JP3017814B2 - 速度変換装置 - Google Patents

速度変換装置

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JP3017814B2
JP3017814B2 JP3036242A JP3624291A JP3017814B2 JP 3017814 B2 JP3017814 B2 JP 3017814B2 JP 3036242 A JP3036242 A JP 3036242A JP 3624291 A JP3624291 A JP 3624291A JP 3017814 B2 JP3017814 B2 JP 3017814B2
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frame counter
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load pulse
phase
self
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恭介 土橋
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Toshiba Corp
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  • Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)
  • Optical Communication System (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、通信システムの同期端
局装置に用いられる速度変換装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、通信システムでは、データ伝送の
際に速度変換を行うことがあり、例えば、周波数nから
mに速度変換を行う場合には、周波数nのクロックで回
るフレームカウンタnの出力を用いて、周波数mのクロ
ックで回るフレームカウンタmのLOADパルスを出力
するタイミング発生回路を制御するようになっている。
【0003】このような場合、周波数nのクロックと周
波数mのクロックが、同一PLL回路により発生されて
いる場合は何等問題ないが、異なるPLL回路より発生
されている場合には、周波数的に同期していても両クロ
ックの間の位相関係については、温度変化などが原因で
変動することがある。
【0004】したがって、従来の装置によると、このよ
うな温度変化などにより位相変動が発生した場合には、
周波数mのクロックで回るフレームカウンタmが誤って
LOADされてしまうことがあり、このような状態で
は、正しく速度変換が行えず、バーストエラーが発生す
るおそれがあった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように従来では、
周波数nからmに速度変換を行う場合も、フレームカウ
ンタnによる周波数n系のタイミング発生回路のLOA
Dパルスを直接フレームカウンタmに入力しているた
め、周囲の温度変化が原因する位相変動によりバースト
エラーが発生するという問題があった。
【0006】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、所定範囲の位相変動が起こってもエラーを発生する
ことなく速度変換を行うことができる速度変換装置を提
供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、周波数nから
mへの速度変換を行う速度変換装置であって、周波数n
のクロックで回る第1のフレームカウンタ、周波数mの
クロックで回る第2のフレームカウンタ、第1のフレー
ムカウンタの出力より第2のフレームカウンタに対する
LOADパルス、このLOADパルスと第2のフレーム
カウンタより出力される自己LOADパルスの位相変動
範囲を示す位相信号を発生するタイミング発生手段、第
2のフレームカウンタの自己LOADパルスと位相信号
を比較する比較手段、この比較手段で自己LOADパル
スの変動範囲が位相信号の範囲内と判断されると自己L
OADパルスを上記第2のフレームカウンタに与えると
ともに、自己LOADパルスの変動範囲が位相信号の範
囲外と判断されるとタイミング発生手段のLOADパル
スを第2のフレームカウンタに与える選択手段を具備し
たものである。
【0008】
【作用】この結果、本発明によれば、第2のフレームカ
ウンタの自己LOADと位相信号が比較され、位相信号
で示す範囲から自己LOADパルスの変動範囲が外れた
ときに限って、タイミング発生手段からのLOADパル
スが第2のフレームカウンタに入力されるようになるの
で、位相信号で示す範囲内での自己LOADパルスの位
相変動であれば、第2のフレームカウンタを誤ってLO
ADすることがなくなり、エラーフリーでの速度変換を
実現できる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面にしたがい説
明する。
【0010】図1は、同実施例の回路構成を示すもので
ある。図において、1は周波数nのクロックで回るnフ
レームカウンタで、このnフレームカウンタ1には、周
波数n系のフレームタイミング信号101と周波数nの
クロック102が入力されるようになっている。
【0011】そして、このnフレームカウンタ1の出力
は、タイミング発生回路2に与えるようにしている。こ
のタイミング発生回路2は、フレームカウンタ1の出力
に応じたタイミング信号を出力するもので、ここでは、
mフレームカウンタ3に対するLOADパルス103を
LOADパルス選択回路4に、LOADパルス103と
後述するmフレームカウンタ3の自己LOADパルス1
07の位相変動可能な範囲を示す位相信号104を位相
比較回路5に、フレームタイミング信号105を速度変
換部6、7にそれぞれ与えるようにしている。
【0012】mフレームカウンタ3は、周波数mのクロ
ックで回るもので、パルス選択回路4からの出力と周波
数mのクロック106が入力されるようになっている。
また、このmフレームカウンタ3の出力は、タイミング
発生回路8に与えるとともに、自己のLOADパルス1
07としてLOADパルス選択回路4および位相比較回
路5にそれぞれ与えるようにしている。
【0013】位相比較回路5は、タイミング発生回路2
の位相信号104とmフレームカウンタ3の自己LOA
Dパルス107の位相を比較するもので、自己のLOA
Dパルス107の変動範囲が位相信号104の範囲か否
かに対応した出力を発生するようになっている。
【0014】パルス選択回路4は、タイミング発生回路
2からのLOADパルス103とmフレームカウンタ3
からの自己LOADパルス107の一方を選択するもの
で、位相比較回路5の比較出力が、自己LOADパルス
107の変動範囲が位相信号104の範囲と判断した場
合は、mフレームカウンタ3からの自己LOADパルス
107を、自己LOADパルス107の変動範囲が位相
信号104の範囲を越えたものと判断した場合は、タイ
ミング発生回路2からのLOADパルス103を選択し
て出力するようになっている。
【0015】タイミング発生回路8は、mフレームカウ
ンタ3の出力に応じたタイミング信号を出力するもの
で、ここではフレームタイミング信号108として速度
変換部6、7に、多重タイミング信号109として多重
化回路9にそれぞれ与えるようにしている。
【0016】速度変換部6は、周波数nのメインデータ
110、速度変換部7は、周波数nのSTデータについ
て、それぞれフレームタイミング信号105または10
8のタイミングで速度変換を実行するとともに、これを
出力するようにしている。そして、これら速度変換部
6、7からの出力は、多重回路9を通して多重化され、
多重化データとして出力されるようになっている。次
に、以上のように構成した実施例の動作を説明する。い
ま、周波数nからmに速度変換、フレーム位相変換され
る場合を述べる。
【0017】この場合、周波数n系のフレームタイミン
グ信号101と周波数nのクロック102がnフレーム
カウンタ1に入力されると、このnフレームカウンタ1
は、周波数nのクロックで回わされ、その出力が、タイ
ミング発生回路2に与えられる。
【0018】すると、このタイミング発生回路2の出力
が、LOADパルス103としてLOADパルス選択回
路4に与えられるとともに、位相信号104として比較
器5に与えられ、さらにフレームタイミング信号105
として速度変換部6、7に与えられる。
【0019】一方、mフレームカウンタ3では、選択回
路4からの出力と周波数mのクロック106が入力され
ると、周波数mのクロックで回わされ、その出力が、タ
イミング発生回路8に与えられるとともに、自己のLO
ADパルス107としてLOADパルス選択回路4およ
び位相比較回路5に与えられる。
【0020】この場合、nフレームカウンタ1に入力さ
れる周波数nのクロック102とmフレームカウンタ3
に入力される周波数mのクロック106が異なるPLL
回路により発生され、これらクロック102、106の
位相関係が周囲温度の変化などで変動する可能性がある
が、mフレームカウンタ3より出力される自己のLOA
Dパルス107の変動範囲が位相信号104の範囲と位
相比較回路5で判断される場合は、この時の位相比較回
路5の比較出力により、選択回路4の出力として自己の
LOADパルス107が選択され、mフレームカウンタ
3に入力されるようになる。
【0021】この状態で、周波数nのメインデータ11
0および周波数nのSTデータについて、それぞれ速度
変換部6、7で速度変換が実行され、これら速度変換部
6、7からの出力が多重化回路9を通して多重化され多
重化データとして出力されることになる。
【0022】一方、クロック102、106の位相関係
が温度変化により大きく変動し、mフレームカウンタ3
より出力される自己のLOADパルス107の変動範囲
が位相信号104の範囲より外れると位相比較回路5で
判断される場合は、この時の位相比較回路5の比較出力
により、選択回路4の出力としてタイミング発生回路2
からのLOADパルス103が選択され、このLOAD
パルス103がmフレームカウンタ3に入力される。そ
して、この場合も、上述したと同様にして周波数nのメ
インデータ110および周波数nのSTデータについ
て、それぞれ速度変換部6、7で速度変換が実行され、
これら速度変換部6、7からの出力が多重化回路9を通
して多重化され多重化データとして出力されることにな
る。
【0023】したがって、このようにすればnフレーム
カウンタ1に入力される周波数nのクロック102とm
フレームカウンタ3に入力される周波数mのクロック1
06が異なるPLL回路により発生され、これらクロッ
ク102、106の位相関係が周囲温度の変化などで変
動する場合でも、この変動範囲が位相信号の範囲内であ
れば、選択回路4の出力として自己LOADパルス10
7が選択され、mフレームカウンタ3に入力され、一
方、変動範囲が位相信号の範囲より外れる場合には、選
択回路4の出力としてタイミング発生回路2からのLO
ADパルス103が選択され、mフレームカウンタ3に
入力されるようになるので、従来のフレームカウンタn
による周波数n系のタイミング発生回路のLOADパル
スを直接フレームカウンタmに入力していることから周
囲の温度変化が原因する位相変動によりバーストエラー
が発生するおそれがあるものに比べ、位相信号で示す範
囲内での位相変動であればmフレームカウンタ3を誤っ
てLOADすることを防止することができ、エラーフリ
ーで速度変換を行うことができる。なお、本発明は上記
実施例にのみ限定されず、要旨を変更しない範囲で適宜
変形して実施できる。
【0024】
【発明の効果】本発明は、周波数nからmへの速度変換
を行う速度変換装置であって、周波数nのクロックで回
る第1のフレームカウンタ、周波数mのクロックで回る
第2のフレームカウンタ、第1のフレームカウンタの出
力より第2のフレームカウンタに対するLOADパル
ス、このLOADパルスと第2のフレームカウンタより
出力される自己LOADパルスの位相変動範囲を示す位
相信号を発生するタイミング発生手段、第2のフレーム
カウンタの自己LOADパルスと位相信号を比較する比
較手段、この比較手段で自己LOADパルスの変動範囲
が位相信号の範囲内と判断されると自己LOADパルス
を上記第2のフレームカウンタに与えるとともに、自己
LOADパルスの変動範囲が位相信号の範囲外と判断さ
れるとタイミング発生手段のLOADパルスを第2のフ
レームカウンタに与える選択手段を具備したものである
から、周波数nのクロックと周波数mのクロックが異な
るPLL回路によって発生され、両クロックの位相関係
が温度変化などにより変動する場合があっても、第2の
フレームカウンタの自己LOADパルスの変動範囲が位
相信号で示す範囲から外れたときに限って、タイミング
発生手段からのLOADパルスが第2のフレームカウン
タに入力されるようになるので、位相信号で示す範囲内
での自己LOADパルスの位相変動であれば、第2のフ
レームカウンタを誤ってLOADすることがなくなり、
エラーフリーでの速度変換およびデータ多重を実現でき
るようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による速度変換装置の一実施例の回路構
成を示すブロック図。
【符号の説明】
1…nフレームカウンタ、2、8…タイミング発生回
路、3…mフレームカウンタ、4…選択回路、5…位相
比較回路、6、7…速度変換部、9…多重化回路、10
1…フレームタイミング信号、102…周波数nのクロ
ック、103…LOADパルス、104…位相信号、1
05…フレームタイミング信号、106…周波数mのク
ロック、107…自己LOADパルス、108…フレー
ムタイミング信号、109…多重タイミング信号、11
0…メインデータ、111…STデータ。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 周波数nからmへの速度変換を行う速度
    変換装置において、周波数nのクロックで回る第1のフ
    レームカウンタと、周波数mのクロックで回る第2のフ
    レームカウンタと、上記第1のフレームカウンタの出力
    より上記第2のフレームカウンタに対するLOADパル
    スおよびこのLOADパルスと上記第2のフレームカウ
    ンタより出力される自己LOADパルスの位相変動範囲
    を示す位相信号を発生するタイミング発生手段と、上記
    第2のフレームカウンタの自己LOADパルスと上記位
    相信号を比較する比較手段と、この比較手段で上記自己
    LOADパルスの変動範囲が上記位相信号の範囲内と判
    断されると上記自己LOADパルスを上記第2のフレー
    ムカウンタに与えるとともに上記自己LOADパルスの
    変動範囲が上記位相信号の範囲外と判断されると上記タ
    イミング発生手段のLOADパルスを上記第2のフレー
    ムカウンタに与える選択手段とを具備したことを特徴と
    する速度変換装置。
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