JPS61203793A - 位相検波回路及びこれを用いた時間軸変動補正装置 - Google Patents
位相検波回路及びこれを用いた時間軸変動補正装置Info
- Publication number
- JPS61203793A JPS61203793A JP60045118A JP4511885A JPS61203793A JP S61203793 A JPS61203793 A JP S61203793A JP 60045118 A JP60045118 A JP 60045118A JP 4511885 A JP4511885 A JP 4511885A JP S61203793 A JPS61203793 A JP S61203793A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- signal
- phase
- frequency
- output
- multiplier
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
嵐!jUL
本発明は、位相検波回路及びこれを用いた時間軸変動補
正装置に関する。
正装置に関する。
背景技術
画像再生装置における再生複合映像信号の時間軸変動補
正装置として、従来、第1図に示すものが知られている
。図において、1は可変遅延手段としての例えばCOD
(電荷結合素子)、2は再生複合映像信号に含まれる
水平同期信号を抽出する同期分離回路、3は基準サブキ
ャリア信号発生器4から発生される基準サブキャリア信
号を分周器5で分周しかつトラップ回路6を介して得ら
れる基準同期信号と同期分離回路2で抽出された水平同
期信号との位相差に応じた出力を導出する位相検波回路
、8は位相検波回路3から加算器7を介して供給される
位相差信号の位相補償を行なうイコライザ、9はイコラ
イザ8の出力に応じて発振周波数が変化するVCO(I
!圧圧制御発器器であり、このVCO9の出力をクロッ
クとしてCCD1を駆動する。
正装置として、従来、第1図に示すものが知られている
。図において、1は可変遅延手段としての例えばCOD
(電荷結合素子)、2は再生複合映像信号に含まれる
水平同期信号を抽出する同期分離回路、3は基準サブキ
ャリア信号発生器4から発生される基準サブキャリア信
号を分周器5で分周しかつトラップ回路6を介して得ら
れる基準同期信号と同期分離回路2で抽出された水平同
期信号との位相差に応じた出力を導出する位相検波回路
、8は位相検波回路3から加算器7を介して供給される
位相差信号の位相補償を行なうイコライザ、9はイコラ
イザ8の出力に応じて発振周波数が変化するVCO(I
!圧圧制御発器器であり、このVCO9の出力をクロッ
クとしてCCD1を駆動する。
10は水平同期信号に基いてモノマルチバイブレータ1
1で得られるパーストゲートパルスに応答して作動し、
再生複合映像信号に含まれるバースト信号を抽出するパ
ーストゲート回路、12はパーストゲート回路10で抽
出されたバースト信号と基準サブキャリア信号発生器4
からの基準サブキャリア信号との位相差に応じた出力を
導出する位相検波回路であり、この位相検波回路12の
出力はCCD1の出力側に設けられた位相変調器13に
供給されると共に、LPF (ローパスフィルタ)14
を介して加算器7にも供給されて位相検波回路3の出力
に重畳される。位相変調器13としては、特開昭58−
29104号公報に開示のものを用い得る。
1で得られるパーストゲートパルスに応答して作動し、
再生複合映像信号に含まれるバースト信号を抽出するパ
ーストゲート回路、12はパーストゲート回路10で抽
出されたバースト信号と基準サブキャリア信号発生器4
からの基準サブキャリア信号との位相差に応じた出力を
導出する位相検波回路であり、この位相検波回路12の
出力はCCD1の出力側に設けられた位相変調器13に
供給されると共に、LPF (ローパスフィルタ)14
を介して加算器7にも供給されて位相検波回路3の出力
に重畳される。位相変調器13としては、特開昭58−
29104号公報に開示のものを用い得る。
次に動作について説明する。
CoDl通過後の再生映像信号から同期分離回路2によ
って水平同期信号が抽出され、この水平同期信号と基準
同期信号との位相差が位相検波口M3で検出される。こ
の位相差信号は加算器7及びイコライザ8を介してVC
O9に供給されてその発振周波数を変化させる。このV
CO9の出力をクロックとしてccoiを駆動する負帰
還制御により、再生映像出力に含まれる時間軸変動を補
正し、バーストで位相比較できる程度まで再生映像信号
の時間軸変動を抑圧する。
って水平同期信号が抽出され、この水平同期信号と基準
同期信号との位相差が位相検波口M3で検出される。こ
の位相差信号は加算器7及びイコライザ8を介してVC
O9に供給されてその発振周波数を変化させる。このV
CO9の出力をクロックとしてccoiを駆動する負帰
還制御により、再生映像出力に含まれる時間軸変動を補
正し、バーストで位相比較できる程度まで再生映像信号
の時間軸変動を抑圧する。
更に、CoDl通過後の再生映像信号からパーストゲー
ト回路10によってバースト信号が抽出され、このバー
スト信号の基準サブキャリア信号との位相差が位相検波
回路12で検出される。この位相差信号はLPF14を
介して加算器7に供給され、イコライザ8を介してVC
O9の発振周波数を制御することにより、周波数低域で
のバーストサーボをかけている。すなわち、水平同期信
号によるサーボとの二重サーボループとなっており、基
本的には水平同期信号でサーボをかけ、バースト信号で
サーボをかけるの、はバーストサーボ系の動作範囲内に
基準サブキャリア信号とバースト信号との位相関係を追
い込むためである。そして、位相検波回路12の出力は
位相変調器13に供給され、CoDl通過侵の再生映像
信号を逆変調することにより、再生映像信号に含まれる
時間軸変動(COD補正での残留ジッタを含む)の補正
が行なわれる。位相変調器13の出力はバッファアンプ
15を介して再生映像出力となる。
ト回路10によってバースト信号が抽出され、このバー
スト信号の基準サブキャリア信号との位相差が位相検波
回路12で検出される。この位相差信号はLPF14を
介して加算器7に供給され、イコライザ8を介してVC
O9の発振周波数を制御することにより、周波数低域で
のバーストサーボをかけている。すなわち、水平同期信
号によるサーボとの二重サーボループとなっており、基
本的には水平同期信号でサーボをかけ、バースト信号で
サーボをかけるの、はバーストサーボ系の動作範囲内に
基準サブキャリア信号とバースト信号との位相関係を追
い込むためである。そして、位相検波回路12の出力は
位相変調器13に供給され、CoDl通過侵の再生映像
信号を逆変調することにより、再生映像信号に含まれる
時間軸変動(COD補正での残留ジッタを含む)の補正
が行なわれる。位相変調器13の出力はバッファアンプ
15を介して再生映像出力となる。
ここで、上述した二重サーボループについて更に詳述す
るならば、再生映像信号に含まれる水平同期信号とバー
スト信号との位相関係は通常法まつでおらず、又位相検
波回路12は第2図に示す如きエクスクル−シブORゲ
ートによる掛算器構成となっており、2人力の位相差に
対する出力電圧は第3図に示すようになっている。第3
図から明らかなように、位相検波回路12を位相差+9
0’ (又は−90°)を基準に動作させることによ
り、ダイナミックレンジを最大±90°とすることがで
きるから、位相検波回路12をできる限り広い範囲で動
作させ得るように、水平同期信号とバースト信号との位
相差に対応したLPF14の出力をVCO9に供給し、
周波数低域でのバーストサーボをかけているのである。
るならば、再生映像信号に含まれる水平同期信号とバー
スト信号との位相関係は通常法まつでおらず、又位相検
波回路12は第2図に示す如きエクスクル−シブORゲ
ートによる掛算器構成となっており、2人力の位相差に
対する出力電圧は第3図に示すようになっている。第3
図から明らかなように、位相検波回路12を位相差+9
0’ (又は−90°)を基準に動作させることによ
り、ダイナミックレンジを最大±90°とすることがで
きるから、位相検波回路12をできる限り広い範囲で動
作させ得るように、水平同期信号とバースト信号との位
相差に対応したLPF14の出力をVCO9に供給し、
周波数低域でのバーストサーボをかけているのである。
このように、従来の位相検波回路12では、バーストサ
ーボ系の動作範囲内に基準サブキャリア信号とバースト
信号との位相関係を追い込むためには、二重サーボルー
プ構成を採らなければならなかった。しかし、二重サー
ボループめ両基準点が位相的に常に一致しているとは限
らず、例えば回路素子のバラツキ等により両基準点に位
相差があった場合には互いに干渉し合うことになるため
、二重サーボループ構成は好ましいとは言えない。
ーボ系の動作範囲内に基準サブキャリア信号とバースト
信号との位相関係を追い込むためには、二重サーボルー
プ構成を採らなければならなかった。しかし、二重サー
ボループめ両基準点が位相的に常に一致しているとは限
らず、例えば回路素子のバラツキ等により両基準点に位
相差があった場合には互いに干渉し合うことになるため
、二重サーボループ構成は好ましいとは言えない。
また、ダイナミックレンジを±90°90°広げること
ができないという欠点があった。
ができないという欠点があった。
11正11
本発明は、上述した点に鑑みなされたもので、ダイナミ
ックレンジを広くとれると共に時間軸サーボ系を二重ル
ープ構成とする必要がない位相検波回路及びこれを用い
た時間軸変動補正装置を提供することを目的とする。
ックレンジを広くとれると共に時間軸サーボ系を二重ル
ープ構成とする必要がない位相検波回路及びこれを用い
た時間軸変動補正装置を提供することを目的とする。
本発明による位相検波回路は、第1の信号を1/2分周
する第1の分周器と、第2の信号を1/2分周する第2
の分周器と、第1及び第2の分周器の各分周出力を掛算
することにより第1及び第2の信号の位相差に応じた出
力を発生する掛算器と、この掛算器の出力に基いて前記
各分周出力の位相差の絶対値が略45°から略135°
の範囲を越えたとき第1の信号を90°位相シフトして
第1の分周器に供給する手段とを備えた構成となってい
る。
する第1の分周器と、第2の信号を1/2分周する第2
の分周器と、第1及び第2の分周器の各分周出力を掛算
することにより第1及び第2の信号の位相差に応じた出
力を発生する掛算器と、この掛算器の出力に基いて前記
各分周出力の位相差の絶対値が略45°から略135°
の範囲を越えたとき第1の信号を90°位相シフトして
第1の分周器に供給する手段とを備えた構成となってい
る。
また、本発明による時間軸変動補正装置は、再生複合映
像信号から抽出された水平同期信号と基準同期信号との
位相差に応じた出力を導出する第1の位相検波回路と、
再生複合映像信号から抽出されたバースト信号と基準サ
ブキャリア信号との位相差に応じた出力を導出する第2
の位相検波回路ととを備え、第1の位相検波回路の出力
を複合映像検出系に設けられた可変遅延手段に供給しか
つ第2の位相検波回路の出力を可変遅延手段の出力側に
設けられた位相変調器に供給することによって時間軸変
動を補正するようになされた時間軸変動補正装置を対象
とし、第2の位相検波回路が、基準サブキャリア信号(
又はバースト信号)を1/2分周する第1の分周器と、
バースト信号(又は基準サブキャリア信号)を1/2分
周する第2の分周器と、第1及び第2の分周器の各分周
比・力を掛算することにより前記位相差に応じた出力を
発生する掛算器と、この掛算器の出力に基いて前記各分
周出力の位相差の絶対値が略45°から略135°の範
囲を越えたとき基準サブキャリア信号(又はバースト信
号)を90°位相シフトして第1の分周器に供給する手
段とを備えた構成となっている。
像信号から抽出された水平同期信号と基準同期信号との
位相差に応じた出力を導出する第1の位相検波回路と、
再生複合映像信号から抽出されたバースト信号と基準サ
ブキャリア信号との位相差に応じた出力を導出する第2
の位相検波回路ととを備え、第1の位相検波回路の出力
を複合映像検出系に設けられた可変遅延手段に供給しか
つ第2の位相検波回路の出力を可変遅延手段の出力側に
設けられた位相変調器に供給することによって時間軸変
動を補正するようになされた時間軸変動補正装置を対象
とし、第2の位相検波回路が、基準サブキャリア信号(
又はバースト信号)を1/2分周する第1の分周器と、
バースト信号(又は基準サブキャリア信号)を1/2分
周する第2の分周器と、第1及び第2の分周器の各分周
比・力を掛算することにより前記位相差に応じた出力を
発生する掛算器と、この掛算器の出力に基いて前記各分
周出力の位相差の絶対値が略45°から略135°の範
囲を越えたとき基準サブキャリア信号(又はバースト信
号)を90°位相シフトして第1の分周器に供給する手
段とを備えた構成となっている。
実 施 例
以下、本発明の実施例を図に基づいて詳細に説明する。
第4図は、本発明による位相検波回路の一実施例を示す
ブロック図である。図において、基準サブキャリア信号
は切換スイッチ16の一人力となると共に90”位相シ
フト回路17で位相反転されて切換スイッチ16の他人
力となる。切換スイッチ16の出力は1/2分周器18
で1/2分周された後、切換スイッチ19の一人力とな
ると共にインバータ20で位相反転されて切換スイッチ
19の他人力となる。切換スイッチ19の出力は掛算器
21の一方の入力となる。
ブロック図である。図において、基準サブキャリア信号
は切換スイッチ16の一人力となると共に90”位相シ
フト回路17で位相反転されて切換スイッチ16の他人
力となる。切換スイッチ16の出力は1/2分周器18
で1/2分周された後、切換スイッチ19の一人力とな
ると共にインバータ20で位相反転されて切換スイッチ
19の他人力となる。切換スイッチ19の出力は掛算器
21の一方の入力となる。
再生映像信号からパーストゲート回路10で抽出された
バースト信号は、1/2分周器22で1/2分周され、
ANDゲート23を介して掛算器21の他方の入力とな
ると共に当該掛算器21のイネーブル入力となる。掛算
器21は第2図に示すエクシクルーシブ○Rゲート構成
となっており、バースト信号の1/2分周波と基準サブ
キャリア信号の1/2分周波との位相差に対する出力電
圧は第3図に示す如くなり、その2倍の位相差がバース
ト信号と基準サブキャリア信号との位相差となる。lI
)算器21では、イネーブル入力によって、再生映像側
のタイミング信号(バースト信号)の発生期間中のみ掛
算動作を可能とし、その他の期間は動作を禁止した構成
となっているため、上記その他の期間に生ずる不要出力
の発生を防止できることになる。
バースト信号は、1/2分周器22で1/2分周され、
ANDゲート23を介して掛算器21の他方の入力とな
ると共に当該掛算器21のイネーブル入力となる。掛算
器21は第2図に示すエクシクルーシブ○Rゲート構成
となっており、バースト信号の1/2分周波と基準サブ
キャリア信号の1/2分周波との位相差に対する出力電
圧は第3図に示す如くなり、その2倍の位相差がバース
ト信号と基準サブキャリア信号との位相差となる。lI
)算器21では、イネーブル入力によって、再生映像側
のタイミング信号(バースト信号)の発生期間中のみ掛
算動作を可能とし、その他の期間は動作を禁止した構成
となっているため、上記その他の期間に生ずる不要出力
の発生を防止できることになる。
掛算器21の出力は第1図における位相変調器13の制
御入力になると共に、LPF24を介してウィンドコン
パレータ25の比較入力となる。
御入力になると共に、LPF24を介してウィンドコン
パレータ25の比較入力となる。
ウィンドコンパレータ25は比較器COMP+。
COM P 2及びORゲート26からなり、切換スイ
ッチ16の切換え制御を行なう。LP下24の出力は、
通常位相関係が決まっていない再生映像信号の水平同期
信号とバースト信号との位相差に対応しており、ウィン
ドコンパレータ25はこのLPF24の出力に基いてバ
ースト信号の1/2分周波と基準サブキャリア信号の1
/2分周波との位相差の絶対値が略45°から略135
°の範囲を越えたとき切換えスイッチ16を切換え制御
し、90°位相シフトされた基準サブキャリア信号を1
/2分周器18に供給する。
ッチ16の切換え制御を行なう。LP下24の出力は、
通常位相関係が決まっていない再生映像信号の水平同期
信号とバースト信号との位相差に対応しており、ウィン
ドコンパレータ25はこのLPF24の出力に基いてバ
ースト信号の1/2分周波と基準サブキャリア信号の1
/2分周波との位相差の絶対値が略45°から略135
°の範囲を越えたとき切換えスイッチ16を切換え制御
し、90°位相シフトされた基準サブキャリア信号を1
/2分周器18に供給する。
これにより、基準サブキャリア信号の1/2分周波は4
5°位相シフトされたことになり、掛算器21のダイナ
ミックレンジを最悪で+45°、位相検波回路としては
、位相差が2倍であるから最悪でも±90”のダイナミ
ックレンジを確保できることになる。すなわち、バース
ト信号の1/2分周波と基準サブキャリア信号の1/2
分周波との位相差の絶対値が例えば45°のときには、
基準サブキャリア信号の90”位相シフトは行なわれず
、掛算器21の出力は+45° (又は−45°)が動
作基準となり、動作範囲は+45°となるから、位相検
波回路としてのダイナミックレンジは+90°となる。
5°位相シフトされたことになり、掛算器21のダイナ
ミックレンジを最悪で+45°、位相検波回路としては
、位相差が2倍であるから最悪でも±90”のダイナミ
ックレンジを確保できることになる。すなわち、バース
ト信号の1/2分周波と基準サブキャリア信号の1/2
分周波との位相差の絶対値が例えば45°のときには、
基準サブキャリア信号の90”位相シフトは行なわれず
、掛算器21の出力は+45° (又は−45°)が動
作基準となり、動作範囲は+45°となるから、位相検
波回路としてのダイナミックレンジは+90°となる。
これは最悪の場合であって、バースト信号の1/2分周
波と基準サブキャリア信号の1/2分周波との位相差の
絶対値が90°の場合は、掛算器21の出力は+90°
(又は−90°)が動作基準となり、動作範囲は+9
0°となるから、位相検波回路としては、最大の±18
0°のダイナミックレンジが得られることになる。
波と基準サブキャリア信号の1/2分周波との位相差の
絶対値が90°の場合は、掛算器21の出力は+90°
(又は−90°)が動作基準となり、動作範囲は+9
0°となるから、位相検波回路としては、最大の±18
0°のダイナミックレンジが得られることになる。
なお、掛算器21の出力は、バースト信号の1/2分周
波と基準サブキャリア信号の1/2分周波との位相差の
絶対値が90°以外では直流成分を含んだまま第1図に
おける位相変調器13の制御入力となるが、位相変調器
13として特開昭58−29104号公報に開示のもの
を用いた場合、その入力段がコンデンサ結合となってい
るから、位相変調器13は直流成分をカットし時間軸変
動成分のみに対して動作することになる。
波と基準サブキャリア信号の1/2分周波との位相差の
絶対値が90°以外では直流成分を含んだまま第1図に
おける位相変調器13の制御入力となるが、位相変調器
13として特開昭58−29104号公報に開示のもの
を用いた場合、その入力段がコンデンサ結合となってい
るから、位相変調器13は直流成分をカットし時間軸変
動成分のみに対して動作することになる。
基準サブキャリア信号に対してバースト信号の位相が遅
れているか否かを判定するためのエツジ・トリガードD
−F/F(D型フリップフロップ)27が設けられてい
る。D−F/F27は基準サブキャリア信号の1/2分
周波をトリが入力、バースト信号の172分周波をデー
タ入力とし、基準サブキャリア信号の1/2分周波の立
上がりエツジによりバースト信号の1/2分周波が高レ
ベルにあるか低レベルにあるか、すなわち基準サブキャ
リア信号に対してバースト信号の位相が進んでいるか遅
れているかを検出し、もし低レベル(ffれている)の
場合には、切換えスイッチ19を切換え制御して位相反
転された基準サブキャリア信号の1/2分周波を掛算器
21に供給する。
れているか否かを判定するためのエツジ・トリガードD
−F/F(D型フリップフロップ)27が設けられてい
る。D−F/F27は基準サブキャリア信号の1/2分
周波をトリが入力、バースト信号の172分周波をデー
タ入力とし、基準サブキャリア信号の1/2分周波の立
上がりエツジによりバースト信号の1/2分周波が高レ
ベルにあるか低レベルにあるか、すなわち基準サブキャ
リア信号に対してバースト信号の位相が進んでいるか遅
れているかを検出し、もし低レベル(ffれている)の
場合には、切換えスイッチ19を切換え制御して位相反
転された基準サブキャリア信号の1/2分周波を掛算器
21に供給する。
これにより、掛算器21の出力(第3図参照)は+90
°を基準に動作することになる。なお、基準サブキャリ
ア信号に対してバースト信号の位相が進んでいる場合に
、切換えスイッチ19を切換え制御して位相反転された
基準サブキャリア信号の1/2分周波を掛算器21に供
給することにより、掛算器21の出力を一90°を基準
に動作させることもできる。
°を基準に動作することになる。なお、基準サブキャリ
ア信号に対してバースト信号の位相が進んでいる場合に
、切換えスイッチ19を切換え制御して位相反転された
基準サブキャリア信号の1/2分周波を掛算器21に供
給することにより、掛算器21の出力を一90°を基準
に動作させることもできる。
1/2分周器22の分周出力はANDゲート28の一人
力ともなる。ANDゲート28は第1図におけるMMV
IIで生成されたバーストゲートパルスを個入力とし、
その出力はリセット優先のR3−F/F29のセット入
力となる。F/F29は同様にリセット優先のR8−F
/F30の出力によりリセットされ、その出力はAND
ゲート23の個入力となる。F/F30はANDゲート
23の出力をセット入力、インバータ31で反転された
パーストゲートパルスをリセット入力としている。以上
の回路は、パーストゲートパルスが出力されてから1回
目のバースト信号の1/2分周波の高レベル区間で掛算
器21を動作させるために設けられたものである。
力ともなる。ANDゲート28は第1図におけるMMV
IIで生成されたバーストゲートパルスを個入力とし、
その出力はリセット優先のR3−F/F29のセット入
力となる。F/F29は同様にリセット優先のR8−F
/F30の出力によりリセットされ、その出力はAND
ゲート23の個入力となる。F/F30はANDゲート
23の出力をセット入力、インバータ31で反転された
パーストゲートパルスをリセット入力としている。以上
の回路は、パーストゲートパルスが出力されてから1回
目のバースト信号の1/2分周波の高レベル区間で掛算
器21を動作させるために設けられたものである。
すなわち、パーストゲートパルスが高レベルになると、
1回目のバースト1/2分周波の立上がりエツジにより
F/F29をセットし、これによりF/F29の出力が
高レベルとなってANDゲート23をオンとし、バース
ト172分周波を掛算器21に供給する。次に、このバ
ースト172分周波が低レベルとなると、その立下がり
エツジでF/F30が動作し、その出力が高レベルとな
ってF/F 29をリセットする。これにより、F/F
29の出力が低レベルとなってANDゲート23をオフ
とし、掛算器21へのバースト1/2分周波の供給を停
止するから、掛算器21の動作は停止する。パーストゲ
ートパルスが低レベルになると、F/F30はリセット
され、その出力は低レベルに戻り、F/F29はセット
待ち受は状態となるが、このときはパーストゲートパル
スが低レベルとなっているのでセット入力は入ってこな
い。パーストゲートパルスが再び高レベルになると、上
記と同じ動作が行なわれる。
1回目のバースト1/2分周波の立上がりエツジにより
F/F29をセットし、これによりF/F29の出力が
高レベルとなってANDゲート23をオンとし、バース
ト172分周波を掛算器21に供給する。次に、このバ
ースト172分周波が低レベルとなると、その立下がり
エツジでF/F30が動作し、その出力が高レベルとな
ってF/F 29をリセットする。これにより、F/F
29の出力が低レベルとなってANDゲート23をオフ
とし、掛算器21へのバースト1/2分周波の供給を停
止するから、掛算器21の動作は停止する。パーストゲ
ートパルスが低レベルになると、F/F30はリセット
され、その出力は低レベルに戻り、F/F29はセット
待ち受は状態となるが、このときはパーストゲートパル
スが低レベルとなっているのでセット入力は入ってこな
い。パーストゲートパルスが再び高レベルになると、上
記と同じ動作が行なわれる。
なお、上記実施例では、パーストゲートパルスから1回
目のバースト1/2分周波の高レベルの区間で掛算器を
動作させる構成としたが、カウンタを設けて1回目、2
回目の高レベルの区間で掛算器を動作させるようにして
も良い。これによって、掛算動作はより感度が高くなり
、精度も良くなるという効果が得られる。
目のバースト1/2分周波の高レベルの区間で掛算器を
動作させる構成としたが、カウンタを設けて1回目、2
回目の高レベルの区間で掛算器を動作させるようにして
も良い。これによって、掛算動作はより感度が高くなり
、精度も良くなるという効果が得られる。
また、上記実施例では、基準サブキャリア信号を90°
位相シフトしかつその1/2分周波を位相反転させる方
式を示したが、バースト信号を90°位相シフトしかつ
その1/2分周波を位相反転させる方式であっても良く
、上記実施例と同様の効果が得られる。
位相シフトしかつその1/2分周波を位相反転させる方
式を示したが、バースト信号を90°位相シフトしかつ
その1/2分周波を位相反転させる方式であっても良く
、上記実施例と同様の効果が得られる。
以上説明したように、本発明による位相検波回路よれば
、最悪でも±90″のダイナミックレンジを確保でき、
最大±180゛のダイナミツフレ・ンジが得られるので
ある。また、位相検波回路自体が基準サブキャリア信号
とバースト信号との位相関係を動作範囲内に追い込む機
能を有するので、そのためのサーボループを別に設ける
必要がないのである。また更に、回路がロジック構成と
なっているので、IC(集積回路)化し易く、低コスト
にて実現できることになる。
、最悪でも±90″のダイナミックレンジを確保でき、
最大±180゛のダイナミツフレ・ンジが得られるので
ある。また、位相検波回路自体が基準サブキャリア信号
とバースト信号との位相関係を動作範囲内に追い込む機
能を有するので、そのためのサーボループを別に設ける
必要がないのである。また更に、回路がロジック構成と
なっているので、IC(集積回路)化し易く、低コスト
にて実現できることになる。
従って、かかる位相検波回路を第1図における位相検波
回路12に代えて用いることにより、・LPF14を介
してのサーボループが不要となり、従来問題となってい
た二重サーボループによる弊害を解消できるので、確実
に時間軸変動を補正でき、またバーストサーボ系のダイ
ナミックレンジを広くとることもできる。
回路12に代えて用いることにより、・LPF14を介
してのサーボループが不要となり、従来問題となってい
た二重サーボループによる弊害を解消できるので、確実
に時間軸変動を補正でき、またバーストサーボ系のダイ
ナミックレンジを広くとることもできる。
第1図は従来の時間軸変動補正装置の一例を示すブロッ
ク図、第2図は第1図における位相検波回路の具体的構
成を示す回路図、第3図は位相検波回路の位相差に対す
る出力電圧の特性図、第4図は本発明による位相検波回
路の一実施例を示すブロック図である。 主要部分の符号の説明 2・・・・・・同期分離回路 3.12・・・・・・位相検波回路 4・・・・・・基準サブキャリア信号発生器9・・・・
・・電圧制御発振器 10・・・・・・パーストゲート回路 13・・・・・・位相変調器 18・・・・・・1/
2分周器21・・・・・・掛算器
ク図、第2図は第1図における位相検波回路の具体的構
成を示す回路図、第3図は位相検波回路の位相差に対す
る出力電圧の特性図、第4図は本発明による位相検波回
路の一実施例を示すブロック図である。 主要部分の符号の説明 2・・・・・・同期分離回路 3.12・・・・・・位相検波回路 4・・・・・・基準サブキャリア信号発生器9・・・・
・・電圧制御発振器 10・・・・・・パーストゲート回路 13・・・・・・位相変調器 18・・・・・・1/
2分周器21・・・・・・掛算器
Claims (4)
- (1)第1の信号及び第2の信号の位相差に応じた出力
を導出する位相検波回路であって、前記第1の信号を1
/2分周する第1の分周器と、前記第2の信号を1/2
分周する第2の分周器と、前記第1及び第2の分周器の
各分周出力を掛算することにより前記位相差に応じた出
力を発生する掛算器と、前記掛算器の出力に基いて前記
各分周出力の位相差の絶対値が略45°から略135°
の範囲を越えたとき前記第1の信号を90°位相シフト
して前記第1の分周器に供給する手段とを備えたことを
特徴とする位相検波回路。 - (2)前記第1の信号に対して前記第2の信号の位相が
遅れている(又は進んでいる)とき前記第1の分周器の
分周出力を位相反転して前記掛算器に供給する手段を含
むことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の位相検
波回路。 - (3)再生複合映像信号から抽出された水平同期信号と
基準同期信号との位相差に応じた出力を導出する第1の
位相検波回路と、再生複合映像信号から抽出されたバー
スト信号と基準サブキャリア信号との位相差に応じた出
力を導出する第2の位相検波回路とを備え、前記第1の
位相検波回路の出力を複合映像検出系に設けられた可変
遅延手段に供給しかつ前記第2の位相検波回路の出力を
前記可変遅延手段の出力側に設けられた位相変調器に供
給することによって時間軸変動を補正するようになされ
た時間軸変動補正装置であって、前記第2の位相検波回
路は、前記基準サブキャリア信号(又はバースト信号)
を1/2分周する第1の分周器と、前記バースト信号(
又は基準サブキャリア信号)を1/2分周する第2の分
周器と、前記第1及び第2の分周器の各分周出力を掛算
することにより前記位相差に応じた出力を発生する掛算
器と、前記掛算器の出力に基いて前記各分周出力の位相
差の絶対値が略45°から略135°の範囲を越えたと
き前記基準サブキャリア信号(又はバースト信号)を9
0°位相シフトして前記第1の分周器に供給する手段と
を備えたことを特徴とする時間軸変動補正装置。 - (4)前記基準サブキャリア信号(又はバースト信号)
に対して前記バースト信号(又は基準サブキャリア信号
)の位相が遅れている(又は進んでいる)とき前記第1
の分周器の分周出力を位相反転して前記掛算器に供給す
る手段を含むことを特徴とする特許請求の範囲第3項記
載の時間軸変動補正装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60045118A JPS61203793A (ja) | 1985-03-07 | 1985-03-07 | 位相検波回路及びこれを用いた時間軸変動補正装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60045118A JPS61203793A (ja) | 1985-03-07 | 1985-03-07 | 位相検波回路及びこれを用いた時間軸変動補正装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61203793A true JPS61203793A (ja) | 1986-09-09 |
Family
ID=12710353
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60045118A Pending JPS61203793A (ja) | 1985-03-07 | 1985-03-07 | 位相検波回路及びこれを用いた時間軸変動補正装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61203793A (ja) |
-
1985
- 1985-03-07 JP JP60045118A patent/JPS61203793A/ja active Pending
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6166606A (en) | Phase and frequency locked clock generator | |
JPS61203793A (ja) | 位相検波回路及びこれを用いた時間軸変動補正装置 | |
JPS6014522A (ja) | デジタル信号に同期したクロツク信号発生装置 | |
JPH02309778A (ja) | クロック生成回路 | |
KR100189877B1 (ko) | 시간축 보정장치 | |
JP2884643B2 (ja) | 位相同期クロック生成装置 | |
JPS61219286A (ja) | 時間軸補正装置の書込クロツク発生回路 | |
JP2870222B2 (ja) | サブキャリア再生器 | |
JP2795008B2 (ja) | 位相同期発振回路の耐入力クロック断回路方式 | |
JPH03119881A (ja) | クロック発生回路 | |
KR0167459B1 (ko) | 칼라 위상 오차 검출장치의 기준 색신호 발생회로 | |
KR100195086B1 (ko) | 위상동기 루프 주파수 신서사이저 회로 | |
JPS6038068B2 (ja) | Afc回路 | |
JPH1155115A (ja) | 外部同期クロック発生装置 | |
JPS63116521A (ja) | 周波数−電圧変換器 | |
JPH05300470A (ja) | クロック信号生成回路 | |
JPH07226860A (ja) | Pll回路 | |
JPH0322773A (ja) | 位相同期型発振回路 | |
JPH05236296A (ja) | 同期信号再生方式 | |
JPS6354077A (ja) | ビデオデイスクプレ−ヤ | |
JPH06189157A (ja) | ジッタ軽減方法 | |
JPS61140285A (ja) | Vtrのサ−ボ回路 | |
JPH0984039A (ja) | 標本化クロック生成装置 | |
JPH1146172A (ja) | フレームパルス発生装置 | |
JPH06121187A (ja) | 高品位テレビジョン受像器のクロック同期化回路 |