JP3017956B2 - 飛行場管制支援システム - Google Patents

飛行場管制支援システム

Info

Publication number
JP3017956B2
JP3017956B2 JP9073535A JP7353597A JP3017956B2 JP 3017956 B2 JP3017956 B2 JP 3017956B2 JP 9073535 A JP9073535 A JP 9073535A JP 7353597 A JP7353597 A JP 7353597A JP 3017956 B2 JP3017956 B2 JP 3017956B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
aircraft
unit
information
route
collision
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP9073535A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH10269500A (ja
Inventor
格一 塩見
悦子 織田
誠一郎 田中
恵一郎 中上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Toshiba Corp
Oki Electric Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp, Oki Electric Industry Co Ltd filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP9073535A priority Critical patent/JP3017956B2/ja
Priority to US09/047,310 priority patent/US6144915A/en
Publication of JPH10269500A publication Critical patent/JPH10269500A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3017956B2 publication Critical patent/JP3017956B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G08SIGNALLING
    • G08GTRAFFIC CONTROL SYSTEMS
    • G08G5/00Traffic control systems for aircraft, e.g. air-traffic control [ATC]
    • G08G5/06Traffic control systems for aircraft, e.g. air-traffic control [ATC] for control when on the ground
    • G08G5/065Navigation or guidance aids, e.g. for taxiing or rolling
    • GPHYSICS
    • G08SIGNALLING
    • G08GTRAFFIC CONTROL SYSTEMS
    • G08G5/00Traffic control systems for aircraft, e.g. air-traffic control [ATC]
    • G08G5/0073Surveillance aids
    • G08G5/0082Surveillance aids for monitoring traffic from a ground station

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、飛行場において、
航空機が安全に航行できるようにパイロットに対する管
制指示を自動化し、管制負荷並びにパイロットの交信負
荷を軽減する飛行場管制支援システムに関する。
【0002】
【従来の技術】現行の飛行場管制にあっては、管制官が
個々の航空機を目視し、個別に指示を行っている。特
に、管制官と航空機間の通信は電波を利用して行ってお
り、一人の管制官が一つの固定周波数を使用している。
このため、管制官が一度に応答できる航空機は1機に限
定されてしまい、他の航空機側から指示の要求があって
も担当管制官が応答できないことがある。この場合は、
その航空機は応答があるまで待機しなければならない。
【0003】このように従来の飛行場管制では、管制指
示を常にタイムリーに行うことができないため、運行効
率が悪く、適切な指示を瞬時に行うことができないとい
った問題点がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】以上述べたように従来
の飛行場管制では、管制指示を常にタイムリーに行うこ
とができないため、運行効率が悪く、適切な指示を瞬時
に行うことができないといった問題点がある。
【0005】本発明は、上記の問題を解決し、パイロッ
トが必要とするタイミングで航行のための情報をタイム
リーに与えて航空機を効率的に運行させることができ、
さらに、航行が危険な方向であることをシステムが自動
的に判断してその航空機を安全かつ確実に停止・減速さ
せることのできる飛行場管制支援システムを提供するこ
とを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに本発明は、以下のように構成される。 (1)空港面における航空管制を支援する飛行場管制支
援システムにおいて、当該空港を利用する全ての航空機
の位置情報を検出する位置検出部と、当該空港の主要な
座標点を含む空港面情報を格納する空港面情報格納部
と、予め空港を利用する全ての航空機の主要な機種情報
を航空機情報として格納する航空機情報格納部と、前記
位置検出部、空港面情報格納部、航空機情報格納部から
必要な情報を選択的に取り出し、最適経路を計算する経
路決定部と、前記航空機に搭載され、前記経路決定部で
得られた最適経路を提示する経路指示部とを具備する。
【0007】(2)(1)の構成において、さらに、前
記位置検出部、空港面情報格納部、航空機情報格納部か
ら必要な情報を選択的に取り出し、全航空機の座標・進
行方向から、前記経路決定部で得られる候補となる経路
について航空機が走行中に常時衝突可能性を計算し、航
空機の取るべき運航方法を判断する衝突判断部と、前記
航空機に搭載され、前記衝突判断部で得られた衝突可能
性の情報を識別して警告を提示する警告指示部とを備え
る。
【0008】(3)(2)の構成において、さらに、航
空機側の操縦制御動作を監視し、前記経路決定部で得ら
れる最適経路及び衝突判断部で得られる衝突可能性の情
報に照らし合わせ、操縦制御動作が誤動作か否かを確認
する制御動作確認部と、この制御動作確認部で誤動作を
確認したとき前記航空機の走行を減速または停止させる
自動制御部と、航空機の動作状態、パイロットから入力
された情報並びに航空機に対する経路指示情報や衝突可
能性情報等を確認のため表示する管制情報表示部を備え
る。
【0009】(4)(1)の構成において、前記経路決
定部は、前記空港面をグラフ化してグラフの探索を行っ
て最適経路を決定する。 (5)(1)の構成において、前記経路決定部は、予め
決められたプロダクションルールに基づいて推論を行っ
て最適経路を決定する。
【0010】(6)(2)の構成において、前記衝突判
断部は、2航空機の座標及び進行方向を入力とし、2航
空機間の距離を計算し、距離が基準より近くかつ進行方
向が対向している場合に衝突可能性があると判断する。
【0011】(7)(2)の構成において、前記経路決
定部は、前記空港面をグラフ化してグラフの探索を行っ
て最適経路を決定し、前記衝突判断部は、前記経路決定
部で作成されるグラフのコストから衝突可能性があると
判断する。
【0012】(8)(2)の構成において、さらに、航
空機に搭載され、空港面誘導に関する指示要求を入力す
る要求情報入力部を備え、前記経路決定部及び衝突判断
部は前記要求情報入力部からの要求に応じて最適経路及
び衝突可能性の情報を航空機側に送出する。
【0013】(9)(2)の構成において、さらに前記
位置検出部、空港面情報格納部、航空機情報格納部から
必要な情報を選択的に取り出し、全航空機の座標・進行
方向から、前記経路決定部で得られる最適経路について
衝突可能性の計算並びに航空機の取るべき安全な走行方
法を判断する衝突判断部に係る知識情報を蓄積する知識
情報格納部と、この知識情報格納部に知識情報を入力す
る知識入力部を備える。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を詳細に説明する。図1は本発明に係る飛行場
管制支援システムの全体構成を示すものである。本シス
テムは、航空機側に搭載される機上支援装置Aと管制施
設側に配備される管制支援装置Bとに大別される。
【0015】機上支援装置Aは、要求情報入力部A1、
送受信部A2、指示情報出力部A3、操縦動作制御部A
4から構成される。要求情報入力部A1は、パイロット
が管制側に要求する指示情報(以下、指示要求情報)を
入力するためのもので、例えばディスプレイに装着され
たタッチパネル、キーボード、マウス、トラックボー
ル、マイクロフォン等を用いて、パイロットの操作ある
いは発話によって入力される指示要求情報をシステム内
部表現に変換する。この入力情報は送受信部A2により
指示出力要求として管制支援装置Bに送出される。
【0016】指示情報出力部A3は、経路指示部A31
及び警告指示部A32を備え、送受信部A2を通じて管
制支援装置Bから送られてくる本システムの出力、すな
わち最適な経路及び警告をパイロットに提示するための
もので、管制支援装置Bからの情報をパイロットの理解
しやすい表現に変換し、ディスプレイや警報装置等に出
力する。
【0017】ここで、経路指示部A31は、管制支援装
置Bで決定された最適経路情報を入力し、その経路をデ
ィスプレイ(図示せず)等に適宜表示する。また、警告
指示部A32は、管制支援装置Bで得られた警告及び制
御情報を入力し、それをGUI(グラフィカル・ユーザ
・インターフェース)、音声等によりパイロットに理解
しやすい表現に変換して提示する。
【0018】操縦動作制御部A4は、パイロットの操縦
情報、送受信機A2を通じて管制支援装置Bから送られ
てくる操縦動作制御情報に従って、航空機の走行動作を
制御する。その動作情報は送受信部A2を通じて管制支
援装置Bに送られる。
【0019】一方、管制支援装置Bは、情報収集のため
に、位置検出部B1、空港面情報格納部B2、航空機情
報格納部B3を備える。位置検出部B1は、空港を利用
する全ての航空機位置情報(便名、座標、方向)をGP
S等を利用して検出する。空港面情報格納部B2は、予
め空港面に関する情報(例えば空港面の主要な座標点)
を格納し、定期的あるいは出力要求がある度に、対応す
る格納情報を出力する。航空機情報格納部B3は、予め
空港面内及び離発着する航空機に関する情報(機種によ
る違いなど)を格納し、定期的に(あるいは出力要求が
ある度に)格納されている情報を出力する。
【0020】上記位置検出部B1、空港面情報格納部B
2、航空機情報格納部B3は、それぞれ位置情報、格納
情報を新しい情報が入力された場合に更新する。これら
の位置情報、空港面情報、航空機情報は知識処理部B4
に送られる。また、この知識処理部B4には、機上支援
装置Aの送受信部A2から送出される指示出力要求が送
受信部B5を介して入力される。
【0021】この知識処理部B4は、位置情報、空港面
情報、航空機情報、航空機からの指示要求情報を入力と
して、各航空機の最適な経路及び衝突可能性を判断する
もので、知識情報格納部B41、経路決定部B42及び
衝突判断部B43、知識入力部B44を備える。
【0022】知識情報格納部B41は、知識入力部B4
4を介して入力される経路決定に必要なルールや重み等
のパラメータ等の知識情報を格納する。経路決定部B4
2は、位置情報、空港面情報、航空機情報、航空機から
の指示出力要求情報を入力し、知識情報格納部B41に
格納されるルールやパラメータ情報を基に各航空機毎に
最適な経路を計算し、送受信部B5を通じて機上支援装
置A内の経路指示部A31に送出する。ここで、経路計
算の際に経路中に障害物があることが判別された場合に
は、衝突判断部B43に障害物情報を出力する。
【0023】衝突判断部B43は、経路決定部B42か
らの障害物情報、航空機からの指示要求情報を入力し、
全ての衝突可能性を計算し判断して、送受信部B5を通
じて機上支援装置A内の警告指示部A32に送出する。
【0024】また、上記経路決定部B42及び衝突判断
部B43で得られた最適経路情報及び衝突可能性情報
は、送受信部B5を通じて送られてくる機上支援装置A
における操縦動作制御部A4の制御動作情報と共に制御
動作確認部B6に送られる。
【0025】この制御動作確認部B6は、航空機の操縦
制御動作について、最適経路、衝突可能性の各情報から
適性か否かを判断し、誤った制御動作があった場合には
自動制御部B7に誤動作情報を送り、自動制御に処理を
移すものである。
【0026】この自動制御部B7は、制御動作確認部B
6から誤動作情報が入力された場合、送受信部B5を通
じて機上支援装置A内の操縦動作制御部A4に適正な操
縦作制御情報を送出すると共に、警告指示部A32にそ
の制御情報を送出して、パイロットにその旨を通知する
ものである。
【0027】管制表示部B8は、送受信部B5を介して
受信又は送出された航空機の動作状態、パイロットから
入力された情報並びに航空機に対する経路指示情報や衝
突可能性情報等を表示する。
【0028】上記構成において、以下、図2乃至図7に
示すフローチャートを参照して、それぞれの機能ブロッ
クの処理内容を説明する。尚、図2乃至図7では、例え
ば処理1と処理2の並列処理は図8(a)に示すように
表記し、処理1のn−m回の繰り返し処理は図8(b)
に示すように表記する(処理1、処理2は、それぞれ任
意の処理、判断、繰り返しを意味する)。すなわち、図
8(b)の処理内容は図8(c)に示す流れと等価であ
る。
【0029】まず、機上支援装置Aにおける要求情報入
力部11の入力方法としては、例えば音声入力と画面選
択入力が考えられる。音声により入力を行う場合、音声
認識装置でパイロットの発話内容を分析し、その分析結
果を入力情報とする。この場合、パイロットの発話内容
は、確認のためディスプレイに表示する。また、画面か
ら選択入力を行う場合、画面に発話の候補を表示し、パ
イロットがいずれか一つを選択できるようにする。勿
論、両者を併用してもよい。
【0030】一方、管制支援装置Bにおいて、位置検出
部B1では、例えば図2に示すような手順によって位置
情報を検出する。図2において、まず、任意の航空機に
番号i(i=1〜n:nは航空機数)を割り当て(ステ
ップa1)、該当する便名(answer 1)を識別し(ステ
ップa2)、航空機情報格納部B3にその便名が存在す
るか否かを判断し(ステップa3)、存在する場合には
その便名を取り込む(ステップa4)。
【0031】続いて、GPSシステム等を用いて当該航
空機iの座標(answer 2)を取得し(ステップa5)、
空港面情報格納部B2にその座標が存在するか否かを判
断し(ステップa6)、存在する場合にはその座標を取
り込む(ステップa7)。
【0032】さらに、当該航空機iの進行方向(answer
3)を識別し(ステップa8)、空港面情報格納部B2
の格納情報と矛盾のない方向か否かを判断し(ステップ
a9)、矛盾がなければその進行方向の情報を取り込む
(ステップa10)。
【0033】上記ステップa2,a3,a5,a6,a
8,a9において、結果が得られない場合には、該当航
空機iの位置情報をエラー(error )として登録するス
テップa11)。以後、上記ステップa1〜a11の処
理を繰り返し、n台の航空機について位置情報を検出す
る。
【0034】次に、知識処理部B4における経路決定部
B42及び衝突判断部B43をコンピュータ上のソフト
ウェアによって実現する場合を例にとって説明する。ま
ず、経路決定部B42について、グラフ化した空港面を
探索して経路を決定する場合を例にとって説明する。
【0035】その機能としては、以下のような例が考え
られる。空港面を例えば図9に示すような無向グラフで
表現する。この無向グラフにおいて、頂点は、全ての空
港面の経路が交差する点を含む空港面上の任意の点であ
る。各頂点を結ぶ辺は空港面の経路であり、双方向で重
みづけされる。各航空機について、個々にグラフの重み
付けを行い、幅優先探索によりコストが最も低い経路を
選択する。
【0036】具体例として、図10及び図11に出発
機、到着機のグラフを時系列順に並べ、コストに従って
最適経路を辿っていく様子を示す。ここで、図10はス
テップ1からステップ3を示し、図11はステップ4か
らステップ9を示す。図中の数字はコストを示す。ま
た、出発機はグラフ上の第1スポットから離陸待機位置
に移動し、到着機はタクシーウェイ入口位置から第2ス
ポットに移動するものとする。
【0037】上記の重み付けの方法としては、まず、障
害物(以降、当該航空機以外の航空機等を障害物と呼
ぶ)の存在を無視して、当該航空機にとっての「最短経
路」のコストを最小に設定する。この最短経路は、以下
のようなルールによって決定する。この方法により決定
されるコストを「経路コスト」とする。
【0038】(1)出発機の場合、現在地から最も近い
Ρapaからタクシーウェイに出る。 (2)到着機の場合、スポットに最も近いPapaから
インナーに入る。 (3)機体の重さを考慮し、可能な限り手前のインタセ
クションから滑走路に進入する。 (4)出発機より到着機を優先とする(図10のステッ
プ3参照)。
【0039】障害物が存在した場合、障害物の進行方向
の前方に、当該航空機との距離に応じてコストを加算す
る。このコストを「障害物コスト」とする。障害物のあ
る頂点、障害物の進行方向すぐ手前の頂点には、閾値以
上の障害物コストを加算する。
【0040】個々の航空機については一定の深さで幅優
先探索を行うが、その深さの中に閾値以上のコストを持
つ頂点が存在する場合には、衝突判断部B43にその頂
点を通知する。
【0041】上記頂点の近傍に障害物が存在すると衝突
判断部B43が判断した場合、2航空機における当該頂
点のコストを比較し、コストが低い航空機が優先権を持
つものとする(通常は到着機)。当該頂点のコストが高
かった航空機については、そのコストに応じて、待機さ
せるかあるいは他の経路を選択する。
【0042】出発機と到着機では、それぞれ異なる順方
向と逆方向が存在するので、順方向には低いコストを、
逆方向には高いコストをつける。出発機に対しては着陸
機用経路、他機のスポットなど、到着機に対しては滑走
路進入口など、進入不可能な頂点には閾値以上のコスト
を設定する。
【0043】具体的な処理手順を図3に示す。図3にお
いて、まず、位置情報、空港面情報、航空機情報を取得
し(ステップb1)、空港面グラフを作成し(ステップ
b2)、経路コストを付加した後(ステップb3)、障
害物コストを加算する(ステップb4)。
【0044】続いて、探索の深さi(i=1〜n)、深
さiの頂点数j(j=1〜m)それぞれについて、頂点
jのコストが閾値を越えるか否かを判断し(ステップb
7)、越えた場合はそのままとし、越えない場合には現
在の頂点と頂点nを衝突判断部172に通知する(ステ
ップb8)。
【0045】上記のステップb5〜b8の処理を繰り返
し行った後、コスト最短の経路を最適経路とし、この最
適経路を経路指示部A31に通知する。次に、衝突判断
部B43について、上記グラフのコストを利用して衝突
可能性を判断する場合を例にとって説明する。
【0046】その機能としては、以下のような例が考え
られる。上記経路決定部B42から、当該航空機のある
頂点と、閾値以上のコストを持つ頂点を入力し、その頂
点の近傍に障害物があるか確認し、障害物がある場合に
は、衝突可能性を出力する。
【0047】具体的な処理手順を図4に示す。図4にお
いて、まず、経路決定部B42からの頂点を入力し(ス
テップc1)、2頂点の上に航空機が存在するか否かを
判断し(ステップc2)、存在しない場合には(N)処
理を終了する。存在する場合には(Y)、さらに方向が
対面しているか否かを判断し(ステップc3)、対面し
ていない場合には(N)処理を終了し、対面している場
合には(Y)衝突可能性を警告指示部122に通知し
(ステップc4)、衝突可能性を制御動作確認部B6に
通知する(ステップc5)。
【0048】次に、制御動作確認部B6をコンピュータ
上のソフトウェアによって実現する場合を例にとって説
明する。その機能としては、以下のような例が考えられ
る。
【0049】制御動作情報として、当該航空機の便名、
現在地、進行方向、速度を入力し、操縦動作情報と最適
経路及び衝突可能性を比較して、くいちがいがある場合
は、誤動作信号を送出して自動制御部B7に処理を移
す。
【0050】具体的な処理手順を図5に示す。図5にお
いて、並列的に、経路決定部171から最適経路の情報
を取得し(ステップd1)、衝突判断部B43から衝突
可能性の情報を取得し(ステップd2)、操縦動作制御
部A4から航空機の操縦動作の情報を取得する(ステッ
プd3)。
【0051】続いて、航空機が進行可能領域上を進行し
ているか否かを判断し(ステップd4)、続いて航空機
の操縦動作が警告に従っているか否かを判断する(ステ
ップd5)。ここで、進行可能領域上を進行していな
い、あるいは警告に従っていない場合には誤動作信号を
出力する(ステップd6)。
【0052】次に、自動制御部B7をコンピュータ上の
ソフトウェアによって実現する場合を例に取り説明す
る。自動制御部B7の機能として、以下のような例が考
えられる。
【0053】誤動作信号として、当該航空機の速度、障
害物までの距離の情報を取得するものとし、誤動作信号
を受けた場合には、当該航空機の速度と障害物までの距
離に応じて、停止・徐行命令を操縦動作制御部A4に送
る。同時に、行った制御命令の内容を警告指示部A32
に通知して、当該警告指示部A32に適宜表示させるこ
とにより、パイロットに現在の状況を把握させる。
【0054】具体的な処理手順を図6に示す。図6にお
いて、まず、誤動作信号から判断して速度が大であるか
否かを判断し(ステップe1)、大でなければ(N)コ
ストが大であるか否かを判断し(ステップe2)、大で
なければ(N)コストが増加しているか否かを判断し
(ステップe3)、増加しなければ(N)減速するよう
に操縦動作制御部A4に指示を出す。
【0055】また、各ステップe1〜e3において、速
度大、コスト大、コスト増加であったとき(Y)、操縦
動作制御部A4を通じて航空機の走行を停止させる(ス
テップe5)。減速または停止制御を行った時は、制御
内容を示す情報を警告指示部A32に通知し、パイロッ
トに自動制御がなされたことを知らせる(ステップe
6)。
【0056】指示情報出力部A3の出力方法としては、
例えば全ての情報をディスプレイの画面に表示し、警告
時にはスピーカから警告音を鳴らすことが考えられる。
このうち、経路指示部A31の表示内容としては、
(1)空港面地図・全航空機の位置座標と方向、(2)
表示時における当該航空機の最適経路、(3)当該航空
機の進行可能領域等があげられる。
【0057】また、警告指示部A32による表示内容と
しては、(1)衝突可能性のある2航空機の警告表示、
(2)当該航空機に対して行われた制御内容等があげら
れる。尚、(1)衝突可能性のある航空機が当該航空機
を対象としている場合、及び(2)の表示が行われた場
合には、警告音を発することにより、パイロットに注意
を喚起する。
【0058】したがって、上記構成による飛行場管制支
援システムは、パイロットが必要とするタイミングで航
行のための情報を夕イムリーに与えることができ、これ
によって航空機を効率的に運行させることができる。さ
らに、航行が危険な方向であることを自動的に判断し、
その航空機を停止・減速させる制御を行うことができ、
これによって航空機を安全に運行させることができる。
【0059】ところで、本発明は上記の実施形態に限定
されるものではない。例えば最適経路の計算方法とし
て、上記実施形態では空港面をグラフ化してグラフ上の
探索を行う方法について説明したが、プロダクシュンル
ールによる推論を行う方法も考えられる。この場合、経
路決定部B42は、(1)プロダクションルールの集
合、(2)作業記憶、(3)インタプリタの機能をもつ
構成となる。以下に図9を参照してそれぞれの機能につ
いて説明する。
【0060】(1)プロダクシュンルールの集合。 プロダクションルールの例をあげると、当該航空機が出
発機ならば、スポット→インナータクシーウェイ→目標
Papa→アウタータクシーウェイ→目標Whisky
→滑走路の順序で順方向に進行する。当該航空機が到着
機ならば、滑走路→アウタータクシーウェイ→目標Pa
pa→インナータクシーウェイ→目標スポットの順序で
順方向に進行する。当該航空機の前方に障害物があり、
進行方向が対向ならば停止する。
【0061】当該航空機が出発機であり、インナータク
シーウェイにいるならば、現在地から最も近いPapa
からアウタータクシーウェイに出る(目標Papaとす
る)。当該航空機が到着機であり、アウタータクシーウ
ェイにいるのならば、スポットに最も近いPapaから
インナータクシーウェイに入る(目標Papaとす
る)。
【0062】当該航空機が進入しようとしているPap
aに障害物がいる場合には手前で停止し、障害物がいな
い場合にはそのまま進行する。当該航空機が出発機であ
り、アウタータクシーウェイにいるのならば、機体の重
さを考慮し、可能な限り手前のインタセクションから滑
走路に進入する。前の航空機が離陸してから規定された
時間が経過していなければ離陸を待機し、経過していれ
ば離陸を開始する。
【0063】滑走路内に航空機が存在する場合には滑走
路横断を待機し、存在しない場合には滑走路横断を開始
する。 (2)作業記憶 問題の状況に関するデータベースであり、事実や状態の
集合を作業記憶と称する。本システムの場合、航空機情
報、地図情報が格納される。
【0064】さらに、航空機毎に、出発機・到着機の
別、現在の座標と場所(スポット、インナータクシーウ
ェイ、Papa、アウタータクシーウェイ、インタセク
ション、滑走路)、進行方向、目標Papa、目標イン
タセクション(出発機の場合)、目標スポット(到着機
の場合)、機体の重さ等の要素を持つ。
【0065】地図はセグメント(線分)の集合として表
現され、各セグメントは、航空機の有無、出発機・到着
機別の順方向等の要素を持つ。尚、一つのセグメントに
は一台の航空機しか存在できないものとする。Pap
a、滑走路は一つのセグメントで表現することにより、
衝突を回避する機能を持つものとする。また、滑走路は
上記セグメントの要素に加えて、最後に航空機が離陸し
た時間を要素に持つ。
【0066】(3)インタプリタ プロダクションルールの選択と実行を行うもので、推論
の方式には、照合・競合解消・行動のサイクルを繰り返
し、前向きに推論を行うデータ駆動型推論方式と、目標
が与えられ、目標達成のために必要な条件が満足するか
否かプロダクションルールを後ろ向きに適用する目標駆
動型推論方式が考えられる。
【0067】例えばデータ駆動型推論方式では、まず各
プロダクションルールの条件部を作業記憶と照合し、条
件部が満足したプロダクションルールを選び出す。続い
て、選び出されたプロダクションルールの中から実際に
実行するプロダクションルールを一つ選択して競合を解
消する。さらに、選択されたプロダクションルールの行
動処理を実行する。
【0068】上記競合解消を行うための処理手順として
は、(1)優先度を設け、優先度の高いプロダクション
ルールから実行する、(2)選択されたことのないプロ
ダクションルールを優先して実行する、(3)より新し
く追加された作業記憶の要素と照合するプロダクション
ルールを選択する、(4)条件内容の記述が最も詳細な
プロダクションルールを選択する、といった方法が考え
られる。上記の方法によっても、前述の実施形態におけ
る最適経路計算と同様に、航空機を効率よくかつ安全に
目標地点に誘導する経路を計算することができる。
【0069】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、パイロッ
トが必要とするタイミングで航行のための情報をタイム
リーに与えて航空機を効率的に運行させることができ、
さらに、航行が危険な方向であることをシステムが自動
的に判断してその航空機を安全かつ確実に停止・減速さ
せることのできる飛行場管制支援システムを提供するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る飛行場管制支援システムの実施
形態の全体構成を示すブロック図である。
【図2】 同実施形態における位置検出部の処理手順を
示すフローチャートである。
【図3】 同実施形態における経路決定部の処理手順を
示すフローチャートである。
【図4】 同実施形態における衝突判断部の処理手順を
示すフローチャートである。
【図5】 同実施形態における動作確認部の処理手順を
示すフローチャートである。
【図6】 同実施形態における自動制御部の処理手順を
示すフローチャートである。
【図7】 同実施形態における指示情報出力部の処理手
順を示すフローチャートである。
【図8】 図2乃至図7に示すフローチャートの見方を
説明するためのフローチャートである。
【図9】 同実施形態の空港面グラフの例を示す図であ
る。
【図10】 同実施形態の出発機と到着機における空港
面グラフのコストの推移の例を示す図である。
【図11】 図10に続いて同実施形態の出発機と到着
機における空港面グラフのコストの推移の例を示す図で
ある。
【符号の説明】
A…機上支援装置 A1…要求情報入力部 A2…送受信部 A3…指示情報出力部 A31…経路指示部 A32…警告指示部 A4…操縦動作制御部 B…管制支援装置 B1…位置検出部 B2…空港面情報格納部 B3…航空機情報格納部 B4…知識処理部 B41…知識情報格納部 B42…経路決定部 B43…衝突判断部 B44…知識入力部 B5…送受信部 B6…制御動作確認部 B7…自動制御部 B8…管制情報表示部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 織田 悦子 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1番地 株式会社東芝小向工場内 (72)発明者 田中 誠一郎 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1番地 株式会社東芝小向工場内 (72)発明者 中上 恵一郎 東京都港区虎ノ門1丁目7番12号 沖電 気工業株式会社内 審査官 高橋 学 (56)参考文献 特開 平8−72799(JP,A) 特開 平5−166100(JP,A) 特開 平3−260800(JP,A) 特開 平2−96900(JP,A) 特開 平2−287800(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G08G 5/00 - 5/06

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空港面における航空管制を支援する飛行
    場管制支援システムにおいて、 当該空港を利用する全ての航空機の位置情報を検出する
    位置検出部と、 当該空港の主要な座標点を含む空港面情報を格納する空
    港面情報格納部と、 航空機重量等、予め空港を利用する全ての航空機の主要
    な属性情報を航空機情報として格納する航空機情報格納
    部と、前記空港内の任意の航空機について、前記位置検出部、
    空港面情報格納部、航空機情報格納部から必要な情報を
    選択的に取り出して現在位置から目標位置への経路を求
    め、その経路中の障害物の有無を判別し、その判別結果
    から障害物の有無に対応した経路コストを算出し比較す
    ることで、最もコストの低い最適経路を選択し決定する
    経路決定部と、 前記航空機に搭載され、前記経路決定部で得られた最適
    経路を提示する経路指示部とを具備することを特徴とす
    る飛行場管制支援システム。
  2. 【請求項2】さらに、前記位置検出部、空港面情報格納
    部、航空機情報格納部から必要な情報を選択的に取り出
    し、全航空機の座標・進行方向から、前記経路決定部で
    得られる最適経路について衝突可能性を計算し、航空機
    の取るべき安全な走行方法を判断する衝突判断部と、 前記航空機に搭載され、前記衝突判断部で得られた衝突
    可能性の情報を識別して警告を提示する警告指示部とを
    備えることを特徴とする請求項1記載の飛行場管制支援
    システム。
  3. 【請求項3】さらに、航空機側の操縦制御動作を監視
    し、前記経路決定部で得られる最適経路及び衝突判断部
    で得られる衝突可能性の情報に照らし合わせ、操縦制御
    動作が誤動作か否かを確認する制御動作確認部と、 この制御動作確認部で誤動作を確認したとき前記航空機
    の走行を減速または停止させる自動制御部と、 航空機の動作状態、パイロットから入力された情報並び
    に航空機に対する経路指示情報や衝突可能性情報等を確
    認のため表示する管制情報表示部を備えることを特徴と
    する請求項2記載の飛行場管制支援システム。
  4. 【請求項4】前記経路決定部は、前記空港面をグラフ化
    してグラフの探索を行って最適経路を決定することを特
    徴とする請求項1記載の飛行場管制支援システム。
  5. 【請求項5】前記経路決定部は、予め決められたプロダ
    クションルールに基づいて推論を行って最適経路を決定
    することを特徴とする請求項1記載の飛行場管制支援シ
    ステム。
  6. 【請求項6】前記衝突判断部は、2航空機の座標及び進
    行方向を入力とし、2航空機間の距離を計算し、距離が
    基準より近くかつ進行方向が対向している場合に衝突可
    能性があると判断することを特徴とする請求項2記載の
    飛行場管制支援システム。
  7. 【請求項7】前記経路決定部は、前記空港面をグラフ化
    してグラフの探索を行って最適経路を決定し、 前記衝突判断部は、前記経路決定部で作成されるグラフ
    のコストから衝突可能性があると判断することを特徴と
    する請求項2記載の飛行場管制支援システム。
  8. 【請求項8】さらに、航空機に搭載され、空港面誘導に
    関する指示要求を入力する要求情報入力部を備え、前記
    経路決定部及び衝突判断部は前記要求情報入力部からの
    要求に応じて最適経路及び衝突可能性の情報を航空機側
    に送出することを特徴とする請求項2記載の飛行場管制
    支援システム。
  9. 【請求項9】さらに前記位置検出部、空港面情報格納
    部、航空機情報格納部から必要な情報を選択的に取り出
    し、全航空機の座標・進行方向から、前記経路決定部で
    得られる最適経路について衝突可能性の計算並びに航空
    機の取るべき安全な走行方法を判断する衝突判断部に係
    る知識情報を蓄積する知識情報格納部と、 この知識情報格納部に知識情報を入力する知識入力部を
    備えることを特徴をする請求項2記載の飛行場管制支援
    システム。
JP9073535A 1997-03-26 1997-03-26 飛行場管制支援システム Expired - Lifetime JP3017956B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9073535A JP3017956B2 (ja) 1997-03-26 1997-03-26 飛行場管制支援システム
US09/047,310 US6144915A (en) 1997-03-26 1998-03-25 Aerodrome control support system

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9073535A JP3017956B2 (ja) 1997-03-26 1997-03-26 飛行場管制支援システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH10269500A JPH10269500A (ja) 1998-10-09
JP3017956B2 true JP3017956B2 (ja) 2000-03-13

Family

ID=13521032

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9073535A Expired - Lifetime JP3017956B2 (ja) 1997-03-26 1997-03-26 飛行場管制支援システム

Country Status (2)

Country Link
US (1) US6144915A (ja)
JP (1) JP3017956B2 (ja)

Families Citing this family (28)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20010043244A (ko) * 1999-03-24 2001-05-25 다니구찌 이찌로오, 기타오카 다카시 공항정보 자동송신장치
JP3757763B2 (ja) * 2000-06-14 2006-03-22 三菱電機株式会社 空港面交通管制装置
US7587278B2 (en) * 2002-05-15 2009-09-08 Honeywell International Inc. Ground operations and advanced runway awareness and advisory system
US8145367B2 (en) 2001-03-06 2012-03-27 Honeywell International Inc. Closed airport surface alerting system
US6920390B2 (en) * 2001-05-18 2005-07-19 Technology Planning Incorporated Surface traffic movement system and method
GB2382250B (en) * 2001-08-03 2006-01-04 Furuno Electric Co Vehicle information display apparatus
US6789010B2 (en) 2001-12-04 2004-09-07 Smiths Aerospace, Inc. Airport map display system and data interchange method
US6862519B2 (en) * 2001-12-04 2005-03-01 Smiths Aerospace, Inc. Airport map system with compact feature data storage
US6731226B2 (en) 2001-12-04 2004-05-04 Smiths Aerospace, Inc. Airport feature display system and data interchange method for conformal display
US6748325B1 (en) 2001-12-07 2004-06-08 Iwao Fujisaki Navigation system
US7079951B2 (en) 2002-05-15 2006-07-18 Honeywell International Inc. Ground operations and imminent landing runway selection
US6943701B2 (en) * 2002-06-06 2005-09-13 Advanced American Enterprises, Llc Vehicular safety system and method
US20050090969A1 (en) * 2003-10-22 2005-04-28 Arinc Incorporation Systems and methods for managing airport operations
JP4583991B2 (ja) * 2005-03-25 2010-11-17 クラリオン株式会社 車両位置配信システム、車両位置配信方法、現在位置算出装置及び配信装置
JP4506610B2 (ja) * 2005-08-16 2010-07-21 日本電気株式会社 運行体管制通信システムおよび運行体管制通信における周波数変換指示方法
FR2891646B1 (fr) * 2005-09-30 2016-07-01 Thales Sa Procede et dispositif embarque d'aide au roulage dans un aeroport.
WO2007102405A1 (ja) * 2006-03-01 2007-09-13 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha 自車進路決定方法および自車進路決定装置
FR2902537B1 (fr) * 2006-06-20 2016-04-29 Eurocopter France Systeme de detection d'obstacles au voisinage d'un point de poser
JP2008021027A (ja) * 2006-07-11 2008-01-31 Toshiba Corp 空間競合検出装置とその検出方法
FR2924831B1 (fr) * 2007-12-11 2010-11-19 Airbus France Procede et dispositif de generation d'un ordre de vitesse de lacet pour un aeronef roulant au sol
FR2931983B1 (fr) * 2008-06-02 2018-04-06 Airbus Operations Methode et systeme de gestion automatique d'un convoi d'aeronefs roulant au sol.
FR2931984B1 (fr) * 2008-06-02 2014-12-12 Airbus France Procede et dispositif de generation d'une vitesse commandee pour un aeronef roulant sur le sol au sein d'un convoi d'aeronefs.
JP5609032B2 (ja) * 2009-07-15 2014-10-22 三菱電機株式会社 マルチラテレーション装置及び空港面監視システム
US9014880B2 (en) * 2010-12-21 2015-04-21 General Electric Company Trajectory based sense and avoid
US9135827B1 (en) * 2011-09-20 2015-09-15 Rockwell Collins, Inc. System, apparatus, and method for generating airport surface incursion alerts
US8731811B2 (en) * 2011-10-20 2014-05-20 Honeywell International Inc. Methods and systems for displaying a taxi clearance
US9666085B2 (en) 2014-11-14 2017-05-30 Honeywell International Inc. Methods and systems for displaying a taxi clearance
US20180018887A1 (en) * 2016-07-18 2018-01-18 Honeywell International Inc. Routing aircraft ground movements at an airport

Family Cites Families (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0296900A (ja) * 1988-10-04 1990-04-09 Toshiba Corp 航空機の地上走行ルート決定装置
JPH02181900A (ja) * 1989-01-07 1990-07-16 Nippon Signal Co Ltd:The 航空機地上交通制御装置
JP2837420B2 (ja) * 1989-02-09 1998-12-16 日本信号株式会社 航空機地上交通制御装置
JPH02287800A (ja) * 1989-04-28 1990-11-27 Toshiba Corp 航空機誘導用灯火制御装置
JPH03260800A (ja) * 1990-03-09 1991-11-20 Nec Corp タクシーウェイコントロールシステム
JPH0449500A (ja) * 1990-06-19 1992-02-18 Toshiba Corp 航空管制支援装置
US5574648A (en) * 1990-10-09 1996-11-12 Pilley; Harold R. Airport control/management system using GNSS-based methods and equipment for the control of surface and airborne traffic
AU8877991A (en) * 1990-10-09 1992-04-28 Harold R. Pilley Airport control/management system
JPH05166100A (ja) * 1991-12-18 1993-07-02 Nec Eng Ltd 空港管制システム
US5375058A (en) * 1991-12-20 1994-12-20 University Of Central Florida Surface detection system for airports
US5519618A (en) * 1993-08-02 1996-05-21 Massachusetts Institute Of Technology Airport surface safety logic
US5493309A (en) * 1993-09-24 1996-02-20 Motorola, Inc. Collison avoidance communication system and method
JPH0872799A (ja) * 1994-09-09 1996-03-19 Toshiba Corp 統括航空機誘導システム
US5629691A (en) * 1995-05-26 1997-05-13 Hughes Electronics Airport surface monitoring and runway incursion warning system
DE69606804T2 (de) * 1995-06-20 2000-06-15 Honeywell Inc Integriertes System zur Grundkollisionsvermeidung
JP3172063B2 (ja) * 1995-08-02 2001-06-04 シャープ株式会社 光書き込み型空間光変調装置
US5890079A (en) * 1996-12-17 1999-03-30 Levine; Seymour Remote aircraft flight recorder and advisory system

Also Published As

Publication number Publication date
JPH10269500A (ja) 1998-10-09
US6144915A (en) 2000-11-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3017956B2 (ja) 飛行場管制支援システム
JP5112666B2 (ja) 移動装置
JP5933244B2 (ja) 管制間隔の喪失回避操縦
CN111775961B (zh) 自动驾驶车辆规划方法、装置、电子设备及存储介质
CN107031600A (zh) 基于高速公路的自动驾驶系统
US11260838B2 (en) Methods and systems for vehicle contact prediction and auto brake activation
EP3686864A1 (en) Information processing device, autonomous moving apparatus, method, and program
US11285965B2 (en) Autonomous vehicle interface system with multiple interface devices featuring redundant vehicle commands
JP2020201958A (ja) 制約の下での3次元航空機自律ナビゲーション
US20170032687A1 (en) Automatic in/out aircraft taxiing, terminal gate locator and aircraft positioning
CN105489068A (zh) 一种管制指令纠错系统及其管制指令纠错方法
EP4147933A1 (en) System, method, and computer program product for trajectory scoring during an autonomous driving operation implemented with constraint independent margins to actors in the roadway
EP3667451A1 (en) Method and system for controlling a plurality of autonomous vehicles
US11814072B2 (en) Method and system for conditional operation of an autonomous agent
CN114559956A (zh) 自动驾驶车辆的避让方法、装置、设备及计算机存储介质
CN114200945A (zh) 一种移动机器人的安全控制方法
CN114802250A (zh) 数据处理方法、装置、设备、自动驾驶车辆及介质
CN113895457A (zh) 车辆行驶状态的控制方法、装置、设备及自动驾驶车辆
WO2021153175A1 (ja) 情報処理装置、および情報処理方法、並びにプログラム
US20230062581A1 (en) Traffic-Rule-Compliant Decision-Making in Dynamic Traffic Scenarios
CN114030483A (zh) 车辆控制方法、装置、电子设备和介质
JP2003044998A (ja) 地上走行誘導支援装置
CN108445903B (zh) 一种无人机防撞控制方法
JP2002197600A (ja) 飛行場管制支援システム
US20220185113A1 (en) Autonomous Vehicle Interface System With Multiple Interface Devices Featuring Redundant Vehicle Commands

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081224

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081224

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091224

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101224

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101224

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111224

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121224

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131224

Year of fee payment: 14

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313117

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313115

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term