JP2605069Y2 - バッテリ収容装置 - Google Patents

バッテリ収容装置

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JP2605069Y2
JP2605069Y2 JP8397092U JP8397092U JP2605069Y2 JP 2605069 Y2 JP2605069 Y2 JP 2605069Y2 JP 8397092 U JP8397092 U JP 8397092U JP 8397092 U JP8397092 U JP 8397092U JP 2605069 Y2 JP2605069 Y2 JP 2605069Y2
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battery
lid
contact piece
electrode
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武夫 吉田
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旭光学工業株式会社
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    • Y02E60/12

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  • Camera Bodies And Camera Details Or Accessories (AREA)
  • Battery Mounting, Suspending (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、例えばカメラに内蔵さ
れ、電源となるバッテリを収容するバッテリ収容装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ズームレンズシャッターカメラ等
のバッテリ収容装置として、バッテリ室の開口部に着脱
自在に設けられた蓋と、バッテリ室とにそれぞれバッテ
リの各電極に電気的に接触する電極接片が設けられたも
のが知られている。バッテリ室の電極接片は、バネ力を
備えて伸縮自在であり、一方、蓋の電極接片は、蓋の内
面に固定されている。したがってバッテリは、バッテリ
室の電極接片のバネ力によって付勢され、蓋の電極接片
との間に保持される。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】上述した従来のバッテ
リ収容装置では、何らかの衝撃力によってバッテリが振
動した場合、バッテリと両極接片のいずれか一方との導
通が瞬間的(約5ms)に断たれるおそれがある。カメ
ラ回路動作中にバッテリとの導通が断たれると、CPU
が誤作動してリセットされてしまう。例えばズームレン
ズが収納状態となり、フィルム枚数表示が0となり、さ
らにデートモジュールの日付もリセットされて初期位置
となる。
【0004】バッテリ室の電極接片のバネ力を大きくす
ることによって、衝撃力によるバッテリの振動を抑える
ことも考えられるが、振動抑制の効果が少ない割に弊害
が大きい。すなわちバネ力をあまり大きくすると、開口
部を塞ぐ蓋に大きな力がかかるため、その取付け部分に
非常に大きな強度が必要となるという問題が生じる。
【0005】また、蓋の電極接片にもバネ力を持たせて
伸縮自在とし、双方の電極接片のバネ力によってバッテ
リを保持することも考えられる。これによると、衝撃力
によるバッテリの振動をある程度抑えることができる。
しかし、蓋を着脱させる際、バネ力を持たせた蓋の電極
接片がバッテリに引掛かって着脱しにくく、また壊れ易
いという問題がある。
【0006】本考案は、第1および第2の接片とバッテ
リの各電極との導通が、衝撃力等によって瞬断すること
を確実に防止することができ、しかも蓋の着脱を容易に
行うことができるバッテリ収容装置を提供することを目
的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本考案に係るバッテリ収
容装置は、バッテリ室に設けられると共にバネ力を有
、バッテリ室に収容したバッテリの一方の電極に当接
する第1の接片と、バッテリ室の開口部を塞ぐように着
脱自在に設けられる蓋と、蓋に設けられ、外部からの操
作によってバッテリ室に対する蓋の固定および取外しを
行う操作部材と、蓋に設けられると共にバネ力を有し
操作部材に連動する第2の接片とを備え、操作部材が
を固定するように操作された状態において、バッテリの
他方の電極に第2の接片が当接し、第1および第2の接
片のバネ力によって、第1および第2の接片とバッテリ
の両電極との当接状態が維持されることを特徴としてい
る。
【0008】
【実施例】以下図示実施例により、本考案を説明する。
図1〜図6は、本考案の第1実施例であり、カメラに内
蔵されたバッテリ収容装置を示す図である。これらの図
において、2個のバッテリ10は、カメラ本体11に形
成されたバッテリ室20に収容されており、+および−
電極をそれぞれ対応する電極接片に接触させた状態で保
持される。バッテリ室20には、外部からバッテリ10
を出入れするための開口部22が形成され、開口部22
には蓋30が着脱自在に設けられる。
【0009】図1および図2に示すように、一方の電極
接片21は、バッテリ室20に設けられ、他方の電極接
片31は蓋30の内面におけるバッテリ室20の電極接
片21と対向する位置に設けられる。
【0010】バッテリ室20の電極接片(以下、本体側
接片という)21は、所定のバネ力を備えて伸縮自在で
あり、本体側電極21の基端部(図中上端部)はカメラ
本体11に固定され、本体側電極21の先端部(図中下
端部)はバッテリ10の上側電極に当接する。本体側接
片21は、バネ力によってバッテリ10を蓋30側に付
勢し、蓋30の電極接片31との間でバッテリ10を保
持する。
【0011】蓋30の電極接片(以下、蓋側接片とい
う)31は、蓋30の内面とほぼ平行に所定の間隔をあ
けて固定された電極板32を一部テーパー状に打ち出し
て、断面視にてハの字状に形成される。蓋側接片31の
中心部には、導通するバッテリ電極の極性に応じた所定
の大きさの貫通孔33が設けられる。蓋側接片31は、
バネ力を備えておらず、本体側接片21のバネ力によっ
て付勢されたバッテリ10の下側電極に当接する。
【0012】図1および図3に示すように、蓋30に設
けられた爪34が、カメラ本体11の係合溝12に係合
され、また蓋30に設けられたガイド孔35がカメラ本
体11に突設されたガイドピン13に嵌合されて、バッ
テリ室20の開口部22に取付けられる。蓋30の中央
部には、開閉レバー36が、蓋30および電極板32を
貫通して回転可能に設けられており、外部からの操作に
よって水平方向(紙面に対して横方向に垂直に交わる面
の方向)の位置を変え、蓋30の固定および解除を行
う。
【0013】開閉レバー36の上端部には、アーム37
が、電極板32より突出して電極板32と平行方向を向
いて延設される。開閉レバー36のアーム37が図1上
で右方を向いた位置(図1〜図3に示す位置、以下固定
位置という)において、アーム37の先端はカメラ本体
11の係止部14に当接し、蓋30の図上における右方
へのスライドが阻止される。これにより蓋30は、爪3
4およびガイドピン13によってカメラ本体11に支持
された状態で固定される。また開閉レバー36のアーム
37は、固定位置以外の図4〜図6に示す位置(以下、
解除位置という)において、カメラ本体11の係止部1
4から解放され、蓋30が図の右方へスライド可能とな
る。したがって、蓋30の取外しが可能である。
【0014】開閉レバー36には、バネ接片40が固定
されている。このバネ接片40は、蓋30の内面と電極
板32との間に設けられ、開閉レバー36の回転軸の方
向からみて、アーム37の延設方向に対してほぼ90度
の方向に延びる。バネ接片40の基端部41は、電極板
32の下面に摺接しており、蓋側接片31に電気的に導
通する。
【0015】バネ接片40の両端部42はそれぞれ、図
1および図2に示す開閉レバー36の固定位置におい
て、蓋側接片31の貫通孔33からバッテリ10側に突
出し、バッテリ10の下側電極に当接する。また開閉レ
バー36を固定位置から回転させると、バネ接片40の
両端部42はそれぞれ、蓋側接片31の貫通孔33の縁
部を乗り上げ、蓋側接片31の下面(蓋側を向いた面)
に摺接しながら、そのカム作用により図1上の下方に押
圧され、図4および図5に示すように、開閉レバー36
の解除位置においては、撓んだ状態で電極板32平板状
部の下面に係合する。バネ接片40の両端部42は、貫
通孔33の縁部を乗り上げ易いように、先端(図中上
端)に向けて細くなるように形成されている。
【0016】本実施例の作用を説明する。蓋30をバッ
テリ室20に取付ける際、図4〜図6に示すように、開
閉レバー36を解除位置の状態にしたまま、爪34をカ
メラ本体11の係合溝12に嵌合させつつ、ガイド孔3
5にカメラ本体11のガイドピン13を嵌挿させ、蓋3
0をカメラ本体11に取付ける。つぎに、開閉レバー3
6を回転させて固定位置となるように操作すると、開閉
レバー36のアーム37が図4上の右方を向き、図1に
示すように、カメラ本体11の係止部14に当接する。
この状態では、蓋30は図1上の右方にスライドするこ
とができず、したがって蓋30は、爪34およびガイド
ピン13によってカメラ本体11に支持された状態に固
定される。
【0017】このとき、蓋側接片31に導通したバネ接
片40の両端部42は、蓋側接片31の貫通孔33から
バッテリ10側に突出し、バッテリ10の下側電極に接
触する。バネ接片40は、バネ力を備えて貫通孔33か
ら出没自在であるので、衝撃力等によってバッテリ10
が振動してもその動きに追従し、バッテリ10との導通
状態を維持する。すなわち、バッテリ10が図の上方に
動いて蓋側接片31から離れても、バネ接片40の両端
部42がバッテリ10の下側電極に接触したままその動
きに追従し、バッテリ10との導通状態を維持する。
【0018】蓋30をバッテリ室20から取外す際、開
閉レバー36を回転させて解除位置となるように操作す
ると、図4〜図6に示すように、開閉レバー36のアー
ム37(図6)が、カメラ本体11の係止部14から外
れる。この状態では、蓋30を図の右方にスライドさせ
ることが可能であり、爪34を係合溝12から外しつ
つ、ガイド孔35からガイドピン13を抜くと、蓋30
をカメラ本体11から取外すことができる。
【0019】このとき、バネ接片40の両端部42は、
蓋側接片31の貫通孔縁部を乗り上げ、蓋側接片31下
面に摺接しながら図1、4上の下方に押圧され、撓んだ
状態で電極板32の平板状部の下面に係止される。バネ
接片40の両端部42は、先端に向けて細くなるように
形成されているので、貫通孔33からバッテリ10側に
突出した状態から、貫通孔33の縁部を乗り上げ、蓋側
接片31の下面に摺接しながら電極板32の平板状部の
下面に撓んだ状態で係止されるまで、円滑に移行する。
これによりバネ接片40が、蓋30着脱の障害となるこ
とはない。
【0020】図7〜図10は、本考案の第2実施例であ
るバッテリ収容装置を示す図である。これらの図におい
て、バネ接片40は、接片支持板50の先端部50a
(図7中右端部)に固定される。接片支持板50の基端
部50b(図7中左端部)は、蓋30に固定された電極
板32の中央部近傍に固定され、接片支持板50の先端
部50aは、電極板32に対して所定間隔を介して対向
し、バネ接片40が貫通孔33の下方に向くように延設
される。接片支持板50の先端部50aの側方には、電
極板32に対して所定の角度で傾斜するように突出片を
折り返してなした傾斜部53が形成されており、この傾
斜部53の蓋側面がカム面となり、図8に示すように、
駆動板60の縁部がこの面上を摺動しながら接片支持板
50を押上げることによって、バネ接片40が貫通孔3
3からバッテリ10側に突出する。駆動板60は、開閉
レバー36に固定されており、開閉レバー36の固定位
置においてのみ、接片支持板50の傾斜部53に係合
し、接片支持板50を押上げる。
【0021】開閉レバー36が固定位置に操作される
と、駆動板60の縁部が接片支持板50の傾斜部53に
当接した図7および図8に示す状態から、駆動板60が
接片支持板50を押上げ、接片支持板50は撓みながら
先端部50aを押上げられて、図9および図10に示す
傾斜部53が完全に駆動板60上に乗り上げた状態とな
る。これにより、バネ接片40の両端部42が貫通孔3
3からバッテリ10側に突出し、バッテリ10の下側電
極に当接する。
【0022】以上のように上記各実施例によれば、開閉
レバー36を固定位置に操作することにより、蓋側接片
31に導通したバネ接片40の両端部42が、蓋側接片
31の貫通孔33からバッテリ10側に突出し、バッテ
リ10の下側電極に当接するので、衝撃力等によるバッ
テリ10の振動で、バッテリ10の下側電極と蓋側接片
31とが瞬間的に離れ、直接の導通が瞬間的に断たれた
場合でも、バッテリ10の振動に追従するバネ接片40
を介して電気的な導通状態が確保される。したがって、
バッテリ10の電極と蓋側接片31とが、衝撃力等によ
って瞬断することを確実に防止することができる。また
バネ接片40は、開閉レバー36の解除位置において、
電極板32の下面に撓んだ状態で係止されるので、蓋3
0の着脱を阻害することはない。
【0023】なお上記各実施例においては、バネ接片4
0として、板バネを折曲したものを用いているが、バネ
力を備えて伸縮自在であればよく、コイルバネ等いかな
る形状のものを用いてもよい。
【0024】
【考案の効果】以上のように本考案によれば、第1およ
び第2の接片とバッテリの各電極との導通が、衝撃力等
によって瞬間的に断たれることを確実に防止することが
でき、しかも蓋の着脱を容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1実施例に係るバッテリ収容装置の
開閉レバーが固定位置にある状態を示す図である。
【図2】図1のバッテリ収容装置の左側面図である。
【図3】図1のバッテリ収容装置の蓋の平面図である。
【図4】図1のバッテリ収容装置の開閉レバーが解除位
置にある状態を示す図である。
【図5】図4のバッテリ収容装置の左側面図である。
【図6】図4のバッテリ収容装置の蓋の平面図である。
【図7】本考案の第2実施例に係るバッテリ収容装置の
開閉レバーが解除位置にある状態を示す図である。
【図8】図7のバッテリ収容装置の右側面図である。
【図9】図7のバッテリ収容装置の開閉レバーが固定位
置にある状態を示す図である。
【図10】図9のバッテリ収容装置の右側面図である。
【符号の説明】
10 バッテリ 20 バッテリ室 21 本体側接片(第1の接片) 22 開口部 30 蓋 36 開閉レバー(操作部材) 40 バネ接片(第2の接片)

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バッテリ室に設けられると共にバネ力を
    有し前記バッテリ室に収容したバッテリの一方の電極
    に当接する第1の接片と、前記 バッテリ室の開口部を塞ぐように着脱自在に設けら
    れる蓋と、前記 蓋に設けられ、外部からの操作によって前記バッテ
    リ室に対する前記蓋の固定および取外しを行う操作部材
    と、前記 蓋に設けられると共にバネ力を有し前記操作部材
    に連動する第2の接片とを備え、前記 操作部材が前記蓋を固定するように操作された状態
    において、前記バッテリの他方の電極に前記第2の接片
    当接し、前記第1および第2の接片のバネ力によっ
    て、前記第1および第2の接片と前記バッテリの両電極
    との当接状態が維持されることを特徴とする請求項1に
    記載のバッテリ収容装置。
  2. 【請求項2】 前記第2の接片は、前記操作部材が前記
    蓋の固定を解除するように操作された状態において、
    蓋の着脱を阻害しない位置に移動することを特徴とす
    る請求項1記載のバッテリ収容装置。
JP8397092U 1992-11-11 1992-11-11 バッテリ収容装置 Expired - Lifetime JP2605069Y2 (ja)

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JPH0644015U JPH0644015U (ja) 1994-06-10
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