JP3537577B2 - 通信回線品質測定システム及びtdma装置 - Google Patents

通信回線品質測定システム及びtdma装置

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JP3537577B2
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康弘 齋藤
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
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    • H04L1/24Testing correct operation
    • H04L1/242Testing correct operation by comparing a transmitted test signal with a locally generated replica
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  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Monitoring And Testing Of Transmission In General (AREA)
  • Time-Division Multiplex Systems (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は通信回線品質測定シ
ステムに関する。この通信回線品質測定システムは、双
方向CATV(Community Antenna Television)システム
やPHS(Personal Handyphone System)等に適用される
ものである。双方向CATVシステムにおいては、交換
局等の局と加入者端末装置間の回線品質を測定し、PH
Sにおいては基地局と加入者移動端末装置間の空間伝送
路の回線品質を測定する。このような回線品質の測定に
おいては、通信システムの運用に支障を来すことなく実
施できることが要望されている。
【0002】
【従来の技術】図11に双方向CATV電話サービスネ
ットワーク図を示し、その説明を行う。この図11にお
いて、符号10は局内の交換機、11,11a,11
b,11cは交換機10に接続された複数のTDMA装
置(TDMA)、1は放送設備である。
【0003】2は各TDMA装置11,11a〜11c
及び放送設備1に接続され、これら各装置をまとめる双
方向混合/分配部、3は双方向混合/分配部35に接続
された光変復調部、4は光ケーブル3を介してE/O部
2に接続された光変復調部である。
【0004】7,7a,7b,7cは双方向アンプ、
8,9はTO(タップオフ)部、12,12aは加入者
宅内に設置された多数の端末装置である。各端末装置1
2,12aは光変復調部5に同軸ケーブル6によってシ
リーズ又は分岐接続されたアンプ7,7a〜7c及びT
O部8,9を介して光変復調部5に接続されている。
【0005】このような構成において、放送設備1及び
各TDMA装置11,11a〜11cから各端末装置1
2,12aへ送信される電気信号である下り信号は、双
方向混合/分配部2で混合された後、光変復調部3で光
信号に変換され、光ケーブル4を介して光変復調部5へ
送信される。
【0006】この送信された光信号は光変復調部5で電
気信号に変換された後、同軸ケーブル6を介して各アン
プ7,7a〜7cで増幅、及びそのアンプ接続に従って
分岐された後、混合/分配機能を有するTO部8,9を
介して各端末装置12,12aへ送信される。
【0007】この逆に、各端末装置12,12aから各
TDMA装置11,11a〜11c及び放送設備1へ送
信される電気信号である上り信号は、TO部8,9及び
各アンプ7,7a〜7cを介して光変復調部5へ送信さ
れ、ここで光信号に変換された後、光ケーブル4を介し
て光変復調部3へ送信され、ここで電気信号に変換され
る。
【0008】この変換された電気信号は双方向混合/分
配部2で分配された後、各TDMA装置11,11a〜
11c及び放送設備1へ送信される。このようなネット
ワーク構成における電話サービスを行うための特徴要素
であるTDMA装置11と端末装置12間の従来の信号
処理を、図12にTDMA装置11及び端末装置12の
内部構成を示して説明する。
【0009】この図12において、符号10は電話サー
ビスを提供する双方向CATVシステムを構成する交換
機、11は交換機10に接続されたTDMA(Time Divi
sionMultiple Access) 装置、12はTDMA装置11
に接続された加入者宅の端末装置であり、この端末装置
12には電話機13が接続されている。
【0010】ここで、TDMA装置11から端末装置1
2へ伝送される下り信号のフレーム構成及びその逆に伝
送される上り信号のフレーム構成を説明する。まず、図
13を参照して下り信号のフレーム構成を説明する。図
13に行列構成で示す下り信号フレームは、行方向にタ
イムスロット番号(TSNo.)「00」〜「127」
で示す128個のタイムスロットを1フレームとし、こ
の1フレームが125μsの時間幅を有している。1タ
イムスロットは8ビットである。
【0011】また、列方向にフレーム番号(フレームN
o.)「00」〜「31」で示す各フレームを、その番
号順に配列(125μs×32フレーム)して構成され
る1マルチフレームが4msの時間幅を有している。
【0012】このようなマルチフレーム構成の下り信号
がTDMA装置11から端末装置12へ伝送される場
合、フレームNo.順に「00」〜「31」までが伝送
され、この後再び「00」から番号順に伝送されるよう
になっている。
【0013】フレームNo.「00」のフレームにおけ
るMFはマルチフレームビットであり、マルチフレーム
の先頭を示すビットパターンである。フレームNo.
「01」〜「31」のフレームにおけるFはフレームビ
ットであり、各フレームの先頭を示すビットパターンで
ある。
【0014】フレームNo.「00」〜「07」のフレ
ームにおいてTSNo.「02」〜「32」のタイムス
ロットに示すMチャネル(1)〜(8)は、通常距離測
定用のチャネルであり、各加入者の端末装置12からT
DMA装置11へ返送される上り信号の遅延時間を測定
し、TDMA装置11と端末装置12間の距離を計測す
るために用いられるものである。
【0015】TDMA装置11はその計測した距離情報
を端末装置12に通知し、端末装置12のTDMA装置
11への送信タイミングを制御することにより、端末装
置12からの送信信号とTDMA装置11のシステムク
ロック信号とのビット同期を取るようになっている。
【0016】フレームNo.「08」〜「31」のフレ
ームにおいてTSNo.「02」〜「32」のタイムス
ロットに示すDチャネル(1)〜(24)は、各加入者
の端末装置12の制御チャネルであり、発信、着信、及
び使用可能な後述するBチャネルの通知等の情報のやり
とりを行うために使用されるものである。
【0017】即ち、各フレームのTSNo.「33」〜
「127」のタイムスロットに示すBチャネルは、音声
又はデータ用のチャネルであり、各加入者宅の端末装置
12に接続された電話機13を使用する人の音声又は、
端末装置12に接続されるパソコンのデータを送受信す
るために使用されるものである。
【0018】以上の下り信号のフレーム構成を、後述す
る上り信号のフレーム構成と対応させて現した図が図1
4に(a)〜(d)で示すフレーム図である。この中で
(d)で示す1つのBチャネルはb0〜b7の8ビット
構成であり、その時間幅が975nsとなっている。
【0019】一方、上り信号のフレーム構成は、図14
に(e)で示すように、Mチャネル、距離計測用ウイン
ドウ、Dチャネル、及びB0〜B94の配列構成となっ
ており、全体のフレーム時間幅は下り信号フレーム同様
4msとなっている。
【0020】この上り信号のMチャネル及び距離計測用
ウインドウは、下り信号と同様に通常距離測定用のチャ
ネルであり、各加入者の端末装置12からTDMA装置
11に返送される上り信号の遅延時間を測定し、TDM
A装置11と端末装置12間の距離を計測するために用
いられるものである。
【0021】TDMA装置11はその計測した距離情報
を端末装置12に通知し、端末装置12のTDMA装置
11への送信タイミングを制御することにより、端末装
置12からの送信信号とTDMA装置11とのビット同
期を取るようになっている。
【0022】このMチャネルのフレーム構成は、図15
の(a)に示すように、16ビットのガードタイミング
(G)、双方で256ビットのプリアンブル及びユニー
クワード(UW)、双方で64ビットのデータ及びCR
C(Cyclic Redundancy Check) から構成されている。
【0023】ガードタイミングは、端末装置12が送信
タイミングを数ビット程度ミスしても前後のチャネルに
影響しないようにするための緩衝時間となるものであ
り、ガードタイミング中、端末装置12は搬送波の送信
もストップするようになっている。
【0024】プリアンブルは、TDMA装置11が端末
装置12から送信されてきた信号に同期を取るための信
号であり、通常「0011」の繰り返し信号となってい
る。ユニークワードは、プリアンブルの終了又はデータ
の先頭を示すための信号であり、TDMA装置11はプ
リアンブルを検出後、データ受信を開始するようになっ
ている。
【0025】CRCは、データのエラーを検出するため
の信号であり、TDMA装置11においてCRCチェッ
ク後エラーが検出されるとそのデータが無効データとし
て処理され、この際、端末装置12は再度同一データを
送信するようになっている。
【0026】図14の(e)に示すDチャネルは、下り
信号と同様に各加入者の端末装置12の制御チャネルで
あり、発信、着信、及び使用可能な前述したBチャネル
の通知等の情報のやりとりを行うために使用されるもの
である。
【0027】このDチャネルのフレーム構成は、図15
の(b)に示すように、Mチャネルで説明したと同様な
双方で24ビットのガードタイミング(G)及びユニー
クワード(UW)、双方で256ビットのデータ及びC
RCから構成されている。
【0028】Dチャネルにプリアンブルがないのは端末
装置12側がMチャネルによって同期を確立しているた
め同期をとる必要が無いからである。図14の(e)に
示すBチャネルの個々のフレーム構成は、同図の(f)
に示すように、全体の時間幅が34μsであり、前述同
様なガードタイミング(G)及びユニークワード(U
W)、b0〜b255のデータから構成されている。ま
た、図15の(c)に示すように、ガードタイミング
(G)及びユニークワード(UW)が双方で24ビッ
ト、データが256ビットとなっている。Bチャネルに
プリアンブルがないのはDチャネルと同様の理由からで
あり、また、CRCがないのは制御が困難なためであ
る。通常Bチャネルの通信エラーによる再送信要求はエ
ンドエンドの端末装置12に依存する。
【0029】このようなフレーム構成の下り信号及び上
り信号により実現される電話サービスを提供する双方向
CATVシステムを、図12に戻って説明する。TDM
A装置11において、符号20,21,22,23は、
交換機10とのインターフェース部(PRI部)、24
はネットワーク部(NW部)、25はD1チャネルイン
ターフェース部(D1部)、26はCPU、27はフレ
ーム組立部(FRMA部)、28はフレーム分解部(F
RMD部)、29,30はMチャネルインターフェース
部(M部)、31,32はD2チャネルインターフェー
ス部(D2部)、33は変調部(MOD部)、34は復
調部(DEM部)である。また、符号35はMOD部3
3及びDEM部34に接続された図11に示す双方向混
合/分配部2内の分波部(WD部)、36はCPU26
に接続された保守コンソール部(MC部)である。
【0030】また、端末装置12において、符号38は
WD部、39はDEM部、40はMOD部、41はFR
MD部、42はFRMA部、43,44はM部、45,
46はD2部、47,48はBチャネル制御部(BC
部)、49はCPU、50は加入者回路インタフェース
部(SLI部)である。SLI部50には電話機13が
接続されている。
【0031】このような構成要素において、交換機10
とNW24間に接続されたPRI部20〜23は、IS
DN(Integrated Services Digital Network) トランク
カードによるものであり、交換機10とNW部24のイ
ンターフェース機能を有する。
【0032】NW部24は、PRI部20〜23とFR
MA部27及びFRMD部28間に接続されると共に、
PRI部20〜23とD1部25を介したCPU26間
に接続されており、PRI部20〜23とFRMA部2
7及びFRMD部28間の音声データ交換処理機能を有
すると共に、PRI部20〜23とCPU26間のD1
部25によるD1チャネルインターフェース機能を有す
る。D1チャネルとは交換機10とTDMA装置11間
の呼処理用制御チャネルである。
【0033】FRMA部27は、M部29及びD2部3
1を介してCPU26に接続されると共にMOD部33
に接続されており、NW部24を経由して4つのPRI
部20〜23から送られてくるBチャネル(B0〜B9
4)による音声データ〔(64Kbps/チャネル)×95チャ
ネル〕と、CPU26からM部29及びD2部31を介
して送られてくるMチャネル及びDチャネルの制御信号
とを、図13に示す8.192Mbps(8ヒ゛ット ×128タ
イムスロット ×32フレーム÷4ms )のフレームに組立てる機能
を有する。
【0034】MOD部33は、WD部35に接続されて
おり、FRMA部27から送られてくるデジタル信号を
QPSK(Quadrature Phase Shift Keying) 変調し、R
F(Radio Frequency) 信号にアップコンバートしてWD
部35を介して端末装置12へ送信する機能を有する。
その端末装置12への下りRF信号と、この逆に伝送さ
れる上りRF信号の周波数配列を図16に示す。
【0035】この図16に符号52で示すように、上り
信号全体の帯域は10〜50MHz であり、上りRF信号
は符号53で示すようにその何れかの箇所の6MHz の帯
域を使用している。また、下り信号の帯域は、符号54
で示すように70〜550MHz であり、下りRF信号は
符号55で示すようにその何れかの箇所の6MHz の帯域
を使用している。
【0036】一方、端末装置12より送信された上りR
F信号は、WD部35とFRMD部28間に接続された
DEM部34によりダウンコンバートされた後QPSK
復調され、FRMD部28に入力される。この際の信号
フレームは図15に示したMチャネル、Dチャネル、B
チャネルから構成される。
【0037】FRMD部28は、NW部24と、M部3
0及びD2部32を介してCPU26とに接続されてお
り、DEM部34からの信号フレームをMチャネル、D
チャネル、95個のBチャネルに分解する。また、Bチ
ャネルのデータはNW部24を介してPRI部20〜2
3へ送出され、Mチャネル及びDチャネルのデータはM
部30及びD2部32を介してCPU26へ送出され
る。
【0038】CPU26は、交換機10とTDMA装置
11間のD1チャネルを使用した呼制御、TDMA装置
11と端末装置12間のMチャネルを使用した距離制
御、D2チャネルを使用した呼制御及びMC部36の操
作に応じたメンテナンス制御を行う。即ち、MC部36
は端末装置12の状態を監視するために用いられる。
【0039】WD部35,36は、互いにTDMA装置
11と端末装置12間の接続用伝送路で接続されてお
り、上り及び下りRF信号を通過させる双方向性の帯域
フィルタ機能を有している。
【0040】WD部35は、DEM部34及びMOD部
33の下り及び上りの信号伝送路を1つにまとめると共
に複数のTDMA装置11を1つにまとめる機能を有す
る。WD部38はDEM部39及びMOD部40の下り
及び上りの信号伝送路を1つにまとめる機能を有し、端
末装置12の内部に収容されている。
【0041】端末装置12内のDEM部39は、WD部
38とFRMD部41間に接続されており、WD部から
の下りRF信号をダウンコンバートし、QPSK復調を
行い、この復調により得られる図13に示すフレーム構
成のディジタル信号をFRMD部41に送出する。
【0042】FRMD部41は、M部43、D2部45
及びBC部47を介してCPU49に接続されると共に
SLI部50に接続されており、DEM部39から入力
された下り信号よりMチャネル信号とD2チャネル信号
を抽出してM部43及びD2部45を介してCPU49
へ送出し、またCPU49より指示のあったBチャネル
データをBC部47の制御によってSLI部50へ送出
する。
【0043】SLI部50は、CODEC(Coder and D
ecoder) 機能及び電話機インターフェース機能を有して
おり、FRMD部41から送られてきたBチャネルデー
タをCODEC機能によりアナログ信号に復調し、電話
機13へ送信すると共に、電話機13から送られてきた
アナログ信号をCODEC機能によりデジタル信号に変
調してFRMA部42へ送信する。
【0044】FRMA部42は、M部44、D2部46
及びBC部48を介してCPU49に接続されると共に
MOD部40に接続されており、CPU49からBC部
47を介してBチャネル送信の指示があった場合は、S
LI部50から送出されるBチャネルデータを図15
(a)に示すフレームの「B0」〜「B94」までの何
れか1つの時間位置に挿入し、MOD部40へ送出す
る。
【0045】また、CPU49からMチャネル又はDチ
ャネル送信の指示があった場合は、Mチャネル又はDチ
ャネルデータをそれぞれの時間位置に挿入し、MOD部
40へ送信する。MOD部40はWD部38に接続され
ており、FRMA部42からデータが送信されてきた場
合のみそのデータをQPSK変調し、上りのRF周波数
へアップコンバートしてWD部38を介してTDMA装
置11へ送信する。
【0046】CPU49は、Mチャネルを使用した距離
制御機能、D2チャネルを使用した呼制御機能、及びS
LI部50を制御する機能を有する。以上説明した電話
サービスを行う双方向CATVシステムにおいて、TD
MA装置11と端末装置12間の情報が正確に伝送され
ているか否かを知る際に回線品質測定器を用いる方法が
ある。
【0047】これはTDMA装置11と端末装置12間
のデーター伝送エラーを測定することによって回線品質
を知るものである。通常、測定された回線品質が目標値
を下回れば原因を究明し、対策を打たなければならな
い。回線品質の劣化原因として一般的なものを次に記述
する。
【0048】伝送路である同軸ケーブル間のコネクタ
の結合が緩く、周囲のノイズが伝送路に混入する。同
軸ケーブルにシールドが破れる等のトラブルが発生し周
囲のノイズが伝送路に混入する。伝送路に約200m
間隔で配置される増幅アンプが故障する。
【0049】ここで、従来の回線品質測定方法を図17
及び図18を参照して説明する。図17は従来の下り回
線品質測定システム構成図、図18は従来の上り回線品
質測定システム構成図である。これらの図の各部におい
て図12に対応する部分には同一符号を付し、その説明
を省略する。
【0050】図17に示すように、TDMA装置11に
おいて、図12に示したFRMA部27の代わりに符号
57で示すINF部を設置し、INF部57に汎用回線
品質測定器(MEAS部)58を接続する。
【0051】また、端末装置12において、図12に示
したFRMD部41の代わりに符号59で示す信号イン
タフェース部(INF部)を設置し、INF部59にM
EAS部60を接続することによって、下り回線品質測
定システムを構成する。
【0052】また、図12に示したTDMA装置11に
おけるPRI部20〜23、NW部24及びCPU26
は使用されない。INF部57は、MEAS部58とM
OD部33間に配置され、単にMEAS部58の信号を
中継するだけのインターフェース手段である。
【0053】端末装置12におけるINF部59もDE
M部39とMEAS部60に配置され、DEM部39か
ら出力される信号をMEAS部60へ中継するインター
フェース手段である。
【0054】このような構成において、TDMA装置1
1のMEAS部58から連続した疑似ランダム信号が出
力され、INF部57、MOD部33及びWD部35を
介して伝送路へ送出され、端末装置12へ送信される。
その疑似ランダム信号がWD部38を介してDEM部3
9に入力されて復調され、INF部59を介してMEA
S部60へ送信される。
【0055】MEAS部60は、送信されて来た信号
と、MEAS部58が発生した疑似ランダム信号と同等
の照合信号とを比較することによって、TDMA装置1
1と端末装置12間の回線におけるビットエラーレート
(BER)を測定する。BERが所定値以上の場合に回
線不良と判定される。
【0056】一方、図18に示すように、TDMA装置
11において、図12に示したFRMD部28の代わり
に符号62で示すINF部を設置し、INF部62に汎
用回線品質測定器(MEAS部)63を接続する。ま
た、端末装置12において、図12に示したFRMA部
42の代わりに符号64で示すINF部を設置し、IN
F部64にMEAS部65を接続することによって、上
り回線品質測定システムを構成する。
【0057】このような構成において、端末装置12の
MEAS部65から連続した疑似ランダム信号が出力さ
れ、INF部64及びMOD部40を介して伝送路へ送
出され、TDMA装置11へ送信される。その疑似ラン
ダム信号がDEM部34にて復調され、INF部62を
介してMEAS部63へ送信される。
【0058】MEAS部63は、送信されて来た信号
と、MEAS部65が発生した疑似ランダム信号と同等
の照合信号とを比較することによって、端末装置12と
TDMA装置11間の回線におけるBERを測定する。
BERが所定値以上の場合に回線不良と判定される。
【0059】また、以上説明したような通信回線品質測
定システムを、図19に示すPHSに適用する場合も同
様である。図19に示すPHSは、図示せぬ電話網に接
続された交換局67と、交換局67に伝送ケーブルで接
続された基地局68と、基地局68と空間伝送路を介し
て電波通信を行う加入者所有の移動端末機69とを具備
して構成されている。
【0060】このような構成において、交換局67に上
述したTDMA装置11が設置され、移動端末機69に
端末装置12が設置されており、空間伝送路の回線品質
を測定する場合は、図17及び図18に示したように通
信回線品質測定システムを構成することによって実施さ
れる。
【0061】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した図
17及び図18に示す通信回線品質測定システムによる
回線品質測定においては、次に記述する問題があった。
【0062】被測定端末装置12の設置してある加入
者宅に技術者が出向き測定機(MEAS部60,65)
を設置しなければならないため非常に面倒でコスト高と
なる問題があった。
【0063】、の理由により全ての加入者宅の端末
装置12に対する回線品質を測定することは事実上不可
能であるといった問題があった。 測定時間中はTDMA装置11に接続される全ての加
入者宅への電話サービスを停止しなければならない問題
があった。
【0064】伝送路には本来図13及び図15に示す
ようなフレーム構成に従ったデータが送受信されている
が、汎用測定器を使用した場合は単なる連続したランダ
ム信号であり、信号の形態が本来の伝送信号と異なり正
確な測定が行えないといった問題があった。
【0065】本発明は、このような点に鑑みてなされた
ものであり、通信システムの運用に支障を来すこと無く
効率よく正確に回線品質を測定することができる通信回
線品質測定システムを提供することを目的としている。
【0066】
【課題を解決するための手段】図1に本発明の原理図を
示す。この図1に示す通信回線品質測定システムは、下
り多重化フレーム信号を下り回線へ送信する第1フレー
ム組立手段27と、上り回線を介して下りと異なる搬送
周波数によって送信されてきた上り多重化フレーム信号
を分離して該交換機10へ送出する第1フレーム分離手
段28とを有するTDMA装置11と、下り多重化フレ
ーム信号を分離して電話機13へ送出する第2フレーム
分離手段41と、電話機13の出力信号を制御信号にフ
レーム多重して得られる前記した上り多重化フレーム信
号を上り回線へ送信する第2フレーム組立手段42とを
有する端末装置12と、ランダム信号を前記した音声信
号用フレームの空きチャネルに挿入する、第1フレーム
組立手段27に設けられたパターン発生手段71と、第
2フレーム分離手段41で分離されたランダム信号挿入
フレーム信号が第2フレーム組立手段42を介してTD
MA装置11へ折り返されるように制御する、第2フレ
ーム分離手段41と第2フレーム組立手段42間に接続
されたループバック手段50と、パターン発生手段71
で生成されるランダム信号と同一の照合用ランダム信号
と、ループバック手段50の制御で折り返されてきたフ
レーム信号に挿入されたランダム信号とを照合する、第
1フレーム分離手段73に設けられた照合手段73とを
具備して構成されている。
【0067】このような構成によれば、通常送信される
音声信号用フレームの空きチャネルにランダム信号が挿
入されてTDMA装置11から下り回線を介して端末装
置12へ送信され、この送信されたランダム信号挿入フ
レーム信号が折り返されて端末装置12から上り回線を
介してTDMA装置11へ送信され、この折り返された
フレーム信号に挿入されたランダム信号と照合用ランダ
ム信号とが照合される。この照合結果によって下り回線
及び上り回線の品質が判定できる。
【0068】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態について説明する。図2は本発明の第1実施形
態による電話サービス提供双方向CATVシステムブロ
ック構成図である。この図に示す第1実施形態において
図12に示した従来例の各部に対応する部分には同一符
号を付し、その説明を省略する。
【0069】図2に示す第1実施形態のシステムが図1
2に示した従来例と異なる点は、TDMA装置11のF
RMA部27にパターン発生部71を設けると共にCP
U26とパターン発生部71とを接続するレジスタ部
(T部)72を設け、FRMD部28に照合部73を設
けると共にCPU26と照合部73を接続するT部74
を設け、更に、端末装置12にCPU49の制御に応じ
てFRMD部41及びFRMA部42とSLI部50と
を接続すると共に、FRMD部41及びFRMA部42
を接続するループバック部(LB部)75を設けた点に
ある。
【0070】但し、電話機13aが接続された他の端末
装置12aも端末装置12と同構成なのでその説明は省
略する。パターン発生部71は、CPU26の指示によ
り特定のBチャネルにランダムパターン信号を挿入して
端末装置12へ送信するものである。また、CPU26
はMチャネルを通じてCPU49に対してBチャネル折
り返し指示をする。
【0071】LB部75は、通常、FRMD部41及び
FRMA部42とSLI部50とを接続しており、Bチ
ャネル折り返し指示に応じたCPU49の制御によって
FRMD部41及びFRMA部42を接続することによ
って、TDMA装置11から送信されてきたBチャネル
がループバックされ、TDMA装置11へそのまま返送
されるようにするものである。
【0072】照合部73は、自内で、パターン発生部7
1が発生するランダム信号と同等の照合信号を発生し、
端末装置12から返送されてきたBチャネルに挿入され
たランダム信号と照合信号とを比較することによって上
り及び下り回線の品質を測定するものである。この測定
の結果、BERが所定値以上の場合に回線不良と判定す
るようになっている。
【0073】図3にパターン発生部71が設けられたF
RMA部27のブロック構成図を示し、その説明を行
う。但し、パターン発生部71は、同時に2つの端末装
置12,12a間の回線品質を測定できる構成となって
いる。
【0074】FRMA部27は、パターン発生部71の
他に、NW部24に接続され、NW部24から出力され
る各Bチャネル信号を多重化するマルチプレクス部(M
PLX部)77と、図13に示したMFを生成するマル
チフレームビット生成部(MF部)78と、図13に示
したFを生成するフレームビット生成部(MF部)79
と、セレクタ制御部80と、MPLX部77、MF部7
8、MF部79、M部29、D2部31及びセレクタ制
御部80に接続され、各部77,78,79,29,3
1から出力される信号をセレクタ制御部80の制御に応
じて選択しながらMOD部33へ出力するセレクタ部8
1とを具備している。
【0075】また、T部72は、CPU26に接続され
ており、16ビットを1記憶領域(図4参照)とする複
数の記憶領域を有し、CPU26で指定されたアドレス
An+1の記憶領域の1ビット目及び2ビット目に”
0”又は”1”が書き込まれるようになっている。ここ
で、1ビット目の領域をT1部82、2ビット目の領域
をT2部83とする。
【0076】パターン発生部71は、タイミング発生部
(TG部)84,85と、アンド回路86,87と、ラ
ンダム信号発生部(PAT部)88,89と、セレクタ
部(SEL部)90,91とを具備して構成されてい
る。
【0077】TG部84は、アンド回路86の一入力端
に接続され、図13に示した「00」〜「31」の各フ
レームにおけるBチャネルのB93チャネルのタイミン
グで”1”を発生してアンド回路86へ出力するもので
ある。
【0078】TG部85は、アンド回路87の一入力端
に接続され、図13に示した「00」〜「31」の各フ
レームのB94チャネルのタイミングで”1”を発生し
てアンド回路87へ出力するものである。
【0079】T1部82は、入力側がCPU26に接続
され、出力側がアンド回路86の他入力端及びPAT部
88の入力端に接続されており、CPU26の制御によ
って”1”が書き込まれると、その”1”をアンド回路
86及びPAT部88へ出力するものである。
【0080】T2部83は、入力側がCPU26に接続
され、出力側がアンド回路87の他入力端及びPAT部
89の入力端に接続されており、CPU26の制御によ
って”1”が書き込まれると、その”1”をアンド回路
87及びPAT部89へ出力するものである。
【0081】PAT部88は、出力側がSEL部90の
一入力端に接続されており、T1部82から出力され
た”1”が入力されると、SEL部90へランダム信号
を発生するものである。PAT部89は、出力側がSE
L部91の一入力端に接続されており、T2部83から
出力された”1”が入力されると、SEL部91へラン
ダム信号を発生するものである。
【0082】アンド回路86は、出力端がSEL部90
の選択制御端に接続されており、TG部84及びT1部
82の各出力データの”0”又は”1”の論理積をとっ
てSEL部90へ出力するものである。
【0083】アンド回路87は、出力端がSEL部91
の選択制御端に接続されており、TG部85及びT2部
83の各出力データの”0”又は”1”の論理積をとっ
てSEL部91へ出力するものである。
【0084】SEL部90は、他入力端がMPLX部7
7の出力端に接続され、出力端がSEL部91の他入力
端に接続されており、アンド回路86から出力された”
0”が供給されている場合にMPLX部77から出力さ
れる信号を選択してSEL部91へ出力し、”1”が供
給されている場合にPAT部88から出力されるランダ
ム信号を選択してSEL部91へ出力するものである。
【0085】即ち、SEL部90に”1”が供給される
タイミングは、CPU26によってT1部82に”1”
が書き込まれると共に、TG部84からB93チャネル
のタイミングで”1”が発生されるタイミングなので、
ここで図13に示した下り信号フレームのB93チャネ
ルにランダム信号が挿入されるようになっている。
【0086】SEL部91は、出力端がセレクタ部81
の一入力端に接続されており、アンド回路87から出力
された”0”が供給されている場合にSEL部90から
出力される信号を選択してセレクタ部81へ出力し、”
1”が供給されている場合にPAT部89から出力され
るランダム信号を選択してセレクタ部81へ出力するも
のである。
【0087】即ち、SEL部91に”1”が供給される
タイミングは、CPU26によってT2部83に”1”
が書き込まれると共に、TG部85からB94チャネル
のタイミングで”1”が発生されるタイミングなので、
ここで図13に示した下り信号フレームのB94チャネ
ルにランダム信号が挿入されるようになっている。
【0088】次に、図5を参照して照合部73が設けら
れたFRMD部28の説明を行う。但し、照合部73
は、同時に2つの端末装置12,12a間の回線品質を
測定できる構成となっている。
【0089】FRMD部28は、照合部73の他に、セ
レクタ制御部93と、セレクタ制御部93及びDEM部
34に接続され、セレクタ制御部93の制御に応じてD
EM部34から出力される図14の(e)に示したフレ
ーム構成の上り信号を、Bチャネル(B−ch)、Mチ
ャネル(M−ch)、Dチャネル(D2−ch)、及び
B93チャネルとB94チャネルのUW検出結果である
UW93とUW94に分配するセレクタ部94と、NW
部24と照合部73を介したセレクタ部94との間に接
続され、セレクタ部94から出力されるBチャネルを分
離してNW部24へ出力するデマルチプレクス部(DM
PX部)95とを具備している。
【0090】また、図2に示すT部74は、CPU26
に接続されており、上述で図4を参照して説明したT1
部82及びT2部83と同様なT1部96及びT2部9
7を具備すると共に、図6に示すアドレスAnの16ビ
ット(b0〜b15)の記憶領域にB93チャネル受信
フレーム数F1が記憶されるF1部98と、アドレスA
n+2の記憶領域にB93チャネルUW非検出数U1が
記憶されるU1部99と、アドレスAn+4の記憶領域
にB93チャネルビットエラー数B1が記憶されるB1
部100と、アドレスAn+6の記憶領域にB94チャ
ネル受信フレーム数F2が記憶されるF2部101と、
アドレスAn+8の記憶領域にB94チャネルUW非検
出数U2が記憶されるU2部102と、アドレスAn+
Aの記憶領域にB94チャネルビットエラー数B2が記
憶されるB2部103とを具備する。
【0091】照合部73は、TG部104,105と、
アンド回路106,107と、SEL部108,109
と、PAT部110,111と、照合部(CMP部)1
12,113と、フレーム検出カウント部(CTF部)
114,115と、ユニークワード非検出カウント部
(CTU部)116,117と、ビットエラーカウント
部(CTB部)118,119と、割込発生部(IRC
部)120とを具備して構成されている。
【0092】TG部104は、アンド回路106の一入
力端及びCTF部114の一入力端に接続され、図14
に示したB93チャネルのタイミングで”1”を発生し
てアンド回路106及びCTF部114へ出力するもの
である。
【0093】TG部105は、アンド回路107の一入
力端及びCTF部114の一入力端に接続され、図14
に示したB94チャネルのタイミングで”1”を発生し
てアンド回路104及びCTF部115へ出力するもの
である。
【0094】T1部96は、入力側がCPU26に接続
され、出力側がアンド回路106の他入力端、PAT部
110、CMP部112、CTF部114、CTU部1
16、及びCTB部118の各入力制御端に接続されて
おり、CPU26の制御によって”1”が書き込まれる
と、その”1”をアンド回路106、PAT部110、
CMP部112、CTF部114、CTU部116、及
びCTB部118へ出力するものである。
【0095】T2部97は、入力側がCPU26に接続
され、出力側がアンド回路107の他入力端、PAT部
111、CMP部113、CTF部115、CTU部1
17、及びCTB部119の各入力制御端に接続されて
おり、CPU26の制御によって”1”が書き込まれる
と、その”1”をアンド回路107、PAT部111、
CMP部113、CTF部115、CTU部117、及
びCTB部119へ出力するものである。
【0096】アンド回路106は、出力端がSEL部1
08の選択制御端に接続されており、TG部104及び
T1部96の各出力データの”0”又は”1”の論理積
をとってSEL部108へ出力するものである。
【0097】アンド回路107は、出力端がSEL部1
09の選択制御端に接続されており、TG部105及び
T2部97の各出力データの”0”又は”1”の論理積
をとってSEL部109へ出力するものである。
【0098】SEL部109は、入力端がセレクタ部9
4のBチャネル出力端に接続され、一出力端がSEL部
108の入力端に、他出力端がCMP部113の一入力
端に接続されており、アンド回路107から出力され
た”0”が供給されている場合にセレクタ部94から出
力されるBチャネルをSEL部108へ出力し、”1”
が供給されている場合にBチャネルをCMP部113へ
出力するものである。
【0099】SEL部108は、一出力端がDMPX部
95の入力端に、他出力端がCMP部112の一入力端
に接続されており、アンド回路106から出力された”
0”が供給されている場合にセレクタ部109から出力
されるBチャネルをDMPX部95へ出力し、”1”が
供給されている場合にBチャネルをCMP部112へ出
力するものである。
【0100】PAT部110は、出力側がCMP部11
2の他入力端に接続されており、T1部96から出力さ
れた”1”が入力されると、図3に示したPAT部88
と同ランダム信号である照合用ランダム信号を発生して
CMP部112へ出力するものである。
【0101】PAT部111は、出力側がCMP部11
3の他入力端に接続されており、T2部97から出力さ
れた”1”が入力されると、図3に示したPAT部89
と同ランダム信号である照合用ランダム信号を発生して
CMP部113へ出力するものである。
【0102】CMP部112は、出力端がCTB部11
8に接続され、SEL部108から出力されるBチャネ
ル中のB93チャネルに挿入されたランダム信号と、P
AT部110から出力される照合用ランダム信号とを比
較することによって、ランダム信号が照合用ランダム信
号と異なるB93チャネルビットエラーをCTB部11
8へ出力するものである。
【0103】即ち、TG部104からB93チャネルの
タイミングで出力される”1”に依存してB93チャネ
ルがSEL部108からCMP部112へ出力されるの
で、前記のようにランダム信号と照合用ランダム信号と
を比較できるようになっている。
【0104】CTB部118は、出力端がB1部100
の入力端及びIRC部120の入力端に接続されてお
り、CMP部112から出力されるB93チャネルビッ
トエラーの数をカウントしてB1部100及びIRC部
120へ出力するものである。
【0105】B1部100は、出力端がCPU26に接
続されており、CTB部118から出力されるB93チ
ャネルビットエラー数B1を図6に示したように保持も
のである。
【0106】CMP部113は、出力端がCTB部11
9に接続され、SEL部109から出力されるBチャネ
ル中のB94チャネルに挿入されたランダム信号と、P
AT部111から出力される照合用ランダム信号とを比
較することによって、ランダム信号が照合用ランダム信
号と異なるB94チャネルビットエラーをCTB部11
9へ出力するものである。
【0107】即ち、TG部105からB94チャネルの
タイミングで出力される”1”に依存してB94チャネ
ルがSEL部109からCMP部113へ出力されるの
で、前記のようにランダム信号と照合用ランダム信号と
を比較できるようになっている。
【0108】CTB部119は、出力端がB2部103
の入力端及びIRC部120の入力端に接続されてお
り、CMP部113から出力されるB94チャネルビッ
トエラーの数をカウントしてB2部103及びIRC部
120へ出力するものである。
【0109】B2部103は、出力端がCPU26に接
続されており、CTB部119から出力されるB94チ
ャネルビットエラー数B2を図6に示したように保持す
るものである。
【0110】CTU部116は、入力端がセレクタ部9
4のUW93出力端に接続され、出力端がU1部99の
入力端及びIRC部120の入力端に接続されており、
セレクタ部94から出力されるUW93を検出し、この
検出時にUW93が出力されず検出できない数であるB
93チャネルUW非検出数をカウントしてU1部99及
びIRC部120へ出力するものである。
【0111】U1部99は、出力端がCPU26に接続
されており、CTU部116から出力されるB93チャ
ネルUW非検出数U1を図6に示したように保持するも
のである。
【0112】CTF部114は、出力端がF1部98の
入力端及びIRC部120の入力端に接続されており、
T1部96からの”1”が供給されている際に、TG部
104からB93チャネルのタイミングで出力される”
1”を検出することによりB93チャネル受信フレーム
数を検出してF1部98及びIRC部120へ出力する
ものである。
【0113】F1部98は、出力端がCPU26に接続
されており、CTF部114から出力されるB93チャ
ネル受信フレーム数F1を図6に示したように保持する
ものである。
【0114】CTU部117は、入力端がセレクタ部9
4のUW94出力端に接続され、出力端がU2部102
の入力端及びIRC部120の入力端に接続されてお
り、セレクタ部94から出力されるUW94を検出し、
この検出時にUW94が出力されず検出できない数であ
るB94チャネルUW非検出数をカウントしてU2部1
02及びIRC部120へ出力するものである。
【0115】U2部102は、出力端がCPU26に接
続されており、CTU部117から出力されるB94チ
ャネルUW非検出数U2を図6に示したように保持する
ものである。
【0116】CTF部115は、出力端がF2部101
の入力端及びIRC部120の入力端に接続されてお
り、T2部102からの”1”が供給されている際に、
TG部105からB94チャネルのタイミングで出力さ
れる”1”を検出することによりB94チャネル受信フ
レーム数を検出してF2部101及びIRC部120へ
出力するものである。
【0117】F2部101は、出力端がCPU26に接
続されており、CTF部115から出力されるB94チ
ャネル受信フレーム数F2を図6に示したように保持す
るものである。
【0118】IRC部120は、出力端がCPU26に
接続されており、CTF部114,115、CTU部1
16,117、及びCTB部118,119の図6に示
した16ビットで表される数値の何れか1つが全て”
1”、即ち16ビットが全て”1”となった場合に、C
PU26に割り込み信号を発生するものである。
【0119】その割り込み信号が入力されたCPU26
は、T1部96及びT2部97に”0”を書き込むこと
によって測定を終了する処理を行うと共に、B1部10
0、U1部99、F1部98、B2部103、U2部1
02、F2部101に保持されたB1、U1、F1、B
2、U2、F2を読み込んでBERを算出するようにな
っている。
【0120】このような構成において回線品質を測定す
る際の動作を説明する。まず、図2に示すMC部36よ
り被測定端末装置番号を入力する。例えば、端末装置1
2の電話番号「001」と端末装置12aの電話番号
「002」とを入力する。
【0121】この入力によってCPU26が、端末装置
12と端末装置12aに対して、Mチャネルを通じて端
末装置12にB93チャネル折り返し指示を出し、端末
装置12aにB94チャネル折り返し指示を出す。
【0122】この指示を受けた端末装置12のCPU4
9は、Mチャネルを通じてTDMA装置11から送信さ
れてきた折り返し指示の応答であるアクノリッジ(AC
K)をTDMA装置11へ送信する。端末装置12aも
端末装置12と同様の動作を行う。
【0123】次に、TDMA装置11のCPU26は、
折り返し指示の応答であるACKが端末装置12及び1
2aからM部29を介して返送されてくると、図3に示
すSEL部90及びSEL部91に対してPAT部88
及びPAT部89から出力されるランダム信号の選択指
示を出す。即ち、T1部82及びT2部83に”1”を
送出する。
【0124】この指示と、各TG部84及び85から出
力されるB93及びB94チャネルのタイミング信号
の”1”によって、各々のランダム信号が、MPLX部
77から出力される下り信号フレームのB93及びB9
4チャネルに挿入され、各端末装置12,12aへ送信
される。
【0125】端末装置12のCPU49は、Bチャネル
制御信号をBC部47を介してFRMD部41へ送出す
ることによってFRMD部41に対してB93チャネル
信号の取り出しを指示する。また、LB部75に対して
は、Bチャネルの折り返し指示を出し、更に、FRMA
部42に対してはLB部75でループバックされてきた
信号をB93チャネルへ挿入するように指示する。
【0126】これによって、TDMA装置11から送信
されたB93チャネル信号がFRMD部41、LB部7
5及びFRMA部42を経由してTDMA装置11へ返
送される。端末装置12aも端末装置12と同様の動作
を行う。
【0127】次に、1フレーム後、CPU26は図5に
示すSEL部108、SEL部109に対して端末装置
12、端末装置12aから送信されてくるB93及びB
94チャネルのランダム信号を取り出すように指示す
る。この指示は、T1部96及びT2部97に”1”を
書き込むことによって行う。
【0128】この時、16ビットカウンタであるCTF
部114,115、CTU部116,117、及びCT
B部118,119はクリアされ、PAT部110,1
11は初期化される。
【0129】また、セレクタ部94はUW93及びUW
94を検出後、セレクタ制御部93の指示に従って、B
・M・Dチャネルを分配する。UW93及びUW94は
B93及びB94チャネルのUW検出結果であり、CT
U部116,117はそのUW検出結果を検出すること
によってB93及びB94チャネルUW非検出数U1,
U2をカウントし、そのU1及びU2をU1部99及び
U2部102へ出力する。
【0130】CTF部114,115は、T1部96及
びT2部97に”1”が保持されている間、B93及び
B94チャネル受信フレーム数F1,F2をカウント
し、そのF1及びF2をF1部98及びF2部101へ
出力する。
【0131】CMP部112,113は、各々SEL部
108,109から送られてくるランダム信号とPAT
部110,111から出力される照合用ランダム信号と
を比較し、回線品質を測定する。その比較の結果、不一
致が有った場合はCTB部118,119がそのB93
及びB94チャネルビットエラー数B1,B2をカウン
トし、そのB1,B2をB1部100及びB2部103
へ出力する。
【0132】また、IRC部120は、CTF部11
4,115、CTU部116,117、及びCTB部1
18,119から出力される16ビットのカウント数の
何れか1つが全て”1”となった場合に、CPU26に
割り込み信号を発生する。
【0133】この割り込み信号が入力されたCPU26
は、T1部96及びT2部97に”0”を書き込むこと
によって測定を終了させると共に、B1部100、U1
部99、F1部98、B2部103、U2部102、F
2部101に保持されたB1、U1、F1、B2、U
2、F2を読み込んでBERを算出する。
【0134】BERの算出は、エラーレート=ビットエ
ラー数B1又はB2÷〔1フレームのビット数256×
(測定フレーム数F1又はF2−UW非検出数U1又は
U2)〕によって行う。
【0135】CPU26はBER算出後、被測定端末装
置番号「001」及び「002」に対応した算出結果の
BERと、測定開始及び終了時間をMC部36へ出力す
る。以上が実施形態の標準的な動作であるが、回線品質
測定時においても端末装置12,12aは使用可能な状
態でなければならない。よってCPU26は以下の〜
に記述するケースの場合、測定を一時中断するよう
に、被測定端末装置12,12a及びSEL部90、S
EL部91、SEL部108、SEL部109に対して
指示を出す。
【0136】被測定端末装置12,12aに接続され
た電話機13,13aがオフフックされた場合。この場
合はオフフック情報がD2チャネルを通じて端末装置1
2,12aよりTDMA装置11に通知されるためCP
U26は速やかに回線品質測定を中断し、通常の呼処理
制御を行う。但し、終話後は再び回線品質測定を自動的
に再開し、測定を継続する。
【0137】被測定端末装置12,12aに対して交
換機10より着信があった場合。この場合は着信情報が
交換機10よりD1チャネルを通じてTDMA装置11
に通知されるためCPU26は速やかに回線品質測定を
中断し、通常の呼処理制御を行う。但し、終話後は再び
回線品質測定を自動再開し、測定を継続する。
【0138】被測定端末装置12,12aに対して交
換機10より告知放送の指示があった場合。この場合は
告知放送情報が交換機10よりD1チャネルを通じてT
DMA装置11に通知されるためCPU26は速やかに
品質測定を中断し、通常の呼処理制御を行う。但し、告
知放送終了後は再び回線品質測定を自動再開し、測定を
継続する。
【0139】被測定端末装置12,12aに対して交
換機10よりページングの指示があった場合。この場合
はページング情報が交換機10よりD1チャネルを通じ
てTDMA装置11に通知されるためCPU26は速や
かに品質測定を中断し、通常の呼処理制御を行う。但
し、ページング終了後は再び回線品質測定を自動再開
し、測定を継続する。
【0140】被測定端末装置12,12aに対して交
換機10より一斉放送の指示があった場合。この場合は
一斉放送情報が交換機10よりD1チャネルを通じてT
DMA装置11に通知されるためCPU26は速やかに
品質測定を中断し、通常の呼処理制御を行う。但し、一
斉放送終了後は再び回線品質測定を自動再開し、測定を
継続する。
【0141】以上の処理を行うことにより通常の発着信
に影響無く回線品質測定が可能となる。次に、第2実施
形態を図7を参照して説明する。但し、図7に示す第2
実施形態において図2に示した第1実施形態の各部に対
応する部分には同一符号を付し、その説明を省略する。
【0142】図7に示す第2実施形態は下り回線のみの
回線品質の測定を行う構成であり、図2に示した第1実
施形態と異なる点は、TDMA装置11から照合部73
及びT部74を除き、端末装置12に、SEL部122
及び照合部123を具備した点にある。
【0143】但し、パターン発生部71は、後述する専
用チャネルにランダム信号を挿入して出力する構成とな
っている。これは、図3に示したTG部84が、B93
チャネルのタイミングで”1”を出力する代わりに、専
用チャネルのタイミングで”1”を出力するようにした
ことで実現する。また、同様に、TG部85が、B94
チャネルのタイミングで”1”を出力する代わりに、他
の専用チャネルのタイミングで”1”を出力するように
すれば、2つの端末装置への下り回線品質を測定するこ
とが可能となる。
【0144】SEL部122は、入力端がFRMD部4
1の出力端に接続され、一出力端がSLI部50の入力
端に接続されている。照合部123は、入力端がSEL
部122の他出力端に接続され、出力端がCPU49に
接続されている。
【0145】専用チャネルは、図8に示すように、図1
3で説明した下り信号フレームのMチャネル及びDチャ
ネルの符号125で示す空きチャネルを専用チャネルT
としたものである。
【0146】このような構成の場合、CPU26がMチ
ャネルを通じて照合開始命令を端末装置12へ送信し、
これを受信した端末装置12のCPU49が、SEL部
122に専用チャネルに挿入されたランダム信号を照合
部123へ送出するように制御する。そして、照合部1
23においてランダム信号と照合用ランダム信号とを比
較し、これによって得られる照合結果をCPU49がM
チャネルを通じてTDMA装置11に通知し、CPU2
6がその結果をMC部36へ送出する。この場合も測定
の中断及び再開の条件は第1実施形態で説明したと同様
である。
【0147】次に、第3実施形態を図9を参照して説明
する。但し、図9に示す第3実施形態において図2に示
した第1実施形態の各部に対応する部分には同一符号を
付し、その説明を省略する。
【0148】図9に示す第3実施形態は上り回線のみの
回線品質の測定を行う構成であり、図2に示した第1実
施形態と異なる点は、TDMA装置11からパターン発
生部71及びT部72を除き、端末装置12に、パター
ン発生部127及びSEL部128を具備した点にあ
る。
【0149】但し、照合部73は、後述する専用チャネ
ルに挿入されたランダム信号と照合用ランダム信号とを
照合する構成となっている。これは、図5に示したTG
部104が、B93チャネルのタイミングで”1”を出
力する代わりに、専用チャネルのタイミングで”1”を
出力するようにしたことで実現する。また、同様に、T
G部105が、B94チャネルのタイミングで”1”を
出力する代わりに、他の専用チャネルのタイミングで”
1”を出力するようにすれば、2つの端末装置からの上
り回線品質を測定することが可能となる。
【0150】ランダム信号を発生するパターン発生部1
27の入力端がSEL部128の一入力端に接続されて
いる。SEL部128は、他入力端がSLI部50の出
力端に、出力端がFRMA部42の入力端に接続されて
いる。
【0151】専用チャネルは、図10の(a)に示すよ
うに、Dチャネルの空き部分129を専用チャネルT0
としたものである。また、専用チャネルT0の構成は、
(b)に示すBチャネルと同じであり、それを(c)に
示した。
【0152】このような構成の場合、CPU26がMチ
ャネルを通じて照合開始命令を端末装置12へ送信し、
これを受信した端末装置12のCPU49が、SEL部
128に対してパターン発生部127から出力されるラ
ンダム信号を選択するように制御する。
【0153】これによって、専用チャネルT0に挿入さ
れたランダム信号がTDMA装置11の照合部73へ送
信されるので、照合部73においてランダム信号と照合
用ランダム信号との照合を行い、この照合結果をMC部
36へ出力する。この場合も測定の中断及び再開の条件
は第1実施形態で説明したと同様である。
【0154】また第2及び第3実施形態において専用チ
ャネルを使用したが第1実施形態と同様にBチャネルを
使用しても同様に回線品質測定を行うことができ、この
逆に、第1実施形態において専用チャネルを使用しても
よい。
【0155】以上説明した実施形態によれば次に記述す
るような効果を得ることができる。 パターン発生部及び照合部をTDMA装置11内に設
けているため、非常に簡単に回線品質の測定ができ、コ
ストもMC部36の操作工数のみで非常に安価で済む。
【0156】Mチャネルを通じて被測定端末装置が選
択できるため、全ての端末装置に対する回線品質の測定
が手軽に出来る。 全チャネルを使用するのではなく1つのBチャネル又
は専用チャネルを使用するため、被測定端末装置以外の
端末装置は通常通りサービスの提供が受けられ、また被
測定端末装置を使用する場合回線品質測定を一時中断す
るため、通常と何ら変わりなくサービスの提供を受ける
ことができる。
【0157】全チャネルを使用して特定のパターンを
送受信するのではなく、Bチャネル又は専用チャネルの
みを使用して特定パターンを送受信するため、本来使用
中の回線品質がより正確に測定できる。
【0158】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
通信システムの運用に支障を来すこと無く効率よく正確
に回線品質を測定することができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理図である。
【図2】本発明の第1実施形態による電話サービス提供
双方向CATVシステムブロック構成図である。
【図3】図2に示すTDMA装置内のFRMA部のブロ
ック構成図である。
【図4】図2に示すFRMA部のT部の記憶領域の説明
図である。
【図5】図2に示すTDMA装置内のFRMD部のブロ
ック構成図である。
【図6】図2に示すFRMD部のT部の記憶領域の説明
図である。
【図7】本発明の第2実施形態による電話サービス提供
双方向CATVシステムブロック構成図である。
【図8】下りの専用チャネルを示す図である。
【図9】本発明の第3実施形態による電話サービス提供
双方向CATVシステムブロック構成図である。
【図10】上りの専用チャネルを示す図である。
【図11】双方向CATV電話サービスネットワーク図
である。
【図12】従来の電話サービス提供双方向CATVシス
テムブロック構成図である。
【図13】下り信号フレーム構成図である。
【図14】上り及び下り信号フレーム対応図である。
【図15】上り信号フレーム構成図である。
【図16】上り及び下り信号フレーム対応図である。
【図17】従来の下り回線品質測定システム構成図であ
る。
【図18】従来の上り回線品質測定システム構成図であ
る。
【図19】PHSのシステム構成図である。
【符号の説明】
10 交換機 11 TDMA装置 12 端末装置 13 電話機 27 第1フレーム組立手段 28 第1フレーム分離手段 41 第2フレーム分離手段 42 第2フレーム組立手段 50 ループバック手段 71 パターン発生手段 73 照合手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 糟谷 悟史 愛知県名古屋市東区東桜一丁目13番3号 富士通名古屋通信システム株式会社内 (56)参考文献 特開 平6−326788(JP,A) 特開 平2−90750(JP,A) 特開 平2−92136(JP,A) 特開 平4−207240(JP,A) 特開 平6−225002(JP,A) 特開 平7−336326(JP,A) 特開 平4−165842(JP,A) 米国特許6028845(US,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04J 3/14 H04B 17/00

Claims (51)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の端末装置に対し共通に設けられ、
    前記端末装置が選択的に専有可能な複数の時分割チャネ
    ルを有する下り多重化フレーム信号を下り回線へ送信す
    る第1フレーム組立手段と、前記下り回線と共通の伝送
    路に多重化された上り回線を介して下りと異なる搬送周
    波数によって送信されてきた上り多重化フレーム信号を
    分離する第1フレーム分離手段とを有するTDMA装置
    と、 該下り多重化フレーム信号を分離する第2フレーム分離
    手段と、外部より入力された音声又はデータ信号を制御
    信号にフレーム多重して得られる該上り多重化フレーム
    信号を該上り回線へ送信する第2フレーム組立手段とを
    有する前記端末装置と、前記複数の時分割チャネルの中から前記TDMA装置の
    指定により選択された複数のチャネルに 試験用信号を挿
    入する、前記第1フレーム組立手段に設けられたパター
    ン発生手段と、 前記第2フレーム分離手段で分離された試験用信号挿入
    フレーム信号が前記第2フレーム組立手段を介して前記
    TDMA装置へ折り返されるように制御する、該第2フ
    レーム分離手段と該第2フレーム組立手段間に接続され
    たループバック手段と、 該パターン発生手段で生成される試験用信号と同一の照
    合用信号と、該ループバック手段の制御で折り返されて
    きたフレーム信号に挿入された試験用信号とを照合す
    る、前記第1フレーム組立手段に設けられた照合手段と
    を具備したことを特徴とする通信回線品質測定システ
    ム。
  2. 【請求項2】 前記パターン発生手段が、前記試験用信
    号を前記制御信号用フレームの空きチャネルに挿入する
    制御を行うことを特徴とする請求項1記載の通信回線品
    質測定システム。
  3. 【請求項3】 前記制御信号用フレームに前記試験用信
    号を挿入する専用チャネルを設定し、前記パターン発生
    手段が、前記試験用信号を該専用チャネルに挿入する制
    御を行うことを特徴とする請求項1記載の通信回線品質
    測定システム。
  4. 【請求項4】 前記TDMA装置の第1CPUが、入力
    手段から入力された被測定端末装置番号に対応する端末
    装置に対して、前記制御信号用フレームの空きチャネル
    に前記試験用信号挿入フレーム信号の折り返し指示を挿
    入して送信し、該折り返し指示を受けた端末装置の第2
    CPU49が、該制御信号用フレームの空きチャネルに
    該折り返し指示の応答を挿入して該TDMA装置へ送信
    し、該応答を受けた該第1CPUが前記パターン発生手
    段に対して前記試験用信号の挿入指示を行うことを特徴
    とする請求項1記載の通信回線品質測定システム。
  5. 【請求項5】 前記パターン発生手段が、複数の異なる
    試験用信号を生成し、該複数の異なる試験用信号を前記
    音声信号フレームの各々異なる空きチャネルに挿入して
    複数の端末装置へ送信し、前記照合手段が該パターン発
    生手段で生成される複数の異なる試験用信号と同一の複
    数の照合用信号を生成し、前記複数の端末装置において
    前記ループバック手段の制御で折り返されてきたフレー
    ム信号に挿入された複数の異なる試験用信号とを照合す
    る制御を行うことを特徴とする請求項1記載の通信回線
    品質測定システム。
  6. 【請求項6】 前記照合手段が、前記ループバック手段
    の制御で折り返されてきたフレーム信号に挿入された試
    験用信号と前記照合用信号との比較によって得られるビ
    ットエラー数をカウントするCTB手段と、該フレーム
    信号のユニークワードを検出し、この検出時にユニーク
    ワードが出力されずユニークワードが検出できない数で
    あるユニークワード非検出数をカウントするCTU手段
    と、該フレーム信号の受信フレーム数をカウントするC
    TF手段と、該ビットエラー数、該ユニークワード非検
    出数及び該受信フレーム数を保持する保持手段とを具備
    することを特徴とする請求項1記載の通信回線品質測定
    システム。
  7. 【請求項7】 前記照合手段が、前記ビットエラー数、
    前記ユニークワード非検出数及び前記受信フレーム数の
    何れか1つが所定値以上となった際に、前記第1CPU
    に割り込み信号を発生するIRC手段を具備し、該割り
    込み信号が入力された該第1CPUが、前記保持手段に
    保持された該ビットエラー数、該ユニークワード非検出
    数及び該受信フレーム数を読み込んでビットエラーレー
    トの計算を行い、この計算結果を表示手段へ出力するこ
    とを特徴とする請求項6記載の通信回線品質測定システ
    ム。
  8. 【請求項8】 前記ビットエラーレートの計算が、ビッ
    トエラーレート=前記ビットエラー数÷〔1フレーム信
    号のビット数×(前記受信フレーム数−前記ユニークワ
    ード非検出数)〕によって行われることを特徴とする請
    求項7記載の通信回線品質測定システム。
  9. 【請求項9】 前記割り込み信号が入力された該第1C
    PUが、前記照合手段の照合動作を停止する制御を行う
    ことを特徴とする請求項7記載の通信回線品質測定シス
    テム。
  10. 【請求項10】 前記入力手段から前記第1CPUに照
    合動作指示が入力された際に、該第1CPUが、前記C
    TB手段、前記CTU手段及び前記CTF手段のカウン
    ト値をリセットすることを特徴とする請求項6記載の通
    信回線品質測定システム。
  11. 【請求項11】 前記被測定端末装置が発呼した場合、
    前記第2CPUの制御によって発呼情報を制御信号フレ
    ームの空きチャネルに挿入して前記第1CPUへ送信
    し、該発呼情報を受け取った該第1CPUが前記パター
    ン発生手段及び前記照合手段の動作を停止することによ
    って回線品質測定を停止することを特徴とする請求項1
    記載の通信回線品質測定システム。
  12. 【請求項12】 前記発呼による通話終了時に、前記第
    1CPUが前記回線品質測定を再開させることを特徴と
    する請求項11記載の通信回線品質測定システム。
  13. 【請求項13】 前記被測定端末装置へ前記交換機から
    着信があった場合、前記第1CPUの制御によって着信
    情報を制御信号フレームの空きチャネルに挿入して前記
    第2CPUへ送信すると共に、前記回線品質測定を停止
    し、該着信情報を受け取った該第2CPUも前記ループ
    バック制御を停止することを特徴とする請求項1記載の
    通信回線品質測定システム。
  14. 【請求項14】 前記着呼による通話終了時に、前記第
    1CPUが前記回線品質測定を再開させることを特徴と
    する請求項13記載の通信回線品質測定システム。
  15. 【請求項15】 前記被測定端末装置へ前記交換機から
    告知放送の指示があった場合、前記第1CPUの制御に
    よって告知放送情報を制御信号フレームの空きチャネル
    に挿入して前記第2CPUへ送信すると共に、前記回線
    品質測定を停止し、該告知放送情報を受け取った該第2
    CPUが前記ループバック制御を停止することを特徴と
    する請求項1記載の通信回線品質測定システム。
  16. 【請求項16】 前記告知放送終了時に、前記第1CP
    Uが前記回線品質測定を再開させることを特徴とする請
    求項15記載の通信回線品質測定システム。
  17. 【請求項17】 前記被測定端末装置へ前記交換機から
    ページングの指示があった場合、前記第1CPUの制御
    によってページング情報を制御信号フレームの空きチャ
    ネルに挿入して前記第2CPUへ送信すると共に、前記
    回線品質測定を停止し、該ページング情報を受け取った
    該第2CPUが前記ループバック制御を停止することを
    特徴とする請求項1記載の通信回線品質測定システム。
  18. 【請求項18】 前記ページング終了時に、前記第1C
    PUが前記回線品質測定を再開させることを特徴とする
    請求項17記載の通信回線品質測定システム。
  19. 【請求項19】 前記被測定端末装置へ前記交換機から
    一斉放送の指示があった場合、前記第1CPUの制御に
    よって一斉放送情報を制御信号フレームの空きチャネル
    に挿入して前記第2CPUへ送信すると共に、前記回線
    品質測定を停止し、該一斉放送情報を受け取った該第2
    CPUが前記ループバック制御を停止することを特徴と
    する請求項1記載の通信回線品質測定システム。
  20. 【請求項20】 前記一斉放送終了時に、前記第1CP
    Uが前記回線品質測定を再開させることを特徴とする請
    求項19記載の通信回線品質測定システム。
  21. 【請求項21】 複数の端末装置に対し共通に設けら
    れ、前記端末装置が選択的に専有可能な複数の時分割チ
    ャネルを有する下り多重化フレーム信号を下り回線へ送
    信する第1フレーム組立手段と、前記下り回線と共通の
    伝送路に多重化された上り回線を介して下りと異なる搬
    送周波数によって送信されてきた上り多重化フレーム信
    号を分離する第1フレーム分離手段とを有するTDMA
    装置と、 該下り多重化フレーム信号を分離する第2フレーム分離
    手段と、外部より入力された音声又はデータ信号を制御
    信号にフレーム多重して得られる該上り多重化フレーム
    信号を該上り回線へ送信する第2フレーム組立手段とを
    有する前記端末装置と、前記複数の時分割チャネルの中から前記TDMA装置の
    指定により選択された の複数のチャネルに 試験用信号を
    挿入する、前記第1フレーム組立手段に設けられたパタ
    ーン発生手段と、 該パターン発生手段で生成される試験用信号と同一の照
    合用信号と、前記第2フレーム分離手段で分離されたフ
    レーム信号に挿入された試験用信号とを照合する、前記
    端末装置に設けられた照合手段とを具備したことを特徴
    とする通信回線品質測定システム。
  22. 【請求項22】 前記TDMA装置の第1CPUに、前
    記端末装置の第2CPUが前記照合手段で得られた照合
    結果を前記上り多重化フレーム信号の制御信号用フレー
    ムの空きチャネルに挿入して送信し、該第1CPUが受
    け取った照合結果を表示手段に表示することを特徴とす
    る請求項21記載の通信回線品質測定システム。
  23. 【請求項23】 前記パターン発生手段が、前記試験用
    信号を前記制御信号用フレームの空きチャネルに挿入す
    る制御を行うことを特徴とする請求項21記載の通信回
    線品質測定システム。
  24. 【請求項24】 前記制御信号用フレームに前記試験用
    信号を挿入する専用チャネルを設定し、前記パターン発
    生手段が、前記試験用信号を該専用チャネルに挿入する
    制御を行うことを特徴とする請求項21記載の通信回線
    品質測定システム。
  25. 【請求項25】 前記第1CPUが、入力手段から入力
    された照合開始命令がなされた被測定端末装置に対し
    て、前記制御信号用フレームの空きチャネルに前記照合
    開始命令を挿入して送信し、該照合開始命令を受けた端
    末装置の前記第2CPU49が前記照合手段に照合動作
    を行うように指示することを特徴とする請求項21記載
    の通信回線品質測定システム。
  26. 【請求項26】 前記パターン発生手段が、複数の異な
    る試験用信号を生成し、該複数の異なる試験用信号を前
    記音声信号フレームの各々異なる空きチャネルに挿入し
    て複数の端末装置へ送信し、前記照合手段が該パターン
    発生手段で生成される複数の異なる試験用信号と同一の
    複数の照合用信号を生成し、該複数の異なる試験用信号
    とを照合する制御を行うことを特徴とする請求項21記
    載の通信回線品質測定システム。
  27. 【請求項27】 前記被測定端末装置が発呼した場合、
    前記第2CPUの制御によって発呼情報を制御信号フレ
    ームの空きチャネルに挿入して前記第1CPUへ送信
    し、該発呼情報を受け取った該第1CPUが前記パター
    ン発生手段の動作を停止し、また、該第2CPUが前記
    照合手段の動作を停止することによって回線品質測定を
    停止することを特徴とする請求項21記載の通信回線品
    質測定システム。
  28. 【請求項28】 前記発呼による通話終了時に、前記第
    1CPU及び前記第2CPUが前記回線品質測定を再開
    させることを特徴とする請求項27記載の通信回線品質
    測定システム。
  29. 【請求項29】 前記被測定端末装置へ前記交換機から
    着信があった場合、前記第1CPUの制御によって着信
    情報を制御信号フレームの空きチャネルに挿入して前記
    第2CPUへ送信すると共に、該第1CPUが前記パタ
    ーン発生手段の動作を停止し、また、該着信情報を受け
    取った該第2CPUが前記照合手段の動作を停止するこ
    とによって回線品質測定を停止することを特徴とする請
    求項21記載の通信回線品質測定システム。
  30. 【請求項30】 前記着呼による通話終了時に、前記第
    1CPU及び前記第2CPUが前記回線品質測定を再開
    させることを特徴とする請求項29記載の通信回線品質
    測定システム。
  31. 【請求項31】 前記被測定端末装置へ前記交換機から
    告知放送の指示があった場合、前記第1CPUの制御に
    よって告知放送情報を制御信号フレームの空きチャネル
    に挿入して前記第2CPUへ送信すると共に、該第1C
    PUが前記パターン発生手段の動作を停止し、また、該
    告知放送情報を受け取った該第2CPUが前記照合手段
    の動作を停止することによって前記回線品質測定を停止
    することを特徴とする請求項21記載の通信回線品質測
    定システム。
  32. 【請求項32】 前記告知放送終了時に、前記第1CP
    U及び前記第2CPUが前記回線品質測定を再開させる
    ことを特徴とする請求項31記載の通信回線品質測定シ
    ステム。
  33. 【請求項33】 前記被測定端末装置へ前記交換機から
    ページングの指示があった場合、前記第1CPUの制御
    によってページング情報を制御信号フレームの空きチャ
    ネルに挿入して前記第2CPUへ送信すると共に、該第
    1CPUが前記パターン発生手段の動作を停止し、ま
    た、該ページング情報を受け取った該第2CPUが前記
    照合手段の動作を停止することによって前記回線品質測
    定を停止することを特徴とする請求項21記載の通信回
    線品質測定システム。
  34. 【請求項34】 前記ページング終了時に、前記第1C
    PU及び前記第2CPUが前記回線品質測定を再開させ
    ることを特徴とする請求項17記載の通信回線品質測定
    システム。
  35. 【請求項35】 前記被測定端末装置へ前記交換機から
    一斉放送の指示があった場合、前記第1CPUの制御に
    よって一斉放送情報を制御信号フレームの空きチャネル
    に挿入して前記第2CPUへ送信すると共に、該第1C
    PUが前記パターン発生手段の動作を停止し、また、該
    一斉放送情報を受け取った該第2CPUが前記照合手段
    の動作を停止することによって前記回線品質測定を停止
    することを特徴とする請求項21記載の通信回線品質測
    定システム。
  36. 【請求項36】 前記一斉放送終了時に、前記第1CP
    U及び前記第2CPUが前記回線品質測定を再開させる
    ことを特徴とする請求項35記載の通信回線品質測定シ
    ステム。
  37. 【請求項37】 下り多重化フレーム信号を下り回線へ
    送信する第1フレーム組立手段と、前記下り回線と共通
    の伝送路に多重化された、複数の端末装置に対し共通に
    設けられ、前記端末装置が選択的に専有可能な複数の時
    分割チャネルを有する上り回線を介して下りと異なる搬
    送周波数によって送信されてきた上り多重化フレーム信
    号を分離する第1フレーム分離手段とを有するTDMA
    装置と、 該下り多重化フレーム信号を分離する第2フレーム分離
    手段と、外部より入力された音声又はデータ信号を制御
    信号にフレーム多重して得られる該上り多重化フレーム
    信号を該上り回線へ送信する第2フレーム組立手段とを
    有する前記端末装置と、前記複数の時分割チャネルの中から自端末装置用に選択
    されたチャネルに 試験用信号を挿入する、前記第2フレ
    ーム組立手段に接続して前記端末装置に設けられたパタ
    ーン発生手段と、 該パターン発生手段で生成される試験用信号と同一の照
    合用信号と、前記上り多重化フレーム信号の該試験用信
    号が挿入されるべきチャネルに挿入された試験用信号と
    を照合する、前記第1フレーム分離手段に設けられた照
    合手段とを具備したことを特徴とする通信回線品質測定
    システム。
  38. 【請求項38】 前記パターン発生手段が、前記試験用
    信号を前記制御信号用フレームの空きチャネルに挿入す
    る制御を行うことを特徴とする請求項37記載の通信回
    線品質測定システム。
  39. 【請求項39】 前記制御信号用フレームに前記試験用
    信号を挿入する専用チャネルを設定し、前記パターン発
    生手段が、前記試験用信号を該専用チャネルに挿入する
    制御を行うことを特徴とする請求項37記載の通信回線
    品質測定システム。
  40. 【請求項40】 前記TDMA装置の第1CPUが、入
    力手段から入力された照合開始命令がなされた被測定端
    末装置に対して、前記制御信号用フレームの空きチャネ
    ルに前記照合開始命令を挿入して送信し、該照合開始命
    令を受けた端末装置の前記第2CPUが前記パターン発
    生手段に前記試験用信号挿入動作を行うように指示する
    ことを特徴とする請求項37記載の通信回線品質測定シ
    ステム。
  41. 【請求項41】 前記被測定端末装置が発呼した場合、
    前記第2CPUの制御によって発呼情報を制御信号フレ
    ームの空きチャネルに挿入して前記第1CPUへ送信
    し、該発呼情報を受け取った該第1CPUが前記照合手
    段の動作を停止し、また、該第2CPUが前記パターン
    発生手段の動作を停止することによって回線品質測定を
    停止することを特徴とする請求項37記載の通信回線品
    質測定システム。
  42. 【請求項42】 前記発呼による通話終了時に、前記第
    1CPU及び前記第2CPUが前記回線品質測定を再開
    させることを特徴とする請求項41記載の通信回線品質
    測定システム。
  43. 【請求項43】 前記被測定端末装置へ前記交換機から
    着信があった場合、前記第1CPUの制御によって着信
    情報を制御信号フレームの空きチャネルに挿入して前記
    第2CPUへ送信すると共に、該第1CPUが前記照合
    手段の動作を停止し、また、該着信情報を受け取った該
    第2CPUが前記パターン発生手段の動作を停止するこ
    とによって回線品質測定を停止することを特徴とする請
    求項37記載の通信回線品質測定システム。
  44. 【請求項44】 前記着呼による通話終了時に、前記第
    1CPU及び前記第2CPUが前記回線品質測定を再開
    させることを特徴とする請求項43記載の通信回線品質
    測定システム。
  45. 【請求項45】 前記被測定端末装置へ前記交換機から
    告知放送の指示があった場合、前記第2CPUの制御に
    よって告知放送情報を制御信号フレームの空きチャネル
    に挿入して前記第1CPUへ送信すると共に、該第1C
    PUが前記照合手段の動作を停止し、また、該告知放送
    情報を受け取った該第2CPUが前記パターン発生手段
    の動作を停止することによって前記回線品質測定を停止
    することを特徴とする請求項37記載の通信回線品質測
    定システム。
  46. 【請求項46】 前記告知放送終了時に、前記第1CP
    U及び前記第2CPUが前記回線品質測定を再開させる
    ことを特徴とする請求項45記載の通信回線品質測定シ
    ステム。
  47. 【請求項47】 前記被測定端末装置へ前記交換機から
    ページングの指示があった場合、前記第1CPUの制御
    によってページング情報を制御信号フレームの空きチャ
    ネルに挿入して前記第2CPUへ送信すると共に、該第
    1CPUが前記照合手段の動作を停止し、また、該ペー
    ジング情報を受け取った該第2CPUが前記パターン発
    生手段の動作を停止することによって前記回線品質測定
    を停止することを特徴とする請求項37記載の通信回線
    品質測定システム。
  48. 【請求項48】 前記ページング終了時に、前記第1C
    PU及び前記第2CPUが前記回線品質測定を再開させ
    ることを特徴とする請求項47記載の通信回線品質測定
    システム。
  49. 【請求項49】 前記被測定端末装置へ前記交換機から
    一斉放送の指示があった場合、前記第1CPUの制御に
    よって一斉放送情報を制御信号フレームの空きチャネル
    に挿入して前記第2CPUへ送信すると共に、該第1C
    PUが前記照合手段の動作を停止し、また、該一斉放送
    情報を受け取った該第2CPUが前記パターン発生手段
    の動作を停止することによって前記回線品質測定を停止
    することを特徴とする請求項37記載の通信回線品質測
    定システム。
  50. 【請求項50】 前記一斉放送終了時に、前記第1CP
    U及び前記第2CPUが前記回線品質測定を再開させる
    ことを特徴とする請求項49記載の通信回線品質測定シ
    ステム。
  51. 【請求項51】 複数の端末装置に対し共通に設けら
    れ、前記端末装置が選択的に専有可能な複数の時分割チ
    ャネルを有する下り多重化フレーム信号を下り回線へ送
    信する第1フレーム組立手段と、 前記下り回線と共通の伝送路に多重化された上り回線を
    介して下りと異なる搬送周波数によって送信されてきた
    上り多重化フレーム信号を分離する第1フレーム分離手
    段と、 前記複数の時分割チャネルの中から前記TDMA装置の
    指定により選択された複数のチャネルに試験用信号を挿
    入する、前記第1フレーム組立手段に設けられたパター
    ン発生手段と、 該パターン発生手段で生成される試験用信号と同一の照
    合用信号と、前記下り多重化フレーム信号に挿入された
    試験用信号とを照合する、前記第1フレーム組立手段に
    設けられた照合手段とを具備したことを特徴とするTD
    MA装置。
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