JPH0296900A - 航空機の地上走行ルート決定装置 - Google Patents

航空機の地上走行ルート決定装置

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JPH0296900A
JPH0296900A JP25035688A JP25035688A JPH0296900A JP H0296900 A JPH0296900 A JP H0296900A JP 25035688 A JP25035688 A JP 25035688A JP 25035688 A JP25035688 A JP 25035688A JP H0296900 A JPH0296900 A JP H0296900A
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JP
Japan
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route
aircraft
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storage device
travel
Prior art date
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Pending
Application number
JP25035688A
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English (en)
Inventor
Kunio Sekiguchi
関口 邦男
Kojiro Hondo
本藤 幸次郎
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) この発明は、空港の地上管制業務において、管制官が航
空機の地上走行ルートを決定する際に用いる航空機の地
上走行ルート決定装置に関するものである。
(従来の技術) 空港内の滑走路を除く走行区域内の航空機および車両の
ルート制御は管制官によって行われる。
例えば、航空機が離陸のために駐機場から滑走路へ向か
う場合、どの滑走路へ、どういうルートで進むかは、地
上管制官が決定して無線でパイロットに指示し、到着機
の場合も同様に、滑走路から離脱した地点からどの走行
ルートを通って、どの駐機場に行けば良いのかの指示が
無線でパイロットに与えられる。
パイロットは管制官の指示に従い、地上の灯火、標識、
他の航空機との間隔等に注意しながら、目的地まで走行
する。
しかして、地上走行中の航空機の安全性と、目的場所に
到達するまでの時間は、管制官による走行ルートの決定
に異存するところ大である。
この場合、管制官は黙視あるいは地上探知レーダにより
走行区域内の他の航空機の走行状態を確認し、走行ルー
ト上の障害物の有無、ルートを決定しなければならない
航空機の始点および終点の位置などを考慮して、最適と
思われる走行ルートを決定していた。
(発明が解決しようとする課題) 近年、航空機の常要は益々増大しており、空港を旬月す
る航空機の量も増大の一途をたどっている。特に、複数
の滑走路を備えた大型空港においては、駐機場の数も多
くなり、走行区域内の走行ルートは複雑なものとなって
きている。
また、−人の地上管制官が監視できる走行区域の広さお
よび航空機の数には限界があることから、大型空港では
複数の管制官が運用することになり、管制官相互の情報
の伝達も繁雑なものとなる。
このため、−歩誤れば、重大事故に繋がるおそれのある
地上管制業務においては、管制官の緊張と負荷が大きく
なってきており、管制官の能力に異存している現在のシ
ステムでは安全性と運用効率の低下の危険性があっ゛た
この発明は、上記の事情を考慮してなされたもので、管
制官の負荷を軽減し得、併せて、空港の安全性および運
用効率の向上を図り得る航空機の地上走行ルート決定装
置を提供することを1]的とする。
〔発明の目的〕
(課題を解決するための手段) この発明は、進路を変更し得る点等で、走行路の区間分
けが可能な空港における航空機の地上走行ルートを決定
するものにおいて、全ての始点と終点に対して前記区間
の繋がりとして表される地上走行ルート情報を、優先度
情報と併せて記憶さぜた第1の記憶装置と、航空機の走
行方向毎の前記区間の使用情報を記憶させた第2の記憶
装置と、航空機が走行する始点、終点情報を入力する入
力装置と、この入力装置によって入力された始点、終点
情報に基づき、該当する地上走行ルートを前記第1の記
憶装置から索引し、索引された地上走行ルートに含まれ
る区間の使用状態を前記第2の記憶装置から索引し、使
用不可の区間が含まれない地上走行ルートの中で、最も
優先度の高いルートを選択する演算装置と、この演算装
置が選択したルートを表示する表示装置とを備えたこと
を特徴とするものである。
(作 用) この発明においては、地上走行ルート情報を、優先度情
報と併せて記憶させると共に、航空機の走行方向毎の区
間の使用情報を記憶させる一方、航空機の始点、終点情
報を入力すれば、演算装置が該当する地上走行ルート、
および、この地上走行ルートに含まれる区間の使用状態
を索引し、使用不可の区間が含まれない地上走行ルート
の中で、最も優先度の高いルートを選択し、さらに、表
示装置がこのルートを表示するので、管制官はこの表示
結果に従って指示をすればよく、これによって、管制官
の負荷を軽減し得ると同時に、複数の管制官によって運
用される場合でも情報が一元化されて混乱がなくなるた
め、空港の安全性および運用効率の向上が図られる。
(実施例) 第1図はこの発明の一実施例の構成を示すブロック図で
ある。同図において、記憶装置1には走行区域内の全て
の始点および終点に対する走行ルートに関する情報か優
先度情報と併せて記憶されている。また、記憶装置2に
は、走行区間毎の走行不可の条件と、例えば、ループセ
ンサや空港間検知レーダ等によって検出される航空機の
位置情報とが走行区間毎に使用情報として記憶されてい
る。これらの記憶装置1,2の内容はキーボードおよび
CRTでなる入出力装置3によって修正、追加ができる
ようになっている。また、入出力装置5を付帯する演算
装置4が、該入出力装置5によって入力された航空機走
行の始点、終点情報に基づいて、該当する地上走行ルー
トを記憶装置1から索引し、索引された地上走行ルート
に含まれる区間の使用状態を記憶装置3から索引し、使
用不可の区間が含まれない地上走行ルートの中で、最も
優先度の高いルートを選択して、このルートを入出力装
置5に表示する構成になっている。
上記のように構成された本実施例の詳しい動作を、適用
対象である空港の具体的な走行ルートと併せて以下に説
明する。
先ず、本実施例を適用する空港が、第2図に示すように
、滑走路とターミナルビルとの間の誘導路、エプロン、
整備場等を走行区域とするとき、これらの走行区域内の
走行ルートを、進路変更し得る点で小区間に分割する。
すなわち、誘導路とエプロンに引いた実線が走行ルート
であり、・印を付した点すなわち進路変更が可能な点相
互間を一つの区間とする。そして、各区間に区間番号A
l、A2.Bl・・・C4・・・D8・・・E5を付加
する。また、これらの区間の走行方向を区別するために
、図面の左から右および上から下への走行方向を正方向
区間、右から左および下から上への走行を逆方向区間と
する。
かかる仮定のもとで、走行区域に始点と終点を定めたと
すれば、この始点および終点間の実用上考えられる走行
ルートを区間番号を用いて表すことができる。例えば、
誘導路の入り口Xを始点、ターミナルビルのスボッl−
Yを終点とした場合、第3図に示した6つのルートが実
際に使用される可能性があると考えられる。なお、第3
図中、区間番号の後に付した符号PおよびNは走行方向
を表し、Pが正方向、Nが逆方向である。一方、これら
の走行ルートのうち、使用rるに好都合なルートと比較
的使用し難い走行ルートとがある筈であり、これらを優
先度として番号1〜6で示しである。第1図中の記憶装
置1にはかかる走行ルートおよび優先度が、各離脱誘導
路と各駐機場間、各駐機場と滑走路の終端間、駐機場間
等、全ての始点、終点に対して記憶されている。
次に、各区間の使用状態を判別するには各区間に対応し
てフラグを設ければよい。第4図はその一例を示すもの
で、フラグは走行方向別に設けられ、区間A1に対して
は正方向フラグをF^IP、逆方向フラグをF AIN
としている。また、その区間走行が可能であればフラグ
−「1」、走行不能であればフラグ−「0」としている
ここで、走行不可の条件は空港の運用方法で決まるが、
例えば、次の状況が考えられる。
(1)道路の構造上、走行が不可能になっているとき。
〈2)道路が損壊[2ていたり、道路に障害物があると
き。
〈3)走行したい方向とは逆の方向が既に選択されてい
るとき。
(4)緊急事態の発生により管制官が指定したとき。
このうち、(1) 、 (2) 、 (4)は管制官に
よって入出力装置3を用いて設定される。また(3)は
、走行ルートが決定された時点で自動的に設定され、当
該航空機が選択された区間を通過したことにより走行可
能の状態にリセットされる。
第4図において、区間AI、A2の正方向でフラグが走
行不可となっているが、これは離脱誘導路を通って滑走
路に出るルートを選択しないようにするためであり、区
間01〜C4の正方向フラグが走行不可となっているの
は他の航空機が区間c4がら区間C1方向に走行するル
ートとして既に選択されていることによる。
かかる、走行ルートの全区間に対する使用状態フラグが
第1図中の記憶装置2に記憶されている。
そこで、演算装置4は入出力装置5から入力された始点
、終点情報に基づいて次のように12で7[行ルートを
決定する。
先ず、第2図において航空機6が着陸し、離脱誘導路X
から滑走路を出てスポットYに向かう場合、始点をX、
終点をYとした全走行ルートを記憶装置1から索引する
。この場合、第3図に示した6つのルートが索引される
。続いて、この6つのルートを構成する区間の使用状態
フラグを記憶装置2から索引する。この場合、第4図に
示した状態が索引されるものとする。
次に、演算装置4は、各走行ルートを構成する区間に対
応するフラグを乗算し、その積が「1」であればその走
行ルートは選択可能であり、「0」であれば選択不可と
なる。
例えば、最も優先度の高い走行ルート ^IN +D3N +D4N +E2P +E5Nに対
応するフラグは FAIN X FD3N X FD4N X FE2P
 X FE5N−rlJ X rlJ X rlJ X
 rlJ X rlJ−「1」 であるから選択可能である。
同様に優先度2および3のルートは選択可能であるが、
優先度4,5.6のルートはフラグFCIP、  Fe
2Pが含まれてこれらが「0」に設定されていることか
らその櫃も「0」となり選択不可となる。
続いて、演算装置4は、選択可能とされた走行ルートの
中で、最も優先度の高いルートを航空機6の走行ルート
として決定する。この場合、優先度1のルートが選択さ
れ、入出力装置5に表示される。
以上のようにして選択された結果に基づき、管制官はそ
のルートを確認し、パイロットに指示する。
なお、上記実施例では、入出力装置3によって、記憶装
置1.2の内容の増加、訂正を行う一方、演算装置4の
演算結果をもう一つの入出力装置5に表示する構成とし
たが、これらをまとめて一つにしても、あるいは、より
多くの入出力装置を用いてもよい。
〔発明の効果〕
以上の説明によって明らかなように、この発明によれば
、航空機の始点、終点情報を入力すれば、演算装置が該
当する地上走行ルートの中で、最も優先度の高いルート
を選択し、表示装置がこのルートを表示するので、管制
官はこの表示結果に従っご指示すればよく、これによっ
て、管制官の負荷を軽減し得ると同時に、複数の管制官
によって運用される場合でも情報が一元化されて混乱が
なくなるため、空港の安全性および運用効率の向上が図
られるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例の構成を示すブロック図、
第2図は同実施例を適用する空港の航空機走行ルートを
示した平面図、第3図および第4図は同実施例を構成す
る記憶装置の情報格納例を示した図である。 1.2・・・記憶装置、3,5・・・入出力装置、4・
・・演算装置。 出願人代理人  佐  藤  −雄 第1図 第3図 第4図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 進路を変更し得る点等で、走行路の区間分けが可能な空
    港における航空機の地上走行ルートを決定するものにお
    いて、全ての始点と終点に対して前記区間の繋がりとし
    て表される全ての地上走行ルート情報を、優先度情報と
    併せて記憶させた第1の記憶装置と、航空機の走行方向
    毎の前記区間の使用情報を記憶させた第2の記憶装置と
    、航空機が走行する始点、終点情報を入力する入力装置
    と、この入力装置によって入力された始点、終点情報に
    基づき、該当する地上走行ルートを前記第1の記憶装置
    から索引し、索引された地上走行ルートに含まれる区間
    の使用状態を前記第2の記憶装置から索引し、使用不可
    の区間が含まれない地上走行ルートの中で、最も優先度
    の高いルートを選択する演算装置と、この演算装置が選
    択したルートを表示する表示装置とを備えたことを特徴
    とする航空機の地上走行ルート決定装置。
JP25035688A 1988-10-04 1988-10-04 航空機の地上走行ルート決定装置 Pending JPH0296900A (ja)

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JPH0296900A true JPH0296900A (ja) 1990-04-09

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JP25035688A Pending JPH0296900A (ja) 1988-10-04 1988-10-04 航空機の地上走行ルート決定装置

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JP (1) JPH0296900A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6144915A (en) * 1997-03-26 2000-11-07 Director-General, Ship Research Institute, Ministry Of Trans Aerodrome control support system

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6144915A (en) * 1997-03-26 2000-11-07 Director-General, Ship Research Institute, Ministry Of Trans Aerodrome control support system

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