claims (1)
- 【請求項1】 器具本体の端板と天板との角部に切欠き
開口を設け、この切欠き開口の天板の開口縁の近傍に係
止孔を設け吊ボルトに引掛具を昇降自在に取付け、この
引掛具の先端に上向係止爪を設け、この上向係止爪を前
記天板の前記係止孔に係合することにより前記器具本体
を取付けた埋込型照明器具の取付構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991087785U JP2544948Y2 (ja) | 1991-10-25 | 1991-10-25 | 埋込型照明器具の取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991087785U JP2544948Y2 (ja) | 1991-10-25 | 1991-10-25 | 埋込型照明器具の取付構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0538709U JPH0538709U (ja) | 1993-05-25 |
JP2544948Y2 true JP2544948Y2 (ja) | 1997-08-20 |
Family
ID=13924637
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991087785U Expired - Lifetime JP2544948Y2 (ja) | 1991-10-25 | 1991-10-25 | 埋込型照明器具の取付構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2544948Y2 (ja) |
-
1991
- 1991-10-25 JP JP1991087785U patent/JP2544948Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0538709U (ja) | 1993-05-25 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |