JP3017983B2 - 同期捕捉回路 - Google Patents

同期捕捉回路

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JP3017983B2
JP3017983B2 JP33191998A JP33191998A JP3017983B2 JP 3017983 B2 JP3017983 B2 JP 3017983B2 JP 33191998 A JP33191998 A JP 33191998A JP 33191998 A JP33191998 A JP 33191998A JP 3017983 B2 JP3017983 B2 JP 3017983B2
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    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
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  • Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)
  • Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)
  • Time-Division Multiplex Systems (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は同期捕捉回路に関
し、さらに詳細には、例えば必要とするC/N(搬送波
電力対雑音電力比)が異なる複数の変調方式で伝送され
てくるデジタル被変調波を受信する受信機に用いられる
同期捕捉回路に関する。
【0002】
【従来の技術】必要とするC/Nが異なる複数の変調方
式で伝送されてくるデジタル被変調波、例えば8PSK
変調、QPSK変調、BPSK変調が時間毎に組み合わ
され、フレーム毎に繰り返し伝送されてくる階層化伝送
方式が知られている。ここで、伝送信号中に用いられる
変調波のうち最もレベル数の少ない被変調波の部分は位
相数の少ない部分を意味し、具体的にはBPSK変調の
部分である。かかる階層化伝送方式によるデジタル被変
調波を受信する放送受信機では、復調されたベースバン
ド信号(以下、ベースバンド信号をシンボルストリーム
とも記す)中からフレーム同期パターンを検出して予め
定められた同期パターンとの一致とその周期性を検出し
て同期捕捉とする同期捕捉回路を備え、予め定めた回
数、一致検出が連続して行われたとき同期確定としてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この場合に、受信フレ
ーム同期パターンが予め定められた送信フレーム同期パ
ターンに完全に一致し、その周期も合致したとき、フレ
ーム同期パターンを検出したものとするとC/Nが0d
B程度の場合には、BPSK変調信号のビットエラー率
(BER)は1×10の(−1)乗程度であることか
ら、20シンボルからなる受信フレーム同期パターンに
おいて、2ビット程度の誤りが頻繁に発生し、受信フレ
ーム同期パターンと予め定められた送信フレーム同期パ
ターンとの一致が検出されにくくなるという問題点があ
る。
【0004】また、例えばBPSK変調部分(後記する
バーストシンボル信号を含む)からバースト的にキャリ
ア再生が行えなかったとしても、フレーム同期パターン
がフレームの先頭に形成されているという階層化伝送方
式の構成上、復調データ中のフレーム同期パターンが検
出されるキャリア誤差周波数が存在し、フレーム同期と
誤検出される場合が生ずる。この結果、キャリア再生が
できてもいないのに、同期確定と誤認されてしまうとい
う問題点がある。
【0005】本発明は、低C/N時の受信において、フ
レーム同期捕捉のときに疑似同期ロックをなくして安定
した同期捕捉が行える同期捕捉回路を提供することを目
的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明にかかる同期捕捉
回路は、復調ベースバンド信号から受信フレーム同期パ
ターンを検出する同期検出手段と、復調ベースバンド信
号から伝送路のC/N値を判定するC/N判定手段と、
判定したC/N値に基づいて、同期検出ができかつ同期
維持ができる送信側のフレーム同期パターンのビットと
一致する受信フレーム同期パターン中のビットの数を相
関検出基準値として出力する相関検出基準値演算手段
と、同期検出手段によって検出した受信フレーム同期パ
ターンのビットと送信側のフレーム同期パターンのビッ
トとを比較して一致するビットの数を求める一致ビット
数演算手段と、一致ビット数演算手段によって求めたビ
ットの数が相関検出基準値以上のときフレーム同期パタ
ーン検出信号を出力する比較手段と、比較手段によるフ
レーム同期パターン検出信号が1フレーム期間毎に出力
されることを検出する第1の検出手段と、伝送信号中に
用いられる変調波のうち予め定めた被変調波の部分を用
いて受信された信号の信号点位置の分散値が予め定めた
範囲に入る確率が、予め定めた確率以上であることによ
って、受信された信号がある一定以上の品質であること
を検出するる第2の検出手段と、を備え、第1の検出手
段でフレーム同期が検出され、かつ第2の検出手段で受
信信号がある一定以上の品質であることが検出されたと
き同期確定とすることを特徴とする。
【0007】本発明にかかる同期捕捉回路は、C/N判
定手段によって伝送路のC/N値が判定され、かつ判定
されたC/N値に基づいて相関検出基準値が可変され
る。一方、受信フレーム同期パターンが同期検出手段に
よって検出され、受信フレーム同期パターンのビットと
送信側のフレーム同期パターンのビットとが比較されて
一致するビットの数が一致ビット数演算手段によって求
められ、求められたヒットの数が相関検出基準値以上の
とき比較手段によってフレーム同期検出とされ、第1の
検出手段によってフレーム同期検出が1フレーム期間ご
とに行われ、伝送信号中に用いられる変調波のうち予め
定められた被変調波の部分を用いて受信された信号の信
号点位置の分散値が、予め定めた範囲に入る確率が、予
め定めた確率以上であることによって受信された信号
ある一定以上の品質であることが第2の検出手段によっ
て検出されたとき同期確定とされる。
【0008】したがって、本発明にかかる同期捕捉回路
では、受信状態に基づいて相関検出基準値が可変され、
受信フレーム同期パターンのビットと対応する送信側の
フレーム同期パターンのビットとが比較されて一致する
ビットの数が求められ、求められたビットの数が可変さ
れた相関検出基準値以上のときフレーム同期検出とさ
れ、該同期検出がフレーム期間毎に検出され、かつ伝送
信号中に用いられる変調波のうち予め定められた被変調
波の部分を用いて受信された信号の信号点位置の分散値
が、予め定めた範囲に入る確率が、予め定めた確率以上
であることによって受信された信号がある一定以上の品
質であることが検出されたとき同期確定とされるため、
低C/N値のときにも同期検出ができかつ同期維持がで
きて、安定した同期捕捉が行われることになる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明にかかる同期捕捉回
路を実施の形態によって説明する。
【0010】図1は本発明の実施の一形態にかかる同期
捕捉回路の構成を示すブロック図である。
【0011】本発明の実施の一形態にかかる同期捕捉回
路は、復調回路1、フレーム同期検出回路2、フレーム
同期回路5、受信信号位相検出回路6、ROMからなる
リマッパ7、受信信号位相ベクトル分布判定回路8、C
/N判定回路9およびバーストシンボル信号誤り測定・
判定回路10を備えている。
【0012】フレーム同期検出回路2は復調回路1から
出力される復調出力を送信側I−Qベクトル平面上にお
ける信号点配置に変換するBPSKデマッパ3、BPS
Kデマッパ3により変換された信号を受けてフレーム同
期検出を行う同期検出回路40〜47から構成されてい
る。フレーム同期回路5は、フレーム同期検出回路40
〜47から出力される同期検出信号を受けてフレーム同
期捕捉信号等を送出する。
【0013】受信信号位相検出回路6は、図2に示すよ
うに、復調回路1から出力される復調出力中のフレーム
同期パターン区間を選択しかつタイミング調整を行うデ
ィレイ回路61、62、ディレイ回路61、62からの
出力を選択的に位相反転させる0°/180°位相回転
回路63、0°/180°位相回転回路63からの出力
を累積加算して平均値を求める累積加算平均回路65、
66、累積加算平均回路65、66からの出力信号を受
けて受信信号の位相を判定して位相検出信号として送出
する受信信号位相判定回路67から構成されている。
【0014】リマッパ7は復調回路1から出力される復
調ベースバンド信号および受信信号位相検出回路6から
出力される位相検出信号を受けて信号点配置から現在の
受信信号位相回転角を求め、求めた受信信号位相回転角
をもとに復調されたベースバンド信号を逆位相回転させ
ることによって送信信号位相角に一致させる絶対位相化
を行って、絶対位相化復調出力を受信信号位相ベクトル
分布判定回路8、またはバーストシンボル信号誤り測定
・判定回路10へ送出する。
【0015】受信信号位相ベクトル分布判定回路8は絶
対位相化復調出力から後記のTMCC区間を形成するシ
ンボルの分散ベクトルを算出する分散ベクトル算出回路
81と、分散ベクトル算出回路81において求めた分散
ベクトルからその分布を判定する分布判定回路82を備
え、分散ベクトルの分布判定結果信号をフレーム同期回
路5へ送出する。
【0016】C/N判定回路9は復調回路1から出力さ
れる復調ベースバンド信号を受けて信号点の配置に変換
する信号点配置変換回路91と、信号点配置変換回路9
1によって変換した信号点配置の分散値を求める信号点
分散値計算回路92と、信号点分散値計算回路92にお
いて求めた分散値に基づく信号からC/N値を判定する
CNR判定回路93と、CNR判定回路93において判
定されたC/N値に対するフレーム同期パターン検出の
基準となる相関検出基準値をBER特性から決定する変
換回路94とを備え、変換回路94から出力される変換
出力である相関検出基準値をフレーム同期回路5へ送出
する。
【0017】バーストシンボル信号誤り測定・判定回路
10はバーストシンボル信号とリマッパ7の出力である
絶対位相化復調出力を受けてバーストシンボル信号の分
散ベクトルが正常か否かの判定結果信号をフレーム同期
回路5へ送出する。バーストシンボル信号の分散ベクト
ルの判定方法は、例えばTMCC(後記)の分散ベクト
ル算出、判定方法と同様である。また、バーストシンボ
ル信号がフレームごとに繰り返される固定データの場合
は、誤り率を測定し、予め定めた基準値と比較すること
で簡易的に同期判定が行える。
【0018】ここで、階層化伝送方式におけるフレーム
構成について説明する。図3は階層化伝送方式における
フレーム構成の一例を示す図である。1フレームは20
3シンボルと4シンボルからなる対が複数対で形成され
た39936シンボルで構成されている。
【0019】さらに詳細には、フレーム同期パターン
(BPSK)32シンボル(32シンボル内でフレーム
同期パターンとして使えるのは後半の20シンボル)、
伝送多重構成識別のためのTMCC(Transmission and
Multiplexing Configuration Control)パターン(BP
SK)128シンボル、スーパーフレーム識別情報パタ
ーン32シンボル(32シンボル内の後半の20シンボ
ルが正確な識別情報)、主信号(TC8PSK)203
シンボル、1フレーム期間毎にセットされる疑似ランダ
ム雑音(PN)信号でBPSK変調されるバーストシン
ボル信号(図3においてBSと記してある)4シンボ
ル、主信号(TC8PSK)203シンボル、バースト
シンボル信号4シンボル、……、主信号(QPSK)2
03シンボル、バーストシンボル信号4シンボル、主信
号(QPSK)203シンボル、バーストシンボル信号
4シンボルの順序で形成されている。ここで、8フレー
ムをスーパーフレームと称し、スーパーフレーム識別情
報パターンは、スーパーフレーム識別のための情報であ
る。なお、フレーム同期パターンからスーパーフレーム
識別情報パターン終了までの192シンボルはヘッダと
も称される。
【0020】本発明の実施の一形態にかかる同期捕捉回
路は、受信したデジタル被変調波を所定の中間周波数に
周波数変換し、周波数変換された中間周波(IF)信号
を復調回路1に供給して復調し、復調回路1から例えば
量子化ビット数8ビットの復調されたベースバンド信号
I(8)、Q(8)(括弧内の数字はビット数を示し、
以下ビット数を省略して単にI、Qとも記す)を送出す
る。
【0021】ベースバンド信号I(8)、Q(8)は、
BPSK変調されたフレーム同期パターンを捕捉するた
め、フレーム同期検出回路2のBPSKデマッパ3に入
力され、BPSKデマッパ3からBPSKデマッピング
されたビットストリームB0、B1、……、B7が出力
される。BPSKデマッパ3は例えばROMによって構
成されている。
【0022】ここで、送信側における各変調方式毎のマ
ッピングについて図5を用いて説明する。図5(a)は
変調方式に8PSKを用いた場合の信号点配置を示す。
8PSK変調方式は3ビットのデジタル信号(a、b、
c)を1シンボルで伝送できて、1シンボルを構成する
ビットの組み合わせは(0、0、0)、(0、0、
1)、〜(1、1、1)の8通りである。これら3ビッ
トのデジタル信号は図5(a)の送信側I−Qベクトル
平面上における信号点配置0〜7に変換され、この変換
を8PSKマッピングと呼んでいる。
【0023】図5(a)に示す例ではビット列(0、
0、0)を信号点配置〃0〃に、ビット列(0、0、
1)を信号点配置〃1〃に、ビット列(0、1、1)を
信号点配置〃2〃に、ビット列(0、1、0)を信号点
配置〃3〃に、ビット列(1、0、0)を信号点配置〃
4〃に、ビット列(1、0、1)を信号点配置〃5〃
に、ビット列(1、1、1)を信号点配置〃6〃に、ビ
ット列(1、1、0)を信号点配置〃7〃に変換してい
る。
【0024】同様に、図5(b)は変調方式にQPSK
を用いた場合の信号点配置を示し、QPSK変調方式で
は2ビットのデジタル信号(d、e)を1シンボルで伝
送できて、該シンボルを構成するビットの組み合わせは
(0、0)、(0、1)、(1、0)、(1、1)の4
通りである。図5(b)の例では例えばビット列(1、
1)を信号点配置〃1〃に、ビット列(0、1)を信号
点配置〃3〃に、ビット列(0、0)を信号点配置〃5
〃に、ビット列(1、0)を信号点配置〃7〃に変換す
る。なお、各変調方式の信号点配置と配置番号の関係
は、8PSKを基準とし信号点配置と配置番号との関係
を同一にしてある。
【0025】同様に、図5(c)は変調方式にBPSK
を用いた場合の信号点配置を示し、BPSK変調方式で
は1ビットのデジタル信号(f)を1シンボルで伝送す
る。デジタル信号(f)は例えば(1)を信号点配置〃
0〃に、(0)を信号点配置〃4〃に変換する。また、
バーストシンボル信号はBPSKの信号点配置でフレー
ムごとにリセットされるPN信号によってエネルギー拡
散されている。
【0026】次にフレーム同期パターンについて説明す
る。階層化伝送方式においては、フレーム同期パターン
は必要とするC/Nが最も低いBPSK変調されて伝送
される。フレーム同期パターンは32ビットの内所定の
20ビットを使用する。32シンボルで構成されるフレ
ーム同期パターンのビットストリームを(S0、S1、
……、S18、S19)とし、S0から順次送出される
ものとすると、(1、1、1、0、1、1、0、0、1、1、0、
1、0、0、1、0、1、0、0、0、)がフレーム毎に送出さ
れる。以下、フレーム同期パターンのビットストリーム
を〃SYNCPAT〃とも記す。このビットストリーム
は送信側にて図5(c)に示すBPSKマッピングによ
り信号点配置〃0〃または〃4〃に変換され、変換され
たシンボルストリームが伝送される。
【0027】BPSK変調されて伝送される20シンボ
ルのフレーム同期パターンを捕捉するために、送信側に
て変換されるマッピングとは逆に、図6(a)に示すB
PSKデマッピングによって受信シンボルをビットに変
換する必要がある。このため、図6(a)に示すように
受信側のI−Qベクトル平面上の斜線のエリアに復調信
号が受信された場合に〃1〃、また斜線のない部分に受
信した場合に〃0〃と判定する。すなわち図6(a)に
おいて太線で示すBPSK判定境界線によって分けられ
た2つの領域のどちらで受信したかによって出力を〃1
〃、または〃0〃とし、これをもってBPSKデマッピ
ングと称し、本明細書においてデマッパとはデマッピン
グする回路のことを示す。
【0028】ベースバンド信号I、Qは前記のビット変
換を行うためBPSKデマッパ3に入力され、BPSK
デマッパ3においてBPSKデマッピングされたビット
ストリームB0が出力される。ビットストリームB0は
同期検出回路40に入力され、同期検出回路40におい
てビットストリームB0からフレーム同期パターンのビ
ットストリームが捕捉される。
【0029】次に、同期検出回路40について図7によ
って説明する。ビットストリームB0がシフトレジスタ
D19に入力され、逐次シフトレジスタD0までシフト
アップされると同時にシフトレジスタD19〜D0の出
力が所定のビットに対して論理反転が施された後アンド
ゲート51に入力される。アンドゲート51ではシフト
レジスタD19〜D0の状態(D0、D1、…、D1
8、D19)が(1、1、1、0、1、1、0、0、1、1、0、
1、0、0、1、0、1、0、0、0、)となった場合にアンド
ゲート51の出力SYNA0が高電位となる。すなわ
ち、SYNCPATを捕捉した場合SYNA0が高電位
になる。
【0030】同期検出回路40の出力SYNA0は、フ
レーム同期回路5に入力され、フレーム同期回路5にお
いてこれらの入力が後記の如く一定のフレーム間隔毎に
繰り返し受信される等のことが確認されたとき、フレー
ム同期がとれていると判別され、フレーム周期毎にフレ
ーム同期が検出される。
【0031】通常、必要とするC/Nが異なる複数の変
調方式が時間毎に組み合わされ、フレーム毎に繰り返し
伝送されてくる階層化伝送方式においては、それらの多
重構成を示す伝送多重構成識別データであるTMCCパ
ターンが前記の如く多重されており、フレーム同期がと
れていると判別された後、フレーム同期パルスによって
生成されるタイミング信号にて、多重構成を示すTMC
Cパターンが抽出される。この結果、フレーム多重構成
を知って初めて変調方式別の処理が可能となる。
【0032】言い換えれば、フレーム同期と判断される
までは、復調回路1は8PSK復調回路として動作する
ため、復調回路1における搬送波再生回路にて再生され
た復調用搬送波の位相状態によっては受信側のI−Qベ
クトル平面のI軸、Q軸が送信側のそれと比べ、θ=4
5°×n(n=0〜7の整数)位相回転する。すなわ
ち、図5(c)においてビット〃1〃に対して信号点配
置〃0〃に、またビット〃0〃に対して信号点配置〃4
〃にBPSKマッピングされたフレーム同期パターンの
シンボルストリームは、再生された復調用搬送波の位相
状態によっては送信側と同じくθ=0°である信号点配
置〃0〃、〃4〃に現れる場合と、θ=45°位相回転
した信号点配置〃1〃、〃5〃に現れる場合と、θ=9
0°位相回転して信号点配置〃2〃、〃6〃に現れる場
合と、というようにフレーム同期パターンの復調される
位相は8通りある。このため、どのような位相において
フレーム同期パターンが復調された場合にもそれを検出
できなくてはならない。
【0033】したがって、BPSKデマッパ3は図8に
示すようにθ=0°(n=0)、θ=45°(n=
1)、θ=90°(n−2)、……、θ=270°(n
=6)、θ=315°(n=7)の位相回転に対応させ
たBPSKデマッパ30〜37にて構成されている。
【0034】図6(b)は復調されたフレーム同期パタ
ーンのシンボルストリームがθ=45°位相回転し、ビ
ット〃1〃が信号点配置〃1〃に、ビット〃0〃が"信
号点配置〃5〃に現れた場合に対するBPSKデマッピ
ングを示している。図6(b)において太線で示したB
PSK判定境界線は、送信側と同位相で受信した場合の
図6(a)のBPSKデマッピングの太線で示すBPS
K判定境界線に対し、反時計方向に45°回転してい
る。このようなBPSKデマッパを用いることによりθ
=45°位相回転したフレーム同期パターンを安定して
捕捉できる。BPSKデマッパ3のこの出力が図1に示
したBPSKデマッパ3の出力B1ということになる。
以下、B2〜B7はθ=45°×n(n=2〜7の整
数)の場合におけるBPSKデマッパ3の出力である。
【0035】同期検出回路41〜同期検出回路47の回
路構成は同期検出回路40と同様である。このように同
期検出回路40〜47を備えることにより、復調回路1
における搬送波再生回路にて再生された復調用搬送波の
位相状態によるベースバンド信号の位相回転にかかわら
ず、少なくとも一つ以上の同期検出回路40〜47にて
フレーム同期パターンが検出され、フレーム同期パター
ンが検出された同期検出回路から、検出したフレーム同
期パターン(SYNCPAT)に応じてSYNAn(n
=0〜7の整数)が送出される。
【0036】フレーム同期回路5に設けられている図9
に示すオアゲート53においてSYNAnの信号を受け
て、オアゲート53ORからSYNAnの論理和出力S
YNAが後記の如く一定のフレーム間隔毎に連続して受
信されること等が確認されたときフレーム同期が取れて
いると判断され、フレーム周期毎にフレーム同期検出が
なされる。
【0037】以上、図1に示すフレーム同期検出回路2
によりフレーム同期パターンが検出されるまでの過程を
説明した。次に検出したフレーム同期パターンの信号点
配置から現在の受信信号位相回転角を求め、求めた位相
回転角をもとに復調されたベースバンド信号を逆位相回
転させることにより受信信号位相角を送信信号位相角に
一致させる絶対位相化について説明する。
【0038】送信側にてBPSKマッピングされて伝送
され、復調回路1にてベースバンド信号に復調されたフ
レーム同期パターンのシンボルストリームはBPSKデ
マッパ3によってビット〃1〃または〃0〃にデマッピ
ングされるが、このビット〃1〃または〃0〃にデマッ
ピングされるそれぞれのフレーム同期信号のシンボルス
トリームの位相差は180°である。そこで、ビット〃
0〃にデマッピングされるフレーム同期パターンのシン
ボルストリームを180°位相回転することにより、す
べてビット〃1〃にデマッピングされるシンボルストリ
ームが得られる。
【0039】さらに、そのすべてビット〃1〃にデマッ
ピングされるシンボルストリームの平均値を求めること
によりBPSKのビット〃1〃に対する受信信号点配置
が求められる。したがって、求められたBPSKのビッ
ト〃1〃に対する受信信号点と、送信側にてビット〃1
〃にマッピングされた信号点配置〃0〃との位相差を求
め、これを受信信号位相回転角θとし、復調されたベー
スバンド信号全体に逆位相回転を施すことによって、ベ
ースバンド信号の絶対位相化が図れる。
【0040】本発明の実施の一形態にかかる同期捕捉回
路に戻って、図2に基づいて説明する。フレーム同期回
路5のフレーム同期パターン発生回路53から送出され
かつ送信側におけるフレーム同期パターンと同一パター
ンに形成された再生フレーム同期パターンのビットスト
リームとフレーム同期パターン区間信号とがディレイ回
路61、62に供給され、復調されたベースバンド信号
I(8)、Q(8)中からフレーム同期パターン区間信
号に基づいてフレーム同期パターンのシンボルストリー
ムが抽出され、抽出されたフレーム同期パターンが0°
/180°位相回転回路63の入力端において、前記再
生フレーム同期パターンのビットストリームの供給タイ
ミングと一致するようにディレイ回路61、62におい
て遅延させられる。
【0041】フレーム同期回路5から送出される前記再
生フレーム同期パターンのビットストリームは0°/1
80°位相回転回路63にも供給される。0°/180
°位相回転回路63は再生フレーム同期パターンのビッ
トストリーム中のビット〃0〃、または〃1〃に基づい
て、〃0〃の場合は復調されたベースバンド信号I
(8)、Q(8)中から抽出されたフレーム同期パター
ンのビットを180°位相回転をさせて累積加算平均回
路65へ出力され、〃1〃の場合は復調されたベースバ
ンド信号I(8)、Q(8)中から抽出されたフレーム
同期パターンのビットを位相回転させずにそのまま累積
加算平均回路66へ出力される。
【0042】図10(a)は受信信号位相回転角θ=0
°で受信した場合のフレーム同期パターンの信号点配置
を示したものであり、図10(b)は0°/180°位
相回転回路63において変換された後のシンボルストリ
ームVI(8)、VQ(8)の信号点配置を示したもの
である。シンボルストリームVI(8)、VQ(8)は
それぞれ累積加算平均回路65、66に送出され、所定
区間において累積加算平均回路65、66にて加算平均
され、所定区間毎に加算平均されたシンボルストリーム
AVI(8)、AVQ(8)が出力される。ここで、シ
ンボルストリームVI(8)、VQ(8)に対して加算
平均を行うのは、受信C/Nの悪化による受信ベースバ
ンド信号の微少な位相変化、振幅変動が生じた場合にも
安定して信号点配置が求められるようにするためであ
る。
【0043】累積加算平均回路65、66によってビッ
ト〃1〃に対するBPSKマッピングされた信号の受信
信号点〔AVI(8)、AVQ(8)〕が求められる。
次にその受信信号点〔AVI(8)、AVQ(8)〕が
ROMからなる受信信号位相判定回路67に入力され、
図11に示す基づく受信信号位相判定テーブルによって
位相回転角に対応した3ビットの位相回転信号RT
(3)が求められる。
【0044】図11における〃0〃〜〃7〃は位相回転
信号RT(3)に基づく10進数表示を示している。例
えば図10(a)に示される受信信号位相回転角θ=0
°の場合、AVI(8)、AVQ(8)の信号点を受信
信号位相判定テーブルによって判定した位相回転信号は
〃0〃である。したがって、位相回転信号RT(3)に
(0、0、0)が送出される。また、受信信号位相回転
角θ=45°の場合、同様にして位相回転信号RT
(3)は〃1〃、したがって位相回転信号RT(3)に
(0、0、1)が送出される。
【0045】ROMからなるリマッパ7はこの位相回転
信号RT(3)を受けて、復調回路1によって復調され
たベースバンド信号I(8)、Q(8)を位相回転信号
RT(3)に応じて位相回転させることにより絶対位相
化が図られる。
【0046】さらにリマッパ7の作用について説明す
る。リマッパ7は復調回路1によって復調されたベース
バンド信号の信号点配置を、送信側におけるそれと同一
にするための位相変換回路を構成している。受信信号位
相検出回路6において受信信号位相回転角θが算出さ
れ、受信信号位相回転角θに対応した位相回転信号RT
(3)がリマッパ7に供給される。ここで、位相回転信
号RT(3)は0〜7の整数であり、位相回転角θとの
関係は、次の(1)式に示すように定義する。
【0047】 RT(3)=θ/45 ……(1) ただしθ=n・45°であってnは:0〜7の整数であ
る。
【0048】ベースバンド信号の絶対位相化は、位相回
転角θに対して、逆回転すなわち(−θ)の位相回転を
施せばよい。したがって、リマッパ7は入力されたベー
スバンド信号I、Qを次の(2)式および(3)式にし
たがい角度φ(=−θ)だけ位相回転して、絶対位相化
されたベースバンド信号I´(8)、Q´(8)(以下
ビット数を省略してI´、Q´とも記す)を出力する。
【0049】 I´=I cos(φ)−Q sin(φ) ……(2) Q´=I sin(φ)+Q cos(φ) ……(3)
【0050】リマッパ7から出力されるベースバンド信
号I´(8)、Q´(8)は、フレーム同期回路5から
出力されるTMCC区間信号が入力される分散ベクトル
算出回路81に供給されて、TMCC区間におけるベー
スバンド信号I´(8)、Q´(8)の信号点配置の分
散値が求められる。一般に、復調回路1において再生さ
れた復調用搬送波の位相状態と伝送路中におけるノイズ
とに基づいて、TMCCパターン区間におけるベースバ
ンド信号I´(8)、Q´(8)の信号点配置がばらつ
く。
【0051】すなわち、復調用搬送波の位相が変動する
ことによってTMCC区間におけるベースバンド信号I
´(8)、Q´(8)の信号点配置は図5(c)におけ
る円周に沿って移動し、さらに伝送路中のノイズに基づ
いてTMCC区間におけるベースバンド信号I´
(8)、Q´(8)の信号点配置は図5(c)に示した
基準位置である信号点位置〃0〃、〃1〃を中心にばら
ついた信号点位置となる。したがって、分散ベクトル算
出回路81において、基準位置である信号点位置を平均
値とし、基準位置である信号点位置からTMCC区間に
おけるベースバンド信号I´(8)、Q´(8)の信号
点位置までのベクトルが分散ベクトルとして求められ
る。
【0052】この分散ベクトルは分布判定回路82に供
給されて、信号点位置が基準位置である信号点配置を中
心とする予め定めた長さを半径とする円内にある確率が
予め定められた所定値以上であるかが否かが求められ
て、分布判定結果信号としてフレーム同期回路5へ送出
される。
【0053】ここで、前記半径はC/N値が要求C/N
値未満のとき分散ベクトルが円外にでるような半径に設
定してあり、例えば要求C/N値は0dBに選定され
る。したがって、受信状態がC/N値≧0dBのときは
分散ベクトルは前記半径の円内に入り、受信状態がC/
N値<0dBのときは分散ベクトルは前記半径の円外に
でることになって、分散ベクトルが前記円内に入らない
ときは受信状態が極端に悪いときもしくはキャリアが再
生されていないときであると判別される。
【0054】一方、CNR判定回路9では、復調回路1
において復調されたベースバンド信号I(8)、Q
(8)はC/Nを実質的に求めるために、信号点配置変
換回路91にも供給されて、信号点配置変換回路91に
おいて信号点配置変換テーブルが参照されてベースバン
ド信号I(8)、Q(8)から信号点配置データが求め
られる。求められた信号点配置データは分散値計算回路
92に供給されて信号点配置データの分散値が求められ
る。
【0055】次に、信号点配置変換テーブルについて説
明する。QPSK変調の場合、受信信号(I、Q)は、
(0、0)、(0、1)、(1、1)、(1、0)が基
準位置であり、(0、0)を第1象限に、(0、1)を
第2象限に、(1、1)を第3象限に、(1、0)を第
4象限に対応させ、(0、1)を90度時計方向に、
(1、1)を180度時計方向に、(1、0)を90度
反時計方向に回動させることによって第1象限に集め
て、第1象限に集められた受信信号(DI、DQ)を信
号点配置データに変換する。また、8PSK変調の場合
も同様であって、予め定めた象限に他の象限の受信信号
を集めて信号点配置データに変換する。
【0056】信号点配置変換回路91によって求められ
た信号点配置データから分散値計算回路92において信
号点配置データの分散値が求められ、求められた分散値
は予め定めた基準値Aと比較され、予め定めた所定の単
位期間中における基準値A以上の分散値の発生回数が計
数されて、前記単位期間内における基準値A以上の分散
値の発生回数の総数DSMSの値が求められる。この総
数DSMSの値は分散値が前記単位期間中に基準値A以
上となる頻度を示している。
【0057】分散値計算回路92において得られた総数
DSMSの値はCNR判定回路93に供給される。CN
R判定回路93には実験によって求めた図12に基づく
総数DSMS対C/N値のテーブルが予め格納してあっ
て、分散値計算回路92によって求めた総数DSMSに
対するC/N値が読み出される。CNR判定回路93か
ら読み出されたC/N値は変換回路94に供給されて、
フレーム同期パターンを検出する際の前記相関検出基準
値が変換回路94から出力される。
【0058】この相関検出基準値はC/N値に基づいて
BER特性から決定され、同期検出ができかつ同期維持
ができる様な値に設定される。C/N値が小さいときは
相関基準値は小さく設定され、例えば、C/N値が0d
Bのときには6ビット誤りすなわち相関検出基準値は1
4ビット(送信側のフレーム同期パターンのビットと一
致する受信フレームパターン中のビットの数)に設定さ
れている。
【0059】図4に示すように、フレーム同期回路5
は、BPSKデマッパ3からの出力B0〜B7と位相回
転信号RT(3)とを受けて、位相回転信号RT(3)
に基づいてBPSKデマッパ3からの出力B0〜B7の
一つを選択するセレクタ51と、送信側におけるフレー
ム同期パターンと同一パターンに形成された再生フレー
ム同期パターンのビットストリームを送出するフレーム
同期パターン発生回路53と、セレクタ51からの出力
を遅延させて、セレクタ51からの出力の各ビットとフ
レーム同期パターン発生回路53から送出される再生フ
レーム同期パターンの各ビットとのタイミングを一致さ
せる遅延回路52と、再生フレーム同期パターンの各ビ
ットと遅延回路52を介して出力されるセレクタ51か
らの出力各ビットとを入力とし一致を検出する排他論理
和回路54と、排他論理和回路54からの一致検出期間
中フレーム同期パターンの各ビットと同期するクロック
パルスをフレームパルス期間にわたって計数するカウン
タ55と、カウンタ55の計数値をラッチするラッチ回
路56と、ラッチ回路56のラッチ出力と後記の変換回
路94から出力される相関検出基準値とを比較してフレ
ーム同期パターン検出信号を送出する比較回路57を備
えている。
【0060】上記のように構成されたフレーム同期回路
5では、BPSKデマッパ3からの出力B0〜B7の一
つが位相回転信号RT(3)に基づいてセレクタ51に
よって選択される。選択された出力は遅延回路52にお
ける遅延によってタイミングがフレーム同期パターン発
生回路53から出力される再生フレーム同期パターンの
各ビット毎にタイミングが一致させられて排他論理和回
路54にて論理和演算される。この結果、排他論理和回
路54からは再生フレーム同期パターンのビットストリ
ームの各ビット毎に一致するセレクタ51からの出力期
間中クロックパルスがカウンタ55において計数され
る。したがって、カウンタ55から1フレーム期間にお
ける再生フレーム同期パターンの各ビットと一致するセ
レクタ51からの出力ビットの数を計数した計数値がカ
ウンタ55からラッチ回路56にラッチされる。このラ
ッチ出力と相関検出基準値とが比較回路57において比
較されて、ラッチ回路56からのラッチ出力が相関検出
基準値以上のときにはフレーム同期パターン検出信号が
送出され、相関検出基準値未満のときはフレーム同期パ
ターン検出信号が送出されない。
【0061】次に、フレーム同期パターンを検出し同期
確定と判別されるまでのフレーム同期回路5の作用を図
13に示すフローチャートに基づいて説明する。
【0062】電源が投入されると、受信動作が開始され
(ステップS1)、ステップS1に続いてビットストリ
ームB0の出力を受けたアンドアンドゲート51の出力
SYNA0、同様にビットストリームB1〜B7の出力
を受けたアンドゲートの出力SYNA1〜SYNA7中
の何れかからフレーム同期パターンが検出されたか否か
がチェックされる(ステップS2)。ステップS2にお
けるチェックはオアゲート53ORの出力をチェックす
ることによってなされる。受信したフレーム同期パター
ンが検出されたときオアゲート53ORから高電位出力
が送出される。ここで、ステップS2における検出が2
回連続したときに、フレーム同期パターン検出としても
よい。ステップS2においてフレーム同期パターンが検
出されたと判別されないときはステップS1から繰り返
して実行される。
【0063】ステップS2においてフレーム同期パター
ンが検出されたと判別されると、BPSKデマッパ3か
ら出力されるビットストリームB0〜B7の一つを位相
化回転信号RT(3)に基づいて選択することによっ
て、フレーム同期パターンがセレクタ51から得られる
フレーム同期パターンの受信位相絶対位相化がなされる
(ステップS4)。一方、復調回路1において復調さ
れ、信号点配置に基づき求められた分散値からCNR判
定がなされ、C/N値に基づく相関検出基準値が求めら
れている(ステップS3)。
【0064】ステップS4に続いてフレーム同期パター
ンの検出が行われる(ステップS5)。ステップS5に
おいて検出されたフレーム同期パターンと送信側のフレ
ーム同期パターンと同一パターンの再生フレーム同期パ
ターンとがタイミングを合わされて、排他論理和回路5
4における排他論理和演算によってなされる。この一致
検出によって検出フレーム同期パターンが送信側のフレ
ーム同期パターンと同一パターンの再生フレーム同期パ
ターンと一致しているビット数がカウンタ55によって
計数されて、その計数値が相関検出基準値以上のとき
に、フレーム同期パターン検出とされる。フレーム同期
パターン検出は比較回路57の出力をチェックすること
によってなされる。
【0065】ステップS5において、検出フレーム同期
パターンが再生フレーム同期パターンと一致していない
ビットが存在するときにおいて、その不一致のビット数
が多く、一致しているビット数が相関検出基準値未満の
ときは、フレーム同期パターン不検出とされてステップ
S1から再び実行される(ステップS5)。
【0066】ステップS5においてフレーム同期パター
ンが検出されたと判別されたときは、フレーム同期パタ
ーンの検出が周期的になされているか、すなわち1フレ
ーム周期毎にビット誤りが少なく相関基準値以上のフレ
ーム同期パターンが検出されているか否かがチェックさ
れる(ステップS6)。ステップS6において周期的に
フレーム同期パターンが検出されていないと判別された
ときは、ステップS6に続いてステップS1から再び実
行される。
【0067】ステップS6において周期的にフレーム同
期パターンが検出されていると判別されたときは、ステ
ップS6に続いてTMCC区間の分散ベクトルの分布が
正常か否かがチェックされる。すなわち分布判定回路8
2の分布判定結果信号がチェックされる(ステップS
7)。ステップS7のチェックの結果、分布判定結果信
号が異常信号であるとき、すなわち信号点配置が前記予
め定めた円外に存在する信号点配置の確率が予め定めた
規定値以上であるときは、ステップS1から再び実行さ
れる。
【0068】分布判定回路82の分布判定結果信号のチ
ェックの結果、分布判定結果信号が正常信号であると
き、すなわち円外に存在する信号点配置の確率が予め定
めた確率未満のとき(信号点配置が前記予め定めた円内
に存在する確率が大きいとき)はステップS7に続き、
バーストシンボル信号の分散ベクトルが正常か否かがチ
ェック、すなわちバーストシンボル信号誤り測定・判定
回路10から出力される判定結果信号がチェックされる
(ステップS8)。ステップS8におけるチェックの結
果、バーストシンボル信号誤り測定・判定回路10から
バーストシンボル信号の分散ベクトルが正常でないとの
判定結果信号が出力されているときには、ステップS8
からステップS1から再び実行される。
【0069】ステップS8におけるチェックの結果、バ
ーストシンボル信号誤り測定・判定回路10からバース
トシンボル信号の分散ベクトルが正常であるとの判定結
果信号が出力されているときには同期確定とされて、同
期確定信号が出力される。
【0070】以上説明したように、本発明の実施の一形
態にかかる同期回路によれば、受信フレーム同期パター
ンが検出されたき、検出した受信フレーム同期信号のビ
ットと送信側のフレーム同期パターンのビットとが一致
するビット数が、伝送路のC/N値に基づく相関基準値
以上のときフレーム同期パターン検出とし、該フレーム
同期パターン検出がフレーム周期毎に検出され、TMC
C区間の分散ベクトルが正常であり、かつバーストシン
ボル信号の分散ベクトルが正常のときに同期確定とした
ため、伝送路のC/N値が低い値のときにも安定した同
期捕捉が行えることになる。
【0071】本発明の実施の一形態にかかる同期回路に
おいて、ステップS7およびステップS8が共に満たさ
れたとき同期確定とする場合を例示したが、ステップS
8を省略して、ステップS7においてTMCC区間の分
散ベクトルが正常であると判別されたとき、すなわち分
布判定回路82の分布判定結果信号が正常信号であると
き、同期確定としても良い。また、ステップS7を省略
して、ステップS6に続いてステップS8を実行して、
ステップS8におけるチェックの結果、バーストシンボ
ル信号の分散ベクトルが正常であると判別されたとき同
期確定としても良い。
【0072】
【発明の効果】以上説明したように本発明にかかる同期
捕捉回路によれば、フレーム同期捕捉のときに、擬似同
期ロックを生じることがなく、安定した同期捕捉が行え
て、同期検出および同期維持が行えるという効果が得ら
れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態にかかる同期捕捉回路の
構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施の一形態にかかる同期捕捉回路に
おける受信信号位相検出回路の構成を示すブロック図で
ある。
【図3】階層化伝送方式におけるフレーム構成の一例を
示す模式図である。
【図4】本発明の実施の一形態にかかる同期捕捉回路に
おけるフレーム同期回路の一部の構成を示すブロック図
である。
【図5】本発明の実施の一形態にかかる送信側における
各変調方式ごとのマッピングを示す模式図である。
【図6】本発明の実施の一形態にかかるBPSKデマッ
ピングを示す模式図である。
【図7】本発明の実施の一形態にかかる同期捕捉回路に
おける同期検出回路の構成を示すブロック図である。
【図8】本発明の実施の一形態にかかる同期捕捉回路に
おけるBPSKデマッパの構成を示す模式図である。
【図9】本発明の実施の一形態にかかる同期捕捉回路に
おけるフレーム同期回路の一部構成を示すブロック図で
ある。
【図10】本発明の実施の一形態にかかるフレーム同期
パターンの信号点配置の説明に供する模式図である。
【図11】本発明の実施の一形態にかかる受信信号位相
判定テーブルの説明に供する模式図である。
【図12】本発明の実施の一形態にかかる同期捕捉回路
におけるNCR判定回路の作用の説明に供する特性図で
ある。
【図13】本発明の実施の一形態にかかる同期捕捉回路
の作用の説明に供すフローチャートである。
【符号の説明】
1 復調回路 2 フレーム同期検出回路 3 BPSKデマッパ 5 フレーム同期回路 6 受信信号位相検出回路 7 リマッパ 8 受信信号位相ベクトル分布判定回路 9 C/N判定回路 10 バーストシンボル信号誤り測定・判定回路 40〜47 同期検出回路 51 セレクタ 52 遅延回路 53 フレーム同期パターン発生回路 54 排他論理和回路 55 カウンタ 56 ラッチ回路 57 比較回路 61および62 ディレイ回路 63 0°/181°位相回転回路 65および66 累積加算平均回路 67 受信信号位相判定回路 81 分散ベクトル算出回路 82 分布判定回路 91 信号点配置変換回路 92 信号点分散値計算回路 93 CNR判定回路 94 変換回路
フロントページの続き (72)発明者 加藤 久和 東京都渋谷区神南二丁目2番1号 日本 放送協会 放送センター内 (72)発明者 橋本 明記 東京都世田谷区砧一丁目10番11号 日本 放送協会 放送技術研究所内 (56)参考文献 特開 平5−327688(JP,A) 特開 平7−240906(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04L 7/00 - 7/08 H04L 27/22

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】復調ベースバンド信号から受信フレーム同
    期パターンを検出する同期検出手段と、 復調ベースバンド信号から伝送路のC/N値を判定する
    C/N判定手段と、 判定したC/N値に基づいて、同期検出ができかつ同期
    維持ができる送信側のフレーム同期パターンのビットと
    一致する受信フレーム同期パターン中のビットの数を相
    関検出基準値として出力する相関検出基準値演算手段
    と、 同期検出手段によって検出した受信フレーム同期パター
    ンのビットと送信側のフレーム同期パターンのビットと
    を比較して一致するビットの数を求める一致ビット数演
    算手段と、 一致ビット数演算手段によって求めたビットの数が相関
    検出基準値以上のときフレーム同期パターン検出信号を
    出力する比較手段と、 比較手段によるフレーム同期パターン検出信号が1フレ
    ーム期間毎に出力されることを検出する第1の検出手段
    と、 伝送信号中に用いられる変調波のうち予め定めた被変調
    波の部分を用いて受信された信号の信号点位置の分散値
    が予め定めた範囲に入る確率が、予め定めた確率以上で
    あることによって、受信された信号がある一定以上の品
    質であることを検出するる第2の検出手段と、 を備え、第1の検出手段でフレーム同期が検出され、か
    つ第2の検出手段で受信信号がある一定以上の品質であ
    ることが検出されたとき同期確定とすることを特徴とす
    る同期捕捉回路。
  2. 【請求項2】請求項1記載の同期捕捉回路において、同
    期検出手段は復調ベースバンド信号から所定の周期で連
    続して1回以上受信フレーム同期パターンを検出したと
    き同期パターン検出とすることを特徴とする同期捕捉回
    路。
  3. 【請求項3】請求項1記載の同期捕捉回路において、C
    /N判定手段は復調ベースバンド信号を信号点配置に変
    換する信号点配置変換回路と、信号点配置変換回路によ
    って変換された信号配置の分散値を求め、予め定めた基
    準値以上の分散値の発生回数を求める分配値計算回路
    と、分散計算回路によって求めた発生回数に基づいて
    C/N値を得るCNR判定回路と、CNR判定回路によ
    って得たC/N値を相関検出基準値に変換する変換回路
    とを備えたことを特徴とする同期捕捉回路。
  4. 【請求項4】請求項1記載の同期捕捉回路において、予
    め定めた被変調波は最もレベル数の少ない被変調波およ
    び伝送多重構成を識別するための被変調波の内の何れか
    一方であることを特徴とする同期捕捉回路。
  5. 【請求項5】請求項1記載の同期捕捉回路において、予
    め定めた被変調波は最もレベル数の少ない被変調波およ
    び伝送多重構成を識別するための被変調波であることを
    特徴とする同期捕捉回路。
  6. 【請求項6】請求項1記載の同期捕捉回路において、第
    2の検出手段は伝送信号中に用いられる変調波のうち予
    め定めた被変調波は最もレベル数の少ない被変調波であ
    って、その復調ベースバンド信号の信号点位置の分散値
    が、予め定めた範囲に入る確率が、予め定めた確率以上
    であることを検出する検出手段と、 伝送信号中に用いられる変調波のうち最も信号レベル数
    の少ない被変調波のうち、特にその変調信号が既知であ
    る部分についてそのビット誤り率を検出し、検出ビット
    誤り率がある基準値以下であることを検出する検出手段
    と、 のうち少なくとも1つの検出手段からなることを特徴と
    する同期捕捉回路。
  7. 【請求項7】請求項1記載の同期捕捉回路において、第
    2の検出手段は復調ベースバンド信号の位相回転角を送
    信信号位相回転角に一致させる絶対位相化手段を備え、
    絶対位相化された復調ベースバンド信号から信号点配置
    の分散値が所定範囲内に入る確率が予め定めた確率以上
    であることを検出することを特徴とする同期捕捉回路。
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