JP2003046426A - 無線装置 - Google Patents

無線装置

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JP2003046426A
JP2003046426A JP2001227821A JP2001227821A JP2003046426A JP 2003046426 A JP2003046426 A JP 2003046426A JP 2001227821 A JP2001227821 A JP 2001227821A JP 2001227821 A JP2001227821 A JP 2001227821A JP 2003046426 A JP2003046426 A JP 2003046426A
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Japan
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transmission
signal
control
unit
wireless
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JP2001227821A
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English (en)
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Koichi Suzuki
康一 鈴木
Masamichi Igura
正道 井倉
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 送信/送信停止制御の異常を来した無線装置
から送出されるバースト信号を確実に停止して1対多の
通信の信頼性を向上させる。 【解決手段】 送信オン/オフ制御部2141は、IF
信号検波器2130の検波結果に基づきバーストオン/
オフ制御タイミングを生成し、該タイミングに従って送
信オン/オフスイッチ2124をオン/オフ制御する。
この間、RF信号検波器2131でRFアンプ2124
の出力を検波し、送信状態異常判定部2142がその検
波結果から送信オン状態の時間をモニタし、この送信オ
ン状態継続時間が予め設定されている閾値を超えた場
合、送信強制停止制御部2143でRFアンプ2125
への給電を停止状態とし、ODU210から基地局10
0への主信号の送信を強制的に停止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、他の複数の無線装
置と共に1つの基地局に対向配置され、該基地局と1対
多の無線通信を行う無線装置に係わり、詳しくは、自局
のバーストオン/オフタイミングを外れた異常な送信継
続を防止するための制御機能の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、通信事業者の通信網に対して加
入者端末からアクセスして通信サービスを利用する場合
のシステム形態として、通信事業者の交換局等と接続さ
れた基地局に対して複数の加入者無線局を対向配置して
該基地局と各加入者無線局間で1対多つまりポイント・
ツウ・マルチポイント(P−MP)通信を行う無線区間
を設け、加入者無線局に接続された加入者端末から通信
事業者の通信網へ無線によりアクセス可能にした無線通
信システムが知られている。
【0003】この種のシステムでは、基地局から加入者
無線局への信号(下り信号)は連続波であり、加入者無
線局ではその信号の中から自局宛の信号を取り出すよう
になっている。
【0004】また、加入者無線局から基地局への信号
(上り信号)はバースト状態の信号であり、加入者無線
局では、どのスロットを使うかを基地局との間で予め確
認した後、当該スロットに上り信号を送出するようにな
っている。
【0005】上述した上り信号の送信を実現するため、
加入者無線局では、無線送信系の最終段に近いところに
スイッチを設け、バーストオン/オフ制御タイミングに
合わせて主信号をオン/オフする制御を行っている。
【0006】しかしながら、このバーストオン/オフ制
御が故障等により異常となった場合、送信オンの状態を
継続してしまう可能性がある。
【0007】この状態に陥ると、当該加入者無線局から
送出されるバースト信号が他の加入者無線局からのバー
スト信号と衝突し、当該セル内の他の加入者無線局を通
信断に至らしめる危険性があった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】このように、他の複数
の無線装置(上述した加入者無線局に相当)と共に1つ
の基地局に対向配置され、該基地局と1対多の無線通信
を行う従来の無線装置では、バーストオン/オフ制御が
故障等により異常となった場合、送信オンの状態を継続
してしまい、当該無線装置から送出されるバースト信号
が他の無線装置からのバースト信号と衝突し、当該セル
内の他の正常な無線装置を通信断に至らしめる危険性が
あるという問題点があった。
【0009】本発明は上記問題点を除去し、送信/送信
停止制御の異常検出の信頼性が高く、異常を来した無線
装置から送出されるバースト信号を停止して他の無線装
置の通信異常への波及を防止する制御を確実ならしめ、
1対多の通信の信頼性向上に寄与できる無線装置を提供
することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、他の複数の無線装置と共に
1つの基地局に対向配置され、該基地局と1対多の無線
通信を行う無線装置において、自局のバーストオン/オ
フ制御タイミングを認識し、該タイミングに基づき送信
及び送信停止の制御を行う送信オン/オフ制御手段と、
前記送信/送信停止制御の正常性を監視し、前記送信/
送信停止制御が異常の場合、前記送信を強制的に停止す
る送信強制停止制御手段とを具備することを特徴とす
る。
【0011】請求項2記載の発明は、上記請求項1記載
の発明において、屋内に設置される屋内装置と屋外に設
置される屋外装置とから構成され、前記送信強制停止制
御手段は、前記屋外装置の無線送信系の最終段アンプの
出力を検波する検波手段と、前記検波手段の検波出力に
基づき送信状態継続時間を監視し、該送信状態継続時間
が設定時間を超えるか否かにより前記送信/送信停止制
御が正常か異常かを判定する判定手段と、前記判定手段
により前記送信/送信停止制御が異常と判定された場
合、前記最終段アンプの給電を停止する給電停止手段と
から構成されることを特徴とする。
【0012】請求項3記載の発明は、上記請求項2記載
の発明において、前記屋内装置は、前記バーストオン/
オフ制御タイミングに合わせて生成したバースト状の中
間周波数信号を前記屋外装置に送出する手段を具備し、
前記屋外装置は、前記屋内装置から送られてくる中間周
波数信号を検波して前記バーストオン/オフ制御タイミ
ングを認識する手段を具備することを特徴とする。
【0013】請求項4記載の発明は、上記請求項2記載
の発明において、前記屋内装置は、前記バーストオン/
オフ制御タイミングに合わせて変調したサブキャリア信
号を前記屋外装置に送出する手段を具備し、前記屋外装
置は、前記屋内装置から送られてくるサブキャリア信号
を検波して前記バーストオン/オフ制御タイミングを認
識する手段を具備することを特徴とする。
【0014】請求項5記載の発明は、他の複数の無線装
置と共に1つの基地局に対向配置され、該基地局と1対
多の無線通信を行う無線装置において、屋内に設置され
る屋内装置と屋外に設置される屋外装置とから構成さ
れ、前記屋外装置は、ハード回路として実装され、前記
屋内装置から送られてくる制御信号の異常を検出する制
御信号異常検出手段と、前記異常検出手段により制御信
号の異常が検出された場合、前記屋内装置から送られて
くる主信号の前記基地局への無線送信を停止する無線停
止手段とを具備することを特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て添付図面を参照して詳細に説明する。
【0016】図1は、本発明に係わる無線通信システム
の全体構成を示す図である。
【0017】図1において、セルA、セルBは、それぞ
れ、本システムのサービスエリア全体の内の1サービス
エリアを示している。
【0018】セルA内には、1つの基地局100Aと複
数の加入者無線局200−1,200−2,200−
3,200−4が配置されている。
【0019】基地局100Aと各加入者無線局200−
1、200−2、200−3、200−4間には、それ
ぞれ、上り回線(加入者無線局200から基地局100
方向)と下り回線(基地局100から加入者無線局20
0方向)が設定され、これら両回線を利用して、基地局
100Aと各加入者無線局200−1、200−2、2
00−3、200−4間のP−MP通信が行われる。
【0020】同様に、セルB内には、1つの基地局10
0Bと複数の加入者無線局200−11,200−1
2,200−13,200−14が配置され、基地局1
00Bと各加入者無線局200−11,200−12,
200−13,200−14間で、それぞれ、上り回線
と下り回線を利用したP−MP通信が行われる。
【0021】セルA,セルB内を仕切る点線は、それぞ
れ、当該セルA,セルBに設定されるセクタの境界線を
示している。本システムでは、セルA,セルBが、それ
ぞれ、セクタ1〜セクタ4の4つのセクタに区切られ、
各セクタ毎に、上り回線と下り回線の使用周波数が配置
されている。
【0022】また、本システムにおいて、基地局100
A、100Bは通信回線300、公衆ネットワーク60
0を介してネットワーク管理装置500に接続される。
ネットワーク管理装置500は、通信回線300、公衆
ネットワーク600を介して各セルA,B内の基地局1
00及び加入者無線局200とデータ伝送を行うことに
より、当該各セルA,Bの動作の管理及び制御を行うも
のである。
【0023】更に、公衆ネットワーク600は、ATM
網610、I−専用線網620、インターネットやイン
トラネット等の通信網630、フレームリレー網64
0、N−ISDN650等の通信網と接続されている。
【0024】これら各網のうちの少なくともいずれか1
つには、通信事業者の交換局(図示せず)が配置され、
該交換局は当該通信事業者が提供する各種サービスに対
応するデータを管理するシステム(以下、サービスシス
テムという)に接続されている。
【0025】通信事業者が運営する通信サービスへの加
入者は、後述する加入者端末230から加入者無線局2
00を介して該通信事業者の上記サービスシステムにア
クセスすることにより当該通信サービスを利用すること
ができる。
【0026】なお、図1ではセルA及びセルBしか開示
していないが、実際のシステム構成においては、セル
A,セルBに加えてこれら各セルと同じ態様(1つの基
地局100と複数の加入者無線局200がP−MP通信
を行う)から成る複数のセルが存在し、これら全セルに
よって上述したサービス提供可能エリア全体がカバーさ
れるようになっている。また、各セルの各セクタ内に配
置される加入者無線局200も図示するように1つでは
なく、複数存在する。
【0027】図2は、図1のシステムにおける基地局1
00及び加入者無線局200の概略構成を示す図であ
る。
【0028】図2において、基地局100は、屋内装置
(IDU:INDOOR UNIT)110と屋外装置(ODU:OU
TDOOR UNIT)120とから構成される。
【0029】IDU110には、ODU120との間で
送受するデータの変復調機能を持つ変復調部111、変
復調部111と公衆ネットワーク60との間で送受する
データの多重/分離機能を有する多重/分離部112、
IDU110全体の動作制御を行う制御部113が備わ
る。
【0030】基地局100において、ODU120は各
セクタ1、2、3、4毎に個別に設けられ、この例では
4つのODU120a、120b、120c、120d
により実現される。
【0031】また、基地局100のIDU110におい
て、変復調部111は、上記各セクタ1、2、3、4毎
のODU120a、120b、120c、120dにそ
れぞれ対応した4つの変復調部111a、111b、1
11c、111dにより実現される。
【0032】一方、加入者無線局200は、上記各セク
タ1、2、3、4毎に配置され、それぞれ、該当するセ
クタのODU120と対向して無線通信を行う屋外装置
(ODU)210と、該ODU210と加入者宅内に設
置される加入者端末230間のインターフェース機能を
持つ屋内装置(IDU)220とから構成される。
【0033】加入者端末230としては、10Base-T端
末(10Base-Tの接続方式で実現されるパソコン等の端
末)やISDN端末等の各種通信端末が用いられる。
【0034】基地局100のODU120と加入者無線
局200のODU210間の無線区間は、例えば、26
GHz帯のTDMA(時分割多重接続)−FDD(周波
数分割運用)方式により運用される。
【0035】図2の構成において、ある加入者端末23
0から通信事業者のサービスシステムにアクセスする場
合の動作について説明する。
【0036】この場合、加入者端末230で所定のアク
セス操作が行われると、該操作に対応するアクセス要求
信号が生成され、対応する加入者無線局200に入力さ
れる。
【0037】加入者無線局200では、自局に接続され
た加入者無線局200から入力するアクセス要求信号を
IDU220、ODU210を経て上記無線区間に送出
する。
【0038】この無線区間を挟んで加入者無線局200
に対向する基地局100では、該加入者無線局200か
ら送出されたアクセス要求信号をODU120により受
信し、該ODU120に対応する変復調部111、多重
/分離部112を介して制御部113に転送する。
【0039】制御部113は、加入者端末230からの
アクセス要求信号に基づき多重/分離部112を介して
通信事業者のサービスシステムに加入者端末230を接
続する制御を行う。
【0040】この制御により加入者端末230が通信事
業者のサービスシステムに接続された後、該サービスシ
ステムからのデータは基地局100の多重/分離部11
2、変復調部111、ODU120を介して無線区間に
伝送され、対向する加入者無線局200でODU210
により受信された後、IDU220を介して加入者端末
230に伝送される。
【0041】また、加入者端末230から送出されたデ
ータは、上記とは逆に、対応する加入者無線局200の
IDU220、ODU210を介して無線区間に送出さ
れ、対向する基地局100でODU120により受信さ
れた後、変復調部111、多重/分離部112を介して
上記サービスシステムへと伝送される。
【0042】上述した加入者端末230と通信事業者の
サービスシステムとの通信に際し、該加入者端末230
が接続される加入者無線局200では、他の各加入者無
線局200と共有する1つの基地局100との間で1対
多の通信(P−MP通信)を行うことが基本となってい
る。
【0043】このP−MP通信において、基地局100
から加入者無線局200への信号(下り信号)は連続波
であり、加入者無線局200ではその信号の中から自局
宛の信号を取り出すTDM(Time Division Multiple
x)方式が採用されている。
【0044】また、加入者無線局200から基地局10
0への信号(上り信号)はバースト状態の信号であり、
TDMA(Time Division Multiple Access)方式が採
用される。
【0045】TDMA方式においては、上り信号はスロ
ットと呼ばれる単位から構成され、どのスロットを使う
かを基地局100と加入者無線局200間で予め確認し
た後、加入者無線局200から当該スロットに上り信号
を送出する。このため、各加入者無線局200からの信
号は決して同時に送出されることはない(競合制御によ
る衝突は除く)。
【0046】図3は、本発明に係わる基地局100と加
入者無線局200間の通信タイミングを示す図である。
【0047】図3(a)は、通信フレームの構成を示す
ものであり、1フレーム(時間T1)を制御用スロット
と複数の通信スロット(TS1〜TSn)で構成し、該
フレームを繰り返し用いる。
【0048】図3(b)は、基地局100から加入者無
線局200へ送られる下り信号(制御信号)を示すもの
である。この下り信号(制御信号)は上記通信フレーム
の制御用スロットにより加入者無線局200に送出さ
れ、該加入者無線局200での送信/送信停止制御に利
用される。
【0049】図3(c)は上記通信フレームに従った加
入者無線局200の送信タイミングを示すものであり、
図3(d)は同受信タイミングを示すものである。
【0050】図3(c)によれば、加入者無線局200
は、制御用スロットで送信停止して基地局100からの
制御信号を受信し、この制御信号により自局に割り当て
られる通信スロット(この例では、タイムスロットTS
1)で送信を行う。また、図3(d)によれば、加入者
無線局200は常時受信を行う。
【0051】本発明に係わる無線通信システムにおい
て、加入者無線局200は、上り信号を図3(c)のタ
イミング(バーストオン/オフ制御タイミング)に合わ
せて送信/送信停止する制御を、無線送信系の経路中に
設けたスイッチ(後述する送信オン/オフスイッチ21
23に相当)のオン/オフ制御により実現している。
【0052】ここで、故障等により上記スイッチのオン
/オフ制御(バーストオン/オフ制御)が異常となった
場合、送信オン状態が正規のタイミングを超えて継続
し、他の加入者無線局200が送信するバースト信号と
衝突し当該他の加入者無線局200を通信断に至らしめ
る可能性がある。
【0053】そこで、第1の実施形態に係わる加入者無
線局200では、無線送信系の最終段に設けたアンプの
出力から送信オン状態の継続時間をモニタし、該送信オ
ン状態の継続時間が予め設定した閾値時間を超えた場
合、送信を強制的に停止する制御機能を設けている。
【0054】図4は、第1の実施形態に係わる加入者無
線局200Aの構成を示すブロック図である。
【0055】この加入者無線局200Aにおいて、ID
U220とODU210は、それぞれ例えば加入者宅の
屋内と屋外に設置され、後述するスプリッタ221と2
11とを介して同軸ケーブル240により接続されてい
る。
【0056】このうち、IDU220は、ODU210
との間で送受する主信号(加入者端末230と通信事業
者のサービスシステム間の通信データ)及び制御信号を
重畳/分離するスプリッタ221、主信号及び制御信号
の信号処理を行うIDU無線部222、自装置全体の動
作制御の他、ODU210との間の主信号及び制御信号
の受け渡し制御等を行う制御部223を具備して構成さ
れる。
【0057】また、IDU220において、IDU無線
部22は、加入者端末230とのインタフェース機能を
有する加入者インタフェース(I/F)2221、加入
者I/F部2221からの信号を変調してスプリッタ2
21に入力する変調部(MOD)2222、スプリッタ
221からの信号(受信変調信号)を復調し、加入者I
/F部2221を介して加入者端末230に送出する復
調部(DEM)2223を具備して構成される。
【0058】一方、ODU210は、IDU220との
間で送受する主信号及び制御信号を重畳/分離するスプ
リッタ211、主信号及び制御信号の信号処理を行うO
DU無線部212、自装置全体の動作制御の他、IDU
220との間の主信号及び制御信号の受け渡し制御等を
行う制御部214を具備して構成される。
【0059】また、ODU210において、ODU無線
部212は、IFアンプ2121,加算器2122,送
信オン/オフスイッチ2123,RFアンプ2124か
ら成る送信系回路部、RFアンプ2126,加算器21
27,IFアンプ2128から成る受信系回路部、送信
系回路部からの信号をアンテナ213に送り、アンテナ
213からの信号を受信系回路部に送るアンテナ共用器
2125、加算器2122及び2127に周波数変換用
のローカル周波数信号を供給するローカル発振器212
9、IFアンプ2121の入力経路上のIF(中間周波
数)信号を検波するIF信号検波器(DET)213
0、RFアンプ2124の出力経路上のRF(無線周波
数)信号を検波するRF信号検波器(DET)213か
ら構成される。
【0060】また、ODU210において、制御部21
4は、IF信号検波器2130の検波出力に基づき送信
オン/オフスイッチ2123をオン/オフ制御する送信
オン/オフ制御部2141、RF信号検波器2131の
検波出力に基づき送信オン状態の継続時間をモニタし、
該送信オン状態が予め設定した閾値を超えた時に送信状
態が異常であることを示す判定信号を出力する送信状態
異常判定部2142、送信状態異常判定部2142の送
信状態異常判定信号に基づきRFアンプ2121への給
電を停止して主信号の送信を強制的に停止させる送信強
制停止制御部2143を具備して構成される。
【0061】なお、ODU210の制御部214の構成
要素のうちの送信状態異常判定部2142及び送信強制
停止制御部2143は、CPU(中央処理装置)内にフ
ァームウェアとして設けられるものである。
【0062】上記構成を有する加入者無線局200Aに
おいて、IDU220に接続された加入者端末230が
上述したアクセス制御動作により通信事業者のサービス
システムに接続された後の通信動作は以下の如くになさ
れる。
【0063】まず、加入者端末230から出力された信
号(主信号)は、IDU220のIDU無線部222の
加入者I/F部2221を介して変調部2222に入力
され、変調される。
【0064】この変調された信号は、中間周波数(I
F)に変換された後、スプリッタ221から同軸ケーブ
ル240を通じてODU210に送られる。
【0065】ODU210では、IDU220から送ら
れるIF信号(主信号)をスプリッタ211を介してI
Fアンプ2121に入力して増幅した後、加算器212
2でローカル発振器2129からのローカル周波数信号
を用いて無線周波数(RF)に変換する。
【0066】その後、この信号(RF信号)は、送信オ
ン/オフスイッチ2123を介してRFアンプ1413
に入力され、ここで所定レベルに増幅された後、アンテ
ナ共用器2125、アンテナ213を介して対向する基
地局100に送信される。
【0067】また、ODU210は、対向する基地局1
00から送られてくる無線信号(通信事業者のサービス
システムからの信号)をアンテナ213により受信し、
アンテナ共用器2125を介してRFアンプ2126に
入力して増幅する。
【0068】RFアンプ2126で増幅された信号(R
F信号)は、加算器2127でローカル発振器2129
からのローカル周波数信号を用いて中間周波数(IF)
に変換され、IFアンプ2128で増幅された後、スプ
リッタ211から同軸ケーブル240を通じてIDU2
20に送られる。
【0069】IDU220では、ODU210から送ら
れる信号(IF信号)をスプリッタ221を介して復調
部2223に入力して復調し、加入者I/F部2221
を介して加入者端末230に送る。
【0070】また、制御信号については、例えば、ID
U220からODU210への制御信号は、IDU22
0の制御部223からスプリッタ221を経て上記主信
号に重畳されて同軸ケーブル240によりODU210
に送られ、ODU210内でスプリッタ211により分
配されて該ODU210の制御部214に送られる。
【0071】逆に、ODU210からIDU220への
制御信号は、ODU210の制御部214からスプリッ
タ211を経て上記主信号に重畳されて同軸ケーブル2
40によりIDU220に送られ、IDU220内でス
プリッタ221により分配されて該IDU220の制御
部223に送られる。
【0072】このように、加入者無線局200AはID
U220とODU210に分割され、両者が互いに同軸
ケーブル240によって中間周波数の変調波信号(IF
信号)で接続される構成となっている。
【0073】IDU220には、主に、変復調機能が備
わる。ODU210には、IDU220から送られてく
るIF信号を無線周波数(RF)に周波数変換し、増幅
して基地局100に送信する送信系の機能と、基地局1
00から受信した無線周波数の信号(RF信号)をIF
信号に変換し、IDU220に送出する受信系の機能と
が備わる。
【0074】ここで、ODU210の送信系の送信動作
については、基地局100との間のP−MP通信に対応
して、当該加入者無線局200Aから基地局100への
上り信号を図3(c)のタイミングに従って送信または
送信停止する制御(バーストオン/オフ制御)が行われ
る。
【0075】このバーストオン/オフ制御のタイミング
は、IDU220の制御部223からODU210に通
知される。
【0076】本実施形態に係わる加入者無線局200A
(図4参照)は、特に、IDU220からODU210
に送られるIF信号が既にバースト信号とされ、ODU
210ではIDU220から送られてくるバースト信号
(IF信号)に基づき上記バーストオン/オフ制御タイ
ミングを認識する構成から成るものである。
【0077】この構成において、加入者無線局200A
は、ODU210のIF信号入力部(IFアンプ212
1の入力経路)に設けられるIF信号検波器2130で
該ODU210に入力されるIF信号のレベルを検波し
(IF信号レベルを電圧値に変換する)、この検波結果
(電圧値)を制御部214の送信オン/オフ制御部21
41に取り込む。
【0078】送信オン/オフ制御部2141は、IF信
号検波器2130の検波結果に基づきバーストオン/オ
フ制御タイミングを生成し(認識し)、該タイミングに
従って送信オン/オフスイッチ2124をオン/オフ制
御することで、ODU210から基地局100への図3
(c)に示す如くのタイミングでの送信オン/オフ制御
を実現する。
【0079】この間、送信系の最終段アンプであるRF
アンプ2124の出力経路に設けたRF信号検波器21
31は、カプラを介して当該RFアンプ2124の出力
電力の一部を取り込んで検波し(出力レベルに応じた電
圧値に変換する)、該検波結果(電圧値)を送信状態異
常判定部2142に入力する。
【0080】送信状態異常判定部2142では、RF信
号検波器2131の検波結果(RFアンプ2124の出
力レベルに対応する電圧値)から送信オン状態の時間を
モニタし、該送信オン状態継続時間が予め設定されてい
る閾値を超えた場合、バーストオン/オフ制御が異常に
なったと判定してその旨を示す送信異常判定信号を送信
強制停止制御部2143に通知する。
【0081】送信強制停止制御部2143は、送信状態
異常判定部2142からの異常判定信号に基づきRFア
ンプ2125への給電を停止状態とし、ODU210か
ら基地局100への主信号の送信を強制的に停止する。
【0082】上記制御において、送信状態異常判定部2
142では、送信状態異常判定に用いる閾値として、例
えば、図3(a)における1フレーム繰り返し周期に相
当する時間T1が設定されている。
【0083】ここで、上記閾値として時間T1を設定す
るのは、加入者無線局200Aにおいては、基地局10
0との間で定期的に制御信号〔図3(b)参照〕の通信
を実施するが、この最大周期(時間T1)は決まってお
り、送信オン状態がこの最大周期以上継続することはあ
り得ない(つまり、最大周期以上の送信オン状態継続は
異常と判断できる)、との理由に依るものである。
【0084】これにより、本実施形態の加入者無線局2
00AのIDU210では、故障等によりバーストオン
/オフ制御に異常を来したとしても、送信オン状態が上
記時間T1以上継続されるようなことはなく、他の加入
者無線局200Aの送信に与える影響、つまり、異常が
発生した加入者無線局200Aから送出されたバースト
信号が同一セル内の他の加入者無線局200Aから送出
されたバースト信号と衝突することで当該他の加入者無
線局200Aの通信を断にせしめる事態を排除できる。
【0085】次に、第2の実施形態について説明する。
【0086】図5は、第2の実施形態に係わる加入者無
線局200Bの構成を示すブロック図である。
【0087】第2の実施形態の加入者無線局200B
は、上り信号を図3(c)のタイミングに従って送信ま
たは送信停止するバーストオン/オフ制御のタイミング
が、IDU220からサブキャリア信号として主信号に
重畳された形でODU210に通知されるものである。
【0088】このタイミング通知方式に対応して、第2
の実施形態に係わる加入者無線局200Bでは、IDU
220のIDU無線部222内に上記サブキャリア信号
(バースト信号)を生成するサブキャリア生成部(バー
スト生成部)2225が設けられると共に、ODU21
0のIDU無線部212内には、第1の実施形態に係わ
る加入者無線局200AのIF信号検波器2130に代
えて、IDU220から送出されるサブキャリア信号を
検波するサブキャリア信号検波器(DET)2132が
設けられている。
【0089】この加入者無線局200Bにおけるサブキ
ャリア生成部2225及びサブキャリア信号検波器21
32以外の構成は、第1の実施形態に係わる加入者無線
局200Aの構成と同様である。
【0090】図5に示す構成を有する加入者無線局20
0Bでは、基地局100との通信中、IDU220のI
DU無線部222内のサブキャリア生成部2225で生
成されたサブキャリア信号がスプリッタ211を介して
ODU210に送出される。
【0091】一方、ODU210では、IDU220か
ら送出されたサブキャリア信号がスプリッタ211で分
配されてODU無線部212内のサブキャリア信号検波
器2132に入力される。
【0092】サブキャリア信号検波器2132では、ス
プリッタ211から入力するサブキャリア信号のレベル
を検波し(レベルに応じた電圧値に変換する)、該検波
結果(電圧値)を制御部214内の送信オン/オフ制御
部2141に入力する。
【0093】送信オン/オフ制御部2141は、サブキ
ャリア信号検波器2132の検波結果に基づきバースト
オン/オフ制御タイミングを生成し(認識し)、該タイ
ミングに従って送信オン/オフスイッチ2124をオン
/オフすることで、ODU210から基地局100への
図3(c)に示す如くのタイミングでの送信オン/オフ
制御を実現する。
【0094】この間、RF信号検波器2131でRFア
ンプ2124の出力を検波し、送信状態異常判定部21
42がその検波結果から送信オン状態の時間をモニタ
し、この送信オン状態継続時間が予め設定されている閾
値を超えた場合、送信強制停止制御部2143でRFア
ンプ2125への給電を停止状態とし、ODU210か
ら基地局100への主信号の送信を強制的に停止する制
御は、第1の実施形態の加入者無線局200Aと同様に
なされる。
【0095】このように、第1及び第2の実施形態で
は、加入者無線局200A,200Bにおいて、送信オ
ン/オフ制御の正常性を監視し、送信オン/オフ制御が
異常の場合、送信を強制的に停止するものである。
【0096】上記正常性判断の具体的方法としては、加
入者無線局200A,200BのODU210におい
て、最終段アンプ(RFアンプ2124)の出力から送
信オン状態の継続時間をモニタし、該送信オン継続時間
が予め設定した閾値を超えた場合に異常と判断してい
る。
【0097】また、送信停止の具体的方法については、
上記の方法で異常が検出された場合、最終段アンプへの
給電を停止することによりODU210からの主信号の
送信を強制的に停止するようにしている。
【0098】通常、この種のシステムでは、1つの基地
局100に対して数百〜数千台の加入者無線局200が
収容されており、送信オン状態が継続する不具合が1つ
の加入者無線局200で発生すると、他の加入者無線局
200の通信に異常が波及する。
【0099】つまり、不具合を来した加入者無線局20
0からのバースト信号が該加入者無線局200が属する
P−MP通信区間の他の加入者無線局200からのバー
スト信号と衝突して当該他の加入者無線局200を通信
断に至らしめることになる。
【0100】この点において、第1及び第2の実施形態
に係わる加入者無線局200A,200Bでは、該加入
者無線局200A,200Bが故障等により連続送信状
態となった場合でも、ODU210において当該異常を
検出して主信号の送信を強制的に停止させることがで
き、加入者無線局200A,200Bが収容されている
セル内の他の加入者無線局200の送信に与える影響
(バースト信号の衝突による通信断)を排除でき、該セ
ル内のP−MP通信の信頼性を向上させることができ
る。
【0101】なお、第1及び第2の実施形態では、OD
U210の最終段アンプ(RFアンプ21254)の出
力から送信オン状態の継続時間をモニタするようにして
いるが、その変形例としては、バーストオン/オフのタ
イミング信号(第1の実施形態ではIF信号の検波信
号、第2の実施形態ではサブキャリア信号の検波信号)
から送信オン状態の継続時間を直接モニタするようにし
ても良い。
【0102】この方法は、最終段アンプの停波回路の故
障率が充分小さい場合に適用することが可能である。
【0103】次に、第3の実施形態について説明する。
【0104】図6は、第3の実施形態に係わる加入者無
線局200Cの構成を示すブロック図である。
【0105】この加入者無線局200Cは、スプリッタ
221,IDU無線部222,制御部223から成るI
DU220と、スプリッタ211,ODU無線部21
2,制御部214から成るODU210とを同軸ケーブ
ル240により接続して構成される。
【0106】この加入者無線局200Cにおいて、ID
U220の構成は、例えば、第1の実施形態の加入者無
線局200AのIDU220と同等である。
【0107】これに対し、ODU210は、基本部分の
構成は、例えば、第1の実施形態の加入者無線局200
Aと同等であるが、異常検出方法とその異常を検出する
部分の構成が同実施形態のものと異なっている。
【0108】すなわち、第3の実施形態に係わる加入者
無線局200CのODU210において、制御部214
は、CPU(中央処理装置)2151、メモリ部215
2、RTC(リアルタイムクロック)部2153、送受
信ドライバ2154、無線部インタフェース(I/F)
部2157から構成される。
【0109】送受信ドライバ2154には、制御信号の
異常を検出する制御信号異常検出回路2155と、該制
御信号異常検出回路2155の異常検出結果を基に無線
送信を停止する無線停止回路2156が設けられる。
【0110】制御信号異常検出回路2155は、例え
ば、上記制御信号上を流れる非同期パケットのCRC
(Cyclic Redundancy Check:周期冗長検査)ビットの
チェックを行うCRCチェック回路であり、送受信ドラ
イバ2154内にハード回路として設けられるものであ
る。
【0111】本実施形態に係わる加入者無線局200C
は、IDU220に接続された加入者端末230が通信
事業者のサービスシステムにアクセスして通信する場合
において、対向する基地局100との無線通信機能を司
る。この場合において、上記第1及び第2の実施形態に
係わる加入者無線局200A,200Bと同様の方法で
対向する基地局100とP−MP通信を行う。
【0112】このP−MP通信時の加入者端末230と
基地局100間の通信データは、主信号としてIDU2
20とODU210間で同軸ケーブル240を通じて送
受される。更に、IDU220とODU210間では、
制御信号が同軸ケーブル240を通じて上記主信号に重
畳された形で送受される。
【0113】上記制御信号としては、例えば、ODU2
10のODU無線部212内の周波数設定やATT(ア
ッテネータ)設定等に用いる制御信号が挙げられる。
【0114】本実施形態の加入者無線局200CのOD
U210において、IDU210から送られてくる上記
制御信号はスプリッタ211で分離されて制御信号異常
検出回路2155に入力される。
【0115】制御信号異常検出回路2155は、スプリ
ッタ211から入力される上記制御信号上を流れる非同
期パケットのCRCビットのチェックを行うことで該非
同期パケットの異常を検出し、該異常検出が予め設定し
た一定時間以上続いた場合、制御信号異常検出信号を無
線停止回路2156に送出する。
【0116】無線停止回路2156は、上記制御信号異
常検出信号に基づき無線部I/F部2157を介してO
DU無線部212を制御し、対向する基地局100への
無線送信を停止する。
【0117】この無線送信を停止するための方法として
は、例えば、第1及び第2の実施形態で述べたように、
ODU無線部212内の最終段アンプ(図示せず)への
給電を停止する方法がある。
【0118】この種の従来の加入者無線局200では、
制御信号が異常となった時の送信オン状態継続回避策と
して、制御信号の異常をソフトで検出し、無線主信号を
停止する制御を行うのが一般的であった。
【0119】この従来の構成によれば、ソフトが暴走し
た場合、制御信号の異常検出及びその検出結果に基づく
無線送信停止制御を正確に行うことができない。
【0120】この点、本実施形態の加入者無線局200
では、送受信ドライバ2154内にハード回路として実
装される制御信号異常検出回路2155により制御信号
の異常を検出している。
【0121】このように、制御信号の異常をソフトの介
在なしにハード回路で行うことにより、ソフト暴走時の
異常検出の信頼性低下を補うことができる。
【0122】つまり、本実施形態の構成によれば、ソフ
トにより制御信号の異常を検出する場合に比べ、制御信
号の異常検出及びその検出結果に基づく無線送信停止制
御の信頼性を向上させることができる。
【0123】これにより、1つの基地局100に多数の
加入者無線局200が収容されてP−MP通信を行うセ
ル構成から成るシステムにおいて、1つの加入者無線局
200に送信オン状態が継続する不具合が発生した場合
の他の加入者無線局200への通信異常波及防止効果を
確実ならしめ、該セル内のP−MP通信の信頼性向上に
寄与できる。
【0124】この他、本発明は、上記し、且つ図面に示
す実施例に限定することなく、その要旨を変更しない範
囲内で適宜変形して実施できるものである。
【0125】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
送信/送信停止制御の正常性を監視し、送信/送信停止
制御異常の場合、送信を強制的に停止するようにしたた
め、送信/送信停止制御に異常を来した場合において
も、該異常を来した無線装置からの送信が該無線装置が
属する1対多の無線通信区間の他の無線装置の送信と衝
突して当該他の無線装置を通信断に至らしめる事態を回
避できる。
【0126】また、本発明によれば、無線装置を屋内装
置と屋外装置とで構成し、屋内装置から送られてくる制
御信号の異常を屋外装置にハード回路として実装される
制御信号異常検出手段により検出し、異常検出手段によ
り制御信号の異常が検出された場合、屋内装置から送ら
れてくる主信号の基地局への無線送信を停止するように
したため、ソフトウェアで制御信号の異常を検出する場
合に比べて異常検出の信頼性向上が図れ、引いては制御
信号異常時の送信停止制御を確実にならしめて1対多の
無線通信の信頼性も向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる無線通信システムの全体構成を
示す図。
【図2】基地局及び加入者無線局の概略構成を示す図。
【図3】基地局と加入者無線局間の通信タイミングを示
す図。
【図4】第1の実施形態に係わる加入者無線局の構成を
示すブロック図。
【図5】第2の実施形態に係わる加入者無線局の構成を
示すブロック図。
【図6】第3の実施形態に係わる加入者無線局の構成を
示すブロック図。
【符号の説明】
100,100A,100B 基地局 110 屋内装置(IDU:INDOOR UNIT) 111,111a,111b,111c,111d 変
復調部 112 多重/分離部 113 制御部 120,120a,120b,120c,120d 屋
外装置(ODU:OUTDOOR UNIT) 200,200A,200B,200C,200−1,
200−2,200−3,200−4,200−11,
200−12,200−13,200−14 加入者無線局 210 屋外装置(ODU) 211 スプリッタ 212 ODU無線部 2121,2128 IF(中間周波数)アンプ 2122,2127 加算器 2123 送信オン/オフスイッチ 2124,2126 RF(無線周波数)アンプ 2125 アンテナ共用器 2129 ローカル発振器 2130 IF信号検波器(DET) 2131 RF信号検波器(DET) 2132 サブキャリア信号検波器(DET) 2151 CPU(中央処理装置) 2152 メモリ部 2153 RTC(リアルタイムクロック)部 2154 送受信ドライバ 2155 制御信号異常検出回路 2156 無線停止回路 2157 無線インタフェース(I/F)部 213 アンテナ 214 制御部 2141 送信オン/オフ制御部 2142 送信状態異常判定部 2143 送信強制停止制御部 220 屋内装置(IDU) 221 スプリッタ 222 IDU無線部 2221 加入者インタフェース(I/F)部 2222 変調部(MOD) 2223 復調部(DEM) 2225 サブキャリア生成部(バースト生成部) 223 制御部 230 加入者端末 240 接続ケーブル 300 通信回線 500 ネットワーク管理装置 600 公衆ネットワーク 610 ATM網 620 I−専用線網 630 インターネットやイントラネット等の通信網 640 フレームリレー網 650 N−ISDN
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5K060 BB05 CC05 DD04 HH39 LL05 PP01 5K067 AA26 AA33 BB02 DD27 EE02 EE10 GG01 KK05 LL15

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 他の複数の無線装置と共に1つの基地局
    に対向配置され、該基地局と1対多の無線通信を行う無
    線装置において、 自局のバーストオン/オフ制御タイミングを認識し、該
    タイミングに基づき送信及び送信停止の制御を行う送信
    オン/オフ制御手段と、 前記送信/送信停止制御の正常性を監視し、前記送信/
    送信停止制御が異常の場合、前記送信を強制的に停止す
    る送信強制停止制御手段とを具備することを特徴とする
    無線装置。
  2. 【請求項2】 屋内に設置される屋内装置と屋外に設置
    される屋外装置とから構成され、 前記送信強制停止制御手段は、 前記屋外装置の無線送信系の最終段アンプの出力を検波
    する検波手段と、 前記検波手段の検波出力に基づき送信状態継続時間を監
    視し、該送信状態継続時間が設定時間を超えるか否かに
    より前記送信/送信停止制御が正常か異常かを判定する
    判定手段と、 前記判定手段により前記送信/送信停止制御が異常と判
    定された場合、前記最終段アンプの給電を停止する給電
    停止手段とから構成されることを特徴とする請求項1記
    載の無線装置。
  3. 【請求項3】 前記屋内装置は、前記バーストオン/オ
    フ制御タイミングに合わせて生成したバースト状の中間
    周波数信号を前記屋外装置に送出する手段を具備し、 前記屋外装置は、前記屋内装置から送られてくる中間周
    波数信号を検波して前記バーストオン/オフ制御タイミ
    ングを認識する手段を具備することを特徴とする請求項
    2記載の無線装置。
  4. 【請求項4】 前記屋内装置は、前記バーストオン/オ
    フ制御タイミングに合わせて変調したサブキャリア信号
    を前記屋外装置に送出する手段を具備し、 前記屋外装置は、前記屋内装置から送られてくるサブキ
    ャリア信号を検波して前記バーストオン/オフ制御タイ
    ミングを認識する手段を具備することを特徴とする請求
    項2記載の無線装置。
  5. 【請求項5】 他の複数の無線装置と共に1つの基地局
    に対向配置され、該基地局と1対多の無線通信を行う無
    線装置において、 屋内に設置される屋内装置と屋外に設置される屋外装置
    とから構成され、 前記屋外装置は、 ハード回路として実装され、前記屋内装置から送られて
    くる制御信号の異常を検出する制御信号異常検出手段
    と、 前記異常検出手段により制御信号の異常が検出された場
    合、前記屋内装置から送られてくる主信号の前記基地局
    への無線送信を停止する無線停止手段とを具備すること
    を特徴とする無線装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013085085A (ja) * 2011-10-07 2013-05-09 Maspro Denkoh Corp 無線通信装置
EP3700095A1 (en) * 2019-02-21 2020-08-26 ABB Power Grids Switzerland AG Reducing interference of a malfunctioning transmitter device

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