JP4589985B2 - 伝送制御システム及び伝送制御方法 - Google Patents

伝送制御システム及び伝送制御方法 Download PDF

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本発明は、中継網を介して複数の通信局間を接続し、中継網を介して各種のデータを伝送し、中継網を介して接続された通信局間の正常性確認等の試験が可能の伝送制御システム及び伝送制御方法に関する。
複数の伝送装置を、伝送路を介して接続した伝送制御システムに於いて、システム立上げ時や伝送装置の増設時等に於いて、正常性確認の試験を行う場合が一般的である。例えば、図6に示すように、それぞれ制御端末32−1,32−2と、監視制御網33−1,33−2と、伝送装置34−1,34−2とを含む構成の通信局31−1,31−2間を、HSD(High Speed Digital)回線とディジタル中継網35とを介して接続した伝送制御システムが知られており、伝送装置34−1,34−2は、A/D変換及びD/A変換手段を含み、ディジタル中継網35を介してディジタル信号の伝送を行うもので、このような伝送制御システムに於いて、例えば、通信局31−1,31−2間で回線試験を行う場合、通信局31−1は、制御端末32−1から伝送装置34−1に監視制御網33−1を介して試験パターンをドロップしてチェックするDROP設定を指示し、通信局31−2は、制御端末32−2から伝送装置34−2に監視制御網33−2を介して折り返しを行うL00P動作を指示する。
次に、通信局31−1の制御端末32−1から監視制御網33−1を介して伝送装置34−1にランダム試験パターンを挿入送出するINS設定を指示する。このINS指示によりランダム試験パターンを伝送装置34−1からディジタル中継網35を介して伝送装置34−2に伝送する。伝送装置34−2は、LOOP動作指示によりランダム試験パターンを、伝送装置34−1に折り返して送出する。伝送装置34−1は、DROP設定により、試験パターンをドロップしてチェックを行い、正常性の確認を行う。確認後、制御端末32−1から伝送装置34−1に対して、試験パターン挿入を停止するINS解除を指示し、次に、制御端末32−2から伝送装置34−2に対してLOOP解除を指示し、次に制御端末32−1から伝送装置34−1にDROP解除を指示する。それにより、折り返し試験が正常に終了すると、伝送装置34−1,34−2間で伝送開始が行われる。
しかし、伝送装置34−1,34−2は、それぞれの制御端末32−1,32−2により、試験パターンの挿入送出、折り返しループ形成を行うものであるから、相互の試験手順のミスにより、ループ形成が完了しない状態で試験パターンを送出する場合が発生すると、アナログ回線側へ試験パターンが送出され、異常信号送出となる問題がある。そこで、図7に示すように、それぞれディジタル中継網42を介して接続された伝送装置41−1,41−2に対して、集中管理を行うオペレーションシステム43を設け、監視制御網44を介して伝送装置41−1,41−2に対して、オペレーションシステム43からそれぞれ試験指示を行う伝送制御システムが知られている。この場合、伝送装置41−1を伝送装置A、伝送装置41−2を伝送装置Bとして、試験手順の要約を1.〜8.として示すと、1.伝送装置Aのアナログ入出力側開放を確認、2.OPS(オペレーションシステム)上で、対向伝送装置がBであることを確認、3.対向伝送装置BのLOOP制御、4.伝送装置BでLOOPが実施されたことを確認、5.伝送装置A試験信号挿入、6.伝送装置A試験信号CHECK、7.伝送装置BのLOOP解除、8.伝送装置Aに試験信号CHECKを解除、の指示を送出する。このシステムに於けるオペレーションシステム43は、大規模のサーバにより構成するもので、コストアップとなる。
又HDLC(High−level Data Link Control)手順による伝送システムに於いて、フレーム送信命令に、折り返し指示ビットを設け、この折り返し指示ビットにより、フレームを折り返す自局内折り返しの手段が知られている(例えば、特許文献1参照)。又試験信号検出手段によりオール“1”の試験信号を検出している期間は、折り返し試験信号を挿入して正常性を試験するループバック試験方法も提案されている(例えば、特許文献2参照)。又MACフレームの送信先物理アドレスDA、送信元物理アドレスSA、LLCフレームの送信先論理アドレスDSAP、送信元論理アドレスSSAP及びフレーム種別データCNTを利用して、他のフレームを指定し、それにより指定された通信制御部に於いて折り返す制御手段も提案されている(例えば、特許文献3参照)。
又HSD回線を介して接続した伝送装置間で、64マルチフレーム構成のHSDフレーム伝送を行い、伝送装置とコンバータを介してユーザネットワークとを接続し、コンバータによりHSDフレームとパケットとの変換を行う伝送制御システムに於いて、マルチフレームの中のステータス情報中のLOOP2ビット(“1”)により折り返しループを形成することを指示し、伝送装置からコンバータにはLOOP2パケットを送出し、コンバータは、これを検出して、伝送装置側への折り返しループを形成し、且つこのコンバータに伝送装置を介して対向する相手側のコンバータに折り返しループ形成中を通知する手段が知られている(例えば、特許文献4参照)。
又一方と他方との伝送装置間でフレーム伝送を行う伝送システムに於いて、一方の伝送装置は、MAC(Media Access Control)フレームの特定の領域に特定のコードを割り当てたループ制御要求フレームを、他方の伝送装置に送信し、ループ制御フレームを受信した伝送装置は、折り返しループを形成して、ループ制御応答フレームを返送し、一方の伝送装置は、ループ制御応答フレームを受信して、他方の伝送装置に試験フレームを送信し、折り返しループにより返送された試験フレームをチェックして正常か否かを判定し、その後、一方の伝送装置から他方の伝送装置へループ解除要求フレームを送信することにより、他方の伝送装置の折り返しループを元に戻して、ループ解除応答フレームを送信する手段が提案されている(例えば、特許文献5参照)。
特開昭54−39533号公報 特開昭56−91549号公報 特開平6−121005号公報 特開2003−143227号公報 特開2005−203914号公報
複数の伝送装置間を接続した伝送システムに於いて、前述のように、正常性の確認や障害発生時の切り分け等の為に、伝送装置間で折り返し試験を行う手段を設ける場合が一般的であり、その場合の折り返し試験の制御手順のミス等により、伝送装置から折り返し試験ルート以外の端末装置側へ送出されると、異常データ伝送となり、障害発生と誤認される問題がある。そこで、制御手順を、例えば、図7に示すような大規模サーバ等によるオペレーションシステム43を設けることにより、集中管理する手段が考えられるが、正常性試験の為としてのコストアップとなる問題がある。
又伝送制御システムとして、例えば、親局としての通信局から複数の子局としての通信局に対して、ディジタル中継網を介して同報通信する場合、親局と、親局から指定した子局との通信装置間で折り返しループ形成による正常性確認等の試験を行う場合、指定以外の子局の通信装置は正常な通信を継続可能とすることが必要である。しかし、前述の従来の技術では集中管理する大規模サーバ等による制御による場合が可能となるとしても、システムのコストアップが非常に大きくなる問題がある。
本発明は、前述の従来の問題点を解決するもので、親局としての通信局から複数の子局としての通信局に対してマルチフレーム構成で同報通信するシステムに於いて、指定した子局に対してのみ折り返し試験を実行し、他の子局に対する正常な通信状態を維持させることを目的とするものである。
本発明の伝送制御システムは、親局の通信局と複数の子局の通信局とをディジタル中継網を介して接続し、親局の通信局とディジタル中継網との間を、複数の子局の通信局に対するフレームを多重化したマルチフレーム構成として伝送し、ディジタル中継網と各子局の通信局との間を各子局の通信局対応のフレーム構成として伝送する伝送制御システムであって、親局の通信局は、マルチフレームの子局対応のフレーム位置のステータスビットにより、子局に対する制御指示を行う伝送装置を備え、子局の通信局は、ステータスビットを監視して、該ステータスビットによる制御指示に従った折り返しループ形成、ドロップ処理を行うと共に前記親局に対して、ステータスビットにより応答する伝送装置を備えている。
又親局の通信局と複数の子局の通信局とをディジタル中継網を介して接続し、親局の通信局とディジタル中継網との間を、複数の子局の通信局に対するフレームを多重化したマルチフレーム構成として伝送し、ディジタル中継網と各子局の通信局との間を各子局の通信局対応のフレーム構成として伝送する伝送制御システムであって、親局の通信局は、マルチフレームのフォーマットの未使用領域内のビット位置と子局とを対応付けて、該子局と対応付けたビットにより、子局に対する制御指示を行う伝送装置を備え、子局の通信局は、マルチフレームのフォーマットの未使用領域内の自子局割り当て位置のビットを監視して、該ビットによる制御指示に従った折り返しループ形成、ドロップ処理を行うと共に親局に対して前記ビットにより応答する伝送装置を備えている。
又本発明の伝送制御方法は、親局の通信局と複数の子局の通信局とをディジタル中継網を介して接続し、親局の通信局とディジタル中継網との間を、複数の子局の通信局に対するフレームを多重化したマルチフレーム構成として伝送し、ディジタル中継網と各子局の通信局との間を各子局の通信局対応のフレーム構成として、親局の通信局と子局の通信局との間で伝送制御する伝送制御方法であって、親局の通信局から、マルチフレームの子局対応のフレーム位置のステータスビットにより、子局に対する制御指示を行う制御過程と、子局の通信局は、ステータスビットを監視して、該ステータスビットによる制御指示に従った折り返しループ形成、ドロップ処理を行うと共に前記親局に対して、前記ステータスビットにより応答する制御過程とを含むものである。
又親局の通信局と複数の子局の通信局とをディジタル中継網を介して接続し、親局の通信局とディジタル中継網との間を、複数の子局の通信局に対するフレームを多重化したマルチフレーム構成として伝送し、ディジタル中継網と各子局の通信局との間を、各子局の通信局対応のフレーム構成として、親局の通信局と子局の通信局との間で伝送制御する伝送制御方法であって、親局の通信局から、マルチフレームのフォーマットの未使用領域内のビット位置と子局とを対応付けて、該子局と対応付けたビットにより、子局に対する制御指示を行う制御過程と、子局の通信局は、マルチフレームのフォーマットの未使用領域内の自子局割り当て位置のビットを監視して、該ビットによる制御指示に従った折り返しループ形成、ドロップ処理を行うと共に、親局に対して前記ビットにより応答する制御過程とを含むものである。
ステータスビット位置又はマルチフレームの未使用領域を利用して、複数の子局と対応付けたビットにより、親局の通信局から子局の通信局を指定して、折り返しループ形成やドロップ処理等の試験指示を行い、且つその指示に従った処理に応じた応答を親局の通信局で確認してから、試験データの伝送等を行うことにより、子局からのアナログ回線に試験データ等の不要な信号が送出されることを確実に阻止し、大規模サーバ等を設置することなく、子局の通信局の正常性確認等の試験処理を実行できる利点がある。
本発明の伝送制御システムは、図1を参照して説明すると、親局の通信局1と複数の子局の通信局2−1〜2−3とをディジタル中継網7を介して接続し、親局の通信局1とディジタル中継網7との間を、複数の子局の通信局2−1〜2−3に対するフレームを多重化したマルチフレーム構成として伝送し、ディジタル中継網7と各子局の通信局2−1〜2−3との間を各子局の通信局対応のフレーム構成として伝送する伝送制御システムであって、親局の通信局1は、マルチフレームの子局対応のフレーム位置のステータスビットにより、子局に対する制御指示を行う伝送装置3を備え、子局の通信局2−1〜2−3は、ステータスビットを監視して、該ステータスビットによる制御指示に従った折り返しループ形成、ドロップ処理を行うと共に前記親局に対して、ステータスビットにより応答する伝送装置5−1〜5−3を備えている。
又本発明の伝送制御方法は、親局の通信局1と複数の子局の通信局2−1〜2−3とをディジタル中継網7を介して接続し、親局の通信局1とディジタル中継網7との間を、複数の子局の通信局2−1〜2−3に対するフレームを多重化したマルチフレーム構成として伝送し、ディジタル中継網7と各子局の通信局2−1〜2−3との間を各子局の通信局対応のフレーム構成として、親局の通信局1と子局の通信局2−1〜2−3との間で伝送制御する伝送制御方法であって、親局の通信局1から、マルチフレームの子局対応のフレーム位置のステータスビットにより、子局に対する制御指示を行う制御過程と、子局の通信局2−1〜2−3は、ステータスビットを監視して、該ステータスビットによる制御指示に従った折り返しループ形成、ドロップ処理を行うと共に前記親局に対して、前記ステータスビットにより応答する制御過程とを含むものである。
図1は、本発明の実施例1の伝送制御システムの説明図であり、1は親局の通信局、2−1,2−2,2−3は子局の通信局、3,5−1,5−2,5−3は伝送装置、4,6−1,6−2,6−3は端末装置、7はディジタル中継網を示す。端末装置4,6−1〜6−3はアナログ信号を処理する機能を有するもので、伝送装置3,5−1〜5−3との間はアナログ回線により接続されている。又伝送装置3は、A/D変換及びD/A変換手段と、マルチフレーム送受信処理手段、折り返し試験等の試験制御手段とを含み、伝送装置5−1〜5−3は、A/D変換及びD/A変換手段とフレーム送受信手段と、折り返し試験等を実行する試験制御手段とを含むもので、ディジタル中継網7を介してHSD回線により接続されている。このディジタル中継網7は、伝送装置間の専用線中継網を構成すると共に、伝送装置3からのマルチフレームのデータを、伝送装置5−1〜5−3対応のフレームとして分配送出する構成及び伝送装置5−1〜5−3からのフレームを多重化して伝送装置3に送出する構成を含むものである。又伝送装置3とディジタル中継網7との間のHSD(High Speed Digital)回線を、例えば6Mbpsの伝送速度とし、ディジタル中継網7と各伝送装置5−1〜5−3との間のHSD回線を、例えば384kbpsの伝送速度とする。なお、子局の通信局2−1〜2−3は、3局の場合を図示しているが、実際には、更に多数設置されるものである。
親局の通信局1の伝送装置3は、端末装置4からのアナログ信号をディジタル信号に変換し、且つディジタル中継網7を介して接続された子局の通信局2−1〜2−3に対して送信するそれぞれ同一のディジタル信号として複製し、通信局2−1〜2−3対応のフレームをマルチフレーム構成として、ディジタル中継網7に送出する。ディジタル中継網7は、マルチフレームを、子局2−1〜2−3の伝送装置5−1〜5−3対応に分離して中継送出する。例えば、伝送装置3からa,b,cで示すマルチフレームのデータを、伝送装置5−1〜5−3対応のフレームa,b,cにそれぞれ分離して送出する。又伝送装置5−1〜5−3からのフレームd,e,fを多重化したマルチフレーム構成で、伝送装置3に送出する。
親局の通信局1は、一斉同報通信データを子局の通信局2−1〜2−3に対して、マルチフレーム構成としてHSD回線により送信する。ディジタル中継網7は、通信局1からのマルチフレームを子局対応のフレームに分離して、各子局の通信局2−1〜2−3対応の伝送装置5−1〜5−3にHSD回線を介して送信する。例えば、各子局を各地に分散配置したラジオ放送設備とし、親局を放送元として、親局の通信局1からHSD回線とディジタル中継網7とを介してラジオ放送ディジタルデータを送信し、ディジタル中継網7により各子局対応のフレームに分離してHSD回線を介して子局の通信局2−1〜2−3に送信する。各子局の通信局2−1〜2−3に於いては、受信した放送ディジタルデータをアナログ信号に変換して、図示していない無線送信機から同一内容のラジオ放送を行う放送システムを構成することができる。このような放送システムを含む各種のマルチフレーム伝送システムに於いて、増設した通信局の運用開始前の正常性の確認や、運用状態になっている通信局に於ける放送休止時間内の正常性の確認等を実行する場合、試験データがアナログ回線側に漏出しないようにして、折り返し試験等を行うもので、マルチフレームのステータスビットや未使用ビット等を利用して、各種試験の指示及びその指示に従った処理結果の応答を行うものである。
図2は、フレーム構成の説明図であり、(A)はタイムスロットTS1〜TS98と同期ビットFとを示し、各タイムスロットは8ビット構成であり、又同期ビットFは5ビット構成であって、合計で789ビット構成とした場合を示す。又タイムスロットTS97,TS98は、それぞれ#1〜#4のS1〜S4として示すように合計16ビット構成のST(ステータス)ビットであり、又同期ビットFは、拡大して示すように、F1〜F5の5ビット構成で、マルチフレームMF番号(MFNo)1〜4対応のパターンを有するものである。又(B)は主信号チャネルとタイムスロットTSとの関係を示すもので、1チャネルは、6タイムスロットTSにより構成され、主信号部分は、1〜90タイムスロットを用いた15チャネル分(項(1)〜(15))として配置された場合を示す。
図3は、図1に示す伝送装置3,5−1〜5−3のそれぞれの要部を示すもので、21は伝送装置、22はアナログ/ディジタル変換部、23はディジタル/アナログ変換部、24はディジタル処理部、25はHSDフレーム終端部、26は試験制御部、27は複製処理部、28は選択処理部、29は試験機能部を示す。アナログ回線からのアナログ信号を、アナログ/ディジタル変換部22によりディジタル信号に変換してディジタル処理部24に転送し、又ディジタル処理部24からのディジタル信号を、ディジタル/アナログ変換部23によりアナログ信号に変換してアナログ回線に送出する。
又ディジタル処理部24の複製処理部27は、親局の通信局1の伝送装置3(図1参照)に於いては、ディジタル信号を子局対応に複製してマルチフレームを構成する機能を含み、子局の通信局2−1〜2−3の伝送装置5−1〜5−3に於いては、子局対応のフレーム受信を行うから、複製処理部21の機能を含まないことになる。又試験機能部29は、試験制御部26により制御されて、親局の伝送装置3側では、折り返し指示、折り返し復旧指示、折り返し試験データのチェック等を行う機能を含み、子局の伝送装置5−1〜5−3側では、折り返し指示に従って折り返しループを形成し、折り返し復旧指示に従って、正常伝送状態に復帰し、又ドロップ指示等のそれぞれの制御指示に従った処理結果の応答送出等を行う機能を含むものである。又HSDフレーム終端部25は、HSD回線とディジタル処理部24との間のインタフェース機能と、試験制御部26との間で必要なデータ等の転送処理を行う機能とを含むものである。
例えば、図1に於いて、親局の通信局1と、子局の通信局2−2,2−3との間で運用中に、子局の通信局2−1を新たにディジタル中継網7にHSD回線を介して接続した場合、親局の通信局1と子局の通信局2−1との間で正常な通信が可能か否かを試験するものであり、親局の伝送装置3から子局の伝送装置5−1に対するフレームのSTビット(図2の(A)参照)により折り返しループ形成指示、ドロップ指示、元の状態に復帰する指示等を行い、且つそれぞれの指示内容に対応する処理結果の応答を、STビットにより伝送装置3に送出する。例えば、STビットのS2ビットを“1”としてループ形成指示、S3ビットを“1”としてドロップ指示、それぞれ“0”として、復旧指示とすることができる。又STビットのS4ビットを“1”としてインサート状態表示とし、試験信号挿入状態を通知することができる。
従って、STビットを例えば伝送装置21の試験制御部26に於いて常時監視し、親局の通信局1から子局の通信局2−1〜2−3に対する正常性試験等を、子局に割り当てたフレームのSTビットのS2ビットを“1”として、折り返しループ形成指示を行うことにより、試験制御部26から試験機能部29を制御して折り返しループを形成し、HSD回線からのディジタル信号を変換したアナログ信号がアナログ回線に漏出しないように制御すると共に、STビットを“1”として、親局の通信局1に対して折り返しループ形成応答を送出することができる。同様に、ドロップ指示やそれぞれの復旧指示に従った処理を行い、親局の通信局1へ応答することができる。
図4及び図5は、本発明の実施例2のマルチフレームの説明図であり、64マルチフレームについてMFNo1〜64として縦軸方向に示す。又FSはマルチフレーム同期ビットを示し、括弧をつけた(FS)は受信側では無視する同期ビットを示す。又マルチフレーム番号(MFNo)50〜55(図5参照)は、現在未使用のビットであり、これらを利用し、丸付き数字の1〜15にそれぞれ付加した−1〜−6で示す合計90ビットを選択して、“1”として折り返しループ形成を指示し、“0”として折り返しループ解除を指示することができる。折り返しループ形成を指示された伝送装置は、折り返しループを形成し、指示されたビット位置に対応するビットを“1”として応答することができる。それにより、親局の通信局1から指定した子局の通信局2−1〜2−3の何れかに対応するマルチフレーム番号(MFNo)50〜55のビット位置により、正常性試験の為の折り返しループ形成の指示や解除の指示を行うことができる。又子局の通信局2−1〜2−3は、親局の通信局1からの指示ビットに対応するビットにより応答を送出することができる。
又マルチフレーム番号(MFNo)42〜47は、TRACEと称される領域であり、前述のマルチフレーム番号(MHNo)50〜55と同様に、その領域内のビット位置と子局の通信局2−1〜2−3(図1参照)とを対応付けて、親局の通信局1から子局の通信局2−1〜2−3を選択指定し、折り返しループ形成指示、復旧指示、ドロップ指示等を行うと共に、親局の通信局1に対する応答を行うことができる。
又マルチフレーム番号(MFNo)58〜63は、UNRと称される領域であり、前述と同様に、その領域内のビット位置と子局の通信局2−1〜2−3とを対応付けて、親局の通信局1から子局の通信局2−1〜2−3を選択指定し、折り返しループ形成指示、復旧指示、ドロップ指示を行うと共に、親局の通信局1に対する応答を行うことができる。従って、大規模サーバ等を設けることなく、親局の通信局1から子局の通信局2−1〜2−3を選択指定して、正常性の試験を行うことができる。
本発明の実施例1の伝送制御システムの説明図である。 本発明の実施例1のフレームフォーマットの説明図である。 本発明の実施例1の伝送装置の説明図である。 本発明の実施例2のマルチフレームフォーマットの説明図である。 本発明の実施例2のマルチフレームフォーマットの説明図である。 従来例の折り返しループ形成の説明図である。 従来例の折り返しループ形成の説明図である。
符号の説明
1 親局の通信局
2−2〜2−3 子局の通信局
3,5−1〜5−3 伝送装置
4,6−1〜6−3 端末装置
7 ディジタル中継網
21 伝送装置
22 アナログ/ディジタル変換部
23 ディジタル/アナログ変換部
24 ディジタル処理部
25 HSDフレーム終端部
26 試験制御部
27 複製処理部
28 選択処理部
29 試験機能部

Claims (4)

  1. 親局の通信局と複数の子局の通信局とをディジタル中継網を介して接続し、前記親局の通信局と前記ディジタル中継網との間を前記複数の子局の通信局に対するフレームを多重化したマルチフレーム構成として伝送し、前記ディジタル中継網と前記各子局の通信局との間を各子局の通信局対応のフレーム構成として伝送する伝送制御システムに於いて、
    前記親局の通信局は、前記マルチフレームの前記子局対応のフレーム位置のステータスビットにより前記子局に対する制御指示を行う伝送装置を備え、
    前記子局の通信局は、前記ステータスビットを監視して、該ステータスビットによる制御指示に従った折り返しループ形成、ドロップ処理を行うと共に前記親局に対して前記ステータスビットにより応答する伝送装置を備えた
    ことを特徴とする伝送制御システム。
  2. 親局の通信局と複数の子局の通信局とをディジタル中継網を介して接続し、前記親局の通信局と前記ディジタル中継網との間を前記複数の子局の通信局に対するフレームを多重化したマルチフレーム構成として伝送し、前記ディジタル中継網と前記各子局の通信局との間を各子局の通信局対応のフレーム構成として伝送する伝送制御システムに於いて、
    前記親局の通信局は、前記マルチフレームのフォーマットの未使用領域内のビット位置と前記子局とを対応付けて、該子局と対応付けたビットにより前記子局に対する制御指示を行う伝送装置を備え、
    前記子局の通信局は、前記マルチフレームのフォーマットの未使用領域内の自子局割り当て位置のビットを監視して、該ビットによる制御指示に従った折り返しループ形成、ドロップ処理を行うと共に前記親局に対して前記ビットにより応答する伝送装置を備えた
    ことを特徴とする伝送制御システム。
  3. 親局の通信局と複数の子局の通信局とをディジタル中継網を介して接続し、前記親局の通信局と前記ディジタル中継網との間を前記複数の子局の通信局に対するフレームを多重化したマルチフレーム構成として伝送し、前記ディジタル中継網と前記各子局の通信局との間を各子局の通信局対応のフレーム構成として、前記親局の通信局と前記子局の通信局との間で伝送制御する伝送制御方法に於いて、
    前記親局の通信局から、前記マルチフレームの前記子局対応のフレーム位置のステータスビットにより前記子局に対する制御指示を行う制御過程と、
    前記子局の通信局は、前記ステータスビットを監視して、該ステータスビットによる制御指示に従った折り返しループ形成、ドロップ処理を行うと共に前記親局に対して前記ステータスビットにより応答する制御過程とを
    含むことを特徴とする伝送制御方法。
  4. 親局の通信局と複数の子局の通信局とをディジタル中継網を介して接続し、前記親局の通信局と前記ディジタル中継網との間を前記複数の子局の通信局に対するフレームを多重化したマルチフレーム構成として伝送し、前記ディジタル中継網と前記各子局の通信局との間を各子局の通信局対応のフレーム構成として、前記親局の通信局と前記子局の通信局との間で伝送制御する伝送制御方法に於いて、
    前記親局の通信局から、前記マルチフレームのフォーマットの未使用領域内のビット位置と前記子局とを対応付けて、該子局と対応付けたビットにより前記子局に対する制御指示を行う制御過程と、
    前記子局の通信局は、前記マルチフレームのフォーマットの未使用領域内の自子局割り当て位置のビットを監視して、該ビットによる制御指示に従った折り返しループ形成、ドロップ処理を行うと共に前記親局に対して前記ビットにより応答する制御過程とを
    含むことを特徴とする伝送制御方法。
JP2008150298A 2008-06-09 2008-06-09 伝送制御システム及び伝送制御方法 Active JP4589985B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH05167549A (ja) * 1991-12-16 1993-07-02 Mitsubishi Electric Corp 時分割多重通信システムにおける制御情報伝送方式
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