JP3019082U - 操作釦の構造 - Google Patents

操作釦の構造

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JP3019082U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 操作釦の構造に関し、特に、構成が簡略で、
組立工数が簡略化されたものを提供する。 【構成】 断面略L字状に形成したL字部材45の一方
の端部に操作部42を設けると共に、他方の端部にスイ
ッチを押圧するスイッチ押圧部44を設け、前記L字部
材45の屈曲部45a近傍を筐体1に固着せしめたこと
を特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、操作釦の構造に関わり、特に、ビデオカメラに好適な操作釦の構造 に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のビデオカメラを、図19及び図20に示す。図19はビデオカメラ全体 の斜視図であり、図20(a)は左側面図であり、図20(b)は右側面図であ る。
【0003】 図に示すように、筐体200の前方にレンズ部201を配置し、後方には使用 者が覗くアイピース202が配置されている。上方には、ビデオカメラのビデオ 部分を操作する操作部207が配置され、カメラ部分のズームとワイドを操作す るズームボタン203も配置されている。又、レンズ部201の下部には、音声 を録音するマイク部205が配置されており、アイピース202の下方には、カ メラ部の記録を開始するためのトリガボタン208が配置されている。側面には 、ビデオカメラを電気的に動作させるためのバッテリー206が止め具によって 取り付けられ、このバッテリー206を囲むように把持バンド204が配置され ている。バッテリー206がセットされている側面とは反対の側面に、ビデオテ ープを入れるための挿入部209が配置されている。
【0004】 このようなビデオカメラの操作をするときは、まず、操作者は右手を把持バン ド204と筐体200の間に入れ、その状態で筐体200のバッテリー206の 部分を掴む。そして、そのまま右手の親指でトリガボタン208を操作する。す ると、図示しないビデオ部のビデオテープに映像信号が記録される。この映像は 、レンズ部201より入ってきた光信号をCCDで電気信号に変えたものであり 、ビデオ部に記録されると同時に、筐体200内の図示しない小型ブラウン管に も送出され、操作者がアイピース202を覗くことによって見ることができる。 つまり、記録される映像を確認することができるのである。 又、ズームボタン203を操作することによって、記録される映像をズームや ワイドにすることができる。
【0005】 このようなビデオカメラは、テレビ局等で使用される業務用ではなく、一般家 庭で使用される民生用であるため、小型軽量化によってコストの低減を図ること が必須の条件である。そのため、映像の記録方式やビデオテープのローディング 機構を工夫することによって、装置全体の小型軽量化を実現している。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
特に、上記のような従来のビデオカメラにおいては、トリガボタンなどのボタ ン類は、押される方向に取り付けられていた。 このため、操作釦の配置に大きな制約ができ、自由にその配置位置を決めるこ とができなかった。 したがって、上記のように小型軽量化の流れに反するものとなり、製品コスト の上昇を招いていた。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため本考案は、断面略L字状に形成したL字部材の一方の 端部に操作部を設けると共に、他方の端部にスイッチを押圧する押圧部を設け、 前記L字部材の屈曲部近傍を筐体に固着せしめたことを特徴とする。
【0008】 又、前記操作部と押圧部とは略90度の角度を有して前記L字部材に一体に形 成されたことを特徴とする。 又、前記L字部材の近傍には、前記L字部材の動きを規制するストッパが設け られていることを特徴とする。 又、前記ストッパは前記操作部の背面側の筐体に一体に設けられたことを特徴 とする。
【0009】 又、操作釦の側端の中央部が支点片で支持され、操作釦の両端部を押圧する操 作釦において、前記操作釦の裏面部に断面略ハの字状に形成したバネを組み付け 、このバネの両端部を筐体に当接させるように構成したことを特徴とする。 又、前記支点片は、筺体内部に突出して断面略L字状に形成した軸固定片に一 体に設けられたものであることを特徴とする。
【0010】
【作用】
本考案によれば、操作部の移動方向とスイッチの押圧部の移動方向とが異なっ ているので、操作釦の取り付けに制約がなく、このため、操作釦の配置位置の自 由度が増す。
【0011】 又、操作釦のオーバーストロークを防止するストッパを設けたので、操作釦が 必要以上に筐体内に入り込むことがない。
【0012】 又、操作釦の裏面部に断面ハ字状に形成したバネを組み付け、このバネの両端 部を筐体に当接せしめたので、バネの板取りが向上し、構造が簡略化され、同時 に動作がスムーズとる。 又、前記支点片は、筺体内部に突出して断面略L字状に形成されたので、支点 片の強度は増し、信頼性が向上する。
【0013】
【実施例】
以下、本考案のビデオカメラの一実施例を図1乃至図18に基づき説明する。
【0014】 筐体1には、レンズ部2,アイピース4,ズームボタン5,操作部7が従来と 同様な位置に配置されている。
【0015】 図4に示すように、表示部取付部材8は、表示部であるElectrical View Finder(以下EVFという)10の窓部11aを形成する枠 体11及びEVF10を収納する収納部13と、アイピース4内に嵌入してアイ ピース4を所定の位置に取り付けるアイピース取付片14と、表示部取付部材8 を筐体1にねじ止め固定する固定部16,16とで構成している。 なお、アイピース取付片14は筐体1に取り付けると、筐体1外に突出し、筐 体1に設けた図示しないアイピース取付片とともに、アイピース4が取り付けら れるようになっている。
【0016】 枠体11は、EVF10を挿入する為の凹部11bが設けられら枠体であり、 前方に窓11aが形成されていて、EVF10の画像を窓11aを介してアイピ ース4からみることが出来るようになっている。 又、枠体11にはアイピース4から、例えば、録画状態を確認するためのLE Dの表示を確認出来るようになっており、このため、透明な棒状の導光部材20 が枠体11の側部に形成した弾性を有する係止片17,17に係止されるように 構成している。
【0017】 次に、導光部材20の端部20a近傍に配設されるLED21のプリント基板 23への取付構造を図5に基づき説明する。 LED21はLED21が所定状態に取り付けられる様に、ホルダ24を用い て固定されている。
【0018】 また、LED21のホルダ24は、半円筒の前面部を開口26とし、背面部を 略閉塞している。そして、閉塞面27には、LED21の信号線29,29が出 るための孔30,30が形成されている。このホルダ24の両側面には、このホ ルダ24をプリント基板23に取り付けるための、先端鉤状の係止片32がそれ ぞれ形成され、その両側部には係止片32の動きが容易になるようなスリット3 3,33が形成されている。
【0019】 このように構成されたビデオカメラにおいて、組立作業としては、図4に示す ように、まず、EVF10の表示部分を、枠体11の凹部11b内に挿入した後 、導光部材20を枠体11に取り付け、その後、EVF10と枠体11とを表示 部取付部材8の収納部13内に収納し(図4(b))、この状態で、表示部取付 部材8の固定部16を筐体1にねじ止めすると、EVF10は表示部取付部材8 と筐体1とで挟持され、所定位置に固定される。
【0020】 次に、本考案のビデオカメラに用いられる操作釦の構造を図6,図7に基づき 説明する。 図6に示すように、トリガボタン41は、操作部42と、図示しないスイッチ を押圧する円柱状のスイッチ押圧部44と、操作部42とスイッチ押圧部44と を連結して略L字状に形成したL字部材45と、このトリガボタン41を筺体1 に固着させるための取付部47と、取付部47に設けた取付孔48と、前記L字 部材45の屈曲部45aの近傍と前記取付部47とを連結する連結部50と、前 記L字部材45に設けた補強体51とからなり、操作部42、スイッチ押圧部4 4、L字部材45、取付部47、連結部50、補強体51はそれぞれ一体に形成 している。
【0021】 一方、このように構成したトリガボタン41を組み付ける筐体1の構造は、筺 体1の側壁に操作部42を挿通せしめる挿通口53を設けると共に、トリガボタ ン41の取付部47の取付孔48に嵌入して熱溶着によりトリガボタン41を筺 体1に固着する固定用突部54が取付孔48に対応して設けられ、しかも、トリ ガボタン41が筺体1に組み付けられた状態で操作部42のオーバーストローク を防止するためのストッパ56が操作部42の背面側の筺体1内に設けられてい る。
【0022】 そして、本実施例では操作部42の操作方向Aと固定用突部54の突設方向、 即ち、矢印B方向とが約90度なして形成されているから、金型の抜き方向とは 異なる方向に操作部42が操作されるようになっている。このため、スイッチ押 圧部44で押圧されるスイッチの配置位置を自由に選定でき、設計自由度を向上 させている。
【0023】 トリガボタン41の動作としては、まず、操作部42を押すと、連結部50を 支点として、その押圧力がL字部材45を回動させるから、スイッチ押圧部44 が上方に移動し、図示しないトリガスイッチが押される。このとき、ストッパ5 6によって、トリガボタン41のオーバーストロークが防止される。
【0024】 次に、図7に基づきズームボタンの構成を説明する。 ズームボタン5は、ズームボタン5の操作部61と一体に両端部にスイッチ押 圧片63,63を形成し、裏面に平面視H字状のバネ64を配置している。ズー ムボタン5の側端の中央部には、筺体1に形成された支点片であるシーソー軸6 6を軸支する凹部67が形成されている。 H字状のバネ64は、第1片69と第2片70とを中央部で連結しおり、第2 片70を断面略ハの字状に折り曲げて、バネ作用を持つようにしている。そして 、このバネ64をズームボタン5の裏面に熱溶着にて取り付け、前記トリガボタ ン41と同様にズームボタン5に形成した固定用突部72,72を溶着すること によりズームボタン5にバネ64を固着している。
【0025】 73はズームボタン5の筺体1に設けた挿通孔であり、挿通孔73には底部7 5aが形成されていて、この底部75aにバネ64の端部70a,70bが当接 していて、ズームボタン5をオフ状態にしている。 なお、シーソー軸66は筺体1内部に突出させ設けた断面略L字状の軸固定片 76に一体に形成されているから弾性を有してして、ズームボタン5に過大な力 が加えられてもシーソー軸66が破損しないように構成している。
【0026】 このようなズームボタンにおいて、ズームボタン5の一端部を矢印方向に押す と、他端部が持ち上がり、一方のスイッチ押圧片63が図示しないスイッチを押 す。そして、このズームボタン5の押圧を解除すると、バネ64の作用により、 ズームボタン5が復帰し、スイッチの押圧が解除される。 ズームボタン5の他端を押圧したときも、これと同一の動作をする。
【0027】 次に、本考案のバッテリの着脱装置について図8,図9に基づき説明する。 本考案のバッテリの着脱装置80は、筐体1内に突出したバッテリの収納部8 1の側部81aと筐体1の間に設けられている。 着脱装置80の本体である連結体82は中央に長孔84を形成した本体から延 出した爪支持部85と、この爪支持部85の先端で本体より外側方向に突出形成 する爪87と、長孔84を介して爪支持部85と反対側に一体に形成された二本 のヒゲ状の弾性体(V字状に形成した弾性体)である樹脂バネ88と、この樹脂 バネ88,88の間に設けられたガイド90とで構成している。
【0028】 また、前記爪87が形成され連結体82を操作する操作釦91は、操作部92 とこの操作部92に一体に形成された取付用の軸93からなり、軸93の端部に は、所定の長さを大径の孔とした大径孔93aが形成されていて、この大径孔9 3aの奥の方には大径孔93aの径より小径の孔93bが形成されている。
【0029】 一方、筐体1側の構成としては、爪支持部85を挿入する角孔94が収納部8 1の側部81aに設けられ、この角孔94は収納部81の側部81aに設けられ た孔81bに連通している。 また、筐体1には操作釦91の軸93を挿通する長孔96が設けられ、更に、 筐体1の側壁1a側にはガイド90を案内する案内片99,99が設けられてい る。
【0030】 そして本考案の着脱装置80は前記した連結体82の爪支持部85を角孔94 に差し込むと同時に、爪87を孔81bに入れ込み、更に、ガイド90を案内片 99,99間に位置させ、次に、筐体1の外側より操作釦91の軸93を、筐体 1に形成した長孔96及び連結体82の長孔84に挿通せしめ、その後、ワッシ ャ98を介して軸93にねじ100をねじ込み、連結体82と操作釦91とを筐 体1に組み付ける。
【0031】 なお、ねじ100を操作釦91の小径の孔93bにねじ込む際、軸93には所 定の長さ大径の孔とした大径孔93aが形成されているので、ねじ100は確実 に小径の孔93bに案内され、又、ねじ100を小径の穴93bにねじ込んでも 、軸93がねじ100の影響で変形することなく、このため、連結体82は軸9 3に影響されることなくスムーズに動くことができる。
【0032】 このように構成した、本考案のバッテリの着脱装置において、バッテリ102 を収納部81に収納する際、樹脂バネ88が筐体1の側壁1aに当接しているか ら爪87は収納部81内に突出しているが、バッテリ102を収納部81に格納 する時、バッテリ102の側部102aが爪87を押し、連結体82が筐体1の 側壁1a側ヘ一瞬移動する。しかし、連結体82は樹脂バネ88で付勢されてい るから、その後、バッテリ102の係合凹部102bに爪87が係合し、バッテ リ102は収納部81に保持される。 尚、この時操作釦91の軸93は長孔84内の側壁1a側に位置しているから 操作釦91は動かない。
【0033】 次に、バッテリ102を収納部81から取り出す時には、操作釦91を側壁1 a側へ動かすと、軸93は長孔84内の側壁1a側にあるから、連結体82を側 壁1a側へ動かす。このため、爪87は角孔94側に動き、このため、バッテリ 102は爪87との係合状態から解除される。 なお、連結体82は、ガイド90が筐体1に形成した案内片99,99で横方 向の動きを規制されるように構成されているので、連結体82が曲がったり、或 は、爪87がバッテリ102の係合凹部102bと係合しなくなる状態を防止し ている。
【0034】 次に、バッテリ102の収納部81内に設けられるバッテリ端子について説明 する。 バッテリ端子(以下、端子という)104には図10に示すように、端子10 4に沿ってスリット106が設けられ、スリット106の両端には取付用の固定 片107が形成され、端子104はバネ性を有する金属で構成されている。 そして、図10(b)に示すように形成された端子104の固定片107をプ リント基板23の孔に挿入組付すると共に、固定片107を半田付けすることで 端子としてバッテリ102の収納部81の孔81cに組み付ける。 この時、孔81cより端子部104aが突出するのでバッテリ102の端子と 接触可能になる。 なお端子104では固定片107を上記のように構成したので、端子の板取り が向上し、安価になる。
【0035】 次に、本考案の筐体構造について説明する。 図1は、本考案のビデオカメラの筐体構造の斜視図、図2は図1の平面図であ り、110はビデオカメラの本体である。筐体1は本体110のほぼ中心におけ る分割線114に沿って巾方向に2分割された左ケーシング112Lおよび右ケ ーシング112Rからなる。
【0036】 上記左,右ケーシング112L,112Rの分割線114における縁部はそれ ぞれ互いに嵌合するようになっていて、周辺において所定位置、例えば、5箇所 の位置に配設された丸穴113内に図示しないねじを挿入し、一体構造に締結す る。
【0037】 図11は、本考案のケーシング112L,112Rの締結構造を示す断面図で ある。 この実施例では左ケーシング112Lに丸穴113を有する取付部115が設 けられており、丸穴113の底部には丸穴113の中心方向に傾斜した面を有す るさら座115aが設けられている。右ケーシング112Rにはねじ孔116を 螺設した支持部118が設けられており、左,右ケーシング112L,112R は上記取付部115、支持部118を当接させると共に、ねじ120を用いて一 体構造に締結する。 そして、丸穴113の底部には丸穴113の中心方向に傾斜した、さら座11 5aが設けられているから、ねじ120をねじ込む際、ねじ120は、さら座1 15aに沿って締結されるから、芯出しを確実なものとすることが可能となる。
【0038】 図12は、本考案のショルダーベルトの係合具を示す断面図である。図1,2 ,3に示すごとく、係合具121は筐体1の前面の上、下部にそれぞれ付設され ている。 上記係合具121は、左,右ケーシング112L,112Rにそれぞれの係合 具121L,121Rとして分割可能に取り付けられている。すなわち、係合具 121L,121Rの先端の略中心部に凹凸が形成されて嵌合可能とされるとと もに、凹凸部を含めて孔123が設けられ、更に、この孔123の中心部分には 金属製の補強用の棒材124を挿着して結合させている。このため、図示しない ショルダーベルトを使用する際、充分な強度が保持されているので、係合具12 1の破損を予防することができる。
【0039】 次に、本考案のグリップベルトの取付構造を図1,13に基づき説明する図で ある。 図に示すごとく、グリップベルト126は、左ケーシング112Lの外側面に 取り付けられるようになっていて、このため、バッテリ102の前、後部に挿入 ガイド128および溝孔129が付設されている。
【0040】 グリップベルト126のループ部126aが挿入ガイド128に挿通されると ともに、グリップベルト126の一端には孔132aを備えた有孔フック132 が結合されており、上記溝孔129より筐体1内部に挿入され、上記有孔フック 132の孔132aがケーシング112Lに一体に形成された支持材134、即 ち、プリント基板23の支持材に挿通されている。 このように、グリップベルト126の有孔フック132は支持材134で支持 され、且つ、支持材134の一方の端部は左ケーシング112Lと一体になって いて、しかも、他方の端部はプリント基板23でおさえられているから、グリッ プベルト126は支持材134から抜けることがなく、ビデオカメラを安定して 操作できるようにしている。
【0041】 図14,15は、本考案のマイクロホン構造体を示す図である。 図1,14,15に示すごとく、マイクロホン構造体135は筐体1の前面に て左,右ケーシング112L,112Rの下部にて形成されているそれぞれの係 合部137に係合して取り付けられるように構成している。
【0042】 マイクロホン構造体135は外筒138と、外筒138内にマイクロホン14 0を収納、支持する弾性を有する支持体141,142と、マイクロホン140 の前部に設けられ受音部144を有する支持部材145ならびに外筒138の背 面部を被覆する蓋147とから構成されている。 このようにして、格別な組付手段を用いることなく、マイクロホン構造体13 5を筐体1に組み付けができるので、筐体構造を簡単なものにすることができる 。 なお、蓋147は外筒138の外側に備えた図示しない係止部に係止する構造 であるから、蓋147の脱着も容易になる。
【0043】 図16は、本考案の三脚取付部材を示す構成図であり、図16(a)は内側の 斜視図、筐体1の底面1bには三脚取付部材150が挿着されるようになってい る。 三脚取付部材150は金属製からなる支持板151と樹脂製からなる取付板1 53とからなり、支持板151には図示しない三脚のねじを嵌挿するねじ154 が内設され、更に、支持板151の一部が折曲加工されて一対の止め片151a が立設され、止め片151aに取付板153が挿着されるように構成している。
【0044】 上記取付板153にはキャップ156が形成されており、支持板151を挿通 する三脚のねじ部分を包囲するように形成されている。 支持板151の両端は右ケーシング112Rの底面に設けたガイド片157に 沿って挿入され、ストッパとの当接によって位置決めがなされる。 又、取付板153の縁部分153aに沿って、スリット159が設けられてい るから取付板153を支持板151に取り付ける際、縁部分153aは弾性を有 するので、取付板153を支持板151に確実に取り付けることが可能になって いる。
【0045】 なお、支持板151がガイド片157に沿って挿入されストッパにて位置決め されると、支持板151の長手方向の端部は分割線114よりはみ出して、はみ 出し部151bが形成される。このはみ出し部151bは左ケーシング112L の底面上に位置されるとともに、はみ出し部151bの両端も図示しない左ケー シング112Lのガイド片に沿って挿入されることにより、上記重量のあるビデ オカメラを三脚上に確実に支持することができる。
【0046】 図17は、本考案のビデオカメラのカセットドアーの取付構造を示す図である 。 カセット装着部は、筐体の右ケーシング112R内に設けられていて、図示し ないビデオカセットの装着が行われるようになっている。 そして、カセット装着部は図示しないビスを用いてドアー160によってカバ ーされている。カセット装着部の所要位置には取付部162が設けられ、また、 ドアー160にも同様に取付部164が設けられている。 そして、ドアー160の取付部164とカセット装着部の取付部162とは当 接するように構成されていて、取付部164の孔部164aは取付部162の孔 部162aよりも大きく形成されて、カセット装着部の取付部162にドアー1 60が取り付けられる際、右ケーシング112Rとドアー160との位置ずれが あっても、ドアー160が右ケーシング112Rとずれることなく所定の位置に 調整して取り付けられるように構成している。
【0047】 図18は、本考案のビデオカメラのテープ巻き込み防止片を示す斜視図である 。 170は防止片を示し、その一端は右ケーシング112Rに一体に形成されて おり、他端は折曲げ部170aを形成している。 この折曲げ部170aは装着されたビデオカセットのテープが緩んでも、テー プがヘッドシリンダに巻き込まれないようにテープを案内するようにヘッドシリ ンダ上を覆うように形成されているものである。
【0048】
【考案の効果】
本考案は、上記のように構成したので、以下のような効果を奏する。 (1)操作釦の移動方向とスイッチの押圧部の押圧方向とが異なっているので 、操作釦の取り付けに制約がなく、操作釦の配置位置の自由度が増す。このため 組立の自由度が増すので、コストの低減となる。 (2)操作釦のオーバーストロークを防止するストッパを設けたので、操作釦 が必要以上に筐体内に入り込むことがない。このため、製品の品質が向上する。 (3)操作釦の裏面部に断面ハ字状に形成したバネを組み付け、このバネの両 端部を筐体に当接せしめたので、バネの板取りが向上し、構造が簡略化され、同 時に動作がスムーズとなった。 このため、製品の質的向上と共に構成の簡略化によってコストの低減が実現す る。 (4)前記支点片は、筺体内部に突出して断面略L字状に形成されたので、支 点片の強度は増し、信頼性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のビデオカセットの筐体構造の斜視図で
ある。
【図2】図1の平面図である。
【図3】本考案の実施例の縦断面図である。
【図4】本考案の実施例を示す図であり、(a)はアイ
ピースと表示部取付部材の斜視図、(b)は側面図、
(c)は枠体の斜視図である。
【図5】本考案の実施例を示し、(a)はLEDをホル
ダを介して基板に取り付けるときの斜視図、(b)はそ
の側面図である。
【図6】本考案の実施例を示し、(a)はトリガボタン
とその取付部の分解斜視図、(b)はトリガボタン取付
の側面図である。
【図7】本考案の実施例を示し、(a)はズームボタン
の斜視図、(b)はバネの斜視図、(c)は組立状態の
断面図である。
【図8】本考案の要部の分解斜視図である。
【図9】本考案の断面図であり、(a)は組立断面図、
(b)は操作釦の断面図である。
【図10】バッテリ端子を示し、(a)は端子の展開
図、(b)は組立断面図である。
【図11】同ケーシングの締結構造を示す断面図であ
る。
【図12】同係合具を示す断面図である。
【図13】同グリップベルトの取付構造の要部拡大断面
図である。
【図14】マイクロホン構造体を示す斜視図である。
【図15】マイクロホン構造体を示し、(a)は断面
図、(b)は分解図である。
【図16】三脚取付部材を示す構成図であり、(a)は
内面斜視図、(b)は裏面斜視図である。
【図17】(a)はビデオカメラの要部側面図、(b)
は取付部断面図である。
【図18】テープの巻き込み防止片を示す斜視図であ
る。
【図19】従来技術の斜視図である。
【図20】従来技術の側面図である。
【符号の説明】
1 筐体 2 レンズ部 4 アイピース 5 ズームボタン 7 操作部 8 表示部取付部材 10 EVF 11 枠体 13 収納部 14 アイピース取付片 16 固定部 17 係止片 20 導光部材 21 LED 23 プリント基板 24 ホルダ 26 開口 27 閉塞面 29 信号線 30 孔 32 係止片 33 スリット 41 トリガボタン 42 操作部 44 スイッチ押圧部 45 L字部材 47 取付部 48 取付孔 50 連結部 51 補強体 53 挿通口 54 固定用突部 56 ストッパ 60 ズームボタン 61 操作部 63 スイッチ押圧片 64 バネ 66 シーソー軸 67 凹部 69 第1片 70 第2片 72 固定用突部 73 挿通孔 75 底部 76 軸固定片 80 着脱装置 81 収納部 82 連結体 84 長孔 85 爪支持部 87 爪 88 樹脂バネ 90 ガイド 91 操作釦 92 操作部 93 軸 94 角孔 96 長孔 98 ワッシャ 99 案内片 100 ねじ 102 バッテリ 104 バッテリ端子 106 スリット 107 固定片 109 プリント基板 110 ビデオカメラの本体 113 丸穴 114 分割線 115 取付部 116 ねじ孔 118 支持部 120 ねじ 121 係合具 123 孔 124 棒材 126 グリップベルト 128 挿入ガイド 129 溝孔 131 孔 132 有孔フック 134 支持材 135 マイクロホン構造体 137 係合部 138 外筒 140 マイクロホン 141 支持体 142 支持体 144 受音部 145 支持部材 147 蓋 150 三脚取付部材 151 支持板 153 取付板 154 ねじ 156 キャップ 157 ガイド片 159 スリット 160 ドアー

Claims (6)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 断面略L字状に形成したL字部材の一方
    の端部に操作部を設けると共に、他方の端部にスイッチ
    を押圧する押圧部を設け、前記L字部材の屈曲部近傍を
    筐体に固着せしめたことを特徴とする操作釦の構造。
  2. 【請求項2】 前記操作部と押圧部とは略90度の角度
    を有して前記L字部材に一体に形成されたことを特徴と
    する請求項1記載の操作釦の構造。
  3. 【請求項3】 前記L字部材の近傍には、前記L字部材
    の動きを規制するストッパが設けられていることを特徴
    とする請求項1又は2記載の操作釦の構造。
  4. 【請求項4】 前記ストッパは前記操作部の背面側の筐
    体に一体に設けられたことを特徴とする請求項3記載の
    操作釦の構造。
  5. 【請求項5】 操作釦の側端の中央部が支点片で支持さ
    れ、操作釦の両端部を押圧する操作釦において、前記操
    作釦の裏面部に断面略ハの字状に形成したバネを組み付
    け、このバネの両端部を筐体に当接させるように構成し
    たことを特徴とする操作釦の構造。
  6. 【請求項6】 前記支点片は、筺体内部に突出して断面
    略L字状に形成した軸固定片に一体に設けられたもので
    あることを特徴とする請求項5記載の操作釦の構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08216578A (ja) * 1995-02-15 1996-08-27 Maguetsukusu:Kk 紙片等磁着具

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