JP2560566Y2 - 天井用器具 - Google Patents
天井用器具Info
- Publication number
- JP2560566Y2 JP2560566Y2 JP761392U JP761392U JP2560566Y2 JP 2560566 Y2 JP2560566 Y2 JP 2560566Y2 JP 761392 U JP761392 U JP 761392U JP 761392 U JP761392 U JP 761392U JP 2560566 Y2 JP2560566 Y2 JP 2560566Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mounting
- ceiling
- connection box
- piece
- hanging
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この考案は、高天井に取付けられ
る照明器具等の天井用器具に関するものである。
る照明器具等の天井用器具に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、この種の天井器具においては、仮
止め構造を取っておらず、天井に固定した取付金具に器
具本体を固定する構造であった。取付作業時には、器具
本体を手で支えながら電源接続作業を行い、さらに器具
本体を手で支えながらこの器具本体を取付金具にねじ止
めしていた。
止め構造を取っておらず、天井に固定した取付金具に器
具本体を固定する構造であった。取付作業時には、器具
本体を手で支えながら電源接続作業を行い、さらに器具
本体を手で支えながらこの器具本体を取付金具にねじ止
めしていた。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、天井の
ような高所における器具本体を支えながらの上向きの取
付作業は非常に困難であり作業性が低下するという問題
点があった。したがって、この考案の目的は、取付作業
性の向上を図った天井用器具を提供することである。
ような高所における器具本体を支えながらの上向きの取
付作業は非常に困難であり作業性が低下するという問題
点があった。したがって、この考案の目的は、取付作業
性の向上を図った天井用器具を提供することである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】この考案の天井用取付器
具は、対向する一対の垂下片を有し天井に固定された取
付金具と、一対の前記垂下片に対応する一対の対向片を
有する筒状であって器具本体に取付けた接続ボックスと
を備え、一側の前記垂下片に受け穴を設けるとともに一
側の前記対向片に前記受け穴に係止する爪を設け、他側
の前記垂下片および他側の対向片のいずれか一方に取付
ねじを設けるとともに他方に前記取付ねじに係止するＬ
形溝を設けたことを特徴とするものである。
具は、対向する一対の垂下片を有し天井に固定された取
付金具と、一対の前記垂下片に対応する一対の対向片を
有する筒状であって器具本体に取付けた接続ボックスと
を備え、一側の前記垂下片に受け穴を設けるとともに一
側の前記対向片に前記受け穴に係止する爪を設け、他側
の前記垂下片および他側の対向片のいずれか一方に取付
ねじを設けるとともに他方に前記取付ねじに係止するＬ
形溝を設けたことを特徴とするものである。
【０００５】
【作用】この考案の構成によれば、器具本体に設けた接
続ボックスの爪を、取付金具の受け穴に引っ掛けた状態
で電源接続作業を行うことができる。このため、器具本
体を手で支える必要はなくその作業は容易になる。ま
た、電源接続作業後は、爪と受け穴が係止した位置を支
点にして接続ボックスを回動させて、取付ねじとＬ形溝
を係止させる。これにより、接続ボックスが取付完了状
態で取付金具に仮固定されるため、取付ねじを締着する
接続ボックスの取付作業が容易に行える。
続ボックスの爪を、取付金具の受け穴に引っ掛けた状態
で電源接続作業を行うことができる。このため、器具本
体を手で支える必要はなくその作業は容易になる。ま
た、電源接続作業後は、爪と受け穴が係止した位置を支
点にして接続ボックスを回動させて、取付ねじとＬ形溝
を係止させる。これにより、接続ボックスが取付完了状
態で取付金具に仮固定されるため、取付ねじを締着する
接続ボックスの取付作業が容易に行える。
【０００６】
【実施例】この考案の一実施例の天井用器具を図１ない
し図６に基づいて説明する。この天井用器具は照明器具
を実施例とし、図３に示すように、取付金具１、接続ボ
ックス２を取付けた器具本体３、ランプを覆うセード４
等を備えている。取付金具１は、図１および図２に示す
ように、対向する一対の垂下片５，６を有する略コ字形
の金具である。一側の垂下片５には受け穴８が穿設さ
れ、他側の垂下片６には取付ねじ９が螺着される。ま
た、中央部にボルト挿通穴１０が穿設され、天井７から
垂下したボルト１１に取付けられるようにしてある（図
５）。
し図６に基づいて説明する。この天井用器具は照明器具
を実施例とし、図３に示すように、取付金具１、接続ボ
ックス２を取付けた器具本体３、ランプを覆うセード４
等を備えている。取付金具１は、図１および図２に示す
ように、対向する一対の垂下片５，６を有する略コ字形
の金具である。一側の垂下片５には受け穴８が穿設さ
れ、他側の垂下片６には取付ねじ９が螺着される。ま
た、中央部にボルト挿通穴１０が穿設され、天井７から
垂下したボルト１１に取付けられるようにしてある（図
５）。
【０００７】接続ボックス２は、上記一対の垂下片５，
６に対応する一対の対向片１２，１３を有する略角筒状
である。この場合、一側の垂下片５が一側の対向片１２
の外側に出て、他側の垂下片６が他側の対向片１３の内
側に入って対応する。そして、一側の対向片１２の上端
には、図１に示すように、受け穴８に係止する逆Ｌ形の
爪１４が設けられ、他側の対向片１３の上端には、図２
に示すように、取付ねじ９に係止するＬ形溝１５が設け
られる。受け穴８と爪１４は、係止状態で縦横方向に遊
びがあるように設定しておく。また、取付ねじ９はＬ形
溝１５の入り口からずれた位置にありかつ奥部と対応す
るように設定しておく。
６に対応する一対の対向片１２，１３を有する略角筒状
である。この場合、一側の垂下片５が一側の対向片１２
の外側に出て、他側の垂下片６が他側の対向片１３の内
側に入って対応する。そして、一側の対向片１２の上端
には、図１に示すように、受け穴８に係止する逆Ｌ形の
爪１４が設けられ、他側の対向片１３の上端には、図２
に示すように、取付ねじ９に係止するＬ形溝１５が設け
られる。受け穴８と爪１４は、係止状態で縦横方向に遊
びがあるように設定しておく。また、取付ねじ９はＬ形
溝１５の入り口からずれた位置にありかつ奥部と対応す
るように設定しておく。
【０００８】また、器具本体３の内部には安定器が備え
られ、図５に示すように、端子台１６を介して電源線１
７を天井側に導出している。また、セード４の上端には
安定器と接続されたソケットが内蔵してある。つぎに、
この天井用器具の取付作業について説明する。まず、図
５に示すように、ボルト１１にボルト挿通穴１０を通し
てナットで締付けることにより、取付金具１を天井７に
固定する。そして、接続ボックス２の爪１４を受け穴８
に引っ掛ける。この状態で電源線１７を天井配線に接続
する電源接続作業を行う（図４，図５）。また、電源接
続作業後は、爪１４と受け穴８が係止した位置を支点に
して接続ボックス２を回動させて、取付ねじ９とＬ形溝
１５を係止させる。このとき、接続ボックス２を横方向
に少し回動させて取付ねじ９をＬ形溝１５の入り口に入
れ、逆方向に回動させて元の位置に戻す。これにより、
取付ねじ９がＬ形溝１５の奥部に入って係止状態とな
る。そして、図６に示すように、取付ねじ９を締付け
て、取付ねじ９の頭部と垂下片６で対向片１３を挟持し
て固定する。
られ、図５に示すように、端子台１６を介して電源線１
７を天井側に導出している。また、セード４の上端には
安定器と接続されたソケットが内蔵してある。つぎに、
この天井用器具の取付作業について説明する。まず、図
５に示すように、ボルト１１にボルト挿通穴１０を通し
てナットで締付けることにより、取付金具１を天井７に
固定する。そして、接続ボックス２の爪１４を受け穴８
に引っ掛ける。この状態で電源線１７を天井配線に接続
する電源接続作業を行う（図４，図５）。また、電源接
続作業後は、爪１４と受け穴８が係止した位置を支点に
して接続ボックス２を回動させて、取付ねじ９とＬ形溝
１５を係止させる。このとき、接続ボックス２を横方向
に少し回動させて取付ねじ９をＬ形溝１５の入り口に入
れ、逆方向に回動させて元の位置に戻す。これにより、
取付ねじ９がＬ形溝１５の奥部に入って係止状態とな
る。そして、図６に示すように、取付ねじ９を締付け
て、取付ねじ９の頭部と垂下片６で対向片１３を挟持し
て固定する。
【０００９】この実施例では、爪１４と受け穴８の係止
により、器具本体３を手で支えずに電源配線作業ができ
る。さらに、取付ねじ９とＬ形溝１５を係止させること
により、接続ボックス２が取付完了状態で取付金具１に
仮固定されるため、器具本体３を手で支えずに接続ボッ
クス２の取付作業が行える。また、取付金具１と接続ボ
ックス２の接触部分が少なく熱が上部に伝わり難いとい
う利点がある。
により、器具本体３を手で支えずに電源配線作業ができ
る。さらに、取付ねじ９とＬ形溝１５を係止させること
により、接続ボックス２が取付完了状態で取付金具１に
仮固定されるため、器具本体３を手で支えずに接続ボッ
クス２の取付作業が行える。また、取付金具１と接続ボ
ックス２の接触部分が少なく熱が上部に伝わり難いとい
う利点がある。
【００１０】なお、取付ねじ９を接続ボックス２側に設
け、Ｌ形溝１５を取付金具１側に設ける構成にしてもよ
い。
け、Ｌ形溝１５を取付金具１側に設ける構成にしてもよ
い。
【００１１】
【考案の効果】この考案の天井用器具によれば、器具本
体に設けた接続ボックスの爪を、取付金具の受け穴に引
っ掛けた状態で電源接続作業を行うことができる。この
ため、器具本体を手で支える必要はなくその作業は容易
になる。また、電源接続作業後は、爪と受け穴が係止し
た位置を支点にして接続ボックスを回動させて、取付ね
じとＬ形溝を係止させる。これにより、接続ボックスが
取付完了状態で取付金具に仮固定されるため、取付ねじ
を締着する接続ボックスの取付作業が容易に行える。
体に設けた接続ボックスの爪を、取付金具の受け穴に引
っ掛けた状態で電源接続作業を行うことができる。この
ため、器具本体を手で支える必要はなくその作業は容易
になる。また、電源接続作業後は、爪と受け穴が係止し
た位置を支点にして接続ボックスを回動させて、取付ね
じとＬ形溝を係止させる。これにより、接続ボックスが
取付完了状態で取付金具に仮固定されるため、取付ねじ
を締着する接続ボックスの取付作業が容易に行える。
【図１】この考案の一実施例の天井用器具の一方向から
見た要部斜視図である。
見た要部斜視図である。
【図２】その他方向から見た要部斜視図である。
【図３】取付完了状態の正面図である。
【図４】取付作業途中の正面図である。
【図５】取付作業の説明図である。
【図６】取付完了状態の説明図である。
１ 取付金具 ２ 接続ボックス ３ 器具本体 ５，６ 垂下片 ７ 天井 ８ 受け穴 ９ 取付ねじ １２，１３ 対向片 １４ 爪 １５ Ｌ形溝
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭55−109308（ＪＰ，Ａ) 実開 昭57−138208（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭47−3588（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭60−124812（ＪＰ，Ｕ)
Claims (1)
- 【請求項１】 対向する一対の垂下片を有し天井に固定
された取付金具と、一対の前記垂下片に対応する一対の
対向片を有する筒状であって器具本体に取付けた接続ボ
ックスとを備え、一側の前記垂下片に受け穴を設けると
ともに一側の前記対向片に前記受け穴に係止する爪を設
け、他側の前記垂下片および他側の対向片のいずれか一
方に取付ねじを設けるとともに他方に前記取付ねじに係
止するＬ形溝を設けたことを特徴とする天井用器具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP761392U JP2560566Y2 (ja) | 1992-02-21 | 1992-02-21 | 天井用器具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP761392U JP2560566Y2 (ja) | 1992-02-21 | 1992-02-21 | 天井用器具 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0568024U JPH0568024U (ja) | 1993-09-10 |
| JP2560566Y2 true JP2560566Y2 (ja) | 1998-01-26 |
Family
ID=11670668
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP761392U Expired - Lifetime JP2560566Y2 (ja) | 1992-02-21 | 1992-02-21 | 天井用器具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2560566Y2 (ja) |
-
1992
- 1992-02-21 JP JP761392U patent/JP2560566Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0568024U (ja) | 1993-09-10 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19970916 |
|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |