JP3179957B2 - マルチメディア通信における受信装置及び受信信号出力方法 - Google Patents

マルチメディア通信における受信装置及び受信信号出力方法

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JP3179957B2
JP3179957B2 JP02935794A JP2935794A JP3179957B2 JP 3179957 B2 JP3179957 B2 JP 3179957B2 JP 02935794 A JP02935794 A JP 02935794A JP 2935794 A JP2935794 A JP 2935794A JP 3179957 B2 JP3179957 B2 JP 3179957B2
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  • Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はマルチメディア通信にお
ける受信装置及び受信信号出力方法に係わり、特に、送
信側より映像信号やオーディオ信号等の複数種の情報メ
ディアを多重化してひとつの回線を介して伝送し、受信
側で各情報メディアを分離して所定の外部端末に出力す
るマルチメディア通信における受信装置及び受信信号出
力方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図11は衛星中継によるマルチメディア
同報通信システムの概念図であり、1は送信局、21
2・・・は受信局、3は衛星中継機である。送信局1
において、1aは映像送出装置、1bは音声送出装置、
1cは時分割多重部、1dは送信部、1eは送信アンテ
ナである。映像送出装置1aはデジタル化された映像デ
ータに誤り訂正符号(FEC:Forward Error Correcti
on)を付加して時分割多重部1cに入力し、音声送出装
置1bはデジタル化されたオーディオデータに誤り訂正
符号(FEC)を付加して時分割多重部1cに入力す
る。時分割多重部1cは映像データ、オーディオデータ
等の複数種メディアからのデータを多重化し、送信部1
dは多重化されたデータDTに図12に示すようにプリ
アンブルPA(搬送波及びクロック再生用データCC
R、ユニークワードUW、制御情報CI等)を付加す
る。ついで、送信部1dはこれらデータを例えば4相位
相変調して所定周波数チャネルの所定タイムスロットの
時間に送信アンテナ1eより送信する。
【0003】受信局において、2aは受信アンテナ、2
bは復調部、2cは分離部、4はTV等の受像機、5は
オーディオ機器である。復調部2bはアンテナにより受
信された受信信号よりデータを復調し、分離部2cは情
報メディア毎に受信データを分離し、映像データは受像
機4に、オーディオデータはオーディオ機器5に入力す
る。尚、図11には送信局を1つしか示してないが、多
数の送信局で同一衛星中継機3のチャネルを時分割で使
用し、受信局で所望の送信局からのデータを抽出するの
が普通である。かかる場合、各送信局の送信部1dは、
多重データの時間軸を圧縮後プリアンブルを付加し、つ
いで位相変調してTDMAフレーム内の定められたタイ
ムスロットにおいて送信アンテナ1eより送信する。以
後、所定時間毎に各送信局は断続的にバーストモードの
搬送波を用いて伝送し、多数の送信局で同一衛星中継機
3を時分割使用する。
【0004】ところで、上記マルチメディア同報通信シ
ステムにおいて、通信回線の品質が劣化(例えば、衛星
回線の場合には、降雨減衰によるC/Nの劣化)する
と、受像機4の映像が乱れたり、オーディオ機器5から
のオーディオ信号が聞きづらくなったり、聞き取れなく
なることが生じる。かかる場合には、受信局装置より端
末(受像機、オーディオ機器等)に対して映像信号、オ
ーディオ信号の出力を停止したり、あるいは前画面状態
を保持しておき該前画面を出力して表示したり、あるい
は固定画面を出力して表示する等の出力制御を行う必要
がある。
【0005】図13は通信回線の品質が劣化した場合に
おける従来の出力制御を説明する受信装置の構成図であ
り、図11と同一部分には同一符号を付している。2は
受信装置、2aは受信アンテナ、2bはCCR(carrie
r and Clock Recovery Sequence)を用いて同期検波に必
要な基準搬送波と符号再生に必要なクロックを抽出して
受信信号よりデータを復調する復調部、2cは受信デー
タよりメディア毎にデータを分離する分離部、2dは出
力制御部である。出力制御部2dは映像データ、オーデ
ィオデータ、その他のメディアデータを対応する端末に
それぞれ出力すると共に、通信回線の品質が劣化した
時、データの出力を停止する。2eは復調データよりユ
ニークワードUW(予め定まった所定長のビットパター
ンを有している)を検出するUW検出部、2fはユニー
クワードUWの先頭を確定するためのパルスPuw(図1
4参照9を出力すると共に、ユニークワードUWが検出
されない場合にデータ出力停止指示DSPを出力制御部
2dに入力する同期獲得部、2gはメディア毎に該メデ
ィアのデータ期間でハイレベルとなるタイミング信号V
DS,ADS(図14)を出力するタイミング生成部で
ある。
【0006】通信回線の品質が良好な状態では、ユニー
クワードUWはUW検出部2eにおいて検出され、タイ
ミング生成部2gはメディア毎にタイミング信号VD
S,ADSを出力する。分離部2cはタイミング信号V
DSがハイレベルの場合、復調データ(映像データ)を
線Lvに出力し、出力制御部2dは該映像データを受像
機4に入力する。また、分離部2cはタイミング信号A
DSがハイレベルの場合、復調データ(オーディオデー
タ)を線Laに出力し、出力制御部2dは該オーディオ
データをオーディオ機器5に入力する。同様に他のメデ
ィアデータも対応する端末に入力される。一方、通信回
線が劣化してユニークワードUWを検出できず、受信同
期が獲得できなくなると、同期獲得部2fは出力制御部
2dにデータ出力停止指示DSPを入力する。これによ
り、出力制御部2dは映像データ、オーディオデータ等
の端末への出力を停止する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ユニークワードUW検
出による受信同期は、通常、回線品質がかなり悪くなら
ないと同期が外れない。一方、メディアによっては、そ
れよりも回線品質が良い状態であっても信号が乱れた
り、聞きづらくなったりする。このため、従来の受信信
号出力制御方式では、信号が乱れたり、聞きづらくなっ
たりしても出力停止が行われず、回線品質がかなり悪く
なって、画像が画面にでなくなったり、音声が聞き取れ
なくなった時にやっと出力を停止することになる。しか
し、かかる方法ではせっかくの出力制御(停止)が有効
に機能しているとはいえない。すなわち、単にUW検出
による受信同期結果のみを出力停止要因とする従来方式
では、受信同期がとれていれば出力停止が行われず、こ
のため通信回線がある程度劣化した場合、各メディアは
使用に耐えられないと言った問題が生じていた。
【0008】以上から、本発明の目的は、通信回線があ
る程度劣化して信号が乱れたり、聞きづらくなった場
合、ユニークワードUWによる受信同期がとれている場
合であっても、受信信号の出力を停止することができる
マルチメディア通信における受信装置及び受信信号出力
方法を提供することである。本発明の別の目的は、メデ
ィア毎に個別に受信データの出力制御ができ、しかも、
メディア毎に出力停止基準を設定でき、従って、あるメ
ディアのみが聞きずらくなったり、信号が乱れた場合に
は、該メディアのみ受信データの出力を停止することが
できるマルチメディア通信における受信装置及び受信信
号出力方法を提供することである。本発明の更に別の目
的は、一律に全メディアの受信データの出力制御がで
き、受信装置の構成を簡単にできるマルチメディア通信
における受信装置及び受信信号出力方法を提供すること
である。本発明の他の目的は、ユニークワードUWの検
出の有無ではなく、各メディアのフォーマット中の同期
語の検出状況や、再符号化などによる回線品質の推定結
果をもとに各メディアの出力制御を行うことにより、よ
り適切な、メディアに応じた出力制御を行えるマルチメ
ディア通信における受信装置及び受信信号出力方法を提
供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理説明
図である。11は受信アンテナ、12は復調部、13は
復調して得られた時分割多重データを情報メディア毎に
分離する分離部、17aは所定の情報メディアの信号フ
ォーマット中に含まれる同期語の検出状況を監視する同
期語検出状況監視部、17c,18cは同期語の検出状
況に基づいてメディア情報の外部端末への出力を制御す
る出力制御部である。また、21は復調後の受信データ
に誤り訂正復号処理を施す誤り訂正復号部、22は該誤
り訂正復号処理により得られたデータに誤り訂正符号化
処理を施す誤り訂正符号化部、23は誤り訂正符号化処
理により得られたデータと復号前の受信データとを比較
して回線品質を推定する回線品質推定部である
【0010】
【作用】送信側より映像信号やオーディオ信号等の複数
種の情報メディアを多重化して回線を介して伝送し、受
信側で各情報メディアを分離して所定の外部端末に出力
する。この場合、受信装置の分離部13(図1(a))は復
調して得られた時分割多重データを情報メディア毎に分
離し、同期語検出状況監視部17aは所定の情報メディ
アの信号フォーマット中に含まれる同期語の検出状況を
監視し、該同期語の検出状況が設定基準より悪い場合に
は出力停止指示SPCを出し、出力制御部17c,18
cは該出力停止指示に基づいて情報メディア全部の外部
端末への出力を一律に停止する。このようにすれば、通
信回線がある程度劣化して信号が乱れたり、聞きづらく
なった場合、ユニークワードUWによる受信同期がとれ
ている場合であっても、受信信号の出力を停止すること
ができる。また、各メディア共通に1つの同期語検出状
況監視部を設けるだけでよいため、受信装置の構成を簡
単にできる。更に、各メディア毎に同期語検出状況監視
部を設ければ、メディア毎に個別に受信データの出力制
御ができ、しかも、メディア毎に出力停止基準を設定で
き、従って、あるメディアのみが聞きずらくなったり、
信号が乱れた場合には、該メディアのみ受信データの出
力を停止することができる。
【0011】誤り訂正復号処理部21(図1(b))は、復
調後の受信データに誤り訂正復号処理を施し、誤り訂正
符号化部22は該誤り訂正復号処理により得られた復号
データに誤り訂正符号化処理を施し、回線品質推定部2
3は誤り訂正符号化処理により得られたデータと復号前
の受信データとを比較して回線品質を推定し、回線品質
が基準品質より悪い場合には、出力停止指示SPVを出
し、出力制御部17c,18cは該出力停止指示に基づ
いて情報メディア全部の外部端末への出力を一律に停止
する。このようにしても、通信回線がある程度劣化して
信号が乱れたり、聞きづらくなった場合、ユニークワー
ドUWによる受信同期がとれていても受信信号の出力を
停止することができる。また、各メディア共通に回線品
質推定結果と基準品質とを比較する比較部を設けるだけ
でよいため、受信装置の構成を簡単にできる。更に、各
メディア毎に回線品質推定結果と基準品質とを比較する
比較部を設けると共に、メディア毎に基準品質を変えれ
ば、メディア毎に個別に受信データの出力制御ができ、
従って、あるメディアのみが聞きずらくなったり、信号
が乱れた場合には、該メディアのみ受信データの出力を
停止することができる。
【0012】また、同期語検出状況監視部17aと回線
品質推定部23を設け、同期語の検出状況が設定基準よ
り悪い場合、あるいは回線品質の推定結果があらかじめ
設定されている品質基準より悪い場合、情報メディアの
外部端末への出力を一律に、あるいは個別に停止する。
このようにすれば、通信回線が劣化して信号が乱れた
り、聞きづらくなった場合、メディア毎にあるいは全メ
ディア一律に受信信号の出力を確実に停止することがで
きる。
【0013】
【実施例】
(a) 本発明の第1の実施例 (a-1) 全体の構成 図2は本発明の第1実施例の構成図であり、1は送信
局、21は受信局、3は衛星中継器である。受信局21
おいて、10は受信装置、30は受像機、50はオーデ
ィオ機器である。受信装置10において、11は受信ア
ンテナ、12は受信信号よりデータを復調する復調部、
13は復調データよりメディア毎にデータ(映像デー
タ、オーディオデータ等)を分離する分離部、14は復
調データよりユニークワードUWを検出するUW検出
部、15はユニークワードUWの先頭を確定するための
パルスPuwを出力する同期獲得部、16はメディア毎に
各メディアのデータ期間でハイレベルとなるタイミング
信号VDS,ADS・・・を出力するタイミング生成部
である。
【0014】17は映像データ出力部であり、17aは
映像データVDTの先頭に設けられた同期語の検出状況
を監視する同期語検出状況監視部、17bは同期語の検
出状況監視に要する時間分映像データVDTを遅延する
遅延部、17cは同期語の検出状況に基づいて映像デー
タの受像機30への出力を制御する出力制御部である。
18はオーディオデータ出力部であり、18aはオーデ
ィオデータADTの先頭に設けられた同期語の検出状況
を監視する同期語検出状況監視部、18bは同期語の検
出状況監視に要する時間分オーディオデータADTを遅
延する遅延部、18cは同期語の検出状況に基づいてオ
ーディオデータのオーディオ機器50への出力を制御す
る出力制御部である。本実施例では、回線が劣化した場
合、UWに比較して検出できなくなる確率が高い各メデ
ィア毎の情報データの先頭に位置する同期語に注目した
ものである。
【0015】(a-2) 同期語検出状況監視部 図2は同期語検出状況監視部の構成図、図3は送信局よ
り送られてくる信号フォーマット説明図である。送信局
1(図2)はデジタル化された映像データ、オーディオ
データに誤り訂正符号(FEC)を付加し、ついで、こ
れら映像データ、オーディオデータ等をメディア毎に時
分割多重化し、多重化されたデータDTにプリアンブル
PA(搬送波及びクロック再生用データCCR、ユニー
クワードUW、制御情報CI)を付加し、しかる後、例
えば、4相位相変調して送信アンテナより送信する。従
って、受信信号は図4に示す構成を備えており、映像デ
ータ部VDT、オーディオデータ部ADT、その他のメ
ディアデータ部MDTの先頭には、連続するデータを正
しく再生するための同期語SWV,SWA,SWMが挿
入されている。各同期語検出状況監視部17a,18a
は、情報メディア毎に同期語を検出し、検出状況に応じ
た信号を出力する同期語検出部41と、同期語検出状況
を示す信号レベルと設定値を比較し、設定値が大きいと
き、通信回線の品質が劣化しているものとみなして出力
停止指令SPCを出力する入力レベル比較部42を備え
ている。
【0016】例えば、図3の同期語検出状況監視部がオ
ーディオ系であるとすると、同期語検出部41はオーデ
ィオデータ部ADの先頭に挿入された同期語SWAを検
出するとハイレベルの信号を出力し、検出しなければロ
ーレベルの信号を出力する。入力レベル比較部42は該
信号レベルと設定レベルを比較し、設定レベルが大きい
場合には出力停止信号SPCを次段の出力制御部18c
に入力する。これにより、通信回線の品質が劣化してオ
ーディオデータの同期語が検出されなくなれば、直ちに
オーディオ機器へのオーディオ信号の出力が停止され、
耳ざわりな雑音が出力されることがない。この場合、1
回でも同期語を検出しなければ、直ちに出力停止信号S
PCを発生するが、所定期間内に所定回数以上の同期語
不検出が発生した時に出力停止信号SPCを発生するよ
うに構成することもできる。例えば、同期語を検出しな
い場合には比較的大きなステップで信号レベルが小さく
なるようにし、また、同期語が検出された場合には信号
レベルが小さなステップで大きくなるようにし、該信号
レベルが設定値以下になったときに出力停止信号SPC
を発生するようにする。このようにすれば、設定値を情
報メディア毎に決めることができ、情報メディアに応じ
た最適の出力制御が可能となる。
【0017】(a-3) 全体の動作 ・通信回線の品質が良好な場合:復調部12は受信信号
に含まれるCCRを用いて同期検波に必要な基準搬送波
と符号再生に必要なクロックを抽出し、これらに基づい
て受信信号よりデータを復調して分離部13とUW検出
部14に入力する。UW検出部14はユニークワードU
Wを検出し、これにより、同期獲得部15はユニークワ
ードUWの先頭を確定するパルスPuwを発生し、タイミ
ング生成部16はメディア毎にタイミング信号を出力す
る。すなわち、タイミング生成部は映像データ部VDT
(図4参照)の期間でハイレベルとなるタイミング信号
VDSを出力すると共に、オーディオデータ部ADTの
期間でハイレベルになるタイミング信号ADSを出力す
る。分離部13はタイミング信号VDSがハイレベルの
とき、映像データVDTを映像データ出力部17に出力
し、タイミング信号ADSがハイレベルのとき、オーデ
ィオデータADTをオーディオデータ出力部18に出力
する。
【0018】同期語検出状況監視部17a,18aはそ
れぞれ映像データVDT、オーディオデータADTの先
頭に挿入されている同期語SWV,SWAの検出状況を
監視する。この場合、通信回線の品質が良好なため、同
期語SWV,SWAは正しく検出されており、同期語検
出状況監視部17a,18aは出力停止指令SCPを出
力しない。このため、出力制御部17c,18cは遅延
部17b,18bから出力された映像データ、オーディ
オデータをそれぞれ受像機30、オーディオ機器50に
入力し、映像をディスプレイ画面に表示し、また、音声
をスピーカより出力させる。
【0019】・通信回線の品質が劣化した:一方、通信
回線の品質が劣化すると、各メディアの同期語の不検出
が発生する。映像データ出力部17の同期語検出状況監
視部17aは所定時間における不検出回数が設定値以上
になると、出力停止指令SPCを出力する。これによ
り、出力制御部17cは直ちに映像データの受像機30
への出力を停止する。また、オーディオデータ出力部1
8の同期語検出状況監視部18aも所定時間における不
検出回数が設定値以上になると、出力停止指令SPCを
出力する。これにより、出力制御部18cは直ちにオー
ディオデータのオーディオ機器50への出力を停止す
る。この場合、映像とオーディオにおける設定値をそれ
ぞれに応じた最適値に設定しておくことによりそれぞれ
の出力を個別に停止することができる。このようにすれ
ば、ユニークワードUWによる受信同期がとれている場
合であっても、通信回線がある程度劣化して信号が乱れ
たり、聞きづらくなった場合、メディア毎に個別に受信
信号の出力を停止することができる。従って、映像が乱
れた場合には映像のみ出力を停止でき、あるいは、音声
が聞きずらくなったとき、音声のみ出力を停止すること
ができ、また、音声も映像も乱れた場合には、両方の出
力を停止することができる。尚、映像の出力を停止する
場合、別途用意してある固定画像を表示したり、常時、
1つ前の画面を記憶しておき、該前画面を表示するよう
に構成することもできる。
【0020】(a-4) 第1実施例の変形例 図2の第1実施例では、各メディア毎に同期語検出状況
監視部を設けたが、一方のみに設け、不検出回数が設定
値以上になった時に全メディアについて受信信号の出力
を停止するように構成することもできる。また、同様に
1つの同期後検出部を任意のメディアの回線に設けると
共に、各回線毎に出力停止指令を出力すべき同期語不検
出回数を設定しておき、所定時間内に設定数以上の同期
語不検出が生じた時、対応する回線に出力停止指令SP
Cを出力するように構成することもできる。図5はオー
ディオ系の同期語検出状況監視部18aを削除し、映像
系の同期語検出状況監視部17aから出力される出力停
止指令SPCにより全メディアの出力を停止する場合の
構成図であり、図2と同一部分には同一符号を付してい
る。
【0021】(b) 本発明の第2の実施例 (b-1) 構成 図6は本発明の第2の実施例構成図であり、図2の第1
の実施例と同一部分には同一符号を付している。21は
復調後の受信データに誤り訂正復号処理を施すFEC復
号部(誤り訂正符号部)、22は回線品質推定部であ
り、FEC復号処理により得られた復号データにFEC
符号化処理(誤り訂正符号化処理)を施し、該FEC符
号化処理により得られたデータと復号前の復調データと
を比較して回線品質を推定し、回線品質が基準品質より
悪い場合に出力停止指示SPV,SPAを出力する。F
EC復号部21で復号するとかなりの伝送誤りが訂正さ
れ品質が向上したデータが得られる。従って、この復号
後のデータにFEC符号化処理を施して得られたデータ
と復号前の復調データを比較することにより伝送誤りの
ビットを検出でき、該ビット誤りを計数することにより
BER(Bit Error Rate)を推定することができる。
【0022】図7は回線品質推定部22の構成図であ
り、22はFEC復号後の復号データを再符号化するF
EC符号化部(誤り訂正符号化部)、24は誤り訂正復
号処理及び誤り訂正符号化処理に要する時間分、復調デ
ータを遅延する遅延部、25は復号前のデータ(復調デ
ータ)と復号及び再符号化したデータとを比較して擬似
的なビット誤りを検出する誤りビット検出部、26は誤
りビット数を計数する計数部、27は計数値より求まる
推定BERが10-9以上の時に映像データの出力停止指
令SPVを発生する比較器、28は計数値より求まる推
定BERが10-4以上の時にオーディオデータの出力停
止指令SPAを発生する比較器である。映像はBERが
小さくても画面が乱れるため、品質基準となる設定値を
10-9とし、一方、音声はBERが比較的大きくても聞
きづらくならないため品質基準となる設定値を10-4
する。
【0023】(b-2) 動作 ・通信回線の品質が良好な場合:送信局1はデジタル化
された映像データ、オーディオデータにFEC符号化処
理を施し、ついで、これら映像データ、オーディオデー
タ等をメディア毎に時分割多重化し、多重化されたデー
タDTにプリアンブルPA(搬送波及びクロック再生用
データCCR、ユニークワードUW、制御情報CI)を
付加し、しかる後、位相変調して送信アンテナより送信
する。復調部12は受信アンテナ11により受信された
信号(受信信号)よりデータを復調してUW検出部14
とFEC復号部21と回線品質推定部23に入力する。
UW検出部14はユニークワードUWを検出し、これに
より、同期獲得部15はユニークワードUWの先頭を確
定するパルスPuwを発生し、タイミング生成部16は各
種タイミング信号を出力する。
【0024】FECな復号部21は復調データにFEC
復号処理を施して復号データを出力する。分離部13は
タイミング信号に基づいて復号データをメディア毎に分
離して出力制御部17c,18cに入力する。回線品質
推定部23のFEC符号化部22はFEC復号データを
再符号化し、遅延部24はFEC復号/符号化に要する
時間、復調データを遅延し、誤りビット検出部25は復
号前のデータ(復調データ)と再符号化したデータとを
比較して擬似的なビット誤りを検出する。計数部26は
誤りビット数を計数して擬似的な(推定の)BERを算
出し、比較器27、28に入力する。比較器27は計数
値より求まる推定BERが10-9以上の時に映像データ
の出力停止指令SPVを発生し、比較器28は推定BE
Rが10-4以上の時にオーディオデータの出力停止指令
SPAを発生する。この場合、通信回線の品質が良好で
あるとしているから、推定BERが10-9以上になるこ
とはなく、出力停止指令SPV,SPAが出力されな
い。このため、出力制御部17c,18cは分離部13
から出力された映像データ、オーディオデータをそれぞ
れ受像機30、オーディオ機器50に入力して、映像を
ディスプレイ画面に表示し、また、音声をスピーカより
出力する。
【0025】・通信回線の品質が劣化した:一方、通信
回線の品質が劣化すると、誤りビット数が増加し、推定
BERが10-9以上になる。かかる場合には、比較器2
7は出力停止指令SPVを出力する。この結果、出力制
御部17cは映像データを受像機30へ出力しない。こ
のため、映像はディスプレイ画面に表示されず、音声の
みが出力される。通信回線の品質が更に劣化すると、誤
りビット数が更に増加し、推定BERが10-4以上にな
る。かかる場合には、比較器28は出力停止指令SPA
を出力する。この結果、出力制御部18cはオーディオ
データをオーディオ機器50へ出力しない。このため、
音声はスピーカより出力されず、映像もディスプレイ画
面に表示されない状態になる。尚、回線品質が良好にな
れば受像、音声出力を再開する。以上により、ユニーク
ワードUWによる受信同期がとれている場合であって
も、通信回線がある程度劣化して信号が乱れたり、聞き
づらくなった場合、メディア毎に個別に受信信号の出力
を停止することができる。従って、映像が乱れた場合に
は映像のみ出力を停止でき、あるいは、音声が聞きずら
くなったとき、音声出力も停止することができる。
【0026】(b-3) 第2実施例の変形例 図6,図7の第2実施例では、各メディア毎に比較器を
設けたが、一方のみに設け、推定BERが設定値以上に
なった時に全メディアについて受信信号の出力を停止す
るように構成することもできる。図8はかかる場合の回
線品質推定部の構成図であり、図7と同一部分には同一
符号を付している。この回線品質推定部23´では比較
器27のみ設け、推定BERが10 9以上になった時に
出力停止指令SPCを発生して、全メディアの出力を停
止する。尚、映像の出力を停止する場合、別途用意して
ある固定画像を表示したり、常時、1つ前の画面を記憶
しておき、該前画面を表示するように構成することもで
きる。
【0027】(c) 本発明の第3の実施 第1の実施例は各メディア情報の先頭に挿入されている
同期語の検出状況に応じて受信信号の出力を制御する場
合であり、第2の実施例は回線品質の劣化を推定して受
信信号の出力を制御する場合であるが、これらを併用し
て一方の条件が満足された時に受信信号の出力を停止す
るように構成することもできる。図9は第3の実施例の
構成図であり、第1実施例(図2)と第2実施例(図
6,図7)を組み合わせ、同期語の検出状況が設定値よ
り悪くなった時、あるいは推定BERが設定値より大き
くなった時に、各メディア毎に個別に受信信号の出力を
停止するようにしたものであり、図2、図6と同一部分
には同一符号を付している。29aは映像系の同期語検
出状況監視部17aから出力される出力停止指令SPC
と回線品質推定部23から出力される映像系の出力停止
指令SPVの論理和を出力するオアゲート、29bはオ
ーディオ系の同期語検出状況監視部18aから出力され
る出力停止指令SPCと回線品質推定部23から出力さ
れるオーディオ系の出力停止指令SPAの論理和を出力
するオアゲートである。
【0028】出力制御部17cはオアゲート29aの出
力がハイレベルになると映像データの出力を停止する。
また、出力制御部18cはオアゲート29bの出力がハ
イレベルになるとオーディオデータの出力を停止する。
図9では各メディア毎に個別に出力停止制御をしている
が、1つのメディアについてのみ同期語検出状況を監視
し、かつ、推定BERが設定値以上になったか監視し、
一方が成立した時、全メディアについて受信信号の出力
を停止するように構成することもできる。図10はかか
る場合の構成図であり、第1実施例(図5)と第2実施
例(図8)を組み合わせ、同期語の検出状況が設定値よ
り悪くなった時、あるいは推定BERが設定値より大き
くなった時に、全メディア一律に受信信号の出力を停止
するようにしたものであり、図5、図8と同一部分には
同一符号を付している。29aは映像系の同期語検出状
況監視部17aから出力される出力停止指令SPCと回
線品質推定部23から出力される映像系の出力停止指令
SPVの論理和を出力するオアゲートであり、出力制御
部17c,18cはオアゲート29aの出力がハイレベ
ルになるとそれぞれ映像データ、オーディオデータの出
力を停止する。
【0029】以上の実施例では、メディアとして映像、
音声の場合について説明したが、本発明はかかる場合に
限らず、他のメディア、例えば文字情報、通信データ等
にも適用できるものである。以上、本発明を実施例によ
り説明したが、本発明は請求の範囲に記載した本発明の
主旨に従い種々の変形が可能であり、本発明はこれらを
排除するものではない。
【0030】
【発明の効果】以上本発明によれば、時分割多重データ
を情報メディア毎に分離し、所定の情報メディアの信号
フォーマット中に含まれる同期語を検出し、該同期語の
検出状況が設定基準より悪い場合には情報メディア全部
の外部端末への出力を一律に停止するようにしたから、
通信回線がある程度劣化して信号が乱れたり、聞きづら
くなった場合、ユニークワードUWによる受信同期がと
れている場合であっても、受信信号の出力を停止するこ
とができる。又、本発明によれば、各メディア共通に1
つの同期語検出状況監視部を設けるだけでよいため、受
信装置の構成を簡単にできる。更に、本発明によれば、
各メディア毎に同期語検出状況監視部を設け、メディア
毎に個別に受信データの出力制御をするように構成した
から、メディア毎に出力停止基準を設定でき、従って、
あるメディアのみが聞きずらくなったり、信号が乱れた
場合には、該メディアのみ受信データの出力を停止する
ことができる。
【0031】又、本発明によれば、復調後の受信データ
に誤り訂正復号処理を施し、復号データに誤り訂正符号
化処理を施し、該誤り訂正符号化処理により得られたデ
ータと復号前の受信データとを比較して回線品質を推定
し、回線品質が基準品質より悪い場合には、情報メディ
ア全部の外部端末への出力を一律に停止するように構成
したから、通信回線がある程度劣化して信号が乱れた
り、聞きづらくなった場合、ユニークワードUWによる
受信同期がとれていても受信信号の出力を停止すること
ができる。又、回線品質推定結果と基準品質とを比較す
る比較部を各メディア共通に1つ設けるだけでよいた
め、受信装置の構成を簡単にできる。更に、本発明によ
れば、各メディア毎に回線品質推定結果と基準品質とを
比較する比較部を設けると共に、メディア毎に基準品質
を変えるように構成したから、メディア毎に個別に受信
データの出力制御ができ、従って、あるメディアのみが
聞きずらくなったり、信号が乱れた場合には、該メディ
アのみ受信データの出力を停止することができる。
【0032】又、本発明によれば、同期語の検出状況が
設定基準より悪い場合、あるいは回線品質の推定結果が
あらかじめ設定されている品質基準より悪い場合、情報
メディアの外部端末への出力を一律に、あるいは個別に
停止するように構成したから、通信回線が劣化して信号
が乱れたり、聞きづらくなった場合、メディア毎にある
いは全メディア一律に受信信号の出力を確実に停止する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理説明図である。
【図2】本発明の第1実施例構成図である。
【図3】同期検出状況監視部の構成図である。
【図4】信号フォーマット説明図である。
【図5】第1実施例の変形例構成図である。
【図6】本発明の第2実施例構成図である。
【図7】回線品質推定部の構成図である。
【図8】第2実施例の変形例における回線品質推定部の
構成図である。
【図9】第3実施例の構成図である。
【図10】第3実施例の変形例である。
【図11】マルチメディア同報通信システムの構成図で
ある。
【図12】信号フォーマット説明図である。
【図13】従来の出力制御を説明するための受信装置の
構成図である。
【図14】受信装置の動作説明用波形図である。
【符号の説明】
11・・受信アンテナ 12・・復調部 13・・分離部 17a・・同期語検出状況監視部 17c,18c・・出力制御部 21・・誤り訂正復号部 22・・誤り訂正符号化部 23・・回線品質推定部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−229538(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 7/10 H04N 7/14 - 7/173 H04N 7/20 - 7/22

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送信側より映像信号やオーディオ信号等
    の複数種の情報メディアを多重化して回線を介して伝送
    し、受信側で各情報メディアを分離して所定の外部端末
    に出力するマルチメディア通信における受信信号出力方
    法において、 復調して得られたデータを情報メディア毎に分離し、 少なくとも1つの情報メディアの信号フォーマット中に
    含まれる同期語を検出し、 同期語の検出状況に基づいて各情報メディアの外部端末
    への出力をメディア毎に個別に制御する受信信号出力方
    法。
  2. 【請求項2】 映像信号やオーディオ信号等の複数種の
    情報メディアに誤り訂正符号化処理を施し、誤り訂正符
    号化処理により得られたデータを多重化して送信側より
    回線を介して伝送し、受信側で各情報メディアを分離し
    て所定の外部端末に出力するマルチメディア通信におけ
    る受信信号出力方法において、 復調後の受信データに誤り訂正復号処理を施し、 該誤り訂正復号処理により得られた復号データに誤り訂
    正符号化処理を施し、 該誤り訂正符号化処理により得られたデータと復号前の
    受信データとを比較して回線品質を推定し、 回線品質の推定結果に基づいて情報メディアの外部端末
    への出力を制御する受信信号出力方法。
  3. 【請求項3】 映像信号やオーディオ信号等の複数種の
    情報メディアに誤り訂正符号化処理を施し、誤り訂正符
    号化処理により得られたデータを多重化して送信側より
    回線を介して伝送し、受信側で各情報メディアを分離し
    て所定の外部端末に出力するマルチメディア通信におけ
    る受信信号出力方法において、 復調後の受信データに誤り訂正復号処理を施し、 該誤り訂正復号処理により得られた復号データに誤り訂
    正符号化処理を施し、 該誤り訂正符号化処理により得られたデータと復号前の
    受信データとを比較して回線品質を推定し、 回線品質の推定結果と情報メディア毎にあらかじめ設定
    されている品質基準とを比較し、 比較結果に基づいて各情報メディアの外部端末への出力
    をメディア毎に個別に制御する受信信号出力方法。
  4. 【請求項4】 映像信号やオーディオ信号等の複数種の
    情報メディアに誤り訂正符号化処理を施し、誤り訂正符
    号化処理により得られたデータを多重化して送信側より
    回線を介して伝送し、受信側で各情報メディアを分離し
    て所定の外部端末に出力するマルチメディア通信におけ
    る受信信号出力方法において、 復調後の受信データに誤り訂正復号処理を施し、 該誤り訂正復号処理により得られた復号データに誤り訂
    正符号化処理を施し、 該誤り訂正符号化処理により得られたデータと復号前の
    受信データとを比較して回線品質を推定し、 更に、前記誤り訂正復号処理により得られた復号データ
    を情報メディア毎に分離し、 所定の情報メディアの信号フォーマット中に含まれる同
    期語を検出し、 同期語の検出状況が設定基準より悪い場合、あるいは回
    線品質の推定結果があらかじめ設定されている品質基準
    より悪い場合、情報メディアの外部端末への出力を停止
    する受信信号出力方法。
  5. 【請求項5】 映像信号やオーディオ信号等の複数種の
    情報メディアに誤り訂正符号化処理を施し、誤り訂正符
    号化処理により得られたデータを多重化して送信側より
    回線を介して伝送し、受信側で各情報メディアを分離し
    て所定の外部端末に出力するマルチメディア通信におけ
    る受信信号出力方法において、 復調後の受信データに誤り訂正復号処理を施し、 該誤り訂正復号処理により得られた復号データに誤り訂
    正符号化処理を施し、 該誤り訂正符号化処理により得られたデータと復号前の
    受信データとを比較して回線品質を推定し、 回線品質の推定結果と情報メディア毎にあらかじめ設定
    されている品質基準とを比較し、 更に、前記誤り訂正復号処理により得られた復号データ
    を情報メディア毎に分離し、 各情報メディアの信号フォーマット中に含まれる同期語
    を検出して設定基準と比較し、 情報メディア毎に、同期語の検出状況が設定基準より悪
    いか、あるいは回線品質の推定結果があらかじめ設定さ
    れている品質基準より悪いか判断し、 少なくとも一方が設定基準より悪い場合には該情報メデ
    ィアの外部端末への出力を停止する受信信号出力方法。
  6. 【請求項6】 送信側より映像信号やオーディオ信号等
    の複数種の情報メディアを多重化して回線を介して伝送
    し、受信側で各情報メディアを分離して所定の外部端末
    に出力するマルチメディア通信における受信装置におい
    て、 復調して得られたデータを情報メディア毎に分離する分
    離部と、 少なくとも1つの情報メディアの信号フォーマット中に
    含まれる同期語の検出状況を監視する同期語検出状況監
    視部と、 同期語の検出状況に基づいて各情報メディアの外部端末
    への出力を制御する出力制御部を備えたマルチメディア
    通信における受信装置。
  7. 【請求項7】 映像信号やオーディオ信号等の複数種の
    情報メディアに誤り訂正符号化処理を施し、該誤り訂正
    符号化処理により得られたデータを多重化して送信側よ
    り回線を介して伝送し、受信側で各情報メディアを分離
    して所定の外部端末に出力するマルチメディア通信にお
    ける受信装置において、 復調後の受信データに誤り訂正復号処理を施す誤り訂正
    復号部と、 該誤り訂正復号処理により得られた復号データに誤り訂
    正符号化処理を施す誤り訂正符号化部と、 該誤り訂正符号化処理により得られたデータと復号前の
    受信データとを比較して回線品質を推定する回線品質推
    定部と、 回線品質の推定結果に基づいて情報メディアの外部端末
    への出力を制御する出力制御部を備えたマルチメディア
    通信における受信装置。
  8. 【請求項8】 映像信号やオーディオ信号等の複数種の
    情報メディアに誤り訂正符号化処理を施し、該誤り訂正
    符号化処理により得られたデータを多重化して送信側よ
    り回線を介して伝送し、受信側で各情報メディアを分離
    して所定の外部端末に出力するマルチメディア通信にお
    ける受信装置において、 復調後の受信データに誤り訂正復号処理を施す誤り訂正
    復号部と、 該誤り訂正復号処理により得られた復号データに誤り訂
    正符号化処理を施す誤り訂正符号化部と、 該誤り訂正符号化処理により得られたデータと復号前の
    受信データとを比較して回線品質を推定する回線品質推
    定部と、 回線品質の推定結果と情報メディア毎にあらかじめ設定
    されている品質基準とを比較する比較部と、 比較結果に基づいて各情報メディアの外部端末への出力
    を情報メディア毎に個別に制御する出力制御部を備えた
    マルチメディア通信における受信装置。
  9. 【請求項9】 映像信号やオーディオ信号等の複数種の
    情報メディアに誤り訂正符号化処理を施し、誤り訂正符
    号化処理により得られたデータを多重化して送信側より
    回線を介して伝送し、受信側で各情報メディアを分離し
    て所定の外部端末に出力するマルチメディア通信におけ
    る受信装置において、 復調後の受信データに誤り訂正復号処理を施す誤り訂正
    復号部と、 該誤り訂正復号処理により得られた復号データに誤り訂
    正符号化処理を施す誤り訂正符号化部と、 該誤り訂正符号化処理により得られたデータと復号前の
    受信データとを比較して回線品質を推定する回線品質推
    定部と、 前記復号データを情報メディア毎に分離する分離部と、 所定の情報メディアの信号フォーマット中に含まれる同
    期語の検出状況を監視する同期語検出状況監視部と、 同期語の検出状況が設定基準より悪い場合、あるいは回
    線品質の推定結果があらかじめ設定されている品質基準
    より悪い場合、情報メディア全部の外部端末への出力を
    一律に停止する出力制御部を備えたマルチメディア通信
    における受信装置。
  10. 【請求項10】 映像信号やオーディオ信号等の複数種
    の情報メディアに誤り訂正符号化処理を施し、誤り訂正
    符号化処理により得られたデータを多重化して送信側よ
    り回線を介して伝送し、受信側で各情報メディアを分離
    して所定の外部端末に出力するマルチメディア通信にお
    ける受信装置において、 復調後の受信データに誤り訂正復号処理を施す誤り訂正
    復号部と、 該誤り訂正復号処理により得られた復号データに誤り訂
    正符号化処理を施す誤り訂正符号化部と、 該誤り訂正符号化処理により得られたデータと復号前の
    受信データとを比較して回線品質を推定する回線品質推
    定部と、 回線品質の推定結果と情報メディア毎にあらかじめ設定
    されている品質基準とを比較する比較部と、 前記復号データを情報メディア毎に分離する分離部と、 各情報メディアの信号フォーマット中に含まれる同期語
    の検出状況を監視する同期語検出状況監視部と、 情報メディア毎に、同期語の検出状況が設定基準より悪
    いか、あるいは回線品質の推定結果があらかじめ設定さ
    れている品質基準より悪い場合、該情報メディアの外部
    端末への出力を停止する出力制御部を備えたマルチメデ
    ィア通信における受信装置。
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