JPH0741230Y2 - 低次群障害発生時用スタッフ率固定回路 - Google Patents
低次群障害発生時用スタッフ率固定回路Info
- Publication number
- JPH0741230Y2 JPH0741230Y2 JP9052689U JP9052689U JPH0741230Y2 JP H0741230 Y2 JPH0741230 Y2 JP H0741230Y2 JP 9052689 U JP9052689 U JP 9052689U JP 9052689 U JP9052689 U JP 9052689U JP H0741230 Y2 JPH0741230 Y2 JP H0741230Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- low
- signal
- demand
- staff
- order group
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Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は低次群障害発生時用スタッフ率固定回路に関す
る。
る。
〔従来の技術〕 従来のディジタル多重化装置においては、低次群装置に
入力信号断、メモリー読み出しクロック断、ユニット抜
けのいずれかの障害が発生すると、所定のスタッフ率を
維持する機能を失ない、スタッフデマンドが切れたまま
あるいは出たままのどちらかの状態に固定されてしま
う。
入力信号断、メモリー読み出しクロック断、ユニット抜
けのいずれかの障害が発生すると、所定のスタッフ率を
維持する機能を失ない、スタッフデマンドが切れたまま
あるいは出たままのどちらかの状態に固定されてしま
う。
上述したごとく、従来のディジタル多重化装置は低次群
障害発生時用のスタッフ率固定回路を有していないの
で、入力信号断、メモリー読み出しクロック断、ユニッ
ト抜けのいずれかの低次群障害の発生時に、スタッフ率
が0又は1に固定されてしまい、所定のスタッフ率とは
全く違うスタッフ率になってしまう。この結果、受信側
でデスタッフィングを行なう際に、位相比較器の出力電
圧がずれてしまうので、低次群の同期用の電圧制御発振
器の発振周波数もずれてしまう確率が高いという欠点が
ある。
障害発生時用のスタッフ率固定回路を有していないの
で、入力信号断、メモリー読み出しクロック断、ユニッ
ト抜けのいずれかの低次群障害の発生時に、スタッフ率
が0又は1に固定されてしまい、所定のスタッフ率とは
全く違うスタッフ率になってしまう。この結果、受信側
でデスタッフィングを行なう際に、位相比較器の出力電
圧がずれてしまうので、低次群の同期用の電圧制御発振
器の発振周波数もずれてしまう確率が高いという欠点が
ある。
本考案の回路は、ディジタル多重化方式の低次群装置に
入力信号断、メモリー読み出しクロック断、ユニット抜
けのいずれかの障害が発生した時に前記低次群装置から
到来するスタッフデマンドから固定スタッフデマンドに
切替えで出力するスタッフデマンド切替制御回路と、予
め定めたスタッフ率でスタッフ要求する前記固定スタッ
フデマンド信号を発生させる固定スタッフデマンド発生
回路とを備えている。
入力信号断、メモリー読み出しクロック断、ユニット抜
けのいずれかの障害が発生した時に前記低次群装置から
到来するスタッフデマンドから固定スタッフデマンドに
切替えで出力するスタッフデマンド切替制御回路と、予
め定めたスタッフ率でスタッフ要求する前記固定スタッ
フデマンド信号を発生させる固定スタッフデマンド発生
回路とを備えている。
次に、本考案について図面を参照して説明する。
第1図は本発明の一実施例のブロック図であり、CCITT
勧告の第5次群(565.148メガビット/秒)用のディジ
タル多重化装置への適用例を示す。(CCITT)第5次群
のディジタル多重信号の1マルチフレームの周期は210.
190KHzに相当し、そのマルチフレームのタイミングをゲ
ート1に入力される。(CCITT)第5次群のスタッフ率
は0.439に設定されているので、本実施例における固定
スタッフデマンドのスタッフ率はこの値に近似した分数
値7/16を用いている。
勧告の第5次群(565.148メガビット/秒)用のディジ
タル多重化装置への適用例を示す。(CCITT)第5次群
のディジタル多重信号の1マルチフレームの周期は210.
190KHzに相当し、そのマルチフレームのタイミングをゲ
ート1に入力される。(CCITT)第5次群のスタッフ率
は0.439に設定されているので、本実施例における固定
スタッフデマンドのスタッフ率はこの値に近似した分数
値7/16を用いている。
まず、本実施例中の固定スタッフデマンド発生回路10の
動作を、第2図の信号タイミング図を参照しながら説明
する。オア/ノアゲート1はフレームクロック信号の正
論理及び負論理の両信号(信号A及びB)を出力する。
D型フリップフロップ2は信号Aの2分周信号(105.09
5KHz)の正論理及び負論理の両信号(信号C及びD)を
出力する。D型フリップフロップ3は信号Cの2分周信
号(52.548KHz)の正論理信号(信号E)を出力する。
D型フリップフロップ4では信号Eの2分周信号(26.2
74KHz)の正論理信号(信号F)を出力する。D型フリ
ップフロップ5は信号Fの2分周信号(13.137KHz)の
正論理信号(信号G)を出力する。また信号C,E,及びF
はノアゲート6へ入力され、信号Aの1/8分周信号(信
号H)として出力され、この信号Hは信号Gとともにノ
アゲート7へ入力されて、信号Aを7/16分周した信号
(信号I)として出力される。この信号Iは信号Dとと
もに排他的オアゲート8へ入力し、擬似スタッフデマン
ド(信号J)を出力させ、D型フリップフロップ9は信
号Jを信号Bによりタイミングして、固定スタッフデマ
ンド(信号K)を出力する。
動作を、第2図の信号タイミング図を参照しながら説明
する。オア/ノアゲート1はフレームクロック信号の正
論理及び負論理の両信号(信号A及びB)を出力する。
D型フリップフロップ2は信号Aの2分周信号(105.09
5KHz)の正論理及び負論理の両信号(信号C及びD)を
出力する。D型フリップフロップ3は信号Cの2分周信
号(52.548KHz)の正論理信号(信号E)を出力する。
D型フリップフロップ4では信号Eの2分周信号(26.2
74KHz)の正論理信号(信号F)を出力する。D型フリ
ップフロップ5は信号Fの2分周信号(13.137KHz)の
正論理信号(信号G)を出力する。また信号C,E,及びF
はノアゲート6へ入力され、信号Aの1/8分周信号(信
号H)として出力され、この信号Hは信号Gとともにノ
アゲート7へ入力されて、信号Aを7/16分周した信号
(信号I)として出力される。この信号Iは信号Dとと
もに排他的オアゲート8へ入力し、擬似スタッフデマン
ド(信号J)を出力させ、D型フリップフロップ9は信
号Jを信号Bによりタイミングして、固定スタッフデマ
ンド(信号K)を出力する。
第1図中のスタッフデマンド切替制御回路20は、スタッ
フデマンド切替制御信号の電圧レベルがハイになると固
定スタッフデマンド(信号K)を出力し、ローになると
低次群装置から与えられる低次群スタッフデマンドを出
力する。
フデマンド切替制御信号の電圧レベルがハイになると固
定スタッフデマンド(信号K)を出力し、ローになると
低次群装置から与えられる低次群スタッフデマンドを出
力する。
本実施例では、低次群障害の発生時に低次群スタッフデ
マンドがスタッフ率0あるいは1の状態になると、スタ
ッフデマンド切替制御信号をハイにして固定スタッフデ
マンドを出力させることにより、所定のスタッフ率を維
持できる。
マンドがスタッフ率0あるいは1の状態になると、スタ
ッフデマンド切替制御信号をハイにして固定スタッフデ
マンドを出力させることにより、所定のスタッフ率を維
持できる。
以上説明した様に本考案には、低次群装置に入力信号
断、メモリー読み出しクロック断、ユニット抜けのいず
れかの障害が発生しても、ディジタル多重化装置の所定
のスタッフ率を維持させることができる効果がある。
断、メモリー読み出しクロック断、ユニット抜けのいず
れかの障害が発生しても、ディジタル多重化装置の所定
のスタッフ率を維持させることができる効果がある。
第1図及び第2図は本考案の一実施例のブロック図及び
信号タイミング図である。 1,11……ノア/オアゲート、2〜5,9……D型フリップ
フロップ、6,7,12……〜14……ノアゲート、8……排他
的ノアゲート、10……固定スタッフデマンド発生回路、
20……スタッフデマンド切替制御回路。
信号タイミング図である。 1,11……ノア/オアゲート、2〜5,9……D型フリップ
フロップ、6,7,12……〜14……ノアゲート、8……排他
的ノアゲート、10……固定スタッフデマンド発生回路、
20……スタッフデマンド切替制御回路。
Claims (1)
- 【請求項1】ディジタル多重化方式の低次群装置に入力
信号断、メモリー読み出しクロック断、ユニット抜けの
いずれかの障害が発生した時に前記低次群装置から到来
するスタッフデマンドから固定スタッフデマンドに切替
えで出力するスタッフデマンド切替制御回路と、予め定
めたスタッフ率でスタッフ要求する前記固定スタッフデ
マンド信号を発生させる固定スタッフデマンド発生回路
とを備えていることを特徴とする低次群障害発生時用ス
タッフ率固定回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9052689U JPH0741230Y2 (ja) | 1989-07-31 | 1989-07-31 | 低次群障害発生時用スタッフ率固定回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9052689U JPH0741230Y2 (ja) | 1989-07-31 | 1989-07-31 | 低次群障害発生時用スタッフ率固定回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0332849U JPH0332849U (ja) | 1991-03-29 |
JPH0741230Y2 true JPH0741230Y2 (ja) | 1995-09-20 |
Family
ID=31640042
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9052689U Expired - Lifetime JPH0741230Y2 (ja) | 1989-07-31 | 1989-07-31 | 低次群障害発生時用スタッフ率固定回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0741230Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4926491B2 (ja) * | 2006-02-16 | 2012-05-09 | 株式会社貝印刃物開発センター | 瞼にアイラインを描くための補助具 |
-
1989
- 1989-07-31 JP JP9052689U patent/JPH0741230Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0332849U (ja) | 1991-03-29 |
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